JPH0720229U - 位置決めクランプ装置 - Google Patents

位置決めクランプ装置

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JPH0720229U
JPH0720229U JP5679493U JP5679493U JPH0720229U JP H0720229 U JPH0720229 U JP H0720229U JP 5679493 U JP5679493 U JP 5679493U JP 5679493 U JP5679493 U JP 5679493U JP H0720229 U JPH0720229 U JP H0720229U
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clamp
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JP5679493U
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岩夫 水谷
真二 八尋
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クランプ部材の部品を簡単に交換できるよう
にすること。 【構成】 クランプ部材17を位置決め案内部材12の
内部に収めて薄板材Wの孔hに挿入し、ついでクランプ
部材17を下降させ、側方に突出させたクランプ部18
により薄板材Wをクランプするようにした装置におい
て、この位置決め案内部材12を基準座部材16によっ
て台座部材1の頂面に挟持固定することにより、簡単に
交換できるようにしたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、孔を基準として薄板を位置決めクランプする位置決めクランプ装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
薄板材に打抜いた孔を基準として位置決めするには、図3に示したような位置 決めクランプ装置が使用されている。
【0003】 このクランプ装置は、逆J字状のクランプ部材aをピストンcにより押し上げ 、これを先端に固定したコーン状の位置決め案内部材dの溝内に位置させた状態 で薄板材Wの孔hに挿入し、ついでピストンcによりクランプ部材aを引戻し、 その押圧部bを位置決め突部dの側方に突出させて台座eとの間で薄板材Wをク ランプするようにしたものである。
【0004】 ところが、水抜き孔を設けた自動車部品のフロワーのように、薄板材に孔をバ ーリングにより形成したようなものの場合には、この孔を基準としてクランプす る際、位置決め突部dの周面が孔の周囲のバリと接触する結果、長期の使用によ ってはこの部分が摩耗して、位置決め機能が損なわれるばかりでなく、摩耗した 部分に薄板材が引掛かって搬送不良を惹起すといった不都合が生じる。
【0005】 もとより、このように位置決め突部dが摩耗した場合にはこの部分を交換すれ ばよいが、上述した従来のクランプ装置では、台座e自体にクランプ部材aの案 内溝fと位置決め突部dが一体的に形成されている関係上、これら全体を交換し なければならなくなって、その交換に多大の費用を要するといった不都合を有し ている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 本考案はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、 摩耗部分のみを簡単にかつ安価に交換することのできる新たな位置決めクラン プ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち本考案はこのような課題を達成するための位置決めクランプ装置とし て、位置決め案内部材を台座部材から分割して下端にフランジ部を有する部材と して形成するとともに、このフランジ部を挟持するようにして台座部材上に着脱 自在に取付ける基準座部材によりクランプ部材を台座部材上に固定するようにし たものである。
【0008】
【実施例】
そこで以下に図示した実施例について説明する。 図1、図2は本考案の一実施例を示したものである。
【0009】 図において符号1は、後述するクランプ部材17の昇降案内部を兼ねた筒型の 台座部材で、この台座部材1は、シリンダライナ2を挟むようにしてその上下に 設けた上蓋部材3と下蓋部材4とともに、上蓋部材3の上にテンションボルト5 をもって一体的に固定されている。
【0010】 この台座部材1には、その軸心部にピストン6のロッド7を挿通する貫通孔8 が設けられ、さらにこの台座部材1の両側には、クランプ部材17を支持する上 下2本のピン19、20を摺動自在に案内する案内溝9が上方へ行くに従って側 方に偏倚するようにして湾曲形成されている。
【0011】 一方、12は薄板材Wの孔hに挿通して薄板材Wを位置決めするコーン状の案 内部材で、この案内部材12は、下端にフランジ部13を有し、かつ中央部にク ランプ部材18の摺動溝14を有する部材として台座部材1とは別体に形成され 、台座部材1の頂部に載置された上、フランジ部13を押えるようにして台座部 材1の頂部にネジ15をもって固定した基準座16によりフランジ部13を挟持 するようにして取付けられる。
【0012】 他方、上記したクランプ部材17は、ピストンロッド7の先端にピン19をも って固定され、さらに、このピン19とともに案内溝9内で摺動するよう左右の リンク板21、21により結合された上部ピン20により支持されて案内溝9内 を上下動し、ピストンロッド7によって押し上げられた際には、コーン状の案内 部材12の内部に収まるように、また押し下げられた際には、先端のクランプ部 18を案内部材12の一側から突出させて、基準座部材16のクランプ面との間 で薄板材Wをクランプするように構成されている。
【0013】 なお、図中符号23、24は、シリンダ2の上室と下室に連通するエア供給管 を示しており、また25は、装置本体の基板を示している。
【0014】 このように構成された装置は、上述した従来装置と同様に、はじめに、クラン プ部材17を位置決め案内部材12の内部に収めるように上昇させ、その状態で 位置決め案内部材12を薄板材Wの孔hに挿入して薄板材Wを位置決めし、つい で、クランプ部材17を下降させそのクランプ部18を位置決め案内部材12の 一側から突出させて、基準座16との間で薄板材Wをクランプする。
【0015】 ところで、長期の使用により位置決め案内部材12の側部が、孔hの縁などと の接触によって使用に耐えない程度に摩耗したような場合には、はじめにネジ1 5を外して基準座16を台座部材上から取外す。
【0016】 これにより、基準座16により挟持されていた位置決め案内部材12も台座部 材1の頂面から取外せるから、ここに新たな位置決め案内部材12を載置した上 、基準座16を被せてネジ15により固定すれば、クランプ装置は再び使用に供 し得るものとして再生される。
【0017】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、位置決め案内部材を台座部材から分離して 下端にフランジ部を有する部材として形成し、これを基準座部材によって台座部 材上に着脱自在に取付けるようにしたので、長期の使用により位置決め案内部材 が摩耗損傷したような場合には、基準座部材を取外すことにより新たなものと簡 単に交換することができて、この種の装置を安い維持経費をもって長期にわたっ て使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例をなす装置を断面で示した側
面図である。
【図2】同上装置の一部を断面で示した正面図である。
【図3】従来装置の一例を示した断面図である。
【符号の説明】
1 台座部材 7 ピストンロッド 12 位置決め案内部材 16 基準座部材 17 クランプ部材 W 薄板材 h 孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板材の孔に挿入して位置決めするコー
    ン状の位置決め案内部材と、上昇位置では上記位置決め
    案内部材の内部に、下降位置ではクランプ位置に変位す
    るクランプ部材と、を備えたクランプ装置において、上
    記位置決め案内部材を台座部材から分割して下端にフラ
    ンジ部を有する部材として形成するとともに、該フラン
    ジ部を挟持するようにして上記台座部材上に着脱自在に
    取付ける基準座部材により上記クランプ部材を上記台座
    部材上に固定するようにしたことを特徴とする位置決め
    クランプ装置。
JP1993056794U 1993-09-27 1993-09-27 位置決めクランプ装置 Expired - Lifetime JP2594529Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100411095B1 (ko) * 2001-04-26 2003-12-18 현대자동차주식회사 클램핑용 툴링 핀 장치
KR101498681B1 (ko) * 2013-09-03 2015-03-05 정정식 기계나 제품 고정용 클램핑 방법 및 그 장치

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KR100411095B1 (ko) * 2001-04-26 2003-12-18 현대자동차주식회사 클램핑용 툴링 핀 장치
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