JPH07215388A - 電子レンジ付属品収納用組立箱 - Google Patents

電子レンジ付属品収納用組立箱

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JPH07215388A
JPH07215388A JP995894A JP995894A JPH07215388A JP H07215388 A JPH07215388 A JP H07215388A JP 995894 A JP995894 A JP 995894A JP 995894 A JP995894 A JP 995894A JP H07215388 A JPH07215388 A JP H07215388A
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JP
Japan
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microwave oven
box
flap
accessories
assembly box
Prior art date
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JP995894A
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English (en)
Inventor
Taiki Hayashi
泰希 林
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動、衝撃などによる電子レンジ本体の破
損、損傷を防止し、電子レンジ本体の包装材料の資材管
理における負担を軽減する。 【構成】 電子レンジ本体30を個装箱20に梱包する
際、各固定フラップ6が有する複数の折り筋5から付属
品の外形に応じた折り筋5を選択して折り曲げることが
できるので、多種類の外形を有するターンテーブル8等
の付属品を単一の組立箱1によって固定することができ
る。各被覆フラップ4の各側部に形成された突出部4a
が底部成形片21の上面に支持されるとともに、電子レ
ンジ本体30の底部によって突出部4aが固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子レンジ付属品収納
用組立箱に関し、より詳細には、電子レンジの加熱室に
装着可能なターンテーブルおよび/またはオーブン皿を
電子レンジ付属品として有する電子レンジ本体を個装箱
に梱包する際に、個装箱の底面隅部と電子レンジ本体と
の間に配置される包装用緩衝材の一部に当接して個装箱
に収納される電子レンジ付属品収納用組立箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子レンジ本体は、電子レンジの
加熱室に装着可能なターンテーブルおよび/またはオー
ブン皿を電子レンジ付属品として備えている。これらの
電子レンジ付属品は、電子レンジ本体の一部として個装
箱に収納され生産拠点等から出荷される。電子レンジを
購入し使用する際には前記個装箱を開梱し、加熱調理の
形態にあわせて前記付属品を適宜電子レンジの加熱室に
装着する。
【0003】電子レンジ付属品は通常、打抜機で打ち抜
かれた板紙を使用に際して組み立てる、いわゆる組立箱
と称される紙器に収納されている。組立箱は、生産拠点
等で電子レンジを個装箱に梱包する際に、個装箱の底面
隅部と電子レンジ本体との間に配置される包装用緩衝材
の一部に当接して個装箱に収納される。包装用緩衝材は
通常、スチロール樹脂を発泡させ成形した発泡スチロー
ル成形品が使用されている。
【0004】発泡スチロール成形品は電子レンジをはじ
め各種の家庭用電気製品付属品の包装用緩衝材として使
用されているが、付属品が多数からなるものであった
り、また比較的小さいあるいは変形し易いものであった
りする場合には、付属品の外形が型取られた凹部が予め
形成された発泡スチロール成形品を準備し、付属品を前
記凹部に直接収納して固定する包装形態が従来からとら
れている。
