JPH07213835A - 排ガスフィルター用プラグ剤及び排ガスフィルター - Google Patents

排ガスフィルター用プラグ剤及び排ガスフィルター

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JPH07213835A
JPH07213835A JP1153194A JP1153194A JPH07213835A JP H07213835 A JPH07213835 A JP H07213835A JP 1153194 A JP1153194 A JP 1153194A JP 1153194 A JP1153194 A JP 1153194A JP H07213835 A JPH07213835 A JP H07213835A
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JP
Japan
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exhaust gas
gas filter
starch
plug
plug agent
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JP1153194A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Nagai
伸明 永井
Yuichi Murano
雄一 村野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、排ガス中の微粒子を完全に捕集
し、かつ亀裂が入ったり脱落したりする事がなく、加工
が容易でしかも軽量で、耐熱衝撃性に優れた排ガスフィ
ルター用プラグ剤及び排ガスフィルターを提供する事を
目的とする。 【構成】 本発明の排ガスフィルター用のプラグ剤13
は、セラミック材と無機質ファイバーと澱粉と高分子増
粘材若しくはセラミック材と澱粉と高分子増粘材で構成
しており、さらにセラミック材はコージェライト質粉末
とセリサイト含有粘土系粉末とカオリナイト含有粘土系
粉末の少なくとも一方である構成を有しており、さらに
澱粉は馬鈴薯澱粉ととうもろこし澱粉の少なくとも一方
である構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排ガスフィルター用プ
ラグ剤及び自動車等に搭載される排ガスフィルターに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の排ガスフィルターを示す断
面図である。
【0003】図3において、1はコージェライト質ハニ
カムセラミックスで構成された円筒状の本体で、本体1
には複数の貫通孔2が設けられている。3はプラグ剤
で、プラグ剤3は貫通孔2の排ガス流入端4及びガス流
出端5の一方に詰められている。この構成によって排ガ
ス流入端4から流入した排ガスは、本体1の隔壁を通っ
てガス流出端5から流出するので、排ガス中の微粒子等
は隔壁に捕らえられる事となる。
【0004】従って、プラグ剤3の要件として下記の事
項が上げられる。 ・排ガスに対して非通気性である。
【0005】・隔壁と緊密に接着する。 ・高温下で耐熱性が高い。
【0006】・焼成温度において溶融相を形成しない。 ・耐熱衝撃性に優れている。
【0007】このような条件を満たす材料として、コー
ジェライト質粉末若しくはコージェライト質粉末と他の
セラミック質粉末の混合粉末を可塑化して作製したもの
が考えられる。
【0008】押し出し成形後乾燥したハニカムセラミッ
クスの貫通孔の端面の一部にこのプラグ剤を充填し、さ
らに乾燥した後焼成して排ガスフィルターを製造してい
た。例えば、特開昭57−187013号公報には「コ
ージェライトを主成分とする平均孔径10〜200μm
の微細孔を有する多孔質ハニカム状体であって、かつハ
ニカムを構成する貫通孔各々のいずれか一方の端部を開
口端と閉止端とが互いに隣接するように非通気性の物質
