JPH07192068A - 在庫管理システムにおける発注方法決定方式 - Google Patents
在庫管理システムにおける発注方法決定方式Info
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- JPH07192068A JPH07192068A JP33300093A JP33300093A JPH07192068A JP H07192068 A JPH07192068 A JP H07192068A JP 33300093 A JP33300093 A JP 33300093A JP 33300093 A JP33300093 A JP 33300093A JP H07192068 A JPH07192068 A JP H07192068A
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 在庫管理システムにおける発注方法の決定を
効率化させる。 【構成】 在庫品目毎の在庫基準情報を蓄積する在庫基
準情報管理部1と、過去の所要と払出しの実績を蓄積す
るとともに予測と確定の所要計画を持つ在庫管理部2
と、過去の所要と払い出しの実績及び将来の所要計画か
ら基準情報算出アルゴリズム3にて発注方式を示す基準
情報を算出する基準情報算出部4と、この基準情報を用
いた場合に過去の所要と払い出しの実績及び将来の所要
計画に対して在庫がどのように推移するか、その在庫推
移において在庫金額、量、回転率、供給率はどのような
数値になるかをシミュレーション計算する在庫疑似計算
部5と、算出された在庫金額、量、回転率、供給率を品
目毎或いは品目群毎にあらかじめ設定した目標値に合致
してしない場合は新な在庫基準情報を決定し再度在庫疑
似計算部5にシミュレーションを行わせる在庫評価部6
とを含む。
効率化させる。 【構成】 在庫品目毎の在庫基準情報を蓄積する在庫基
準情報管理部1と、過去の所要と払出しの実績を蓄積す
るとともに予測と確定の所要計画を持つ在庫管理部2
と、過去の所要と払い出しの実績及び将来の所要計画か
ら基準情報算出アルゴリズム3にて発注方式を示す基準
情報を算出する基準情報算出部4と、この基準情報を用
いた場合に過去の所要と払い出しの実績及び将来の所要
計画に対して在庫がどのように推移するか、その在庫推
移において在庫金額、量、回転率、供給率はどのような
数値になるかをシミュレーション計算する在庫疑似計算
部5と、算出された在庫金額、量、回転率、供給率を品
目毎或いは品目群毎にあらかじめ設定した目標値に合致
してしない場合は新な在庫基準情報を決定し再度在庫疑
似計算部5にシミュレーションを行わせる在庫評価部6
とを含む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は在庫管理方式に関し、特
に、物流の発注量を適正化する在庫管理システムにおけ
る発注方法決定方式に関する。
に、物流の発注量を適正化する在庫管理システムにおけ
る発注方法決定方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の在庫管理システムでは、特開平02
-300968 公開特許公報(在庫管理における最適補充発注
方式)にみられるように、品目単位に発注方式を規定す
る対応テーブルに基いて発注量を決定し発注していた。
-300968 公開特許公報(在庫管理における最適補充発注
方式)にみられるように、品目単位に発注方式を規定す
る対応テーブルに基いて発注量を決定し発注していた。
【0003】尚、在庫管理システムにおける発注方式と
しては、いわゆる固定数量方式、固定期間方式、
数量・期間方式がある。固定数量方式としては、オー
ダの数量を経験値によって固定する固定数量まとめ(F
OQ;Fixed Order Quantity)方式,オーダの数量を経
験値によらず計算により求められたロットサイズで固定
する経済的発注量(EOQ;Economic Order Quantity
)方式があり,固定期間方式としては、発注期間を
固定し、各期間に発生した正味所要量をそのままオーダ
ー数量とするロットフォアロット(LFL;Lot For Lo
t )方式、およびLFL方式に比し発注期間をさらに適
正化した固定期間まとめ(FPR;FixedPeriod Requir
ments)方式があり,数量・期間方式としては、発注
費用と在庫維持費用との関係で費用が最小となるよう
に、数量と期間の両方を変動させるPPB(PPB;Pa
rt Period Balancing )方式および最小総費用(LT
