JPH072222B2 - 紗連続塗装方法および装置 - Google Patents

紗連続塗装方法および装置

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JPH072222B2
JPH072222B2 JP1974792A JP1974792A JPH072222B2 JP H072222 B2 JPH072222 B2 JP H072222B2 JP 1974792 A JP1974792 A JP 1974792A JP 1974792 A JP1974792 A JP 1974792A JP H072222 B2 JPH072222 B2 JP H072222B2
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parallel
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茂樹 藤橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン及びステ
レオ等のスピーカー,リフレクター等の表面カバーの表
地に供される紗(極細網目布)の連続塗装方法及びその
実施に直接使用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン及びステレオのスピーカ
ー,リフレクター等の表面には、主に黒色で代表される
ポリエステル繊維からなる紗がカバーの表地として被着
されているが、当該紗を塗装する方法として、従来は図
7の模式図に示す様な塗装方法が採られてきた。
【0003】図中、aは塗料噴霧ノズル、bは受け台、
cは紗、dは噴霧塗料である。当該従来の塗装方法に於
いては、撓みを防止するため紗cを受け台bの上に緊張
載置し、上方より塗料噴霧ノズルaにて塗料dを噴霧
し、均等に当該噴霧塗料dを前記紗cに塗装しようとす
るものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の塗装方法であると、紗cを載置する受け台bによっ
て、上方の塗料噴霧ノズルaから噴霧される噴霧塗料d
は前記紗cに付着し、表面張力や毛細管現象により被塗
装物たる紗cの極細網目に目詰まりを生ずる。言うまで
もなく、前記目詰まりした紗cをスピーカーやリフレク
ター等の表面カバーの表地に使用すれば音抜けが悪くな
るので、使用することは出来ない。
【0005】又、塗装毎に人手により紗cを受け台bに
緊張取り付けたり、乾燥を俟って取り外すため生産効率
が極端に悪くコスト高を招いていた。ここにおいて、本
発明は前記従来の課題に鑑み、塗装に於いて目詰まりを
発生させない紗連続塗装方法および装置を提供せんとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題の解決は、本発
明が次に列挙する新規な特徴的構成手法及び手段を採用
することにより達成される。即ち、本発明法の特徴は、
前進方向とこれに直交する方向との二軸方向に緊張保持
しつつ定速進行する紗の下側を負圧とし上側から噴霧塗
装して目詰りを回避してなる紗連続塗装方法である。
【0007】本発明装置の第1の特徴は、着脱空転自在
に支承された被塗装物たる繰出用紗捲ロールを順次繰出
す紗供給装置と、当該紗供給装置から送られて来た紗の
両側縁近傍を突き刺し前方へ牽引して前進方向とこれに
直交する幅方向の二軸方向に緊張保持するピンタックを
植立しかつ可逆モーターにて駆動自在な相対峙する並行
無端チェーンコンベアよりなる紗緊張搬送部と、前記紗
供給装置から送り出されて来た紗の進行中心に前記紗緊
張搬送部の前段の幅方向中心を整合調節動する心出し調
整制御部と、前記紗緊張搬送部中間段の所定密閉囲包領
域内上側の前進方向と直交する方向に往復移動自在な噴
霧ノズルを設けかつ下側に排気ファンと連通する吸出ダ
クトを開口する塗装部と、当該塗装部から前記並行無端
チェーンコンベアにより排出されて来た紗を熱風乾燥す
る前記紗緊張搬送部後段の所定密閉囲包領域に設けた乾
燥部とを備える本体装置と、当該乾燥部より当該紗緊張
搬送部終端まで前記並行無端チェーンコンベアで排出さ