により閉鎖した事を特徴とする排出ガスフィルタ」が開
示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、プラグ剤3は多量の水を用いて可塑化し
ているために、排ガスフィルターに高熱が加わる事によ
ってプラグ剤3が急激に収縮して、乾燥中のプラグ剤3
に亀裂が入ったり、焼成中のプラグ剤3に亀裂が入った
り、プラグ剤3と隔壁の間に間隙を生じてプラグ剤3が
脱落したり、プラグ剤3付近の隔壁に亀裂を生じたりし
たため、排ガスフィルターが排ガス中の微粒子を完全に
捕集できないという問題点があった。さらに、焼成後緻
密化するため加工が困難になり、また重量が重いという
問題点があった。
【0010】本発明は前記従来の課題を解決するもの
で、排ガス中の微粒子を完全に捕集し、かつ亀裂が入っ
たり脱落したりする事がなく、加工が容易でしかも軽量
で、耐熱衝撃性に優れた排ガスフィルター用プラグ剤及
び排ガスフィルターを提供する事を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の排ガスフィルター用プラグ剤はセラミック材
と無機質ファイバーと澱粉と高分子増粘材若しくはセラ
ミック材と澱粉と高分子増粘材で構成しており、さらに
セラミック材がコージェライト質粉末とセリサイト含有
粘土系粉末とカオリナイト含有粘土系粉末の少なくとも
一方である構成を有しており、さらに澱粉が馬鈴薯澱粉
ととうもろこし澱粉の少なくとも一方である構成を有し
ている。
【0012】ここで、コージェライト質粉末としては、
カオリン,タルク,水酸化アルミニウムの混合物または
これらの混合物の仮焼物を用いる事ができる。カオリン
とタルク,水酸化アルミニウムの混合比(重量比)はカ
オリン:タルク:水酸化アルミニウム=100:23〜
38:15〜31が用いられ、タルクは23wt部未満
若しくは38wt部を越えると焼成温度範囲が狭くなる
傾向があり好ましくない。水酸化アルミニウムは15w
t部未満若しくは31wt部を越えると熱膨張係数が大
きくなる傾向が認められるので好ましくない。
【0013】プラグ剤がセラミック材と無機質ファイバ
ーと澱粉と高分子増粘材で構成される場合は、セラミッ
ク材として用いられるコージェライト質粉末若しくはセ
リサイト含有粘土系粉末若しくはカオリナイト含有粘土
系粉末は、5.0wt部〜40.0wt部、好ましくは
7.5wt部〜30.0wt部が用いられる。7.5w
t部未満ではプラグ剤の熱膨張係数が大きくなり機械的
強度が小さくなるため耐熱衝撃性が劣化しプラグ剤に亀
裂を生じる傾向が認められ、30.0wt部を越えるに
つれプラグ剤に亀裂が入ったり、プラグ剤と隔壁の間に
間隙を生じてプラグ剤が脱落したり、プラグ剤付近の隔
壁に亀裂を生じたりする傾向が認められるのでいずれも
好ましくない。
【0014】無機質ファイバーとしては、Al23
SiO2 系のものが用いられ、50.0wt部〜85.
0wt部、好ましくは57.5wt部〜80.0wt部
が用いられる。57.5wt部未満ではプラグ剤が緻密
化し重量が重くなり、加工が困難になる傾向が認めら
れ、80.0wt部を越えるにつれプラグ剤の熱膨張係
数が大きくなり機械的強度が小さくなるため耐熱衝撃性
が劣化しプラグ剤に亀裂を生じる傾向が認められるので
いずれも好ましくない。また、無機質ファイバーは適度
に粉砕したものを用いても良い。
【0015】澱粉として用いられる馬鈴薯澱粉若しくは
とうもろこし澱粉は、10.0wt部〜45.0wt
部、好ましくは12.5wt部〜35.0wt部が用い
られる。12.5wt部未満ではプラグ剤に亀裂が入っ
たり、プラグ剤と隔壁の間に間隙を生じてプラグ剤が脱
落したり、プラグ剤が緻密化し重量が重くなり、加工が
困難になる傾向が認められ、35.0wt部を越えるに
つれプラグ剤の急激な収縮により亀裂が発生する傾向が
認められるのでいずれも好ましくない。
【0016】高分子増粘材としては、有機系のものが用
いられる。添加量としてはセラミック材と無機質ファイ
バーと澱粉の100wt部に対して0.2wt部〜1.
