JPH07200231A - 情報提示装置 - Google Patents

情報提示装置

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JPH07200231A
JPH07200231A JP5334491A JP33449193A JPH07200231A JP H07200231 A JPH07200231 A JP H07200231A JP 5334491 A JP5334491 A JP 5334491A JP 33449193 A JP33449193 A JP 33449193A JP H07200231 A JPH07200231 A JP H07200231A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザの作業状態と提示情報内容の重要度を
考慮して情報提示時期を制御することが可能となり、ユ
ーザが遂行中の作業を情報提示によって妨げることな
く、かつ提示された情報を看過する危険性を減少する情
報提示方式を実現する。 【構成】 情報源手段001、ユーザ状態計測手段00
2と、ユーザ状態推測手段100と、ユーザ状態推測知
識手段200と、情報評価手段101と、情報評価知識
手段201と、提示時期決定手段102と、提示時期知
識手段202と、情報保留手段103と、出力手段00
3と、を含んで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機を用いた情報処
理システムにおける情報提示装置に関し、特に提示する
情報をユーザに効果的に認識させるための情報提示時期
制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報提示方式では、ユーザは計算
機上の特定のシステムについて継続的に操作を行ない、
注意を払っている状態にあることを想定していた。その
ため、ユーザの状態の如何にかかわらず、システムの処
理手順として事前に定義された情報提示の段階に達した
時点で情報提示が行なわれていた。
【0003】特開平02−213934号公報に記載の
メッセージ出力方式では、メッセージの出現頻度に基づ
いて表示方式を決定し、出現頻度の低いメッセージを強
調出力することでユーザにとって重要なメッセージの検
出を助けることを目的としている。
【0004】特開平02−132946号公報に記載の
受信情報処理方法及び装置は、有効期限管理表を設け、
受信情報の要不要の判定や時間経過によって価値の変化
する情報に対する処理を自動化することで、受信情報保
守作業を削減することを目的とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】マルチタスクの計算機
環境においては、ユーザは複数の処理を並行して実行し
ている場合が多い。ひとりのユーザが並行して複数の処
理を実行している状況においては、ユーザが特定の処理
作業に集中している場合に、他の処理から提示された情
報を看過しがちであったり、情報提示によって継続中の
作業に対する集中を阻害されたり、一時的に作業を中断
させられるという問題がある。
【0006】特開平02−213934号公報に記載の
メッセージ出力方式では、特定の処理に集中している場
合に、他の処理から提示される情報を看過しがちである
という問題がある。また、看過を避けるために過度の強
調表示をおこなうことは、操作中の処理に対する集中力
を損ない、作業効率を低下させるという問題の誘因とな
る。
【0007】特開平02−132946号公報に記載の
受信情報処理方法及び装置では、有効期限に着目してい
るが、提示する情報の内容について考慮しない。対応に
時間を要する情報についても有効期限が迫るまで通知し
ない、という欠点がある。
【0008】また、従来方式ではユーザの状態を考慮に
入れないために、繁忙時に期限の迫った情報を提示する
可能性がある。繁忙時に提示された情報には即時対応が
できずに、忘却されてしまう危険性が高いという問題が
ある。
【0009】本発明の目的は、上述の点に鑑み、ユーザ
の作業状態と提示情報内容の重要度を考慮して適切な時
期に情報提示を行なう情報提示方式を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する手
