JPH072173A - 膨脹式浮器及び格納箱の緊締装置 - Google Patents
膨脹式浮器及び格納箱の緊締装置Info
- Publication number
- JPH072173A JPH072173A JP5028615A JP2861593A JPH072173A JP H072173 A JPH072173 A JP H072173A JP 5028615 A JP5028615 A JP 5028615A JP 2861593 A JP2861593 A JP 2861593A JP H072173 A JPH072173 A JP H072173A
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- rope
- water
- spring
- floating body
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63C—LAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
- B63C9/00—Life-saving in water
- B63C9/22—Devices for holding or launching life-buoys, inflatable life-rafts, or other floatable life-saving equipment
- B63C9/23—Containers for inflatable life-saving equipment
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 浮体を収納した格納箱の容器と蓋とを附勢し
た緊締ばねで張力をかけたロ−プで緊締閉状態に維持
し、このロ−プは水に応動して作動する水応動切断装置
により切断して開蓋し、格納箱内の浮体が充気装置の作
動で膨脹しそして浮体は次第に格納箱の外に出て完全に
膨脹して浮器を形成する。 【構成】 格納箱を形成する容器と蓋とを、内部に緊締
ばねが収容されているばね収納筒と、水に応動して作動
する水応動切断装置とをロ−プに連結するようにそれぞ
れに取りつけて、ばね収納筒と水応動切断装置とを相対
する方向に引きつけてなる緊締装置により、水密に緊締
状態に維持しておき、前記ロ−プが水応動切断装置で切
断されて、前記緊締状態を解除するとともに前記浮体に
取りつけられているガス充気装置を自動的に作動さて前
記浮体を膨脹させることを特徴とする膨脹式浮器
た緊締ばねで張力をかけたロ−プで緊締閉状態に維持
し、このロ−プは水に応動して作動する水応動切断装置
により切断して開蓋し、格納箱内の浮体が充気装置の作
動で膨脹しそして浮体は次第に格納箱の外に出て完全に
膨脹して浮器を形成する。 【構成】 格納箱を形成する容器と蓋とを、内部に緊締
ばねが収容されているばね収納筒と、水に応動して作動
する水応動切断装置とをロ−プに連結するようにそれぞ
れに取りつけて、ばね収納筒と水応動切断装置とを相対
する方向に引きつけてなる緊締装置により、水密に緊締
状態に維持しておき、前記ロ−プが水応動切断装置で切
断されて、前記緊締状態を解除するとともに前記浮体に
取りつけられているガス充気装置を自動的に作動さて前
記浮体を膨脹させることを特徴とする膨脹式浮器
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、常時、船舶に搭載して
おき、装置が水に浸ると格納箱が自動的に開蓋して内部
から浮体が放出して形成される膨脹式浮器及び格納箱の
緊締装置に関するものである。
おき、装置が水に浸ると格納箱が自動的に開蓋して内部
から浮体が放出して形成される膨脹式浮器及び格納箱の
緊締装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヨット、プレジャ−ボ−ト等の小型船舶
や小型漁船等に装備する救命用具として、外周に掴みロ
−プを取りつけた方形又は円形のガス膨脹式浮体を、小
さく折畳み、これを収納袋に収納して、船室の所定の場
所に保管しておき、危急時に、収納袋から取り出し、手
動で膨脹させてから海上へ投下し、遭難者がこれに掴ま
って救助を待つのに使用する所謂膨脹式浮器といわれる
ものがある。
や小型漁船等に装備する救命用具として、外周に掴みロ
−プを取りつけた方形又は円形のガス膨脹式浮体を、小
さく折畳み、これを収納袋に収納して、船室の所定の場
所に保管しておき、危急時に、収納袋から取り出し、手
動で膨脹させてから海上へ投下し、遭難者がこれに掴ま
って救助を待つのに使用する所謂膨脹式浮器といわれる
