JPH07206732A - 1−ブロモアルキルベンゼン誘導体の製造法 - Google Patents

1−ブロモアルキルベンゼン誘導体の製造法

Info

Publication number
JPH07206732A
JPH07206732A JP6001711A JP171194A JPH07206732A JP H07206732 A JPH07206732 A JP H07206732A JP 6001711 A JP6001711 A JP 6001711A JP 171194 A JP171194 A JP 171194A JP H07206732 A JPH07206732 A JP H07206732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
formula
general formula
phenylalkene
derivative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6001711A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Matsumoto
努 松本
Hideki Ushio
英樹 牛尾
Takayuki Azumai
隆行 東井
Yasunobu Miyamoto
泰延 宮本
Hiroaki Fujishima
浩晃 藤島
Masayoshi Minamii
正好 南井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP6001711A priority Critical patent/JPH07206732A/ja
Priority to US08/286,411 priority patent/US5637736A/en
Priority to CA002129610A priority patent/CA2129610C/en
Priority to AT94112364T priority patent/ATE222226T1/de
Priority to DE69431176T priority patent/DE69431176T2/de
Priority to EP94112364A priority patent/EP0637580B1/en
Priority to ES94112364T priority patent/ES2181696T3/es
Publication of JPH07206732A publication Critical patent/JPH07206732A/ja
Priority to US08/800,173 priority patent/US6063940A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】医薬等の中間体として有用な1−ブロモアルキ
ルベンゼン誘導体の製造法を提供すること。 【構成】 一般式(1) (式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基
または低級アルコキシル基を表わし、nは1から8まで
の整数を表わす。)で示されるフェニルアルケン誘導体
と臭化水素とを非極性溶媒の存在下反応させることを特
徴とする一般式(2) で示される1−ブロモアルキルベンゼン誘導体の製造
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬、農薬等の中間体
として有用な1−ブロモアルキルベンゼン誘導体の製造
法に関するものである。該誘導体は、例えば、医薬品と
して有用な式(5) で示される化合物の重要な中間体となりうる。
【0002】
【従来の技術】本発明の原料化合物となる一般式(1)
で示されるフェニルアルケン誘導体の製造法としては、
例えばnが2かつRが水素原子である化合物の製造法と
しては、以下の方法が知られている。まず第1の方法と
して、フェネチルマグネシウムブロマイドと塩化ビニル
とをニッケルアセチルアセトナート存在下に反応させ、
4−フェニル−1−ブテンを得る方法である。 第2の
方法として、トルエンと1、3−ブタジエンとをナトリ
ウム存在下に反応させて5−フェニル−2−ペンテンを
得、それをテトラブチルスズおよび酸化レニウム存在
下、エチレンと反応させ4−フェニル−1−ブテンを得
る方法である。しかし、上記の方法は、工業的に扱いに
くいナトリウムを用いたり、高価な触媒を使用するもの
であり工業的製造法としては必ずしも充分なものとは言
いがたい。次に、一般式(1)で示されるフェニルアル
ケン誘導体と臭化水素との反応を従来法である臭化水
素酸−水溶液あるいは、臭化水素酸−酢酸またはプロ
ピオン酸溶液を用いて実施すると、反応が進行しない、
あるいは一般式(2)で示される1−ブロモアルキルベ
ンゼン誘導体の選択率が低く、異性体が副生するという
問題点がある。ここで異性体とは、以下の一般式(6)
で示される化合物である。 (式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基
または低級アルコキシル基を表わし、nは1から8まで
