JPH07192688A - メタルハライドランプ及び照明装置並びに投写型表示装置 - Google Patents

メタルハライドランプ及び照明装置並びに投写型表示装置

Info

Publication number
JPH07192688A
JPH07192688A JP5334113A JP33411393A JPH07192688A JP H07192688 A JPH07192688 A JP H07192688A JP 5334113 A JP5334113 A JP 5334113A JP 33411393 A JP33411393 A JP 33411393A JP H07192688 A JPH07192688 A JP H07192688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal halide
range
lamp
arc tube
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5334113A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Ito
治郎 伊藤
Tomiyoshi Ushiyama
富芳 牛山
Tsugi Urushibara
嗣 漆原
Hisao Yoshiike
久夫 吉池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Iwasaki Denki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp, Iwasaki Denki KK filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP5334113A priority Critical patent/JPH07192688A/ja
Publication of JPH07192688A publication Critical patent/JPH07192688A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)
  • Discharge Lamp (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で、発光効率およびスクリーン照度が高
く、色バランスも良く、しかも寿命の長い、プロジェク
ター用の光源として適したメタルハライドランプを提案
すること。 【構成】 メタルハライドランプ2の入力電力は約13
0から約180Wの範囲内に設定され、電極間距離AL
は約2.5mmから約3.5mmの範囲内に設定され、
発光管21の発光部22を全体として概ね楕円球あるい
は概ね球形状とし、その外径Dを約9mmから約11m
mの範囲内にすると共に、その長さLも約9mmないし
約11mmの範囲内に設定してある。さらには、電極を
構成している電極芯棒25、26の直径を、約0.55
mmから約0.65mmの範囲内に設定してある。この
構成によれば、小型でありながら、スクリーン照度が高
く、色バランスが良く、しかも長寿命のランプを実現で
きる。特に、本発明のランプはプロジェクター等の光源
として用いるのに適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は投射型表示装置の光源と
して用いるのに適したメタルハライドランプに関するも
のである。また、本発明は、このメタルハライドランプ
と反射鏡の組み合わせからなる照明装置に関するもので
ある。さらに、本発明は、このメタルハライドランプを
光源とした投写型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メタルハライドランプは、他の形式のラ
ンプに比べて、発光効率が良く、長寿命であり、演色性
にも優れているので、投写型表示装置(以下、プロジェ
クターと呼ぶ。)等の光源として利用されている。一般
的には、反射鏡と組み合わせて照明装置を構成し、これ
をプロジェクター等の光源として利用している。
【0003】従来において使用されている一般的なメタ
ルハライドラインプは、そのアーク長、すなわち電極間
距離が約5mmないし7mm程度であり、その入力電力
は150W程度である。ここで、プロジェクター等の光
源としてメタルハライドランプを使用する場合には、ラ
ンプの発光部を小さくして、集光率等の光学的な効率を
上げることが望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ランプ
の発光部を小型化するために、単に、発光部の両端に形
成されたシール部に封着されている電極間距離を短くし
たのみでは、発光スペクトルが輝線スペクトルになり易
く、プロジェクターの光源として相応しくなくなってし
まう。また、発光部を小さくすると、発光管がその内部
に封入されている金属ハロゲン化物との反応により失透
