JPH07212084A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JPH07212084A
JPH07212084A JP6005962A JP596294A JPH07212084A JP H07212084 A JPH07212084 A JP H07212084A JP 6005962 A JP6005962 A JP 6005962A JP 596294 A JP596294 A JP 596294A JP H07212084 A JPH07212084 A JP H07212084A
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bulk
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feeding
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Application number
JP6005962A
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English (en)
Inventor
Takashi Ando
孝 安藤
Shuichi Kubota
修一 窪田
Yoshihisa Tateyama
義久 立山
Kazuhiko Narisei
和彦 成清
Takao Naito
孝夫 内藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • H—ELECTRICITY
    • H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/02—Feeding of components
    • H05K13/028—Simultaneously loading a plurality of loose objects, e.g. by means of vibrations, pressure differences, magnetic fields
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/02—Devices for feeding articles or materials to conveyors
    • B65G47/04—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles
    • B65G47/12—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles
    • B65G47/14—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles arranging or orientating the articles by mechanical or pneumatic means during feeding
    • B65G47/1407—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles arranging or orientating the articles by mechanical or pneumatic means during feeding the articles being fed from a container, e.g. a bowl

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルク部品を供給するのに、部品給送路での
給送中にて固定部および下動部間の渡りなしに所定角度
転向させられるようにする。 【構成】 バルク部品をエアーにて攪乱させながら部品
給送路４へ一列状態に整列させて送り出す部品整列送り
出し手段１１を備え、部品給送路４の給送部品を送り付
ける部品供給位置１８側に、部品供給位置１８まで湾曲
して延び、部品給送路４から給送されるバルク部品の向
きを所定角度変えて部品供給位置に到達するように案内
する湾曲路１９を設けるとともに、この湾曲路１９の各
部に給送されてくるバルク部品を部品供給位置側へ送る
エアー吹出し口２１〜２４を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は部品供給装置に関し、詳
