JPH07221762A - パケット処理方法および通信インターフェイス装置 - Google Patents

パケット処理方法および通信インターフェイス装置

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JPH07221762A
JPH07221762A JP742094A JP742094A JPH07221762A JP H07221762 A JPH07221762 A JP H07221762A JP 742094 A JP742094 A JP 742094A JP 742094 A JP742094 A JP 742094A JP H07221762 A JPH07221762 A JP H07221762A
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JP742094A
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Ko Kawabata
香 河端
Masahiko Takase
晶彦 高瀬
Junichiro Yanagi
純一郎 柳
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変長フレームの固定長パケットへの変換と
受信パケットから可変長フレームへの変換を効率よく行
うパケット処理方法と通信インターフェイスを提供す
る。 【構成】 バッファメモリ102(202)を複数のバ
ンクに分割しておく。各バンクは複数パケット分のデー
タ記憶容量を有し、フレームの長さ、または1フレーム
を構成するパケットの個数に応じて、適宜、複数のバン
クをリンクさせる。 【効果】 任意サイズのフレームについて、バッファメ
モリと管理情報テーブルのエリアを有効に活用して、パ
ケットへの変換/組立て処理を実行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パケット処理方法およ
び通信インターフェイス装置に関し、更に詳しくは、固
定長パケットであるATMセルを扱うネットワークとの
接続インターフェイス、およびATMセルと可変長フレ
ーム(ユーザーデータ)との相互変換のためのパケット
処理(パケット生成とフレーム組立て)方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ATM(Asynchronous Tranfer Mode)
通信システムでは、全ての情報が、例えば5バイトのヘ
ッダと48バイトの情報フィールドからなる「セル」と
呼ばれる固定長パケットの形式で送受信される。ATM
ネットワークの終端装置は、端末装置側から受け取った
可変長のフレーム(ユーザーデータを含むフレーム)を
固定長の複数のデータブロックに分割し、各データブロ
ックにヘッダを付し、固定長のパケット(ATMセル)
としてATMネットワーク側に送信すると共に、ATM
ネットワーク側から受信したATMセルのデータ部を可
変長のフレームに組み立てるための機能(アダプテーシ
ョン機能)を必要とする。
【0003】アダプターション機能に関する従来技術と
して、例えば、特開平3−126346号公報の「パケ
ット組立方式」でセルからフレームへの変換方式が、ま
た、特開平3−141747号公報の「フレーム分解装
置」でフレームからセルへの変換方式が知られている。
【0004】上記特開平3−126346号公報の「パ
ケット組立方式」では、論理チャネル毎にバッファメモ
リを割当てておき、到着セルを論理チャネルに従ってバ
ッファメモリに振り分ける構成を提案している。また、
バッファメモリを有効に利用するために、上記フレーム
組立用のバッファメモリを各セルのデータブロック長に
合わせた多数のメモリ単位をチェインした構成とし、空
きバッファチェイン、論理チャネル毎の組立て中バッフ
ァチェインおよび組立て完了バッファチェインを形成し
て、論理チャネル毎の受信セルの組立てを行う方式を提
案している。
【0005】また、特開平3−141747号公報の
「フレーム分解装置」では、上位装置から受け取ったフ
レーム(ユーザーデータ)をフレーム単位で格納できる
ように複数の入力バッファを設けておき、フレームステ
ータス情報に従って、各入力バッファからフレームデー
タの読み出しを一定のブロック長毎に行なうことによ
り、セルの多重送信を可能にした構成を提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然るに、上記従来のパ
ケット組立方式では、バッファメモリをセルの最大デー
タブロック長をもつ多数のメモリ単位に分割しておき、
セルデータを書き込んだメモリ単位を論理チャネル毎に
チェイン(リスト構造化)した構成となっているため、
1つのフレームの組立てに多数のメモリ単位を必要と
し、メモリ単位間のチェイン情報を管理するための管理
用メモリに大きな容量を必要とする。
【0007】また、上記従来のフレーム分解装置では、
各フレームを固定長の1つの入力バッファに入力するよ
うにしているため、可変長の任意のユーザーデータに対
処するためには、入力バッファを予想される最大のユー
ザーデータ長に合わせておく必要がある。このため、短
いユーザーデータを送信する場合は、入力バッファのメ
モリエリアに無駄が発生し、メモリの利用効率が悪いと
いう問題がある。
【0008】本発明の目的は、バッファメモリを有効に
利用でき、管理用メモリの容量の増大を抑えることので
きるパケット処理方法、およびを通信インターフェイス
装置提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、フレームからパケッ
トへの変換、またはパケットからフレームへの変換を高
速に行えるパケット処理方法、および通信インターフェ
イス装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、複数の論理チャネル
で多重通信する装置に適したパケット処理方法、および
通信インターフェイス装置を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、論理チャネル毎に帯
域を制御してパケットの送信が可能なパケット処理方
法、および通信インターフェイス装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のパケット処理方法および通信インターフェ
イス装置では、パケット化すべき可変長フレームを一時
的に格納するためのバッファメモリ、または可変長フレ
ームに組み立てるために受信パケットのデータ部を一時
的に格納するためのバッファメモリを、それぞれが固定
長パケットのデータブロック複数個分の容量をもつ複数
のバンクに分割した構成としておき、1フレームのデー
タを1個のバンクに収容できない場合には複数のバンク
を割当て、これらのバンクをポインタ情報によってリス
ト構造化するようにしたことを特徴とする。
【0013】尚、ここで言う「可変長フレーム」は、通
信インターフェイスがネットワーク、上位計算機あるい
は端末装置から受信したフレームに対して、固定長パケ
ットデータブロックの整数倍にするための長さ調整用フ
ィールドや制御情報フィールド等の補助フィールドを付
加した構成のものを含む。
【0014】可変長フレームを固定長の複数のデータブ
ロックに分割し、各データブロック毎にヘッダを付して
固定長パケット(セル)として転送するパケット処理に
おいては、可変長フレームのサイズがバンク長さを超え
た場合、フレームをバンクアドレスによってリスト構造
化された複数のバンクに分割して格納し、単独またはリ
スト構造化された複数バンクのうちの1つから固定長の
データブロックを順に読み出してパケットを生成する。
バッファメモリ内のバンクの割当ては、可変長フレーム
の論理チャネル対応にリスト構造を形成する。
【0015】また、論理チャネル毎に出力パケットの帯
域が指定されている場合は、帯域情報に基づいて決定さ
れた頻度で各論理チャネルと対応するバンクをアクセス
し、読み出されたデータブロックにヘッダを付してパケ
ットを生成する。帯域の制御は、例えば、出力回線のタ
イムスロットとバンク指定情報との対応関係を予め記憶