段の要旨は以下の3項に存する。
【0011】[1]情報提示に対するユーザの認識効果
に関するユーザ状態を推測するユーザ状態推測手段と、
提示すべき情報の性質を判定する情報評価手段と、ユー
ザ状態と情報の性質に基づいて情報の提示時期を決定す
る提示時期決定手段とを有し、ユーザ状態と情報の質に
応じて提示時期を制御することを特徴とする。
【0012】[2]提示時期に基づいて提示する情報の
抽象度を制御する抽象度決定手段を有し、緊急度に応じ
て提示する情報の量を制御することを特徴とする。
【0013】[3]情報提示に対するユーザの反応を認
識するユーザ反応計測手段と、認識された反応を情報提
示の効果として評価するユーザ反応評価手段と、ユーザ
反応の評価結果に基づいて知識の更新を行なう知識更新
手段を有し、ユーザの反応に応じて情報提示時期の制御
に関与する知識を洗練することを特徴とする。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の情報提示装置
の実施例について説明する。図1は本発明第1の実施例
における情報提示装置の構成を示すブロック図である。
【0015】係る実施例における情報提示装置は、情報
源手段001と、ユーザ状態計測手段002と、ユーザ
状態推測手段100と、ユーザ状態推測知識手段200
と、情報評価手段101と、情報評価知識手段201
と、提示時期決定手段102と、提示時期知識手段20
2と、情報保留手段103と、出力手段003と、を含
んで構成される。
【0016】図1を参照して本発明第1の情報提示装置
について説明する。
【0017】情報源手段001はユーザに伝達するべき
提示情報301を発生し出力する。
【0018】ユーザ状態計測手段002は、ユーザの作
業状態を計測し、作業状態に対応するユーザ状態指標3
02を出力する。
【0019】ユーザ状態推測手段100は、ユーザ状態
計測手段002の出力であるユーザ状態指標302を入
力とし、ユーザ状態推測知識手段200を参照して情報
提示に対するユーザの意識状態を推測し、推測結果40
2を出力する。
【0020】情報評価手段101は、情報源手段001
が発生した提示情報301を入力とし、情報評価知識手
段201を参照して情報の重要度を評価し、提示情報3
01に評価結果を付した提示情報401を出力する。
【0021】情報評価知識手段201は情報の重要度を
決定するための知識を含む。
【0022】提示時期決定手段102は、ユーザ状態推
測手段100の出力であるユーザ状態の推測結果402
と、情報評価手段101の出力である評価結果を付した
提示情報401とを入力とし、提示時期知識手段202
を参照して提示情報301をユーザに提示する時期を決
定する。
【0023】提示時期が即時である場合は出力手段00
3に対して提示情報301を含む提示情報400を出力
する。また、提示時期が即時でない場合は、情報保留手
段103に対して、提示情報301に提示時期を付した
保留情報601を出力する。
【0024】提示時期知識手段202は、適切な提示時
期に関する知識を含んでいる。
【0025】情報保留手段103は、提示時期を付した
保留情報601を提示時期決定手段102から入力と
し、提示時期に達しない情報を保管しておく。提示時期
が近付いたら保留情報601と同じ内容を含む保留情報
602を提示時期決定手段102に対して出力する。
【0026】提示時期決定手段102は、情報保留手段
103から提示時期に達した保留情報602が入力され
ると、情報提示時期が即時である場合と同様に出力手段
003に対して提示情報400を出力する。
【0027】出力手段003は、提示時期決定手段10
2が出力する提示情報400を入力とし、ユーザに情報
を提示する。
【0028】情報源手段001は、ユーザに対してメッ
セージを出力するシステムであり、例えば、なんらかの
機器の運転状態をユーザに通知する監視システムや、業
務情報の送受信をおこなうオフィスシステムなどであ
る。情報源手段001は、情報評価手段101が個々の
情報源手段を識別し得る場合、また識別する必要のない
場合には、複数あっても良い。
【0029】情報評価知識手段201は、例えば、図4
に表として示すように語句に対して、緊急度、重要度を
