JPH07202525A - 電力分配器 - Google Patents
電力分配器Info
- Publication number
- JPH07202525A JPH07202525A JP5334463A JP33446393A JPH07202525A JP H07202525 A JPH07202525 A JP H07202525A JP 5334463 A JP5334463 A JP 5334463A JP 33446393 A JP33446393 A JP 33446393A JP H07202525 A JPH07202525 A JP H07202525A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impedance
- power
- signal
- power distributor
- distributor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/30—Reactive power compensation
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- Amplifiers (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 出力端子T1 に接続される負荷ZL に対し電
力分配器内部を見たインピーダンスを整合するように、
ZL からの反射電力を方向性結合器2により検出し、反
射電力の位相と振幅を反射波検出回路により位相信号振
幅信号に変換し、その信号をインピーダンス補正回路に
入力する。 【効果】 出力端子に接続される負荷インピーダンスが
変化しても常に整合でき、電力分配器内部のインピダン
ス不平衡を防ぎ、分配電力の不均一及び低下を防ぐ。ま
た、接続される負荷に最適の電力を分配する。
力分配器内部を見たインピーダンスを整合するように、
ZL からの反射電力を方向性結合器2により検出し、反
射電力の位相と振幅を反射波検出回路により位相信号振
幅信号に変換し、その信号をインピーダンス補正回路に
入力する。 【効果】 出力端子に接続される負荷インピーダンスが
変化しても常に整合でき、電力分配器内部のインピダン
ス不平衡を防ぎ、分配電力の不均一及び低下を防ぐ。ま
た、接続される負荷に最適の電力を分配する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力分配器に関し、特に
マイクロ波電力を等分配する電力分配器に関する。
マイクロ波電力を等分配する電力分配器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロ波大電力を送信する送信
装置においては、固体化増幅器を用いる装置が多くなっ
てきている。しかし、固体化増幅器により大電力を送信
するためには、1つのRF信号を電力分配器により多数
分配し、複数の固体化増幅器を並列動作させ、出力を合
成する手法が必要である。
装置においては、固体化増幅器を用いる装置が多くなっ
てきている。しかし、固体化増幅器により大電力を送信
するためには、1つのRF信号を電力分配器により多数
分配し、複数の固体化増幅器を並列動作させ、出力を合
成する手法が必要である。
【0003】一般的に1つのRF信号を分配する手法と
してウィルキンソン形電力分配器が広く知られている。
又、大電力を扱う場合としてアイソレーション抵抗を持
たないλ/4変成器形電力分配器も用いられる。
してウィルキンソン形電力分配器が広く知られている。
又、大電力を扱う場合としてアイソレーション抵抗を持
たないλ/4変成器形電力分配器も用いられる。
【0004】従来のλ/4変成器形電力分配器は、2分
配,3分配,…,N分配が実現でき、その構造を図3,
図4に示す。ここでは図3に2分配器、図4にN分配器
の例を示す。従来のλ/4変成器形電力分配器の動作に
ついて、最も簡単な構造である2分配器を例にとって以
下説明する。
配,3分配,…,N分配が実現でき、その構造を図3,
図4に示す。ここでは図3に2分配器、図4にN分配器
の例を示す。従来のλ/4変成器形電力分配器の動作に
ついて、最も簡単な構造である2分配器を例にとって以
下説明する。
【0005】従来のλ/4変成器形電力分配器は入力さ
れる信号源4の入力インピーダンスZO と出力端子
T1 ,T2 に接続される負荷インピーダンスZL とをλ
/4インピーダンス変成回路5により整合させるよう構
成され、通常ZO =ZL である。この場合、入力端子T
O から入力された信号は、出力端子T1 ,T2 に等電力
で出力される。しかし、たとえば、出力端子T1 に接続
される負荷のインピーダンスが変化した場合、出力端子
T1 に反射波が発生し、λ/4インピーダンス変成回路
5と不整合を起こす。この場合、電力分配器内部のイン
ピーダンス不平衡を招き、他の出力端子に出力される分
配電力の不均一及び低下を起こす。
れる信号源4の入力インピーダンスZO と出力端子
T1 ,T2 に接続される負荷インピーダンスZL とをλ
/4インピーダンス変成回路5により整合させるよう構
成され、通常ZO =ZL である。この場合、入力端子T
