JPH07219038A - フィルムビューワー - Google Patents

フィルムビューワー

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JPH07219038A
JPH07219038A JP6012905A JP1290594A JPH07219038A JP H07219038 A JPH07219038 A JP H07219038A JP 6012905 A JP6012905 A JP 6012905A JP 1290594 A JP1290594 A JP 1290594A JP H07219038 A JPH07219038 A JP H07219038A
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JP
Japan
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film
cartridge
shaft
main body
spool
Prior art date
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Application number
JP6012905A
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English (en)
Inventor
Hiromasa Suzuki
宏昌 鈴木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to US08/380,576 priority patent/US5521662A/en
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/02Viewing or reading apparatus
    • G02B27/022Viewing apparatus
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S353/00Optics: image projectors
    • Y10S353/02Film strip

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 未現像フィルムの露光を防止し、カートリッ
ジに収納されたフィルムを手軽にしかも画像品質を低下
させることなく見る。 【構成】 未現像フィルムの露光防止のため、底蓋36
に突起35を設け、カートリッジ100のフィルム10
6が未現像の場合には、スプール102の角柱110に
当接して底蓋36が閉まらないようにする。箱状本体ケ
ース12にスプール102に係合する軸26とリール5
8とを設け、両者を複数のギア28,40,44,5
2,56を介してノブ46で回るようにする。軸26と
リール58の間にフィルム106を見るための窓部68
を設け、窓部68を横断するようにフィルム106の通
るスリットを設ける。スリットには、柔軟材質製フィル
ムガイドを張りつけてフィルム106の搬送をガイドし
て傷付き等を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カートリッジに収納さ
れたフィルムをカートリッジから出して見るためのフィ
ルムビューワーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影済の35mmフィルムのプリン
トを写真店で依頼すると、プリントと共にネガフィルム
が返却されるようになっている。一般に、返却されるネ
ガフィルムは6コマ毎に切断され、透明なネガフィルム
ケースの収容部に入れられてくる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、焼き増し等
のラボでの効率を考慮すると、6コマ毎に切断したフィ
ルムよりもカートリッジに収容されたフィルムを扱う方
が効率的である(プリンター等にフィルムをセットする
のがフィルム1本につき1回で済むetc)。また、近
年提案されている磁気層つきフィルム(写真工業199
3年7月号、34頁〜35頁)では、切り離したネガの
磁気情報を読み取るのが難しいため、カートリッジに現
像済のフィルムを入れて返却する方法が提案されている