【0005】しかし、ターンテーブル、オーブン皿等の
比較的大型で変形しにくい付属品を有する電子レンジの
包装では、単数または複数からなるこれら付属品を組立
箱に一旦収納した後に、発泡スチロール成形品の一部、
たとえば、組立箱が占有する空間分が削り取られて形成
された発泡スチロール成形品の凹部に前記組立箱を収納
する包装がおこなわれている。これにより、発泡スチロ
ール成形品を小型化してスチロール樹脂の使用量を低減
できるとともに、発泡スチロール成形用金型を簡略化で
きる。また、組立箱は発泡スチロール成形品に比較し修
正、変更が容易であるため、付属品のマイナーチェンジ
にも比較的容易に対応できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】流通過程に供せられる
電子レンジ本体が個装箱に梱包される際に、ターンテー
ブル、オーブン皿等の付属品が収納された組立箱は、個
装箱の底面隅部に配置された発泡スチロール成形品の一
部に当接して個装箱に収納される。このとき、組立箱
は、まず平面状態にある組立箱の載置面に付属品が載置
される。次に、組立箱に形成された2本の折り筋が折り
曲げられ付属品を捲回する複数のフラップが形成され
る。折り筋は付属品の大きさ、たとえばターンテーブル
の外径に合致するよう予め設計されており、通常、組立
箱を形勢する板紙の打ち抜き時に同時に形成される。所
定の折り筋に沿ってフラップが折り曲げられると、付属
品はフラップにより形成された組立箱に被覆、固定され
る。
【0007】しかし、組立箱は、ターンテーブル、オー
ブン皿の大きさに合わせて機種ごとに設計されているの
で、異なる大きさのターンテーブル、オーブン皿を有す
る電子レンジを市場に投入する度に設計を繰り返さねば
ならない。このため、組立箱の種類は増える一方とな
り、資材管理面での大きな負担となっている。一方、タ
ーンテーブル、オーブン皿が付属品として収納された組
立箱は、個装箱の底面隅部と電子レンジ本体との間に配
置される発泡スチロール成形品に形成された凹部に収納
され、流通過程に投入される。
【0008】しかし、電子レンジ機器本体個装箱に収納
された組立箱は、発泡スチロール成形品あるいは個装箱
と確実に固定されていないので、流通過程で個装箱に与
えられる振動、衝撃等の外力により個装箱内での位置が
不安定となる。したがって、組立箱が電子レンジ機器本
体と接触したり収納された付属品が組立箱からとびだし
たりする。このため、電子レンジ機器本体および付属品
の双方が、個装箱内で互いに傷付くことになる。この発
明の目的は、電子レンジ本体の包装材料の適正化を図る
こと、すなわち、流通過程において振動、衝撃などによ
る電子レンジ本体の破損、損傷を抑えるとともに、電子
レンジ本体の包装材料の資材管理における負担を軽減す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる電子レ
ンジ付属品収納用組立箱は、電子レンジの加熱室に装着
可能なターンテーブルおよび/またはオーブン皿を電子
レンジ付属品として有する電子レンジ本体を個装箱に梱
包する際に、個装箱の底面隅部と電子レンジ本体との間
に配置される包装用緩衝材の一部に当接して個装箱に収
納される組立箱である。この組立箱は、略矩形の板紙の
幅方向に互いに平行に形成された折り筋を介して板紙の
各端部に形成され付属品を被覆可能な1対の被覆フラッ
プと、1対の被覆フラップの間に形成され電子レンジ付
属品が載置される載置面部と、板紙の長さ方向に互いに
平行に形成された折り筋を介して載置面部の各側部の少
なくとも一部に形成され付属品を固定可能な1対の固定
フラップとを備えている。
【0010】各固定フラップは、付属品の外形に応じ選
択して折り曲げ可能な複数の折り筋を有している。さら
に、各被覆フラップの各側部には、被覆フラップの幅方
向の長さが固定フラップを除く載置面部の幅方向の長さ
よりも長くなるよう板紙の幅方向に突出し、個装箱に収
納されるときに前記緩衝材の上面に支持されかつ電子レ
ンジ本体の底部によって固定される突出部が形成されて
いる。この発明の電子レンジとは、加熱室が内設された