しくは電子回路基板に実装される微細な電子部品等の各
種のバルク部品を、エアーにて攪乱させながら部品給送
路へ一列状態に整列させて送り出して所定位置に供給
し、電子回路基板に実装すると云った各種用途に供する
部品供給装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば電子部品を電子回路基板に実装す
るような場合、多数の電子部品を高速で供給することが
要求されている。
【０００３】このため従来、電子部品、特に微細な電子
部品多数を高速度で供給する一方法として、テーピング
部品が用いられている。テーピング部品は通常、長手方
向に配列されかつ一面側に開放された部品収納部内に部
品を収納した収納テープに、被覆テープを貼り合わせる
ことにより部品収納部を閉じて、収納している部品が脱
落しないようにしている。
【０００４】そして、収納している部品を供給するの
に、図７に示すような実装機Ａの横に設けられる専用の
部品供給装置Ｂが用いられている。図７はプリント基板
１０１への電子部品の実装機Ａに電子部品２０５ａを自
動的に供給する場合を示している。部品供給装置Ｂは、
実装機Ａの横設けられた部品供給テーブル１０２の上
に、実装機Ａで必要とする電子部品２０５ａの種類数だ
け装備され、その時々に必要な種類の電子部品２０５ａ
を保持している部品供給装置Ｂが実装機Ａと対向する位
置に移動される。実装機Ａは部品装着ヘッド１０３に有
する吸着ノズル１０４によって、部品供給装置Ｂから供
給される電子部品２０５ａを吸着してプリント基板１０
１に実装する。プリント基板１０１は互いに直角なＸＹ
２方向に移動できるＸＹテーブル１０６上に置かれ、Ｘ
Ｙ２方向の移動制御を受けることにより吸着ノズル１０
４に吸着されて装着位置にまで運ばれてきた電子部品２
０５ａの実装を、プリント基板１０１上の所定位置に受
ける。
【０００５】部品供給装置Ｂは、テーピング部品２０１
を巻き取ったリール１０５を支軸２１１に支持して、部
品供給ガイド２０２の上面に沿って引き出し、部品供給
ガイド２０２の先端部上に被さる押えカバー２０３との
間を、この押えカバー２０３に設けられている部品供給
口に向け移動させる。そして、テーピング部品２０１の
移動の途中で、電子部品２０５ａを収納している収納テ
ープ２０１ａから被覆テープ２０１ｂを分離しリール２
０６に巻取る。これによって、部品収容部が露出した状
態の収納テープを部品供給口部に送り付け、この部品供
給口を通じた電子部品２０５ａの吸着ノズル１０４等に
よるピックアップに供する。
【０００６】しかし、このような電子部品２０５ａ等の
供給方法では、収納テープ２０１ａの各部品収納部にバ
ルク部品をいちいち収納した後、これを被覆テープ２０
１ｂで覆う準備作業、また部品供給時点で、被覆テープ
２０１ｂを分離し巻き取る機構、分離し巻き取った被覆
テープ２０１ｂを巻取り部から取外し廃棄する作業等が
それぞれ必要であり、部品供給のための装置が複雑にな
るし使用に不便である。被覆テープ２０１ｂに加え収納
テープ２０１ａも使用後廃棄されることが多く、省資源
上も問題となる。
【０００７】そこで、本発明の実施例を示す図１を参照
して、電子部品等をバラ状態のままで、つまりバルク部
品２０５として収容したバルク部品容器１を用い、この
バルク容器１から攪乱室２内に受け入れたバルク部品２
０５をエアー３にて攪乱させながらバルク部品２０５の
大きさに応じて形成された部品給送路４へ一列状態に整
列させて送り出し、例えば図７に示す吸着ノズル１０４
によりピックアップされる所定の部品供給位置まで給送
する形式の部品供給装置Ｃを、本出願人は既に提案し、
例えば図７に示す部品供給装置Ｂに代えて用いられるよ
うにしている。
【０００８】これに併せ、部品給送路４からのバルク部
品２０５の給送がシュート方式であるのを利用して、図
８に示すように部品給送路４から給送されてくるバルク
部品２０５を転向テーブル３０１の外周部に複数設けら
れた凹部３０２内に受入れ、転向テーブル３０１の回転
によって前記凹部３０２に受け入れたバルク部品２０５
の向きを９０度転向させた状態で、吸着ノズル１０４等
によるピックアップに供し、バルク部品２０５の供給向
きを簡易に転向させられるようにすることも提案してい
る。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のよ
うな転向方式であると、バルク部品２０５を給送する給