の整数を表わす。)で示される化合物である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の問題点を解決する1−ブロモアルキルベンゼン誘導体
の新規な製造法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意検討した結果、1−ブロモアルキル
ベンゼン誘導体の工業的有利な製造法を開発するに至っ
た。すなわち、本発明は、一般式(1) (式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基
または低級アルコキシル基を表わし、nは1から8まで
の整数を表わす。)で示されるフェニルアルケン誘導体
と臭化水素とを非極性溶媒の存在下反応させることによ
り一般式(2) (式中、Rは前記と同じ意味を有する。)で示される1
−ブロモアルキルベンゼン誘導体の高選択的製造法を提
供するものである。また、本発明は、一般式(3) (式中、Xは塩素または臭素原子を表わし、nは1から
8までの整数を表わす。)で示される化合物と金属マグ
ネシウムから調整したグリニャール試薬と一般式(4) (式中、RおよびXは前記と同じ意味を有する。)で示
されるハロゲン化ベンジル類とを触媒の存在または非存
在下に反応させて一般式(1)で示されるフェニルアル
ケン誘導体を得た後、これと臭化水素とを非極性溶媒の
存在下反応させることにより一般式(2)て示される1
−ブロモアルキルベンゼン誘導体の高選択的製造法を提
供するものである。
【0005】以下本発明について詳細に説明する。ま
ず、フェニルアルケン誘導体(1)と臭化水素とを反応
させ1−ブロモアルキルベンゼン誘導体(2)を得る反
応に於いて、一般式(1)または(2)で示される置換
基Rとしては、例えば、水素、フルオロ、クロロ、ブロ
モ、ヨード原子、メチル、エチル、プロピル、ブチル、
メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ基が挙げら
れる。反応基質として用いられるフェニルアルケン誘導
体(1)としては例えば、3−フェニル−1−プロペン
、4−フェニル−1−ブテン、5−フェニル−1−ペ
ンテン 、6−フェニル−1−ヘキセン 、7−フェニ
ル−1−ヘプテン 、8−フェニル−1−オクテン 、
9−フェニル−1−ノネン、10−フェニル−1−デケ
ン 、3−(フルオロフェニル)−1−プロペン 、3
−(クロロフェニル)−1−プロペン、3−(ブロモフ
ェニル)−1−プロペン、3−(ヨードフェニル)−1
−プロペン、4−(フルオロフェニル)−1−ブテン、
4−(クロロフェニル)−1−ブテン 、4−(ブロモ
フェニル)−1−ブテン 、4−(ヨードフェニル)−
1−ブテン 、5−(フルオロフェニル)−1−ペンテ
ン、5−(クロロフェニル)−1−ペンテン、5−(ブ
ロモフェニル)−1−ペンテン、5−(ヨードフェニ
ル)−1−ペンテン、6−(フルオロフェニル)−1−
ヘキセン 、6−(クロロフェニル)−1−ヘキセン、
6−(ブロモフェニル)−1−ヘキセン、6−(ヨード
フェニル)−1−ヘキセン、7−(フルオロフェニル)
−1−ヘプテン 、7−(クロロフェニル)−1−ヘプ
テン、7−(ブロモフェニル)−1−ヘプテン、7−
(ヨードフェニル)−1−ヘプテン、8−(フルオロフ
ェニル)−1−オクテン 、8−(クロロフェニル)−
1−オクテン、8−(ブロモフェニル)−1−オクテ
ン、8−(ヨードフェニル)−1−オクテン、9−(フ
ルオロフェニル)−1−ノネン、9−(クロロフェニ
ル)−1−ノネン 、9−(ブロモフェニル)−1−ノ
ネン 、9−(ヨードフェニル)−1−ノネン 、10
−(フルオロフェニル)−1−デケン 、10−(クロ
ロフェニル)−1−デケン、10−(ブロモフェニル)
−1−デケン、10−(ヨードフェニル)−1−デケ
ン、3−(メチルフェニル)−1−プロペン、3−(エ
チルフェニル)−1−プロペン、3−(プロピルフェニ
ル)−1−プロペン、3−(ブチルフェニル)−1−プ
ロペン、4−(メチルフェニル)−1−ブテン 、4−
(エチルフェニル)−1−ブテン 、4−(プロピルフ
ェニル)−1−ブテン、4−(ブチルフェニル)−1−
ブテン 、5−(メチルフェニル)−1−ペンテン、5
−(エチルフェニル)−1−ペンテン、5−(プロピル
フェニル)−1−ペンテン 、5−(ブチルフェニル)
−1−ペンテン、6−(メチルフェニル)−1−ヘキセ
ン、6−(エチルフェニル)−1−ヘキセン、6−(プ
ロピルフェニル)−1−ヘキセン 、6−(ブチルフェ
ニル)−1−ヘキセン、7−(メチルフェニル)−1−
ヘプテン、7−(エチルフェニル)−1−ヘプテン、7
−(プロピルフェニル)−1−ヘプテン 、7−(ブチ
ルフェニル)−1−ヘプテン、8−(メチルフェニル)
−1−オクテン、8−(エチルフェニル)−1−オクテ
ン、8−(プロピルフェニル)−1−オクテン 、8−
(ブチルフェニル)−1−オクテン、9−(メチルフェ
ニル)−1−ノネン 、9−(エチルフェニル)−1−
ノネン 、9−(プロピルフェニル)−1−ノネン、9
−(ブチルフェニル)−1−ノネン 、10−(メチル
フェニル)−1−デケン、10−(エチルフェニル)−
