JPH0719962U - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JPH0719962U
JPH0719962U JP5106093U JP5106093U JPH0719962U JP H0719962 U JPH0719962 U JP H0719962U JP 5106093 U JP5106093 U JP 5106093U JP 5106093 U JP5106093 U JP 5106093U JP H0719962 U JPH0719962 U JP H0719962U
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JP
Japan
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connectors
connector
electrical connector
clamp member
male
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Application number
JP5106093U
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English (en)
Inventor
勝幸 小野
Original Assignee
日平機器株式会社
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気コネクタに関し、単純な構造で確実に雌
雄のコネクタの抜けを防止でき、且つ、簡単な操作で固
定状態の設定解除を行えるようにすることを目的とす
る。 【構成】 雄コネクタ1と雌コネクタ2とからなり、両
コネクタ1,2を接続することにより両コネクタが接続
された電線3,4を電気的に接続状態とする電気コネク
タにおいて、両コネクタの接合面5,6に隣接する外周
縁端部の少なくとも一部に、外側に向け突出し、両コネ
クタの接続時において近接して位置するフランジ部7,
8を設けると共に、両コネクタ1,2の接続時におい
て、上記近接して位置する2つのフランジ部7,8を覆
って保持する凹溝部9を有し、少なくとも一か所に取り
外し可能な接続部10を有する環状のクランプ部材11
を有するように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気コネクタに係り、特に、雄コネクタと雌コネクタとからなり、 両コネクタを接続することにより両コネクタが接続された電線を電気的に接続状 態とする電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
上述のような電気コネクタとして図7に示すものがある。係る電気コネクタは 、単相交流100Vの商用電源側の電線43の端部に1対の受け接点部を有する 雌コネクタ44を設け、また、電気機器等負荷側の電線46の端部に1対の差し 込み接点部を有する雄コネクタ45を設け、受け接点部に差し込み接点部を挿入 して、これらの両コネクタを接続することにより電気機器に電力を供給すること ができるものとしている。
【0003】 そして、電線の取扱いを良好にするため、また省スペースの観点から、天井4 0等に設けたコードリール42に電線43を巻き取っておき、この電線の先端に 雌コネクタ44を設け、照明器47等の電気機器の電線46の先端の雄コネクタ 45を上記雌コネクタ44に接続して使用することがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような場合、巻き取られた電線43の先端に電気コネクタ44、45で電 気機器を取り付け、巻き取られた電線を引き出すことがある。 このとき、巻き取られたコードリール42側の電線43を引っ張って、電線を 引き出すときは特に問題とはならないが、電気機器側の電線46を引っ張ってコ ードリール42から電線43を引き出す場合や、その他、電気機器をつり下げた ままにしておく場合には、両コネクタ44,45に両コネクタ44,45を引き 離す力がかかり、雌コネクタ44から雄コネクタ45が外れてしまうことがあっ た。
【0005】 従来、これに対応して、以下のように、電気コネクタに抜け止めを取付けるよ うにしたものがある。 図8に示すものは、電源側電線32の先端に設けた雌コネクタ31の外周に雄 ねじ溝35を設け、負荷側電線33の先端に設けた雄コネクタ34に嵌装した雌 ねじリング36をねじ込み、雌コネクタ31に雄コネクタ34を固定するように したものである。
【0006】 また、図9に示すものは、接続した雌雄のコネクタ31、34の側部にバンド 部材37を設けて、このバンド部材37の両端部を、両側の電線32、33に接 続部材38,39で固定するようにしたものである。
【0007】 しかしながら、上述した従来の電気コネクタにあっては、雌雄のコネクタを固 定状態にするに際して、第1のものにあっては雌ねじリング36を雄ねじ溝35 にネジ込む必要があり、係る操作は煩雑であるうえ、コネクタの構造が複雑で大 型化し、高価なものとなってしまうという問題がある。
【0008】 また、上述した第2のものにあっては、コネクタ自体は単純であるが、バンド 部材37を接続部材38,39を使用して、2本の電線32,33に取り付けな ければならず、取り付け、取り外しに手間が係り煩雑であるという問題がある。
【0009】 そこで、本考案は、単純な構造で確実に雌雄のコネクタの抜けを防止でき、且 つ、簡単な操作で固定状態の設定解除を行うことができる電気コネクタを提供す ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案において、上記の課題を解決するための第1の手段は、図1に示すよう に、雄コネクタ1と雌コネクタ2とからなり、両コネクタ1,2を接続すること により両コネクタが接続された電線3,4を電気的に接続状態とする電気コネク タにおいて、両コネクタの接合面5,6に隣接する外周縁端部の少なくとも一部 に、外側に向け突出し、両コネクタの接続時において近接して位置するフランジ 部7,8を設けると共に、両コネクタ1,2の接続時において、上記近接して位 置する2つのフランジ部7,8を覆って保持する凹溝部9を有し、少なくとも一 か所に取り外し可能な接続部10を有する環状のクランプ部材11を有するもの としたことである。
【0011】 また、本考案の第2の手段は、上記第1の手段のフランジ部7,8は両コネク タ1,2の外周縁端部の全周に設けたことである。
【0012】 さらに、本考案の第3の手段は、上記第1及び第2の手段のクランプ部材11 は、ヒンジ部12を形成して拡開可能としたことである。
【0013】 そして、本考案の第4の手段は、上記第1、第2、第3の手段のクランプ部材 11の接続部10は、切断個所を有するクランプ部材11の一端に開設した孔部 13と、他端に設けられ、上記孔部13に係合する係合爪部14とからなるもの としたことである。
【0014】 また、本考案の第5の手段は、上記第1、第2、第3、第4の手段の雌コネク タは複数の雄コネクタとの接合面を有し、それぞれの接合面に隣接する外周縁端 部にフランジ部を有することである。
【0015】
【作用】