0wt部が用いられる。
【0017】また、プラグ剤がセラミック材と澱粉と高
分子増粘材で構成される場合は、セラミック材として用
いられるコージェライト質粉末若しくはセリサイト含有
粘土系粉末若しくはカオリナイト含有粘土系粉末は、6
5.0wt部〜93.0wt部、好ましくは75.5w
t部〜88.5wt部が用いられる。75.5wt部未
満ではプラグ剤の熱膨張係数が大きくなり機械的強度が
小さくなるため耐熱衝撃性が劣化しプラグ剤に亀裂を生
じる傾向が認められ、88.5wt部を越えるにつれプ
ラグ剤に亀裂が入ったり、プラグ剤と隔壁の間に間隙を
生じてプラグ剤が脱落したり、プラグ剤付近の隔壁に亀
裂を生じたりする傾向が認められるのでいずれも好まし
くない。
【0018】澱粉として用いられる馬鈴薯澱粉若しくは
とうもろこし澱粉は、7.0wt部〜35.0wt部、
好ましくは11.5wt部〜24.5wt部が用いられ
る。11.5wt部未満ではプラグ剤に亀裂が入った
り、プラグ剤と隔壁の間に間隙を生じたり、プラグ剤が
緻密化し重量が重くなり、加工が困難になる傾向が認め
られ、24.5wt部を越えるにつれプラグ剤の急激な
収縮により亀裂が発生する傾向が認められるのでいずれ
も好ましくない。
【0019】高分子増粘材としては、有機系のものが用
いられる。添加量としてはセラミック材と澱粉の100
wt部に対して0.2wt部〜1.0wt部が用いられ
る。
【0020】
【作用】この構成によって、プラグ剤にセラミック材と
無機質ファイバーと澱粉と高分子増粘材若しくはセラミ
ック材と澱粉と高分子増粘材を使用したので乾燥、焼成
中の急激な収縮を抑える事ができ、プラグ剤に亀裂が入
ったり、脱落したり、プラグ剤付近の隔壁に亀裂が入っ
たりするのを防ぐ事ができ、排ガスフィルターとして排
ガス中の微粒子を完全に捕集できる。さらに、澱粉若し
くは無機質ファイバーを使用しているため焼成後のプラ
グ剤の緻密化を抑える事ができ、加工が容易でしかも軽
量になる。また、セラミック材としてコージェライト質
粉末若しくはセリサイト含有粘土系粉末若しくはカオリ
ナイト含有粘土系粉末を使用したので、プラグ剤の熱膨
張係数を小さくする事ができ耐熱衝撃性を向上させる事
ができる。
【0021】
【実施例】以下本発明の一実施例における排ガスフィル
ター用プラグ剤及び排ガスフィルターについて説明す
る。
【0022】(実施例1)図1は本発明の一実施例にお
ける排ガスフィルターを示す断面図である。図1におい
て、11は多数の貫通孔12を有した本体、13は貫通
孔12の排ガス流入端14側またはガス流出端15側の
一方に詰められるプラグ剤である。
【0023】以上のような構成によって、図1に示すよ
うに排ガス流入端14から流入した排ガスは、本体11
の隔壁11aを通過してガス流出端15から排出され
る。この排出されたガスは、隔壁11aを通過する際
に、排ガス中の微粒子等が除去される。
【0024】プラグ剤13としては、例えばセリサイト
含有粘土系粉末と無機質ファイバーと馬鈴薯澱粉と高分
子増粘材を(表1)に示したような比率に配合し、水を
900cc加え攪拌機を用いて回転数6000rpmで
30分間高速攪拌したものが用いられる。ここで、セリ
サイト含有粘土系粉末の替わりにカオリン,タルク,水
酸化アルミニウムの混合物より成るコージェライト質粉
末を用いても良い。また、馬鈴薯澱粉の替わりにとうも
ろこし澱粉を用いても良い。また、無機質ファイバーは
適度に粉砕したものを用いても良い。
【0025】
【表1】
【0026】また、本体11は例えば以下のように形成
される。抄造法により作製したセリサイト含有粘土質セ
ラミックシートをコルゲート機によりコルゲート状に加
工しながらプラグ剤13をセラミックシートの両端部に
充填し円筒状に巻き上げて直径19cm,長さ20cm
の成形体を作製した。このとき、セラミックシート間の
機械的強度を向上させるために、セラミックシートの所
定の部分に接着剤を塗布し、セラミックシート間を接合
した。次に、この成形体を100℃で乾燥した後電気炉
にセットし1500℃で焼成し、加工し、本体11を作
製した。
【0027】以上のような構成によって、乾燥、焼成中
にプラグ剤13に亀裂が入ったり、脱落したりする事は
なく、さらにプラグ剤13付近の隔壁11aに亀裂が入
る事もなかった。また、焼成後の加工は非常に容易であ