O から入力された信号は、出力端子T1 ,T2 に等電力
で出力される。しかし、たとえば、出力端子T1 に接続
される負荷のインピーダンスが変化した場合、出力端子
T1 に反射波が発生し、λ/4インピーダンス変成回路
5と不整合を起こす。この場合、電力分配器内部のイン
ピーダンス不平衡を招き、他の出力端子に出力される分
配電力の不均一及び低下を起こす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来のλ/4変成
器形電力分配器では出力負荷のインピーダンス不整合が
起きた場合、分配器内部のインピーダンス不平衡状態を
招き、分配電力の不均一及び低下を起こすという問題が
あった。また、出力端子に接続される負荷との不整合の
ために負荷へ分配される電力が減少し、最適の電力を分
配できない欠点があった。
器形電力分配器では出力負荷のインピーダンス不整合が
起きた場合、分配器内部のインピーダンス不平衡状態を
招き、分配電力の不均一及び低下を起こすという問題が
あった。また、出力端子に接続される負荷との不整合の
ために負荷へ分配される電力が減少し、最適の電力を分
配できない欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電力分配器は負
荷からの反射電力を検出する方向性結合器と、反射電力
の位相、振幅を検出し、その位相信号と振幅信号を出力
する反射波検出回路と、前記位相信号と振幅信号を受け
インピーダンスを補正するインピーダンス補正回路とを
備えている。
荷からの反射電力を検出する方向性結合器と、反射電力
の位相、振幅を検出し、その位相信号と振幅信号を出力
する反射波検出回路と、前記位相信号と振幅信号を受け
インピーダンスを補正するインピーダンス補正回路とを
備えている。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例である2分配器のブロック
図である。ここでは最も簡単な構造である2分配器を用
いて説明する。TO は電力分配器の入力端子、T1 ,T
2 は出力端子、1はインピーダンス補正回路、2は方向
性結合器、3は反射波検出回路、4はインピーダンスZ
0 の信号源、ZL は出力端子に接続される負荷のインピ
ーダンスを表す。
る。図1は本発明の一実施例である2分配器のブロック
図である。ここでは最も簡単な構造である2分配器を用
いて説明する。TO は電力分配器の入力端子、T1 ,T
2 は出力端子、1はインピーダンス補正回路、2は方向
性結合器、3は反射波検出回路、4はインピーダンスZ
0 の信号源、ZL は出力端子に接続される負荷のインピ
ーダンスを表す。
【0009】入力端子TO に接続された信号源4から入
力される電力は、インピーダンス補正回路1、方向性結
合器2を介して出力端子T1 ,T2 を介して負荷ZL に
等位相、等電力で分配される。ここでA点からインピー
ダンス補正回路1を見たインピーダンスはZO /2で入
力端子TO を見たインピーダンスと整合するよう選択さ
れる。出力端子T1 ,T2 から電力分配器内部を見たイ
ンピーダンスは、負荷ZL と整合するようZL からの反
射電力を方向性結合器2により検出し、反射電力の位
相、振幅を反射波検出回路3により位相信号、振幅信号
に変換し、その信号をインピーダンス補正回路1に入力
することにより、インピーダンスをZL に補正する、こ
うすることにより出力端子T1 ,T2 に接続される負荷
のインピーダンスZL が変化しても,常に整合させるこ
とができ、電力分配器内のインピーダンス不平衡を防
ぎ、分配電力の不均一及び低下を防ぐ。また、常に負荷
インピーダンスと電力分配器の出力端子のインピーダン
スを整合させるため、負荷に最適の電力を分配すること
ができる。
力される電力は、インピーダンス補正回路1、方向性結
合器2を介して出力端子T1 ,T2 を介して負荷ZL に
等位相、等電力で分配される。ここでA点からインピー
ダンス補正回路1を見たインピーダンスはZO /2で入
力端子TO を見たインピーダンスと整合するよう選択さ
れる。出力端子T1 ,T2 から電力分配器内部を見たイ
ンピーダンスは、負荷ZL と整合するようZL からの反
射電力を方向性結合器2により検出し、反射電力の位
相、振幅を反射波検出回路3により位相信号、振幅信号
に変換し、その信号をインピーダンス補正回路1に入力
することにより、インピーダンスをZL に補正する、こ
うすることにより出力端子T1 ,T2 に接続される負荷
のインピーダンスZL が変化しても,常に整合させるこ
とができ、電力分配器内のインピーダンス不平衡を防
ぎ、分配電力の不均一及び低下を防ぐ。また、常に負荷
インピーダンスと電力分配器の出力端子のインピーダン
スを整合させるため、負荷に最適の電力を分配すること
ができる。
【0010】本発明では分配数を3,4,…Nと増加し
ても同様に実施できる。図2にN分配器の場合の実施例
を示す。N分配器の場合も同様の効果を得ることができ
る。
ても同様に実施できる。図2にN分配器の場合の実施例
を示す。N分配器の場合も同様の効果を得ることができ
る。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、電力分