評価値として関連付ける知識を含む。
【0030】情報評価手段101は、例えば、提示情報
301からキーワード抽出などの方法で重要語句を抽出
し、語句と評価値との関連付けを知識として持つ情報評
価知識手段201から、抽出した重要語句に関連付けら
れた評価値から提示情報301の評価値を算出して評価
結果401とする手段を用いることができる。
【0031】例えば、提示情報301から語句“原稿”
と語句“〆切”が重要語句として抽出され、図4の情報
評価知識手段201を参照するとき、情報評価知識50
1は図11のようになり、各評価値の平均を提示情報3
01の評価値として算出する。提示情報401に付する
評価値の緊急度は、“原稿”の緊急度3と“〆切”の緊
急度5の平均で4となり、重要度は、“原稿”の重要度
5と“〆切”の重要度5の平均で5となる。
【0032】情報評価知識手段201の構成や、情報評
価手段101における評価値の算出方法などは、本情報
提示方式を利用する目的に応じて最適なものを選択す
る。例えば、情報評価知識手段201が含む知識が推論
規則であり、情報評価手段101が推論規則の適用機構
であってもよい。
【0033】ユーザ状態計測手段002では、例えば、
キーボードのストローク頻度や、マウス操作頻度、マル
チウィンドウのコンソールを備えた計算機環境では操作
対象となっているウィンドウと情報源手段001との関
係、個々のウィンドウの開閉状態などを指標とすること
ができる。また、赤外線センサなどのセンサ類や生体情
報計測機器を用いてユーザの状態を計測することもでき
る。これら計測項目と計測された状態をユーザ状態指標
302として出力する。
【0034】ユーザ状態推測知識手段200は、ユーザ
状態計測手段002から出力されるユーザ状態指標30
2と、指標に対応するユーザの意識状態の可能性を知識
として持つ。例えば、図5で表として示されるように、
ユーザ状態計測手段002がキーボードのストローク頻
度と、カーソル移動頻度の大/小およびユーザの脳波変
動の安定/活発をユーザ状態指標302として出力する
ときに、ユーザの作業への集中度と、作業の中断を避け
たい継続度をユーザの意識状態の可能性として、各指標
と対応付ける。
【0035】ユーザ状態指標302として離散的な値を
用いる場合は、例えば、ユーザ状態計測手段002にお
いて、各指標について計測値の範囲を設定して離散化さ
せることができる。キーボードのストローク頻度が毎分
50打鍵以上であれば“大”とし、それ以下であれば
“小”とする。
【0036】ユーザ状態推測手段100は、例えば、ユ
ーザ状態計測手段002から、受けとったユーザ状態指
標302の各指標に対応する意識状態の集中度と継続度
から推測結果402を算出する手段を用いる。
【0037】算出方法として例えば、各指標に対応する
意識状態の集中度と継続度をそれぞれ平均する。キーボ
ードストローク頻度が“大”、カーソル移動頻度が
“小”、脳波が“活発”であるというユーザ状態指標3
02を受けとり、図5のユーザ状態推測知識手段200
を参照するとき、ユーザ状態推測知識500は図12の
ようになり、各指標の集中度は、90、80、70、継
続度が、95、85、75であり、集中度の平均は8
0、継続度の平均は85となり、これが推測されるユー
ザの意識状態でありユーザ状態推測結果402となる。
【0038】提示時期知識手段202は、例えば、図1
0のように、提示情報401に含まれる情報の評価結果
と、ユーザの意識状態の推測結果402とから推測され
る適切な提示時期に関する提示時期決定知識手段202
1と、提示情報についてユーザが対応に時間を要する作
業と所要時間とを関連付ける提示時期補正知識手段20
22とを含む。
【0039】提示時期決定知識手段2021は、例え
ば、図6で表として示されるように、提示情報401に
含まれる情報の評価結果に含まれる緊急度と重要度およ
び、推測結果402に含まれる集中度と継続度によって
提示時期を“即時”、“中断待ち”、“指定日時”に分
類する知識を含む。
【0040】提示時期補正知識手段2022は、例え
ば、図7のように各種の作業と所要時間を含む。
【0041】情報提示時期決定手段102は、例えば、
提示情報401に含まれる情報の評価結果と推測結果4
02から提示時期知識手段202に含まれる提示時期決
