JPH07197705A - 可変コード型シリンダ錠 - Google Patents

可変コード型シリンダ錠

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JPH07197705A
JPH07197705A JP5337551A JP33755193A JPH07197705A JP H07197705 A JPH07197705 A JP H07197705A JP 5337551 A JP5337551 A JP 5337551A JP 33755193 A JP33755193 A JP 33755193A JP H07197705 A JPH07197705 A JP H07197705A
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tumbler
retractor
insertion hole
variable
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Shunichi Osada
俊一 長田
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B29/00Cylinder locks and other locks with plate tumblers which are set by pushing the key in
    • E05B29/0066Side bar locking

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 変更可能なコード数が多く、旧コードへの復
帰も可能で、且つ、不正解錠され難い可変コード型シリ
ンダ錠を提供することを目的とする。 【構成】 ケース1の内周面に挿入されるプラグ6にタ
ンブラプレート24と可変タンブラ27を挿入し、タン
ブラプレート24に設けた鋸歯状の係合部26を可変タ
ンブラ27に設けた被係合部29に係脱可能に設け、可
変タンブラ27に係合するレトラクタ18にケースの内
周面に係脱する係合突起19を設け、プラグ6に、ケー
ス1及びタンブラプレート24に係脱可能なサイドバー
15と、リセットキー34によりケース17に係脱する
レトラクタ18を挿入した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダ錠のキーコー
ドの変更、及び、旧キーコードへの復帰が可能な可変コ
ード型シリンダ錠に関する。
【0002】
【従来の技術】ケーシングの扉などに固着されたシリン
ダ錠の鍵孔にキーを挿入し、プラグを回動操作すると、
プラグの後端に取り付けられているタングがケーシング
に係脱して扉などが施錠,解錠される。解錠状態でキー
が抜けないので、施錠忘れが防止できる利点があり、自
動販売機の扉や、ロッカの扉などをはじめ、広い分野に
利用されている。
【0003】キーを紛失したり、或いは合鍵を作成され
る危険性が生じたような場合には、キーコードを変更で
きる可変コード型シリンダ錠が利用される。一般の可変
コード型シリンダ錠は、タンブラピンとドライバピンと
の間に可変コードピンを挿入しておき、プラグの外周面
に可変コードピン挿入用の凹部を設け、第二キーを挿入
して回動したときに、可変コードピンが凹部に収容さ
れ、タンブラピンとドライバピンが直接に接触するので
キーコードが変換される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような可変コード
型のシリンダ錠では、複数組のタンブラピンとドライバ
ピンとの間に可変コードピンを介在させておき、すべて
の可変コードピンが凹部に収容されるまでキーコードの
変更ができるが、下記のような問題があった。 (1) 可変コード型でない一般のシリンダ錠では、タンブ
ラピンとドライバピンとの接触面であるシャーラインが
1箇所である。これに対して、可変コードピンを介在さ
せるとシャーラインが2箇所になるので、ピッキングさ
れる危険性が増加する。
【0005】(2) すべての可変コードピンが凹部に収容
されるまでキーコードを変更できるが、一般の可変コー
ド型シリンダ錠では、旧コードに復帰できないものが多
く、すべての可変コードピンが凹部に収容された後には
これ以上キーコードを変更することはできない。本発明
はかかる課題を解決することを目的としており、キーコ
ード数(鍵違い数)が多く、シャーラインが増加する欠
