JPH07199348A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH07199348A
JPH07199348A JP5351086A JP35108693A JPH07199348A JP H07199348 A JPH07199348 A JP H07199348A JP 5351086 A JP5351086 A JP 5351086A JP 35108693 A JP35108693 A JP 35108693A JP H07199348 A JPH07199348 A JP H07199348A
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JP
Japan
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mirror
film
lens
camera
cartridge
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5351086A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Koiwai
保 小岩井
Yukihiko Sugita
幸彦 杉田
Hiroshi Takase
弘 高瀬
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/362,127 priority patent/US5495307A/en
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • G03B17/17Bodies with reflectors arranged in beam forming the photographic image, e.g. for reducing dimensions of camera
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B19/00Cameras
    • G03B19/02Still-picture cameras
    • G03B19/12Reflex cameras with single objective and a movable reflector or a partly-transmitting mirror

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】小型パトローネを用いた場合でも、保持し易い
形態を実現するための構成をなすカメラを提供すること
を目的とする。 【構成】被写体をフィルム13の面上に結像させる撮影
レンズ2と、この撮影レンズ2の後方において、光軸を
水平方向に略90°方向に変換する第1のミラー9と、
この第1のミラー9に続いて、光軸を垂直方向に略90
°方向変換する第2のミラー11とを具備し、上記第2
のミラー11により曲折された光束が結像する位置に、
該光束の軸に対して垂直にフィルム13を配置したこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ、詳しくは、ミ
ラーにより光軸を曲折する機構を具備するカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な一眼レフレックス方式の
カメラは、撮影レンズの後方に退避可能なミラーを配
し、該ミラーの後方にフィルムが配置されている。ま
た、該ミラーにより上方向に曲折された撮影光束はペン
タプリズムにより再びカメラの後方に導かれ、接眼レン
ズにより撮影者の眼に達するようになっている。
【0003】一方、一般的なレンズシャッター方式のコ
ンパクトカメラにおいは、カメラ本体の小型化やホール
ディング性向上およびオートフォーカス用の投・受光レ
ンズ,ファインダ窓,ストロボ発光部窓等に指が掛から
ないようするために、種々の工夫がなされている。
【0004】ところで、上記従来の一眼レフレックス方
式のカメラにおいて、JIS135型フィルムが装填さ
れたフィルムパトローネより小型のフィルムパトローネ
を用いると、該パトローネおよび画面サイズが、従来の
パトローネを用いた場合に比べて小さくなるため、カメ
ラ全体を小型化することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の一眼レフレックス方式のカメラにおいて、小型のパ
トローネを用いた場合、単にカメラ本体を小型化する
と、該カメラ本体の全幅が狭くなり、グリップ部と撮影
レンズおよびファインダーが近過ぎるため、適切な保持
が困難となる。
【0006】一方、上記従来のレンズシャッタ方式のコ
ンパクトカメラでは、上述したように、オートフォーカ
ス用の投・受光レンズ,ファインダー窓,ストロボ発光
部窓に指が掛かることを防止するために、種々の構成を
追加したり、レイアウトの工夫がなされていたが、小型
のパトローネを用いるようにしてカメラ本体を小型化し