C;Least Total Cost)方式などの方式が既知のものと
して広く知られている。
しては、いわゆる固定数量方式、固定期間方式、
数量・期間方式がある。固定数量方式としては、オー
ダの数量を経験値によって固定する固定数量まとめ(F
OQ;Fixed Order Quantity)方式,オーダの数量を経
験値によらず計算により求められたロットサイズで固定
する経済的発注量(EOQ;Economic Order Quantity
)方式があり,固定期間方式としては、発注期間を
固定し、各期間に発生した正味所要量をそのままオーダ
ー数量とするロットフォアロット(LFL;Lot For Lo
t )方式、およびLFL方式に比し発注期間をさらに適
正化した固定期間まとめ(FPR;FixedPeriod Requir
ments)方式があり,数量・期間方式としては、発注
費用と在庫維持費用との関係で費用が最小となるよう
に、数量と期間の両方を変動させるPPB(PPB;Pa
rt Period Balancing )方式および最小総費用(LT
C;Least Total Cost)方式などの方式が既知のものと
して広く知られている。
【0004】尚、上述の各種の発注量決定方式の詳細
は、“「在庫管理の仕事がわかる本」日本実業出版社,
平野裕之 著、PP.194〜197 ”および、“ORライブラ
リ「在庫管理入門」日科技連,水野幸男,第2章 発注
点法による在庫管理方法”を参照されたい。
は、“「在庫管理の仕事がわかる本」日本実業出版社,
平野裕之 著、PP.194〜197 ”および、“ORライブラ
リ「在庫管理入門」日科技連,水野幸男,第2章 発注
点法による在庫管理方法”を参照されたい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の在庫管
理システムにおける発注方式は、品目毎に人間が最適と
考えた方式を設定するものである。しかし、どのような
品目に対してどの発注方式を採用すればよいのかについ
ての確立されたアルゴリズムがないため、ベテランの経
験に頼らなければならないという欠点があった。
理システムにおける発注方式は、品目毎に人間が最適と
考えた方式を設定するものである。しかし、どのような
品目に対してどの発注方式を採用すればよいのかについ
ての確立されたアルゴリズムがないため、ベテランの経
験に頼らなければならないという欠点があった。
【0006】さらに、現在の製造業や商社等では、扱う
品目数は数万件から数十万件にも及ぶ。従って発注方式
の見直しには莫大な時間を要するため、市場の変化に追
随して機動的に発注方式の更新を行うのは困難であっ
た。
品目数は数万件から数十万件にも及ぶ。従って発注方式
の見直しには莫大な時間を要するため、市場の変化に追
随して機動的に発注方式の更新を行うのは困難であっ
た。
【0007】また、設定された発注量がコストと棚卸回
転率の両面から適正なものなのかどうかを判断すること
は出来ないという問題点があった。
転率の両面から適正なものなのかどうかを判断すること
は出来ないという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、上記欠点を克服し、効率
的で経済的精度の高い発注方式を提供することにある。
的で経済的精度の高い発注方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の、在庫管理シス
テムにおける発注方法決定方式において、在庫品目毎の
発注まとめ方式を示す在庫基準情報を蓄積する在庫基準
情報管理部と、前記在庫基準情報に基く過去の所要と払
出しの実績を蓄積する在庫管理部と、前記過去の所要と
払い出しの実績から得られる第1の情報から予め定めら
れた基準情報算出アルゴリズムにて第1の前記在庫基準
情報を算出する基準情報算出部と、前記第1の在庫基準
情報に基きまたは第2の基準情報に基き過去の所要と払
い出しの実績及び将来の所要計画に対する在庫推移にお
ける在庫金額、量、回転率、供給率を計算する在庫疑似
計算部と、前記計算された在庫金額、量、回転率、供給
率が品目毎或いは品目群毎にあらかじめ設定した目標値
に対し予め定められた誤差の範囲にある場合は前記第1
の在庫基準情報により前記在庫基準情報管理部における
前記品目対応の前記在庫基準情報を更新し前記目標値に
対し前記誤差の範囲にない場合は予め決められた方法に
より前記第2の在庫基準情報を選択する在庫評価部とを
含むことを特徴とする。
テムにおける発注方法決定方式において、在庫品目毎の
発注まとめ方式を示す在庫基準情報を蓄積する在庫基準