点がなく、且つ、旧コードに復帰する操作が簡単で、し
かも、不正なピッキングを効果的に防止する効果のある
サイドバーを使用した可変コード型シリンダ錠を提供す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の可変コード型シリンダ錠は、筒状に形成さ
れ、内周面にサイドバー係入用凹部とレトラクタ係入用
凹部が設けられるケースと、該ケースに回動可能に挿入
され、前面に鍵孔とリセットキー挿入孔が設けられ、上
記鍵孔と交叉するタンブラ挿入孔の一側にサイドバー収
容孔が設けられ、他側にレトラクタ収容孔が設けられる
プラグと、上記タンブラ挿入孔に摺動可能に挿入され、
一方の側面にサイドバー係合凹部が設けられ、他方の面
に鋸歯状の係合部が設けられるタンブラプレートと、上
記タンブラ挿入孔に遊嵌し、一方の面に上記係合部に係
脱可能な被係合部が設けられ、上記鍵孔に連通する鍵挿
通溝が設けられる可変タンブラと、上記レトラクタ収容
孔に挿入され、上記可変タンブラをタンブラ挿入孔に平
行に摺動案内する案内部とリセットキー挿通孔が設けら
れ、一端が上記鍵挿通溝に挿入されるキーに係合し、他
端には上記レトラクタ係入用凹部に係脱可能な係合突起
が設けられるレトラクタと、上記サイドバー収容孔に挿
入され、先端が上記サイドバー係入用凹部に係入する方
向に付勢され、付勢反対方向に移動したときに後端が上
記サイドバー係合凹部に係入するサイドバーと、上記リ
セットキー挿入孔及びリセットキー挿通孔に挿入され回
動操作されたときに上記レトラクタの係合突起を上記レ
トラクタ係入用凹部に係入する方向に押動するリセット
キーを設けた。
【0007】上記リセットキーに扇形形状部を形成し、
上記レトラクタのリセットキー挿通孔には扇形形状部に
押動される被押動面を設けることができる。
【0008】
【作用】上記のように構成された可変コード型シリンダ
錠が施錠状態にあるときには、プラグのサイドバー収容
孔に収容されたサイドバーの先端が、ケースのサイドバ
ー係入用凹部に係入している。タンブラプレートのサイ
ドバー係合凹部は、サイドバーの後端より変位した位置
にあり、サイドバーはプラグ内に没入不能な状態にあ
る。鋸歯状の係合部には、可変タンブラの被係合部が係
合している。
【0009】このような施錠状態のシリンダ錠の鍵孔に
正規キー(第一キー)を挿入すると、第一キーに押され
た可変タンブラと共にタンブラプレートがタンブラ挿入
孔に沿って移動し、タンブラプレートのサイドバー係合
凹部がサイドバーの後端に重なる位置になり、サイドバ
ーが没入可能になる。第一キーによりプラグを回動する
と、サイドバーの先端が、ケースのサイドバー係入用凹
部から押し出されてケースの内周面を滑り接触し、サイ
ドバーの後端がタンブラプレートのサイドバー係合凹部
に係入する。キーを解錠角度に回動すると、シリンダ錠
が解錠される。
【0010】キーコードを変更するには、プラグを所定
角度回動して、レトラクタの係合突起の位置をケースの
レトラクタ係入用凹部に一致させる。この状態で、リセ
ットキーをプラグのリセットキー挿入孔及びレトラクタ
のリセットキー挿通孔に挿入して回動操作すると、リセ
ットキーの扇形形状部に被押動面を押されたレトラクタ
が移動し、係合突起がレトラクタ係入用凹部に係入する
ので、プラグは回動不能となる。
【0011】このとき、レトラクタの案内部に係合して
いる可変タンブラは、レトラクタと共に移動し、可変タ
ンブラの被係合部とタンブラプレートの係合部との係合
が解除される。従って、タンブラプレートがサイドバー
により摺動不能であるのに対して、可変タンブラはタン
ブラ挿入孔の方向に移動可能である。
【0012】次に、第一に代えて第二キーを鍵孔に挿入
すると、第二キーが可変タンブラの鍵挿通溝を押動し、
可変タンブラがタンブラ挿入孔に対して平行に移動し、
タンブラプレートに対して変位する。次に、リセットキ
ーをもとの角度に復帰させて引き抜くと、可変タンブラ
27が押され、レトラクタが没入方向に移動し、タンブ
ラプレートの係合部に係合する。
【0013】この被係合部の係合位置は、もとの係合位
置と異なるので、もとの第一キーでは解錠不能のキーコ
ードに変更される。第三キー,第四キーを使用して同様
な操作を行うと、シリンダ錠が第三キー,第四キーのみ
が使用できるキーコードに変更される。
【0014】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
すると、図1は第一キーが挿入されたシリンダ錠の断面