た場合、従来の構成では十分満足いくものとならなかっ
た。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、小型パトローネを用いた場合でも、保持し易
い形態を実現するための構成をなすカメラを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明によるカメラは、被写体をフィルム面上に結
像させる撮影レンズと、この撮影レンズの後方におい
て、光軸を水平方向に略90°方向に変換する第1の反
射ミラーと、この第1の反射ミラーに続いて、光軸を垂
直方向に略90°方向変換する第2の反射ミラーとを具
備し、上記第2の反射ミラーにより曲折された光束が結
像する位置に、該光束の軸に対して垂直にフィルムを配
置したことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によるカメラは、撮影レンズで被写体を
フィルム面上に結像させ、該撮影レンズの後方におい
て、第1の反射ミラーで光軸を水平方向に略90°方向
に変換する。また、該第1の反射ミラーに続いて、第2
の反射ミラーで光軸を垂直方向に略90°方向変換し、
該第2の反射ミラーにより曲折された光束が結像する位
置に、該光束の軸に対して垂直にフィルムを配置したこ
とを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0011】図1は、本発明の第1実施例であるカメラ
の外観を示す6面図である。
【0012】図に示すように、カメラ本体1の前面には
撮影レンズ2およびフラッシュ発光部30が配設されて
いる。また、カメラ本体1の上面にはレリーズボタン3
1,左右方向に操作することによりズームを駆動するた
めのズームスイッチ32,露出情報や撮影コマ数等を表
示するためのLCDによる表示部35がそれぞれ所定箇
所に設けられている。
【0013】さらに、カメラ本体1の後面にはファイン
ダー接眼部36、右側面には電源用電池33(図3参
照)の抜脱用の開閉可能な電池蓋37、下面にはフィル
ムパトローネ14(図2参照)の装填・取り出し用の開
閉可能なパトローネ蓋38がそれぞれ配設されている。
また、上面には電源をオン・オフするための電源スイッ
チ40(図8参照)が設けられている。
【0014】図2は、上記図1におけるAA′断面を示
した要部断面図であり、また、図3は、上記図1におけ
るBB′断面を示した要部断面図である。
【0015】図2に示すように、撮影レンズ2は、入光
した光束の軸上を前後方向(図中、上下方向)に移動可
能な移動枠3とそれに固定されたレンズ群4、および移
動枠5とそれに固定されたレンズ群6から構成されてい
る。また、該撮影レンズ2は、図示しない移動用カム機
構を有するカム枠7の回動でそれぞれ移動するようにな
っている。なおズームにより光軸上前方に移動した状態
をズーム位置として図中、符号2aにより示す。また、
レンズ構成は本実施例では2群構成となっているが、こ
れに限らず種々の構成で良い。
【0016】また、上記移動枠5には、シャッタ機能と
絞り機能を合わせ持つ絞りシャッターユニット8が固定
されている。さらに、撮影レンズ2の後方(図中、上
方)には第1ミラー9が該撮影レンズ2を通過した光束
を図中、水平右方向へ90゜方向変換するために設けら
れている。
【0017】上記第1ミラー9は、退避位置9aと撮影
位置9bとの間で揺動可能となっている。また、該第1
ミラー9の図中、右側には撮影レンズ2のバックフォー
カスを延長してフィルム13の面上に結像させるための
補助レンズ10が配置されている。該補助レンズ10の
さらに右側には、図3に詳細を示す第2ミラー11が配
設されている。該第2ミラー11は光束を図3中、垂直
下方向へ90゜方向変換するように配設されている。該
第2ミラー11により下方に曲げられた光束はアパーチ
ャ12により決められた範囲でフィルム13に露光され
るようになっている。
【0018】図2に示すように、フィルムパトローネ1
4はアパーチャ12の後方(図中、上方)に位置し、駆
動用の駆動フォーク17によりパトローネ側の連結部
(図示せず)に結合しフィルムの給送がなされるように
なっている。上記駆動フォーク17にはギヤー17aが
設けられ、図示しないフィルム給送ギヤー列を介してモ
ータ16に連結するようになっている。
【0019】一方、フィルム巻き取り用のスプール15
は内側にモータ16を配置して回動可能に設けられてい
る。該スプール15はモータ16のピニオンギヤー16
aを介した図示しないギヤー列で回転駆動されるように
なっている。上記モータ16は、カメラ本体1に対して
固定状態となっている。また、フィルム13はフィルム
パトローネ14から送り出され、スプール15に巻着さ
れるようになっている。このとき、該フィルム13はフ
ィルム押え39(図3参照)とアパーチャ12との間
の、光軸上の所定位置に保持される。
【0020】なお、図3に示すように、第2ミラー11
とカメラ本体1の外装との間の空間には、表示部35お