しておき、各タイムスロットにおいて、上記バンク指定
情報で指定されたバンクから読み出されたデータブロッ
クを含むパケットを送出する。論理チャネル対応に固定
長パケットの連続送信量と許容最大バースト長とが指定
されている場合は、連続送信量が最大バースト長を超え
ない範囲で、各論理チャネル対応のバンクから固定長デ
ータブロックの読み出しを行うことによって、バースト
制御を行うことができる。
【0016】上位装置あるいはフレーム網から受信した
フレームデータ(あるいは補助フィールドを付加したも
の)のバンクへの格納は、例えば、空き状態にあるバン
クを指定するための空きアドレスをアドレスバッファに
記憶しておき、ここから取り出したアドレスで特定され
る1つのバンクに対して、データ長をカウントしながら
可変長フレームを書き込み、蓄積データ長がバンク長に
達する都度、次の空きアドレスを取り出して新たなバン
クを獲得し、同一フレームで使用された複数のバンクを
アドレステーブルで互いに関連付けて記憶しておくこと
によって、任意の長さのフレーム受信に対処する。パケ
ット化のための全てのデータブロックの読み出しを完了
したバンクについては、アドレスを上記空きアドレスバ
ッファに登録することによって、その後に入力される他
のフレームに解放する。
【0017】固定長パケットを受信し、関連するパケッ
ト、例えば同一論理チャネルに属する複数のパケットか
ら可変長フレームに組み立てるためのパケット処理にお
いては、各フレームの最初の受信パケットに対して空き
状態にある新たなバンクを割当て、同一フレームを構成
する全てのデータブロック部分を1つのバンクに収容で
きない場合はポインタ情報によってリスト構造化した新
たなバンクを割当てながら、受信パケットのデータブロ
ック部分を該パケットと対応するバンクに順次に蓄積
し、各フレームの最後のデータブロック部分がバンクに
蓄積された時、フレームの組立て完了を示す情報を生成
する。
【0018】受信パケットと使用バンクとの対応付け
は、例えば、論理チャネル情報とバンクアドレスとの対
応関係をテーブルに記憶しておき、パケットが受信され
た時、上記テーブルから受信パケットのヘッダに含まれ
る論理チャネル情報と対応するバンクアドレスを求め、
該バンクアドレスで特定されるバンクに対して受信パケ
ットのデータブロック部分を格納する。
【0019】上記組立て完了情報は、例えばバンクアド
レスであり、完了アドレスバッファに登録される。上記
完了アドレスバッファに登録されたバンクアドレスは順
次に取り出され、該バンクアドレスによって特定される
1つのバンクから組立てを完了したフレームの内容が読
み出される。1つのフレームがリスト構造化された複数
のバンクに分割して収容されている場合は、ポインタ情
報として記憶されているバンクアドレスによって後続の
バンクを特定し、残りデータを読み出す。
【0020】
【作用】本発明によれば、バッファを複数のバンクに分
割し、各バンクを複数パケット分のデータブロックを格
納できるサイズとし、1個のバンクで1フレーム分のデ
ータを収容できない場合は複数のバンクを割当て、これ
らのバンクをリスト構造化するようにしているため、任
意の長さのフレーム、あるいは1フレームを構成する任
意個数のパケットを受信処理できる。この場合、各バン
クのサイズを適切に設計することによって、データを格
納することなく特定フレームに占有されてしまうメモリ
エリアの無駄を少なくできる。また、1つのバンクが複
数パケット分のデータブロックを格納できるサイズとな
っているため、1パケット分のデータブロックサイズを
もつメモリエリア単位でリスト構造を形成する場合に比
較して、リスト構造化のためのリンク情報あるいはポイ
ンタ情報の管理に必要なメモリエリアを小さくできる。
【0021】
【実施例】以下、本発明によるパケット処理方法と通信
インターフェイス装置の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。以下の実施例で、本発明によるリスト構造の
バンクを利用したパケット処理は、アダプテーション処
理部1に適用される。
【0022】図2〜図4に示すシステム構成において、
アダプテーション処理部1は、伝送路あるいはバス2を
介して受け取ったフレームを固定長パケット(以下、A
TMセルという)に変換し、生成したATMセルを伝送
路あるいはバス4に送出する。また、伝送路あるいはバ
ス5を介して受信したATMセルを可変長フレームに変
換し、可変長フレームを伝送路あるいはバス7に送出す
る。
【0023】図2は、アダプテーション処理部1が、端
末装置をATM網に接続するためのATMインタフェー
ス50に適用された場合のシステム構成を示す。ここ
で、端末装置はプロセッサ51とメモリ52とプロセッ
サバス53とからなり、ATMインタフェース50は、
バスコントローラ54を介して上記プロセッサバス53
に接続され、ATM網に対しては、ATM網回線終端と
しての機能をもつATM−IF55等を介して接続され
ている。
【0024】プロセッサ51は、ATM網に送信すべき
通信情報(ユーザデータ)が発生すると、通信情報であ
るフレームをメモリ52に蓄積し、ATMインタフェー
ス50に対して転送要求を発行する。アダプテーション
処理部1は、プロセッサ51からの転送要求を受ける
と、メモリ52からフレームを読み出し、これを内部の
バッファメモリに一時的に格納した後、ATMセルに変
換してATM網に送信する。また、ATM網からATM
セルを受信すると、これを内部のバッファメモリに蓄積
し、フレームの組立てが完了すると、バスコントローラ
54を介して、プロセッサ51への転送要求の発行と、
メモリ52へのフレームの転送動作を行う。なお、アダ
プテーション処理部1は、バスコントローラ54の代わ
りに、FIFO型の通信バッファやディアルポートメモ
リを用いて、端末装置に接続することもできる。
【0025】図3は、アダプテーション処理部1が、フ
レーム網とATM網との間でフレームとATMセルとの
相互変換を行なうターミナルアダプタに適用された場合
のシステム構成を示す。アダプテーション処理部1は、
フレーム網回線終端機能を果たすフレーム処理部61を
介してフレーム網回線に接続され、ATM−IF55を
介してATM網に接続される。
【0026】図4は、アダプテーション処理部1が、複
数のフレーム網回線をATM網回線に多重化して接続す
るための多重化装置に適用された場合のシステム構成を
示す。アダプテーション処理部1は、フレーム網毎に設
けられ、フレーム処理部71と多重化回路72との間に
接続される。
【0027】図5は、アダプテーション処理部1の構成
を概略的に示したブロック図である。PDU作成部30
は、バス2から受信したフレームに、後述するデータ長
を調整するためのPADと固定長のトレーラを付加し
て、ATMセルのデータブロックの整数倍の長さをもつ
データユニット(CPCS−PDU)を作成し、バス3
を介してセル送信部100に渡す。セル送信部100
は、CPCS−PDUを固定長の複数のデータブロック
に分割し、各データブロックにセルヘッダを付加してA
TMセルに変換し、これをバス4に送信する。
【0028】セル受信部200は、バス5から受信した
ATMセルから抽出したデータブロックから再生フレー
ム(正確にはCPCS−PDU)を組み立て、これをバ
ス6を介してフレーム正常性チェック部40に渡す。フ
レーム正常性チェック部40は、再生フレームのトレー
ラに含まれているチェックコードを利用してフレームの
正常性を確認した後、PADと固定長のトレーラを除い
たフレーム部をバス7に転送する。
【0029】図6は、PDU作成部30の構成を示すブ
ロック図である。PDU作成部30は、バス2の1部を
なすバス2−1からフレームを受け取り、チェックコー
ドCRCの計算を行なうCRC計算部31と、フレーム
の長さ調整のために挿入すべきPAD長とCPCS−P
DUの長さを計算するためのLength・PAD計算
部32と、フレームの後にPADの挿入及びトレイラを
付加するためのトレイラ付加部33とを有し、ATMセ
ルデータブロックの整数倍の長さをもつデータユニット
CPCS−PDUをセル送信部100に転送する。この