本考案の第1の手段によれば、雄コネクタ1を雌コネクタ2に接続すると、2 つのフランジ部7,8は近接して位置する。次に、このフランジ部7,8にクラ ンプ部材11の凹溝部9をはめ込み、接続部10において接続して、クランプ部 材11を環状に保持して、両フランジ部7,8において両コネクタ1,2を確実 に固定する。
【0016】 このクランプ部材11は、接続部10において取り外し可能となっているから 、取り付け、取り外しは容易に行われるし、電気コネクタの構成は単純なものと することができる。
【0017】 また、本考案の第2の手段によれば、フランジ部7,8は、両コネクタ1,2 の外周端部の全周にわたり設けるものとしているから、クランプ部材11によっ て、両コネクタの全周で均等に保持することができ、確実に両コネクタ1,2を 固定することができる。
【0018】 さらに、本考案の第3の手段によれば、クランプ部材11は、ヒンジ部12に おいて拡開可能としているから、クランプ部材11の取り付け、取り外しをクラ ンプ部材11を拡開して、容易に行うことができる。
【0019】 そして、本考案の第4の手段によれば、クランプ部材11の取り付け、取り外 しを接続部10の孔部13に係合爪部14を係合、離脱することにより容易に行 うことができる。
【0020】 また、本考案の第5の手段によれば、雌コネクタには複数の雄コネクタを取り 付けることができる。
【0021】
【実施例】
以下、本考案に係る電気コネクタの実施例を図面に基づいて説明する。図1乃 至図5は本考案に係る電気コネクタの実施例を示すものである。本実施例におい て、電気コネクタは、単相交流100Vで使用され、上述したように天井等に設 けたコードリールに巻き取った電線の先端に、雌コネクタを設け、照明器等の電 気機器の雄コネクタを雌コネクタに接続して使用するものとしている。
【0022】 本実施例において、雄コネクタ1と雌コネクタ2とは、雄コネクタ1に差し込 み接点部15を、雌コネクタ2に受け接点部16を設けている点を除き、同一の 外観形状を有する。 即ち、図1及び図2に示すように、両コネクタ1,2は4角柱型の本体を有し この本体内に雄コネクタ1にあっては差し込み接点部15を突出している他、雌 コネクタ2にあっては、差し込み接点部16を内蔵して、それぞれの接点部15 ,16は電線3,4に接続されている。
【0023】 そして本実施例では、両コネクタ1,2の接合面5,6に隣接する外周縁端部 の全周には、外側に向け突出し、両コネクタの接続時において近接して位置する フランジ部7,8を設けている。
【0024】 また、本実施例では両コネクタ1,2の接続時において、上記近接して位置す る2つのフランジ部7,8を覆って保持する環状のクランプ部材11を取付ける ものとしている。 このクランプ部材11は、図3及び図4に示すように、4角形の枠状でその内 周に沿って、上記近接させた2つのフランジ部7,8を内側にはめ込む凹溝部9 を形成し、また、枠状の一辺の一か所に、取り外し可能な接続部10を有し、ポ リプロピレンで一体に形成したものである。
【0025】 また、クランプ部材11は、図5に示すように、上記接続部を設けた辺に隣接 した2辺の中央部に肉薄部17を形成して、肉薄部17の両側の部分を外側に向 け拡開可能とするヒンジ部12を形成している。 そして、本実施例では、上記クランプ部材11の接続部10は、接続個所の一 端に開設した四角形の孔部13と、他端に設けられ、上記孔部13の一辺13a に係合する突起部14aを有する係合爪部14とから構成している。
【0026】 従って、本実施例によれば、両コネクタ1,2を接続するときには、雄コネク タ1の差し込み接点部15を雌コネクタ2の受け接点部16に差し込み(図1矢 印)、両コネクタ1,2を接続状態として、両フランジ部7,8を近接した状 態とする。そして、ヒンジ部12において拡開したクランプ部材11を取り付け (図1矢印)、両フランジ部7,8を凹溝部9にはめ込むようにしてクランプ 部材で両コネクタの取り付け部を覆い、係合爪部14を孔部13に係合して、ク ランプ部材を環状に組み立てる(図1矢印)。
【0027】 この状態において、両コネクタ1,2は、図2に示すように、フランジ部7, 8においてクランプ部材で固定され、両コネクタ1,2に引き離し方向の力が加 わってもクランプ部材12によって固定され、両コネクタ1,2が外れることは ない。
【0028】 両コネクタ1、2を取り外すときには、クランプ部材11を取り付けた時と逆 に、クランプ部材11の係合爪部14を孔部13から外して、クランプ部材11 をヒンジ部12から拡開して、両コネクタから取り外せばよい。これにより、雌 コネクタ2から雄コネクタ1を取り外すことができるものとなる。
【0029】 従って、本実施例によれば、単純な構造で、コネクタを確実に接続固定するこ とができ、またその固定状態の設定、解除をクランプ部材の取り付け取り外しに より簡単に行うことができる。
【0030】 尚、本実施例に係る電気コネクタはクランプ部材を使用しなくとも、通常のコ ネクタとして使用できることはいうまでもない。
【0031】 図6は、本考案に係る電気コネクタの第2の実施例を示すものである。本実施 例では、雌コネクタ21は複数、この例では2つの雄コネクタを接続できるもの とし、受け接点部を2組設け、それぞれの受け接点部を設けた接合面25、26 の外周にフランジ部27,28を形成している他は、雄コネクタ及びクランプ部 材共、第1の実施例と同一であるので、同一の部分には同一の符号を付して、そ の詳細な説明は省略する。
【0032】 尚、上記第2の実施例では受け接点部を2組設けるものとしたが、これは3組 以上設けるものとしてもよい。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、電気コネクタを、雌雄コネクタの接合 面に隣接する外周縁端部の少なくとも一部に、外側に向け突出し、両コネクタの 接続時において近接して位置するフランジ部を設けると共に、両コネクタの接続 時において、上記近接して位置する2つのフランジ部を覆って保持する凹溝部を 有し、少なくとも一か所に取り外し可能な接続部を有する環状のクランプ部材を 有するものとしたから、単純な構造で、コネクタを確実に接続固定することがで き、またその固定状態の設定、解除をクランプ部材の取り付け取り外しにより簡 単に行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気コネクタの実施例の構成を示
す分解斜視図である。
【図2】実施例に係る電気コネクタの実施例を示す平面
図である。
【図3】実施例に係る電気コネクタのクランプ部材を示
す平面図である。
【図4】実施例に係る電気コネクタのクランプ部材を示
す図3中IV−IV線に相当する断面図である。
【図5】実施例に係る電気コネクタのクランプ部材の拡
開状態を示す図4と同様の断面図である。
【図6】本考案に係る電気コネクタの第2の実施例を示
す平面図である。
【図7】本発明が適用される電気コネクタを使用したコ
ードリールを示す斜視図である。
【図8】従来の電気コネクタの一例を示す図である。
【図9】従来の電気コネクタの他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 雄コネクタ 2 雌コネクタ 3 電線 4 電線 5 接合面 6 接合面 7 フランジ部 8 フランジ部 9 凹溝部 10 接続部 11 クランプ部材