図、図2は図1のX−X断面図、図3はシリンダ錠の分
解斜視図である。図1に示すように、筒状に形成された
ケース1の内周面に、サイドバー係入用凹部2と2個で
一対のレトラクタ係入用凹部3が設けられる。サイドバ
ー係入用凹部2及びレトラクタ係入用凹部3は、ともに
断面形状がV字形状に形成され、ケース1の軸方向に細
長い溝形状に形成される。ケース1の前端部には、図3
に示すように、内周面に大径部4が形成され、外周面に
鍔部5が周設される。
【0015】ケース1の内周面に回動可能に挿入される
プラグ6は、前面に非円形凹部7が設けられ、外周面の
前端部には、ケース1の大径部4に挿入される鍔部8が
設けられる。非円形凹部7の底に鍵孔9が設けられ、非
円形凹部7の外側には、プラグ6の軸心に平行なリセッ
トキー挿入孔10が設けられる。非円形凹部7には、プ
ラグ6の前壁となるガードプレート11が嵌着され、ガ
ードプレート11には、鍵孔9に連通する鍵孔12が設
けられる(図3参照)。
【0016】プラグ6には、鍵孔9に対して直角に交叉
し、プラグ6の外周面に開口するタンブラ挿入孔13が
設けられる(図1参照)。タンブラ挿入孔13は、図2
において左側部分13aの幅が広く、右側部分13bの
幅が狭くなっている。左側部分13aの壁面からプラグ
4の外周面に貫通するサイドバー収容孔14が設けられ
る(図1参照)。
【0017】サイドバー収容孔14は、左側部分13a
に開口する小径部14bと、小径部14bに連通しプラ
グ6の外周面に開口する大径部14aとにより構成され
る。大径部14aには、サイドバー15の先端部15a
が挿入され、サイドバー15の後端部15bが小径部1
4bに挿入され、先端部15aの後端面と大径部14a
の底との間にばね16が挿入される。先端部15aの先
端面は山形形状に形成され、先端部15aはばね16に
よりサイドバー係入用凹部2に係入する方向に付勢され
る(図1参照)。
【0018】プラグ6の右側部分13bからプラグ6の
外周面に貫通するレトラクタ収容孔17が設けられ、レ
トラクタ収容孔17の後部側壁面には、リセットキー挿
入孔10の延長線上にあるリセットキー支持凹部10′
が設けられ、レトラクタ収容孔17にはレトラクタ18
が挿入される。レトラクタ18には、ケース1の内周面
に接触する側に、レトラクタ係入用凹部3に係脱可能な
係合突起19が突設され、反対側には後述するキーKの
断面形状を規制する突起20が突設される(図1参
照)。プラグ6の後端部に角軸状の軸部21が延設さ
れ、軸部21の角部に雄ねじが螺設される(図3参
照)。
【0019】レトラクタ18のほぼ中央部に、レトラク
タ18の軸心に平行なリセットキー挿通孔22が設けら
れる。リセットキー挿通孔22は、図1において左側が
半円形で、右側に平面状の被押動面22aを有する非円
形の孔である。レトラクタ18には図4において裏面と
なる面に、タンブラ挿入孔13に平行な凹溝に形成され
た案内部23が設けられる(図2,図4参照)。
【0020】タンブラ挿入孔13の左側部分13aに摺
動可能に挿入されるタンブラプレート24は、図1にお
いて左側面にサイドバー係合凹部25が設けられ、右側
面に鋸歯状の係合部26が設けられる。サイドバー係合
凹部25は、プラグ6が施錠角度にあるときにサイドバ
ー14の後端部15bが係入可能である(図1参照)。
【0021】タンブラ挿入孔13の右側部分13bに摺
動可能に挿入される可変タンブラ27は、プラグ6の鍵
孔9につながる鍵挿通溝28と、鋸歯状の係合部26に
係脱可能な鋸歯状の被係合部29と、レトラクタ18の
案内部23に摺動可能な摺動突起30が設けられる(図
4参照)。ケース1の前端に嵌着され、ケース1の前端
壁を形成するキャップ31に、キーKを所定角度で抜き
差し可能な形状に形成されたキー挿入孔32とリセット
キー挿入孔33が設けられる(図3参照)。
【0022】プラグ6が図4に示す角度にあるときに、
プラグ6のリセットキー挿入孔10とキャップ31のリ
セットキー挿入孔33が重なり、リセットキー挿入孔3
3に挿入されるリセットキー34は、プラグ6のリセッ
トキー挿入孔10及びレトラクタ18のリセットキー挿
通孔22に挿通可能になる。リセットキー34は、把手
部35と、把手部35の先に延設される挿入部36とに
より構成され(図3参照)、挿入部36はDカットされ
(円柱状の外周面の一部を平面で切欠したD形状の断面
形状にされ)、各可変タンブラ27に対応する部分は、
D形状を更に切欠した扇形状部36aが形成される(図
