JPH07203009A - 留守番電話装置 - Google Patents

留守番電話装置

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JPH07203009A
JPH07203009A JP33573993A JP33573993A JPH07203009A JP H07203009 A JPH07203009 A JP H07203009A JP 33573993 A JP33573993 A JP 33573993A JP 33573993 A JP33573993 A JP 33573993A JP H07203009 A JPH07203009 A JP H07203009A
Authority
JP
Japan
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circuit
threshold value
recording
silent
storage
Prior art date
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Application number
JP33573993A
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English (en)
Inventor
Akinori Oota
章紀 太田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP33573993A priority Critical patent/JPH07203009A/ja
Publication of JPH07203009A publication Critical patent/JPH07203009A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用件メッセージの録音の記憶量が少ない場合
にも自然な再生音を送出し、用件メッセージの録音の記
憶量が多い場合は無音圧縮によって記憶回路の有効利用
を図り、長時間録音を可能にする。 【構成】 用件メッセージの録音開始時又は録音中に、
記憶回路17の記憶残容量がしきい値より少なくない場
合、又は記憶回路17に蓄積されているメッセージの件
数がしきい値を越えている場合のみ、制御回路18が無
音区間検出回路16に無音区間の検出をするように指示
し、無音区間の検出中は符復号化回路13でデジタル化
されたデータを記憶回路17に蓄積しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用件メッセージを録音
する際に残りの記憶容量によって無音圧縮を行う留守番
電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話回線から入力される音声信号
をデジタル化して蓄積する留守番電話装置が用いられて
いる。この留守番電話装置では、無音圧縮をするために
用件メッセージ中の無音区間を検出している。この検出
された無音区間のデジタル化データを、そのまま蓄積す
ると、その蓄積データ量が膨大になるため直接蓄積せず
に、無音区間の長さを時間情報(例えば、3秒)として
蓄積している。これによって記憶容量が少なくなり、長
時間の録音が可能になって、メモリの利用効率が向上す
る。
【0003】図4は、このような従来の留守番電話装置
の構成を示すブロック図である。図4において、この例
は電話回線を通じて図示しない電話機と通話などを行う
ための電話回線接続端1と、電話回線と留守番電話装置
本体のインタフェース機能と送受話信号の制御を行う通
話回路2と、この通話回路2からの音声信号を符号化す
る符復号化回路3とが設けられている。さらに、通話回
路2に接続される送受話器4と、スピーカ5と、一定長
区間ごとに有無音を判定する無音区間検出回路6と、有
音判定時にデジタル化データを書き込む記憶回路7と、
各部を制御する制御回路8とが設けられている。
【0004】次に、この従来例の動作について説明す
る。符復号化回路3は電話回線接続端1から入力された
音声信号をデジタル化(符号化)する。無音区間検出回
路6は入力されたデータの振幅値などから一定長の区間
ごとに有音区間又は無音区間を判定する。無音区間検出
回路6が「有音」と判定した区間を、符復号化回路3が
デジタル化してデータを記憶回路7に書き込む。無音区
間検出回路6が「無音」と判定した区間は符復号化回路
3がデジタル化したデータに代えて、無音区間であるこ
とを示すフラグ(0又は1のデータ)と無音区間が継続
した時間を示す時間情報を記憶回路7に書き込む。この
ような方式は一般に無音圧縮方式と呼称されている。
【0005】用件メッセージを再生する場合、制御回路
8によって符復号化回路3が記憶回路8に蓄積されたデ
ータ及びフラグを読み出す。この場合、データを読みだ
した有音区間の場合は、その信号を復号化し、かつ、ア
ナログの音声信号に変換し、さらに、通話回路2を通じ
てスピーカ5から音声出力する。無音区間のフラグを読
みだした場合は、フラグに後続した無音区間の継続時間
を示す時間情報(例えば、3秒というデータ)に基づい
て、擬似的な無音区間を作成し、複数の有音区間の間に
挿入して再生動作を行う。
【0006】この種の無音圧縮に係る提案として特開昭
63−60500号公報に開示される「音声データ記憶
制御方式」を挙げることが出来る。この公報の例では音
声データの記憶に際して、音声データの無音期間を検出