時、CPCS−PDUの全長を示す情報が、計算部32
からバス3−2を介してセル送信部100に通知され
る。バス2の1部をなすバス2−2は、フレームの論理
チャネル情報を通知するためのものであり、論理チャネ
ル情報は、PDU作成部30からバス3−3を介してセ
ル送信部100に転送される。
【0030】図7は、図5におけるフレーム正常性チェ
ック部40の構成を示すブロック図である。フレーム正
常性チェック40は、バス6の1部をなすバス6−1を
介して受け取ったCPCS−PDUについてCRCの計
算を行なうCRC計算部41と、このCRC計算結果と
CPCS−PDUトレイラのCRCフィールドに設定さ
れたCRCの値とを比較するCRCチェック42と、バ
ス6の1部をなすバス6−2を介してセル受信部200
から通知されたCPCS−PDUの全長値とCPCS−
PDUトレイラ内のLengthフィールドに設定された値と
から受信フレームの長さのチェックを行うためのLen
gthチェック部43と、エラー発生時に上記CRCチ
ェック42およびLengthチェック部43から通知
を受け、何れかのエラー通知があった時、バス7−2に
エラー信号を出力するエラー信号生成部44と、CRC
計算部から受取ったCPCS−PDUからPAD19と
トレイラ20を取り外し、フレーム部18をバス7−1
に出力するトレイラ除去部45とからなる。
【0031】図8は、アダプテーション処理部が扱うフ
レームの一例として、ITUで定義されている「AAL
5」と称するアダプテーション方式に適用されるフレー
ム構造を示す。但し、本発明はAAL5以外の他のアダ
プテーション方式にも適用可能である。
【0032】図8の(a)に示すように、フレーム18
にPAD(Padding)19とトレイラ20を付加するこ
とによって、セルデータブロック12(12A〜12
N)の整数倍の長さをもつCPCS−PDU17が得ら
れる。CPCS−PDU17を48バイトずつデータブ
ロック(SAR−PDU)12A〜12Nに分割し、そ
れぞれのブロックにセルヘッダ11を付加することによ
って、ATMセル10A〜10Nが生成される。CPC
S−PDU17の最後のデータブロック(SAR−PD
U)12Nには、フレームの終わりであることを示すた
めのフラグ情報を含むヘッダ11が付加される。
【0033】図8の(b)にCPCS−PDU17のト
レーラ部の詳細構造を示す。CPCS−PDU17は、
フレーム18と、CPCS−PDU長を48バイトの整
数倍にするための0〜47バイトのPADフィールド1
9と、8バイトのCPCS−PDUトレイラ20とから
なる。CPCS−PDUトレイラ20には、CPCSユ
ーザが使用する1バイトのCPCS−UU(CPCS User-
to-UserIndication)フィールド21と、トレイラを6
4ビットの倍数にするために挿入される1バイトのCP
I(Common Part Indicator)フィールド22と、フレ
ーム18の長さを示す2バイトのLengthフィール
ド23と、4バイトのCRCチェックフィールド24と
が含まれている。
【0034】図9は、ATMセルのフォーマットを示
す。各セル10は、5バイトのセルヘッダ11と48バ
イトの情報フィールド12とからなり、全長53バイト
の固定長パケットとなっている。
【0035】セルヘッダ11は、12ビットのVPI(V
irtual Path Identifier)と16ビットのVCI(Virt
ual Channel Identifier)とを含む論理チャネルフィー
ルド13と、セル種別を示す3ビットのPT(Payload
Type)フィールド14と、セル損失優先率を示す1ビッ
トのCLP(CellLoss Priority)フィールド15と、
セルヘッダ異常検出の為の8ビットのHEC(HeaderEr
ror Check)フィールド16とから構成される。
【0036】なお、それぞれ同一のフレームから分割さ
れたデータブロックを情報フィールド12に含むセルに
は、論理チャネルフィールド13に同一の値(VPI+
VCI)が与えられる。また、CPCS−PDU17の
最後のデータブロックを含むセルには、ヘッダのPTフ
ィールド14の下位1ビットが「1」となる。
【0037】図1は、図5に示したセル送信部100の
詳細構成の1例を示す。セル送信部100は、PDU作
成部30からバス3−1、バス3−2、バス3−3を介
して、CPCS−PDU17、CPCS−PDU17の
全長、及び論理チャネル情報をそれぞれ受け取る。CP
CS−PDU17は、ラッチ101で一旦ラッチされた
後、バッファメモリ102に書き込まれる。
【0038】バッファメモリ102は、後述するように
複数セル分のメモリ容量をもつ複数のバンクからなり、
CPCS−PDU17の長さに応じて、1個あるいはリ
スト構造化された複数個のバンクが入力PCS−PDU
に割り当てられる。
【0039】セルの送信は、トラヒック制御部150が
指定す論理チャネル番号に従って行われる。すなわち、
バッファメモリ102の複数のバンクのうち、トラヒッ
ク制御部150が指定す論理チャネル番号と対応するリ
スト構造に属するバンクがアクセスされ、データブロッ
ク(SAR−PDU12)が読み出され、これにセルヘ
ッダ処理部110でセルヘッダ11を付加することによ
って得られたセルがバス4に転送される。
【0040】書き込み制御回路103と読み出し制御回
路104は、それぞれバンク内アドレスを生成しなが
ら、バッファメモリへのデータ(CPCS−PDU1
7)の書き込みと、バッファメモリからのデータ(SA
R−PDU12)の読み出しを行う。
【0041】リンク処理回路120とデリンク処理回路
130は、それぞれ、バッファメモリ102内の複数の
バンクをリンクさせるためのポインタ情報(バンクアド
レス)のテーブル登録処理と、無用となったバンクをデ
リンクするためのポインタ情報の解放処理を行なう。1
40はバッファ管理テーブルメモリであり、バンク対応
に蓄積データの管理情報を記憶するためのバンク情報テ
ーブル141と、空バンクのアドレスを蓄積するための
空バンクFIFO142と、リスト構造をなす複数のバ
ンクをリンクするためのポインタ情報(バンクアドレ
ス)を記憶する第1リンクテーブル(テーブル1)14
3および第2リンクテーブル(テーブル2)144から
構成される。タイミング回路160は、書き込み処理と
読み出し処理のタイミング信号を生成する。
【0042】図10と図11は、セル送信部100が行
うバッファメモリ102へのデータ書き込み処理の説明
図である。バッファメモリ102は、複数の固定長バン
ク124からなり、各バンクの長さをLTmaxとする。
第1リンクテーブル143は、論理チャネル対応に、書
き込み対象となるバンク番号(バンクアドレス)WB1
43aと、読み出し対象となるバンク番号(バンクアド
レス)RB143bとを記憶している。第2リンクテー
ブル144は、各バンク対応に、そのバンクに蓄積され
たフレームデータに関する制御フラグ144bと、その
バンクにリンクされた次のバンクを示すバンク番号NB
144aとを記憶している。バンク情報テーブル141
は、バンク対応に、そのバンク内に蓄積されたデータの
長さ(LT)141aと、バンク内の読み出しデータブ
ロックを示すポインタ(RP)141bとを記憶してい
る。
【0043】図10は、データユニット(CPCS−P
DU)の全長TLがバンク長TLmax以下の場合の書
き込み処理例を示す。バス3−3から論理チャネル情報
を受けると、これをアドレス[A]として第1リンクテ
ーブル143をアクセスし、アドレス[A]に対応する
書き込みバンクアドレス(WB)143a−Aを読み出
す。上記アドレスWBは、空バンクFIFO142から
予め取り出しておいたもので、これによってi番目の空
バンクの先頭から順に、バス3−1を介して受信したC
PCS−PDU17が書き込まれる。
【0044】この例のように、バス3−2より受け取っ
たCPCS−PDU17の全長TLがバンク長LTmax
124以下の場合は、i番目のバンクに一つのCPCS
−PDU17を書き終える、このバンクに格納されたデ
ータの長さLTi(=TL)が、バンク情報テーブル1
41のi番目のLTエリア141a−iに書き込まれ、