1−デケン、10−(プロピルフェニル)−1−デケン
、10−(ブチルフェニル)−1−デケン、3−(メ
トキシフェニル)−1−プロペン 、3−(エトキシフ
ェニル)−1−プロペン 、3−(プロポキシフェニ
ル)−1−プロペン、3−(ブトキシフェニル)−1−
プロペン 、4−(メトキシフェニル)−1−ブテン、
4−(エトキシフェニル)−1−ブテン、4−(プロポ
キシフェニル)−1−ブテン 、4−(ブトキシフェニ
ル)−1−ブテン、5−(メトキシフェニル)−1−ペ
ンテン 、5−(エトキシフェニル)−1−ペンテン
、5−(プロポキシフェニル)−1−ペンテン、5−
(ブトキシフェニル)−1−ペンテン 、6−(メトキ
シフェニル)−1−ヘキセン、6−(エトキシフェニ
ル)−1−ヘキセン 、6−(プロポキシフェニル)−
1−ヘキセン、6−(ブトキシフェニル)−1−ヘキセ
ン 、7−(メトキシフェニル)−1−ヘプテン 、7
−(エトキシフェニル)−1−ヘプテン 、7−(プロ
ポキシフェニル)−1−ヘプテン、7−(ブトキシフェ
ニル)−1−ヘプテン 、8−(メトキシフェニル)−
1−オクテン 、8−(エトキシフェニル)−1−オク
テン 、8−(プロポキシフェニル)−1−オクテン、
8−(ブトキシフェニル)−1−オクテン 、9−(メ
トキシフェニル)−1−ノネン、9−(エトキシフェニ
ル)−1−ノネン、9−(プロポキシフェニル)−1−
ノネン 、9−(ブトキシフェニル)−1−ノネン、1
0−(メトキシフェニル)−1−デケン 、10−(エ
トキシフェニル)−1−デケン 、10−(プロポキシ
フェニル)−1−デケン、10−(ブトキシフェニル)
−1−デケン (但し、上記反応基質中、置換基Rはオ
ルト位、メタ位、パラ位のいずれに置換していてもよ
い)が挙げられる。
【0006】上記反応には通常、反応に不活性な溶媒が
用いられ、その溶媒としては非極性溶媒が用いられる。
例えば、ペンタン,ヘキサン,シクロヘキサン等の炭化
水素系溶媒、ベンゼン,トルエン等の芳香族系溶媒の単
独または混合物が挙げられる。その使用量は特に制限さ
れるものではない。
【0007】また本反応には、ラジカル開始剤を用いる
ことができ、例えば、過酸化ベンゾイル,AIBN,t
−ブチルヒドロペルオキシド等の各種過酸化物、光、酸
素等が挙げられる。使用量は、特に制限されるものでは
ない。
【0008】臭化水素源としては臭化水素ガスを用いる
のが一般的であるが、容易に入手可能な臭化水素−酢酸
溶液(またはプロピオン酸溶液)を上記非極性溶媒との
混合溶液として使用することも可能である。使用する臭
化水素の量は、基質となるフェニルアルケン誘導体
(1)1モルに対して等モル以上あれば特に制限される
ものではないが、通常1〜10モルの範囲である。
【0009】反応温度は通常−50〜50℃の範囲であ
るが、好ましくは室温付近で反応を行う。反応時間は、
反応温度によって変動し必ずしも特定できないが、通常
5分から1時間の範囲で十分目的を達成できるが、反応
時間が長引いてもとくに悪影響はみられない。反応終了
後、通常の分離手段、例えば抽出、分液、濃縮等の操作
により、反応溶液中から目的とする一般式(2)で示さ
れる1−ブロモアルキルベンゼン誘導体を単離すること
ができる。なお必要により蒸留、カラムクロマトグラフ
ィーなどで精製することもできる。
【0010】反応によって得られる生成物である1−ブ
ロモアルキルベンゼン誘導体(2)として、具体的に
は、以下の化合物が挙げられる。3−フェニル−1−ブ
ロモプロパン、4−フェニル−1−ブロモブタン 、5
−フェニル−1−ブロモペンタン、6−フェニル−1−
ブロモヘキサン、7−フェニル−1−ブロモヘプタン、
8−フェニル−1−ブロモオクタン、9−フェニル−1
−ブロモノナン 、10−フェニル−1−ブロモデカ
ン、3−(フルオロフェニル)−1−ブロモプロパン、
3−(クロロフェニル)−1−ブロモプロパン 、3−
(ブロモフェニル)−1−ブロモプロパン 、3−(ヨ
ードフェニル)−1−ブロモプロパン 、4−(フルオ
ロフェニル)−1−ブロモブタン 、4−(クロロフェ
ニル)−1−ブロモブタン、4−(ブロモフェニル)−
1−ブロモブタン、4−(ヨードフェニル)−1−ブロ
モブタン、5−(フルオロフェニル)−1−ブロモペン
タン、5−(クロロフェニル)−1−ブロモペンタン、
5−(ブロモフェニル)−1−ブロモペンタン 、5−
(ヨードフェニル)−1−ブロモペンタン 、6−(フ
ルオロフェニル)−1−ブロモヘキサン、6−(クロロ
フェニル)−1−ブロモヘキサン 、6−(ブロモフェ
ニル)−1−ブロモヘキサン 、6−(ヨードフェニ
ル)−1−ブロモヘキサン 、7−(フルオロフェニ
ル)−1−ブロモヘプタン、7−(クロロフェニル)−
1−ブロモヘプタン 、7−(ブロモフェニル)−1−
ブロモヘプタン 、7−(ヨードフェニル)−1−ブロ
モヘプタン 、8−(フルオロフェニル)−1−ブロモ
オクタン、8−(クロロフェニル)−1−ブロモオクタ
ン 、8−(ブロモフェニル)−1−ブロモオクタン
、8−(ヨードフェニル)−1−ブロモオクタン 、
9−(フルオロフェニル)−1−ブロモノナン 、9−
(クロロフェニル)−1−ブロモノナン、9−(ブロモ