を起こし、あるいは、発光管の管壁負荷が増大して、ラ
ンプ寿命が著しく短くなるおそれがある。
【0005】本発明の課題は、プロジェクターの光源と
して用いるのに適した小型の発光部を備え、しかも演色
性が良く、寿命も長いメタルハライドランプを提案する
ことにある。また、本発明の課題は、このメタルハライ
ドランプと反射鏡との組み合わせからなる照明装置を提
案することにある。さらに、本発明の課題は、このメタ
ルハライドランプを光源としたプロジェクターを提案す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】上記の課題を
解決するために、本発明では、発光部およびその両端に
形成されたシール部から構成される発光管内に、シール
部に封着され所定の間隔で対向配置された一対の電極
と、金属ハロゲン化物とが封入された構成のメタルハラ
イドランプにおいて、次の構成を採用している。すなわ
ち、当該ランプの入力電力を約130から約180Wの
範囲内に設定してある。また、電極間の距離を約2.5
mmから約3.5mmの範囲内に設定してある。さら
に、発光管の発光部を全体としておおむね楕円球あるい
は球形状とし、その外径を約9mmから約11mmの範
囲内にすると共に、その長さを約9mmないし約11m
mの範囲内に設定してある。さらには、電極を構成して
いる電極心棒の直径を、約0.55mmから約0.65
mmの範囲内に設定してある。
【0007】上記の構成において、入力電力が130W
未満の場合にはランプの発光効率が激減してしまい、ま
た、180Wを越える場合には、管壁負荷が大きくなり
過ぎて寿命が短くなってしまうので、好ましくない。
【0008】電極間距離、すなわちアーク長は短い程、
集光率の向上を達成できるが、発光効率は逆に長い程向
上する。したがって、光学的に好適な範囲は、これらの
双方を考慮した範囲であり、この範囲が、約2.5mm
から約3.5mmである。
【0009】ランプの発光部の寸法が上記の範囲よりも
小さい場合には、管壁負荷が過大になり、ランプ寿命に
悪影響が及ぶ。逆に、上記の範囲よりも大きな寸法の場
合には、光学的特性、特に演色性が低下してしまうので
好ましくない。
【0010】次に、電極棒の外径が0.55mm未満の
場合には、その熱容量が小さいので熱破損等を来すおそ
れがある。逆に0.65mmを越える場合には、ランプ
始動電圧の上昇を招くと共に、電極の熱損失が大きくな
りランプ発光効率、演色性などの発光特性の低下を招く
ので、好ましくない。
【0011】上記のように構成した本発明によれば、光
学特性が良く、寿命が長く、プロジェクターの光源とし
て使用するのに適したメタルハライドランプを実現でき
る。
【0012】次に、上記構成のメタルハライドランプに
おいては、そこに封入される金属ハロゲン化物の量を、
約0.2mgから約0.6mgの範囲にすることが好ま
しい。これよりも多い場合には、発光管の失透が早期に
始まりランプ寿命が短くなってしまう。逆に、これより
も少ない場合には、発光特性が低下し、また、発光管の
黒化も生じ易くなるので好ましくない。
【0013】ここで、封入される金属ハロゲン化物とし
て、更に、ハロゲン化錫、ハロゲン化鉛およびハロゲン
化亜鉛のうちの少なくとも1つを、約0.05mgから
約0.1mgの範囲内の量だけ加えることが好ましい。
このようにすると、発光管内の蒸気圧を高めることがで
き、演色性を更に改善でき、より色バランスのとれたラ
ンプを実現できる。この範囲よりも多い量を加えると、
発光効率が低下するので好ましくない。また、この範囲
よりも少ない量の場合には、これらの金属ハロゲン化物
を加えることによる効果が得られない。
【0014】また、封入される金属ハロゲン化物とし
て、一般的に封入される沃化水銀の代わりに、臭化水銀
を添加することが好ましい。この臭化水銀の添加量は、
当該臭素と、総沃素量とのモル比が約0.1から約0.
6の範囲内とすることが好ましい。この範囲の量の臭素
を添加すると、臭素は活性度が高く、したがって電極の
タングステンとの結び付きが強く、反応速度が早いの
で、発光管内の黒化を防止でき、ランプ寿命を長くする
ことができる。添加量が上記の範囲より多い場合には、
臭素によって電極の消耗を招くので好ましくない。ま
た、上記の範囲よりも少ない場合には、添加することに
よる効果が得られない。
【0015】次に、本発明の照明装置は、上記の構成の
メタルハライドランプと、反射面を備えた反射鏡との組
み合わせからなる構成を採用し、メタルハライドランプ
の発光管における反射鏡の開口部側の形状を細くしたこ
とを特徴としている。反射鏡と組み合わせることによ
り、ランプはその反射鏡の底部側の温度は高まるが、こ
れに比べて反射鏡の開口部側の温度はそれ程上昇しな
い。本発明では、反射鏡の開口部側の部分の形状を細く
してあるので、この部分の温度を高めることができ、こ
れによって、発光管内の温度バランスを改善でき、発光
スベクトルが改善される。
【0016】ここで、反射鏡の開口部側の温度を高める