よびフラッシュ用のメインコンデンサ25が配置され、
また、図2に示すように、上記スプール15の前方に
は、電源用電池33用の電池室33aが形成されてい
る。
【0021】図4は、上記図1における断面CC′を示
した要部断面図である。なお、この図4は画面中央部の
断面を示しているため、第2ミラー11は下半分を省略
して示し、補助レンズ10の下半分が見える状態となっ
ている。
【0022】図に示すように、上記フィルム13はフィ
ルムパトローネ14の送出口から送出し、アパーチャ1
2の下方を通りスプール15に巻着されるようになって
いる。また、該スプール15の前方には電源用電池33
およびフラッシュ発光部30が設けられている。
【0023】次に、本実施例のカメラにおけるファイン
ダ光学系を図5を参照して説明する。
【0024】図5は、上記図1における断面DD′を示
した要部断面図である。なお、図5中、上記絞りシャッ
ターユニット8は、左側半部分を示している。
【0025】図に示すように、撮影レンズ2を通過した
光束は上記第1ミラー9が退避状態9a(図2参照)に
ある場合、該第1ミラー9によって曲折されることな
く、直進し、後方のファインダ光学系に導かれる。な
お、該第1ミラー9が退避状態9aに位置するときに
は、上記撮影レンズ2からの光束はフィルム系へは導か
れず一切遮断される。
【0026】上記ファインダ光学系は、負レンズ18系
と正レンズ19系により構成されている。該負レンズ1
8の後方には、オートフォーカスのために一部の光束を
下方に折り曲げてオートフォーカス測距センサおよび光
学系等から成るオートフォーカスユニットに入射させる
ための薄肉の半透過の第3ミラー20が配置されてい
る。
【0027】さらに、上記第3ミラー20の上方には投
影レンズ24を介して画面枠表示用のLCD22、およ
び該LCD22の画面枠表示22aを投影するための光
源となるバックライト23が設けられている。なお、該
バックライト23はLEDもしくは面発光素子等で構成
される。上記LCD22の画面枠表示22aは可変で
き、たとえば、一般的なサービスプリントであるノーマ
ルサイズ(アスペクト比約1:1.5),パノラマサイ
ズ(同約1:2.8),ハイビジョンサイズ(同1:
1.8)およびシネマスコープサイズ(同約1:2.
3)等のフォーマットを示す画面枠表示に切換え可能と
なっている。
【0028】なお、本実施例のカメラでは、上記アパー
チャ12は、JIS135型(35mm幅)のロールフ
ィルムにおける標準撮影画角24×36mmに対して、
小型化のために、たとえば16×28mm程度のハイビ
ジョンフォーマットを標準としている。これにより、撮
影レンズ2も従来のレンズに比べて画面対角線長比分だ
け小さく構成される。
【0029】上記バックライト23によりLCD22の
画面枠表示22aは、投影レンズ24により第3ミラー
20により後方に曲げられてファインダを覗く撮影者に
被写体に重なって表示される。該バックライト光は第3
ミラー20を透過し、一部はオートフォーカス光学系に
達するが、測距に関しては誤差の発生しない手段が取ら
れ、定常光が除去されるようになっている。
【0030】図6は、本実施例におけるズーム駆動部,
オートフォーカスユニット部を示した断面図であり、図
7は、該図6における、EE′断面,FF′断面および
光軸断面を示した部分断面図である。
【0031】図に示すように、ズームモータ26の出力
軸には、駆動量をモニタするためのフォトインタラプタ
用の多孔円板28が同軸に固定され、該円板28を挟ん
で該回転数を検知するフォトインタラプタ27が配置さ
れている。上記ズームモータ26の駆動力はギヤー列2
9により減速され、カム枠7に回転力が伝達されるよう
になっている。
【0032】上記カム枠7が回転されると、上記撮影レ
ンズ2のズーム動作が行われる。そして、ズーム位置
(焦点距離)の検知はフォトインタラプタ27の他にズ
ーム端を検知する部材(図示せず)により行われ、やは
り図示しないオートフォーカス駆動系によりピント合わ
せに寄与するレンズ群の移動制御に用いられる。また、
オートフォーカスユニット21は、ハーフミラーである
第3ミラー20の下部に収納されている。さらに、図6
に示すように、電池室33aには、電源用電池33が収
納されており、また、カメラ本体1の右側上部にはフラ
ッシュ用メインコンデンサー25が配置されている。
【0033】次に、本実施例の作用について説明する。
まず、光束が上記撮影レンズ2から撮影者の眼に至る、
ファインダ光学系を説明する。
【0034】図8は、撮影者が本実施例のカメラを把持
し、撮影動作に至る際の様子を示した斜視図である。
【0035】電源スイッチ40がオフのときは、図2に
示すように、撮影レンズ2はカメラ前面に対して同一か
もしくは引込んだ位置に配置されている。該電源スイッ
チ40がオンされると、撮影レンズ2はズームスイッチ
32によりズーム可能となる。このとき、該電源スイッ
チ40がオフのときに沈胴状態であれば、所定の焦点距
離までは自動で動作する。