フェニル)−1−ブロモノナン、9−(ヨードフェニ
ル)−1−ブロモノナン、10−(フルオロフェニル)
−1−ブロモデカン、10−(クロロフェニル)−1−
ブロモデカン 、10−(ブロモフェニル)−1−ブロ
モデカン 、10−(ヨードフェニル)−1−ブロモデ
カン 、3−(メチルフェニル)−1−ブロモプロパン
、3−(エチルフェニル)−1−ブロモプロパン 、
3−(プロピルフェニル)−1−ブロモプロパン、3−
(ブチルフェニル)−1−ブロモプロパン 、4−(メ
チルフェニル)−1−ブロモブタン、4−(エチルフェ
ニル)−1−ブロモブタン、4−(プロピルフェニル)
−1−ブロモブタン 、4−(ブチルフェニル)−1−
ブロモブタン、5−(メチルフェニル)−1−ブロモペ
ンタン 、5−(エチルフェニル)−1−ブロモペンタ
ン 、5−(プロピルフェニル)−1−ブロモペンタ
ン、5−(ブチルフェニル)−1−ブロモペンタン 、
6−(メチルフェニル)−1−ブロモヘキサン、6−
(エチルフェニル)−1−ブロモヘキサン 、6−(プ
ロピルフェニル)−1−ブロモヘキサン、6−(ブチル
フェニル)−1−ブロモヘキサン 、7−(メチルフェ
ニル)−1−ブロモヘプタン 、7−(エチルフェニ
ル)−1−ブロモヘプタン 、7−(プロピルフェニ
ル)−1−ブロモヘプタン、7−(ブチルフェニル)−
1−ブロモヘプタン 、8−(メチルフェニル)−1−
ブロモオクタン 、8−(エチルフェニル)−1−ブロ
モオクタン 、8−(プロピルフェニル)−1−ブロモ
オクタン、8−(ブチルフェニル)−1−ブロモオクタ
ン 、9−(メチルフェニル)−1−ブロモノナン、9
−(エチルフェニル)−1−ブロモノナン、9−(プロ
ピルフェニル)−1−ブロモノナン 、9−(ブチルフ
ェニル)−1−ブロモノナン、10−(メチルフェニ
ル)−1−ブロモデカン 、10−(エチルフェニル)
−1−ブロモデカン 、10−(プロピルフェニル)−
1−ブロモデカン、10−(ブチルフェニル)−1−ブ
ロモデカン、3−(メトキシフェニル)−1−ブロモプ
ロパン、3−(エトキシフェニル)−1−ブロモプロパ
ン、3−(プロポキシフェニル)−1−ブロモプロパン
、3−(ブトキシフェニル)−1−ブロモプロパン、
4−(メトキシフェニル)−1−ブロモブタン 、4−
(エトキシフェニル)−1−ブロモブタン 、4−(プ
ロポキシフェニル)−1−ブロモブタン、4−(ブトキ
シフェニル)−1−ブロモブタン 、5−(メトキシフ
ェニル)−1−ブロモペンタン、5−(エトキシフェニ
ル)−1−ブロモペンタン、5−(プロポキシフェニ
ル)−1−ブロモペンタン 、5−(ブトキシフェニ
ル)−1−ブロモペンタン、6−(メトキシフェニル)
−1−ブロモヘキサン、6−(エトキシフェニル)−1
−ブロモヘキサン、6−(プロポキシフェニル)−1−
ブロモヘキサン 、6−(ブトキシフェニル)−1−ブ
ロモヘキサン、7−(メトキシフェニル)−1−ブロモ
ヘプタン、7−(エトキシフェニル)−1−ブロモヘプ
タン、7−(プロポキシフェニル)−1−ブロモヘプタ
ン 、7−(ブトキシフェニル)−1−ブロモヘプタ
ン、8−(メトキシフェニル)−1−ブロモオクタン、
8−(エトキシフェニル)−1−ブロモオクタン、8−
(プロポキシフェニル)−1−ブロモオクタン 、8−
(ブトキシフェニル)−1−ブロモオクタン、9−(メ
トキシフェニル)−1−ブロモノナン 、9−(エトキ
シフェニル)−1−ブロモノナン 、9−(プロポキシ
フェニル)−1−ブロモノナン、9−(ブトキシフェニ
ル)−1−ブロモノナン 、10−(メトキシフェニ
ル)−1−ブロモデカン、10−(エトキシフェニル)
−1−ブロモデカン、10−(プロポキシフェニル)−
1−ブロモデカン 、10−(ブトキシフェニル)−1
−ブロモデカン(但し、上記反応生成物中、置換基Rは
オルト位、メタ位、パラ位のいずれに置換していてもよ
い)。
【0011】次に、原料となる一般式(1)で示される
フェニルアルケン誘導体の製造法について述べる。ま
ず、マグネシウムと末端に二重結合を有するハロゲン化
合物(3)を反応させマグネシウムハライドを得る反応
について述べる。該反応は、通常、溶媒とマグネシウム
を攪拌し、その中に末端に二重結合を有するハロゲン化
合物(3)を滴下することにより行われる。末端に二重
結合を有するハロゲン化合物(3)の使用量は、通常、
原料のマグネシウムに対して0.5〜1.5モル倍、好
ましくは1〜1.3モル倍の範囲である。上記範囲を越
えると、ウルツ型の反応がおきやすくなり、マグネシウ
ムハライドが効率よく調整できず、末端に二重結合を有
するハロゲン化合物(3)当たりの収率が低下する。
【0012】上記反応に用いる溶媒は、テトラヒドロフ
ランの単独、あるいはテトラヒドロフランとt−ブチル
−メチルエーテルまたはトルエン、ベンゼン、キシレン
等の芳香族炭化水素との混合溶媒が挙げられる。溶媒の
回収の点から、水に可溶性のテトラヒドロフランを単独
で使用するよりも、t−ブチル−メチルエーテルまたは
芳香族炭化水素との混合溶媒を用いることが好ましい。
混合溶媒の場合、その混合比については使用する溶媒に
よって好ましい範囲が設定される。例えば、t−ブチル
−メチルエーテルでは、テトラヒドロフランに対し0.