送路構造が固定部と可動部との渡りのある複雑なものと
なる上、バルク部品２０５が部品給送路４から転向テー
ブル３０１の凹部３０２に渡る部分で、バルク部品２０
５が部品給送路４と転向テーブル３０１との間に噛み込
み、部品供給をスムーズに行えないし、装置が損傷する
問題がある。
【００１０】本発明は、このような従来の問題を解消す
ることを課題とし、バルク部品を供給するのに、部品給
送路での給送中にて固定部および下動部間の渡りなしに
所定角度転向させられる部品供給装置を提供することを
目的とするものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明の部品供給装置
は、バルク部品をエアーにて攪乱させながら部品給送路
へ一列状態に整列させて送り出す部品整列送り出し手段
を備えたもので、上記のような目的を達成するために、
部品給送路の給送部品を送り付ける部品供給位置側に、
部品供給位置まで湾曲して延び、部品給送路から給送さ
れるバルク部品の向きを所定角度変えて部品供給位置に
到達するように案内する湾曲路を設けるとともに、この
湾曲路の各部に給送されてくるバルク部品を部品供給位
置側へ送るエアー吹出し口を設けたことを第１の特徴と
するものである。
【００１２】エアー吹出し口は、湾曲路の各部に、これ
の湾曲平面に直角な方向で見て接線方向から部品給送側
に向け形成しているのが好適である。
【００１３】また、上記のような目的を達成するため
に、部品給送路に部品供給方向で見た上流側給送路から
所定角度折曲がった下流側給送路を設け、この下流側給
送路と上流側給送路との折れ曲がり部に、上流側給送路
から給送されてくるバルク部品の先端の下流側給送路と
面しない側の角部が片当たりして、これを下流側給送路
に向け案内して転向させるように湾曲した先端側転向ガ
イド面と、この先端側転向ガイド面に沿って転向される
バルク部品の先端部を部品給送路外から前記転向側に押
動する押動手段と、前記先端側転向ガイド面に沿って転
向されるバルク部品の後端と摺接し先端側転向ガイド面
と協働してバルク部品を前記転向方向に案内する後端側
転向ガイド面とを設けたことを第２の特徴とするもので
ある。
【００１４】押動手段はバルク部品の先端部の下流側給
送路に面しない部分に、部品給送路外からエアーを吹き
つけて押動するものであっても、これに代えて、バルク
部品の先端部の下流側給送路に面しない部分に、部品給
送路外からプッシャーを進出させて押動するものであっ
てもよい。
【００１５】
【作用】本発明が対象とする部品供給装置は、部品整列
送り出し手段により、バルク部品をエアーにて攪乱させ
ながら部品給送路へ一列状態に整列させて送り出すが、
第１の特徴の上記構成では、部品給送路の給送部品を送
り付ける部品供給位置側の湾曲路が、部品供給位置まで
湾曲して延び、部品給送路から給送されるバルク部品の
向きを所定角度変えて部品供給位置に到達するように案
内するとともに、この湾曲路の各部に設けられたエアー
吹出し口から吹き出すエアーのアシストによって湾曲路
内の各部にあるバルク部品を部品供給位置側に逐次押し
進めていくので、バルク部品を部品給送路および湾曲路
での給送中に固定部と可動部との渡りなしにスムーズに
９０度等の所定角度転向させて供給することができると
ともに、部品給送路の構造が固定部と可動部との渡りの
ない簡単なものとなるし、バルク部品の噛み込み等によ
る損傷も生じない。特に、バルク部品を転向させるため
の特別な駆動手段やこれの制御が不要である。
【００１６】エアー吹出し口が、湾曲路の各部に、これ
の湾曲平面に直角な方向で見て接線方向から部品給送側
に向け形成していると、湾曲路各部に到達するバルク部
品を湾曲路の次の部分への最も引っ掛かりのない方向に
押し進めることになるので、湾曲部でのバルク部品の進
行およびこれによる転向をスムーズに行わせることがで
きる。
【００１７】また、第２の特徴の上記構成では、部品給
送路の部品供給方向で見た下流側給送路が、上流側給送
路から所定角度折曲がっており、上流側給送路から下流
側給送路との折れ曲がり部にバルク部品が給送されてく
ると、このバルク部品の先端の下流側給送路と面しない
側の角部が前記折れ曲がり部に設けられている先端側転
向ガイド面に片当たりさせて、下流側給送路に向け案内
し転向させるとともに、この先端側転向ガイド面に沿っ
て転向されるバルク部品の先端部を押動手段によって部
品給送路外から前記転向側に押動することによっても、