第2リンクテーブル144のi番目のフラグFgエリア
144b−iに、一つのCPCS−PDU17の終わり
を示すビット"1"が設定される。また、空バンクFIF
O142から新たなバンクアドレスjが読み出され、リ
ンク情報として第2リンクテーブルのi番目のNBエリ
ア144a−iに書き込まれる。この時、同じ論理チャ
ネル情報を持つ次のCPCS−PDU17を第jバンク
に蓄積できるようにするために、バンクアドレスjを第
1リンクテーブル143のアドレス[A]にあるWBエ
リア143a−Aに登録しておく。
【0045】図11は、書き込むべきCPCS−PDU
17の全長TLがバンク長LTmax124より長い場合
の書き込み処理例を示す。この場合は、第1リンクテー
ブル143から読み出されたバンクアドレスWBによっ
て、i番目のバンクにデータCPCS−PDU17の前
部が格納される。格納データの長さLTi(=バンク長
LTmax)がバンク情報テーブル141の第i番目のL
Tエリア141a−iに書き込まれ、第2リンクテーブ
ル144のi番目のFgエリア144b−iに、続きの
データが存在することを示すビット"0"が設定される。
更に、空バンクFIFO142から取り出された空バン
クアドレスjが第2リンクテーブル144のi番目のN
Bエリア144a−iにリンク情報として記憶され、C
PCS−PDU17の残りのデータが上記空バンクアド
レスjで指定されるj番目の空バンクの先頭から書き込
まれる。
【0046】残りのデータ長がバンク長LTmaxより長
い場合は、上述した動作が繰返され、複数のバンクが次
々とリンクされる。CPCS−PDU17の最後のデー
タ部分の書き込みが終わると、図10の場合と同様に、
フラグFgエリア144b−jに、一つのCPCS−P
DU17の終わりを示すビット"1"が設定され、空バン
クFIFO142から新たなバンクアドレスkが読み出
され、これが第2リンクテーブルのj番目のNBエリア
144a−jと、第1リンクテーブル143のWBエリ
ア143a−Aに登録される。
【0047】以上のように、セル送信部100の書き込
み処理では、CPCS−PDU17毎にバンクが確保さ
れ、CPCS−PDU17の長さがバンク長LTmaxを
超える場合は、複数のバンクをリンク情報でリスト構造
化しながらデータ蓄積が行われる。尚、上記の実施例で
は、空バンクをCPCS−PDU17の到着に先立って
確保しておく方式を採用しているが、CPCS−PDU
17の到着時に新たな空きバンクを確保するようにして
もよい。この場合、バンクの確保に必要な時間は、ラッ
チ101における遅延によって与えられる。
【0048】次に与えられた新たなCPCS−PDU1
7が、前のものと同一の論理チャネル番号をもつ場合
は、上記バンクのリスト構造が延長される形でデータの
書き込みが行われる。新しい論理番号をもつ場合は、新
たなバンクリストが生成される形でデータの書き込みが
行われ、同一のバッファメモリ内に複数のフレーム(C
PCS−PDU)が格納される。なお、後述するデータ
の読み出し処理によって、データの読み出しを終えたバ
ンクは空きバンクとして次々と解放されるため、メモリ
が不足することはない。
【0049】次に、図12〜図14を参照して、セル送
信部100で行うバッファメモリからのデータブロック
の読み出し処理について説明する。
【0050】論理チャネル番号[A]を指定すると、こ
れをアドレスとして第1リンクテーブルがアクセスさ
れ、チャネル番号[A]に対応した読み出しバンク番号
(バンクアドレスRB)143b−Aが読み出される。
バンクアドレスをiとすると、バンク情報テーブル14
1のi番目の読み出しポインタエリア141b−iから
ポインタPBiが読み出され、i番目のバンク内の上記
ポインタ値(内部アドレス)RPiが示す記憶位置から
データブロック12aが読み出される。図12に示すよ
うに、1個分のデータブロックを読み出し終わった時点
でバンク内にまだデータブロックが残っている場合(R
P'i<LTi)は、バンク情報テーブルのRPエリア
141b−iの値を次の内部アドレスの値RP'iに更
新しておく。 図13は、1つのバンクの最後の内部ア
ドレス位置にあるデータブロックを読み出した場合の動
作を示す。データブロック(SAR−PDU)12bの
読み出しを終えた時、更新後の読み出しポインタの値R
P'iがLTエリア141a−iの示すバンク内データ
長LTiに達した場合は、第2リンクテーブル144の
フラグエリア144b−iの内容Fgをチェックする。
もし、Fgが続きデータの存在を示している場合(Fg
="0")、第2リンクテーブルのi番目の次バンク番号
エリア144a−iからNBの値jを読み出し、これを
第1リンクテーブル143の読み出しバンク番号エリア
143b−Aに書きこみ、データの読み出しを終えたバ
ンクiのアドレスを空バンクFIFO142に登録す
る。
【0051】図14は、CPCS−PDUの最後のデー
タブロックSAR−PDU12cを読み出した場合の動
作を示す。データブロックを読み出した後、バンク内部
アドレスの値RP'iがバンク情報テーブル141のL
Tエリア141a−iが示すバンク内データ長LTiに
達した場合、もし、第2リンクテーブル144のフラグ
エリア144b−iがFg="1"であれば、最終セルで
あることを示すセルヘッダ11をSAR−PDU12c
に付加する。この後、図13の場合と同様、次バンク番
号エリア144b−iのNB値jを読み出し、第1リン
クテーブル143のバンク番号エリア143b−Aに書
き込み、データの読み出しを全て終ったバンクのアドレ
スiを空バンクFIFO142に登録する。
【0052】このように、セル送信部100の読み出し
処理では、書き込み処理により形成されたリスト化バン
クを論理チャネル対応アクセスしてセルを読み出す。上
記実施例では、第1リンクテーブル143、第2リンク
テーブル144、バンク情報テーブル141を別個のも
のとして説明したが、これらは物理的に同一のメモリ内
に領域を分割して構成しても良い。また、バッファメモ
リ102内に上記各テーブルのための領域を用意しても
よい。
【0053】図15は、上述した機能を実行するセル送
信部100の具体的な回路構成の1例を示す。セレクタ
161、162、163は、書き込み処理と読み出し処
理のタイミングで切り替えるためのものである。バス3
−3を介して論理チャネル情報を受け取ると、この論理
チャネル情報をアドレスとして、第1リンクテーブル1
43の書き込みバンク番号エリア143aからバンクア
ドレスWBを読み出し、これを書き込みアドレス(W
A)生成回路103に与える。この時、第1リンクテー
ブル143から読み出されたバンクアドレスWBは、ラ
ッチ122にラッチしておく。
【0054】WA生成回路103は、バッファメモリ1
02の上記バンクアドレスWBで指定されるバンク領域
における内部アドレスを生成しながら、バス3−1から
入力されラッチ101にラッチしてあったデータ(CP
CS−PDU17)を順次にバンクに書き込む。WA生
成回路103は、データ書き込みに並行してデータ長L
Tをカウントする。上記LTの値は、比較回路123で
バンク長LTmax124と比較され、比較回路126で
バス3−2から受け取ったCPCS−PDU17の全長
と比較される。
【0055】全長がLTと一致した時点で、比較回路1
26から停止信号が出力され、WA生成回路103に書
き込み停止を指示する。この時、バンク情報テーブル1
41にバンク内のデータ長LT141aが記憶される。
また、次のバンクを確保するために、空バンクFIFO
142にRead信号が与えられ、空バンクのアドレス
が読み出される。このバンクアドレスは、第1リンクテ
ーブル143のWBエリア143aと、第2リンクテー
ブル144のNBエリア144aに記憶される。また、
Fgエリア144bにビット「1」が設定される。
【0056】LTがLTmaxになった場合は、バンク内
のデータ長(=LTmax)がLTエリア141aに書き
込まれ、次のバンクを確保するために、空バンクFIF
O142にRead信号127が与えられる。読み出さ
れた空バンクアドレスは、第2リンクテーブルの前の書
き込みバンク番号に対応したNBエリア144aに記憶