(特開平3−175448号)。
【0004】フィルムがカートリッジ内に完全に収納さ
れた場合、内部のフィルムが現像済であるか否かの判断
がつかず、未現像のフィルムを誤って露光させる恐れが
あるため、カートリッジに現像済か否かを指示するイン
ジケータを設けたカートリッジも提案されている。しか
しながら、カートリッジのインジケータを見落とした
り、見誤る等の恐れがある。
【0005】また、切断していないフィルムは長くて持
ち難く、一般のユーザーがカートリッジからフィルムを
引き出して画像を手軽に見ることは難しい。さらに、カ
ートリッジからフィルムを引き出すと画像面に手垢等を
付ける、または引き出す時にフィルムにキズを付ける等
して画像品質を低下させる恐れもある。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、未現像フィル
ムの露光を防止し、カートリッジに収納されたフィルム
を手軽にしかも画像品質を低下させることなく見ること
のできるフィルムビューワーを提供することが目的であ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、カートリッジ
から引き出されたフィルムを見るためのフィルムビュー
ワーであって、前記カートリッジのスプールに連結され
る回転軸と、前記フィルムを巻き取る巻き取り軸と、前
記回転軸及び前記巻き取り軸を回転可能に支持する本体
と、前記本体に設けられ前記カートリッジが収納される
カートリッジ収納部と、前記回転軸と前記巻き取り軸と
の間に設けられ、少なくとも前記フィルムの画像1コマ
以上の大きさを有する観察用窓部と、前記本体に取り付
けられ前記カートリッジのフィルム出口近傍に配設され
て前記フィルムをガイドする柔軟材質製フィルムガイド
と、前記回転軸及び前記巻き取り軸に連結され前記フィ
ルムを搬送する搬送手段と、前記カートリッジに設けら
れた現像済か否かを指示する指示手段を検出して前記カ
ートリッジの収納を阻止する阻止手段と、を備えたこと
を特徴としている。
【0008】
【作用】本発明のフィルムビューワーでカートリッジの
フィルムを見るには、先ずフィルムをカートリッジ収納
部に収納する。この際、阻止手段がカートリッジに設け
られた現像済か否かを指示する指示手段を検出するの
で、未現像のフィルムの入れられたカートリッジの収納
を阻止することができる。これによって、未現像のフィ
ルムの露光を防止することができる。
【0009】現像済のフィルムの入れられたカートリッ
ジをカートリッジ収納部に装填し、スプールに回転軸を
連結し、搬送手段で回転軸及び巻き取り軸を回転させる
とフィルムが搬送される。これによって回転軸と巻き取
り軸との間に設けられた観察用窓部からフィルムを見る
ことができる。なお、カートリッジのフィルム出口近傍
にはフィルムをガイドする柔軟材質製フィルムガイドが
設けられているので、仮にカートリッジにテレンプ等が
設けられていなくても、カートリッジから出た直後のフ
ィルムはただちに柔軟材質製フィルムガイドでガイドさ
れるので、傷が付く等の画像の品質低下を防止すること
ができる。また、観察用窓部を画像1コマ以上の大きさ
としたので、画像全体のみならずフィルムの幅方向両端
部に設けられた駒番号やバーコード等の光学情報など、
さらにカブリ等の事故の結果や画面の位置ズレ、撮影時
のカメラでのフィルム送り不良等の事故の結果等も見る
ことができる。
【0010】
【実施例】
[第1実施例]本発明のフィルムビューワーの第1実施
例を図1乃至図6にしたがって説明する。
【0011】図4に示すように、フィルムビューワー1
0は、長方形状の箱型を呈した本体ケース12を備えて
いる。
【0012】図1に示すように、本体ケース12の上板
14には、内側に軸受け部16,18,20,22,2
4が本体ケース12の幅方向(矢印L方向及び矢印R方
向)に沿って所定間隔で設けられている。
【0013】矢印L方向側の軸受け16には上下方向
(矢印U方向及び矢印D方向)に延びる回転軸としての
軸26の一端が回転可能に支持されている。この軸26
には、中間部に搬送手段の一部を構成するギア28(歯
は図示省略)が固着されている。本体ケース12には、
ギア28の下側(矢印D方向)に、カートリッジ100
を収納するカートリッジ収納部としてのカートリッジ収
納凹部32が形成されている。このカートリッジ収納凹
