JPH07213042A - 揺動モータ及び磁気ディスク装置 - Google Patents

揺動モータ及び磁気ディスク装置

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JPH07213042A
JPH07213042A JP336894A JP336894A JPH07213042A JP H07213042 A JPH07213042 A JP H07213042A JP 336894 A JP336894 A JP 336894A JP 336894 A JP336894 A JP 336894A JP H07213042 A JPH07213042 A JP H07213042A
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coil
magnetic
yoke
magnetic disk
actuator
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JP336894A
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Shoji Mima
祥司 三摩
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクチュエータの一端に磁性体を、ヨークの
内側に磁性材突起部を設けた揺動モータ及び磁気ディス
ク装置に関し、小消費電力でロックが解除でき、部材コ
ストの改善が図れる揺動モータ及び磁気ディスク装置を
提供する。 【構成】 回動軸6に回動自在に支持された揺動部1
と、揺動部1に取り付けられたコイル10と、揺動部1の
端部に設けられた磁性体15と、コイル10に平行してコイ
ル10の少なくとも片側に対向するヨーク11と、ヨーク11
のコイル10側に固定して設けられ、コイル10と所定間隙
を持って配置された少なくとも1個のマグネット12と、
ヨーク11のコイル10側に突出して設けられ、先端が磁性
体15に対して所定間隙が設定された磁性材より成る突起
部18とを備え、コイル10への通電により揺動部1が回動
軸6を中心として揺動し、通電が解除された時は、磁性
体15が突起部18に対向して位置する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置のア
クチュエータを駆動させる揺動モータに係り、特にアク
チュエータの一端に磁性体を、ヨークの内側に磁性材の
突起部を設けた揺動モータ及び磁気ディスク装置に関す
るものである。
【0002】近来、磁気ディスクに磁気ヘッドによって
情報の書込み/読取りを行う磁気ディスク装置がコンピ
ュータの周辺機として広く使用されているが、小型化、
高密度化が進行しており、これに対応する書込み/読取
り性能が必要である。
【0003】このような装置は、磁気ヘッドをヘッドア
ームで保持してアクチュエータの揺動により、磁気ヘッ
ドを磁気ディスクの半径方向に移動させて所定位置にシ
ークして情報の書込み/読取りが行われる。
【0004】この時、磁気ヘッドのホームポジションは
磁気ディスクの最も内側のトラック上にあり、磁気ヘッ
ドが動作していない時には、この位置にロックされてい
るが、磁気ヘッドのロック解除に大きな力を必要として
おり消費電力が大きいので、消費電力を小さくする方法
が望まれている。
【0005】
【従来の技術】図5の磁気ディスク装置の平面図に示す
ように、ピポット軸6aを有するアクチュエータ1aは複数
のヘッドアーム2a,2b,─、スプリング3a,3b,─、ジンバ
ルバネ4a,4b,─及び磁気ヘッド5a,5b,─で構成されてい
る。
【0006】アクチュエータ1aは、ピポット軸6aに対し
てヘッドアーム2a,2b,─の反対側に設けられたボイスコ
イルモータ(VCM:以下揺動モータという)M1 の駆動
により、ピポット軸6aを中心に揺動する。
【0007】また複数の磁気ディスク7a,7b,─をスピン
ドル8に等ピッチで取り付け、各磁気ディスク7a,7b,─
の面に対向して、磁気ヘッド5a,5b,─が配設されてい
る。磁気ディスク7a,7b,─はスピンドル8に設けられた
図示していないモータの駆動により矢印A方向に回転す
る。
【0008】磁気ヘッド5a,5b,─は、磁気ディスク7a,7
b,─が静止している時は、磁気ディスク7a,7b,─の面に
接触し、磁気ディスク7a,7b,─が回転すると、磁気ディ
スク7a,7b,─の面から僅か浮上する。
【0009】従ってアクチュエータ1aが揺動することに
よって、ヘッドアーム2a,2b,─の先端の磁気ヘッド5a,5
b,─が回転する磁気ディスク7a,7b,─の半径方向に矢印
で示すように揺動して、目的のトラックにシークされ
て、データの記録、或いは再生が行われる。