され、これによってバンクがリンクされる。また、上記
空バンクアドレスは、WA生成回路103に通知され
(121)、これによって指定されたバンクに対して残
りデータの書き込みが継続される。上述したバンク切り
替えの都度、データ(CPCS−PDU17)の全長か
らLTmaxを引いた残りデータ長(128)がバンク内
データ長LTと比較され(126)、残りデータ長がL
Tと一致するまでデータ書き込み処理が繰り返される。
【0057】バッファメモリ102からのデータブロッ
クの読み出しは、送出タイムスロット生成回路151で
生成されるタイムスロット毎に行なわれる。帯域制御テ
ーブル152は、タイムスロットと論理チャネル番号と
の関係を記憶しており、タイムスロットが生成される
と、該当する論理チャネル番号が読み出される。上記論
理チャネル番号に対応して、ヘッダテーブル105から
セルヘッダ11が読み出される。また、第1リンクテー
ブルのエリア143bからRBが読み出され、バンク情
報テーブル141の上記RBに対応したエリア141b
からRPが読み出され、バンク内の読み出しデータブロ
ックの先頭アドレスが得られる。
【0058】これと同時に、バンク内データ長LT14
1aが読み出され、これから48バイト引いた値がRP
141bと比較される(132)。もし一致した場合
は、バンク内のデータを全て読み出し終わったことを意
味し、空バンクFIFO142にWrite信号を与え
て、バンク番号を空きバンクアドレスとして空バンクF
IFOに戻す。また、第2リンクテーブル144より次
バンク番号NB144aを読み出し、第1リンクテーブ
ル143のRB143bに登録する(134)。もしF
g="1"の場合は最終セルを意味し、最終セル信号をセ
ルヘッダ生成回路111に与え、最終セルヘッダを生成
する。そして、セルヘッダ付加回路112に、セルヘッ
ダ生成回路111で生成したセルヘッダ11を出力さ
せ、これに続いて、バッファメモリ102から読み出さ
れた48バイトデータを出力させる。最終セルでない場
合は、バンク情報テーブル141のRP141bに読み
出しポインタを書き込む。
【0059】上記実施例の変形として、各論理チャネル
毎に連続出力できるセルの個数(最大許容バースト値)
をテーブルに記憶しておき、セル生成の都度、論理チャ
ネル対応のカウンタで連続出力個数をカウントし、これ
が許容バースト値を超えないように出力制御するように
してもよい。
【0060】図16は、セル受信部200の構成の1例
を示すブロック図である。セル受信部200は、バス5
を介してセル10を受信すると、セルヘッダ処理部21
0でセルヘッダ11を分離し、SAR−PDU12を一
旦ラッチ201にてラッチした後、バッファメモリ20
2に書き込む。組み立て終わったフレーム(CPCS−
PDU17)は、バス6−1を介してフレーム正常性チ
ェック40に転送される。この時、バス6−2にCPC
S−PDU17の長さ出力する。
【0061】書き込み制御回路203と読み出し制御回
路204は、バッファメモリ202の書き込み/読み出
しアドレスを生成する回路である。バッファメモリ20
2は固定長バンクに分割管理し、リンク処理220とデ
リンク処理230は、バンクをリスト構造化するための
リンク処理と空きバンク解放のためのデリンク処理を行
なうためのものである。
【0062】バッファを管理するためのバッファ管理テ
ーブル240は、バンク内の情報を記憶するバンク情報
テーブル241と、空バンクのアドレスを蓄積するため
の空バンクFIFO242と、フレームの組み立てを完
了したバンクを指定するための完了バンクFIFO24
3と、関連する複数のバンクをリンクするための情報を
記憶する第1リンクテーブル244および第2リンクテ
ーブル245より構成される。タイミング回路250
は、書き込み処理と読み出し処理のタイミングを生成す
るためのものである。
【0063】図17〜図19は、セル受信部200にお
けるバッファメモリ202への書き込み処理を説明する
ための図である。
【0064】バッファメモリ202は、複数の固定長バ
ンクから構成されており、各バンクの長さをLTmax2
22とする。第1リンクテーブル244は、論理チャネ
ル情報をアドレスとしてアクセスされる記憶エリアに、
書き込みバンク番号(バンクアドレスWB)244aと
読み出しバンク番号(バンクアドレスRB)244bを
記憶している。
【0065】第2リンクテーブル245は、リスト化さ
れた次のバンクを示すバンクアドレス(NB)245a
とフラグ245bをバンク対応に記憶するためのもので
あり、バンク情報テーブル241は、バンク内の書き込
みアドレス(ポインタWP)241をバンク毎に記憶す
るためのものである。
【0066】書き込み処理においては、図17に示すよ
うに、バス5を介して受信したセルの論理チャネル番号
[A]を読み取り、第1リンクテーブル143から、上
記チャネル番号[A]に対応した書き込みバンク番号W
B:244b−Aを読み出す。新たな論理チャネルにお
ける最初のセルを受信したとき、空バンクFIFO24
2から取り出されたバンク番号が既に第1テーブルに設
定されているものとする。
【0067】今、上記バンク番号をiとすると、バンク
情報テーブル241からバンクiに対応したバンク内書
き込みポインタWP241−iを得て、バンクiの書き
込みポインタ値WPiが示す記憶位置に、受信セルのデ
ータ部(データブロック:SAR−PDU12d)を書
き込む。
【0068】図17のように、1個のデータブロックS
AR−PDU12dを書き終わった時点で、バンク内に
空きが残っている場合(WP'i<LT)は、WP24
1−iの値をWP'iに更新する。
【0069】図18に示すように、1個のデータブロッ
ク(SAR−PDU12b)を書き込み、書き込みポイ
ンタの値を更新した時点で、ポインタ値WP'iがバン
ク長LTmaxに達した場合は、受信セルが最終セルでな
ければ、第2リンクテーブル245のフラグ(Fg)2
45b−iにビット"0"を立て、同一フレームに続きの
データブロックが存在していることを示す。また、空バ
ンクFIFO242から新たな空バンクアドレスjを取
り出し、第2リンクテーブルの第i番目の次バンク番号
エリア245a−iにNB値jを書き込み、第jバンク
を第iバンクにリンクさせる。同一論理チャネルの次に
到着するセルを第jバンクに書き込めるようにするた
め、第1リンクテーブル244の書き込みバンク番号エ
リア244a−Aにバンク番号jを登録しておく。
【0070】図19に示すように、1つのフレーム(C
PCS−PDU17)の最終のデータブロック(SAR
−PDU12f)のセルを受信した場合は、CPCS−
PDU17の終わりを示すためにバンクiのフラグFg
にビット"1"を立てておく。また、フレーム(CPCS
−PDU17)の組み立てが終わったことを示すため
に、完了バンクFIFO243に第1リンクテーブル2
44の読み出しバンク番号RB244b−Aを登録す
る。この時、空バンクFIFO242から次の空バンク
アドレスjを取り出し、これを第1リンクテーブル24
4のWBエリア244a−AとRBエリア244b−A
に記憶することによって、次に受信する同じ論理チャネ
ル番号Aに属した別のフレーム(CPCS−PDU)の
組み立て用のバンクを確保しておく。
【0071】上述したように、セル受信部200におけ
る書き込み処理では、論理チャネルごとに確保したバン
クにデータブロックSAR−PDU12を順次に書き込
み、フレームがバンク長を超えた場合は、新たに獲得し
たバンクをリンクし、この新しいバンクに後続セルのデ
ータブロックを書き込み、最終セルを受信した場合は、
完了バンクFIFO243にCPCS−PDU17の先
頭のバンク番号(=読み出しバンク番号RB244b)
を登録することによって、任意長さのフレームを組み立
てることが可能になる。後述するフレームの読み出し処
理によって、空き状態となったバンクが次々と解放され
るため、バンクが不足することはない。
【0072】本実施例では、次のフレームの先頭セル1
0の到着に先立って空バンクを確保しておく方式を採用
したが、先頭セル10の到着時にバンクを確保するよう
にしてもよい。この場合、バンク確保に必要な時間は、
ラッチ201における遅延時間によって確保できる。