し、無音期間を圧縮して半導体メモリに記憶し、その記
憶容量を低減している。
【0007】このように従来の留守番電話装置では、無
音圧縮によって記憶回路7を有効に使用することがで
き、かつ、用件メッセージ再生時は記憶回路7に蓄積さ
れた無音区間の時間情報に従って電話回線から入力され
た無音区間を擬似的に再現することが出来る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の留守番電話装置では用件メッセージ再生時に擬似的な
無音区間を作成して送出している。このため、その区間
では、通常、存在する周囲ノイズまでもが消去されてし
まい、有音区間で聞こえていた周囲ノイズが無音区間に
限り全く聞こえなくなって、通話の違和感が生じるとい
う問題があった。
【0009】公報の例では、無音期間で記憶容量を低減
している。この場合、留守番電話装置の実際の使用状態
では記憶回路のごく一部領域しか用件メッセージの蓄積
が行われない場合が多い。したがって、記憶回路に、十
分な記憶領域を有する場合に音声圧縮を行うと、音声圧
縮しなくてもよいメッセージまでもが、音声圧縮される
ために、すべての用件メッセージの再生音に違和感を生
じてしまう。
【0010】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、用件メッセージの録音の記憶量が少ない場
合に自然な再生音を送出できるとともに、用件メッセー
ジの録音の記憶量が多い場合は、無音圧縮によって記憶
回路での長時間録音を可能にして、その有効利用が出来
る優れた留守番電話装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の留守番電話装置は、電話回線から入
力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する信号変
換手段と、信号変換手段でデジタル化したデータ中の無
音区間を検出する無音区間検出手段と、信号変換手段で
デジタル化したデータを蓄積する記憶手段と、記憶手段
の記憶残容量がしきい値より少ないか否かを判定する判
定手段と、判定手段での判定が記憶手段の記憶残容量が
しきい値より少ない場合に、デジタル化されたデータ中
の無音区間信号を記憶手段に蓄積しない制御を行う制御
手段とを備える構成である。
【0012】請求項2記載の留守番電話装置は、しきい
値判定手段が、記憶手段に蓄積された録音件数としきい
値を比較し、録音件数が多い場合を判定した際に、制御
手段がデジタル化されたデータ中の無音区間の信号を記
憶手段に蓄積しない制御を行う構成である。
【0013】
【作用】この構成の請求項1,2記載の留守番電話装置
は、記憶残容量がしきい値より少ないか否かを判定し、
記憶残容量が、しきい値より少ない場合にデジタル化さ
れたデータ中の無音区間の信号を記憶手段に蓄積しない
ようにしている。したがって、用件メッセージの録音の
記憶量が少ない場合に自然な再生音を送出できるととも
に、用件メッセージの録音の記憶量が多い場合は無音圧
縮によって記憶回路での長時間録音が可能になり、その
有効利用が出来る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の留守番電話装置の実施例を図
面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の留守番電話装置の第1の実
施例における構成を示すブロック図である。図1におい
て、この例は電話回線を通じて、図示しない電話機と通
話などを行うための電話回線接続端11と、電話回線と
留守番電話装置本体とのインタフェース機能と送受話信
号の制御を行う通話回路12と、通話回路12からの音
声信号の符号化を行う符復号化回路13が設けられてい
る。さらに、通話回路12に接続される送受話器14
と、スピーカ15と、一定長区間ごとに有無音を判定す
る無音区間検出回路16と、有音判定時にデジタル信号
を書き込むための記憶回路17と、各部を制御する制御
回路18と、用件メッセージを録音するための記憶回路
17の記憶残量を予め定めた、しきい値と比較して有音
圧縮するか否かを決定するしきい値判定回路19が設け
られている。
【0016】次に、この第1の実施例の構成における動
作について説明する。図2は、この第1の実施例におけ
る制御回路の用件メッセージ録音の処理手順を示すフロ
ーチャートである。図2において、用件メッセージの録
音を開始し、この記憶回路17の記憶残容量が確認され
る(ステップ(図中、Sで示す)1,2)。記憶回路1
7の記憶残容量は、符復号化回路13又は制御回路18
が用件メッセージを録音する都度、計測している。しき
い値判定回路19は記憶残容量があるか否かを判定し
(ステップ3)、すでに、全ての記憶領域が使用済であ
れば録音終了動作へ移行する(ステップ3:No)。記
憶残容量がある場合は、しきい値判定回路19によっ
て、記憶残容量がしきい値より多いか否かを調べる(ス
テップ4)。このしきい値は、例えば、記憶回路17の
全ての記憶領域の半分とするように、一定値を定めてお
く。記憶残容量がしきい値以上ある場合は、制御回路1
8が無音区間検出回路16に対して無音区間の検出を行
わないように指示する(ステップ5)。逆に、記憶残容
量がしきい値に満たない場合には、制御回路18が無音
区間検出回路16に対して無音区間の検出を行うように
指示する(ステップ6)。その後、制御回路18が符復
号化回路13に対して録音開始を指示すると、符復号化