電子レンジ機器本体と、加熱室に高周波あるいは熱線を
供給するための調理加熱供給手段と、加熱室に装着され
加熱調理時に使用される付属品としてターンテーブルお
よび/またはオーブン皿を有するものである。
【0011】この発明のターンテーブルとは、電子レン
ジ機器本体の加熱室底部に設置された回転駆動機構に係
止されて回転可能な食材載置用の円形テーブルである。
この発明の付属品とは、上記したターンテーブル、オー
ブン皿のみならず、焼網あるいは、ターンテーブル、オ
ーブン皿に関連して用いられるオーブン皿把手、クッキ
ンググローブ等が含まれる。なお、オーブン皿は丸形の
みならず、だ円形あるいは方形の平面形状を有するもの
が含まれる。この発明の個装箱とは、電子レンジの使用
者の手もとにわたる最小単位の包装箱であり、段ボール
で形成された折りたたみ箱、すなわち、打ち抜き機で型
抜きした印刷板紙をサック貼り機等で接着し、平面状の
折りたたみ状態で輸送し使用に際して箱に形成し、電子
レンジ本体を入れる紙器を指す。
【0012】この発明の包装用緩衝材とは、スチロール
樹脂等を発泡して形成された発泡材料成形品、たとえ
ば、発泡スチロール成形品を指し、収納される電子レン
ジ本体と個装箱の隅部を含む個装箱内面との間に配置さ
れ電子レンジ本体を適正に包装する包装材料の1つであ
る。この緩衝材は、個装箱の底部、天部の隅部によって
固定されるものであり、上下に分割され計2つの分割片
からなるもの、あるいは、上記2つの分割片がさらに分
割され計3ないし4つの分割片からなるものを含む。
【0013】この発明の組立箱とは、「基本的には、の
り貼りしない構造の紙器をいい、折り筋をつけながら打
ち抜いたままの紙器で使用時に手あるいは機械により組
み立てる構造の紙器」(工業包装シリーズNO.1紙・
板紙 日本包装管理士編 昭和56年6月1日発行 第
81頁)を指す。この発明の板紙とは、段ボール原紙、白
板紙、黄板紙、チップボール、色板紙が好ましい。この
発明の各固定フラップに形成される、付属品の外形に応
じて選択して折り曲げ可能な複数の折り筋は、好ましく
は少なくとも3本、より好ましくは3〜6本、さらに好
ましくは3本で構成されることがのぞましい。
【0014】
【作用】この発明の電子レンジ付属品収納用組立箱によ
れば、電子レンジ本体を個装箱に梱包する際、まず組立
箱の載置面部に電子レンジ付属品であるターンテーブル
および/またはオーブン皿を載置する。次に、載置面部
の各側部に形成された1対の固定フラップを長さ方向に
互いに平行に形成された折り筋に沿って折り曲げて付属
品を固定する。さらに板紙の各端部に幅方向に互いに平
行に形成された被覆フラップを折り筋に沿って折り曲げ
て付属品を被覆する。このとき、各固定フラップが有す
る複数の折り筋から付属品の外形に応じた折り筋を選択
して折り曲げることができるので、多種類の外形を有す
る付属品を単一の組立箱によって固定することができ
る。
【0015】付属品が収納された組立箱は、個装箱の底
面隅部に配置された包装用緩衝材の一部に当接して個装
箱に収納される。このとき、組立箱の各被覆フラップの
各側部には、被覆フラップの幅方向の長さが固定フラッ
プを除く載置面の幅方向の長さよりも長くなるよう板紙
の幅方向に突出する突出部が形成されている。したがっ
て、この突出部が緩衝材の上面に支持される。次に、緩
衝材に支持された組立箱の上から電子レンジ本体が個装
箱内に収納される。このとき、電子レンジ本体の底部に
よって緩衝材の上面に支持された突出部が固定される。
個装箱の天面隅部にも包装用緩衝材が配置され個装箱の
梱包が完了する。このような包装により付属品が収納個
装箱は、付属品を含む電子レンジ本体の保護性にすぐれ
た適正包装となる。
【0016】
【実施例】図1は、この発明の一実施例による電子レン
ジ付属品収納用組立箱を示す。電子レンジ付属品収納用
組立箱1は、段ボール原紙を打ち抜き機で打ち抜いて形
成された略矩形の板紙2で形成されている。板紙2は、
幅方向(紙面上下方向)に互いに平行に形成された折り
筋3を介して板紙2の各端部に形成された1対の被覆フ
