JPH07210723A - 視覚障害者用タッチパネル入力方式 - Google Patents
視覚障害者用タッチパネル入力方式Info
- Publication number
- JPH07210723A JPH07210723A JP6001517A JP151794A JPH07210723A JP H07210723 A JPH07210723 A JP H07210723A JP 6001517 A JP6001517 A JP 6001517A JP 151794 A JP151794 A JP 151794A JP H07210723 A JPH07210723 A JP H07210723A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- touch panel
- input
- handicapped person
- visually handicapped
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】タッチパネル入力装置を用いた不特定多数の人
が利用する端末装置における、視覚障害者にも容易に利
用できる利用技術を提供する。 【構成】表示画面2とタッチパネル3の組み合わせによ
る入力装置において、指ガイド穴6および点字による穴
名称7を持った入力治具パネル4を使用することによ
る、視覚障害者のタッチパネル入力方式。 【効果】視覚障害者が、タッチパネル入力装置を利用す
ることができる。これにより、メーカは視覚障害者専用
装置を作る必要がなくなる。
が利用する端末装置における、視覚障害者にも容易に利
用できる利用技術を提供する。 【構成】表示画面2とタッチパネル3の組み合わせによ
る入力装置において、指ガイド穴6および点字による穴
名称7を持った入力治具パネル4を使用することによ
る、視覚障害者のタッチパネル入力方式。 【効果】視覚障害者が、タッチパネル入力装置を利用す
ることができる。これにより、メーカは視覚障害者専用
装置を作る必要がなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば銀行の現金自動
取引装置のような、不特定多数の人が利用し、比較的入
力項目や入力操作の少ない、タッチ入力装置(タッチパ
ネル)を使用したコンピュータ端末装置に関する。
取引装置のような、不特定多数の人が利用し、比較的入
力項目や入力操作の少ない、タッチ入力装置(タッチパ
ネル)を使用したコンピュータ端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来視覚障害者向けのキー入力方式とし
ては、点字表示器とキーボードを組合わせたものであっ
た。
ては、点字表示器とキーボードを組合わせたものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在では、銀行の自動
取引装置やキャプテン端末の様な端末装置においては、
その応用性の高さから入力装置にタッチパネルを使用す
るものが主流となってきており、従来技術に示す様なキ
ーボードを使用した装置が少なくなってきている。
取引装置やキャプテン端末の様な端末装置においては、
その応用性の高さから入力装置にタッチパネルを使用す
るものが主流となってきており、従来技術に示す様なキ
ーボードを使用した装置が少なくなってきている。
【0004】しかしながらタッチパネルは、触れること
によりキー入力されるため、手さぐりで操作を行なう視
覚障害者には極めて扱いにくく、従来技術の方法で視覚
障害者も利用できる自動取引装置とするために、タッチ
パネルとキーボードの両方を持つ自動取引装置もある。
によりキー入力されるため、手さぐりで操作を行なう視
覚障害者には極めて扱いにくく、従来技術の方法で視覚
障害者も利用できる自動取引装置とするために、タッチ
パネルとキーボードの両方を持つ自動取引装置もある。
【0005】この様な状況において、従来技術で視覚障
害者対応の端末装置を作ろうとすると、そのために世の
中の主流から外された視覚障害者専用又は、視覚障害者
のための特別な機能を持った装置構成とする必要があっ
た。
害者対応の端末装置を作ろうとすると、そのために世の
中の主流から外された視覚障害者専用又は、視覚障害者
のための特別な機能を持った装置構成とする必要があっ
た。
【0006】本発明の目的は、前記従来技術の欠点を解
決し、タッチパネルを入力装置として作られた端末装置
を、視覚障害者にも容易に利用することが可能な利用技
術を提供することにある。
決し、タッチパネルを入力装置として作られた端末装置
を、視覚障害者にも容易に利用することが可能な利用技
術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、タッチパネル部にあてがい、タッチパネルのタッチ
する部位に対応する箇所に穴を空けた治具を使用し、操
作者がその穴に指を通してタッチパネルにタッチするこ
とで、入力操作を可能にするものである。
め、タッチパネル部にあてがい、タッチパネルのタッチ
する部位に対応する箇所に穴を空けた治具を使用し、操
作者がその穴に指を通してタッチパネルにタッチするこ
とで、入力操作を可能にするものである。
【0008】ここで、治具の穴は、操作者の指のガイド
穴であり、この穴位置はタッチパネルの入力部キーの位
置毎に空けられ、各穴には各々、穴あるいはキーの番号
または、名称が点字等で付されており、視覚障害者が各
穴を識別できる構造となっている。
穴であり、この穴位置はタッチパネルの入力部キーの位
置毎に空けられ、各穴には各々、穴あるいはキーの番号
または、名称が点字等で付されており、視覚障害者が各
穴を識別できる構造となっている。
【0009】
【作用】入力しようとするいくつかのキーに対応した位
置に穴の空いている治具パネルをタッチパネルにあてが
う。視覚障害者である操作者は、音声等によるガイダン
ス指示により治具パネルをなぞり、入力しようとするキ
ーに対応する穴を探し、その穴に指を入れてタッチパネ
ルにタッチし、入力を行なう。この方法により、操作者
である視覚障害者は、表示されるキーの位置が見えなく
ても、治具の穴を手さぐりで選択し、所望のキー入力を
することができる。
置に穴の空いている治具パネルをタッチパネルにあてが
う。視覚障害者である操作者は、音声等によるガイダン
ス指示により治具パネルをなぞり、入力しようとするキ
ーに対応する穴を探し、その穴に指を入れてタッチパネ
ルにタッチし、入力を行なう。この方法により、操作者
である視覚障害者は、表示されるキーの位置が見えなく
ても、治具の穴を手さぐりで選択し、所望のキー入力を
することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例として、視覚障害者
が本発明の方法により、現金自動支払機を操作する場合
の手順を図1〜3により説明する。
が本発明の方法により、現金自動支払機を操作する場合
の手順を図1〜3により説明する。
【0011】現金自動支払機1はキャッシュカードを用
いて預金口座から現金の引出し、又は残高の照会等を行