れて来た紗を受取り案内する誘導部を通して順次着脱回
転自在に支承した捲取用紗捲ロールに捲取って行く紗捲
取装置とからなる紗連続塗装装置である。
【0008】本発明装置の第2の特徴は、前記第1の特
徴における心出し調整制御部が、紗緊張搬送部前段の左
右両並行サイドフレーム各基端をそれぞれ当該紗緊張搬
送部中間段の前端に独立して左右幅方向揺動自在に蝶着
する一方、前記並行サイドフレーム前端各下側に固着し
た雌螺子孔ブロックと軸受に亙りそれぞれ幅方向貫通す
る左右一対の蝶軸の各内端に各可逆モーター駆動のプー
リーを固着し、他方、紗の通過両側縁位置をそれぞれ検
出して紗幅方向中心に前記並行サイドフレームの相対向
間隔中心を追従整合自在にそれぞれの前記可逆モーター
を正逆転制御指令する紗側縁検知センサーを前記並行サ
イドフレームの各々前端上の紗両側縁通過位置に臨ませ
てなる紗連続塗装装置である。
【0009】
【作用】本発明は、前記の様な手法及び手段を講じたの
で、着脱空転自在に支承した繰出用紗捲ロールを順次外
側より繰出し、心出し調整制御部を通って紗の一軸幅方
向と紗緊張搬送部の幅方向中心を一致させながら紗緊張
搬送部の並行無端チェーンコンベアのピンタック群にて
次々と当該紗両側端近傍に沿って突刺し、前方へ牽引す
ることにより二軸方向に緊張保持しつつ塗装部へと搬送
する。
【0010】塗装部では、前記紗緊張搬送部と同様の並
行無端チェーンコンベアにて前記紗を二軸方向に緊張保
持しつつ、上方に吊設された前記紗の幅一軸方向へ往復
運動自在な噴霧ノズルよりの噴霧塗料と、上側に外部よ
り導入される外気を、前記紗の下部空間に開口する吸出
ダクトより一括吸入して下側を負圧とされた前記紗に前
記噴霧塗料及び外気を網目を通し下側に強制吸引通過せ
しめ目詰まりなく塗装する。
【0011】塗装を終えた前記紗は、前記同様並行無端
チェーンコンベアにて緊張保持されたままの状態で乾燥
部へと搬入される。当該乾燥部に於いても前記同様並行
無端チェーンコンベアにて緊張保持したまま、熱風乾燥
法によって前記紗に付着した塗料の乾燥・固化を行う。
乾燥を終えた紗は、本体装置の前記並行無端チェーンコ
ンベアから解放されて、紗誘導部にて進行方向を下向き
に変向されて捲取用紗捲ロールへと誘導され、当該捲取
用紗捲ロールにて順次捲取られて塗装前同様の紗捲ロー
ルとなる。
【0012】
【実施例】
(装置例)本発明装置の実施例を図面につき詳説する。
図1は本実施例の紗連続塗装装置の側面図、図2は同・
平面図、図3は同・塗装工程を説明する一部破断模式正
面図、図4は紗を搬送するチェーンコンベアを説明する
模式斜視図、図5は同・要部拡大側面図、図6は紗捲ロ
ールの取付支承状態説明図である。
【0013】図中、Aは紗連続塗装装置、Bは紗、Cは
本体装置、1は紗供給装置、2は紗案内ロール、3は紗
側縁検知センサー、4は繰出用紗捲ロール、αは紗緊張
搬送部、5,5′は可逆モーター、6は無端ベルト、
6′は無端チェーン、7は紗両縁抑え側車、8は駆動シ
ャフト、8a,10aはスプロケット、9,9は一定間
隔で相対峙する並行無端チェーンコンベア、10は従動
シャフトである。
【0014】βは塗装部、βaは密閉塗装室、11はピ
ンタック植込ブロック、12はピンタック、13は噴霧
ノズル、14は移動レール、15は通気窓、16は吸出
ダクト、16aは排出口、17は排気ファン、18は通
気フィルター、19は排気ファン駆動モーター、20は
操作扉、21は吸引口、21aは排気フィルターであ
る。
【0015】γは乾燥部、γaは密閉乾燥室、22は排
気ファン、23は温度計、24は紗捲取装置、25は捲
取用紗捲ロール、26,27は誘導部の紗誘導ロールで
ある。εは心出し調整制御部、28は左右並行サイドフ
レーム、29は軸受、30は螺軸、31は雌螺子孔ブロ
ック、32はプーリー、33は螺番、34は左右微調整
動限界センサー、35は回転ハンドル、36は螺棒、3
7はテーパー形挾み支承部材、38は円筒芯軸、39は
固定部材、40は逆風ファン41付蒸気ラジエター、4
2は差圧センサー、43は捲取紗ロール軸である。尚、
図中の同一部材に付いては、同一符号を付した。