部32は、底板34側に開口しており、底蓋36によっ
て閉塞されるようになっている。
【0014】図6に示すように、本実施例のカートリッ
ジ100は、円筒部100Aの両側に環状の蓋100B
があり、中にフィルム106(図6では図示せず)を巻
き付けたスプール102が入れられている一般的な構造
のものであるが、現像済か否かを示す指示手段としての
角柱110を備えている点が異なっている。この角柱1
10は、スプール102の他端に形成された凹部108
の開口側に架け渡されており、両端部が薄肉とされ、中
間部を強く押すことによってスプール102から取り除
かれるようになっている。例えば、カートリッジ100
内のフィルム106が現像済である場合に、ラボ等で角
柱110を取り除くことによって、内部のフィルム10
6が現像済であるか否かを外部から容易に判断すること
ができ、未現像フィルムの露光を防止するに役立つ。
【0015】図1に示すように、軸26の他端部はカー
トリッジ収納凹部32内に突出しており、先端にはカー
トリッジ100のスプール102の一端に設けられたリ
ブ104が係合するスリット34が形成されている。な
お、このリブ104は、カメラの巻き取り軸(図示せ
ず)に係合して、フィルム106を巻き取る際にも使用
されるものである。
【0016】底蓋36には、カートリッジ収納凹部32
側に阻止手段としての突起35が設けられている。この
突起35は、カートリッジ収納凹部32にカートリッジ
100を装填して底蓋36を閉めた際に、スプール10
2の凹部108に対向するようになっており、図1に示
すように、角柱110が取り除かれている場合には底蓋
36は閉まってカートリッジ収納凹部32にカートリッ
ジ100を収容できるが、角柱110がある場合には突
起35が角柱110に当たって底蓋36が閉まらず、カ
ートリッジ収納凹部32にカートリッジ100が収容で
きないようになっている。
【0017】図1に示すように、軸受け18には軸38
の一端が回転可能に支持されており、軸38の中間部に
は、前記ギア28と噛み合う搬送手段の他の一部として
のギア40(歯は図示省略)が固着されている。
【0018】軸受け20には軸42の一端が回転可能に
支持されている。軸42は、他端に前記ギア40と噛み
合う搬送手段の他の一部としてのギア44(歯は図示省
略)が固着されており、中間部に搬送手段の他の一部と
しての円盤状のノブ46が固着されている。なお、ノブ
46の一部は、図2に示すように、本体ケース12の正
面板48の外側に突出している。
【0019】図1に示すように、軸受け22には軸50
の一端が回転可能に支持されており、軸50の他端部
は、底板34に形成された軸受け62に回転可能に支持
されている。軸50の中間部には、前記ギア44と噛み
合う搬送手段の他の一部としてのギア52(歯は図示省
略)が固着されている。
【0020】また、軸受け24には軸54の一端が回転
可能に支持されている。軸54には、中間部に前記ギア
52と噛み合う搬送手段の他の一部としてのギア56
(歯は図示省略)が固着されており、ギア56の下側
(矢印D方向)に巻き取り軸としてのリール58が固着
されている。なお、リール58は、図1及び図3に示す
ように、本体ケース12に設けられたリール収容室60
の内部に配設されている。
【0021】図3に示すように、リール収容室60に
は、円弧状に湾曲したフィルム押さえ64が設けられて
いる。フィルム押さえ64は、ピン65で本体ケース1
2に揺動可能に支持されており、先端にローラー66が
取り付けられている。このフィルム押さえ64は、ロー
ラー66がリール58を押すようにスプリング67によ
って付勢されている。
【0022】図1及び図3に示すように、本体ケース1
2には、中央部にフィルム106を見るための窓部68
が形成されている。窓部68は、本体ケース12を矢印
F方向及び矢印B方向に貫通しており、横寸法がフィル
ム106の画像1コマよりも若干大きく、縦寸法がフィ
ルム106の幅よりも若干大きく形成されている。
【0023】図3に示すように、本体ケース12にはス
リット70が形成されている。スリット70は、窓部6
8を横断するように本体ケース12の幅方向(矢印R方
向及び矢印L方向)に沿って形成され、矢印L方向側が
カートリッジ収納凹部32に、矢印R方向側がリール収
容室60に連結されている。
【0024】スリット70は、ほぼ全長に亘って一定幅
とされており、カートリッジ収納凹部32の近傍にカー
トリッジ収納凹部32側にテーパー部を有する突起72
が両側面に形成されている。また、スリット70の内面
には、フィルム106を傷付けないようなテレンプやフ
ェルト等の柔軟材質製フィルムガイド74あるいはフィ
ルムガイドローラーが貼り付けられている。
【0025】また、図3及び図4に示すように、窓部6
8には、フィルム106の幅方向両側の非画像領域をガ
イドする透明ガイド板76が設けられている。透明ガイ
ド板76は、フィルム106が通過する所定の隙間を介
して各々の幅方向端部に対して2枚が対向している。
【0026】次に、本実施例の作用を説明する。先ず最
初に、カートリッジ100に収納されたフィルム106
が現像済である場合には、スプール102の角柱110
を取り除くように決めておく。これによって、内部のフ
ィルム106を引き出すことなくフィルム106の状態
(現像済か否か)を見分けることができる。
【0027】カートリッジ100に収納されたフィルム
106を見る場合には、先ず、フィルムビューワー10
の底蓋36を開け、カートリッジ100をカートリッジ
収納凹部32内に挿入する。
【0028】挿入したカートリッジ100が、現像済の
フィルム106を有している場合には、角柱110が取
り除かれているため底蓋36を閉めることができるが、
未現像のフィルム106を有している場合には角柱11
0が底蓋36の突起35に当接して閉まらないので、カ
ートリッジ100を収納することが出来ず、未現像フィ
ルム106の露光が未然に防止される。即ち、現像済の
フィルム106を有したカートリッジ100と未現像の
フィルム106を有したカートリッジ100とが有る場
合、誤って未現像のフィルム106を露光させることが
無い。
【0029】カートリッジ収納凹部32内のカートリッ
ジ100に収納されたフィルム106を見る場合には、
指でノブ46を左側から右側へ回す(図1乃至図3参
照。図2では時計周り方向とは反対方向へ回す)。これ
によって、ギア28が時計周り方向と反対方向に回転し
てフィルム106が右方向(矢印R方向)に送り出され
ると共に、ギア56及びリール58が時計周り方向と反
対方向に回転する。カートリッジ100から出されたフ
ィルム106は直ちに柔軟材質製フィルムガイド74に
ガイドされ、さらに幅方向両端部が透明ガイド板76に
ガイドされて窓部68を介してリール収容室60へ至
り、先端がリール収容室60の内壁及びフィルム押さえ
64にガイドされながらリール58に巻きついて行く。
【0030】このように、フィルムビューワー10を用
いることによってフィルム106を手で触ることなく見
ることができるので、フィルム106は手垢が付いた
り、表面が傷つけられる等の画像品質の低下が起こらな
い。また、窓部68は、横寸法がフィルム106の画像
1コマよりも若干大きく、縦寸法がフィルム106の幅
よりも若干大きく形成され、両端部が透明ガイド板76
で支持されているため、記録された画像全体のみならず
画像領域の幅方向両端部に記録された画像のコマ番号や
フィルムの品番、バーコード等の光学情報など、さらに
カブリ等の事故の結果や画面の位置ズレ、撮影時のカメ
ラでのフィルム送り不良等の事故の結果等も読み取るこ
とができる。
【0031】なお、フィルム106を左側(矢印L方
向)へ送る場合やカートリッジ100に巻き戻す場合に
は、ノブ46を右から左側(時計周り方向)へ回転させ
れば良い。
【0032】[第2実施例]本発明の第2実施例を図7
乃至図10にしたがって説明する。なお、第1実施例と
同一構成に関しては同一符号を付しその説明は省略す
る。
【0033】前述の実施例はあくまで安価な装置を提供
したが、第2実施例はもう少し付加機能を加えたもので
ある。すなわち、ネガや白黒フィルムであれば前実施例
のように外光を利用して画像を見るので良いが、リバー
サルフィルムの場合には、やはり光源を内蔵して画像を
観賞するのが望ましい。また、フィルムの巻き取り・巻
き戻し等も自動化した方が便利である。このような付加
機能を付けた例を第2実施例として以下説明する。
【0034】図7に示すように、本実施例のフィルムビ
ューワー10の本体ケース200は、正面板202が略
45度に傾斜している。窓部210は正面板202の略
中央部に開口している。
【0035】図8に示すように、カートリッジ収納凹部
204は、正面板202側に開口しており、蓋206に
よって閉塞できるようになっている。
【0036】図7及び図9に示すように、本体ケース2
00の内部には、フィルム106の搬送面後ろ側にラン
プ208が配設されており、さらに隅部分には、ランプ
208の光を窓部210側へ反射させるための反射鏡2
12が取り付けられている。また、ランプ208とフィ
ルム106との間には、光を透過する白色板214が配
置されている。このため、フィルム像を照明ムラが少な
く、より美しく見ることができる。
【0037】図8に示すように、リール58には搬送手
段の一部としてのモータ216が、スプール102を回
転ささせる軸26には搬送手段の他の一部としてのモー
タ218が連結されている。
【0038】なお、モータ216及びモータ218は、
メインスイッチ220、微速送りスイッチ222、早送
りスイッチ224、図示しない電源(電池等)と制御回
路に連結されており、また、ランプ208は、電源及び
メインスイッチ220に連結されている。
【0039】ここで、メインスイッチ220をオンにす
るとランプ208が点灯するようになっており、微速送
りスイッチ222の左側を押すとフィルム106が微速
で矢印L方向に送られ、微速送りスイッチ222の右側
を押すとフィルム106が矢印R方向に送られるように
なっている。また、早送りスイッチ224の左側を押す
とフィルム106が矢印L方向に早く送られ、早送りス
イッチ224の右側を押すとフィルム106が矢印R方
向に早く送られるようになっている。
【0040】図8及び図10に示すように、本体ケース
200のカートリッジ収納凹部204の側壁には、L字
型を呈した阻止手段としてのレバー226がスプール1
02の軸方向に沿って移動自在に支持されている。レバ
ー226は、スプリング227によってスプール102
側に付勢されており、図10(A)に示すように、スプ
ール102に角柱110が無い場合(現像済の場合)に
は、スプール102の凹部108にレバー226の半球
状とされた一端226Aが挿入され、側部に延びた枝部
226Bが蓋206の孔206Aに挿入されて蓋206
が閉まる。
【0041】一方、スプール102に角柱110が付い
ている場合(未現像)には、図10(B)に示すよう
に、角柱110に押されてレバー226が引っ込み、枝
部226Bが蓋206の孔206Aに挿入されないので
蓋206が閉まらない。
【0042】このように、未現像のフィルム106を有
しているカートリッジ100では蓋206が閉まらない
ので、カートリッジ100を収納することが出来ず、未
現像フィルム106の露光を未然に防止することができ
る。
【0043】本実施例のフィルムビューワー10におい
ても、カートリッジ100から出されたフィルム106
は、直ちに柔軟材質製フィルムガイド74でガイドされ
るので、手垢が付いたり、表面が傷つけられる等の画像
品質の低下が起こらない。また、窓部210の横寸法を
フィルム106の画像1コマよりも若干大きく、縦寸法
をフィルム106の幅よりも若干大きく形成し、両端部
を透明ガイド板76で支持することにより、第1実施例
と同様に記録された画像全体のみならず画像領域の幅方
向両端部に記録された画像のコマ番号やフィルムの品
番、バーコード等の光学情報を読み取ることができる。
【0044】さらに、本実施例のフィルムビューワー1
0では、フィルム106をモーター送りできる機構とし
たので、検索を非常に早く行うことができる。また、ラ
ンプ208を設けたので暗い場所でもフィルム106を
見ることができる。
【0045】なお、フィルム106を見やすくするため
に、窓部210に拡大レンズを取り付けることもでき
る。
【0046】また、フィルム106が画像以外の光学的
な情報(例えば、バーコード、ドット等)や磁気的な情
報(フィルムに磁気記録層が形成されている)を有して
いる場合もあるので、これらの光学的な情報や磁気的な
情報を読み取るために、図11に示すように、スリット
70に透過型の光センサ230や磁気ヘッド240を設
けてもよく、カートリッジ100のフィルム出口の極め
て近くに、光センサ230と同様に透過型の赤外線セン
サ(図示せず)を設け、カートリッジ100から出たフ
ィルム106の先端が赤外線センサを通過した際に、赤
外線の透過率の違いからフィルム106が現像済である
か否かを判定するようにしてもよい。赤外線センサを制
御回路に連結すれば、未現像のフィルム106の先端の
一部がカートリッジ100から送りだされた時にモータ
216,218を直ちに停止させ、未現像フィルム10
6の露光(濳像の破壊)を未然に防止することができ
る。このサンサを設けることにより、現像前/済を区別
するツメや機構が仮に異常な状態になっていても、カブ
らせてしまう事故を防ぐことができる。
【0047】また、赤外線を使用する他に、フィルム1
06の厚みや、銀の有無を検出するセンサを設け、フィ
ルム106が現像済であるか否かを判定するようにして
もよい。また、磁気ヘッド240は、フィルム106の
磁気記録層に各種磁気情報を記録するために使用するこ
ともできる。
【0048】なお、フィルムに記録される情報とは、例
えば、カメラで入力した種々の情報(日付・時刻、プリ
ントサイズ、疑似ズーム、アスペクトレシオ変更指
示)、カメラでの撮影条件(レンズF値、絞りf値、シ
ャッター速度、ストロボの使用、側光値、フィルム感
度、意図的な露出補正量の設定、主要被写体までの距
離、写真のタイトル)、注文枚数、焼付け時の露光条
件、現像やプリントの請求料金、ラボでの処理時刻、ユ
ーザーの特殊情報、フィルムの出荷時期と注文までの時
間等を上げることができ、これらの情報をラボや写真店
での伝票発行等に使用することもできる。
【0049】
【発明の効果】本発明のフィルムビューワーは上記の構
成としたので、未現像フィルムの露光を防止し、カート
リッジに収納されたフィルムを手軽にしかも画像品質を
低下させることなく見れるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るフィルムビューワーの正面図
である。
【図2】図1に示すフィルムビューワーの2−2線断面
図である。
【図3】図1に示すフィルムビューワーの3−3線断面
図である。
【図4】図1に示すフィルムビューワーの4−4線断面
図である。
【図5】フィルムビューワー斜視図である。
【図6】カートリッジと斜視図である。
【図7】第2実施例に係るフィルムビューワーの断面図
(図8の7−7線断面図)である。
【図8】図7に示すフィルムビューワーの矢印A方向矢
視図である。
【図9】図8に示すフィルムビューワーの9−9線断面
図である。
【図10】(A)は、現像済フィルムの入ったカートリ
ッジを入れた際の蓋の様子を示す断面図であり、(B)
は、未現像フィルムの入ったカートリッジを入れた際の
蓋の様子を示す断面図である。
【図11】フィルムビューワーの他の実施例を示す断面
図である。
【符号の説明】
10 フィルムビューワー 12 本体ケース(本体) 26 軸(回転軸) 28 ギア(搬送手段) 32 カートリッジ収納凹部(カートリッジ収納部) 35 突起(阻止手段) 40 ギア(搬送手段) 44 ギア(搬送手段) 52 ギア(搬送手段) 56 ギア(搬送手段) 58 リール(巻き取り軸) 68 窓部(観察用窓部) 74 柔軟材質製フィルムガイド 100 カートリッジ 102 スプール 106 フィルム 110 角柱(指示手段) 200 本体ケース(本体) 210 窓部(観察用窓部) 216 モータ(搬送手段) 218 モータ(搬送手段) 226 レバー(阻止手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジから引き出されたフィルム
    を見るためのフィルムビューワーであって、 前記カートリッジのスプールに連結される回転軸と、 前記フィルムを巻き取る巻き取り軸と、 前記回転軸及び前記巻き取り軸を回転可能に支持する本
    体と、 前記本体に設けられ前記カートリッジが収納されるカー
    トリッジ収納部と、 前記回転軸と前記巻き取り軸との間に設けられ、少なく
    とも前記フィルムの画像1コマ以上の大きさを有する観
    察用窓部と、 前記本体に取り付けられ前記カートリッジのフィルム出
    口近傍に配設されて前記フィルムをガイドする柔軟材質
    製フィルムガイドと、 前記回転軸及び前記巻き取り軸に連結され前記フィルム
    を搬送する搬送手段と、 前記カートリッジに設けられた現像済か否かを指示する
    指示手段を検出して前記カートリッジの収納を阻止する
    阻止手段と、 を備えたことを特徴とするフィルムビューワー。
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