4参照)。
【0023】シリンダ錠の組付けを説明すると、プラグ
6をケース1に挿入した後に、プラグ6の軸部21に、
角孔を有する回動規制カム37,角孔を有するタング3
8,ワッシャ39を挿通し、軸部21に螺設された雄ね
じに小ナット40を螺合する。かくして、プラグ6はケ
ース1の内周面に回動可能,軸方向に移動不能に挿入さ
れる。
【0024】ケース1の鍔部5にケースリング41を嵌
着し、ケース1を扉の孔(図示しない)に挿入した後
に、ケースの外周面42に螺設された雄ねじに大ナット
43を螺合し、ケース1を扉に固着する。
【0025】次に、以上のように構成された可変コード
型シリンダ錠の作用を図1,図4〜図10に基づいて説
明する。施錠状態の可変コード型シリンダ錠は、タンブ
ラプレート24のサイドバー係合凹部25がサイドバー
15の後端部15bから変位しているので、サイドバー
15は没入不能である。キー挿入孔32に正規のキー
(第一キー)Kを挿入すると、キーKが可変タンブラ2
7の鍵挿通溝28を押動し、可変タンブラ27及びタン
ブラプレート24が移動して、タンブラプレート24の
サイドバー係合凹部25が、サイドバー15の後端部1
5bと重なる位置まで移動する(図1参照)。
【0026】次に、第一キーKによりプラグ6を時計方
向に向けて回動すると、サイドバー15の先端部15a
がサイドバー係入用凹部2から押し出されてプラグ6内
に没入し、ケース1の内周面を滑り接触する(図4参
照)。サイドバー15の後端部15bはタンブラプレー
ト24のサイドバー係合凹部25に係入するので、タン
ブラプレート24及び可変タンブラ27はタンブラ挿入
孔13方向の摺動が拘束される。キーKを解錠角度に回
動すると、プラグ6と共に回動するタング38とケーシ
ング側との係合が解除され、開扉可能になる。
【0027】次に、キーコードを変更するには、第一キ
ーKを回動操作し、レトラクタ18の係合突起19を、
ケース1のレトラクタ係入用凹部3に一致させる(図4
参照)。このとき、キャップ31のリセットキー挿入孔
33とプラグ6のリセットキー挿入孔10が一致する。
【0028】次に、リセットキー34の挿入部36を、
キャップ31のリセットキー挿入孔33を経由して、プ
ラグ6のリセットキー挿入孔10に挿入して回動操作す
ると、リセットキー34の扇形状部36aがレトラクタ
18の被押動面22aを押動し、レトラクタ18がプラ
グ6の外周面から突出する方向に移動し、係合突起19
がケース1のレトラクタ係入用凹部3に係入するので、
プラグ6は回動不能となる(図5参照)。
【0029】このとき、レトラクタ18の案内部23に
係合している可変タンブラ27が、レトラクタ18と共
に移動し、可変タンブラ27の被係合部29とタンブラ
プレート24の鋸歯状の係合部26との係合が解除され
る。ここで、第一キーKを抜き取ると、タンブラプレー
ト24がサイドバー15により摺動不能であるのに対し
て、可変タンブラ27はタンブラ挿入孔13に平行に移
動可能である(図6では可変タンブラ27が自重により
移動した状態を示している)。
【0030】次に、第二キーK1 を鍵孔9に挿入する
と、第二キーK1 に鍵挿通溝28を押された可変タンブ
ラ27が、タンブラ挿入孔13に平行に移動する(図7
参照)。次に、リセットキー34を旧角度に回動復帰さ
せて引き抜くと、リセットキー34の旧角度回動によ
り、可変タンブラ27がリセットキー34の扇形状部3
6aに押され、可変タンブラ27の被係合部29が、タ
ンブラプレート24の鋸歯状の係合部26に係合する
(図8参照)。可変タンブラ27に係合するレトラクタ
18は、没入方向に移動してレトラクタ係入用凹部3か
ら離脱する。
【0031】この被係合部29の係合位置は、もとの係
合位置と異なるので、もとの第一キーKでは解錠不能の
キーコードに変更される。第二キーK1 を施錠角度に回
動して引き抜くと、図9に示すような施錠状態になる。
同様な操作でシリンダ錠を第三キー,第四キーに変更す
ることも、もとのキーコードに変更することもできる。
本発明の可変コード型シリンダ錠は、鋸歯状の係合部2
6と可変タンブラ27との噛み合わせ位置を変更するこ
とにより、キーコードを変更することができるので、キ
ーコードの変更数を多数もちたい場合に便利である。
【0032】施錠状態の可変コード型シリンダ錠にコー
ドの異なるキーK′を挿入すると、タンブラプレート2
4のサイドバー係合凹部25とサイドバー15の後端部
15bの位置が一致しないので、サイドバー15は没入