前記先端の下流側給送路側への転向を促し、さらに前記
折れ曲がり部の後端側転向ガイド面が、前記先端側転向
ガイド面に沿って転向されるバルク部品の後端と摺接し
ながら先端側転向ガイド面と協働して、バルク部品を前
記転向方向に案内し下流側給送路に送り込み向きを所定
角度転向させるので、バルク部品を部品給送路での給送
中に固定部と可動部との渡りなしにスムーズに９０度等
の所定角度転向させて供給することができるとともに、
部品給送路の構造が固定部と可動部との渡りのない簡単
なものとなるし、バルク部品の噛み込み等による損傷も
生じない。
【００１８】押動手段はバルク部品の先端部の下流側給
送路に面しない部分に、部品給送路外からエアーを吹き
つけて押動するものであっても、これに代えて、バルク
部品の先端部の下流側給送路に面しない部分に、部品給
送路外からプッシャーを進出させて押動するものであっ
ても、バルク部品の上流側給送路から下流側給送路への
転向状態での移行をスムーズに行わせることができ、エ
アーの吹きつけによると部材の動作構造が不要で構成が
簡単になる。
【００１９】
【実施例】以下本発明の第１の実施例としての部品供給
装置につき、図１〜図４を参照しながら説明する。
【００２０】本実施例の部品供給装置Ｃは、例えば図７
に示すような実装機Ａにバルク部品２０５を高速供給す
るのに適したものである。しかし、これに限らずバルク
部品を種々の用途に供給することもできる。
【００２１】図１〜図３に示すように、バルク部品容器
１が装着される部品整列送り出し手段１１を備え、バル
ク部品容器１から攪乱室２内に受け入れたバルク部品２
０５をエアー３にて攪乱させながらバルク部品２０５の
大きさに応じて形成された部品給送路４へ一列状態に整
列させて送り出す。
【００２２】本実施例の部品整列送り出し手段１１は、
攪乱室２およびこれに続く部品給送路４を持った通路部
１２とを一体に形成した本体１０を有し、この本体１０
をカバー体１３内に嵌め付け、このカバー体１３の前部
に通路部１２が突出し、カバー体１３の後部にバルク部
品容器１を装着するアリ溝部１４を形成している。これ
によって、複雑な形状および構造となる部品整列送り出
し手段１１を製作し易くするとともに、バルク部品２０
５の種類に応じて本体１０を入れ換えれば対応できる利
点がある。
【００２３】しかし、本発明ではこれは必須でなく、本
体１０に直接アリ溝部１４を設けることもできるし、本
体１０を攪乱室２と通路部１２とを別に形成するとか、
前記以上の部分に分割形成することもできる。また分割
したものを１つに結合するにも、前記のようなカバー体
１３を用いないで、それぞれを直接結合し合うと云った
他の方法を採用することもできる。
【００２４】攪乱室２はバルク部品容器１の側から通路
部１２の側に段違いに下降する２段の部屋に形成し、各
段の部屋２ａ、２ｂの双方にエアー３を底部前端付近か
ら後方斜め上に向け吹き込むエア吹出し口１５、１６
と、通路部１２の部品給送路４の基部の底部からエアー
３を前方斜め上向きに吹き込むエア吹出し口１７とを設
け、バルク部品２０５を攪乱室２で攪乱させながら、部
品給送路４に長手方向に送り出し、整列状態にて部品給
送路４の先端の、吸着ノズル１０４等によるピックアッ
プが行われる部品供給口１８に向け給送するようにして
ある。しかし、これに限られることはなく、バルク部品
２０５の種類や形状、大きさ等によって、バルク部品２
０５を攪乱し給送するための各条件は種々に設計され
る。
【００２５】部品給送路４には、これの給送部品を送り
付ける部品供給口１８側に、部品供給口１８まで湾曲し
て延び、部品給送路４から給送されるバルク部品２０５
の向きを所定角度、本実施例では９０度変えて部品供給
口１８に到達するように案内する湾曲路１９が設けると
ともに、この湾曲路１９の各部に給送されてくるバルク
部品２０５を部品供給口１８へ送るエアー吹出し口２１
〜２４が設けられている。所定角度は９０度以上または
以下でも必要に応じて設定できる。
【００２６】これによって、部品給送路４のバルク部品
２０５を送り付ける部品供給口１８側の湾曲路１９が、
部品供給口１８まで湾曲して延び、部品給送路４から給
送されるバルク部品２０５の向きを９０度変えて部品供
給口１８に到達するように案内する。またこれととも
に、この湾曲路１９の各部に設けられたエアー吹出し口
２１〜２４から吹き出すエアー３のアシストによって湾
曲路１９内の各部にあるバルク部品２０５を部品供給口