定知識手段2021を参照し、即時情報提示を行なう
か、ユーザの状態が変化するのを待つか、提示情報40
1に含まれる期限まで保留するかを決定する。
【0042】図6の提示時期決定知識手段2021を参
照すると、緊急度が4、重要度が5、集中度が80、継
続度が85のときは、提示時期知識502は“中断待
ち”となり、ユーザの状態が変化し、集中度、継続度が
下がり、提示時期が“即時”になるのを待つ。提示時期
が“即時”の場合は、すぐに提示情報401に含まれる
提示情報301を提示情報400として出力手段003
へ出力する。
【0043】提示時期が“指定日時”の場合は、提示時
期の補正を行なう。提示情報401に〆切日や実施日な
どの期限が含まれる場合には、提示時期知識手段202
に含まれる提示時期補正知識手段2022を参照してユ
ーザが期限までに行なっておくべき作業の所要時間をも
とめ、期限から所要時間を遡った作業開始期限を情報提
示の提示期限とし、提示時期を補正する。
【0044】例えば、提示情報301が研究会資料原稿
作成〆切日を含む場合、図7の提示時期補正知識202
2を参照すると、“研究会資料原稿作成”という作業に
対して提示時期知識502として“1週間”という補正
期間を得られる。〆切日から1週間前を提示期限として
補正する。
【0045】現在時刻が補正後の提示期限を過ぎていれ
ば“即時”としてすぐに提示情報401に含まれる提示
情報301を提示情報400として出力手段003へ出
力する。現在時刻が補正後の提示期限に至っていなけれ
ば、提示情報401を含む保留情報601を情報保留手
段103へ出力する。
【0046】現在時刻が提示期限に達すると、情報保留
手段103から、保留情報601であった提示情報の緊
急度を5に変更された保留情報602が提示時期決定手
段102に入力される。保留情報602についても提示
情報401と同様に提示時期決定する。この場合は提示
時期は、“即時”か“中断待ち”のいずれかである。
【0047】情報保留手段103は、例えば、提示情報
401に提示期限を付した保留情報601を入力として
受け付ける。保留情報601が含む提示期限まで保留情
報601を情報保留手段103で保持する。情報保留手
段103は現在時刻が提示期限に達すると、保留情報6
01に含まれる情報の評価結果の緊急度を5にあげて保
留情報602として、提示時期決定手段102に対して
出力する。
【0048】出力手段003は、ユーザへの情報提示を
具体化する。例えば、コンソールへ文字列や図形などを
表示する手段や、音声で読み上げる装置などである。あ
るいは、物理的動作を伴って提示情報400を表現した
り、ユーザに接触する装置であってもよい。
【0049】図2は本発明の第2の実施例における情報
提示装置の構成を示すブロック図である。図2を参照し
て本発明の第2の情報提示装置について説明する。
【0050】係る実施例における情報提示装置は、本発
明の第1の実施例である情報提示装置に抽象化手段10
4と、抽象度決定知識手段203を付加して構成されて
いる。
【0051】提示時期決定手段102は、抽象化手段1
04に対して、提示情報401に含まれる提示情報30
1にユーザ状態の推測結果402を付した提示情報40
3を出力する。抽象化手段104は、提示時期決定手段
102が出力する提示情報403を入力とし、抽象度決
定知識手段203からの抽象度知識503を参照して、
ユーザの状態に応じた抽象度を決定し、提示情報403
を抽象化した提示情報404を出力手段003に出力す
る。
【0052】抽象度決定知識手段203は、例えば、図
8に表として示すようにユーザ状態の推測結果402を
抽象度に関連付ける知識を含む。
【0053】抽象化手段104は、例えば、提示情報4
03に含まれるユーザ状態の推測結果402から、抽象
度決定知識手段203を参照して、“大”、“中”、
“小”いずれかの値をとる抽象度知識503を得る。抽
象度知識503が“大”の場合は、提示情報403から
見出し、もしくは先頭行のみを抽出し、提示情報404
とする。抽象度知識503が“中”の場合は見出しに加
え、重要語句と先頭10行以内を提示情報404とす
る。抽象度知識503が“小”の場合は、提示情報40
3に含まれる提示情報301をすべて提示情報404と
する。