り、嵩比重は前記従来の排ガスフィルターの50%以下
と極めて軽量であった。
【0028】次に、このようにして得られた排ガスフィ
ルターの燃焼試験をディーゼルエンジンの排ガスを一定
時間フィルターの入口側の所定の貫通孔より流入して1
5gの微粒子を捕集し電気ヒータにて燃焼する捕集燃焼
を繰り返す事により実施した。捕集時にフィルターの出
口側にスモークメータを設置し、微粒子の捕集もれを測
定するが、目安としてスモークメータの値が0.5%を
越えると微粒子の捕集もれが発生する。
【0029】(表2)に本実施例の排ガスフィルターと
従来の排ガスフィルターの燃焼試験の繰り返し回数とス
モークメータの値を示したが、本実施例の排ガスフィル
ターは捕集燃焼を300回繰り返してもスモークメータ
の値は0.5%を越える事はなく排ガス中の微粒子は完
全に捕集された。一方、従来の排ガスフィルターは捕集
燃焼を120回繰り返したところでプラグ剤に亀裂が発
生し、微粒子の捕集もれのためスモークメータの値が
2.8%に増加した。
【0030】
【表2】
【0031】以上の事から明らかなように本実施例によ
れば、乾燥、焼成中の急激な収縮により亀裂が発生した
り脱落したりする事がなく、加工性が容易で、排ガス中
の微粒子を完全に捕集する優れた排ガスフィルター用の
プラグ剤13及び排ガスフィルターが得られる事が明ら
かになった。
【0032】(実施例2)カオリン,タルク,水酸化ア
ルミニウムの混合物の仮焼物より成るコージェライト質
粉末と馬鈴薯澱粉と高分子増粘剤を(表3)に示したよ
うな比率に配合し、水を670cc加え攪拌機を用いて
回転数5000rpmで30分間高速攪拌しプラグ剤を
作製した。ここで、カオリン,タルク,水酸化アルミニ
ウムの混合物の仮焼物より成るコージェライト質粉末の
替わりにカオリン,タルク,水酸化アルミニウムの混合
物より成るコージェライト質粉末若しくはセリサイト含
有粘土系粉末若しくはカオリナイト含有粘土系粉末を用
いても良い。また、馬鈴薯澱粉の替わりにとうもろこし
澱粉を用いても良い。
【0033】
【表3】
【0034】次に、抄造法により作製したコージェライ
ト質セラミックシートを160mm×200mmの矩形
状に加工した後、積層し160×200×220mmの
角柱状の成形体を作製した。このとき、セラミックシー
ト間の機械的強度を向上させるために、セラミックシー
トの所定の場所に接着剤を塗布し、セラミックシート間
を互いに接合した。成形体の積層数は58層とした。次
に、この成形体を100℃で乾燥した後電気炉にセット
し1440℃で焼成し、円柱状に加工し、図2に示す排
ガスフィルター20を作製した。
【0035】本実施例の排ガスフィルター用プラグ剤
も、(実施例1)と同様に乾燥、焼成中の急激な収縮が
なく、亀裂が入ったり、脱落したり、プラグ剤付近の隔
壁に亀裂が入ったりする事がなく、排ガス中の微粒子を
完全に捕集する優れた排ガスフィルターを実現する事が
わかった。さらに、セラミック材としてコージェライト
質粉末を使用したので、プラグ剤の室温から800℃ま
での熱膨張係数が1.7×10-6/℃以下と小さく耐熱
衝撃性に優れているため熱応力による亀裂の発生もなか
った。また、馬鈴薯澱粉を使用した事によりプラグ剤の
緻密化を抑える事ができたので加工が容易でしかも軽量
になった。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の排ガスフィルター
用プラグ剤は、コージェライト質粉末若しくはセリサイ
ト含有粘土系粉末と無機質ファイバーと馬鈴薯澱粉若し
くはとうもろこし澱粉と高分子増粘剤を用いた事、また
はコージェライト質粉末若しくはセリサイト含有粘土系
粉末と馬鈴薯澱粉若しくはとうもろこし澱粉と高分子増
粘剤を用いた事によって、乾燥、焼成中の急激な収縮に
よりプラグ剤に亀裂が入ったり、プラグ剤と隔壁の間に
間隙を生じてプラグ剤が脱落したり、プラグ剤付近の隔
壁に亀裂が入ったりする事がなく、排ガス中の微粒子を
完全に捕集する優れた排ガスフィルターを実現できる。
また、本発明の排ガスフィルター用プラグ剤は、澱粉若
しくは無機質ファイバーの微粉砕品を使用しているた
め、加工が容易で軽量であり、さらに、セラミック材と
してコージェライト質粉末若しくはセリサイト含有粘土
系粉末若しくはカオリナイト含有粘土系粉末を使用した