１８側に逐次押し進めていく。したがって、バルク部品
２０５を部品給送路４および湾曲路１９での給送中に固
定部と可動部との渡りなしにスムーズに転向させて、部
品供給口１８に送り付け供給することができるし、部品
給送路４の構造が湾曲路１９を含んで、固定部と可動部
との渡りのない簡単なものとなるし、バルク部品２０５
の噛み込み等による損傷も生じない。特に、バルク部品
２０５を転向させるための特別な駆動手段やこれの制御
が不要である利点がある。
【００２７】湾曲路１９は、部品給送路４の通路部１２
とは別の通路部材３１によって形成し、湾曲路１９の加
工が容易なようにしてある。しかし、これによって部品
給送路４が湾曲路１９を含んで、固定部と可動部の渡り
ができるようなことはない。
【００２８】しかし、部品給送路４と湾曲路１９とを一
体に形成することもできる。このようにすると必要な部
品点数および組み立て工数が少なくなる。
【００２９】エアー吹出し口２１〜２４は、前記バルク
部品２０５を湾曲路１９の底部にて部品供給口１８側に
順次押し進めるために、側方から見て前方斜め上向きに
エアー３を吹き出すようにしてある。特に、エアー吹出
し口２１〜２４は湾曲路１９の各部に、これの湾曲平面
に直角な方向で見て、図４に示すように接線方向から部
品給送側に向け形成している。
【００３０】これによって、湾曲路１９の各部に到達す
るバルク部品２０５を湾曲路１９の次の部分への最も引
っ掛かりのない方向に押し進めることになるので、湾曲
部１９でのバルク部品２０５の進行およびこれによる転
向をスムーズに行わせることができる。
【００３１】なお、本実施例において、部品給送路４お
よび湾曲路１９は上部を開放した溝構造で示してある。
しかし、これに蓋をしてもよい。蓋をするとバルク部品
２０５のエアー３の吹きつけによる飛びだしを防止する
ことができ、微小、軽量なバルク部品２０５の場合に有
効である。しかし、バルク部品２０５の詰まりが生じな
いように給送路４、湾曲路１９、および蓋との間のクリ
アランスを適正に設定する必要がある。もっとも、バル
ク部品２０５が偏平かつ細長い形状であるなど外形寸法
の比率上、給送路４および湾曲路１９にて姿勢が変わり
難いか、変わらない保証のあるものについては、十分な
クリアランスを設定して問題はない。
【００３２】さらに、部品供給口１８には、バルク部品
２０５の飛びだしを防止するようなシャッタを設け、従
来型の部品供給装置Ｂのように、吸着ノズル等によりピ
ックアップするときだけ部品供給口１８を開くようにす
ることもできる。
【００３３】図５、図６は本発明の第２、第３の実施例
としての部品供給装置Ｃを示している。
【００３４】これらの実施例では、図５、図６に示すよ
うに、部品給送路４に部品供給方向で見た上流側給送路
４ａから９０度折曲がった下流側給送路４ｂを設けてあ
る。
【００３５】そして、この下流側給送路４ｂと上流側給
送路４ａとの折れ曲がり部４ｃに、上流側給送路４ａか
ら給送されてくるバルク部品２０５の先端２０５ａの下
流側給送路４ｂと面しない側の角部２０５ｂが片当たり
して、これを下流側給送路４ｂに向け案内して転向させ
るように湾曲した先端側転向ガイド面４ｄと、この先端
側転向ガイド面４ｄに沿って転向されるバルク部品２０
５の先端２０５ａ部を部品給送路４外から前記転向側に
押動する押動手段４００と、前記先端側転向ガイド面４
ｄに沿って転向されるバルク部品２０５の後端２０５ｃ
と摺接し先端側転向ガイド面４ｄと協働してバルク部品
２０５を前記転向方向に案内する後端側転向ガイド面４
ｅとを設けてある。
【００３６】これら第２、第３の実施例では、部品給送
路４の部品供給方向で見た下流側給送路４ｂが、上流側
給送路４ａから９０度折曲がっていて、上流側給送路４
ａから下流側給送路４ｂとの折れ曲がり部４ｃにバルク
部品２０５が給送されてくると、このバルク部品２０５
の先端２０５ａの下流側給送路４ｂと面しない側の角部
４ｂが前記折れ曲がり部４ｃに設けられている先端側転
向ガイド面４ｄに片当たりさせることにより、下流側給
送路４ｂに向け案内し転向させることができる。また、
これとともに、この先端側転向ガイド面４ｄに沿って転
向されるバルク部品２０５の先端２０５ａ部を押動手段
４００によって部品給送路４外から前記転向側に押動す
ることによっても、前記先端２０５ａの下流側給送路側
４ｂへの転向を促すことができる。
【００３７】しかも、前記折れ曲がり部４ｃの後端側転