不能であり、従って、プラグ6は回動不能である(図1
0参照)。従って、キーのコードが可変コード型シリン
ダ錠のコードと正確に一致しない限り、解錠されるおそ
れはない。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 本発明の可変コード型シリンダ錠は、変更可能なキ
ーコード数が多く、又、もとのキーコードに復帰させる
こともできるので、しばしばキーコードを変更しなけれ
ばならない場合に便利である。 (2) 本発明の可変コード型シリンダ錠は、不正解錠の防
止効果が大きいサイドバーを使用しているので、防犯
性,信頼性が優れている。 (3) プラグのリセットキー挿入孔は、キャップによって
閉鎖されており、正規のキーがなければ正規のキーがな
ければ露出されないので、不心得者がプラグのリセット
キー挿入孔をいたずらすることはできない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可変コード型シリンダ錠のキー挿入状
態を示す縦断面図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】本発明の可変コード型シリンダ錠の分解斜視図
である。
【図4】本発明の可変コード型シリンダ錠のリセットキ
ー挿入状態を示す縦断面図である。
【図5】図4の状態からリセットキー操作状態を示す縦
断面図である。
【図6】図5の状態からキー引抜き状態を示す縦断面図
である。
【図7】第二キー挿入状態を示す縦断面図である。
【図8】第二キーを僅か回動した状態を示す縦断面図で
ある。
【図9】本発明の可変コード型シリンダ錠の施錠状態を
示す縦断面図である。
【図10】キーコードの異なるキーを挿入した状態を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 サイドバー係入用凹部 3 レトラクタ係入用凹部 6 プラグ 9,12 鍵孔 10,23 リセットキー挿入孔 13 タンブラ挿入孔 14 サイドバー収容孔 15 サイドバー 16 ばね 17 レトラクタ収容孔 18 レトラクタ 19 係合突起 22 リセットキー挿通孔 22a 被押動面 23 案内部 24 タンブラプレート 25 サイドバー係合凹部 26 鋸歯状の係合部 27 可変タンブラ 28 鍵挿通溝 29 被係合部 30 摺動突起 34 リセットキー 36 挿入部 36a 扇形状部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に形成され、内周面にサイドバー係
    入用凹部とレトラクタ係入用凹部が設けられるケース
    と、 該ケースに回動可能に挿入され、前面に鍵孔とリセット
    キー挿入孔が設けられ、上記鍵孔と交叉するタンブラ挿
    入孔の一側にサイドバー収容孔が設けられ、他側にレト
    ラクタ収容孔が設けられるプラグと、 上記タンブラ挿入孔に摺動可能に挿入され、一方の側面
    にサイドバー係合凹部が設けられ、他方の面に鋸歯状の
    係合部が設けられるタンブラプレートと、 上記タンブラ挿入孔に遊嵌し、一方の面に上記係合部に
    係脱可能な被係合部が設けられ、上記鍵孔に連通する鍵
    挿通溝が設けられる可変タンブラと、 上記レトラクタ収容孔に挿入され、上記可変タンブラを
    タンブラ挿入孔に平行に摺動案内する案内部とリセット
    キー挿通孔が設けられ、一端が上記鍵挿通溝に挿入され
    るキーに係合し、他端には上記レトラクタ係入用凹部に
    係脱可能な係合突起が設けられるレトラクタと、 上記サイドバー収容孔に挿入され、先端が上記サイドバ
    ー係入用凹部に係入する方向に付勢され、付勢反対方向
    に移動したときに後端が上記サイドバー係合凹部に係入
    するサイドバーと、 上記リセットキー挿入孔及びリセットキー挿通孔に挿入
    され回動操作されたときに上記レトラクタの係合突起を
    上記レトラクタ係入用凹部に係入する方向に押動するリ
    セットキーを備えたことを特徴とする可変コード型シリ
    ンダ錠。
  2. 【請求項2】 上記リセットキーに扇形形状部が形成さ
    れ、上記レトラクタのリセットキー挿通孔には扇形形状
    部に押動される被押動面が設けられることを特徴とする
    請求項1記載の可変コード型シリンダ錠。
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