情報管理部と、前記在庫基準情報に基く過去の所要と払
出しの実績を蓄積する在庫管理部と、前記過去の所要と
払い出しの実績から得られる第1の情報から予め定めら
れた基準情報算出アルゴリズムにて第1の前記在庫基準
情報を算出する基準情報算出部と、前記第1の在庫基準
情報に基きまたは第2の基準情報に基き過去の所要と払
い出しの実績及び将来の所要計画に対する在庫推移にお
ける在庫金額、量、回転率、供給率を計算する在庫疑似
計算部と、前記計算された在庫金額、量、回転率、供給
率が品目毎或いは品目群毎にあらかじめ設定した目標値
に対し予め定められた誤差の範囲にある場合は前記第1
の在庫基準情報により前記在庫基準情報管理部における
前記品目対応の前記在庫基準情報を更新し前記目標値に
対し前記誤差の範囲にない場合は予め決められた方法に
より前記第2の在庫基準情報を選択する在庫評価部とを
含むことを特徴とする。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例を示す機能ブロ
ック図である。図1に示す在庫管理システムは、在庫品
目毎の在庫基準情報を蓄積する在庫基準情報管理部1
と、過去の所要と払出しの実績を蓄積するとともに予測
と確定の所要計画を持つ在庫管理部2と、過去の所要と
払い出しの実績及び将来の所要計画から基準情報算出ア
ルゴリズム3にて発注方式を示す基準情報を算出する基
準情報算出部4と、この基準情報を用いた場合に過去の
所要と払い出しの実績及び将来の所要計画に対して在庫
がどのように推移するか、その在庫推移において在庫金
額、量、回転率、供給率はどのような数値になるかをシ
ミュレーション計算する在庫疑似計算部5と、算出され
た在庫金額、量、回転率、供給率を品目毎或いは品目群
毎にあらかじめ設定した目標値に合致しているか否かを
判定し、合致している場合は在庫基準情報管理部1にお
ける在庫品目ごとの在庫基準情報を更新し、合致しない
場合は在庫評価部に予め備えられている知識ベースに基
き誤差から導き出せる新な在庫基準情報を決定し再度在
庫疑似計算部5にシミュレーションを行わせる在庫評価
部6とを含んで構成される。
ック図である。図1に示す在庫管理システムは、在庫品
目毎の在庫基準情報を蓄積する在庫基準情報管理部1
と、過去の所要と払出しの実績を蓄積するとともに予測
と確定の所要計画を持つ在庫管理部2と、過去の所要と
払い出しの実績及び将来の所要計画から基準情報算出ア
ルゴリズム3にて発注方式を示す基準情報を算出する基
準情報算出部4と、この基準情報を用いた場合に過去の
所要と払い出しの実績及び将来の所要計画に対して在庫
がどのように推移するか、その在庫推移において在庫金
額、量、回転率、供給率はどのような数値になるかをシ
ミュレーション計算する在庫疑似計算部5と、算出され
た在庫金額、量、回転率、供給率を品目毎或いは品目群
毎にあらかじめ設定した目標値に合致しているか否かを
判定し、合致している場合は在庫基準情報管理部1にお
ける在庫品目ごとの在庫基準情報を更新し、合致しない
場合は在庫評価部に予め備えられている知識ベースに基
き誤差から導き出せる新な在庫基準情報を決定し再度在
庫疑似計算部5にシミュレーションを行わせる在庫評価
部6とを含んで構成される。
【0012】まず、本実施例における基準情報算出につ
いて説明する。図2は、本実施例における基準情報算出
アルゴリズム3を説明するフローチャート、図3は基準
情報算出アルゴリズムにおいて過去実績及び将来の所要
に対して図2のステップ21〜ステップ25の判断にお
いて用いるアルゴリズムテーブルである。アルゴリズム
テーブル31は全品目に同一に或いは品目群毎に内容を
設定することが出来る。
いて説明する。図2は、本実施例における基準情報算出
アルゴリズム3を説明するフローチャート、図3は基準
情報算出アルゴリズムにおいて過去実績及び将来の所要
に対して図2のステップ21〜ステップ25の判断にお
いて用いるアルゴリズムテーブルである。アルゴリズム
テーブル31は全品目に同一に或いは品目群毎に内容を
設定することが出来る。
【0013】本実施例の基準情報算出アルゴリズムは、
ステップ21〜ステップ25において図3のアルゴリズ
ムテーブルの値を用いることにより品目毎の以下に示す
イ)〜ニ)のまとめ方式を決定した後、ステップ26で
EOQの場合割引率を考慮するモデルを使用するかどう
かを決定し、ステップ27でEOQの場合に離散的モデ
ルを使用するかどうかを決定し、さらに、ステップ28
で結果のまるめを行うかどうかを決定する。図3のアル
ゴリズムテーブルの値は、過去の所要と払出しの実績を