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】この従来の膨脹式浮
器は、下記のような欠陥があり、これらの解決が望まれ
ている。即ち、この種の膨脹式救命浮器は、常時は折り
畳んで収納できることから、全体としても小さく且つ軽
量なものとなる。このため近海や沿海を航行する小型船
舶に装備するのに適しているが、これを甲板等に安易に
置くと、風に吹きとばされたり、波にさわられたりする
ことがある。これを防止することもあって、この種の救
命浮器は船室の格納箱に収納されているのが実情であ
る。
器は、下記のような欠陥があり、これらの解決が望まれ
ている。即ち、この種の膨脹式救命浮器は、常時は折り
畳んで収納できることから、全体としても小さく且つ軽
量なものとなる。このため近海や沿海を航行する小型船
舶に装備するのに適しているが、これを甲板等に安易に
置くと、風に吹きとばされたり、波にさわられたりする
ことがある。これを防止することもあって、この種の救
命浮器は船室の格納箱に収納されているのが実情であ
る。
【0004】このような状態で保管しておくと、危急の
場合、乗組員がこれを船室から取り出し、収納袋から出
して、更に手動で膨脹させて水上に出さなければならな
いと云う手作業と時間を要する。これを防止するため
に、従来の膨脹式浮器を容器に入れ、例えば船のマスト
にしっかりと固定することもできるが、小型船に往々に
してありがちな瞬時にして転覆するといった危急の場合
に、この容器から開蓋して浮器を取り出し、手動で膨脹
させて海上へ出すと云った作業は全く不可能と云っても
よい。以上説明したように、従来の膨脹式浮器は、小型
船舶に装備するのにも又膨脹させる機構にも問題があ
る。
場合、乗組員がこれを船室から取り出し、収納袋から出
して、更に手動で膨脹させて水上に出さなければならな
いと云う手作業と時間を要する。これを防止するため
に、従来の膨脹式浮器を容器に入れ、例えば船のマスト
にしっかりと固定することもできるが、小型船に往々に
してありがちな瞬時にして転覆するといった危急の場合
に、この容器から開蓋して浮器を取り出し、手動で膨脹
させて海上へ出すと云った作業は全く不可能と云っても
よい。以上説明したように、従来の膨脹式浮器は、小型
船舶に装備するのにも又膨脹させる機構にも問題があ
る。
【0005】
【問題を解決するための手段】上記の問題を解決すべく
なした本発明における膨脹式浮器は、膨脹して救命浮器
を形成する浮体を収納する格納箱を、容器と蓋とで構成
し、前記容器と蓋とを、附勢したばねで張設したロ−プ
で水蜜に緊締状態に維持しておき、前記ロ−プを水に応
動して作動するカッタ−で切断することにより、前記緊
締状態を解除するとともに前記浮体に取りつけられてい
るガス充気装置を自動的に作動させて前記浮体を膨脹さ
せ、浮器を形成するようにして、従来の問題点を解決せ
んとするものである。
なした本発明における膨脹式浮器は、膨脹して救命浮器
を形成する浮体を収納する格納箱を、容器と蓋とで構成
し、前記容器と蓋とを、附勢したばねで張設したロ−プ
で水蜜に緊締状態に維持しておき、前記ロ−プを水に応
動して作動するカッタ−で切断することにより、前記緊
締状態を解除するとともに前記浮体に取りつけられてい
るガス充気装置を自動的に作動させて前記浮体を膨脹さ
せ、浮器を形成するようにして、従来の問題点を解決せ
んとするものである。
【0006】また、格納箱の緊締装置は、緊締ばねを内
部に有するばね収納筒と、水に応動して作動する水応動
装置との間に前記緊締ばねによってをロ−プを張設し、
前記ロ−プの張力で容器と蓋とでなる格納箱を緊締し、
前記水応動装置の作動により前記ロ−プを切断し、前記
格納箱を開口するようになるのが好ましい。
部に有するばね収納筒と、水に応動して作動する水応動
装置との間に前記緊締ばねによってをロ−プを張設し、
前記ロ−プの張力で容器と蓋とでなる格納箱を緊締し、
前記水応動装置の作動により前記ロ−プを切断し、前記
格納箱を開口するようになるのが好ましい。
【0007】前記容器と蓋の両者には、それぞれ相反す
る外方向へ作用する押し開けばねを取りつけておき、又
は浮体の折り畳んだときの大きさに比し、格納箱の容器
を小さめにしておき、浮体を格納箱に強制的に押し込ん
でおくかして、ロ−プが切断されると、容器が開蓋する
のが好ましい。
る外方向へ作用する押し開けばねを取りつけておき、又
は浮体の折り畳んだときの大きさに比し、格納箱の容器
を小さめにしておき、浮体を格納箱に強制的に押し込ん
でおくかして、ロ−プが切断されると、容器が開蓋する
のが好ましい。
【0008】前記ロ−プとしては、ナイロン又はビニロ
ンのような耐水性と耐久性に富むものが良く、しかも鋭