【0073】次に、図20と図21を参照して、バッフ
ァメモリからの組立て済みフレーム(CPCS−PDU
17)の読み出し処理について説明する。
【0074】図20に示すように、完了バンクFIFO
243からバンク番号iを読み出し、これによって特定
されるバンクの先頭から、バンク情報テーブル241の
WP241−iが示すポインタ位置までのデータを読み
出す。読み出されたデータは、バス6−1を介してフレ
ーム正常性チェック40に転送する。1つのバンクから
のデータの読み出しが終了すると、用済みとなったバン
クを解放するために、バンク番号iを空バンクFIFO
242に登録する。
【0075】次に、第2リンクテーブル245のフラグ
Fg245b−iをチェックし、もしビット"1"が立っ
ていた場合は、上記第iバンクで1つのフレーム(CP
CS−PDU17)が完了しているため、CPCS−P
DUの長さTL(=WPi)をバス6−2を介してフレ
ーム正常性チェック40に通知する。この後、完了バン
クFIFO243から次のバンク番号jを読み出し、別
のCPCS−PDU17について、バッファメモリから
のデータの読み出しと転送動作を繰り返す。
【0076】図21は、1つのフレームが複数のバンク
に分割して格納されていた場合の読み出し処理を示す。
完了バンクFIFO243より得たバンク番号iに基づ
いて、第iバンクからデータを読み出し終わった時、バ
ンク番号iに対応する第2リンクテーブルのフラグFg
エリア245b−iにビット"0"が立っていた場合、続
きのデータが存在することが判る。
【0077】この場合、第2リンクテーブルのNBエリ
ア245a−iから次に読み出すべきデータが格納され
たバンクの番号jを読み取り、第jバンクをアクセスし
て、WP241−jの示すポインタ位置までデータを読
み出す。もし、第2リンクテーブルのフラグFg245
b−iが"1"となっていれば、WP241−iに蓄積さ
れていた値WPiとWP241−jに蓄積されていた値
WPjを加算することによって、CPCS−PDUの全
長TLを求め、バス6−2に出力する。このような手順
を繰り返すことによって、任意個数のバンクにまたがる
長いCPCS−PDU17を読み出すことが可能であ
る。
【0078】以上の説明では、第1リンクテーブル24
4、第2リンクテーブル245、バンク情報テーブル2
41を別々のものとして説明したが、これらは物理的に
同一メモリ上に領域を分割して構成しても良い。また、
バッファメモリ202内に設けた領域を用いることも可
能である。
【0079】図22は、セル受信部200の具体的な回
路構成の1例を示す。セレクタ251、252は、書き
込み処理と読み出し処理のタイミングを交互に切り替え
るためのものである。
【0080】バス5を介してセル10を受信すると、セ
ルヘッダ分離回路211でセルヘッダ11を分離し、P
Tフィールドを最終セル信号生成回路213に送り、V
PI/VCIフィールドをヘッダ変換回路212に送
る。セルヘッダを分離したSAR−PDU12は、ラッ
チ201に一旦ラッチしておく。
【0081】ヘッダ変換回路212は、分離されたVP
I/VCI17を論理チャネル情報に変換し、第1リン
クテーブル244のアドレスとする。第1リンクテーブ
ル244からは、論理チャネルに対応する書き込みバン
ク番号WB244aが読み出される。このバンク番号を
アドレスとしてバンク情報テーブル241がアクセスさ
れ、バンク内書き込みポインタWPが読み出される。ま
た、書き込みアドレス(WA)生成回路203で、上記
バンク番号を持つバンク内の書き込みアドレスが生成さ
れ、ラッチしておいたSAR−PDU12がバッファメ
モリ202内の所定のバンクに蓄積される。バンク情報
テーブル241の書き込みポインタWPは、1セル受信
する毎に更新される。
【0082】「WP+48バイト」(221)の値がバ
ンク長LTmax222と一致した場合(223)、バン
ク内にデータが一杯になったことを意味する。この場
合、バンク情報テーブル241に書き込みポインタWP
を記憶した後、Read信号生成回路22でRead信
号を発生させし、空バンクFIFO242から次の空バ
ンク番号を読み出す。そして、第2リンクテーブルの次
バンク番号NBエリア245aと書き込みバンク番号W
Bエリア244aに上記空バンク番号を登録し、同じC
PCS−PDU17に属する後続のSAR−PDU12
を蓄積するためのバンクを確保しておく。
【0083】セルヘッダ分離回路211で分離されたP
Tが最終セルを示している場合は、最終セル信号を生成
する(213)。最終セルの場合は、第2リンクテーブ
ル245のフラグFgエリア245bにビット「1」を
立て、CPCS−PDU17の最後のデータブロックを
含むことを示す。また、完了バンクFIFO243にW
rite信号を与え、第1リンクテーブル244の読み
出しバンク番号RB244bを完了バンクFIFO24
3に書き込む(243)。この後、Read信号生成回
路224から空バンクFIFO242の読み出し信号を
発生させ、空バンクFIFO242から次の空バンク番
号を取り出し、これを第1リンクテーブル244のWB
エリア244aに登録しておく。
【0084】組立てられたCPCS−PDU17のバッ
ファメモリ202からの読み出しは以下のようにして行
われる。
【0085】完了バンクFIFO243のempty信
号を使って、完了バンクFIFO243が空でないとき
には、Read信号生成回路23で読み出し信号を発生
させる。これによって完了バンクFIFO243からバ
ンク番号が読み出され、RA生成回路204にバンク番
号が与えられる。RA生成回路204は、上記バンク番
号をもつバンク内の読み出しアドレスを生成して、バッ
ファメモリ202からデータを読み出し、バス6−1を
介してフレーム正常性チェック40に転送する。 この
時、読み出しアドレスと書き込みポインタ241とが比
較され(234)、もし一致した場合は、空バンクFI
FO242にWrite信号を与え、読み出しを終えて
空になったバンクのバンク番号を空バンクFIFO24
に登録する。 第2リンクテーブル245のフラグFg
245bにビット"0"が立っている場合は、第2リンク
テーブル245の次バンク番号NBエリア245aを読
み出し、RA生成回路204に与える。これによって、
後続のバンクから残りデータが読み出される。フラグビ
ットに"1"が立っていれば(235)、Read信号生
成回路231が完了バンクFIFO243の次のバンク
番号を読み出し、上述した一連の読み出し処理を繰り返
す。
【0086】新しいバンクを読み出す毎に、各WP24
1の値を加算器233で加算しておき、1個CPCS−
PDU17を転送し終わる度に、全長データをバス6−
2を介してレーム正常性チェックに転送する。
【0087】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
パケット化すべきフレーム、または受信パケットの固定
長データブロック部分を一時的に格納するためのバッフ
ァメモリを複数の固定長バンクに分割しておき、各バン
クを複数データブロック分のサイズとし、フレームある
いは論理チャネル対応に複数のバンクを随時にリンクさ
せることによって、任意サイズのフレームまたは任意個
数の固定長データブロックを蓄積可能としている。本発
明によれば、バッファメモリおよびリンク情報管理のた
めのメモリエリアを効果的に利用でき、複数論理チャネ
ルのパケット処理、パケット多重化処理、帯域制御も容
易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フレームをパケット化する機能を備えた本発明
によるセル送信部の1実施例を示すブロック図。
【図2】本発明による通信インターフェイスの計算機へ
の応用例を示すシステム構成図。
【図3】本発明による通信インターフェイスのネットワ
ーク間接続装置への応用例を示すシステム構成図。
【図4】本発明による通信インターフェイスの多重化装
置への応用例を示すシステム構成図。
【図5】アダプテーション処理部1の構成を示す図。
【図6】図5におけるPDU作成部30の構成を示す
図。
【図7】図5におけるフレーム正常性チェック部40の