ためには、この開口部側に位置しているランプの発光管
のシール部およびこれに連続する発光部の外周を保温膜
で覆えばよい。しかし、本発明のように小型化した発光
管において、保温膜による被覆範囲が広すぎると、反射
鏡の底部側の発光管の部分が高温になり過ぎてしまい、
好ましくない。そこで、本発明の照明装置においては、
反射鏡の開口部側にある発光管のシール部およびこれに
連続する発光部の外周のうち、少なくともシール部の外
周における発光部に連続する部分のみを保温膜で覆うよ
うにしている。また、これに連続する発光部の部分を保
温膜で覆う場合には、シール部と発光部の境界から反射
鏡の底部側に向けて約2mm以下の幅にしている。この
ように保温膜を形成することにより、発光管の最高温部
の温度を上昇を抑制することができる。
【0017】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。
【0018】(第1の実施例)図1は、本発明を適用し
た液晶プロジェクターの光学系の概略ブロック図であ
る。この液晶プロジェクター1の光源は、メタルハライ
ドランプ2と反射鏡4との組み合わせからなる照明装置
6によって構成されている。この照明装置6からの出射
光の光軸方向に沿って、照明装置6の側から、緑反射ダ
イクロイックミラー7、赤反射ダイクロイックミラー
8、アルミニウムが蒸着された反射ミラー9がこの順番
で配置されている。これらのミラーは光軸に対して同一
方向に向けて45度の角度で配列されている。緑反射ダ
イクロイックミラー7に対して、光軸方向に対して直交
する方向には、一定の間隔を於いて、アルミニウムが蒸
着された反射ミラー10が配置されている。同様な配置
関係で、赤反射ダイクロイックミラー8に対峙させて赤
反射ダイクロイックミラー11が配置され、アミルミニ
ウムが蒸着された反射ミラー9に対峙させて青透過ダイ
クロイックミラー12が配置されている。また、赤反射
ダイクロイックミラー8とアルミニウムが蒸着された反
射ミラー9の間には青色用液晶パネル13が配置され、
赤反射ダイクロイックミラー8、11の間には、赤色用
液晶パネル14が配置され、反射ミラー10と赤反射ダ
イクロイックミラー11の間には、緑色用液晶パネル1
5が配置されている。
【0019】照明装置6から出射された光は、各色の反
射用ダイクロイックミラーにより、赤、緑、青の各色に
分離される。分離された各色の光は、それぞれ、対応す
る色の液晶パネルを通過する。通過する際に、それぞれ
の色に対応する映像信号により光の強度が調整される。
強度調整された各色の光は、ダイクロイックミラー11
および12を通って合成され、この後、投射レンズ16
によって拡大投影される。これにより、スクリーン17
上に像を結び、ここに画像が得られる。
【0020】図2は本例における照明装置6の概略断面
図である。この図において、2はメタルハライドランプ
であり、4はこのランプが取付けられた反射鏡である。
本例のメタルハライドランプ2の発光管21は石英硝子
製であり、その中央に形成されている発光部22は、お
おむね球形に近い楕円球形状をしており、この発光部2
2の両側には電極シール部23、24が一体成形されて
いる。発光部22の内部においては、元端側がシール部
23、24内に封入された電極芯棒25、26がほぼ同
軸線上において、一定の間隔を於いて対向配置されてい
る。これらの電極芯棒25、26の先端から僅かに後退
した位置には、それぞれ、タングステン線を蜜に巻くこ
とにより形成したコイル27、28が配置されている。
シール部23、24内に埋設されている各電極芯棒2
5、26の元端側は、それぞれモリブデン箔29、30
を介して、モリブデンワイヤ31、32に接続されてい
る。これらのモリブデンワイヤ31、32の他端側は、
それぞれ口金33およびニッケルリード線34に接続さ
れている。
【0021】一方、反射鏡4は、図に示すように断面が
放物線形状の反射面41を備え、その反射面の底部中央
には、ランプ取付穴42が形成されている。この取付穴
42に、上記構成のランプの口金33の部分が挿入さ
れ、耐熱性の接着剤によって固着されている。ここに、
ランプ2は、その電極芯棒25、26の軸心が、反射面
41の中心軸に一致する状態に取付けられている。な
お、ランプのニッケルリード線34は反射鏡4を貫通し
て裏面側に引き回され、外部接続用の端子35に接続さ
れている。口金33の底面側にも、外部接続用の端子部
材36が取付けられる。
【0022】ここで、本例のメタルハライドランプ2の
発光管21は、ランブ電力150W用に設計したもので
ある。この発光管21における発光部22の最大外径D
は、10mmである。また、その長さL、すなわち、電
極心棒25、26の埋設表面の間の距離は10mmであ
る。この発光部の肉厚はほぼ1mmに設定されている。
次に、発光部22内に封入されている一対の電極芯棒2
5、26は、その外径が0.6mmであり、またそれら
の間の距離、すなわち電極間距離ALは3mmに設定さ