【0016】(方法例)こゝで、紗連続塗装装置Aに適
用した本発明法の実施手順例につき紗の一連の処理の流
れに沿って説明する。被塗装物たる紗Bは繰出用紗捲ロ
ール4として巻物状で本手順工程へと運ばれてくるの
で、紗塗装装置Aへは図6に示すよう円筒芯軸38両端
を紗供給装置1の挾み支承部材37で空転自在に内嵌支
承して装填する。当該紗供給装置1から順次剥離繰出さ
れた紗Bは、紗案内ロール2及び左右の紗側縁検知セン
サー3,3を通過し、紗緊張搬送部αへと導かれる。
【0017】尚、当該紗緊張搬送部αへは、最初は人力
にて紗Bを引張って来て幅方向に緊張して両側縁近傍に
沿って、紗緊張搬送部αのチェーンコンベア9,9のピ
ンタック群12に引っかけ、その後チェーンコンベア
9,9を動作して、当該チェーンコンベア9,9の駆動
力によりピンタック群12が前方へ牽引して前記紗Bを
前進方向とこれに直交する幅方向の二軸方向に緊張保持
して引張る。
【0018】前記紗緊張搬送部αへと導かれた紗Bは、
紗連続塗装装置Aの長手方向、順次前段心出し調整制御
部εと中間段塗装部β及び後段乾燥部γに亙り紗緊張搬
送部α全長にかけて連設された図4に示す左右の並行無
端チェーンコンベア9,9の斜線部に沿って外向き直立
配置された図5に示すピンタック12群にて両側縁近傍
を貫通され、二軸方向に緊張保持され搬送される。
【0019】当該ピンタック12群は、適宜本数が一組
となってピンタック植込ブロック11上に植立されてお
り、当該ピンタック植込ブロック11は前記チェーンコ
ンベア9のリンク9aに固着されている。前記チェーン
コンベア9,9の駆動シャフト8は、速度可変自在なモ
ーター5にてチェーン6′,スプロケット8aを介して
回動自在となっている。
【0020】尚、もう一方の従動シャフト10は空転自
在にスプロケット10aにて前記チェーンコンベア9,
9を支持している。よって任意回転数で前記モーター5
を駆動すれば、連動する前記駆動シャフト8は回動さ
れ、前記ピンタック12群にて前記紗Bを左右両側縁近
傍で保持する左右のチェーンコンベア9,9は動作さ
れ、紗Bは紗塗装装置A長手方向に順次任意速度で搬送
される。
【0021】紗Bが紗緊張搬送部αの前段域を通過する
に当り、心出し調整制御部εが作動して前進する紗B幅
中心に左右両サイドフレーム28,28の幅間隔の中心
とを常時追従整合することにより紗B両側縁が左右並行
無端チェーンコンベア9,9から外れることを防いでい
る。
【0022】即ち、紗供給装置1から送られて来た紗B
の通過に当り紗側縁検知センサー3,3がそれぞれの紗
B側縁の通過位置を検出し、紗側縁検知センサー3,3
の中心から左右に外れた時はその左右偏差量に見合った
分だけ左右可逆モーター5,5をそれぞれ正逆回転して
左右プーリー32,32を介して左右螺軸30,30を
それぞれ螺回することにより螺合する左右雌螺子孔ブロ
ック31,31と一体の左右並行サイドフレーム28,
28を左右蝶番33,33を中心に左右に微調整揺動し
て行う。
【0023】当該紗緊張搬送部αにて二軸方向に緊張保
持された紗Bは、次の中間段領域にある塗装部βの密閉
塗装室βa内へ搬送される。図3に示す様、当該塗装部
β密閉塗装室βa内では、紗Bを前記同様チェーンコン
ベア9,9にて緊張保持しつつ、上方左右方向(紗Bに
対して幅方向)に渡架された移動レール14を図示しな
いレシプロ装置により移動自在に下向き吊設された噴霧
ノズル13より噴霧される図中点線矢印で示す噴霧塗料
dにより紗Bの塗装が行われる。
【0024】当該噴霧ノズル13を紗Bに対して幅方向
に高速度で往復運動すれば、紗Bに塗装される噴霧塗料
dを幅方向均等にすることが出来る。尚、当該噴霧ノズ
ル13の前記移動レール14を移動する速度、噴霧塗料
の量及び圧力は可変自在となっている。よって前記チェ
ーンコンベア9,9による前記紗Bの任意速度の移動と
相俟って、自在に紗Bへの単位面積当たりの噴霧塗料量
を調節出来る。
【0025】前記噴霧ノズル13より噴霧された噴霧塗
料dは、排気ファン17の作用によりこれと連通する紗
B下側が負圧状態にあるので、前記紗Bを塗装して下側
に吸引通過した後、排気フィルター21aを密閉された