向ガイド面４ｅが、前記先端側転向ガイド面４ｄに沿っ
て転向されるバルク部品２０５の後端２０５ｃと摺接し
ながら先端側転向ガイド面４ｄと協働して、バルク部品
２０５を前記転向方向に案内し下流側給送路４ｂに送り
込み向きを９０度転向させる。
【００３８】これらによって、バルク部品２０５を部品
給送路４での給送中に固定部と可動部との渡りなしにス
ムーズに転向させて部品供給口に送り付けて供給するこ
とができるとともに、本実施例によっても部品給送路４
の構造が固定部と可動部との渡りのない簡単なものとな
るし、バルク部品２０５の噛み込み等による損傷も生じ
ない。
【００３９】また、具体的な給送路４の設計としては、
いずれの実施例も上流側給送路４ａと下流側給送路４ｂ
との折れ曲がり部４ｃにおける、先端側、後端側各ガイ
ド面４ｄ、４ｅが設けられない側の角部４ｆが、前記転
向されるバルク部品２０５のほぼ支点４ｇをなすように
図のように設計すると、バルク部品２０５の転向がこじ
れ等なくさらに容易にかつ確実に達成される。この場
合、先端側、後端側各ガイド面４ｄ、４ｅは前記支点４
ｇをほぼ中心としたものとすればよく、通路設計や加工
が容易となる。
【００４０】ところで、これら実施例の押動手段４００
は、図５に示す第２の実施例のように、バルク部品２０
５の先端２０５ａ部の下流側給送路４ｂに面しない角部
２０５ｂに、部品給送路４外からエア吹出し口４０１を
通じてエアー３を吹きつけ押動するものであっても、こ
れに代えて、図６に示す第３の実施例のように、バルク
部品２０５の先端２０５ａ部の下流側給送路に面しない
角部２０５ｂに、部品給送路４外からプッシャー４０２
を進出させて押動するものであっても、バルク部品２０
５の上流側給送路４ａから下流側給送路４ｂへの転向状
態での移行をスムーズに行わせることができ、エアーの
吹きつけによると構成が簡単になる。
【００４１】以上各実施例では、バルク部品２０５を９
０度転向させて供給する場合についてのみ記載したが、
それ以上でも、以下でも必要な所定角度だけ転向させる
ことができる。
【００４２】また第２、第３の実施例の場合は、９０度
以上の転向となるときは、２箇所以上に給送路４の所定
角度での折れ曲がり部４ｃを設けると、容易に実現す
る。
【００４３】
【発明の効果】本発明が対象とする部品供給装置は、バ
ルク部品をエアーにて攪乱させながら部品給送路へ一列
状態に整列させて送り出すが、第１の特徴によれば、部
品給送路の部品供給位置まで湾曲して延びる湾曲路が、
部品給送路から給送されるバルク部品の向きを所定角度
変えて部品供給位置に到達するように案内する一方、こ
の湾曲路の各部に設けられたエアー吹出し口から吹き出
すエアーのアシストで湾曲路内の各部にあるバルク部品
を部品供給位置側に逐次押し進めるので、バルク部品を
部品給送路および湾曲路での給送中に固定部と可動部と
の渡りなしにスムーズに９０度等の所定角度転向させて
供給することができ、部品給送路の構造が固定部と可動
部との渡りのない簡単なものとなるし、バルク部品の噛
み込み等による損傷も生じない。特に、バルク部品を転
向させるための特別な駆動手段やこれの制御が不要であ
る。
【００４４】エアー吹出し口が、湾曲路の各部に、これ
の湾曲平面に直角な方向で見て接線方向から部品給送側
に向け形成していると、湾曲路各部に到達するバルク部
品を湾曲路の次の部分への最も引っ掛かりのない方向に
押し進めることになるので、湾曲部でのバルク部品の進
行およびこれによる転向をスムーズに行わせることがで
きる。
【００４５】また、第２の特徴によれば、部品給送路の
上流側給送路から下流側給送路との所定角度での折れ曲
がり部に給送されてくるバルク部品の先端の下流側給送
路と面しない側の角部を、前記折れ曲がり部に設けられ
ている先端側転向ガイド面に片当たりさせ、下流側給送
路に向け案内し転向させる一方、この先端側転向ガイド
面に沿って転向されるバルク部品の先端部を押動手段に
よって部品給送路外から前記転向側に押動して、前記先
端の下流側給送路側への転向を促し、さらに前記折れ曲
がり部の後端側転向ガイド面が、前記転向されるバルク
部品の後端と摺接しながら先端側転向ガイド面と協働し
て、バルク部品を前記転向方向に案内し下流側給送路に
送り込み向きを所定角度転向させるので、バルク部品を
部品給送路での給送中に固定部と可動部との渡りなしに
スムーズに９０度等の所定角度転向させて供給すること
ができ、部品給送路の構造が固定部と可動部との渡りの