蓄積するとともに予測と確定の所要計画を持つ在庫管理
部2によって与えられる。尚、本実施例では、まとめ期
間と安全率算出に関しては従来技術を用いる。
ステップ21〜ステップ25において図3のアルゴリズ
ムテーブルの値を用いることにより品目毎の以下に示す
イ)〜ニ)のまとめ方式を決定した後、ステップ26で
EOQの場合割引率を考慮するモデルを使用するかどう
かを決定し、ステップ27でEOQの場合に離散的モデ
ルを使用するかどうかを決定し、さらに、ステップ28
で結果のまるめを行うかどうかを決定する。図3のアル
ゴリズムテーブルの値は、過去の所要と払出しの実績を
蓄積するとともに予測と確定の所要計画を持つ在庫管理
部2によって与えられる。尚、本実施例では、まとめ期
間と安全率算出に関しては従来技術を用いる。
【0014】イ)FOQ(固定数量まとめ EOQ法を
含む) ロ)FPR(固定期間まとめ LFL(ロットフォアロット) を含
む) ハ)PPB(数量・期間方式 PPB) ニ)LTC(数量・期間方式 LTC) ・本発明で採用したEOQ計算における、割引率考慮モ
デル、離散的補正モデルについて、 一般に、EOQ計算とは、購入する際の1回あたりの
発注費用(伝票発行費用など)と、保管費用(倉庫経
費、減耗など)と1回あたりの購入費用(購入単価)
が、1回あたりの発注数量によってどのように変化する
かをモデル化し、総費用即ち,,の総和が極小に
なる点をEOQとするものである。
含む) ロ)FPR(固定期間まとめ LFL(ロットフォアロット) を含
む) ハ)PPB(数量・期間方式 PPB) ニ)LTC(数量・期間方式 LTC) ・本発明で採用したEOQ計算における、割引率考慮モ
デル、離散的補正モデルについて、 一般に、EOQ計算とは、購入する際の1回あたりの
発注費用(伝票発行費用など)と、保管費用(倉庫経
費、減耗など)と1回あたりの購入費用(購入単価)
が、1回あたりの発注数量によってどのように変化する
かをモデル化し、総費用即ち,,の総和が極小に
なる点をEOQとするものである。
【0015】OR(オペレーションリサーチ)を応用し
た在庫管理における最も単純なモデルでは、の購入費
用は一定であるとして、との和を極小とする1回あ
たりの発注量をEOQとしていた。また、発注費用
は、1回あたりの発注量に反比例し、の保管費用は、
1回あたりの発注量に比例するとしている。
た在庫管理における最も単純なモデルでは、の購入費
用は一定であるとして、との和を極小とする1回あ
たりの発注量をEOQとしていた。また、発注費用
は、1回あたりの発注量に反比例し、の保管費用は、
1回あたりの発注量に比例するとしている。
【0016】しかしながら、現実の実務においては、1
度に1個購入するお客には定価で売るが、1度に100
0個まとめて買う場合は7割引きというような慣習があ
る。従来の在庫管理システムにおいてはこの点を考慮し
たモデルがなかった。
度に1個購入するお客には定価で売るが、1度に100
0個まとめて買う場合は7割引きというような慣習があ
る。従来の在庫管理システムにおいてはこの点を考慮し
たモデルがなかった。
【0017】本発明のシステムにおいては、品目毎の割
引率はデータベースに予め設定されており、この割引き
率が大きい場合に、EOQ計算で割引率を考慮したモデ
ルを自動的に採用する。
引率はデータベースに予め設定されており、この割引き
率が大きい場合に、EOQ計算で割引率を考慮したモデ
ルを自動的に採用する。
【0018】さらに、上述の従来の単純モデルでは、保
管費用は1回あたりの発注数量に比例するとしている
が、実際には、1回あたりの発注数量が1個、100,
1000個と増えていった場合、これ以上保管すると新
規に倉庫を建設する必要が生じる場合があり、単純な発
注数量の比例では近似できない。
管費用は1回あたりの発注数量に比例するとしている
が、実際には、1回あたりの発注数量が1個、100,
1000個と増えていった場合、これ以上保管すると新
規に倉庫を建設する必要が生じる場合があり、単純な発
注数量の比例では近似できない。
【0019】本発明のシステムにおいては、保管費用が
1回あたりの発注数量に比例するモデルに加え、1回あ
たりの発注数量に対して離散的に保管費用を与える離散
的モデルを選択できる。離散的モデルを採用すべき発注
数量、およびその発注数量に対する保管費用は予めデー
タベースに設定されている。
1回あたりの発注数量に比例するモデルに加え、1回あ
たりの発注数量に対して離散的に保管費用を与える離散
的モデルを選択できる。離散的モデルを採用すべき発注