構成を示す図。
【図8】パケット処理の対象となるフレームの構成とパ
ケットとの関係を示す図。
【図9】固定長パケット(ATMセル)の構成を示す
図。
【図10】フレームがバンク長より短い場合のバッファ
メモリへのフレームデータの格納処理を説明するための
図。
【図11】フレームがバンク長を超える場合のバッファ
メモリへのフレームデータの格納処理を説明するための
図。
【図12】フレームがバンク長より短い場合のバッファ
メモリからのデータブロックの読み出し処理を説明する
ための図。
【図13】フレームがバンク長を超える場合のバッファ
メモリからのデータブロックの読み出し処理を説明する
ための図。
【図14】バッファメモリからのフレーム最終データブ
ロックの読み出し処理を説明するための図。
【図15】セル送信部の詳細構成の1例を示す構成図。
【図16】受信パケットをフレームに組み立てる機能を
備えた本発明によるセル受信部の1実施例を示すブロッ
ク図。
【図17】組み立てられたフレームがバンク長より短い
場合のバッファメモリへのパケットデータブロックの格
納処理を説明するための図。
【図18】組み立てられたフレームがバンク長を超える
場合のバッファメモリへのパケットデータブロックの格
納処理を説明するための図。
【図19】バッファメモリへのフレーム最終のパケット
データブロックの格納処理を説明するための図。
【図20】組み立てられたフレームがバンク長より短い
場合のバッファメモリからのフレームデータの読み出し
処理を説明するための図。
【図21】組み立てられたフレームがバンク長を超える
場合のバッファメモリからのフレームデータの読み出し
処理を説明するための図。
【図22】セル受信部の詳細構成の1例を示す図。
【符号の説明】
1…アダプテーション処理部、50…ATMインターフ
ェイス、100…セル送信部、200…セル受信部、1
02、202…バッファメモリ、103、203…書き
込み制御部、104、204…読み出し制御部、14
0、240…バッファ管理テーブル、142…空きバン
クFIFO。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変長フレームを固定長の複数のデータブ
    ロックに分割し、各データブロック毎にヘッダを付して
    固定長パケットとして転送するパケット処理方法におい
    て、 可変長フレームを一時的に格納するためのバッファメモ
    リにそれぞれ複数ブロック分の容量をもつ所定長さの複
    数のバンクを定義しておき、 受け取った可変長フレームが1つのバンクに収容できな
    い場合は、ポインタ情報によってリスト構造化された複
    数のバンクに格納し、 単独またはリスト構造化された複数バンクのうちの1つ
    から固定長のデータブロックを順に読み出してパケット
    を生成するようにしたことを特徴とするパケット処理方
    法。
  2. 【請求項2】前記バッファメモリ内に、受け取った可変
    長フレームの論理チャネル情報に対応して複数のリスト
    構造を形成することを特徴とする請求項1に記載のパケ
    ット処理方法。
  3. 【請求項3】論理チャネル毎に予め出力パケットの帯域
    情報を記憶しておき、 上記帯域情報に基づいて決定された頻度で各論理チャネ
    ルと対応するバンクをアクセスし、パケットを生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載のパケット処理方法。
  4. 【請求項4】出力回線のタイムスロットとバンク指定情
    報との対応関係を予め記憶しておき、 各タイムスロットにおいて、上記バンク指定情報で指定
    されたバンクから読み出されたデータブロックをパケッ
    ト化することを特徴とする請求項1に記載のパケット処
    理方法。
  5. 【請求項5】前記バッファメモリ内の空き状態にあるバ
    ンクを指定するための空きアドレスを記憶しておき、 空き状態にある1つのバンクに対して、蓄積データ長を
    カウントしながら可変長フレームを書き込み、 蓄積データ長がバンク長に達する都度、次の空きアドレ
    スに基づいて新たなバンクを獲得し、 同一フレームで使用された複数のバンクのアドレスを互
    いに関連付けて記憶しておくことを特徴とする請求項1
    〜請求項4の何れかに記載されたパケット処理方法。
  6. 【請求項6】前記バッファメモリ内の空き状態にあるバ
    ンクを指定するための空きアドレスをアドレスバッファ
    に記憶しておき、 上記アドレスバッファから順に取り出された空きアドレ
    スによって使用バンクを特定しながら前記フレームをバ
    ッファに蓄積し、 パケット化のための全ての固定長データブロックの読み
    出しを完了したバンクのアドレスを空きアドレスとして
    上記空きアドレスバッファに登録することを特徴とする
    請求項1〜5の何れかに記載されたパケット処理方法。
  7. 【請求項7】前記可変長フレームが、上位装置またはネ
    ットワークから受け取ったフレームに補助フィールドを
    付加したことによって前記データブロック長さの整数倍
    となっていることを特徴とする請求項1〜請求項6に記
    載のパケット処理方法。
  8. 【請求項8】論理チャネルの異なる複数の可変長フレー
    ムをそれぞれ固定長の複数のデータブロックに分割し、
    各データブロックを固定長パケットとして同一回線に多
    重転送するためのネットワーク終端装置におけるアダプ
    テーション処理において、 受け取った可変長フレームを一時的に格納するためのバ
    ッファメモリに、それぞれ複数データブロック分の長さ
    を持つ複数の固定長バンクを定義しておき、 可変長フレームを受け取った時、該フレームの長さに応
    じた単独またはリスト構造化された複数のバンクを論理
    チャネル対応に確保して、上記可変長フレームを上記バ
    ッファメモリに格納し、 各バンクから固定長のデータブロックを順次に読み出
    し、これに論理チャネル情報を含む所定のヘッダを付加
    して固定長パケットとすることを特徴とするパケット処
    理方法。
  9. 【請求項9】論理チャネル対応に固定長パケットの連続
    送信量と許容される最大バースト長とを記憶しておき、 連続送信量が最大バースト長を超えない範囲で、各論理
    チャネル対応のバンクから固定長データブロックの読み
    出しを行うことを特徴とする請求項8に記載のパケット
    処理方法。
  10. 【請求項10】固定長のデータブロック部分とヘッダと
    からなる固定長パケットを受信し、関連する複数のパケ
    ットのデータブロック部分を可変長フレームに組み立て
    るためのパケット処理方法において、 受信パケットのデータブロック部分を一時的に格納する
    ためのバッファメモリにそれぞれ複数ブロック分の容量
    をもつ所定長さの複数のバンクを定義しておき、 各フレームの最初の受信パケットに対して空き状態にあ
    る新たなバンクを割当て、同一フレームを構成する全て
    のデータブロック部分を1つのバンクに収容できない場
    合はポインタ情報によってリスト構造化した新たなバン
    クを割当てながら、受信パケットのデータブロック部分
    を該パケットと対応するバンクに順次に格納し、 各フレームの最後のデータブロック部分がバンクに格納
    された時、フレームの組立て完了を示す情報を生成する
    ことを特徴とするパケット処理方法。
  11. 【請求項11】各受信パケットのデータブロック部分
    を、受信パケットのヘッダに含まれる論理チャネル情報
    に対応したバンクに格納することを特徴とする請求項1
    0に記載のパケット処理方法。
  12. 【請求項12】使用バンクを特定するためのバンクアド
    レスと論理チャネル情報との対応関係を記憶しておき、 パケットが受信された時、受信パケットのヘッダに含ま
    れる論理チャネル情報に対応したバンクアドレスを求
    め、該バンクアドレスで特定されるバンクに対して受信