【0010】磁気ヘッド5a,5b,─はホームポジションが
磁気ディスク7a,7b,─の最もインナー側にあり、後述す
るロック機構によってロックされる。次に、揺動モータ
M1の構成及びロック機構(従来例(1))を説明する。図5
及び図6(揺動モータの背面図)に示すように、揺動モ
ータM1は、ピポット軸6aで上下端が回動自在に支持され
たアクチュエータ1a、アクチュエータ1aのコイル保持部
9に保持されたコイル10a、コイル10aと平行に間隔を
おいて対向する上ヨーク11aと下ヨーク11b、上ヨーク
11aと下ヨーク11bの対向面に固定されてコイル10aと
夫々所定間隙を取って配置されたマグネット12a,12b 及
び磁束のリークを減少させるサイドヨーク11c,11d で構
成され、コイル10aに流す電流の正逆方向制御により駆
動する。
【0011】コイル保持部9の移動領域の両端部には、
揺動モータM1が暴走した場合を想定して、コイル保持部
9が衝突してアクチュエータ1aを止めるためのストッパ
13a,13b が設けられている。ストッパ13a,13b にはOリ
ング14a,14b が嵌められて緩衝するようになっている。
【0012】磁気ヘッド5a,5b,─をホームポジションで
ロックするロック機構として、コイル保持部9の一端に
磁性材で形成された部材、例えば、鉄ピース15a (ステ
ンレス或いはマグネットでも良い) が嵌め込まれ、スト
ッパ13aにロックマグネット16が埋め込まれている。
【0013】従って、データの記録、或いは再生が終わ
った時に、磁気ヘッド5a,5b,─をホームポジションに移
動させる方向に通電すると、鉄ピース15aがサイドヨー
ク11cの方向に移動してストッパ13aで停止すると共に
ロックマグネット16に吸着されてロックされ、アウター
側への移動が阻止される。
【0014】また、図7にロック機構の従来例(2) を示
しており、アクチュエータ1bにおいて、ヘッドアーム2
a,2b,─の最下位の根元付近に係合爪19が設けられ、図
示していない装置筺体上にプランジャーマグネット (以
下PMという)20 及びスプリング21が配置されている。
【0015】揺動モータM2の駆動でアクチュエータ1bが
動作している時は、PM20が励磁されてPM20の可動軸
の先端の係合部22が引っ込んでいるが、動作の停止でヘ
ッドアーム2a,2b,─がインナー側に回動して磁気ヘッド
5a,5b,─がホームポジションに位置した時に、PM20の
励磁が解除されて、スプリング21の弾力で係合部22が突
出して係合爪19に係合し、アクチュエータ1bをロックす
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、従来例(1) のアクチュエータをサイドヨークのロッ
クマグネットでコイル保持部の磁性部材を吸着してロッ
クする方法は、再度アクチュエータを起動させる時に、
吸着力に打ち勝ってロックを解除するために大きな力が
必要となり、コイルに流れる電流が大きくなって装置の
消費電力が大きくなる。またロックマグネットを設ける
必要がありコスト高になる。
【0017】これに対処して、磁性部材とロックマグネ
ットの接触部以外にストッパを設けて、ロック時に磁性
部材とロックマグネットの間に僅か間隙を残しておくこ
とも考えられるが、この間隙量は組立によるアクチュエ
ータの揺動方向の寸法のバラツキによって変化し、その
ためにロック力にバラツキが生じる。
【0018】また、従来例(2) のアクチュエータの係合
爪をPMの係合部でロックする方法は、PM等の部材を
設ける必要があり、コストが掛かるばかりでなく、消費
電力が大きく、且つ配置スペースが多く必要で装置の小
型化を阻害する。という問題点がある。
【0019】本発明は、小消費電力でアクチュエータの
ロックを解除することができ、部材コストの改善を図る
ことができる揺動モータ及び磁気ディスク装置を提供す
ることを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1及び図2は本発明の
原理図で、図1は請求項1に対応する原理図、図2は請
求項2に対応する原理図である。
【0021】1)請求項1に対応する手段 図1(a) の平面図及び(b) の正面図において、6は回動
軸、1は回動軸6に揺動自在に支持された揺動部、10は
揺動部1に取り付けられたコイル、15は揺動部1の端部
に設けられた磁性体、11はコイル10に平行してコイル10
の少なくとも片側に対向するヨーク、12はヨーク11のコ
イル10側に固定して設けられ、コイル10と所定間隙を持
って配置された少なくとも1個のマグネット、18はヨー
ク11のコイル10側に突出して設けられ、先端が磁性体15
に対して所定間隙が設定された磁性材より成る突起部で
ある。
【0022】従って、コイル10への通電により揺動部1