1〜3容量倍、好ましくは0.5〜1.5容量倍の範囲
であり、トルエンでは、0.1〜9容量倍、好ましくは
0.4〜5.5容量倍の範囲である。できるだけテトラ
ヒドロフランの使用量を少なくするためには、混合比は
高い方が望ましいが、混合比が上記範囲以上になると、
マグネシウムハライドが効率よく調整されない。また、
次工程の反応マスの撹拌の点からは、混合比は低すぎな
いほうが好ましい。溶媒の使用量は、通常、原料の末端
に二重結合を有するハロゲン化合物(3)に対して5〜
30重量倍、好ましくは8〜20重量倍の範囲である。
この使用量が少ない場合には、ウルツ型の反応がおきや
すくなり、末端に二重結合を有するハロゲン化合物
(3)当たりの収率が低下する。また、多い場合には収
率には影響ないものの不経済である。
【0013】反応温度は、通常、−50〜50℃、好ま
しくは−10〜20℃の範囲である。上記より高い温度
になると、ウルツ型の反応がおきやすくなり、末端に二
重結合を有するハロゲン化合物(3)当たりの収率が低
下する。反応時間は、特に制限されない。
【0014】次に、マグネシウムハライドとハロゲン化
ベンジル類(4)とを反応させフェニルアルケン誘導体
(1)を得る反応について述べる。反応は通常、上で調
製したマグネシウムハライドにハロゲン化ベンジル類
(4)を加え、必要により触媒を共存させて、反応させ
る。触媒はとくに使用しなくとも反応は進行するが、触
媒を用いると反応が容易に進行したり、収率が上がる場
合がある。本反応で触媒を使用する場合、ニッケルの二
価錯体等のニッケル系触媒が挙げられ、具体的には以下
の触媒が挙げられる。ビス(トリフェニルホスフィン)
ニッケルクロリド、ビス(1、3−ジフェニルホスフィ
ノプロパン)ニッケルクロリド、ニッケルアセチルアセ
トナート等。触媒の使用量は、通常、原料のハロゲン化
ベンジル類(4)に対して、0.001〜10モル%、
好ましくは0.1〜3モル%の範囲である。
【0015】本反応で使用する、末端に二重結合を有す
るハロゲン化合物(3)として具体的には、ビニルクロ
ライド、アリルクロライド、4−クロロ−1−ブテン
、5−クロロ−1−ペンテン、6−クロロ−1−ヘキ
セン、7−クロロ−1−ヘプテン、8−クロロ−1−オ
クテン、9−クロロ−1−ノネン 、ビニルブロマイ
ド、アリルブロマイド、4−ブロモ−1−ブテン 、5
−ブロモ−1−ペンテン、6−ブロモ−1−ヘキセン、
7−ブロモ−1−ヘプテン、8−ブロモ−1−オクテ
ン、9−ブロモ−1−ノネン 等が挙げられる。
【0016】一方、ハロゲン化ベンジル類(4)の置換
基Rとして具体的には、水素、フルオロ、クロロ、ブロ
モ、ヨード原子、メチル、エチル、プロピル、ブチル、
メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ基等が挙げ
られる。原料のハロゲン化ベンジル類(4)として具体
的には、ベンジルクロライド、フルオロベンジルクロラ
イド、クロロベンジルクロライド、ブロモベンジルクロ
ライド、ヨードベンジルクロライド、メチルベンジルク
ロライド、エチルベンジルクロライド、プロピルベンジ
ルクロライド、ブチルベンジルクロライド、メトキシベ
ンジルクロライド、エトキシベンジルクロライド、プロ
ポキシベンジルクロライド、ブトキシベンジルクロライ
ド、ベンジルブロマイド、フルオロベンジルブロマイ
ド、クロロベンジルブロマイド、ブロモベンジルブロマ
イド、ヨードベンジルブロマイド、メチルベンジルブロ
マイド、エチルベンジルブロマイド、プロピルベンジル
ブロマイド、ブチルベンジルブロマイド、メトキシベン
ジルブロマイド、エトキシベンジルブロマイド、プロポ
キシベンジルブロマイド、ブトキシベンジルブロマイド
(但し、上記反応基質中、置換基Rはオルト位、メタ
位、パラ位いずれに置換してもよい)等が挙げられる。
【0017】かかるハロゲン化ベンジル類(4)の使用
量は、末端に二重結合を有するハロゲン化合物(3)に
対して、通常、0.2〜1.2モル倍、好ましくは0.