数量、およびその発注数量に対する保管費用は予めデー
タベースに設定されている。
【0020】・発注まるめについて 例えば、EOQ計算によって、EOQが1239個と算
出されたとする。
出されたとする。
【0021】しかし、メーカがこの品目は500個単位
でしか売らないという場合、従来の在庫管理システムで
は、単純にFOQそのものを人間が設定するようにして
いたため、EOQ計算結果にかならずしも合致するとは
言えなかった。
でしか売らないという場合、従来の在庫管理システムで
は、単純にFOQそのものを人間が設定するようにして
いたため、EOQ計算結果にかならずしも合致するとは
言えなかった。
【0022】しかし、本システムでは、メーカ希望の最
小単位、まるめ単位が存在する場合には、その数値をあ
らかじめ設定しておくことにより、EOQ計算結果に最
も近いまるめを行うことができる。
小単位、まるめ単位が存在する場合には、その数値をあ
らかじめ設定しておくことにより、EOQ計算結果に最
も近いまるめを行うことができる。
【0023】次に、本実施例における在庫疑似計算部
5、および在庫評価部6は、基準情報算出アルゴリズム
にて算出された基準情報(モデル)を採用するとどのよ
うに在庫が効率化されるか、あるいは欠品がどの程度な
くなるかを検証することを目的とする。
5、および在庫評価部6は、基準情報算出アルゴリズム
にて算出された基準情報(モデル)を採用するとどのよ
うに在庫が効率化されるか、あるいは欠品がどの程度な
くなるかを検証することを目的とする。
【0024】このため、在庫疑似計算部5は、図4に示
す計算テーブルに記載された6種類(〜)の条件の
下、従来のMRPシミュレーション法により下記の1)〜
3)を算出する。
す計算テーブルに記載された6種類(〜)の条件の
下、従来のMRPシミュレーション法により下記の1)〜
3)を算出する。
【0025】1)品目毎の在庫金額推移、在庫数量推移、
指定期間の回転率と供給率 2)品目グループ毎の在庫金額推移、指定期間の回転率と
平均供給率 3)全対象品目の在庫金額推移と指定期間の回転率と平均
供給率 ここで、図4の計算テーブルの所要における、 a)所要欄の払い出し実績とは、過去の払い出し実績で
あり、部品の納入遅れのため払い出しが出来なかった場
合も、実際の払い出し日時を所要日時とする。
指定期間の回転率と供給率 2)品目グループ毎の在庫金額推移、指定期間の回転率と
平均供給率 3)全対象品目の在庫金額推移と指定期間の回転率と平均
供給率 ここで、図4の計算テーブルの所要における、 a)所要欄の払い出し実績とは、過去の払い出し実績で
あり、部品の納入遅れのため払い出しが出来なかった場
合も、実際の払い出し日時を所要日時とする。
【0026】b)所要欄の計画とは、所要計画上の払い
出しの日時である。
出しの日時である。
【0027】ここで、実務での計画と実績の乖離が大き
い場合には、2つの所要データセットをそれぞれについ
て計算を行い、評価部6にて資材費、棚卸しを評価する
必要がある。計画の所要を供給するために莫大な在庫投
資が必要になってしまうかも知れないからである。
い場合には、2つの所要データセットをそれぞれについ
て計算を行い、評価部6にて資材費、棚卸しを評価する
必要がある。計画の所要を供給するために莫大な在庫投
資が必要になってしまうかも知れないからである。
【0028】一方、図4のデーブルの入庫における、 c)入庫実績とは、過去の入庫の実績である。あくまで
実際に納入された日時をいう。 d)従来の基準情報に基く計画とは、所要と従来の基準
情報に基いて計算された入庫計画(いつ発注して、いつ
何個納入されるか)である。 e)疑似基準情報に基く計画とは、所要と疑似基準情報
に基いて計算された入庫計画(いつ発注して、いつ何個
納入されるか)である。
実際に納入された日時をいう。 d)従来の基準情報に基く計画とは、所要と従来の基準
情報に基いて計算された入庫計画(いつ発注して、いつ
何個納入されるか)である。 e)疑似基準情報に基く計画とは、所要と疑似基準情報
に基いて計算された入庫計画(いつ発注して、いつ何個
納入されるか)である。
【0029】最後に在庫評価部6において、図4テーブ
ルにおける〜の条件のそれぞれについて、上記3)の
予算値に対する乖離を計算し、これらの出力結果を検討
し、乖離が大きいものがある場合には、疑似基準情報7
を変更し、再び在庫疑似計算部5の計算と在庫評価部6
の評価を行う。乖離が全て小さい場合には、在庫基準情
報管理部における在庫品目毎の在庫基準情報を更新す
る。
ルにおける〜の条件のそれぞれについて、上記3)の