【0054】提示情報403に含まれるユーザ状態の推
測結果402の集中度が80で、継続度が85のとき、
抽象度決定知識手段203を参照して、抽象度知識50
3として“中”を得る。
【0055】図3は本発明の第3の実施例における情報
提示装置の構成を示すブロック図である。図3を参照し
て本発明の第3の情報提示装置について説明する。
【0056】係る実施例における情報提示装置は、本発
明の第3の実施例である情報提示装置にユーザ反応計測
手段004と、ユーザ反応評価手段105と、ユーザ反
応評価知識手段205と、知識更新手段106とを付加
して構成されている。
【0057】ユーザ反応計測手段004は、情報提示に
よるユーザの反応を認識し、反応に対応するユーザ反応
指標701を出力する。
【0058】反応評価手段105は、反応計測手段00
4が出力するユーザ反応指標701を入力とし、ユーザ
反応評価知識手段205を参照しつつ、提示した情報に
関して利用したユーザ状態推測知識手段200に基づく
推測結果と情報評価知識手段201に基づく評価結果
と、提示時期知識手段202に基づく時期決定と抽象度
決定知識手段203に基づく抽象化の結果とに対するユ
ーザ反応の評価を、評価結果702として出力する。
【0059】知識更新手段106は、反応評価手段10
5が出力する評価結果702を入力とし、評価結果70
2に基づいて、ユーザ状態推測知識手段200、情報評
価知識手段201、提示時期知識手段202、抽象度決
定知識手段203に含まれる知識をそれぞれ更新する。
【0060】ユーザ反応計測手段004では、例えば、
キーボードのストローク頻度や、マウスカーソル移動頻
度、マルチウィンドウのコンソールを備えた計算機環境
では操作対象ウィンドウとなっているウィンドウと情報
源手段001との関係、個々のウィンドウの開閉状態な
どの、情報提示による変化を指標とすることができる。
情報提示により、提示情報と関連する作業に移った場合
は、情報提示が効果的であったとみなす。赤外線センサ
などのセンサ類や生体情報計測機器を用いてユーザの状
態を計測し、情報提示による変化を用いることもでき
る。
【0061】特に知識の洗練のために試行期間を設ける
場合には、ユーザに意識的に「効果的」、「作業を不用
意に中断させられてしまった」、「提示時期が遅過ぎ
る」などの反応指標に密接した反応を入力させるインタ
フェースを用いてもよい。
【0062】ユーザ反応評価知識手段205は、例え
ば、図9で表として示すようにユーザ反応指標と知識手
段を関連付けた知識を含む。
【0063】ユーザ反応評価手段105は、例えばユー
ザ反応評価知識手段205を参照して、ユーザ反応指標
701に含まれる各項目の変化状態に関連する評価を得
て、各知識手段について評価値を集計し、ユーザ反応評
価結果702とする。
【0064】ユーザ反応指標701が、キーボードスト
ローク頻度が“増加”、カーソル移動頻度が“増加”、
脳波が“活発化”であるとき、ユーザ反応評価知識手段
205を参照すると、図13のようなユーザ反応評価知
識505が得られる。集計すると、ユーザ状態推測知識
に対する評価は“不足1”、情報評価知識に対する評価
は“不足3”、提示時期決定知識に対する評価は“不足
1”、抽象度決定知識に対する評価は“過剰2”とな
り、これを反応評価結果702として出力する。
【0065】特定の知識について“不足2”、“過剰
1”というように、不足と過剰の両方の評価値が現れる
場合は、同数を相殺し、“不足1”とする。
【0066】知識更新手段106は、例えば、反応評価
結果702に基づいて、ユーザ状態推測知識手段200
含まれる知識と、情報評価知識手段201含まれる知識
と、提示時期知識手段202含まれる知識と、抽象度決
定手段203に含まれる知識を更新する。それぞれの評
価値が“不足”の場合は、推測値や評価値を増加、時期
を早めるように更新し、“過剰”の場合は、推測値や評
価値を減少、時期を遅めるように更新する。
【0067】図14では、提示情報301と提示情報4
00と提示情報401と提示情報402と保留情報60
1と、保留情報602と提示情報403と提示情報40
4と情報評価知識501と提示時期知識502との間の
包含関係の例をベン図で示す。提示情報404は提示情
報301を抽象化したものでありうる。保留情報601