4〜1モル倍の範囲である。反応温度は、通常、0〜8
0℃、好ましくは10〜70℃の範囲である。滴下方法
については特に限定されないが、通常、マグネシウムハ
ライド溶液に適当な時間をかけて滴下すればよい。反応
時間は特に制限されない。反応混合物中からの目的のフ
ェニルアルケン誘導体(2)の取り出しは、通常、以下
のように行うことができる。反応終了後、反応混合物を
水、酸性水溶液、塩化アンモニウム水溶液等の通常のグ
リニャール反応で用いられる後処理を行い、グリニャー
ル試薬を分解した後、フェニルアルケン誘導体(1)を
有機溶媒に抽出する。以下通常の分離手段、例えば洗
浄、分液、濃縮、蒸留等の操作により、目的のフェニル
アルケン誘導体(1)が単離される。
【0018】
【発明の効果】本発明による1−ブロモアルキルベンゼ
ン誘導体(2)の製造法は、容易に入手可能な出発物質
から、高純度、高収率、高選択的に目的物を得ることが
できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。 実施例1 撹拌装置、温度計、冷却管および滴下ロートを装着した
3L4つ口フラスコに削り状の金属マグネシウム37.
45g(1.54モル)とヨウ素0.1gを仕込み、フ
ラスコ内を窒素置換した後にテトラヒドロフラン250
mlとトルエン750mlを仕込んだ。このフラスコを
氷浴にて充分に冷却した後、0〜20℃で撹拌下、塩化
アリル118g(1.54モル)を2時間かけて滴下し
た。次いで、上で得られた混合物を、窒素雰囲気下、室
温でろ過し未反応のマグネシウムを取り除き、撹拌装
置、温度計、冷却管および滴下ロートを装着した別の3
L4つ口フラスコに仕込み、同温度で塩化ベンジル13
0g(1.03モル)を30分かけて滴下し、その後、
同温度で4時間撹拌した。反応終了後、反応混合物を0
〜10℃で5%硫酸300mlに加え30分間撹拌した
後に静置、分液しさらに有機層を同温度で水200ml
で洗浄、分液した。得られた有機層を温度計を設置した
3L4つ口フラスコに移し、蒸留装置を付して、110
℃常圧にて溶媒を留去した後、91℃、80mmHgで
減圧蒸留を行ったところ無色液状の4−フェニル−1−
ブテン124.3g(収率92%)を得た。このものを
ガスクロマトグラフィーにより純度分析したところ、純
度は98.8%であった。
【0020】実施例2 撹拌装置、温度計、冷却管および滴下ロートを装着した
3L4つ口フラスコに、削り状の金属マグネシウム3
7.45g(1.54モル)とヨウ素0.1gを仕込み
フラスコ内を窒素置換した後に、テトラヒドロフラン5
00mlとt−ブチル−メチルエーテル500mlを仕
込んだ。このフラスコを氷浴にて充分に冷却し、0〜2
0℃で撹拌下、塩化アリル118g(1.54モル)を
2時間かけて滴下した。次いで、上で得られた混合物
を、窒素雰囲気下、室温でろ過し未反応のマグネシウム
を取り除き、撹拌装置、温度計、冷却管および滴下ロー
トを装着した3L4つ口フラスコに移し、同温度で塩化
ベンジル130g(1.03モル)を30分かけて滴下
し、その後、同温度で4時間撹拌した。反応終了後、反
応混合物を0〜10℃で5%硫酸300mlに加え、3
0分間撹拌した後、静置、分液し、さらに有機層を同温
度で水200mlで、洗浄、分液した。得られた有機層
を実施例1に従い蒸留したところ、4−フェニル−1−
ブテン125.7g(収率93%)を得た。このものを
ガスクロマトグラフィーにより純度分析したところ、純
度98.0%であった。
【0021】実施例3 実施例1において、溶媒として用いたテトラヒドロフラ
ン250mlとトルエン750mlをテトラヒドロフラ
ン1.0Lに代え、実施例1と同様にして反応および後
処理を行い、4−フェニル−1−ブテン127.0g
(収率94%)を得た。このものをガスクロマトグラフ
ィーにより純度分析したところ、純度98.0%であっ
た。
【0022】実施例4 撹拌装置、温度計、冷却管および滴下ロートを装着した
3L4つ口フラスコに削り状のマグネシウム37.45
g(1.54モル)とヨウ素0.1gを仕込みフラスコ
内を窒素置換した後に、テトラヒドロフラン1.0Lを
仕込んだ。このフラスコを氷浴にて充分に冷却し、0〜
20℃で撹拌下、塩化アリル118g(1.54モル)
を2時間かけて滴下した。次いで、上で得られた反応混
合物を窒素雰囲気下、室温でろ過し、未反応のマグネシ
ウムを除き、撹拌装置、温度計、冷却管および滴下ロー
トを装着した別の3L4つ口フラスコに移し、同温度で
ビス(1、3−ジフェニルホスフィノプロパン)ニッケ
ルクロリド5.58g(10.3ミリモル)を仕込み、
その後塩化ベンジル130g(1.03モル)を30分
かけて滴下し、続いて同温度で4時間撹拌した。その後
の処理を実施例1に従い行ったところ、4−フェニル−
1−ブテン132.4g(収率96%)を得た。このも
のをガスクロマトグラフィーにより純度分析したとこ
ろ、純度は98.9%であった。
【0023】実施例5 室温下トルエン85.5g 中に実施例1で合成した4−フェ
ニル−1−ブテン2.06g(15.7mmol)を加
え、氷冷した後15分撹拌した。その後、臭化水素ガスを
氷冷下吹き込み、室温まで昇温した。1 時間撹拌後、重
曹水で洗浄、水で洗浄した後、油層を減圧下ロ−タリー
エバポレーターで濃縮して無色液体を得た。臭化水素ガ
スは、文献既知(Inorganic Syntheses, Vol.I, p149)
の方法に従い、10モル当量(=157mmol)調製した。 1-フ゛ロモ-4-フェニルフ゛タン :2-フ゛ロモ-4-フェニルフ゛タン =38:1
【0024】実施例6 室温下トルエン40g 中に実施例1で合成した4−フェニ
ル−1−ブテン4.01g(30.6mmol)を加
え、氷冷した後15分撹拌した。その後、30% 臭化水素−