が回動軸6を中心として揺動し、通電が解除された時
は、磁性体15が複数の突起部18の間に位置するように構
成されている。
【0023】2)請求項2に対応する手段 図2(a) の磁気ディスク装置の平面図及び (b)の揺動モ
ータの背面図において、5は磁気ヘッド、6は回動軸、
23は揺動モータ、7は回転駆動される少なくとも1枚の
磁気ディスク、3は磁気ディスク7の面に対向する磁気
ヘッド5を先端で弾性的に保持したスプリングアーム、
100 はスプリングアーム3及び揺動モータ23を有し、揺
動モータ23の駆動により揺動するアクチュエータ、1は
揺動モータ23に設けられ、回動軸6に揺動自在に支持さ
れ、アクチュエータ100 の一部を構成する揺動部、10は
揺動モータ23の揺動部1に取り付けられたコイル、15は
揺動モータ23の揺動部1の端部に設けられた磁性体、11
は揺動モータ23に設けられ、コイル10に平行してコイル
10の少なくとも片側に対向するヨーク、12は揺動モータ
23のヨーク11のコイル10側に固定して設けられ、コイル
10と所定間隙を持って配置された少なくとも1個のマグ
ネット、18は揺動モータ23のヨーク11のコイル10側に突
出して設けられ、先端が磁性体15に対して所定間隙が設
定された磁性材より成る突起部である。
【0024】磁気ディスク7の回転により磁気ディスク
7の面より磁気ヘッド5を浮上させ、アクチュエータ10
0 の回動によりスプリングアーム3を揺動させて、磁気
ヘッド5を磁気ディスク7の半径方向の所望の位置に移
動させて、磁気ヘッド5によって磁気ディスク7の面に
情報の記録或いは再生を行う磁気ディスク装置であっ
て、揺動モータ23のコイル10への通電により揺動部1が
回動軸6を中心として揺動し、通電が解除された時は、
磁性体15が突起部18に対向して位置するように構成され
ている。
【0025】
【作用】
1)請求項1に対応する作用 揺動部1の端部に磁性体15を設け、ヨーク11のコイル10
側に先端が磁性体15に対して所定間隙を持って突起部18
を設けたことにより、コイル10への通電を解除した時
に、図中2点鎖線で示すように、磁性体15が突起部18に
対向して位置すると、マグネット12の磁束がヨーク11の
突起部18から磁性体15に流れて、磁束により磁性体15が
ロックされ、揺動部1をロックすることができる。
【0026】従って、マグネット12の磁束を揺動部1の
ロックに利用するので、ロック力のバラツキが少なく、
またコイル10に通電して揺動部1のロックを解除する時
に要する消費電力を小さくすることができ、磁性体15及
び突起部18は鉄等の磁性材で良く、必ずしもマグネット
でなくても良いので、コストを改善することができる。
【0027】2)請求項2に対応する作用 揺動モータ23の揺動部1の端部に磁性体15を設け、ヨー
ク11のコイル10側に先端が磁性体15に対して所定間隙を
持って突起部18を設けたことにより、コイル10への通電
を解除した時に、図中2点鎖線で示すように、磁性体15
が突起部18に対向して位置すると、マグネット12の磁束
がヨーク11の突起部18から磁性体15に流れて、磁束によ
り磁性体15がロックされ、揺動部1をロックしてアクチ
ュエータ100 のスプリングアーム3の先端の磁気ヘッド
5をロックすることができる。
【0028】従って、マグネット12の磁束をアクチュエ
ータ100 のロックに利用するので、磁気ヘッド5のロッ
ク力のバラツキが少なく、またコイル10に通電して揺動
部1のロックを解除する時に要する消費電力を小さくす
ることができ、磁性体15及び突起部18は鉄等の磁性材で
良く、必ずしもマグネットでなくても良いので、磁気デ
ィスク装置のコストを改善することができる。
【0029】
【実施例】以下、従来例で説明した磁気ディスク装置の
アクチュエータに本発明を適用した一実施例(請求項
1、請求項2及び請求項3に対応する)を図3により説
明する。図3は実施例を示すアクチュエータの構成図
で、(a) はアクチュエータ(揺動モータの上側のヨーク
及びマグネットを除いて示す)の平面図、 (b)は揺動モ
ータの背面図である。全図を通じて同一符号は同一対象
物を示す。
【0030】図3のアクチュエータ1c、ピポット軸6a、
及び鉄ピース15aは、図1の揺動部1、回動軸6、及び
磁性体15に夫々対応し、図2の上ヨーク11A 及び下ヨー
ク11B は、図1のヨーク11に対応している。
【0031】図3に示すように、アクチュエータ1cの揺
動モータM3は次のように構成されている。上ヨーク11A
及び下ヨーク11B にプレスの打ち出し加工(図3(b) に
打ち出し孔を破線で示す) により夫々一体として突起部
18a,18b が対向して設けられている。
【0032】突起部18a,18b の位置は、磁気ヘッド5a,5
b,─がホームポジションに位置した時の、コイル保持部