利な刃物で一刃のもとに完全に切断し得るものが用いる
のが好ましい。
ンのような耐水性と耐久性に富むものが良く、しかも鋭
利な刃物で一刃のもとに完全に切断し得るものが用いる
のが好ましい。
【0009】前記ロ−プの一部は露出しているため、こ
こから水が水応動切断装置内に浸入するのを防止するた
め、水応動切断装置を通過するロ−プにプラスチック又
はゴムのような伸縮性チュ−ブを被覆し、その両端を水
応動切断装置の両出口で外側へ折り返してロ−プの挿通
孔と水応動切断装置の内部とを遮断する。
こから水が水応動切断装置内に浸入するのを防止するた
め、水応動切断装置を通過するロ−プにプラスチック又
はゴムのような伸縮性チュ−ブを被覆し、その両端を水
応動切断装置の両出口で外側へ折り返してロ−プの挿通
孔と水応動切断装置の内部とを遮断する。
【0010】前記ロ−プは、その属性で引張力がかかる
と多少の伸びが生じるため、予めロ−プの伸びを見込ん
でロ−プが常時緊張した状態に張設されるようにする。
と多少の伸びが生じるため、予めロ−プの伸びを見込ん
でロ−プが常時緊張した状態に張設されるようにする。
【0011】前記ロ−プは、予め所定の長さでもってば
ね収納筒と水応動切断装置を連結してあり、前記ロ−プ
の両端は、閉管金具でもって強固に結束されていて、緊
締ばねを圧縮しながら格納箱に取りつけるようにしてあ
る。又、この逆に格納箱から取り外せるようにもなって
いる。
ね収納筒と水応動切断装置を連結してあり、前記ロ−プ
の両端は、閉管金具でもって強固に結束されていて、緊
締ばねを圧縮しながら格納箱に取りつけるようにしてあ
る。又、この逆に格納箱から取り外せるようにもなって
いる。
【0012】前記ロ−プの両端は、閉管金具の近くで切
断しないで両方とも更に延長して格納箱を、例えば船の
マストに縛着することができるようにするのが好まし
い。
断しないで両方とも更に延長して格納箱を、例えば船の
マストに縛着することができるようにするのが好まし
い。
【0013】前記格納箱には、水応動切断装置を収納す
る箇所を設け、一方ばね収納筒は手早く手で握れるよう
にしてある。
る箇所を設け、一方ばね収納筒は手早く手で握れるよう
にしてある。
【0014】
【作用】本発明の膨脹式浮器は、膨脹して救命浮器を形
成する浮体を、常時格納箱に収納されていて、この格納
箱を、容器と蓋とで構成し、これら容器と蓋とを附勢し
た緊締ばねで張力をかけたロ−プで緊締して水密に閉状
態に維持するようにしてある。
成する浮体を、常時格納箱に収納されていて、この格納
箱を、容器と蓋とで構成し、これら容器と蓋とを附勢し
た緊締ばねで張力をかけたロ−プで緊締して水密に閉状
態に維持するようにしてある。
【0015】水応動切断装置は、その内部に水が入る
と、それまで作動ばねの力と均衡していた係止が瞬時に
外れ、作動ばねの力でカッタ−を動かし、前記ロ−プを
切断する。前記ロ−プが切断されると、それまでこのロ
−プには緊締ばねによって張力がかかっているため、ば
ね収納筒と水応動切断装置とは、瞬時に分離して、これ
ら両者に双対する方向に加わっていた応力は消滅し容器
と蓋とは開封される。
と、それまで作動ばねの力と均衡していた係止が瞬時に
外れ、作動ばねの力でカッタ−を動かし、前記ロ−プを
切断する。前記ロ−プが切断されると、それまでこのロ
−プには緊締ばねによって張力がかかっているため、ば
ね収納筒と水応動切断装置とは、瞬時に分離して、これ
ら両者に双対する方向に加わっていた応力は消滅し容器
と蓋とは開封される。
【0016】開蓋された格納箱には、水応動性の充気装
置又は引紐牽引式の充気装置を取りつけた浮体が収納し
てあり、前記充気装置が、水応動性のものであるとき
は、ロ−プが切断されて格納箱が開蓋すると、そこから
水が格納箱の内部に浸入し、水応動性の充気装置を作動
させ、浮体を膨脹させる。一方充気装置が引紐牽引式の
ものである場合は、引紐の先端が蓋に固定され、一方充
気装置の本体は容器に固定されているので、押し開けば
ねが蓋を容器から開蓋する方向へ移動させたとき、引紐
が引っ張られて充気装置が作動し、浮体を膨脹させる。
そして、格納箱に小さく折り畳んで、収納してある浮体
が充気装置の作動で膨脹し始めると、浮体は次第に格納
箱の外に出て完全に膨脹して浮器を形成する。
置又は引紐牽引式の充気装置を取りつけた浮体が収納し
てあり、前記充気装置が、水応動性のものであるとき
は、ロ−プが切断されて格納箱が開蓋すると、そこから
水が格納箱の内部に浸入し、水応動性の充気装置を作動
させ、浮体を膨脹させる。一方充気装置が引紐牽引式の
ものである場合は、引紐の先端が蓋に固定され、一方充
気装置の本体は容器に固定されているので、押し開けば