    パケットのデータブロック部分を格納することを特徴と
    する請求項10または請求項11に記載のパケット処理
    方法。
  13. 【請求項13】前記組立て完了を示すバンクアドレスを
    アドレスバッファに登録しておき、 上記アドレスバッファから取り出したバンクアドレスに
    よって特定される前記バッファメモリ内の1つのバンク
    からフレームのデータを順次に読み出し、該フレームが
    リスト構造化された複数のバンクに収容されている場合
    は、ポインタ情報として記憶されているバンクアドレス
    によって特定される後続のバンクから残りデータブロッ
    クを読み出すようにしたことを特徴とする請求項10〜
    請求項12の何れかに記載のパケット処理方法。
  14. 【請求項14】それぞれ複数ブロック分の容量をもつ所
    定長さの複数のバンクが予め定義されているバッファメ
    モリと、 可変長のフレーム毎に該フレームの長さに応じた個数の
    空きバンクを確保し、複数のバンクを確保した場合はこ
    れらのバンクをリスト構造化しながら上記可変長フレー
    ムを上記バッファメモリの空きバンクに書き込むための
    手段と、 上記可変長フレームが格納された上記バッファメモリ中
    の単独またはリスト構造化されたバンクから、所定の順
    序で固定長のデータブロックを読み出すための手段と、 上記バッファメモリから読み出されたデータブロックに
    ヘッダ付加し、固定長パケットとして送出するための手
    段とを備えたことを特徴とする通信インターフェイス装
    置。
  15. 【請求項15】前記バッファメモリ内に定義されたバン
    クのうち、空き状態にあるバンクを特定するための複数
    の空きアドレスを記憶する空きアドレスバッファを有
    し、 前記書き込み手段が、上記空きアドレスバッファからア
    ドレスを取り出すことによってバンクを確保することを
    特徴とする請求項14に記載の通信インターフェイス装
    置。
  16. 【請求項16】前記書き込み手段が、可変長フレーム対
    応に、最初のバンクを指定するアドレスを記憶するため
    の第1メモリ手段と、上記バンクにリンクされる後続の
    バンクのアドレスを記憶するための第2メモリ手段と、
    前記空きアドレスバッファから取り出されたアドレスを
    上記第1、第2メモリ手段に選択的に記憶するための手
    段とを備えることを特徴とする請求項15に記載の通信
    インターフェイス装置。
  17. 【請求項17】それぞれ複数ブロック分の容量をもつ所
    定長さの複数のバンクが予め定義されているバッファメ
    モリと、 フレームの先頭のデータブロックを含む固定長パケット
    に対して、上記バッファメモリ中の空きバンクを割当
    て、同一フレームの後続するデータブロックの全てを同
    一バンクに収容できない場合には、新たな空きバンクを
    確保し、同一フレームの複数のバンクをポインタ情報で
    リスト構造化しながら、受信パケットのデータブロック
    を上記バッファメモリのバンクに書き込むための手段
    と、 上記バッファメモリにフレームの最後のデータブロック
    を格納した時点で、該フレームの最初のデータブロック
    を含むバンクを示すアドレスを組立て完了情報として記
    憶するためのメモリ手段とを備えたことを特徴とする通
    信インターフェイス装置。
  18. 【請求項18】前記バッファメモリ内に定義されたバン
    クのうち、空き状態にあるバンクを特定するための複数
    の空きアドレスを記憶する空きアドレスバッファと、 前記完了情報として記憶されたバンクアドレスによって
    特定される前記バッファメモリ内の1つのバンクからフ
    レームのデータを順次に読み出し、該フレームがリスト
    構造化された複数のバンクに収容されている場合は、ポ
    インタ情報として記憶されているバンクアドレスによっ
    て特定される後続のバンクから残りデータブロックを読
    み出すための手段と、 フレームデータの読み出しを完了したバンクのアドレス
    を上記空きアドレスバッファに記憶するための手段とを
    備えたことを特徴とする請求項17に記載の通信インタ
    ーフェイス装置。
  19. 【請求項19】前記書き込み手段が、可変長フレーム対
    応に、最初のバンクを指定するアドレスを記憶するため
    の第1メモリ手段と、上記バンクにリンクされる後続の
    バンクのアドレスを前記ポインタ情報として記憶するた
    めの第2メモリ手段と、前記空きアドレスバッファから
    取り出されたアドレスを上記第1、第2メモリ手段に選
    択的に記憶するための手段とを備えることを特徴とする
    請求項18に記載の通信インターフェイス装置。
  20. 【請求項20】第1の伝送路側から受信した可変長フレ
    ームを第1のバッファメモリに一時的に蓄積して固定長
    の複数のデータブロックに分割し、各データブロックの
    ヘッダを付して第2の伝送路側に固定長パケットとして
    転送する第1の変換手段と、 第2の伝送路側から受信した固定長パケットのデータブ
    ロックを第2のバッファメモリに一時的に蓄積して可変
    長フレームに組み立て、該可変長フレームを第1の伝送
    路側に転送する第2の変換手段とを有するインターフェ
    イス装置において、 上記第1、第2のバッファメモリに、それぞれ複数のデ
    ータブロック分の容量をもつ所定長さの複数のバンクが
    予め定義され、 上記第1の変換手段が、第1の伝送路側から受け取った
    可変長フレームの長さに応じた個数の空きバンクを確保
    し、複数のバンクを確保した場合はこれらのバンクをリ
    スト構造化しながら上記可変長フレームを上記第1のバ
    ッファメモリの空きバンクに書き込むための手段と、上
    記可変長フレームが格納された上記第1のバッファメモ
    リ中の単独またはリスト構造化されたバンクから、所定
    の順序で固定長のデータブロックを読み出すための手段
    と、上記第1のバッファメモリから読み出されたデータ
    ブロックにヘッダ付加し、固定長パケットとして送出す
    るための手段とを備え、 上記第2の変換手段が、フレームの先頭のデータブロッ
    クを含む固定長パケットに対して、上記第2のバッファ
    メモリ中の空きバンクを割当て、同一フレームの後続す
    るデータブロックの全てを同一バンクに収容できない場
    合には、新たな空きバンクを確保し、同一フレームの複
    数のバンクをポインタ情報でリスト構造化しながら、受
    信パケットのデータブロックを上記第2のバッファメモ
    リのバンクに書き込むための手段と、上記第2のバッフ
    ァメモリにフレームの最後のデータブロックを格納した
    時点で、該フレームの最初のデータブロックを含むバン
    クを示すアドレスを組立て完了情報として記憶するため
    のメモリ手段とを備えたことを特徴とする通信インター
    フェイス装置。
  21. 【請求項21】前記第2の変換手段が、前記メモリ手段
    に記憶されたアドレスによって特定される前記第2のバ
    ッファメモリ内の1つのバンクからフレームのデータを
    順次に読み出し、該フレームがリスト構造化された複数
    のバンクに収容されている場合は、ポインタ情報として
    記憶されているバンクアドレスによって特定される後続
    のバンクから残りデータブロックを読み出し、前記第1
    の伝送路側に転送するための手段を有することを特徴と
    する請求項20に記載の通信インターフェイス装置。
  22. 【請求項22】前記第1、第2の変換手段が、それぞれ
    論理チャネル対応に前記バンクまたはリスト構造化され
    たバンクを確保することを特徴とする請求項20または
    請求項21に記載の通信インターフェイス装置。
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