ない簡単なものとなるし、バルク部品の噛み込み等によ
る損傷も生じない。
【００４６】押動手段はバルク部品の先端部の下流側給
送路に面しない部分に、部品給送路外からエアーを吹き
つけて押動するものであっても、これに代えて、バルク
部品の先端部の下流側給送路に面しない部分に、部品給
送路外からプッシャーを進出させて押動するものであっ
ても、バルク部品の上流側給送路から下流側給送路への
転向状態での移行をスムーズに行わせることができ、エ
アーの吹きつけによると部材の動作構造が不要で構成が
簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施例としての部品供給装置の
断面図である。
【図２】図１の部品供給装置の平面図である。
【図３】図１の部品供給装置のバルク部品容器の装着部
を示す横断面図である。
【図４】図１の部品供給装置の部品給送路および湾曲路
の平面図である。
【図５】本発明の第２の実施例を示す部品給送路の平面
図である。
【図６】本発明の第３の実施例を示す部品給送路の平面
図である。
【図７】従来のテーピング部品を取り扱う部品供給装置
と部品の供給を受ける実装機との一例を示す斜視図であ
る。
【図８】バルク部品をエアで攪乱して整列状態に送り出
し、転向して供給する従来例を示す転向部の斜視図であ
る。
【符号の説明】
１ バルク部品容器 ２ 攪乱室 ３ エアー ４ 部品給送路 ４ａ 上流側給送路 ４ｂ 下流側給送路 ４ｃ 折れ曲がり部 ４ｄ 先端側転向ガイド面 ４ｅ 後端側転向ガイド面 １５〜１７、２１〜２４、４０１ エアー吹出し口 １９ 湾曲路 ２０５ バルク部品 ２０５ａ 先端 ２０５ｂ 下流側ガイド面に面しない角部 ２０５ｃ 後端 ４００ 押動手段 ４０２ プッシャー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成清 和彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 内藤 孝夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 バルク部品をエアーにて攪乱させながら
    部品給送路へ一列状態に整列させて送り出す部品整列送
    り出し手段を備え、部品給送路の給送部品を送り付ける
    部品供給位置側に、部品供給位置まで湾曲して延び、部
    品給送路から給送されるバルク部品の向きを所定角度変
    えて部品供給位置に到達するように案内する湾曲路を設
    けるとともに、この湾曲路の各部に給送されてくるバル
    ク部品を部品供給位置側へ送るエアー吹出し口を設けた
    ことを特徴とする部品供給装置。
  2. 【請求項２】 エアー吹出し口は、湾曲路の各部に、こ
    れの湾曲平面に直角な方向で見て接線方向から部品給送
    側に向け形成している請求項１に記載の部品供給装置。
  3. 【請求項３】 バルク部品をエアーにて攪乱させながら
    部品給送路へ一列状態に整列させて送り出す部品整列送
    り出し手段を備え、部品給送路に部品供給方向で見た上
    流側給送路から所定角度折曲がった下流側給送路を設
    け、この下流側給送路と上流側給送路との折れ曲がり部
    に、上流側給送路から給送されてくるバルク部品の先端
    の下流側給送路と面しない側の角部が片当たりして、こ
    れを下流側給送路側に向け案内して転向させるように湾
    曲した先端側転向ガイド面と、この転向ガイド面に沿っ
    て転向されるバルク部品の先端部を部品給送路外から前
    記転向側に押動する押動手段と、前記先端側転向ガイド
    面に沿って転向されるバルク部品の後端と摺接し先端側
    転向ガイド面と協働してバルク部品を前記転向方向に案
    内する後端側転向ガイド面とを設けたことを特徴とする
    部品供給装置。
  4. 【請求項４】 押動手段はバルク部品の先端部の下流側
    給送路に面しない部分に、部品給送路外からエアーを吹
    きつけて押動するものである請求項３に記載の部品供給
    装置。
  5. 【請求項５】 押動手段はバルク部品の先端部の下流側
    給送路に面しない部分に、部品給送路外からプッシャー
    を進出させて押動するものである請求項３に記載の部品
    供給装置。
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