ラップ4と、長さ方向(紙面左右方向)に互いに平行に
形成された折り筋5を介して板紙2の各側部に形成され
た1対の固定フラップ6と、前記1対の被覆フラップ4
の間に形成され電子レンジ付属品が載置される載置面部
7とから主に構成されている。
【0017】載置面部7は、折り筋3によって板紙2の
中央部に形成された矩形面である。載置面部7は、図2
にしめすように、電子レンジ30の加熱室底面31に載
置される、電子レンジ付属品としての、ローラー台9を
有するターンテーブル8を載置する載置面を構成してい
る。ローラー台9はターンテーブル8と着脱可能に構成
され、加熱室底面31下部に設置された回転駆動機構3
2と着脱可能に係合する円板状部材であり、円周部に複
数のローラ11を備えている。載置面部7の中央には付
属品確認用の確認孔12と、確認孔12の周りに環状に
形成されローラー台9のローラー11を挿通してターン
テーブル8を組立箱1内に固定させるための複数の固定
孔13とが形成されている。載置面部7の各側部には、
固定フラップ6が形成されている。
【0018】固定フラップ6は、谷折り(紙面の手前方
向への折り曲げ)が可能な3本の折り筋5a,5b,5
cによって形成された矩形のフラップである。各折り筋
5の間隔は載置面部7に載置されたローラー台9を含む
ターンテーブル8の高さで構成されている。これによ
り、載置面部7に載置されたターンテーブル8の端部
は、ターンテーブル8の外径に応じて3本の折り筋5
a,5b,5cのうちから選択された2本が谷折りされ
ることにより、固定フラップ6に捲回されることにな
る。載置面部7の各端部には、被覆フラップ4が形成さ
れている。
【0019】被覆フラップ4は、谷折りが可能な2本の
折り筋3a,3bによって形成された矩形のフラップで
あり、固定フラップ6に捲回された載置面部7上の付属
品を被覆することができる。各被覆フラップ4は、付属
品を載置面部7に載置し折り筋3a,3bに沿って谷折
りされたとき、両端面が突き合うよう構成されている。
各被覆フラップ4の中央部には、付属品の側面に当接し
付属品の固定及び保護のための折り返し部14が形成さ
れている。
【0020】各被覆フラップ4の各側部には、被覆フラ
ップ4の幅方向の長さが固定フラップ6を除く載置面部
7の幅方向の長さよりも長さLだけ長くなるよう板紙2
の幅方向に突出する突出部4aが形成されている。被覆
フラップ4の幅方向の長さが25cm程度で形成されて
いるとき、突出部4aの長さLは15〜40mmが好ま
しく、約25mmがより好ましい。各突出部4aには、
後述するように、組立箱1が個装箱に梱包される際に組
立箱1の上に載置される電子レンジ本体30の、底面に
設置された脚を逃がすための切り欠き15が形成されて
いる。次に、組立箱1の梱包について図3〜図5に示
す。
【0021】電子レンジ付属品を組立箱1に収納する際
にはまず、載置面部7にローラー台9を載置する。ロー
ラー11は固定孔13に挿入する。次に、ローラー台9
の上にターンテーブル8を載置する。次に、折り筋5
a,5b,5cのいずれか2本をターンテーブル8の外
径に合わせて折り曲げ、ターンテーブル8の端部を固定
フラップ6で包み込む。次に、折り返し部14を折り曲
げ、折り筋3a,3bに沿って各被覆フラップ4を折り
曲げてターンテーブル8を被覆する。両被覆フラップ4
の端面を突き合わせ、両被覆フラップ4にテープ16を
貼って固定させる。
【0022】上記梱包において、ターンテーブル8の外
径が大きい場合には、図6にしめすように、折り筋5
b,5cを折り曲げて固定フラップ6を形成しターンテ
ーブル8を固定できる。また、ターンテーブル8の外径
が小さい場合には、図7にしめすように、折り筋5a,
5bを折り曲げて固定フラップ6を形成しターンテーブ
ル8を固定できる。
【0023】図8〜図10には、上記付属品が収納され
た組立箱1が、個装箱20に収納された状態を示してい
る。上記組立箱1を個装箱20に梱包する際は、まず、
包装用緩衝材としての発泡スチロール成形品の底部成形
片21を準備する。底部成形片21は、枠状の一体成形
品であり中央部が削られた凹部22を有し、長さ方向に