れている。さらに、本例においては、発光管21内に
は、金属ハロゲン化物として、沃化ディスプロシウム、
沃化ネオジウムおよび沃化セシウムを0.3mg封入す
ると共に、バッファガスとしての水銀および始動用補助
ガスとしてのアルゴンを封入した。
【0023】このように構成した本例の照明装置6を用
いた液晶プロジェクター1においては、良好なスクリー
ン照度が得られ、また、演色性にも優れ、さらに、長時
間使用によっても失透を生じないことが確認された。
【0024】ここで、本発明者は、上記構成のメタルハ
ライドランプ2を用いて、入力電力の変化に対する発光
効率および管壁負荷の変動を測定した。この結果を図3
に示す。図において特性曲線101で示すように、発光
効率(lm/W)は、入力電力が130Wを下回ると急
激に低下することが分かる。一方、管壁負荷(W/cm
2 )は特性曲線102で示すように、入力電力にほぼ比
例して増加することが見て取れる。管壁負荷が90W/
cm2 を越える状態になると、石英硝子製の発光管21
に破裂等のおそれが高まる。したがって、これら発光効
率および管壁負荷の関係から、入力電力は、約130W
から約180Wの範囲内が好ましい。図の特性曲線は、
前述したように電極間距離ALが3mmの場合である
が、この距離ALを約2.5mmから約3.5mmの範
囲で変化させた場合にもほぼ同様な結果が得られた。
【0025】次に、上記構成のメタルハライドランプ2
において、電極間距離ALを変化させた場合における発
光効率の変動、液晶パネル上の集光率の変動を測定し
た。この測定においては、液晶パネルとして1.3イン
チのサイズのものを使用した。図4(B)の曲線103
は電極間距離ALに対する集光率(%)の変化を示し、
曲線104は発光効率(lm/W)の変化を示す。これ
らの曲線から分かるように、集光率は電極間距離ALを
短くすればする程改善される。すなわち、プロジェクタ
ー用の光源としては、点光源に近ければ近い程利用しや
すく、明るい画面を得ることができる。しかし、電極間
距離ALを短くし過ぎると、電子の衝突が電極に対して
激しくなるので、電極の温度が上昇し、電極であるタン
グステンが融点を越えて徐々に飛散してしまう。
【0026】これに対して、曲線104で示すように、
発光効率の方は、電極間距離ALが長くなる程、すなわ
ち、電極間のアーク長が長くなる程、改善される。この
ように、電極間距離ALに対する発光効率および集光率
は逆に関係にある。したがって、スクリーン照度等は、
これらの双方の値を考慮する必要がある。
【0027】図4(A)には、各電極間距離ALに対す
る、これらの双方の値を掛け合わせた値をプロットして
得られる曲線105を示してある。この曲線105から
分かるように、電極間距離ALが約2.5mmから約
3.5mmの範囲においては、良好な特性が得られる。
【0028】次に、発光管21の発光部22の寸法につ
いて説明する。液晶プロジェクターの光源としては、
赤、緑、青の各色の発光スペクトルのバランスがとれて
いることが必要である。スクリーン上での白色は、赤、
緑、青の光量比により決まる。電極間距離ALを本例の
ように短くすると、スペクトルが水銀の輝線スペクトル
になり易い。このため、緑の輝線が強く、緑の光量を減
らさないと、スクリーン上で緑がかった白色になってし
まう。しかし、比視感度の高い緑を減らすことは、スク
リーン上で得られる明るさを低減することになる。これ
では、電極間距離ALを短くしたことにより得たスクリ
ーン照度の向上が相殺されてしまう。ここで、ランプの
スペクトル分布を決めている要素が発光管内の蒸気圧で
あり、蒸気圧を決めているのが発光管の最冷部の温度で
ある。よって、発光管の寸法を小さくすることにより、
最冷部の温度を高めればよい。このようにして最冷部の
温度を高めることにより、発光管内の蒸気圧を高め、封
入金属の発光を促進させて、水銀の輝線スペクトルを弱
めることができる。
【0029】本発明者は、この点に鑑みて、本例のメタ
ルハライドランプ2において、発光管21の管径Dを変
化させ、それに対する平均演色評価数(Ra)を測定し
た。すなわち、発光部22の外径Dの変化に対する平均
演色評価数の変動を測定した。図5の曲線106はこの
関係を表している。発光管の寸法を小さくすることによ
り、発光管の最冷部の温度を高め、発光管内の蒸気圧が
高まり、封入金属が発光して輝線スペクトルが弱まる。
このことは、曲線106に示すように平均演色評価数
(Ra)が高まることに対応しており、平均演色評価数
が高まれば、色バランスが良くなり、プロジェクターの
光源として使用するのに、より適したものになる。しか
し、管の寸法を小さくしすぎると、管壁負荷が増大し、
管の破裂等のおそれも高まる。また、最高温部の温度も
高まり、発光管の素材である石英硝子も耐えられない状
態になるおそれがある。これらの点を考慮すると、発光
管は、概ね楕円球、あるいは球形状のものとし、その発
光部の外径Dおよび長さLを、約9mmから約11mm
の範囲内にすることが好ましいことが確認された。