ねが蓋を容器から開蓋する方向へ移動させたとき、引紐
が引っ張られて充気装置が作動し、浮体を膨脹させる。
そして、格納箱に小さく折り畳んで、収納してある浮体
が充気装置の作動で膨脹し始めると、浮体は次第に格納
箱の外に出て完全に膨脹して浮器を形成する。
【0017】前記水応動切断装置内では、引っ張りの乾
強度が強く水に濡れると瞬時に強度を失う紙のようなも
ので、幾つかのブロックを縛着して構成したストッパ−
が駆動軸を介して作動ばねの押圧を受け止めている。そ
して前記水応動切断装置内に水が浸入すると、ストッパ
−が破断して作動ばねの力が衝撃力となって駆動軸を介
してカッタ−に伝動し、前記ロ−プの方向へ移動する。
前記カッタ−の刃にはテ−パ−が設けられていて、張設
されているロ−プが伸縮性チュ−ブととともに一刃のも
とに切断される。
強度が強く水に濡れると瞬時に強度を失う紙のようなも
ので、幾つかのブロックを縛着して構成したストッパ−
が駆動軸を介して作動ばねの押圧を受け止めている。そ
して前記水応動切断装置内に水が浸入すると、ストッパ
−が破断して作動ばねの力が衝撃力となって駆動軸を介
してカッタ−に伝動し、前記ロ−プの方向へ移動する。
前記カッタ−の刃にはテ−パ−が設けられていて、張設
されているロ−プが伸縮性チュ−ブととともに一刃のも
とに切断される。
【0018】前記緊締装置は、前記ロ−プが予め所定の
長さでもって緊締ばね収納筒と水応動切断装置を連結し
てあり、緊締ばねを圧縮しながら格納箱に取りつけられ
るようにしてあり、又、この逆に格納箱から取り外せる
ようにもなっている。
長さでもって緊締ばね収納筒と水応動切断装置を連結し
てあり、緊締ばねを圧縮しながら格納箱に取りつけられ
るようにしてあり、又、この逆に格納箱から取り外せる
ようにもなっている。
【0019】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
ると、本実施例において、格納箱Aは、図1乃至図3及
び図5に示すように、容器1と蓋2とでなり、容器1の
下部には蓋2が蝶番3で連接されている。容器1及び蓋
2には格納箱Aの天面方向へ突出する重合面部4及び5
をこれら両者が密接するように形成してある。前記重合
面部4及び5には、互いに連通する切欠部6及び7を穿
設し、前記切欠部6及び7に緊締装置Bのロ−プ8を挿
通して緊締ばね9でロ−プ8に張力をかけると重合面部
4及び5は水密に接面した状態で、緊締装置Bで挟持さ
れるようになっている。
ると、本実施例において、格納箱Aは、図1乃至図3及
び図5に示すように、容器1と蓋2とでなり、容器1の
下部には蓋2が蝶番3で連接されている。容器1及び蓋
2には格納箱Aの天面方向へ突出する重合面部4及び5
をこれら両者が密接するように形成してある。前記重合
面部4及び5には、互いに連通する切欠部6及び7を穿
設し、前記切欠部6及び7に緊締装置Bのロ−プ8を挿
通して緊締ばね9でロ−プ8に張力をかけると重合面部
4及び5は水密に接面した状態で、緊締装置Bで挟持さ
れるようになっている。
【0020】緊締装置Bは、図4及び図5に示すよう
に、水応動切断装置B’とばね収納筒10とがロ−プ8
で連結されている。前記緊締装置Bは、図4及び図5に
示すように、鋭利な刃物で切断でき且つ耐水性のある、
例えばナイロンまたはビニロンのようなロ−プ8に緊締
ばね9で引張力を与えて、ばね収納筒10とロ−プ挿通
孔11の開口部周囲に形成されている囲繞壁12に生じ
る相対する方向の応力でばね収納筒10と囲繞壁12と
を、前記重合面部4及び5にそれぞれ圧接させ、容器1
と蓋2とを水密に閉塞緊締する働きをする。
に、水応動切断装置B’とばね収納筒10とがロ−プ8
で連結されている。前記緊締装置Bは、図4及び図5に
示すように、鋭利な刃物で切断でき且つ耐水性のある、
例えばナイロンまたはビニロンのようなロ−プ8に緊締
ばね9で引張力を与えて、ばね収納筒10とロ−プ挿通
孔11の開口部周囲に形成されている囲繞壁12に生じ
る相対する方向の応力でばね収納筒10と囲繞壁12と
を、前記重合面部4及び5にそれぞれ圧接させ、容器1
と蓋2とを水密に閉塞緊締する働きをする。
【0021】前記水応動切断装置B’は、図6及び図8
に示すように、本体13の内部が隔壁14により作動源
室15とカッタ−室16に区隔される。
に示すように、本体13の内部が隔壁14により作動源
室15とカッタ−室16に区隔される。
【0022】前記作動源室15には、先端部17を小径
にしてテ−パ−部19を形成した駆動軸20、湿潤する
と急速に強度を失う、例えば紙のような縛着材でもって
複数のブロックを縛着して構成したストッパ−21及び
駆動軸20を附勢する作動ばね22が収納されている。