回路13は電話回線接続端11から入力された信号をデ
ジタル化して記憶回路17に蓄積し始める(ステップ
7)。ステップ6によって無音圧縮の指示がされている
場合、無音区間検出回路16が無音である旨を出力して
いる区間では、従来例と同様にデジタル化されたデータ
の代わりに無音フラグと無音区間がどれだけ継続したか
の時間情報を符復号化回路13によって記憶回路17に
書き込む。
【0017】このように録音が行われている場合、制御
回路18は記憶回路17の記憶残容量がしきい値より少
ないか否かを確認する(ステップ8,9)。記憶残容量
がしきい値を下回った時点で制御回路18は無音区間検
出回路6に無音区間の検出を行うように指示する(ステ
ップ10)。ただし、ステップ6で無音区間の検出が指
示済であれば、ステップ10は省略しても良い。さら
に、しきい値判定回路19は、記憶残容量がなくなった
か否かを調べる(ステップ11)。記憶残容量が無くな
れば録音終了動作に移行する(ステップ11:No)。
【0018】さらに、記憶残容量が有り、録音終了要求
が無ければ再度ステップ8以降の処理を繰り返すように
移行する(ステップ12:No)。ここで、録音終了要
求とは、予め留守番電話装置ごとに決められた用件メッ
セージの一件あたりの最大時間長を経過したことを制御
回路18が検出した場合とする。または用件メッセージ
録音を行っている発呼側の電話回線の開放を通話回路1
2が検出した場合とする。
【0019】以上の処理で、記憶回路17の記憶残容量
がしきい値に満たなくなった場合のみ、無音圧縮を開始
することが出来る。なお、用件メッセージ録音の途中か
ら無音圧縮を開始したくない場合は、ステップ9,10
の処理を省略しても良い。
【0020】次に、第2の実施例について説明する。こ
の第2の実施例の構成は図1と同様である。
【0021】図3は、第2の実施例における制御回路の
用件メッセージ録音の処理を示すフローチャートであ
る。図3において、ステップ22,23で制御回路18
が記憶回路17に蓄積されている用件メッセージの件数
を調べて、しきい値判定回路19によって件数がしきい
値が越えていると判定した場合のみ、無音区間の検出を
行うように無音区間検出回路16に指示する点が第1の
実施例と相違し、他の同一番号を付したステップでは同
一の処理を行う。
【0022】このように、この第2の実施例では、制御
回路18が記憶回路17の使用状況を記憶回路17の記
憶残容量又は記憶回路17に蓄積されている用件メッセ
ージの件数を管理している。これによって、記憶回路1
7に記憶残容量が十分ある間は無音圧縮を行わないで録
音しているので、再生音に音圧縮で生じる違和感がなく
なる。また、用件メッセージが多数録音されている場合
は、無音圧縮を行って長時間録音が可能になり、記憶回
路18の有効利用を図ることが出来る。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1,2記載の留守番電話装置は、記憶残容量がしきい値
より少ないか否かを判定し、記憶残容量が、しきい値よ
り少ない場合にデジタル化されたデータ中の無音区間の
信号を記憶手段に蓄積しないようにしているため、用件
メッセージの録音の記憶量が少ない場合に自然な再生音
を送出できるとともに、用件メッセージの録音の記憶量
が多い場合は無音圧縮によって記憶回路での長時間録音
が可能になり、その有効利用が出来るという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の留守番電話装置の第1の実施例におけ
る構成を示すブロック図
【図2】第1の実施例における制御回路の用件メッセー
ジ録音の処理手順を示すフローチャート
【図3】第2の実施例における制御回路の用件メッセー
ジ録音の処理手順を示すフローチャート
【図4】従来の留守番電話装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
12 通話回路 13 符復号化回路 16 無音区間検出回路 17 記憶回路 18 制御回路 19 しきい値判定回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線から入力されるアナログ信号を
    デジタル信号に変換する信号変換手段と、前記信号変換
    手段でデジタル化したデータ中の無音区間を検出する無
    音区間検出手段と、前記信号変換手段でデジタル化した
    データを蓄積する記憶手段と、前記記憶手段の記憶残容
    量がしきい値より少ないか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段での判定が記憶手段の記憶残容量がしきい
    値より少ない場合に、デジタル化されたデータ中の前記
    無音区間信号を前記記憶手段に蓄積しない制御を行う制
    御手段とを備える留守番電話装置。
  2. 【請求項2】 しきい値判定手段が、記憶手段に蓄積さ
    れた録音件数としきい値を比較し、録音件数が多い場合
    を判定した際に、制御手段がデジタル化されたデータ中
    の無音区間の信号を前記記憶手段に蓄積しない制御を行
    うことを特徴とする請求項1記載の留守番電話装置。
JP33573993A 1993-12-28 1993-12-28 留守番電話装置 Pending JPH07203009A (ja)

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