【0036】上記第1ミラー9は退避状態9a(図2参
照)に位置しており、フィルム系への光束は遮断され、
露光されることはない。また、絞りシャッタユニット8
は開放状態となっており、入射した光束はファインダ光
学系に導かれる。そして、上記負・正レンズ系18,1
9で構成されたファインダ光学系により後部のファイン
ダ接眼部36より撮影者は撮影レンズ2を通して被写体
を観察できる。
【0037】上記オートフォーカスユニット21には、
ハーフミラーである第3ミラー20により一部光束が入
射し、撮影者がレリーズボタン31を第1ストロークま
で押圧して測距した後、フォーカス動作を行う。なお、
カメラの各種情報は表示部35のLCDにより表示され
るようになっている。
【0038】また、このとき、撮影者には上記バックラ
イト22により投影レンズ24を介したLCD22の画
面枠表示22aが、第3ミラー20により撮影レンズ2
による被写体像に重なって見えるようになっている。こ
れにより、撮影者はフレーミングを行うことが可能とな
る。
【0039】次に、光束が撮影レンズ2からフィルム1
3に至る、結像系について説明する。
【0040】まず、撮影者がレリーズボタン31を第1
ストロークまで押圧すると、オートフォーカス動作が行
われ、該オートフォーカス動作が終了した後、さらにレ
リーズボタン32を第2ストロークまで押し込むことに
より、露出シーケンスが開始する。この後、絞りシャッ
タユニット8が完全に閉じ、その後、絞りが所定の絞り
口径にまで開く。
【0041】次に、上記第1ミラー9が図2に示す退避
状態9aから撮影状態9bまで、時計方向に約45゜回
転し、撮影レンズ2の光軸上に位置する。この後、絞り
シャッターユニット8のシャッタ部材が所定の時間だけ
開放する。撮影レンズ2からの光束は、上記第1ミラー
9により右方向に曲げられ、補助レンズ10により結像
位置を延長され(図2参照)、さらに第2ミラー11に
より下方に曲げられアパーチャ12により決められる範
囲のフィルム13の面上に結像する(図3参照)。
【0042】シャッタが閉じると、上記第1ミラー9は
撮影状態9bより反時計方向に回転して退避状態9aに
戻る(図2参照)。さらに絞りが開放された後に、シャ
ッタが開放する。
【0043】なお、フィルム面への露光中は、上記第1
ミラー9からファインダ光学系への光束は完全に遮断さ
れ、該ファインダ光学系からの逆入射光は無い。
【0044】上記フィルム13は、カメラ本体1の下面
のパトローネ蓋38を開いて装填されるようになってい
る。該フィルム13が装填されているフィルムパトロー
ネ14は、通常のJIS135型のロールフィルムが装
填されている従来のフィルムパトローネに比べてその外
径および高さが小さく(直径φ17mm×高さh30m
m程度)、かつ通常はフィルム13の全長が該フィルム
パトローネ14内に完全に巻き込まれており、リーダ部
分が露呈していない。
【0045】上記フィルムパトローネ14は、その高さ
が小さいため、カメラ本体1の図1の上面図に示す左右
方向の幅寸法は70mm程度の小型化が可能になる。
【0046】パトローネ蓋38を閉じると、上記モータ
16により図示しないギヤー列により駆動フォーク17
が、ギヤー17aを介して図4で示す時計方向に回転さ
れる。この後、フィルム13がフィルムパトローネ14
の送出口から外部に送り出され、スプール15に向けて
給送される。この後、モータ16によりスプール15が
図4において時計方向に駆動され、フィルム13がスプ
ール15に巻着される。このとき、図示しない機能によ
りフィルムパトローネ14の回転動作は、スプール15
の駆動に対して支障にならないようになっている。
【0047】撮影が終了すると、フィルムパトローネ1
4が駆動されてフィルム13をフィルムパトローネ14
内に巻き戻す。このとき、スプール15の回転動作は、
該フィルム巻き戻し動作の妨げとならないようになって
いる。
【0048】撮影が終了して上記電源スイッチ40をオ
フすると、撮影レンズ2はカメラ本体1から出張らない
位置まで移動した後、停止する。
【0049】上記電源用電池33は、上述したように上
記スプール15の前方に収納され(図2,図4参照)、
電池室33aが形成されているカメラ本体1の右側面に
は装填取出し用の電池蓋37が設けられる(図1参
照)。上記電源用電池33は巻き取りフィルムスプール
15に対して撮影レンズ2が長さ方向に長くなっている
寸法により構成されたスプール15前方の空間に配置す
ることにより、効率の良くスペース利用ができている。
また同様に、フラッシュ発光部30も該スプール15前
方の空間に、前面から見て撮影レンズ2から離れた位置
に配設されており、赤目現象に対しても条件が良くなっ
ている(図1,図4参照)。
【0050】上記フラッシュ用のメインコンデンサ25
は、上述したように第2ミラー11とカメラ本体1の外
装との間に配設されている(図3,図7参照)。すなわ
ち、図7に示すように、断面が略三角形状をなす空間に
効率良く配置される。なお、このメインコンデンサ25
と上記電源用電池33とは、その形状が類似しているた