にしてテ−パ−部19を形成した駆動軸20、湿潤する
と急速に強度を失う、例えば紙のような縛着材でもって
複数のブロックを縛着して構成したストッパ−21及び
駆動軸20を附勢する作動ばね22が収納されている。
【0023】前記作動ばね22の静止時において、駆動
軸20の先端部17に設けられているテ−パ−部19
を、ストッパ−21の中心貫通孔23の入口に設けられ
ているテ−パ−部24に係止させて駆動軸20を附勢し
ておく。
軸20の先端部17に設けられているテ−パ−部19
を、ストッパ−21の中心貫通孔23の入口に設けられ
ているテ−パ−部24に係止させて駆動軸20を附勢し
ておく。
【0024】前記駆動軸20の先端部17は、一端が開
口25し、内部にカッタ−26を内蔵し且つカッタ−室
16内を移動し得る筐体27の他端に、前記隔壁14の
連通孔34を通り抜けて対面している。前記隔壁14に
は、図7にしめすように、前記筐体27をカッタ−室1
6へ連通する横長孔35が穿ってあり、この横長孔35
を介して筐体27を出し入れしてカッタ−26を交換す
ることができる。
口25し、内部にカッタ−26を内蔵し且つカッタ−室
16内を移動し得る筐体27の他端に、前記隔壁14の
連通孔34を通り抜けて対面している。前記隔壁14に
は、図7にしめすように、前記筐体27をカッタ−室1
6へ連通する横長孔35が穿ってあり、この横長孔35
を介して筐体27を出し入れしてカッタ−26を交換す
ることができる。
【0025】前記カッタ−室16の周壁には、カッタ−
26の動く方向に対して垂直な方向にカッタ−室16を
貫通するロ−プ挿通孔11が設けられ、一方、作動源室
15の周壁には、入水孔28が穿ってあり、この入水孔
28を微小な間隙29を開けて覆う雨水浸入防止カバ−
30が設けてある。
26の動く方向に対して垂直な方向にカッタ−室16を
貫通するロ−プ挿通孔11が設けられ、一方、作動源室
15の周壁には、入水孔28が穿ってあり、この入水孔
28を微小な間隙29を開けて覆う雨水浸入防止カバ−
30が設けてある。
【0026】前記カッタ−室16内にあるロ−プ8は、
その一部が伸縮性チュ−ブ31で緊密に被覆してあり、
チュ−ブ31の両端は外側へ折り返してロ−プ挿通孔1
1の囲繞壁12及び12’に冠せてある。
その一部が伸縮性チュ−ブ31で緊密に被覆してあり、
チュ−ブ31の両端は外側へ折り返してロ−プ挿通孔1
1の囲繞壁12及び12’に冠せてある。
【0027】前記ロ−プ8の一端は、閉管金具32で強
固に結束されていてばね受座33の貫通孔を通ることが
できないようになっている。一方、前記ロ−プ8の他端
は、ばね受座33、緊締ばね9、ばね収納筒10、切欠
部6、7及びロ−プ挿通孔11を順次通って、ロ−プ挿
通孔11の出口部で前記と同じく閉管金具32’で強固
に結束されてロ−プ挿通孔11中に逆戻りすることがで
きない。
固に結束されていてばね受座33の貫通孔を通ることが
できないようになっている。一方、前記ロ−プ8の他端
は、ばね受座33、緊締ばね9、ばね収納筒10、切欠
部6、7及びロ−プ挿通孔11を順次通って、ロ−プ挿
通孔11の出口部で前記と同じく閉管金具32’で強固
に結束されてロ−プ挿通孔11中に逆戻りすることがで
きない。
【0028】前記閉管金具32及び32’間のロ−プ8
の長さは、ロ−プの属性である伸張度を見込んで、前記
重合面部4及び5が水密に圧接する押圧力が得られるよ
うに、前記緊締ばね9を圧縮させるに足る長さにしてあ
る。
の長さは、ロ−プの属性である伸張度を見込んで、前記
重合面部4及び5が水密に圧接する押圧力が得られるよ
うに、前記緊締ばね9を圧縮させるに足る長さにしてあ
る。
【0029】前記緊締ばね9は、重合面部4及び5を、
所定の押圧力が水密に圧接するように圧縮されるが、密
着長迄には尚縮む余裕を持たせて、ばね収納筒10を握
ってロ−プ8を切欠部6及び7から入れることも抜き出
すこともできるようにしてある。
所定の押圧力が水密に圧接するように圧縮されるが、密
着長迄には尚縮む余裕を持たせて、ばね収納筒10を握
ってロ−プ8を切欠部6及び7から入れることも抜き出
すこともできるようにしてある。
【0030】図6及び8に示すように、前記作動源室1
5とカッタ−室16とは、螺合部18を介して着脱自在
に螺合して取りつけられていて、前記作動源室15とカ
ッタ−室16とを螺着して、図6に示すように、作動ば
ね22は圧縮されて駆動軸20を附勢する。
5とカッタ−室16とは、螺合部18を介して着脱自在
に螺合して取りつけられていて、前記作動源室15とカ
ッタ−室16とを螺着して、図6に示すように、作動ば
ね22は圧縮されて駆動軸20を附勢する。