【0030】次に、本例のメタルハライドランプ2にお
ける一対の電極芯棒25、26の直径について説明す
る。従来において一般的に使用されている入力電力が1
50Wのメタルハライドランプにおける電極芯棒の直径
は約0.5mmであり、また、電極間距離は約5mmで
ある。本例のように、電極間距離ALを約2.5mmか
ら約3.5mmに狭くした場合には、電子が電極である
タングステンに激しく衝突するようになり、電極温度が
タングステンの融点を越え、電極が徐々に飛散するおそ
れがある。このような事態になると、電極間が長くな
り、タングステンと石英の反応により発光管内が黒化し
てしまう、といった弊害が発生する。本例では、このよ
うな弊害を回避するために、電極芯棒を従来において使
用されているものよりも太くし、その直径を0.6mm
に設定している。このように太くすることにより、電極
の熱容量が大きくなり、電極の飛散が発生しにくくな
り、発光管内の黒化も防止できる。これによりランプの
長寿命化を達成できる。本発明者の実験によれば、電極
の直径を0.65mmよりも太くすると、ランプ始動電
圧の上昇や、電極熱損失の増大化を招き、発光特性が低
下するおそれがあり、このましくないことが確認され
た。したがって、電極直径は、約0.55mmから約
0.65mmの範囲が好ましい。
【0031】以上説明したように、本例におけるメタル
ハライドランプ2においては、その入力電力を約130
Wから約180Wの範囲内に設定し、電極間距離ALを
約2.5mmから約3.5mmの範囲内に設定し、発光
管の発光部をその外径Dおよび長さLが約9mmから約
11mmの範囲の楕円球あるいは概ね球形状に設定し、
さらに、電極の直径を約0.55mmから約0.65m
mに設定してある。したがって、本例によれば、スクリ
ーン照度が高く、色バランスも良く、しかも長寿命の液
晶ブロジェクターに適した光源を実現できる。
【0032】ここで、上記構成のメタルハライドランプ
2の発光管内に封入されている金属ハロゲン化物の封入
量と、寿命との関係について考察する。本発明者は、こ
の関係を調べるために、封入量に対するランプの照度維
持率の関係を測定した。図6には、点灯時間に対する照
度維持率(%)の変動曲線を示してあり、この図におい
て、曲線107は封入量が0.4mgの場合、曲線10
8は封入量が0.6mgの場合、曲線109は封入量が
0.8mgの場合である。これらの曲線から分かるよう
に、封入量が多くなると、寿命が短くなる。これは、封
入量が多くなると、発光管の大きさに対して封入金属が
蒸発しきれなくなり、金属ハロゲン化物の液層が発光管
の下側に溜まってしまう。この液層が発光管の素材であ
る石英硝子と反応して、失透を起こす。失透が始まる
と、発光管内全体に失透が急速に広まり、寿命が短くな
る。封入量を0.6mg以下に抑えることにより、金属
ハロゲン化物の液層と石英の反応が生じにくくなり、こ
の反応による失透が生じにくいことが確認された。しか
しながら、封入量を0.2mg未満にすると、発光特性
が低下する、発光管の黒化が生じ易くなる、等の弊害が
発生するので好ましくない。したがって、この金属ハロ
ゲン化物の封入量を、約0.2mgから約0.6mgの
範囲内に設定することにより、発光特性を維持しつつ、
ランプの長寿命化を達成することができる。
【0033】次に、本例のランプにおける色バランスを
更に改善するためには、封入する金属ハロゲン化物とし
て、ハロゲン化錫、ハロゲン化鉛、あるいはハロゲン化
亜鉛のうちの一つを、約0.05mgから約0.1mg
の範囲で添加すればよい。一例としてハロゲン化錫を
0.05mg添加した場合には、発光管内の蒸気圧が高
まり、水銀の輝線スペクトルが抑制され、他の金属ハロ
ゲン化物の発光が促進され、平均演色評価数(Ra)が
向上して色バランスが良くなることが確認された。しか
し、ハロゲン化錫の添加量を0.1mgよりも多くする
と、発光効率の低下を招くので好ましくない。逆に、添
加量が0.05mgよりも少ない場合には、添加する効
果が得られない。よって、添加量は、約0.05mgか
ら約0.1mgの範囲内が好ましい。なお、ハロゲン化
鉛、ハロゲン化亜鉛の場合も同様である。
【0034】一方、本例のランプにおいて、更なる長寿
命化を図るためには、沃化水銀の代わりに臭化水銀を発
光管内に添加すればよい。臭化水銀を添加した場合に
は、沃化水銀を添加する場合にくらべて、臭素の活性度
が高いので、タングステンとの結合が強く、反応速度も
早い。したがって、発光管内の黒化を防止でき、ランプ
寿命を延ばすことができる。臭化水銀の添加量は、臭素
量(Bモル)に対する、総沃素量(Aモル)のモル比
(B/A)が、約0.1から約0.6の範囲となるよう
に設定すればよい。これよりも少ない添加量では、臭化
水銀を添加する効果が得られない。逆にこれよりも多い
添加量では、活性度が高い臭素によって電極であるタン
グステンが反応し、電極が細くなったり、折れやすくな
る。なお、図7には、同一添加量で、臭化水銀を添加し