配器出力端子に接続される負荷に応じて、反射波を検出
してインピーダンス補正回路によりインピーダンスを最
適化するため、電力分配器出力端子に接続される負荷の
インピーダンス不整合による電力分配器内部のインピー
ダンス不平衡を防ぎ、分配電力の不均一及び低下を防ぐ
効果がある。また、負荷インピーダンスと電力分配器の
出力端子のインピーダンスを常に整合させるため、負荷
に最適の電力を分配することができる。
配器出力端子に接続される負荷に応じて、反射波を検出
してインピーダンス補正回路によりインピーダンスを最
適化するため、電力分配器出力端子に接続される負荷の
インピーダンス不整合による電力分配器内部のインピー
ダンス不平衡を防ぎ、分配電力の不均一及び低下を防ぐ
効果がある。また、負荷インピーダンスと電力分配器の
出力端子のインピーダンスを常に整合させるため、負荷
に最適の電力を分配することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例(2分配器)のブロック
図。
図。
【図2】本発明の第2の実施例(N分配器)のブロック
図。
図。
【図3】従来の電力分配器(2分配器)のブロック図。
【図4】従来の電力分配器(N分配器)のブロック図。
TO ;入力端子、T1 ,T2 …TN ;出力端子、1;イ
ンピーダンス補正回路、2;方向性結合器、3;反射波
検出回路、4;インピーダンスZo の信号源、ZL ;負
荷インピーダンス、5;λ/4インピーダンス変成回
路。
ンピーダンス補正回路、2;方向性結合器、3;反射波
検出回路、4;インピーダンスZo の信号源、ZL ;負
荷インピーダンス、5;λ/4インピーダンス変成回
路。
Claims (1)
- 【請求項1】 1つのRF信号源の電力を多数の等電力
に分配するλ/4変成器形電力分配器において、負荷イ
ンピーダンスの不整合による負荷からの反射電力を検出
する方向性結合器と、前記反射電力の位相、振幅を検出
し、その位相信号と振幅信号を出力する反射波検出回路
と、前記位相信号と振幅信号を受けインピーダンスを補
正するインピーダンス補正回路とを設けたことを特徴と
する電力分配器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5334463A JPH07202525A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電力分配器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5334463A JPH07202525A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電力分配器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07202525A true JPH07202525A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18277677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5334463A Pending JPH07202525A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電力分配器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07202525A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8558549B2 (en) | 2010-02-04 | 2013-10-15 | Mitsubishi Electric Corporation | Detector circuit and semiconductor device using same |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03119804A (ja) * | 1989-10-02 | 1991-05-22 | Nippon Koshuha Kk | 駆動方向制御式自動負荷整合回路 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5334463A patent/JPH07202525A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03119804A (ja) * | 1989-10-02 | 1991-05-22 | Nippon Koshuha Kk | 駆動方向制御式自動負荷整合回路 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8558549B2 (en) | 2010-02-04 | 2013-10-15 | Mitsubishi Electric Corporation | Detector circuit and semiconductor device using same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970401 |