【0031】作動源室15に水が入ると、ストッパ21
の縛着材は切断されて、図8に示すように、駆動軸20
のテ−パ−部19とストッパ−21のテ−パ−部24と
の係止が外れて駆動軸20の先端部17は筐体27を衝
撃力でたたいて動かし、カッタ−26がロ−プ8を伸縮
性チュ−ブ31とともに切断する。
の縛着材は切断されて、図8に示すように、駆動軸20
のテ−パ−部19とストッパ−21のテ−パ−部24と
の係止が外れて駆動軸20の先端部17は筐体27を衝
撃力でたたいて動かし、カッタ−26がロ−プ8を伸縮
性チュ−ブ31とともに切断する。
【0032】前記ロ−プ8が切断され、重合面部4及び
5を締めつけていた力が解除されると、図9に示すよう
に、前記格納箱Aの容器1と蓋2との間に介在させた伸
縮ばね36が格納箱Aの容器1と蓋2を押し開くように
なっている。
5を締めつけていた力が解除されると、図9に示すよう
に、前記格納箱Aの容器1と蓋2との間に介在させた伸
縮ばね36が格納箱Aの容器1と蓋2を押し開くように
なっている。
【0033】前記格納箱Aの容器1には、浮体37に取
りつけられているガス充気装置38の作動用引紐39が
蓋2に取りつけられていて、前記したように、格納箱A
が開蓋すると、ガス充気装置38の作動用引紐39が引
っ張られるので、ガス充気装置38は作動し、浮体37
は膨脹しつつ格納箱Aより外に出て膨脹が完了し、浮器
が形成される。
りつけられているガス充気装置38の作動用引紐39が
蓋2に取りつけられていて、前記したように、格納箱A
が開蓋すると、ガス充気装置38の作動用引紐39が引
っ張られるので、ガス充気装置38は作動し、浮体37
は膨脹しつつ格納箱Aより外に出て膨脹が完了し、浮器
が形成される。
【0034】本実施例において、ガス充気装置38の引
紐39は蓋2を介して伸縮ばね36の伸張力で引かれて
作動するものとして説明しているが、ガス充気装置38
を水応動性の機能を持たせる前記した伸縮性ばね36と
引紐39を引くことを省略することができる。即ち、浮
体37は、可及的に小さく畳み、押圧をかけて強制的に
格納箱Aに収納するが、小型になり、場所をとらない等
で至便であるため、斯くのように収納された浮体37
は、常時は、容器1と蓋2に開こうとする力を及ぼして
いる。この力は、容器1と蓋2との接触部に介在させた
シ−ル材(図示せず)が、仮に径日で粘着性を持つよう
になってもそれを十分に剥すに足る力であるため、ロ−
プ8が切断された重合面部4及び5の締めつけが解除さ
れると、格納箱Aは一部が開口する。この開口部から水
が内部に浸入し、水応動性の自動ガス充気装置38を作
動させ、浮体37は、前記と同じく、膨脹しつつ格納箱
Aの外に出て水上に浮器を形成する。
紐39は蓋2を介して伸縮ばね36の伸張力で引かれて
作動するものとして説明しているが、ガス充気装置38
を水応動性の機能を持たせる前記した伸縮性ばね36と
引紐39を引くことを省略することができる。即ち、浮
体37は、可及的に小さく畳み、押圧をかけて強制的に
格納箱Aに収納するが、小型になり、場所をとらない等
で至便であるため、斯くのように収納された浮体37
は、常時は、容器1と蓋2に開こうとする力を及ぼして
いる。この力は、容器1と蓋2との接触部に介在させた
シ−ル材(図示せず)が、仮に径日で粘着性を持つよう
になってもそれを十分に剥すに足る力であるため、ロ−
プ8が切断された重合面部4及び5の締めつけが解除さ
れると、格納箱Aは一部が開口する。この開口部から水
が内部に浸入し、水応動性の自動ガス充気装置38を作
動させ、浮体37は、前記と同じく、膨脹しつつ格納箱
Aの外に出て水上に浮器を形成する。
【0035】前記格納箱Aは、容器1と蓋2とを蝶番で
連結して、容器1と蓋2とを挟持することにより、容器
1と蓋2とを水密に閉塞できるようにしてある。格納箱
A内に収納される浮体37が大型のものである場合に
は、蝶番を取りつけずに、容器1と蓋2のそれぞれの両
端に前記重合面部4及び5を突設し、これらを2個の緊
締具Bで挟持して水密状態に閉塞することもできる。
連結して、容器1と蓋2とを挟持することにより、容器
1と蓋2とを水密に閉塞できるようにしてある。格納箱
A内に収納される浮体37が大型のものである場合に
は、蝶番を取りつけずに、容器1と蓋2のそれぞれの両
端に前記重合面部4及び5を突設し、これらを2個の緊
締具Bで挟持して水密状態に閉塞することもできる。
【0036】前記緊締装置Bは、本実施例では、膨張式
浮器の格納箱Aを緊締する場合を説明したが、例えば航
空機から海上へ投下する種々物品と落下傘の連結等、着
水と同時に縛着の解除が必要な場合の品物の縛着或は連
結等広く使用することができることは云うまでもない。