吸引口21を抜け排出口16a外側近傍に備わる速度可
変自在な排気ファン駆動モーター19にて駆動される排
気ファン17の排気力にて吸出ダクト16に吸入され、
紗塗装装置A外部に排出される。尚、噴霧ノズル13は
複数配置可能である。
【0026】亦、塗装中は、通気フィルター18を通し
た外気が、塗装部β密閉塗装室βa天井の通気窓15を
通して導入されているので、前記噴霧塗料dともども前
記紗Bを通過した後、吸出ダクト16に吸引される。よ
って前記噴霧塗料と外気の前記紗B通過が相俟って、被
塗装物たる紗Bは、目詰まりすることを回避出来る。
【0027】通気フィルター18と吸気フィルター22
が目詰まりして流通を阻害したため密閉塗装室βa内に
圧力変動を示し差圧センサー42のメーターが異常値を
指示した時は作業監視要員が紗連続塗装装置Aの稼働を
停止して新しい通気フィルター18と吸気フィルター2
2に取換える。尚、当該塗装部β内での故障の修理や部
品交換等は、操作扉20を開けて行う。
【0028】当該塗装部βにて塗装された紗Bは、同様
にチェーンコンベア9,9にて緊張保持されつつ乾燥部
γの密閉乾燥室γa内へ搬送される。当該乾燥部γで
は、前記紗Bに均等噴霧した塗料dの乾燥・固化が行わ
れるが火災防止や紗Bへの局部加熱防止の点を鑑みて熱
風乾燥法が採用されている。即ち、逆風ファン41によ
り外気を吸込んで蒸気を内部に通過したラジエター40
に吹付け密閉乾燥室γaを循行せしめて通過する紗Bに
均等に晒して乾燥ムラをなくす。
【0029】温度計23は常時当該乾燥部γの密閉乾燥
室γa内の温度を計測するもので、一方排気ファン22
は密閉乾燥室γaよりの排気を促進するものてある。当
該乾燥部γにて乾燥された紗Bは、前記チェーンコンベ
ア9,9の終端に至りピンタック12群から解放され、
つまりは二軸方向の緊張保持を解放され、次に紗捲取装
置24へと向かう。
【0030】当該紗捲取装置24で、紗Bは二本の紗誘
導ロール26,27の挟み込みによって下向き方向づけ
された後、挾み支承部材37と固定部材39で両端を支
承された円筒芯軸38に巻付けて行き捲取用紗捲ロール
25に順次捲き取り形成されて行き塗装前同様の巻物状
になる。尚、当該紗捲取装置24への紗Bの巻取搬送
は、チェーン6′群を介して捲取紗ロール軸43に、可
逆モーター5の駆動力を伝達することによりこれと一体
回転する円筒芯軸38に同期巻き込む。
【0031】要するに本発明の紗連続塗装方法は、ピン
タック12群で両側縁近傍を突刺し前方へ牽引すること
により前進方向とこれに直交する方向との二軸方向に緊
張保持しつつ左右並行無端チェーンコンベア9,9で定
速進行する紗Bの下側を負圧とし上側から左右幅方向に
往復移動する噴霧ノズル13で噴霧塗装して目詰りを回
避し得たのである。
【0032】
【発明の効果】かくして本発明によれば、塗装部に於い
ての紗の塗装は、予め紗を二軸方向に紗緊張搬送部にて
緊張保持して噴霧塗料の片寄りを防止し、かつ上方の噴
霧ノズルを幅方向高速往復運動せしめて噴霧塗料自体の
斑をなくすと共に、上方の通気窓より導入される外気を
前記噴霧塗料諸とも前記紗の下部空間を排気ファンの吸
引力によって吸引負圧として紗を通過せしめ塗装を行う
ので、紗の極細網目でも付着した塗料液滴の表面張力や
毛細管現象の悪作用に抗して目詰まりする確率は極めて
低い。
【0033】更に、塗装の終った前記紗の付着塗料を乾
燥・固化する乾燥部に於いては、火災などの心配の無い
安全な、しかも紗表面への局部加熱を起こさない熱風乾
燥法を採用しているので、塗装・乾燥工程一貫して高品
質が保てる等、優れた実用性、有用性を具有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の紗連続塗装装置の側面図であ
る。
【図2】同上、平面図である。
【図3】同上、塗装工程を説明する一部破断模式正面図
である。
【図4】左右並行無端チェーンコンベアを説明する模式
斜視図である。
【図5】同上、要部拡大側面図である。
【図6】紗捲ロールの取付支承状態説明図である。
【図7】従来の紗の塗装方法を示す模式図である。
【符号の説明】