た場合(曲線110)、沃化水銀を添加した場合(曲線
111)におけるランプの点灯時間に対する照度維持率
(%)の変動を示してある。この図から分かるように、
臭化水銀を添加した方が、照度維持率が良く、したがっ
て、ランプの寿命を延ばすことが可能である。
【0035】(発光管の別の実施例)図8には、上記の
第1の実施例におけるメタルハライドランプの別の実施
例を示してある。本例のメタルハライドランプ60は、
その発光管形状が異なっている以外は、前述したランプ
2と同一であるので、対応する部分には同一の符号を付
し、以下においてはそれらの部分の説明は省略する。
【0036】メタルハライドランプをプロジェクター等
の照明装置として使用する場合、反射鏡等で光を集め
る。この場合のメタルハライドランプ60の発光管62
の温度分布は次のようになる。反射鏡4に囲まれている
発光管面は、ランプ単体の時に比べて反射鏡に囲まれて
いるために、温度が上昇する。逆に、反射鏡4の開口部
側の発光管面の温度は、ランプ単体の時と同等あるいは
若干上昇する程度である。ここで、ランプ61の発光ス
ペクトルは、発光管の最も温度の低い部分、すなわち、
最冷部の温度に依存するので、この部分の温度を高める
ことにより、発光スペクトルは改善される。この最冷部
は、反射鏡4の開放部側の発光管における発光部62と
シール部24の境界部分にほぼ位置する。
【0037】本例においては、この最冷部の温度を高め
るために、発光管における反射鏡の開口部側の形状を細
くし、これによって、この部分を、電極間に形成される
アークに近づけるようにしている。すなわち、発光管6
1の発光部62の形状は、反射鏡の底部側においては、
概ね楕円球あるいは球形状をしているが、反対側におい
ては、ほぼ円錐台形状となるように細くしてある。
【0038】このように、本例においては、発光管61
の発光部62の形状を、反射鏡開口部側において細くし
てあるので、その最冷部の温度を高めることができ、ラ
ンプの発光スペクトルを改善することができる。なお、
発光部62の反射鏡の開口部側の形状は、本例のような
円錐台形状以外の形状としても良いことは勿論である。
【0039】図9には、発光管61の変形例を示してあ
る。この図に示すメタルハイラドランプ70において
は、その発光管71における反射鏡開口部側の部分を、
保温膜で被覆することにより、最冷部の温度を高めて、
より一層の発光スペクトルの改善を図っている。すなわ
ち、本例においては、発光管71の反射鏡開口部側のシ
ール部24の外周面のほぼ全体と、これに連続している
発光部72の外周部分とを、保温膜75により被覆して
ある(図においては、保温膜の形成範囲を斜線で示して
ある。)。このように保温膜75を形成することによ
り、発光管71の最冷部の温度を高めて、発光スペクト
ルを改善することができる。
【0040】ここで、従来においてもこのような保温膜
を形成したものが知られている。しかし、本例において
は、発光部72の外周に形成した保温膜75を、シール
部24と発光部72の境界から発光部側に向けての幅が
約2mm以下となるように形成してあることを特徴とし
ている。すなわち、本例においては、前述したように、
発光管の寸法を小さくしてあるので、その分、発光管7
1内の最高温部の温度も高まっている。このため、従来
のように、発光部72の外周を広く保温膜で覆ってしま
うと、この最高温部の温度が高くなり過ぎてしまい、発
光管の素材である石英が劣化してしまう。本例では、こ
の発光部72を覆う保温膜を少ない範囲に限定してある
ので、高温による石英の失透を防止でき、ランプ寿命を
延ばすことができる。
【0041】なお、本例では、シール部24の外周と、
これに連続している発光部72の外周の双方に保温膜を
形成しているが、シール部24のみに保温膜を形成して
もよいことは勿論である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メタルハライドランプの入力電力を約130から約18
0Wの範囲内に設定し、電極間の距離を約2.5mmか
ら約3.5mmの範囲内に設定し、発光管の発光部を全
体として概ね楕円球あるいは球形状とし、その外径を約
9mmから約11mmの範囲内にすると共に、その長さ
を約9mmないし約11mmの範囲内に設定してある。
さらには、電極を構成している電極心棒の直径を、約
0.55mmから約0.65mmの範囲内に設定してあ
る。この構成によれば、小型でありながら、スクリーン
照度が高く、色バランスが良く、しかも長寿命のランプ
を実現できる。特に、本発明のランプはプロジェクター
等の光源として用いるのに適している。
【0043】また、本発明では、封入される金属ハロゲ
ン化物の量を、約0.2mgから約0.6mgの範囲に
しているので、発光特性を保持しつつ、ランプの長寿命
化を実現することができる。
【0044】さらに、本発明では、封入される金属ハロ
ゲン化物として、更に、ハロゲン化錫、ハロゲン化鉛お
よびハロゲン化亜鉛のうちの少なくとも1つを、約0.