浮器の格納箱Aを緊締する場合を説明したが、例えば航
空機から海上へ投下する種々物品と落下傘の連結等、着
水と同時に縛着の解除が必要な場合の品物の縛着或は連
結等広く使用することができることは云うまでもない。
【0037】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるから、
本発明の救命浮器は浮器を構成する浮体を格納箱に収納
し、格納箱を、ロ−プを張設した緊締具で、常時、水密
状態に格納してあるため、船上の、例えばマストに取り
つけることができ、危急の場合、従来のように船室から
持ち出す等の手作業を要さない。前記の取り付けは、縛
りつける等、比較的容易な手作業ででき、又、取り外し
も容易なため、航海しないときは持ち帰ることもでき、
紛失が防止できる。
本発明の救命浮器は浮器を構成する浮体を格納箱に収納
し、格納箱を、ロ−プを張設した緊締具で、常時、水密
状態に格納してあるため、船上の、例えばマストに取り
つけることができ、危急の場合、従来のように船室から
持ち出す等の手作業を要さない。前記の取り付けは、縛
りつける等、比較的容易な手作業ででき、又、取り外し
も容易なため、航海しないときは持ち帰ることもでき、
紛失が防止できる。
【0038】本発明の救命浮器は、船が転覆した場合の
ような危急の場合に、人手による操作ができなくても、
水応動切断装置が作動し、浮体は自動的に膨張して格納
箱の外に出て形成される。
ような危急の場合に、人手による操作ができなくても、
水応動切断装置が作動し、浮体は自動的に膨張して格納
箱の外に出て形成される。
【0039】本発明における緊締具は、緊締ばねで張設
したロ−プと、水応動切断装置とでなり、ロ−プは耐水
性があり且つ鋭利な刃物で完全に切断できるものである
ため、水応動切断装置が作動すると、完全に一回で切断
されて、緊締力を喪失して格納箱を開蓋させる。
したロ−プと、水応動切断装置とでなり、ロ−プは耐水
性があり且つ鋭利な刃物で完全に切断できるものである
ため、水応動切断装置が作動すると、完全に一回で切断
されて、緊締力を喪失して格納箱を開蓋させる。
【0040】ロ−プには、ヤ−ンにもストランドにも多
くの空隙があり、表面も平滑でない。このためロ−プ
は、水を吸い入れしかも内部伝播させる性質がある。
くの空隙があり、表面も平滑でない。このためロ−プ
は、水を吸い入れしかも内部伝播させる性質がある。
【0041】本発明の緊締具に用いるロ−プの水応動切
断装置内にある部分には、伸縮性チュ−ブが被覆してあ
るため、水応動切断装置内には、海水や雨水が浸入する
ことなく不慮の自然作動が防げる。
断装置内にある部分には、伸縮性チュ−ブが被覆してあ
るため、水応動切断装置内には、海水や雨水が浸入する
ことなく不慮の自然作動が防げる。
【0042】ロ−プには張力をかけると、伸びが生じる
属性があるが、本発明におけるロ−プは、緊締ばねによ
って張設しているので、多少の伸びが生じても格納箱の
容器と蓋とを挟持する力は失われない。そのために、格
納箱は常時緊締されているし、一方、ロ−プは張設され
ている。
属性があるが、本発明におけるロ−プは、緊締ばねによ
って張設しているので、多少の伸びが生じても格納箱の
容器と蓋とを挟持する力は失われない。そのために、格
納箱は常時緊締されているし、一方、ロ−プは張設され
ている。
【0043】本発明の緊締具は、手操作でも緊締を解除
することができる。即ち、格納箱を締めつけているロ−
プは、緊締ばねによって張設されているので、手動で緊
締ばねを更に圧縮することにより、即ち、実施例におい
ては、ばね収容筒を手で掴んでロ−プを切欠部から出す
方向へ動かすことにより緊締装置を重合面部から外すこ
とができる。このため、船上から、例えば、水上の遭難
者へ目がけて未膨脹の若しくは膨脹させた浮器を投げる
ことができる。
することができる。即ち、格納箱を締めつけているロ−
プは、緊締ばねによって張設されているので、手動で緊
締ばねを更に圧縮することにより、即ち、実施例におい
ては、ばね収容筒を手で掴んでロ−プを切欠部から出す
方向へ動かすことにより緊締装置を重合面部から外すこ
とができる。このため、船上から、例えば、水上の遭難
者へ目がけて未膨脹の若しくは膨脹させた浮器を投げる
ことができる。
【0044】本発明における格納箱は、緊締状態が解除
されると、開蓋するため、浮体に取りつけるガス充気装
置は、引紐牽引式のものでも水応動性のいづれのもので
も使用できる。
されると、開蓋するため、浮体に取りつけるガス充気装
置は、引紐牽引式のものでも水応動性のいづれのもので
も使用できる。