a…塗料噴霧ノズル b…受け台 c…紗 d…噴霧塗料 A…紗連続塗装装置 B…紗 1…紗供給装置 2…紗案内ロール 3…紗側縁検知センサー 4…繰出用紗捲ロール α…紗緊張搬送部 5,5′…可逆モーター 6…無端ベルト 6′…無端チェーン 7…紗両縁抑え側車 8…駆動シャフト 8a,10a…スプロケット 9,9…並行無端チェーンコンベア 10…従動シャフト β…塗装部 11…ピンタック植込ブロック 12…ピンタック 13…噴霧ノズル 14…移動レール 15…通気窓 16…吸出ダクト 16a…排出口 17…排気ファン 18…通気フィルター 19…排気ファン駆動モーター 20…操作扉 21…吸引口 21a…排気フィルター γ…乾燥部 22…排気ファン 23…温度計 24…紗捲取装置 25…捲取用紗捲ロール 26,27…紗誘導ロール ε…心出し調整制御部 28…並行サイドフレーム 29…軸受 30…螺軸 31…雌螺子孔ブロック 32…プーリー 33…蝶番 35…回転ハンドル 36…螺棒 37…テーパー形挾み支承部材 38…円筒芯軸 39…固定部材 40…蒸気ラジエター 41…逆風ファン 43…捲取紗ロール軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05D 7/04 8720−4D H04R 9/02 Z 8421−5H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前進方向とこれに直交する方向との二軸方
    向に緊張保持しつつ定速進行する紗の下側を負圧とし上
    側から噴霧塗装して目詰りを回避したことを特徴とする
    紗連続塗装方法
  2. 【請求項2】着脱空転自在に支承された被塗装物たる繰
    出用紗捲ロールを順次繰出す紗供給装置と、当該紗供給
    装置から送られて来た紗の両側縁近傍を突き刺し前方へ
    牽引して前進方向とこれに直交する幅方向の二軸方向に
    緊張保持するピンタックを植立しかつ可逆モーターにて
    駆動自在な相対峙する並行無端チェーンコンベアよりな
    る紗緊張搬送部と、前記紗供給装置から送り出されて来
    た紗の進行中心に前記紗緊張搬送部の前段の幅方向中心
    を整合調節動する心出し調整制御部と、前記紗緊張搬送
    部中間段の所定密閉囲包領域内上側の前進方向と直交す
    る方向に往復移動自在な噴霧ノズルを設けかつ下側に排
    気ファンと連通する吸出ダクトを開口する塗装部と、当
    該塗装部から前記並行無端チェーンコンベアにより排出
    されて来た紗を熱風乾燥する前記紗緊張搬送部後段の所
    定密閉囲包領域に設けた乾燥部とを備える本体装置と、
    当該乾燥部より当該紗緊張搬送部終端まで前記並行無端
    チェーンコンベアで排出されて来た紗を受取り案内する
    誘導部を通して順次着脱回転自在に支承した捲取用紗捲
    ロールとして捲取って行く紗捲取装置とからなることを
    特徴とする紗連続塗装装置
  3. 【請求項3】心出し調整制御部は、紗緊張搬送部前段の
    左右両並行サイドフレーム各基端をそれぞれ当該紗緊張
    搬送部中間段の前端に独立して左右幅方向揺動自在に蝶
    着する一方、前記並行サイドフレーム前端各下側に固着
    した雌螺子孔ブロックと軸受に亙りそれぞれ幅方向貫通
    する左右一対の蝶軸の各内端に各可逆モーター駆動のプ
    ーリーを固着し、他方、紗の通過両側縁位置をそれぞれ
    検出して紗幅方向中心に前記並行サイドフレームの相対
    向間隔中心を追従整合自在にそれぞれの前記可逆モータ
    ーを正逆転制御指令する紗側縁検知センサーを前記並行
    サイドフレームの各々前端上の紗両側縁通過位置に臨ま
    せてなることを特徴とする請求項2記載の紗連続塗装装
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KR20180043512A (ko) * 2016-10-20 2018-04-30 주식회사 천아기업 분체도장용 지그

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