9の鉄ピース15aの位置に対応し、突起部18a,18b の先
端と鉄ピース15aとの間に夫々所定の間隙が設けられて
いる。
【0033】このような構成を有するので、アクチュエ
ータ1cがホームポジション、即ち、ロックする位置にく
ると、揺動モータM3のヨーク11A,11B の突起部18a,18b
の間に鉄ピース15aが位置して磁路が形成され、マグネ
ット12a,12b の磁束が突起部18aから鉄ピース15aを通
って突起部18bに流れて、磁束によりアクチュエータ1c
はロックされる。
【0034】アクチュエータ1cが何らかの外乱によって
図において左方向に移動しようとすると、形成された磁
束が曲げられるが、磁束は曲げられるとできるだけ真っ
直ぐにならうとする力が発生するため、アクチュエータ
1cを右方向に引き戻そうとする力が発生し、ロックが維
持される。
【0035】また、コイル10aに通電してアクチュエー
タ1bのロックを解除する時に、磁束によるロックに打ち
勝つだけでよいので、通電する電流が少なくて済む。ま
た、図4に異なる実施例(請求項4に対応する)を示
す。図4が前記図3で説明した実施例と異なるのは、鉄
ピース15aをマグネットピース15bとしたことである。
即ち、アクチュエータ1dにおいて、揺動モータM4のコイ
ル保持部9の一端にマグネットピース15bが設けられて
いる。
【0036】従って、マグネット12a,12b の形成する磁
束と同方向に磁束を発生するようにマグネットピース15
bの極性を設定することにより、上記実施例におけるロ
ック力よりさらに大きなロック力が得られる。
【0037】このようにして、上ヨーク11A 及び下ヨー
ク11B に突起部18a,18b を成型することにより、突起部
18a,18b の間に鉄ピース15a或いはマグネットピース15
bをロックすることができて、アクチュエータ1c,1d を
ホームポジションにロックすることができ、組立によっ
てアクチュエータ2a,2b,─の揺動方向の寸法にバラツキ
が生じても、ロック時の鉄ピース15a或いはマグネット
ピース15bと突起部18a,18b の距離が変化しないので、
ロック力の大きさへの影響は少なく、ロック力のバラツ
キが少なくなる。
【0038】また、従来例のサイドヨーク11cにロック
マグネット17を設ける方法や、プランジャーマグネット
及び係合爪等を設ける方法に比較して、安価な部材で済
むのでコストが改善され、ロックを解除する時にコイル
10aに流す電流が少なくて済むので、消費電力を少なく
することができ、また突起部18a,18b をプレス加工によ
って打ち出し成型したことにより更にコストが低減す
る。
【0039】更に、異なる実施例では磁性体としてマグ
ネットピース15bを使用した場合を説明したが、上記実
施例の鉄ピース15aのように、磁性体は鉄系の部材であ
れば良く、必ずしもマグネットである必要がないので、
鉄系の部材を使用した場合には低コストにすることがで
きる。
【0040】また、上記例では、上ヨーク11A 及び下ヨ
ーク11B にプレスの打ち出し加工で突起部18a,18b を成
型する場合を説明したが、磁性材で形成された突起部を
ねじ込み、かしめ等によって取付ける方法としても良い
ことは勿論である。
【0041】上記例では、コイル10aの両側にヨーク及
びマグネットを有する揺動モータの場合を説明したが、
コイル10aの片側だけにヨーク及びマグネットを有する
揺動モータの場合にも同様に適用できることができる。
【0042】また、上記例では、磁気ディスク装置のア
クチュエータに使用した揺動モータの場合を説明した
が、他の記録媒体に対する情報の記録、再生を行う装
置、例えば光ディスク装置のアクチュエータの揺動モー
タの場合等にも適用することができることは勿論であ
り、一般的に揺動モータに適用して同様の効果が得られ
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1では、マグネットの磁束を揺動部のロックに利用
するので、ロック力のバラツキが少なくなり、またコイ
ルに通電して揺動部のロックを解除する時に要する消費
電力を小さくすることができ、また、磁性体及び突起部
は鉄等の磁性材であれば良く、必ずしもマグネットであ
る必要がないので、コストを改善することができる。
【0044】請求項2では、揺動モータのマグネットの
磁束を磁気ヘッドのロックに利用するので、ロック力の
バラツキが少なく、またコイルに通電して磁気ヘッドの
ロックを解除する時に要する消費電力を小さくすること
ができ、また、磁性体及び突起部は鉄等の磁性材で良
く、必ずしもマグネットでなくても良いので、磁気ディ
スク装置のコストを改善することができる。
【0045】請求項3では、突起部をヨークと一体に成
型したことにより、一層コストの改善を図ることができ
る。請求項4では、磁性体をマグネットピースで構成し
たことにより、揺動部或いは磁気ヘッドをロックするロ
ック力を一層強めることができる。という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1に対応する原理図
【図2】 本発明の請求項2に対応する原理図
【図3】 本発明の実施例を示す構成図
【図4】 異なる実施例を示す背面図
【図5】 磁気ディスク装置を示す平面図
【図6】 従来例(1) を示す構成図
【図7】 従来例(2) を示す構成図
【符号の説明】
1は揺動部、 1a〜1d,100はアクチュエータ、
3,3a,3bはスプリングアーム、 5,5
a,5bは磁気ヘッド、6は回動軸、 6aはピポッ
ト軸、 7,7a,7bは磁気ディスク、10,10aはコイ
ル、 11はヨーク、 11a,11A は上ヨー
ク、11b,11B は下ヨーク、 12,12a,12bはマグネット、
15は磁性体、15aは鉄ピース、 15bはマグネット
ピース、18,18a,18bは突起部、23,M1 〜M4は揺動モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動軸(6) に揺動自在に支持された揺動
    部(1) と、 該揺動部(1) に取り付けられたコイル(10)と、 該揺動部(1) の端部に設けられた磁性体(15)と、 該コイル(10)に平行して該コイル(10)の少なくとも片側
    に対向するヨーク(11)と、 該ヨーク(11)の該コイル(10)側に固定して設けられ、該
    コイル(10)と所定間隙を持って配置された少なくとも1
    個のマグネット(12)と、 該ヨーク(11)の該コイル(10)側に突出して設けられ、先
    端が該磁性体(15)に対して所定間隙が設定された磁性材
    より成る突起部(18)とを備え、 該コイル(10)への通電により該揺動部(1) が該回動軸
    (6) を中心として揺動し、該通電が解除された時は、該
    磁性体(15)が該突起部(18)に対向して位置することを特
    徴とする揺動モータ。
  2. 【請求項2】 回転駆動される少なくとも1枚の磁気デ
    ィスク(7) と、 該磁気ディスク(7) の面に対向する磁気ヘッド(5) を先
    端で弾性的に保持したスプリングアーム(3) 及び揺動モ
    ータ(23)を有し、該揺動モータ(23)の駆動により揺動す
    るアクチュエータ(100) とを備え、 該磁気ディスク(7) の回転により該磁気ディスク(7) の
    面より該磁気ヘッド(5) を浮上させ、該アクチュエータ
    (100) の揺動により該スプリングアーム(3) の先端の該
    磁気ヘッド(5) を該磁気ディスク(7) の半径方向の所望
    の位置に移動させて、該磁気ヘッド(5) によって該磁気
    ディスク(7) の面に情報の記録或いは再生を行う磁気デ
    ィスク装置であって、 前記揺動モータ(23)は、 回動軸(6) に揺動自在に支持され、前記アクチュエータ
    (100) の一部を構成する揺動部(1) と、 該揺動部(1) に取り付けられたコイル(10)と、 該揺動部(1) の端部に設けられた磁性体(15)と、 該コイル(10)に平行して該コイル(10)の少なくとも片側
    に対向するヨーク(11)と、 該ヨーク(11)の該コイル(10)側に固定して設けられ、該
    コイル(10)と所定間隙を持って配置された少なくとも1
    個のマグネット(12)と、 該ヨーク(11)の該コイル(10)側に突出して設けられ、先
    端が該磁性体(15)に対して所定間隙が設定された磁性材
    より成る突起部(18)とを備え、 該コイル(10)への通電により該揺動部(1) が該回動軸
    (6) を中心として揺動し、該通電が解除された時は、該
    磁性体(15)が該突起部(18)に対向して位置することを特
    徴とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記突起部(18)は、前記ヨーク(11)と一
    体に成型されることを特徴とする請求項1或いは請求項
    2の揺動モータ及び磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記磁性体(15)はマグネットピースで構
    成されることを特徴とする請求項1、請求項2或いは請
    求項3の揺動モータ及び磁気ディスク装置。
JP336894A 1994-01-18 1994-01-18 揺動モータ及び磁気ディスク装置 Pending JPH07213042A (ja)

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