酢酸溶液9.89g(36.7mmol) を氷冷下滴下し、室温まで昇
温して30分間撹拌した。重曹水で洗浄、水で洗浄した
後、油層を減圧下ロ−タリーエバポレーターで濃縮して
無色液体を得た。 1-フ゛ロモ-4-フェニルフ゛タン :2-フ゛ロモ-4-フェニルフ゛タン =20:1
【0025】実施例7 室温下トルエン85.5g 中に実施例1で合成した4−フェ
ニル−1−ブテン2.06g(15.7mmol)を加
え、氷冷した後15分撹拌した。その後、過酸化ベンゾイ
ル0.1g(0.41mmol)を加え、さらに実施例5と同様の操作
で調整した臭化水素ガスを氷冷下吹き込み、室温まで昇
温した。40分間撹拌後、重曹水で洗浄、水で洗浄した
後、油層を減圧下ロ-タリーエハ゛ホ゜レーターで濃縮して無色液体を
得た。 1-フ゛ロモ-4-フェニルフ゛タン :2-フ゛ロモ-4-フェニルフ゛タン =41:1
【0026】比較例1 30% 臭化水素−酢酸溶液31.3g(115.9mmol)を氷冷し、実
施例1で合成した4−フェニル−1−ブテン3.86g
(29.4mmol)を氷冷下滴下した。その後室温ま
で昇温し、15分間撹拌した。重曹水で洗浄、水で洗浄し
た後、油層を減圧下ロ−タリーエバポレーターで濃縮し
て無色液体を得た。 1-フ゛ロモ-4-フェニルフ゛タン :2-フ゛ロモ-4-フェニルフ゛タン =5:1
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 17/08 41/22 43/225 A 7419−4H // C07B 61/00 300 (72)発明者 宮本 泰延 大阪府高槻市塚原2丁目10番1号 住友化 学工業株式会社内 (72)発明者 藤島 浩晃 大阪府高槻市塚原2丁目10番1号 住友化 学工業株式会社内 (72)発明者 南井 正好 大阪府高槻市塚原2丁目10番1号 住友化 学工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) (式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基
    または低級アルコキシル基を表わし、nは1から8まで
    の整数を表わす。)で示されるフェニルアルケン誘導体
    と臭化水素とを非極性溶媒の存在下反応させることを特
    徴とする一般式(2) (式中、Rは前記と同じ意味を有する。)で示される1
    −ブロモアルキルベンゼン誘導体の高選択的製造法。
  2. 【請求項2】ラジカル開始剤の存在下に反応を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の製造法。
  3. 【請求項3】一般式(3) (式中、Xは塩素または臭素原子を表わし、nは1から
    8までの整数を表わす。)で示される化合物と金属マグ
    ネシウムから調整したグリニャール試薬と一般式(4) (式中、RおよびXは前記と同じ意味を有する。)で示
    されるハロゲン化ベンジル類とを触媒の存在または非存
    在下に反応させて一般式(1)で示されるフェニルアル
    ケン誘導体を得た後、これと臭化水素とを反応させるこ
    とを特徴とする一般式(2)て示される1−ブロモアル
    キルベンゼン誘導体の高選択的製造法。
  4. 【請求項4】一般式(1)で示されるフェニルアルケン
    誘導体を得る際、溶媒がテトラヒドロフランの単独、あ
    るいはテトラヒドロフランとt−ブチル−メチルエ−テ
    ルまたは芳香族炭化水素との混合溶媒である請求項3記
    載の製造法。
  5. 【請求項5】一般式(1)で示されるフェニルアルケン
    誘導体を得る際、触媒がニッケル触媒である請求項3記
    載の製造法。
JP6001711A 1993-08-06 1994-01-12 1−ブロモアルキルベンゼン誘導体の製造法 Pending JPH07206732A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6001711A JPH07206732A (ja) 1994-01-12 1994-01-12 1−ブロモアルキルベンゼン誘導体の製造法
US08/286,411 US5637736A (en) 1993-08-06 1994-08-05 Process for preparing 1-bromoalkylbenzene derivatives and intermediates thereof
CA002129610A CA2129610C (en) 1993-08-06 1994-08-05 Process for preparing 1-bromoalkylbenzene derivatives and intermediates thereof
AT94112364T ATE222226T1 (de) 1993-08-06 1994-08-08 Verfahren zur herstellung von 1- bromalkylbenzolderivaten und zwischenprodukte davon
DE69431176T DE69431176T2 (de) 1993-08-06 1994-08-08 Verfahren zur Herstellung von 1-Bromalkylbenzolderivaten und Zwischenprodukte davon
EP94112364A EP0637580B1 (en) 1993-08-06 1994-08-08 Process for preparing 1-bromoalkylbenzene derivatives and intermediates thereof