ので、熱膨張係数が小さく耐熱衝撃性に優れたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における排ガスフィルターを
示す断面図
【図2】本発明の他の実施例における排ガスフィルター
を示す斜視図
【図3】従来の排ガスフィルターを示す断面図
【符号の説明】
11 本体 11a 隔壁 12 貫通孔 13 プラグ剤 14 排ガス流入端 15 排ガス流出端 20 排ガスフィルター

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排ガスフィルターの貫通孔に詰められる排
    ガスフィルター用プラグ剤であって、無機物と澱粉を含
    む事を特徴とする排ガスフィルター用プラグ剤。
  2. 【請求項2】無機物として、セラミック材及び無機質フ
    ァイバーの少なくとも一方を用いた事を特徴とする請求
    項1記載の排ガスフィルター用プラグ剤。
  3. 【請求項3】セラミック材としてコージェライト質粉末
    及びセリサイト含有粘土系粉末及びカオリナイト含有粘
    土系粉末の少なくとも一方を用いた事を特徴とする請求
    項2記載の排ガスフィルター用プラグ剤。
  4. 【請求項4】澱粉を馬鈴薯澱粉ととうもろこし澱粉の少
    なくとも一方で構成した事を特徴とする請求項1記載の
    排ガスフィルター用プラグ剤。
  5. 【請求項5】排ガスフィルターの貫通孔に詰められる排
    ガスフィルター用プラグ剤であって、無機物と澱粉と高
    分子増粘材とを含む事を特徴とする排ガスフィルター用
    プラグ剤。
  6. 【請求項6】無機物として、セラミック材及び無機質フ
    ァイバーの少なくとも一方を用いた事を特徴とする請求
    項5記載の排ガスフィルター用プラグ剤。
  7. 【請求項7】セラミック材としてコージェライト質粉末
    及びセリサイト含有粘土系粉末及びカオリナイト含有粘
    土系粉末の少なくとも一方を用いた事を特徴とする請求
    項6記載の排ガスフィルター用プラグ剤。
  8. 【請求項8】澱粉を馬鈴薯澱粉ととうもろこし澱粉の少
    なくとも一方で構成した事を特徴とする請求項5記載の
    排ガスフィルター用プラグ剤。
  9. 【請求項9】複数の貫通孔を有する本体と、前記各貫通
    孔の一方の端部を塞ぐように設けられたプラグ剤とを備
    え、前記プラグ剤が無機物と澱粉を含む事を特徴とする
    排ガスフィルター。
  10. 【請求項10】無機物として、セラミック材及び無機質
    ファイバーの少なくとも一方を用いた事を特徴とする請
    求項9記載の排ガスフィルター。
  11. 【請求項11】セラミック材としてコージェライト質粉
    末及びセリサイト含有粘土系粉末及びカオリナイト含有
    粘土系粉末の少なくとも一方を用いた事を特徴とする請
    求項10記載の排ガスフィルター。
  12. 【請求項12】澱粉を馬鈴薯澱粉ととうもろこし澱粉の
    少なくとも一方で構成した事を特徴とする請求項9記載
    の排ガスフィルター。
  13. 【請求項13】複数の貫通孔を有する本体と、前記各貫
    通孔の一方の端部を塞ぐように設けられたプラグ剤とを
    備え、前記プラグ剤が無機物と澱粉と高分子増粘材を含
    む事を特徴とする排ガスフィルター。
  14. 【請求項14】無機物として、セラミック材及び無機質
    ファイバーの少なくとも一方を用いた事を特徴とする請
    求項13記載の排ガスフィルター。
  15. 【請求項15】セラミック材としてコージェライト質粉
    末及びセリサイト含有粘土系粉末及びカオリナイト含有
    粘土系粉末の少なくとも一方を用いた事を特徴とする請
    求項14記載の排ガスフィルター。
  16. 【請求項16】澱粉を馬鈴薯澱粉ととうもろこし澱粉の
    少なくとも一方で構成した事を特徴とする請求項13記
    載の排ガスフィルター。
JP1153194A 1994-02-03 1994-02-03 排ガスフィルター用プラグ剤及び排ガスフィルター Pending JPH07213835A (ja)

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