05mgから約0.1mgの範囲内の量だけ加えるよう
にしている。このようにすることにより、発光管内の蒸
気圧を高めることができ、演色性を更に改善でき、より
色バランスのとれたランプを実現できる。
【0045】さらにまた、本発明では、封入される金属
ハロゲン化物として、沃化水銀に代えて臭化水銀封入
し、当該臭化量と、総沃素量とのモル比が約0.1から
約0.6の範囲内で添加するようにしている。このよう
にすることにより、発光管内の黒化を防止でき、ランプ
寿命を長くすることができる。
【0046】次に、本発明では、上記の構成のメタルハ
ライドランプと、反射面を備えた反射鏡とにより照明装
置を構成し、メタルハライドランプの発光管における反
射鏡の開口部側の形状を細くした構成を採用している。
このようにすると、発光管内の反射鏡開口部側の温度
(最冷部の温度)を高めることができる。よって、発光
管内の温度バランスを改善でき、発光スベクトルを改善
することができる。
【0047】また、本発明の照明装置では、反射鏡開口
部側の温度を高めるために、この開口部側に位置してい
るランプの発光管のシール部のみ、あるいは、この部分
と共に、これに連続する発光部の外周を最大2mmの幅
で保温膜で覆うようにしている。このように保温膜を形
成することにより、最冷部の温度を高めることができる
と共に、発光管の最高温部の過度の温度上昇を抑制する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である液晶プロジェクターの光
学系を示す概略ブロック図である。
【図2】図1の照明装置を示す概略断面図である。
【図3】入力電力に対する発光効率および管壁負荷の変
動を示すグラフである。
【図4】(B)は電極間距離に対するパネル上集光率お
よび発光効率の変動を示すグラフであり、(A)はその
集光率および発光効率の乗算値を電極間距離に対してプ
ロットしたグラフである。
【図5】発光管の寸法に対する平均演色評価数の変動を
示すグラフである。
【図6】封入金属ハロゲン化物の量を変化させた場合に
おける、メタルハライドランプの点灯時間に対する照度
維持率の変化を示すグラフである。
【図7】臭化水銀または沃化水銀を添加した場合におけ
る、メタルハライドランプの点灯時間に対する照度維持
率の変化を示すグラフである。
【図8】メタルハライドランプの別の実施例を示す概略
断面図である。
【図9】図8のメタルハライドランプの変形例を示す概
略断面図である。
【符号の説明】
1・・・プロジェクター 2・・・メタルハライドランプ 4・・・反射鏡 21・・・発光管 22・・・発光部 23、24・・・シール部 25、26・・・電極芯棒 41・・・反射面 42・・・取付穴 60、70・・・メタルハライドランプ 61、71・・・発光管 62、72・・・発光部 75・・・保温膜 AL・・・電極間距離 D・・・発光部の外径 L・・・発光部の長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 漆原 嗣 埼玉県行田市壱里山町1−1 岩崎電気株 式会社埼玉製作所内 (72)発明者 吉池 久夫 埼玉県行田市壱里山町1−1 岩崎電気株 式会社埼玉製作所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部およびその両端に形成されたシー
    ル部から構成される発光管と、この内部において前記シ
    ール部に封着され所定の間隔で対向配置された一対の電
    極と、前記発光管内部に封入された金属ハロゲン化物と
    を有するメタルハライドランプにおいて、 当該ランプの入力電力は約130から約180Wの範囲
    内であり、 前記電極間の距離は約2.5mmから約3.5mmの範
    囲内であり、 前記発光管の発光部は全体として楕円球あるいは概ね球
    形状であり、その外径は約9mmから約11mmの範囲
    内であり、その長さは約9mmないし約11mmの範囲
    内であり、 前記電極を構成している電極心棒の直径は、約0.55
    mmから約0.65mmの範囲内であることを特徴とす
    るメタルハライドランプ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記金属ハロゲン化
    物は少なくともDy、Nd、Csのハロゲン化物を含
    み、その封入量は、約0.2mgから約0.6mgの範
    囲内であることを特徴とするメタルハライドランプ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記金属ハロゲン化
    物として、更に、ハロゲン化錫、ハロゲン化鉛およびハ
    ロゲン化亜鉛のうちの少なくとも1つを、約0.05m
    gから約0.1mgの範囲内の量で含んでいることを特
    徴とするメタルハライドランプ。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、前記金属ハ
    ロゲン化物として、臭化水銀を含み、当該臭素量と、総
    沃素量とのモル比が約0.1から約0.6の範囲内であ
    ることを特徴とするメタルハライドランプ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のうちの何れかの項に
    記載のメタルハライドランプと、反射面を備え、前記メ
    タルハライドランプの端部の一方が当該反射面の底部側
    に位置し、他方が当該反射面の開放部側に位置するよう
    に配置されている反射鏡とを有し、前記メタルハライド
    ランプの発光管における前記反射鏡の開口部側の形状を
    細くしてあることを特徴とする照明装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記反射鏡の開口部
    側にある前記発光管のシール部およびこれに連続する発
    光部の外周のうち、少なくともシール部の外周における
    発光部に連続する部分が保温膜により被覆されているこ
    とを特徴とする照明装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記保温膜により被
    覆されたシール部に連続する発光部の外周も保温膜によ
    り被覆されており、この発光部の保温膜は、シール部と
    発光部の境界から前記反射鏡の底部側に向けて約2mm
    以下の幅で形成されていることを特徴とする照明装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし4のうちの何れかの項に
    記載のメタルハライドランプを光源として用いることを