【図1】本発明装置の蓋を閉保持して示す斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明装置の蓋を開いて示す斜視図である。
【図3】本発明装置の蓋を閉じた状態を示す断面図であ
る。
る。
【図4】本発明装置に用いる緊締装置の斜視図である。
【図5】本発明装置の容器体と蓋に閉保持して設置した
状態で示す緊締装置の拡大断面図である。
状態で示す緊締装置の拡大断面図である。
【図6】本発明装置にかかる緊締装置に設けたカッタ−
の作動前の状態を示す断面図である。
の作動前の状態を示す断面図である。
【図7】本発明装置にかかる水応動切断装置の作動源室
から外して示すカッタ−室の底面図である。
から外して示すカッタ−室の底面図である。
【図8】本発明装置の緊締装置に設けたカッタ−の作動
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
A 格納箱 B 緊締装置 B’ 水応動切断装置 1 容器 2 蓋 4 重合面部 5 重合面部 6 切欠 7 切欠 8 ロ−プ 9 緊締ばね 10 ばね収納筒 26 カッタ− 37 浮体 38 ガス充気装置
Claims (2)
- 【請求項1】 膨脹して救命浮器を形成する浮体を収納
する格納箱を、容器と蓋とで構成し、前記容器と蓋と
を、附勢したばねで張設したロ−プで水密に緊締状態に
維持しておき、前記ロ−プを水に応動して作動するカッ
タ−で切断することにより、前記緊締状態を解除すると
ともに前記浮体に取りつけられているガス充気装置を自
動的に作動させて前記浮体を膨脹させることを特徴とす
る膨脹式浮器。 - 【請求項2】 緊締ばねを内部に有するばね収納筒と、
水に応動して作動する水応動装置との間に前記緊締ばね
によってをロ−プを張設し、前記ロ−プの張力で容器と
蓋とでなる格納箱を緊締し、前記水応動装置の作動によ
り前記ロ−プを切断し、前記格納箱を開口する格納箱の
緊締装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5028615A JPH072173A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 膨脹式浮器及び格納箱の緊締装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5028615A JPH072173A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 膨脹式浮器及び格納箱の緊締装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH072173A true JPH072173A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=12253466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5028615A Pending JPH072173A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 膨脹式浮器及び格納箱の緊締装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072173A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102364876A (zh) * | 2010-06-16 | 2012-02-29 | 精工爱普生株式会社 | 频率测量装置、以及具备该装置的气味传感器和电子设备 |
WO2017190854A1 (de) * | 2016-05-04 | 2017-11-09 | Recaro Aircraft Seating Gmbh & Co. Kg | Rettungswestentasche |
-
1993
- 1993-01-25 JP JP5028615A patent/JPH072173A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102364876A (zh) * | 2010-06-16 | 2012-02-29 | 精工爱普生株式会社 | 频率测量装置、以及具备该装置的气味传感器和电子设备 |
WO2017190854A1 (de) * | 2016-05-04 | 2017-11-09 | Recaro Aircraft Seating Gmbh & Co. Kg | Rettungswestentasche |
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