と保留情報602は、情報評価知識501の値が異なり
うる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザの作業状態と提
示情報内容の重要度を考慮して情報提示時期を制御する
ことが可能となり、ユーザが遂行中の作業を情報提示に
よって妨げることなく、かつ提示された情報を看過する
危険性を減少する情報提示方式を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における情報提示装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例における情報提示装置の
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例における情報提示装置の
構成を示すブロック図である。
【図4】情報評価知識手段の例を示す図である。
【図5】ユーザ状態推測知識手段の例を示す図である。
【図6】提示時期知識手段に含まれる提示時期決定知識
手段の例を示す図である。
【図7】提示時期知識手段に含まれる提示時期補正知識
手段の例を示す図である。
【図8】抽象度決定知識手段の例を示す図である。
【図9】ユーザ反応評価知識手段の例を示す図である。
【図10】提示時期知識手段の構成を示すブロック図で
ある
【図11】情報評価手段が参照する情報評価知識の例を
示す図である。
【図12】ユーザ状態推測手段が参照するユーザ状態推
測知識の例を示す図である。
【図13】ユーザ反応評価手段が参照するユーザ反応評
価知識の例を示す図である。
【図14】提示情報と知識の包含関係を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
001 情報源手段 002 ユーザ状態計測手段 003 出力手段 004 ユーザ反応計測手段 100 ユーザ状態推測手段 101 情報評価手段 102 提示時期決定手段 103 情報保留手段 104 抽象化手段 105 ユーザ反応評価手段 106 知識更新手段 200 ユーザ状態推測知識手段 201 情報評価知識手段 202 提示時期知識手段 203 抽象度決定知識手段 205 ユーザ反応評価知識手段 301 提示情報 302 ユーザ状態指標 400 提示情報 401 提示情報 402 ユーザ状態推測結果 403 提示情報 404 提示情報 500 ユーザ状態推測知識 501 情報評価知識 502 提示時期知識 503 抽象度知識 505 ユーザ反応評価知識 601 保留情報 602 保留情報 701 ユーザ反応指標 702 ユーザ反応評価結果 703 知識更新の経路 2021 提示時期決定知識手段 2022 提示時期補正知識手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報提示に対するユーザの認識効果に関
    するユーザ状態を推測するユーザ状態推測手段と、提示
    すべき情報の性質を判定する情報評価手段と、ユーザ状
    態と情報の性質に基づいて情報の提示時期を決定する提
    示時期決定手段とを有し、ユーザ状態と情報の質に応じ
    て提示時期を制御することを特徴とする情報提示装置。
  2. 【請求項2】 提示時期に基づいて提示する情報の抽象
    度を制御する抽象化手段を有し、緊急度に応じて提示す
    る情報の量を制御することを特徴とする請求項1に記載
    の情報提示装置。
  3. 【請求項3】 情報提示に対するユーザの反応を認識す
    るユーザ反応計測手段と、認識された反応を情報提示の
    効果として評価するユーザ反応評価手段と、ユーザ反応
    の評価結果に基づいて知識の更新を行なう知識更新手段
    を有し、ユーザの反応に応じて情報提示時期の制御に関
    与する知識を洗練することを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の情報提示装置。
JP5334491A 1993-12-28 1993-12-28 情報提示装置 Expired - Lifetime JP2697590B2 (ja)

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