対向する1対のレンジ載置面部23と、レンジ載置面部
23の周りに形成された4つの壁面部24とから主に構
成されている。レンジ載置面部23の両側部には、電子
レンジ本体30の脚33(図8)が挿入される4つの孔
25と、互いに対向する2対の切り欠き26が形成され
ている。
【0024】切り欠き26は折り筋3の端部を含む被覆
フラップ4の角部を係止するためにレンジ載置面部23
に形成された凹部である。各載置面部23における双方
の切り欠き25の間には、組立箱1の突出部4aを支持
可能な支持面部27が形成されている。次に、上記底部
成形片21の支持面部27に組立箱1の突出部4aを支
持させる。次に、用意された個装箱20の底面を閉鎖す
る。個装箱20は、通常、段ボールで形成された折りた
たみ箱である。組立てられた個装箱20の底部に、組立
箱1が支持された底部成形片21を収納する。
【0025】次に、組立箱1の上から電子レンジ本体3
0を載置する。このとき、電子レンジ本体30の脚33
が、突出部4aに形成された切り欠き15を挿通して、
底部成形片21の孔25に挿入される。これにより、突
出部4aが、電子レンジ本体30の底面と底部成形片2
1の支持面部27との間に挟持され固定される。次に、
包装用緩衝材としての発泡スチロール成形品の天部成形
片28を電子レンジ本体30の上部に被せる。天部成形
片28は長さ方向に対向する分割された2つの成形片よ
り構成されている。次に、個装箱20を梱包する。これ
により、付属品が収納された組立箱1は、付属品を含む
電子レンジ本体の保護性にすぐれた適正包装となり個装
箱20内にしっかりと固定される。
【0026】このように、本実施例では、3本の折り筋
5a、5b、5cのうちからターンテーブル8の外径に
合わせて2本の折り筋5を選択しターンテーブル8の両
側面を固定する固定フラップ6を形成することができる
ので、異なる大きさのターンテーブル8を有する電子レ
ンジの機種間で組立箱1を共通化することができる。こ
のため、組立箱1の種類を従来のように増やすことが抑
えられるので、資材管理面での負担を軽減することがで
きる。また、組立箱1に形成された突出部4aにより組
立箱1が個装箱20内にしっかりと固定されるので、付
属品を含む電子レンジ機器本体の損傷が防止される。な
お、上記実施例では、ローラー台9を含むターンテーブ
ル8のみを付属品として収納する組立箱1を示したが、
付属品として図11に示したようなオーブン皿34を単
独であるいはターンテーブル8とともに収納する組立箱
であってもよい。
【0027】また、付属品は、ターンテーブル8および
/またはオーブン皿34とともに収納される図示しない
焼網、キッチングローブ、オーブン皿把手等であっても
よい。また、上記実施例では固定フラップ6の折り筋5
を3本形成し、うち2本を選択して高さの異なる2通り
の固定フラップ6を構成可能としたが、固定フラップ6
の折り筋5を4〜6本で形成し、高さの異なる3〜5通
りの固定フラップを構成できるようにしてもよい。この
場合には、より巾広い範囲で組立箱の共通化を図ること
ができる。さらに、上記実施例では、組立箱1を支持す
る緩衝材として一体成型された底部成型片21を示した
が、電子レンジ本体の大きさ・形状等によっては、底部
成型片21を天部成型片28と同様に、分割された2つ
の成形片から構成してもよい。この場合、付属品が収納
された組立箱1は予め個装箱20の底部に配置された2
つの成形片の間に、あとから載置され梱包されることに
なる。このような構成により、底部成型片21の材料を
低減することができる。
【0028】
【発明の効果】この発明の電子レンジ付属品収納用組立
箱によれば、電子レンジ本体を個装箱に梱包する際、各
固定フラップが有する複数の折り筋から付属品の外形に
応じた折り筋を選択して折り曲げることができるので、
多種類の外形を有する付属品を単一の組立箱によって固
定することができる。また、組立箱の各被覆フラップの
各側部には、被覆フラップの幅方向の長さが固定フラッ
プを除く載置面の幅方向の長さよりも長くなるよう板紙
の幅方向に突出する突出部が形成されている。したがっ