ES94112364T ES2181696T3 (es) 1993-08-06 1994-08-08 Procedimiento para la preparacion de derivados del 1-bromoalquilbenceno y sus pr0ductos intermediarios.
US08/800,173 US6063940A (en) 1993-08-06 1997-02-13 Process for preparing 1-bromoalkylbenzene derivatives and intermediates thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6001711A JPH07206732A (ja) 1994-01-12 1994-01-12 1−ブロモアルキルベンゼン誘導体の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07206732A true JPH07206732A (ja) 1995-08-08

Family

ID=11509145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6001711A Pending JPH07206732A (ja) 1993-08-06 1994-01-12 1−ブロモアルキルベンゼン誘導体の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07206732A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998029373A1 (fr) * 1996-12-26 1998-07-09 Nippon Zeon Co., Ltd. φ-BROMOALKYLBENZENES ET PROCEDE DE PREPARATION
JP2003183192A (ja) * 2001-12-13 2003-07-03 Dainippon Ink & Chem Inc (3−アルケニル)−4−クロロベンゼン化合物の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998029373A1 (fr) * 1996-12-26 1998-07-09 Nippon Zeon Co., Ltd. φ-BROMOALKYLBENZENES ET PROCEDE DE PREPARATION
JP2003183192A (ja) * 2001-12-13 2003-07-03 Dainippon Ink & Chem Inc (3−アルケニル)−4−クロロベンゼン化合物の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1686111A1 (en) Process for the preparation of 1,1,1,3,3-pentafluoropropane
JP2001514636A (ja) シクロプロピルアセチレンを製造するための改善法
JP4314321B2 (ja) Tfpxジクロライドの製造方法
KR960002599B1 (ko) 디올레핀의 선택적 히드로포르밀화 방법
US6875822B2 (en) Process for preparing tritylated polystyrene resin
JPH07206732A (ja) 1−ブロモアルキルベンゼン誘導体の製造法
JP3459892B2 (ja) フッ素系界面活性化合物及びその製造方法
JP3503150B2 (ja) 4−フェニル−1−ブテン類の製造法
EP0038052B1 (en) Method for the preparation of cis-alkenyl bromide and acetate
US20010020110A1 (en) Production methods of alpha, alpha, alpha-trifluoromethylphenyl-substituted benzoic acid and intermediate therefor
JPH0827054A (ja) 芳香族化合物の臭素化方法
CN111943794B (zh) (7z)-7-二十三烯的制备方法
JP3857369B2 (ja) 塩素化炭化水素の製造方法
JP2557382B2 (ja) メタ臭素化ビフュノールの製造方法
US5637736A (en) Process for preparing 1-bromoalkylbenzene derivatives and intermediates thereof
JP2000159699A (ja) 3−(4−クロロフェニル)−1−ブロモプロパンの製造方法
JP2001039904A (ja) ブロモアルキルナフタレンの製造方法
US8258362B2 (en) Method for the production of α, ω-olefins by using the copper catalyzed coupling reaction of a Grignard reagent with an allylic substrate
KR820001656B1 (ko) (폴리할로알케닐)아렌 유도체의 제조방법
KR810001279B1 (ko) 메타-아릴옥시-벤즈알데히드류의 제조방법
US4392929A (en) Preparation of bis-(1-bromo-2,3,3-trichloro-2-propenyl) ether
JPH0585957A (ja) 2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フエニル)−プロパンの製法
JP3833758B2 (ja) 芳香族置換塩素化炭化水素の製造法
JPH05988A (ja) トリフルオロアニソール類の製造方法
JP4534297B2 (ja) ハロゲン化合物の製造法