    特徴とする投写型表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項5ないし7のうちの何れかの項に
    記載の照明装置を有していることを特徴とする投写型表
    示装置。
JP5334113A 1993-12-28 1993-12-28 メタルハライドランプ及び照明装置並びに投写型表示装置 Pending JPH07192688A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5334113A JPH07192688A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 メタルハライドランプ及び照明装置並びに投写型表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5334113A JPH07192688A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 メタルハライドランプ及び照明装置並びに投写型表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07192688A true JPH07192688A (ja) 1995-07-28

Family

ID=18273676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5334113A Pending JPH07192688A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 メタルハライドランプ及び照明装置並びに投写型表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07192688A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6545413B1 (en) 1997-10-13 2003-04-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Metal halide lamp
WO2004086453A1 (ja) * 2003-03-24 2004-10-07 Seiko Epson Corporation 照明装置及びこれを備えたプロジェクタ
JP2005309372A (ja) * 2004-03-22 2005-11-04 Seiko Epson Corp ランプ装置およびそれを備えたプロジェクタ
JP2016181381A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 東芝ライテック株式会社 放電ランプ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6545413B1 (en) 1997-10-13 2003-04-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Metal halide lamp
WO2004086453A1 (ja) * 2003-03-24 2004-10-07 Seiko Epson Corporation 照明装置及びこれを備えたプロジェクタ
US7377670B2 (en) 2003-03-24 2008-05-27 Seiko Epson Corporation Illumination device and projector equipping the same
JP2005309372A (ja) * 2004-03-22 2005-11-04 Seiko Epson Corp ランプ装置およびそれを備えたプロジェクタ
US7661830B2 (en) 2004-03-22 2010-02-16 Seiko Epson Corporation Lamp device and projector equipped with the same
JP2016181381A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 東芝ライテック株式会社 放電ランプ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000348678A (ja) メタルハライドランプ及び放電灯点灯装置
JP2001185080A (ja) 高圧放電ランプ、高圧放電ランプ装置および照明装置
JPH07192688A (ja) メタルハライドランプ及び照明装置並びに投写型表示装置
US6545414B2 (en) High-pressure discharge lamp
US7973482B2 (en) High-pressure discharge lamp with halogens
US5136208A (en) Metal halide lamp maintaining a high lumen maintenance factor over an extended operation period
JP3158633B2 (ja) ショートアークメタルハライドランプ装置
JPH09153348A (ja) メタルハライドランプとその点灯装置および投光装置ならびにプロジェクタ装置
JPH07199181A (ja) 投写型表示装置
JP2001076676A (ja) 高圧放電ランプ、投光装置およびプロジェクタ装置
JPH0869775A (ja) 液晶プロジェクタ用光源装置
US4978887A (en) Single ended metal vapor discharge lamp with insulating film
JP3159594B2 (ja) メタルハライドランプ
JP3139015B2 (ja) メタルハライドランプ装置
JPH05283050A (ja) 投光光源装置
JPH05151942A (ja) メタルハライドランプ装置
JP2668434B2 (ja) メタルハライドランプ
JPH09171797A (ja) メタルハライドランプ及びそれを用いた照明光学装置並びに画像表示装置
JP3239621B2 (ja) メタルハライドランプ及び照明光学装置
JPH07230791A (ja) メタルハライドランプ
JPH05283045A (ja) メタルハライドランプ
JPH10188896A (ja) 放電ランプ、ランプ装置、点灯装置および液晶プロジェクタ
JPH0613044A (ja) メタルハライドランプ
JPH0831384A (ja) 液晶プロジェクタ用ショートアークメタルハライドランプ装置
JPH0652836A (ja) メタルハライドランプ装置