て、この突出部が緩衝材の上面に支持されるとともに、
電子レンジ本体の底部によって緩衝材の上面に支持され
た突出部が固定される。このため、流通過程において振
動、衝撃などによる、付属品を含む電子レンジ本体の破
損、損傷を抑えることができる。よって保護性にすぐれ
た適正包装とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電子レンジ付属品収納用組立箱
の正面図である。
【図2】組立箱に収納されるターンテーブルの電子レン
ジ加熱室内での装着状態をしめすための図である。
【図3】ターンテーブルが収納された組立箱の正面図で
ある。
【図4】図3の組立箱の側面図である。
【図5】図3の組立箱の平面図である。
【図6】図1の組立箱に大径のターンテーブルを収納し
たときの包装状態を示す断面図である。
【図7】図1の組立箱に小径のターンテーブルを収納し
たときの包装状態を示す断面図である。
【図8】付属品が収納された組立箱が、個装箱に収納さ
れた状態を示す正面断面図である。
【図9】付属品が収納された組立箱が、個装箱に収納さ
れた状態を示す図8のIX−IX線断面図である。
【図10】付属品が収納された組立箱が、個装箱に収納
された状態を示す図9のX−X線断面図である。
【図11】この発明の組立箱に収納される付属品として
のオーブン皿の斜視図である。
【符号の説明】
1 組立箱 2 板紙 3 折り筋(板紙の幅方向に形成されたもの) 4 被覆フラップ 4a 突出部 5 折り筋(板紙の長さ方向に形成されたもの) 6 固定フラップ 7 載置面部 8 ターンテーブル 20 個装箱 21 底部成形片(緩衝材) 27 突出部 30 電子レンジ本体 34 オーブン皿

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子レンジの加熱室に装着可能なター
    ンテーブルおよび/またはオーブン皿を電子レンジ付属
    品として有する電子レンジ本体を個装箱に梱包する際
    に、個装箱の底面隅部と電子レンジ本体との間に配置さ
    れる包装用緩衝材の一部に当接して個装箱に収納される
    電子レンジ付属品収納用組立箱であって、 略矩形の板紙の幅方向に互いに平行に形成された折り筋
    を介して板紙の各端部に形成され付属品を被覆可能な1
    対の被覆フラップと、 前記1対の被覆フラップの間に形成され電子レンジ付属
    品が載置される載置面部と、 板紙の長さ方向に互いに平行に形成された折り筋を介し
    て載置面部の各側部の少なくとも一部に形成され付属品
    を固定可能な1対の固定フラップとを備え、 各固定フラップが、付属品の外形に応じ選択して折り曲
    げ可能な複数の折り筋を有し、 さらに、各被覆フラップの各側部には、被覆フラップの
    幅方向の長さが固定フラップを除く載置面部の幅方向の
    長さよりも長くなるよう板紙の幅方向に突出し、前記個
    装箱に収納されるときに前記緩衝材の上面に支持されか
    つ電子レンジ本体の底部によって固定される突出部が形
    成されてなる電子レンジ付属品収納用組立箱。
JP995894A 1994-01-31 1994-01-31 電子レンジ付属品収納用組立箱 Pending JPH07215388A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009005501A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Honda Motor Co Ltd 車両用駆動制御装置

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JP2009005501A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Honda Motor Co Ltd 車両用駆動制御装置

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