予算値に対する乖離を計算し、これらの出力結果を検討
し、乖離が大きいものがある場合には、疑似基準情報7
を変更し、再び在庫疑似計算部5の計算と在庫評価部6
の評価を行う。乖離が全て小さい場合には、在庫基準情
報管理部における在庫品目毎の在庫基準情報を更新す
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の在庫管理
システムにおける発注方法決定方式によれば、データベ
ースに基いて自動的に最適な在庫基準情報を算出できる
ようにしたことにより、更新サイクルを短縮し、市場の
変化に追随する調達活動を行うことができるという効果
がある。
システムにおける発注方法決定方式によれば、データベ
ースに基いて自動的に最適な在庫基準情報を算出できる
ようにしたことにより、更新サイクルを短縮し、市場の
変化に追随する調達活動を行うことができるという効果
がある。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の基準情報算出アルゴリズム3を説明する
フローチャートである。
フローチャートである。
【図3】本実施例の基準情報算出アルゴリズムにおいて
用いるアルゴリズムテーブルを示す図である。
用いるアルゴリズムテーブルを示す図である。
【図4】本実施例の在庫疑似計算部5で使用する計算テ
ーブルを示す図である。
ーブルを示す図である。
1 在庫基準情報管理部 2 在庫管理部 3 基準情報算出アルゴリズム 4 基準情報算出部 5 在庫疑似計算部 6 在庫評価部 7 疑似基準情報
Claims (1)
- 【請求項1】 在庫管理システムにおける発注方法決定
方式において、在庫品目毎の発注まとめ方式を示す在庫
基準情報を蓄積する在庫基準情報管理部と、前記在庫基
準情報に基く過去の所要と払出しの実績を蓄積する在庫
管理部と、前記過去の所要と払い出しの実績から得られ
る第1の情報から予め定められた基準情報算出アルゴリ
ズムにて第1の前記在庫基準情報を算出する基準情報算
出部と、前記第1の在庫基準情報に基きまたは第2の基
準情報に基き過去の所要と払い出しの実績及び将来の所
要計画に対する在庫推移における在庫金額、量、回転
率、供給率を計算する在庫疑似計算部と、前記計算され
た在庫金額、量、回転率、供給率が品目毎或いは品目群
毎にあらかじめ設定した目標値に対し予め定められた誤
差の範囲にある場合は前記第1の在庫基準情報により前
記在庫基準情報管理部における前記品目対応の前記在庫
基準情報を更新し前記目標値に対し前記誤差の範囲にな
い場合は予め決められた方法により前記第2の在庫基準
情報を選択する在庫評価部とを含むことを特徴とする在
庫管理システムにおける発注方法決定方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33300093A JPH07192068A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 在庫管理システムにおける発注方法決定方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33300093A JPH07192068A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 在庫管理システムにおける発注方法決定方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07192068A true JPH07192068A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18261173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33300093A Pending JPH07192068A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 在庫管理システムにおける発注方法決定方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07192068A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1993
- 1993-12-27 JP JP33300093A patent/JPH07192068A/ja active Pending
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