JPH0719024Y2 - 自動ドア用センサ - Google Patents

自動ドア用センサ

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JPH0719024Y2
JPH0719024Y2 JP15312789U JP15312789U JPH0719024Y2 JP H0719024 Y2 JPH0719024 Y2 JP H0719024Y2 JP 15312789 U JP15312789 U JP 15312789U JP 15312789 U JP15312789 U JP 15312789U JP H0719024 Y2 JPH0719024 Y2 JP H0719024Y2
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door
reflector
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radiant energy
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JP15312789U
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義弘 村上
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Hokuyo Automatic Co Ltd
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Hokuyo Automatic Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動ドアを開けようとする人を通行人と明確
に区別して検出する目的で使用する非接触方式の自動ド
ア用センサに関する。
〔従来の技術〕
自動ドアのセンサは検知対象物・使用環境等に応じた特
性のものが選択使用される。このセンサの種類を検知エ
リアについて分類すると、第7図に示すように引戸式の
ドア(1)(2)の前方に一定の面積をもって広がる空
間(A)を検知する二次元センサ(20)、ドア(1)
(2)に平行に沿う線状の空間(B)を検知する一次元
センサ(21)、ドアの中央部付近の検出点(C)に人の
手等の検知対象物があることを検知する点検知センサ
(22)がある。
二次元センサ(20)は、ドア(1)(2)に人や車両等
の検知対象物が近づいたことを早期に検知してドア
(1)(2)を迅速に開放するものである。二次元セン
サ(20)の例としては、一定面積範囲に向けて光を放射
し、その範囲から反射した光の有無で検知を行う拡散反
射型の光電センサ等がある。
一次元センサ(21)は、主にドア(1)(2)を閉じる
とき人や物がドア付近に存在していないことを確認する
安全スイッチとして用いられる。これは対向する投光器
と受光器をドアの両側に配置した透過型の光電センサ、
ドアの片側に投受光器を配置した回帰反射型の光電セン
サ等がある。
点検知センサ(22)はドアを開けようとする明確な意志
のある人を識別するもので、ドアの中央部付近に設けら
れた検出点に手を延ばす等の意志表示をしないと、検知
信号を発生しない。この使用目的は、ドアの前に出入専
用の空間がなく、ドアの直前が通路となっているため、
ドアを開ける必要がない通行人がドアの前を通り過ぎた
だけでドアが開いてしまうのを防止するためである。こ
の点検知センサ(22)には、ON・OFF型の接点スイッチ
を用い、ドアの中央部付近に取付けられたプッシュボー
ド、ドアノブに人の手が触れたことを静電容量の変化に
よって検出するタッチボード等がある。
上述のように自動ドア用のセンサには多くの種類がある
ので、取付環境に応じて、二次元センサと点検出センサ
のいずれかを単独に、または一次元センサと組合せて、
取付けている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した点検知センサ(22)は、ドアの設置環境がドア
の前を多くの通行人が単に通り過ぎるようなものである
場合には、必須のものである。この代わりに二次元セン
サを用いたとすると、頻繁なドアの不要な開閉による騒
音、電力消費、冷暖房された室内への外気の流入など多
くの問題が生じる。
ところで、点検知センサを用いる場合、その検出点は手
が届き易いドア中央部付近とする必要がある。そして従
来の点検知センサは、いずれも検出素子(メカニカルス
イッチ、静電容量スイッチ等)を検出点に配置している
ので、第8図に示すようにこの位置からドアモータを制
御する駆動制御部(23)へ、信号線及び電源線を配線す
る必要がある。
しかし、この配線(24)は目に付き易く、特に透明ガラ
スで製作されることが多い最近の自動ドアにおいては美
観を著しく妨げる。しかもドアの開閉動作を妨げないよ
うに、配線は一部を伸縮自在なカールコードとする必要
もあり、配線工事が繁雑である。
配線が美観を損ねないように、第9図に示すようにドア
(2)の端面に配線(24)を埋め込む溝(25)を設けた
ものもある。しかしこの場合は加工費が非常に高くつ
き、ドアのデザインも制限を受ける。
点検知センサにおいて、配線を不要化するため、第10図
に示すように検出点に検出素子とともに送信器を設け、
ここから発射した電波をドアの駆動制御部(23)の受信
器で受信することも考えられる。しかし、この場合は、
検出点の検出部(26)に検出素子(27)、送信器(2
8)、電源電池(29)等を配置する必要があり、この検
出部(26)が大型化して美観を損なうとともに電源電池
(29)の交換等のメインテナンスの繁雑さが生じる。
そこで本考案は配線が不要な点検知センサであって、検
出部の構造が極めてシンプルで、検出部の電源を不要化
できる自動ドア用センサの提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の自動ドア用センサは上記目的を達成するため、
引戸式ドアの少なくとも片面に固定され、ドアに近接し
た物体からの光・熱線等の放射エネルギーをドアに沿う
定方向に反射する薄型の反射体と、前記ドアの周縁近傍
の定位置に配置され、前記反射体で反射した放射エネル
ギーをフォトダイオード・焦電センサ等の放射エネルギ
ー検知手段で受け電気信号に変換して物体の接近の有無
を判別し、ドア駆動部にドア開閉信号を出力する駆動制
御部とを具備したことを特徴とする。
また、駆動制御部は、ドアに近接した物体からの光・熱
線等の放射エネルギーを反射体で単に反射させて検知す
る受動型のものの他に、反射体に光を投射してドアの前
方の空間に反射させる投光手段を、上記放射エネルギー
検知手段である光センサとともに具えた能動型のもので
あってもよい。
〔作用〕
本考案の自動ドア用センサは、反射体の前方の小さく限
られた僅かの空間に人の手などの物体が入るとそのエネ
ルギーを検出してドアを開く。この場合、人の手等の物
体は反射体に触れる必要はなく、使用感は静電センサ等
の接触式のものに比べて格段に向上する。
ドアに近接した人の手などの物体からの光・熱線等の放
射エネルギーを、ドア周縁近傍に配置された駆動制御部
の検知手段に向けて反射する反射体はドアに貼付等され
た薄いパネル状のものでよくて非常にシンプルであり、
また、この反射体には配線の必要が無い。また、ドア近
くの物体からの放射エネルギーを反射体はドアに沿わせ
て駆動制御部の放射エネルギー検知手段へと反射するの
で、駆動制御部の放射エネルギー検知手段はドア駆動部
直下の反射体の小さい面積部分のみに対面すればよく、
ドア周縁近くの目立たない位置に配置することを可能に
する。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明する。
第1図乃至第4図の実施例1に示す自動ドア駆動装置
は、両開きの引戸式ドア(1)(2)と、この1対のド
ア(1)(2)を垂直に支持して開閉駆動させるドア駆
動部(3)と、1対のドア(1)(2)の表裏両面の定
位置に固定された複数の薄型の反射体(4)…と、ドア
駆動部(3)にドア開閉制御信号を出力する駆動制御部
(5)を有する。ドア駆動部(3)は従来同様のもので
よく、例えば角柱状の筐体内に第4図に示すように、1
対のドア(1)(2)を吊下げ支持するエンドレスの条
体(6)と、これを水平に張設する回転体(7)(8)
と、回転体(7)(8)を往復回転させるモータ(9)
を具えたもので、モータ(9)で回転体(7)(8)を
介して条体(6)を第4図の鎖線矢印方向に回動させる
と1対のドア(1)(2)が開き、逆方向に回動させる
と閉じる。
ドア(1)(2)に固定された反射体(4)…は例えば
矩形パネル状のもので、第3図に示すように、上辺部に
水平面に対して略45°で傾く反射面(m)…を有する。
複数の反射体(4)…は同一構造で、反射体(4)…の
反射面(m)…はドア前方から略直交方向に入射する光
をドア(1)(2)に沿わせて真上に反射する。この反
射光はドアに人の手などの物体(10)が近接すると光量
変化する。ドア(1)(2)が閉状態にあるときの各反
射体(4)…の真上に相当する定位置に駆動制御部
(5)の放射エネルギーの検知手段(11)が配置され
る。この検知手段(11)は、例えば光量変化を検出する
場合はフォトダイオード、フォトトランジスタ等であ
る。この検知手段(11)が反射体(4)からの反射光を
受光して電気信号に変換する。
駆動制御部(5)は放射エネルギーの検知手段(11)
と、検知手段(11)からの電気信号を判別してドア
(1)(2)の近傍に人の手などの物体(10)が在るこ
とを検出するとドア駆動部(3)にドア開信号を出力す
る制御回路(12)を有する。詳しく具体的に説明する
と、閉状態のドア(1)(2)の反射体(4)の前方に
人の手などの物体(10)が近接すると、物体(10)から
の光が反射体(4)の光反射面(m)で真上に反射して
検知手段(11)で受光される。検知手段(11)は受光し
た光量に応じた電気信号を制御回路(12)に出力し、制
御回路(12)は入力された電気信号に対して、例えば微
分回路を通すなどの所定の処理を行った後、これを基準
レベルと比較する等してドア(1)(2)の近傍に物体
(10)が近接してきたか否かを判断し、物体(10)が在
ると判断するとドア駆動部(3)にドア開信号を出力し
て、モータ(9)を駆動させて1対のドア(1)(2)
を一定時間開状態としてから閉じる。
以上のドア開閉動作において、反射体(4)から放射エ
ネルギー検知手段(11)に向かう光の光量に大きな変化
を与え得るのは、反射体(4)の近傍に物体(10)が移
動して来た場合であり、これにより離れた物体では、光
量に与える影響が極めて少なくなるため、制御回路(1
2)の感度設定を適正な値にしておくことにより点状に
限定された空間内に物体のみの検出が可能である。
また、ドアに近接した物体(10)を検出するのは光に限
らず、人体からの熱線であってもよく、この場合は検知
手段(11)に焦電センサを用いればよい。すなわち、ド
ア(1)(2)の反射体(4)に人の手等の物体(10)
が近づくと、焦電センサに入射する熱線の変化によって
ドア近くに人がいることを検知してドア(1)(2)を
開く。このようにすれば夜間でもドア(1)(2)の自
動開閉が可能となる。
第5図及び第6図の実施例2に示す自動ドア駆動装置
は、上記駆動制御部(5)に反射体(4)…の反射面
(m)…に真上から光を投射する投光手段(13)を付設
したものである。つまり、投光手段(13)から対応する
反射体(4)の反射面(m)に投射された光は反射面
(m)で反射してドア前方へと投射され、その投射光は
ドア近傍に物体(10)が在るとこの物体(10)を反射し
て反射体(4)に戻り、反射面(m)を真上に反射して
検知手段(11)である受光手段で受光されて、ドア
(1)(2)が開かれる。投光手段(13)から反射体
(14)を反射してドア前方に投射された光は、反射体前
方近くに物体(10)が無いと、反射体(14)に戻らず、
ドア(1)(2)は閉状態を保つ。投光手段(13)から
の投射光は可視光、赤外線のいずれであってもよいが、
検知手段(11)はこれを検出できる特性を持つフォトダ
イオード等にする必要がある。
尚、本考案は上記実施例に限らず、例えばドアの反射体
はドア前方(又は後方)からの光を真横に反射する光反
射面をもつものであってもよく、さらに、ドアが透明ガ
ラス板である場合においては、ドアに反射体を埋設し
て、反射体で反射した光をドア内部に透過させるように
してもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ドアを開けようとする人の手などの特
定の物体をドア近くに移動して来た他の物体と区別して
検出する点検出センサを、非接触方式かつ無配線方式で
提供でき、使用感が良く、美観性が良く、取付費用の易
い自動ドアとなる。
特に、検出点には薄い反射体のみを配置するだけでよい
のでデザイン的に優れた自動ドアの製作が可能になる。
また、駆動制御部の検知手段などがドア周縁に沿った目
立たない定位置に配置できて、ドア周辺の外観が良くな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例1を示す正面図、第2図は第1
図のA−A線に沿う断面図、第3図は第2図の一部拡大
断面図、第4図は第1図装置のドア開閉動作を説明する
ための要部正面図である。 第5図は本考案の実施例2を示す正面図、第6図は第5
図装置の要部拡大断面図である。 第7図は自動ドア用センサの検知エリアによる類別を説
明する自動ドアの平面図、第8図は点検知センサの配線
方法を示す自動ドアの斜視図、第9図は点検知センサの
配線の一部をドア内に埋込む方式の自動ドア片面の斜視
図、第10図はワイヤレス方式の点検知センサの検出部の
構造を示す斜視図である。 (1)(2)…ドア、(3)…ドア駆動部、(4)…反
射体、(5)…駆動制御部、(10)…物体(人)、(1
1)…放射エネルギーの検知手段、(13)…投光手段。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】引戸式ドアの少なくとも片面に固定され、
    ドアに近接した物体からの光・熱線等の放射エネルギー
    をドアに沿う定方向に反射する薄型の反射体と、 前記ドアの周縁近傍の定位置に配置され、前記反射体で
    反射した放射エネルギーを放射エネルギー検知手段で受
    け電気信号に変換して物体接近の有無を判別し、ドア駆
    動部にドア開閉信号を出力する駆動制御部とを具備して
    なる自動ドア用センサ。
  2. 【請求項2】駆動制御部は、反射体に光を投射する投光
    手段と、反射体を介してドアに近接した物体から回帰反
    射した光を受光する放射エネルギー検知手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動ドア用センサ。
JP15312789U 1989-12-27 1989-12-27 自動ドア用センサ Expired - