JPH0721741A - データ記録・再生装置 - Google Patents

データ記録・再生装置

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JPH0721741A
JPH0721741A JP16704193A JP16704193A JPH0721741A JP H0721741 A JPH0721741 A JP H0721741A JP 16704193 A JP16704193 A JP 16704193A JP 16704193 A JP16704193 A JP 16704193A JP H0721741 A JPH0721741 A JP H0721741A
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JP
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JP16704193A
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Hiroshi Furuno
寛 古野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作が簡単で低コストに構成できる情報応答
装置を提供する。 【構成】 音声データを圧縮して記録でき着脱自在なカ
ートリッジ31に収納されたディスク状の記録媒体に、
メッセージデータをトリー構成で記録させると共に、ト
リー構成を規定したデータを、記録媒体のリードインエ
リアに記録するようにし、このリードインエリアに記録
されたデータに基づいた指示で、所望のメッセージデー
タを再生できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばミニディスク
(MD)と称される光磁気ディスクを使用したデータ記
録媒体を使用した記録・再生装置に適用して好適なデー
タ記録・再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話回線に接続されたファクシミ
リ装置を使用して、各種情報を引き出すサービスが行わ
れている。即ち、情報サービスを行う会社側では、予め
電話回線に接続された大規模なデータ記憶装置を用意
し、このデータ記憶装置にファクシミリデータを記憶さ
せておく。そして、この情報サービスを利用したい者
は、まずこの利用者が家庭内などに所有するファクシミ
リ装置に接続された電話機で、情報サービス会社にダイ
ヤルする。そして、電話回線が接続されると、情報サー
ビス会社側のデータ記憶装置から流れる音声ガイダンス
に従って、電話機のプッシュボタンを操作して、必要と
する情報のファクシミリデータをデータ記憶装置から電
話回線に送信させる。そして、利用者側では、ファクシ
ミリ装置で受信操作を行うことで、この送信されるファ
クシミリデータが紙にプリントアウトされて、取り出さ
れる。
【0003】このようなサービスを利用することで、必
要とする情報を迅速に得ることができ、例えば各会社が
販売する製品について記載されたカタログを、このよう
なサービスで伝送させるようにすることで、郵送でカタ
ログをユーザーに送付する場合に比べ、ユーザーに迅速
に必要とするカタログを届けることができると共に、情
報サービス装置の記憶データさえ更新できれば、常に最
新の情報(例えば新製品のカタログ)を提供できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
情報サービスに使用される情報応答装置(データ記憶装
置)としては、比較的大規模なコンピュータ装置と、こ
のコンピュータ装置に接続される大容量記憶装置(ハー
ドディスク装置など)が使用され、構成が複雑で高価で
あると共に、操作も複雑である不都合があった。
【0005】このため、現在このような情報サービスを
行っているのは、ある程度規模の大きな会社に限られ、
例えば個人で経営する小規模な商店などで、このような
情報応答装置を設置させて情報サービスを行うことは殆
どない。
【0006】本発明はかかる点に鑑み、操作が簡単で低
コストに構成できる情報応答装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声データを
圧縮して記録でき着脱自在なカートリッジに収納された
ディスク状の記録媒体に、メッセージデータをトリー構
成で記録させると共に、トリー構成を規定したデータ
を、記録媒体のリードインエリアに記録するようにし、
このリードインエリアに記録されたデータに基づいた指
示で、所望のメッセージデータを再生できるようにした
ものである。
【0008】また、この場合にトリー構成を構成する各
ノードに直接つながるメッセージの数を示すデータを、
リードインエリアに記録するようにしたものである。
【0009】さらに、この場合にそれぞれのメッセージ
の数を示すデータを、1バイトの文字コードを使用して
記録するようにしたものである。
【0010】さらに、この場合にトリー構成の中に、メ
ッセージデータが記録されてないエリアを設け、リード
インエリアに記録されたデータに基づいた指示で、この
記録されてないエリアを指定して、このエリアにデータ
を記録できるようにしたものである。
【0011】さらにまた、この場合に画像データをアナ
ログ音声信号に近似したデータに変換して、メッセージ
データとして記録するようにしたものである。
【0012】また、本発明は音声データを圧縮して記録
でき着脱自在なカートリッジに収納されたディスク状の
記録媒体に、メッセージデータをトリー構成で記録させ
ると共に、メッセージデータの属性を示すデータを、記
録媒体のリードインエリアの各トラックデータの記録エ
リアに記録するようにし、この各トラックデータの記録
エリアに記録されたデータに基づいて、メッセージデー
タの再生に伴った処理を行うようにしたものである。
【0013】また、本発明は2チャンネルの音声データ
を圧縮して記録でき着脱自在なカートリッジに収納され
たディスク状の記録媒体に、メッセージデータを記録し
た後、再生させることができるデータ記録・再生装置に
おいて、メッセージデータとしてファクシミリデータと
音声メッセージデータとを記録させると共に、ファクシ
ミリデータを、2チャンネルの内の一方のチャンネルの
記録エリアに記録し、音声メッセージデータを、2チャ
ンネルの内の他方のチャンネルの記録エリアに記録する
ようにしたものである。
【0014】また、この場合に電話回線を介して受信し
た信号を上記メッセージデータとして記録する場合に、
受信信号のコーリングトーンを検出して、ファクシミリ
データと音声メッセージデータとの区別を判別し、この
判別に応じて2チャンネルの内の何れのチャンネルに記
録するかを判断するようにしたものである。
【0015】
【作用】本発明によると、着脱自在なカートリッジに収
納されたディスク状の記録媒体に、メッセージデータが
記録され、メッセージデータの更新,記録,保管などが
簡単にできるようになると共に、この記録媒体のリード
インエリアに、メッセージデータのトリー構成を規定し
たデータを記録するようにしたことで、このリードイン
エリアを再生させるだけで、メッセージデータを再生さ
せるための指示が可能になる。
【0016】また本発明によると、メッセージデータの
属性を示すデータを、記録媒体のリードインエリアの各
トラックデータの記録エリアに記録するようにしたこと
で、この各トラックデータの記録エリアのデータの判断
で、記録されたメッセージデータの属性が直ちに判別で
き、メッセージデータの再生処理などが迅速にできるよ
うになる。
【0017】また本発明によると、メッセージデータと
してファクシミリデータと音声メッセージデータとを記
録させる場合に、ファクシミリデータを、2チャンネル
の内の一方のチャンネルの記録エリアに記録し、音声メ
ッセージデータを、他方のチャンネルの記録エリアに記
録するようにしたことで、記録チャンネルの判別だけで
記録されたメッセージデータがどのようなデータが判
り、再生時の処理が容易になる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、添付図面を参照
して説明する。
【0019】本例においては、ミニディスク(MD)と
称される光磁気ディスクを使用したデジタル音声信号記
録・再生システムを利用して、情報応答装置を構成する
ようにしたもので、その全体構成を図1に示すように構
成する。即ち、図1において10は情報応答装置全体を
示し、この情報応答装置10は、マイクロコンピュータ
で構成されたシステムコントローラ11を有し、このシ
ステムコントローラ11により各部の制御を行うように
してある。また、図中12はディスク制御部を示し、こ
のディスク制御部12により、ディスク記録・再生部3
0の制御を行うようにしてある。このディスク記録・再
生部30が、上述したミニディスクによるデジタル音声
信号記録・再生システムとしてある。
【0020】このディスク記録・再生部30の構成を図
2に示すと、図中31はディスクが収納されるディスク
カートリッジを示し、このカートリッジ31内には直径
64mmの光磁気ディスク32が収納される。この場
合、カートリッジ31にディスク32が収納されたまま
で記録・再生装置に装着され、スピンドルモータ33に
より回転駆動される。そして、このディスク32に螺旋
状又は同心円状に形成されたトラックに後述する磁界変
調で記録された記録信号を光学ピックアップ34で読出
し、再生信号をRFアンプ35を介して変調・復調処理
回路36に供給し、記録用に変調されたデータの復調を
行う。この変調・復調処理回路36での記録用の変調及
び復調の処理としては、例えば8−14変調(EFM)
と称されるデジタル変調が行われる。また、この変調・
復調処理回路36での処理は、ディスク制御部12の制
御で行われる。
【0021】また、光磁気ディスク31に形成された各
トラックは、ウォブリング(蛇行)によりアドレスデー
タが予め記録されてあり、このウォブリング情報をアド
レスデコーダ39が検出するようにしてある。即ち、R
Fアンプ35が出力する再生信号をアドレスデコーダ3
9に供給し、このデコーダ39でウォブリングにより記
録されたアドレスデータのデコードを行い、デコードさ
れたアドレスデータを、変調・復調処理回路36を介し
てディスク制御部12に供給する。
【0022】そして、変調・復調処理回路36で復調さ
れた音声データを、メモリコントローラ40に供給し、
このメモリコントローラ40に接続されたRAM41に
一旦記憶させる。このRAM41は、再生データが一時
的に途切れた場合にも音声データの出力を連続させるた
めのデータバッファで、このRAM41に記憶されたデ
ータを圧縮・伸長処理回路42に供給する。そして、こ
の圧縮・伸長処理回路42で記録用に圧縮されたデータ
を元のデータ量に伸長させ、この伸長さたれデータをデ
ジタル/アナログ変換器43でアナログ信号に変換し、
このアナログ信号を再生信号出力端子44に供給する。
【0023】また、光学ピックアップ34や後述する記
録ヘッド48のディスクの半径方向の移動が、ディスク
制御部12からの指令に基づいたサーボ制御回路37の
制御による送りモータ38の駆動で行われる。このサー
ボ制御回路37には、RFアンプ35が出力する再生信
号が供給され、再生トラックに追従させるサーボ制御が
行われる。また、スピンドルモータ33による回転駆動
も、サーボ制御回路37の制御で行われる。
【0024】また、記録系の構成としては、記録信号入
力端子45に得られるアナログオーディオ信号を、アナ
ログ/デジタル変換器46でデジタルデータに変換した
後、このデジタルデータを圧縮・伸長処理回路42で圧
縮処理を行い、圧縮された音声データをメモリコントロ
ーラ40に供給し、このメモリコントローラ40に接続
されたRAM41に一旦記憶させる。そして、このRA
M41から読出された音声データを、変調・復調処理回
路36で記録用に変調し、変調された音声データをヘッ
ド駆動回路47に供給して、記録ヘッド(磁気ヘッド)
48を駆動させる。
【0025】ここで、記録ヘッド48は、光学ピックア
ップ34からディスク32にレーザが照射される位置の
真上(ディスクの反対側)に配されている。そして記録
時には、光学ピックアップ34からディスク32に照射
されるレーザビームで、記録箇所を加熱させながら、こ
の記録ヘッド48で発生された磁界を記録する処理が行
われる。この記録処理は、磁界変調記録方式と称されて
いるものである。
【0026】なお、本例のディスク記録・再生部30
は、基本的にオーディオ信号を記録させるシステムをそ
のまま適用しているため、右チャンネルの信号と左チャ
ンネルの信号との2チャンネルの音声信号を記録できる
ように構成され、上述した記録処理で、並列的に供給さ
れる2チャンネル(2系列)のデータの記録ができ、再
生時にはこの2チャンネルのデータを同時に再生するよ
うにしてある。ここで本例においては、この2チャンネ
ル記録できる構成を利用して、一方のチャンネルに各種
音声データを記録し、他方のチャンネルにファクシミリ
データ(画像データ)を記録するようにしてある。
【0027】このように構成されるディスク記録・再生
部30が、情報応答装置10に組み込まれる。ここで、
再び図1の説明に戻ると、このディスク記録・再生部3
0の再生信号出力端子44から出力される再生信号を、
ディスク制御部12を介して変復調部13に供給し、こ
の変復調部13で電話回線に伝送させるための変調を行
う。この変調は、システムコントローラ11の制御に基
づいて行われる。そして、変復調部13で変調された信
号を通信制御部14に供給し、通信制御部14に端子1
5を介して接続された電話回線側に、再生信号を送出さ
せる。
【0028】また、電話回線側から端子15を介して通
信制御部14に供給される受信信号を、変復調部13に
供給して、伝送用に変調された信号からの復調を行い、
復調信号をディスク制御部12を介してディスク記録・
再生部30の記録信号入力端子45に供給し、光磁気デ
ィスク32に記録させる。なお、変復調部13での変調
及び復調は、電話回線を使用した発呼時や着呼時に必要
なもので、ディスク記録・再生部30側から再生された
データや、ディスク記録・再生部30側に記録させるデ
ータは、変調や復調をすることなく、そのまま電話回線
側との間で送受信させるようにしてある。
【0029】また、通信制御部14には、ファクシミリ
装置20が接続してある。このファクシミリ装置20
は、電話回線に接続させて使用されるために一般に市販
されているものが使用される。そして、このファクシミ
リ装置20で読み込ませた原稿のファクシミリデータ
(画像データ)を、通信制御部14に供給させ、変復調
部13,ディスク制御部12を介してディスク記録・再
生部30に供給させて、このファクシミリデータを光磁
気ディスク32に記録できるようにしてある。また、光
磁気ディスク32から再生したファクシミリデータを、
ディスク制御部12,変復調部13,通信制御部14を
介してファクシミリ装置20に供給させ、このファクシ
ミリ装置20で紙にプリントアウトできるようにしてあ
る。
【0030】また、通信制御部14にアンプ16を介し
てモニタスピーカ17が接続してあり、光磁気ディスク
32に記録された音声データを、このモニタスピーカ1
7から再生できるようにしてある。また、図示はしない
が、この情報応答装置10に接続したマイクが拾った音
声信号を、通信制御部14側からディスク記録・再生部
30に供給させて、光磁気ディスク32に記録させるこ
とができるようにしてある。
【0031】また、本例の情報応答装置10は、操作キ
ー18と表示部19とを備え、操作キー18の操作情報
がシステムコントローラ11に供給されるようにしてあ
ると共に、システムコントローラ11が現在の作動状態
などを表示部19に表示させる。この場合、操作キー1
8と表示部19とは、例えば図3に示すように構成さ
れ、操作キー18としては各動作モードを設定させるモ
ードキーやテンキーなどが配される。
【0032】即ち、情報を光磁気ディスク32に記録さ
せたり、この記録データを取り出すために必要な各種キ
ーが配されていると共に、光磁気ディスク32のデータ
記録状態などを表示部19に表示させるようにしてあ
る。
【0033】そして、本例の光磁気ディスク32には、
音声データなどのデジタルデータの他にサブデータの記
録ができるようにしてあり、このサブデータが所定トラ
ック(例えば最内周トラック)に所定のフォーマットで
記録されるようにしてある。この所定トラックに記録さ
れたサブデータは、この光磁気ディスク32への各種デ
ータの記録や再生を行うに先立って(例えばディスク3
2を記録・再生部30に装着したときに)再生され、デ
ィスク制御部12内のメモリに記憶される。そして、記
録や再生を行う場合の記録アドレスや再生アドレスの制
御が、このサブデータに基づいて行われる。また、各種
データの記録が行われたときには、記録したアドレスな
どのデータをサブデータに付加する処理(即ち対応した
エリアのサブデータの更新処理)が行われる。また、編
集作業などによりサブデータだけを更新させる場合もあ
る。なお、以下の説明では、このサブデータの記録エリ
アをリードインエリアと称する。
【0034】ここで、このリードインエリアの内容及び
データ構成について説明すると、まずリードインエリア
のデータの内容としては、ディスク32に設定されたト
ラック番号のアドレスデータと、各トラック番号の箇所
に記録されたデータの種類のデータと、各トラック番号
に付与されたトラック名のデータと、ディスク32に付
与されたディスク名のデータとが記録されている。な
お、このようなデータは、TOC(Table of
Contents:索引情報)と称されるものである。
【0035】そして、それぞれのリードインエリアのデ
ータは、図5及び図6に示すように、32ビット毎のエ
リアに分けられて記録されている。なお、ここで述べる
トラック番号は、ディスク32に記録されたデータを1
単位毎に区切って付与される番号で、例えば1枚のディ
スクに複数の曲の音声データを記録させる場合に、1曲
毎に付与される番号で、ディスク32に形成されたデー
タ記録トラックの絶対的なトラック数とは直接関係がな
い。
【0036】そして、各トラック番号毎のアドレスデー
タと、記録データの種類に関するデータとは、図5に示
すように記録されている。即ち、このディスク32にト
ラック番号1からトラック番号N(Nは任意の整数)ま
でN個の音声データが記録されているとすると、エリア
111にトラック番号1のアドレスデータがどのエリア
に記録されているかを示すデータが記録され(この場合
はエリア151)、以後1エリアずつ順にトラック番号
Nまで対応したトラック番号のアドレスデータの記録エ
リアを示すデータが記録されている。
【0037】そして、エリア151からは2エリアが1
組で使用され、最初のエリアで対応したトラック番号の
スタートアドレスと種別データとが記録され、次のエリ
アで対応したトラック番号のエンドアドレスと接続デー
タとが記録される。この場合、種別データとしては記録
される音声データの種別(ステレオ,モノラルの区別,
コピーガードの有無,エンファシスのオン・オフなど)
が記録され、接続データとしては該当するトラック番号
の次に再生するトラック番号のデータが記録される。
【0038】また、各トラック番号に付与されたトラッ
ク名のデータと、ディスク1に付与されたディスク名の
データとは、図6に示すように記録されている。即ち、
エリア211にトラック番号1のトラック名の文字デー
タがどのエリアに記録されているかを示すデータが記録
され(この場合はエリア251)、以後1エリアずつ順
にトラック番号Nまで対応したトラック番号のトラック
名の文字データの記録エリアを示すデータが記録されて
いる。
【0039】そして、エリア251からは2エリアが1
組で使用され、2エリアを使用してトラック名の文字デ
ータが記録される。この場合、文字や数字などのデータ
は、1バイトの文字コードを使用したデータとして記録
される。また、最後に接続データが記録され、トラック
名の文字数が2エリアの記録データ量で納まらない場合
に、この接続データで後続のエリア番号のデータが記録
される。従って、接続データで順次後続のエリア番号を
指示することで、1単位のトラック名の文字データを記
録できるエリアを拡大でき、1単位のトラック名の文字
データ数に制限がない。(但し、サブデータの記録エリ
ア全体の容量で決まる制限はある。)
【0040】なお、トラック名の文字データが記録され
るエリアには、同様の構成でディスク名の文字データも
記録できるようにしてある。図6の例では、エリア25
1,252がディスク名のデータエリアとして使用され
ている。
【0041】そして本例においては、このようにデータ
が記録されるリードインエリアを使用して、ディスク3
2に記録されるメッセージデータの記録状態に関するデ
ータを記録するようにしてある。以下、このメッセージ
データの記録状態に関するデータについて説明すると、
まず本例では図4に示すトリー構成でメッセージデータ
が記録される。
【0042】即ち、本例ではディスク32にボックス番
号1(B1)から順にデータが記録されるボックスが設
定され、それぞれのボックスに対応したトラックがディ
スク32に設定されるようにしてある。そして、この各
ボックスに対応したトラックには、情報を必要とする相
手側に伝送させるガイダンスとしての音声データや、相
手が必要とするメッセージデータ(ファクシミリデータ
や音声メッセージデータ)が記録される。まず、ボック
ス1に対応したトラックには、相手側に伝送させるガイ
ダンスとしての音声データが記録される。
【0043】そして、ボックスB1の下には、3個の選
択肢が設けられ、ボックスB2,B3,B4,B5が接
続されている。このことがノードN1の情報として設定
され、後述するトラック名の情報にこのノード情報が記
録されている。なお、ボックスB4,B5は、一体的に
使用されるように設定されている。
【0044】そして、このそれぞれのボックスB2,B
3,B4,B5のトラックにも、相手側に伝送させるガ
イダンスが音声データとして記録され、それぞれのボッ
クス番号の下に設けられた選択肢の数を示すデータがノ
ードN2,N3,N4として設定されている。ここで
は、ボックスB2及びB3の下に、最大で3個のボック
スが接続できるようにしてあり、ボックスB4,B5の
下に、最大で5個のボックスが接続できるようにしてあ
るが、本例ではボックスB2の下には2個のボックスB
6,B7だけを設定させ、ボックスB3の下には2個の
ボックスB8,B9だけを設定させ、ボックスB4,B
5の下には3個のボックスB10,B11,B12だけ
を設定させ、各ボックスに対応したトラックにガイダン
ス等のデータを音声データとして記録させる。但し、こ
こではボックスB7及びB9に対応したトラックには、
音声により直接相手側に伝えられるメッセージデータが
記録される。
【0045】そして、設定されたボックスB6及びB8
の更に下に、ボックスB13〜B15及びボックスB1
6が設定させてある。この段での各ボックスの選択肢の
数が、ノードN5,N6,N7,N8として示される。
但し、ここではノードN6及びN8は、設定されるボッ
クスがないので、データとして0が設定される。
【0046】そして、この段の各ボックスB13〜B1
6の下に、最大で9個のボックスが接続できるようにし
てある。この場合のボックスの設定数が、ノードN9〜
N20として示される。但し、ここではノードN12〜
N14及びN16〜N20は、設定されるボックスがな
いので、データとして0が設定される。
【0047】この例では、ボックスB13に5個のボッ
クスB17〜B21が接続され、ボックスB14に5個
のボックスB22〜B26が接続され、ボックスB15
に5個のボックスB27〜B31が接続され、ボックス
B16に3個のボックスB32〜B34が接続されてい
る。そして、それぞれのボックスB17〜B34に対応
したトラックには、メッセージデータとしてのファクシ
ミリデータが記録されている。
【0048】このように構成されるノードN9〜N20
を介して接続されるボックスB17〜B34は、サービ
スデータ記録エリアとされる。
【0049】そして、ノードN4を介して接続されるボ
ックスB10〜B12の下には、受信データ記録エリア
としてのボックスが設定されるようにしてあり、電話回
線を介して受信した音声データを記録する場合に、この
ボックスB10〜B12の下に設定されるボックス(ボ
ックスB100,B200,B300以降)に逐次記録
される。
【0050】次に、このように構成されるトリー構成の
各ノードのデータを、このデータが記録されるディスク
32のディスク名のデータとして記録させる場合の構成
について説明する。まず、本例ではディスク名のデータ
として20桁の数字のデータとされる。そして、20桁
の中の1桁目から20桁目までの20個の数字が、それ
ぞれノードN1のデータからノードN20までの20個
のデータに対応させてある。ここで、各ノードのデータ
は接続される数字を示すデータであるので、ノードN5
〜N20の場合には、接続される数がそのまま記録され
る。また、ノードN1〜N4の場合には、数字により何
れのボックスが接続されているのか判別できるように、
重み付けを行って記録される数字を設定させる。
【0051】即ち、各ノードN1〜N4に接続される3
個のボックスに、それぞれ〔1〕,〔2〕,〔4〕を設
定させ、それぞれの数字〔1〕,〔2〕又は〔4〕に該
当するボックスだけが設定されているとき、ノードデー
タを1,2又は4とし、2個以上のボックスが設定され
ているとき、それぞれのボックスの数字1,2又は4を
加算させた値を、ノードデータとする。従って、図4の
例での各ノードデータの設定状態よりディスク名を設定
させると、次のようになる。ディスク名“755330
10555000300000”
【0052】このように設定されるディスク名が、上述
した図6に示すリードインエリアのディスク名データと
して記録される。
【0053】そして、ディスク名データに続いて設定さ
れるトラック名データでは、各トラックに対応したボッ
クスに記録されるデータの種別のデータが、数字,文字
などで符号化されて記録される。このデータの種別とし
ては、ガイダンスの音声データと音声メッセージデータ
とファクシミリデータとの種別の他に、ファクシミリデ
ータの場合には、その属性のデータがある。このファク
シミリデータの場合の属性のデータとしては、ファクシ
ミリの伝送モード(G3,G4などの区別)のデータ,
用紙サイズのデータ,精細度のデータなどがある。ま
た、情報を引き出すために、パスワード(暗号)が必要
な場合には、このパスワードをトラック名のデータで記
録させるようにしても良い。
【0054】このようにして、リードインエリアのディ
スク名データとトラック名データとを使用して、トリー
構成の状態及び各ボックスの記録データの種別が記録さ
れることで、この情報応答装置10のシステムコントロ
ーラ11では、ディスク装着時にディスクから読出され
たリードインエリアのデータを判別するだけで、どのよ
うな制御を行えばよいのか判断でき、制御が簡単にな
る。即ち、システムコントローラ11では、ディスク制
御部12に読出されたリードインエリアのデータに基づ
いて、端子15に接続された電話回線を介して着信があ
った場合の再生トラックの制御などを行うようにしてあ
る。この場合、相手側からの指示は、相手側の電話機の
押しボタンの操作により送出されるDTMF信号により
行われ、システムコントローラ11側で伝送されるDT
MF信号を判別して、送出させる情報の制御を行う。
【0055】なお、ミニディスクを使用したディスク記
録・再生システムの場合には、記録・再生装置のキー操
作により、ディスク名やトラック名を簡単に設定できる
システムとしてあり、本例の情報応答装置10の場合に
も、操作キー18として用意されたテンキーなどを使用
することで、これらの設定ができるようにしてある。ま
た、ディスクへのファクシミリデータの記録を行う場合
には、情報応答装置10に接続されたファクシミリ装置
20を使用して行う。即ち、情報として提供させたい原
稿を、ファクシミリ装置20で読み取らせてファクシミ
リデータとし、このファクシミリデータをディスク記録
・再生部30に装着されたディスク32に記録させる。
この場合、ファクシミリ装置20からファクシミリデー
タの送信を行うときには、通常の電話回線を介してファ
クシミリデータの伝送を行う場合と同様に、最初にCN
G信号と呼ばれるコーリングトーンを送信させて、相手
にファクシミリデータを送信させることを伝え、対応し
た応答があった場合にだけ、続けてファクシミリデータ
を送信させる。従って、通信制御部14では、ファクシ
ミリ装置20からコーリングトーンを受信したとき、フ
ァクシミリデータを受信するように応答を行い、送信さ
れるファクシミリデータを、操作キー18で操作された
ボックス番号のトラックに記録させる。また、電話回線
を介して受信したファクシミリデータをディスク32に
記録させる場合も、同様の手順で行われる。
【0056】また、このファクシミリデータのディスク
32への記録を行うときには、ディスクに用意された2
チャンネルの記録エリアの内で、一方のチャンネルだけ
に記録させるようにしてある。このため、システムコン
トローラ11では、通信制御部14がコーリングトーン
を受信したことを判別したとき、続いて供給されるデー
タがファクシミリデータであると判断して、ディスク3
2の一方のチャンネルに記録させるように制御する。
【0057】また、音声で相手に伝えたい情報は、この
情報応答装置10に接続されたマイク(図示せず)を使
用して、ディスク32に記録させる。このときには、シ
ステムコントローラ11の制御で、ディスクに用意され
た2チャンネルの記録エリアの内で、他方のチャンネル
だけに記録させる。
【0058】次に、図4に示すトリー構成で、本例の情
報応答装置10を使用する場合の例を説明する。ここで
は、映像及び音響機器メーカーのカタログなどを提供す
るために使用するものとする。まずカタログを必要とす
る者が、この情報応答装置10に接続させるためにダイ
ヤルし、電話回線を介して接続させる。そして、この情
報応答装置10に着呼があると、最初にボックスB1に
対応したトラックに記録された音声によるガイダンスを
再生させて、相手に送信させる。このときには、ガイダ
ンスで必要とする情報の選択を行わせる。例えば、「こ
ちらは××社の電話情報サービスです。映像機器の情報
が欲しい方は1番、音響機器の情報が欲しい方は2番、
当社に対するご意見,ご要望のある方は3番を押して下
さい。」と再生させる。
【0059】この音声の指示に従って相手が何れかの番
号の押しボタンを押すと、対応したDTMF信号が情報
応答装置10に届き、ボックスB1にノードN1を介し
て接続された対応したボックス番号(ボックスB2,B
3,B4,B5の何れか)のガイダンスの再生に移る。
例えば、相手が1番の押しボタンを押したとすると、ボ
ックスB2に対応したトラックに記録された音声による
ガイダンスを再生させて、相手に送信させる。ここでは
例えば、「映像機器のカタログが欲しい方は1番、映像
機器の新製品情報を知りたい方は2番を押して下さ
い。」と再生させる。
【0060】そして、この段階で相手が1番の押しボタ
ンを押したとすると、ボックス番号B6に対応したトラ
ックに記録された音声によるガイダンスを再生させて、
相手に送信させる。例えば、「ビデオデッキのカタログ
が欲しい方は1番、ビデオカメラのカタログが欲しい方
は2番、ビデオディスクプレーヤのカタログが欲しい方
は3番を押して下さい。」と再生させる。
【0061】そして、この段階で相手が何れかの押しボ
タンを押したとすると、ボックス番号B6とノードN5
を介して接続された3個のボックスB13,B14,B
15の対応したボックス番号のトラックに記録された音
声によるガイダンスを再生させて、必要とする機種のカ
タログが記録されたボックスを選択させて、必要とする
カタログのファクシミリデータをディスク32から再生
させて、電話回線を介して相手側に伝送させ、相手の電
話機に接続されたファクシミリ装置で紙にプリントアウ
トさせる。
【0062】例えば、この段階で相手が1番の押しボタ
ンを押したとすると、ボックス番号B13に対応したト
ラックに記録された次のガイダンスを再生させる。「ビ
デオデッキのカタログですね。型番××のカタログは1
番,型番××のカタログは2番,型番××のカタログは
3番,‥‥を押して下さい。」と再生させ、続いて相手
が何れかの押しボタンを押したとすると、ボックス番号
B13とノードN9を介して接続されたボックスB17
〜B21の中の対応したボックス番号のトラックに記録
されたファクシミリデータをディスク32から再生させ
て、電話回線を介して相手側に伝送させる。
【0063】このファクシミリデータを伝送させるとき
には、このファクシミリデータが記録されたトラックの
トラック名のデータをシステムコントローラ11が判別
して、ファクシミリデータの種別(用紙サイズ,送信モ
ード)などを判断し、このことが情報として含まれたコ
ーリングトーンを通信制御部14から送出させて、相手
側のファクシミリ装置にファクシミリデータを送信させ
ることを知らせてから、ファクシミリデータを送信させ
る。
【0064】また、ボックスB2の音声ガイダンスを送
信させた段階で、相手が映像機器の新製品情報に対応し
た2番の押しボタンを押したとすると、ノードN2を介
して接続されたボックスB7のトラックに記録された音
声の再生に移る。ここでは、例えば「×月×日に新型の
ビデオカメラが発売になります。この製品の特徴は‥‥
‥‥」等と再生させて、新製品情報を音声で告知させ
る。
【0065】以上がボックスB1の段階で、ノードN1
を介して接続されたボックスB2を選択した場合の処理
で、ボックスB3を選択した場合にも、同様の手順で、
音響機器に関するカタログのファクシミリデータの送信
などが音声ガイダンスに従った操作で行われる。ここま
でが、図4のトリー構成の中のサービスデータ記録エリ
アに関する処理である。
【0066】そして、ボックスB1の音声ガイダンスを
流した段階で、ボックスB4,B5側(即ち受信データ
記録エリア側)に移る操作がされた場合には、ボックス
B4,B5に記録された音声ガイダンスを再生させる。
ここでは、例えば「当社の製品に関するご意見のある方
は1番,当社のサービスに関するご意見のある方は2
番,その他のご要件のある方は3番を押して下さい。」
と再生させる。
【0067】そして、この段階で何れかの押しボタンが
押されると、ノードN4を介して接続された何れかのボ
ックスに移る。例えば、この段階で相手側が1番を押す
と、ボックスB10に移り、このボックスB10に記録
された音声ガイダンスを再生させ、続いて相手が話す音
声をディスク32の対応したトラックに記録させる。こ
こでは、例えば「製品に関するご意見ですね。ピーと鳴
ったらご意見をお話し下さい。連絡先をお知らせ下され
ば、後ほど回答致します。」と再生させ、続いて電話回
線を介して受信した音声をディスク32に記録させる。
このときには、音声データの記録であるので、ディスク
32に用意された2チャンネルの記録エリアの内の、他
方のチャンネルに記録される。
【0068】このようにして、受信データ記録エリアに
は、順次受信した音声の記録が行われ、1単位の記録が
行われる毎に、個別のボックス番号が設定されて行く。
【0069】そして、このようにして記録された音声を
情報応答装置10側で再生する場合には、操作キー18
の操作に従って、通信制御部14に接続されたモニタス
ピーカ17から再生させるのであるが、ディスク32に
用意された2チャンネルの記録エリアの内の、他方のチ
ャンネルの記録データだけを、順に再生させる。このよ
うにすることで、音声データだけを確実に再生させるこ
とができ、一方のチャンネルに記録されたファクシミリ
データを、音声として再生させることがなく、無駄な再
生が行われることがない。また、このディスク32が収
納されたカートリッジ31を、情報応答装置10から外
して、他のオーディオ用のミニディスク再生装置に装着
させた場合にも、他方のチャンネルだけを再生させるよ
うに設定することで、音声だけを再生させることが可能
になる。
【0070】このようにして本例の情報応答装置10が
作動することで、各種情報をファクシミリによるハード
コピーや音声として伝送させることができ、電話による
情報サービスを行う情報伝送装置を簡単に構成させるこ
とができる。この場合、情報応答装置10に組み込まれ
たディスク記録・再生部30は、ミニディスクと称され
る光磁気ディスクを使用したデジタルオーディオ信号記
録・再生システムをそのまま使用したので、安価に構成
させることができる。
【0071】また、このミニディスクの記録・再生シス
テムで規定されたリードインエリアに、トリー構成を規
定するデータを符号化して記録するようにしたので、情
報応答装置10に直接トリー構成に関するデータを入力
させる操作を行わなくても、このリードインエリアのデ
ータをコントローラが判断するだけで、適切な制御がで
きるようになる。従って、ディスクが収納されたカート
リッジを取り外して交換するだけで、サービスする内容
を変更させることができる。このため、予め複数枚のデ
ィスクを用意して、カートリッジを適宜交換させるだけ
で、他の複雑なキー操作を全くすることなく、サービス
する内容を変更させることができ、取扱いに専門的な知
識が必要なくなる。
【0072】また、例えば同一の内容のディスクを本社
側で複製して各地の支店に送り、各支店に用意された情
報伝送装置に装着させることで、本社側に少なくとも一
人だけ情報サービス用のデータを記録させたディスクを
製作できる知識を持った者が居れば、各支店で同一の情
報サービスを行うことが簡単にできる。なお、この場合
のディスクの複製には、オーディオ用のミニディスクの
記録・再生装置を使用することができ、専用の複製装置
を用意する必要がない。
【0073】また本例においては、トリー構成で受信し
た音声などのデータも同じディスクに記録できるように
したので、留守番電話のような伝言装置として使うこと
もでき、この装置の使用範囲が広がる。この場合、上述
実施例では音声だけを記録させるようにしたが、受信し
たファクシミリデータなどを記録させるようにしても良
い。
【0074】なお、上述実施例においては、電話回線に
接続させて、この電話回線で接続された相手側に情報を
伝送させるようにしたが、電話回線には接続させず、こ
の情報応答装置に接続されたファクシミリ装置20を不
特定多数の者が操作できるようにして、ファクシミリ装
置20を操作した者がディスク31に記録された情報を
引き出せるようにしても良い。
【0075】
【発明の効果】本発明によると、着脱自在なカートリッ
ジに収納されたディスク状の記録媒体に、メッセージデ
ータが記録され、メッセージデータの更新,記録,保管
などが簡単にできるようになると共に、この記録媒体の
リードインエリアに、メッセージデータのトリー構成を
規定したデータを記録するようにしたことで、このリー
ドインエリアを再生させるだけで、メッセージデータを
再生させるための指示が可能になり、簡単な操作でメッ
セージデータの出力処理ができるようになる。
【0076】また本発明によると、メッセージデータの
属性を示すデータを、記録媒体のリードインエリアの各
トラックデータの記録エリアに記録するようにしたこと
で、この各トラックデータの記録エリアのデータの判断
で、記録されたメッセージデータの属性が直ちに判別で
き、メッセージデータの再生処理などが迅速にできるよ
うになる。
【0077】また本発明によると、メッセージデータと
してファクシミリデータと音声メッセージデータとを記
録させる場合に、ファクシミリデータを、2チャンネル
の内の一方のチャンネルの記録エリアに記録し、音声メ
ッセージデータを、他方のチャンネルの記録エリアに記
録するようにしたことで、記録チャンネルの判別だけで
記録されたメッセージデータがどのようなデータが判
り、再生時の処理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による情報応答装置の全体構
成を示す構成図である。
【図2】一実施例の情報応答装置に組み込まれたディス
ク記録・再生部の構成図である。
【図3】一実施例の操作部の構成図である。
【図4】一実施例による記録データのトリー構成を示す
説明図である。
【図5】一実施例によるディスクのリードインエリアの
構成を示す説明図である。
【図6】一実施例によるディスクのリードインエリアの
構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10 情報応答装置 11 システムコントローラ 12 ディスク制御部 15 電話回線接続端子 17 モニタスピーカ 20 ファクシミリ装置 30 ディスク記録・再生部 31 ディスクカートリッジ 32 光磁気ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 11/00 303 7406−5K

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声データを圧縮して記録でき着脱自在
    なカートリッジに収納されたディスク状の記録媒体に、
    メッセージデータをトリー構成で記録させると共に、 上記トリー構成を規定したデータを、上記記録媒体のリ
    ードインエリアに記録するようにし、 このリードインエリアに記録されたデータに基づいた指
    示で、所望の上記メッセージデータを再生できるように
    したデータ記録・再生装置。
  2. 【請求項2】 上記トリー構成を構成する各ノードに直
    接つながるメッセージの数を示すデータを、リードイン
    エリアに記録するようにした請求項1記載のデータ記録
    ・再生装置。
  3. 【請求項3】 上記それぞれのメッセージの数を示すデ
    ータを、1バイトの文字コードを使用して記録するよう
    にした請求項2記載のデータ記録・再生装置。
  4. 【請求項4】 上記トリー構成の中に、メッセージデー
    タが記録されてないエリアを設け、 リードインエリアに記録されたデータに基づいた指示
    で、この記録されてないエリアを指定して、このエリア
    にデータを記録できるようにした請求項1記載のデータ
    記録・再生装置。
  5. 【請求項5】 画像データをアナログ音声信号に近似し
    たデータに変換して、上記メッセージデータとして記録
    するようにした請求項1記載のデータ記録・再生装置。
  6. 【請求項6】 音声データを圧縮して記録でき着脱自在
    なカートリッジに収納されたディスク状の記録媒体に、
    メッセージデータをトリー構成で記録させると共に、 上記メッセージデータの属性を示すデータを、上記記録
    媒体のリードインエリアの各トラックデータの記録エリ
    アに記録するようにし、 この各トラックデータの記録エリアに記録されたデータ
    に基づいて、上記メッセージデータの再生に伴った処理
    を行うようにしたデータ記録・再生装置。
  7. 【請求項7】 2チャンネルの音声データを圧縮して記
    録でき着脱自在なカートリッジに収納されたディスク状
    の記録媒体に、メッセージデータを記録した後、再生さ
    せることができるデータ記録・再生装置において、 上記メッセージデータとしてファクシミリデータと音声
    メッセージデータとを記録させると共に、 上記ファクシミリデータを、上記2チャンネルの内の一
    方のチャンネルの記録エリアに記録し、 上記音声メッセージデータを、上記2チャンネルの内の
    他方のチャンネルの記録エリアに記録するようにしたデ
    ータ記録・再生装置。
  8. 【請求項8】 電話回線を介して受信した信号を上記メ
    ッセージデータとして記録する場合に、 受信信号のコーリングトーンを検出して、ファクシミリ
    データと音声メッセージデータとの区別を判別し、この
    判別に応じて上記2チャンネルの内の何れのチャンネル
    に記録するかを判断するようにした請求項7記載のデー
    タ記録・再生装置。
JP16704193A 1993-07-06 1993-07-06 データ記録・再生装置 Pending JPH0721741A (ja)

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JP16704193A JPH0721741A (ja) 1993-07-06 1993-07-06 データ記録・再生装置

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ID=15842294

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JP (1) JPH0721741A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8695380B2 (en) 2010-09-24 2014-04-15 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Quartz glass burner

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8695380B2 (en) 2010-09-24 2014-04-15 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Quartz glass burner

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