め置き替えて配置することも可能である。
【0051】上記撮影レンズ2は、明るさを確保するた
めに、ある程度の直径が必要となる。本実施例では、焦
点距離26mm〜100mmクラス(35mmフルサイ
ズで35mm〜135mm相当)で、フィルタ径が35
mm程度の撮影レンズ2を採用している。これにより、
図3に示すように、上記撮影レンズ2部のカメラ本体1
の高さh1は厚くなることになる。しかし、上記構成を
とることにより、フィルムパトローネ14,スプール1
5,電源用電池33,メインコンデンサ25,フラッシ
ュ発光部30等を配置したカメラ右半分の高さh2は、
該高さh1より小さくすることが可能となる。たとえば
h1とh2の差を8mm程度にすることができる。
【0052】このため、図8に示したようなホールディ
ング形態を考えた場合に、撮影レンズ2部の凸部を握持
することが可能となり、ブレにくい、しっかりしたホー
ルディングが可能になる。
【0053】また、カメラ表示部35は、第2ミラー1
1上部に形成された空間に設けたため、撮影者が手指で
覆うことなくカメラ本体1を把持することが可能となっ
ている。
【0054】また、本実施例においては、上記第1ミラ
ー9は揺動することで退避位置と撮影位置とを移動する
が、該第1ミラー9を、たとえば半透過のハーフミラー
で構成することで、本実施例と同様な効果を実現するこ
とも可能である。
【0055】このような第1実施例によると、撮影レン
ズ2から撮影系を第1,第2ミラーにより水平に前後方
向に配置したフィルムに結像するように構成したため、
出張りの無い、収納性の良い小型カメラが実現できる。
また、ファインダ光学系を第1ミラーの後方に配置し、
撮影レンズからの光束を直接用いたことによりパララッ
クスの無い一眼レフレックス方式のカメラを構成するこ
とが可能となる。
【0056】さらに、上述した構成により、TTLオー
トフォーカス、画面枠表示切換等も可能な小型カメラが
実現できる。
【0057】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0058】図9は、本発明の第2実施例のカメラを示
した正面透視図であり、図10は、該第2実施例のカメ
ラの透視上面図、また、図11は、同第2実施例のカメ
ラの主要部を示した斜視図である。
【0059】この第2実施例のカメラは、前面一側方に
撮影レンズ鏡筒101が配設され、該撮影レンズ鏡筒1
01の後方には、該撮影レンズ鏡筒101を通過した撮
影光線を他側方がわ(図10中、右がわ)へ反射させる
第1のミラー102aが配設されている。また、該第1
のミラー102aの他側方には、該ミラー102aから
の光束を下方に反射する第2のミラー102bが配設さ
れている(図9参照)。また、上記第2のミラー102
bの下方にはアパーチャ103が形成されていて、さら
に下方にはフィルム130が配設されるようになってい
る。
【0060】上記アパーチャ103の後方には、上記第
1実施例において説明したフィルムパトローネ14と同
等な小型パトローネ104が装填されるパトローネ室が
配設されている。一方、上記アパーチャ103の前方に
は、上記小型パトローネ104から送出されるフィルム
130を巻き取るフィルム巻取室(スプール室)105
が形成されている。また、上記パトローネ室の一側方に
は内蔵電池106が、さらに、該内蔵電池106の前方
には、ストロボ発光用メインコンデンサ107が配設さ
れている。
【0061】また、上記アパーチャ103の他側方に
は、リレー光学系のファインダ108が、さらに、該リ
レー光学系のファインダ108と上記アパーチャ103
との間には、フィルムの巻上げ、巻戻しやレンズ駆動の
ためのモータ109が配設される。
【0062】また、上記フィルム巻取室105の上方に
は、ストロボ110が配設され、該ストロボ110の両
側方には、オートフォーカス測距用の投光レンズ111
と受光レンズ112が配設されている。さらに、該受光
レンズ112の近傍には、測光用レンズ113が配設さ
れている。
【0063】なお、図11中、符号131で示される領
域は、上記第1のミラー102aからの光束の光路であ
る。
【0064】この第2実施例のカメラでは、撮影レンズ
鏡筒101を通った光線は、まず第1のミラー102a
で他側方がわに約90゜反射する(図10参照)。その
後、該光束は第2のミラー102b下方に向けてさらに
約90゜反射する。そして、該光束は、アパーチャ10
3を通過してフィルム130の面上に結像する。
【0065】この第2実施例のカメラによると、フィル
ム走行方向と撮影レンズの方向とを平行に配置すること
ができる。また、外部リレー系ファインダを用いたこと
により、カメラ本体の全長を小さくすることができる。
さらに、第1のミラーの後方にメインコンデンサ,電池
を縦配置することにより効率的なスペース利用が可能と
なる。また、ストロボ発光部およびオートフォーカス測
距用投受光レンズを指で覆うことのなくカメラ本体を把
持することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、小
型パトローネを用いた場合でも、保持し易い形態を実現
するための構成をなすカメラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるカメラの外観を示す
6面図である。
【図2】上記図1におけるAA′断面を示した要部断面
図である。
【図3】上記図1におけるBB′断面を示した要部断面
図である。
【図4】上記図1におけるCC′断面を示した要部断面
図である。
【図5】上記図1におけるDD′断面を示した要部断面
図である。
【図6】上記第1実施例におけるズーム駆動部,オート
フォーカスユニット部を示した断面図である。
【図7】上記図6における、EE′断面,FF′断面お
よび光軸断面を示した部分断面図である。
【図8】撮影者が本実施例のカメラを把持し、撮影動作
に至る際の様子を示した斜視図である。
【図9】本発明の第2実施例のカメラを示した正面透視
図である。
【図10】上記第2実施例のカメラの透視上面図であ
る。
【図11】上記第2実施例のカメラの主要部を示した斜
視図である。
【符号の説明】
1…カメラ本体 2…撮影レンズ 3…移動枠 4…レンズ群 5…移動枠 6…レンズ群 7…カム枠 8…絞りシャッターユニット 9…第1ミラー 10…補助レンズ 11…第2ミラー 12…アパーチャ 13…フィルム 14…フィルムパトローネ 15…スプール 16…モータ 30…フラッシュ発光部 33…電源用電池
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】さらに、カメラ本体1の後面にはファイン
ダー接眼部36、右側面には電源用電池33(図
照)の抜脱用の開閉可能な電池蓋37、下面にはフィル
ムパトローネ14(図2参照)の装填・取り出し用の開
閉可能なパトローネ蓋38がそれぞれ配設されている。
また、上面には電源をオン・オフするための電源スイッ
チ40(図8参照)が設けられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】図5は、上記図1における断面DD′を示
した要部断面図である。なお、図5中、上記第1ミラー
は、左側半部分を示している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】まず、撮影者がレリーズボタン31を第1
ストロークまで押圧すると、オートフォーカス動作が行
われ、該オートフォーカス動作が終了した後、さらにレ
リーズボタン32を第2ストロークまで押し込むことに
より、露出シーケンスが開始する。この後、絞りシャッ
タユニット8のシャッタ部材が完全に閉じ、その後、絞
りが所定の絞り口径にまで開く。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体をフィルム面上に結像させる撮影レ
    ンズと、 この撮影レンズの後方において、光軸を水平方向に略9
    0°方向に変換する第1の反射ミラーと、 この第1の反射ミラーに続いて、光軸を垂直方向に略9
    0°方向変換する第2の反射ミラーと、 を具備し、上記第2の反射ミラーにより曲折された光束
    が結像する位置に、該光束の軸に対して垂直にフィルム
    を配置したことを特徴とするカメラ。
JP5351086A 1993-12-30 1993-12-30 カメラ Withdrawn JPH07199348A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5351086A JPH07199348A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 カメラ
US08/362,127 US5495307A (en) 1993-12-30 1994-12-22 Camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5351086A JPH07199348A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07199348A true JPH07199348A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18414953

Family Applications (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006106071A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Olympus Corp 電子撮像装置

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US5495307A (en) 1996-02-27

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