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄コネクタ(1)と雌コネクタ(2)と
    からなり、両コネクタ(1),(2)を接続することに
    より両コネクタが接続された電線(3),(4)を電気
    的に接続状態とする電気コネクタにおいて、 両コネクタの接合面(5),(6)に隣接する外周縁端
    部の少なくとも一部に、外側に向け突出し、両コネクタ
    の接続時において近接して位置するフランジ部(7),
    (8)を設けると共に、 両コネクタ(1),(2)の接続時において、上記近接
    して位置する2つのフランジ部(7),(8)を覆って
    保持する凹溝部(9)を有し、少なくとも一か所に取り
    外し可能な接続部(10)を有する環状のクランプ部材
    (11)を有することを特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 上記フランジ部(7),(8)は両コネ
    クタ(1),(2)の外周縁端部の全周に設けたことを
    特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 上記クランプ部材(11)は、ヒンジ部
    (12)を形成して拡開可能としたことを特徴とする請
    求項1又は2記載の電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 上記クランプ部材(11)の接続部(1
    0)は、切断個所を有するクランプ部材(11)の一端
    に開設した孔部(13)と、他端に設けられ、上記孔部
    (13)に係合する係合爪部(14)とからなることを
    特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の電
    気コネクタ。
  5. 【請求項5】 上記雌コネクタは複数の雄コネクタとの
    接合面を有し、それぞれの接合面に隣接する外周縁端部
    にフランジ部を有することを特徴とする請求項1、請求
    項2、請求項3または請求項4記載の電気コネクタ。
JP5106093U 1993-09-20 1993-09-20 電気コネクタ Pending JPH0719962U (ja)

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JP5106093U JPH0719962U (ja) 1993-09-20 1993-09-20 電気コネクタ

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JP5106093U JPH0719962U (ja) 1993-09-20 1993-09-20 電気コネクタ

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JPH0719962U true JPH0719962U (ja) 1995-04-07

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JP5106093U Pending JPH0719962U (ja) 1993-09-20 1993-09-20 電気コネクタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011176920A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 給電制御装置

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