なうオンライン端末装置であり、通常は、表示画面2上
のタッチパネル3を指でタッチするキー入力操作によ
り、現金自動支払機の利用者は取引を行なう。
いて預金口座から現金の引出し、又は残高の照会等を行
なうオンライン端末装置であり、通常は、表示画面2上
のタッチパネル3を指でタッチするキー入力操作によ
り、現金自動支払機の利用者は取引を行なう。
【0012】これを視覚障害者が入力治具パネル4を使
用して、支払取引を行なう場合は以下の様になる。
用して、支払取引を行なう場合は以下の様になる。
【0013】まず利用者は、現金自動支払機1の表示部
上に入力治具パネル4を乗せる。この時入力治具パネル
4は、治具位置ガイド5により、位置決めをして乗せ
る。又、入力治具パネル4には、指ガイド穴6が空けて
あり、穴毎に点字による穴名称7が表示してある。
上に入力治具パネル4を乗せる。この時入力治具パネル
4は、治具位置ガイド5により、位置決めをして乗せ
る。又、入力治具パネル4には、指ガイド穴6が空けて
あり、穴毎に点字による穴名称7が表示してある。
【0014】次に現金自動支払機1の音声による操作ガ
イダンスを聞くため、イヤホンジャック8にイヤホン9
を接続し、イヤホン9を耳に付ける。これで取引操作の
準備完了である。
イダンスを聞くため、イヤホンジャック8にイヤホン9
を接続し、イヤホン9を耳に付ける。これで取引操作の
準備完了である。
【0015】次に利用者は、支払取引を行なうため、点
字による穴名称7のうち「支払」の指ガイド穴を探し、
その穴に指を挿入し、タッチパネル3に触れる。「支
払」の指ガイド穴はタッチパネル3の「支払」キーの位
置となっているため、「支払」取引が選択される。
字による穴名称7のうち「支払」の指ガイド穴を探し、
その穴に指を挿入し、タッチパネル3に触れる。「支
払」の指ガイド穴はタッチパネル3の「支払」キーの位
置となっているため、「支払」取引が選択される。
【0016】「支払」取引が選択されるとイヤホン9よ
り「カードを入れて下さい」のガイダンスが流れ、利用
はカード入口10にキャッシュカードを挿入する。
り「カードを入れて下さい」のガイダンスが流れ、利用
はカード入口10にキャッシュカードを挿入する。
【0017】その後イヤホン9から流れるガイダンスに
従い“暗証番号”“支払金額”等を前記と同様の方法に
より入力し、最後に紙幣出口11より現金が出されて、
一連の取引が終了する。
従い“暗証番号”“支払金額”等を前記と同様の方法に
より入力し、最後に紙幣出口11より現金が出されて、
一連の取引が終了する。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、視覚障害者が、入力治
具パネルを用いることによりタッチパネルを入力装置と
する取引装置を操作することが可能となるため、視覚障
害者専用の取引装置を作る必要がなく、又利用する視覚
障害者も専用の装置を選ばなくても利用できる様にな
る。
具パネルを用いることによりタッチパネルを入力装置と
する取引装置を操作することが可能となるため、視覚障
害者専用の取引装置を作る必要がなく、又利用する視覚
障害者も専用の装置を選ばなくても利用できる様にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】現金自動支払機に入力治具パネルを取付けた図
である。
である。
【図2】タッチパネル入力部に入力治具パネルを取付け
た時の正面図である。
た時の正面図である。
【図3】タッチパネル入力部に入力治具を取付けた時の
断面図である。
断面図である。
1…現金自動支払機、 2…表示画面、 3…タッチパネル、 4…入力治具パネル、 5…治具位置ガイド、 6…指ガイド穴、 7…点字による穴名称、 8…イヤホンジャック、 9…イヤホン、 10…カード入口、 11…紙幣出口。
Claims (1)
- 【請求項1】表示出力部と、その表示出力に対応した入
力を行なうためのタッチパネルと、前記表示出力部およ
びタッチパネルを制御する制御部を有する装置におい
て、タッチ入力する位置に対応する部分に指を誘導する
穴を設けた治具を使用することにより、視覚障害者が所
望するキーのタッチ入力操作を行なうことを容易にでき
る様にしたことを特徴とする、視覚障害者用タッチパネ
ル入力方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6001517A JPH07210723A (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | 視覚障害者用タッチパネル入力方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6001517A JPH07210723A (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | 視覚障害者用タッチパネル入力方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07210723A true JPH07210723A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11503692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6001517A Pending JPH07210723A (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | 視覚障害者用タッチパネル入力方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07210723A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006193229A (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-27 | Toshiba Elevator Co Ltd | 展望エレベータのかご内操作盤 |
KR20230135380A (ko) * | 2022-03-16 | 2023-09-25 | 심지원 | 시각 장애인용 인덕션 패드 |
-
1994
- 1994-01-12 JP JP6001517A patent/JPH07210723A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006193229A (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-27 | Toshiba Elevator Co Ltd | 展望エレベータのかご内操作盤 |
KR20230135380A (ko) * | 2022-03-16 | 2023-09-25 | 심지원 | 시각 장애인용 인덕션 패드 |
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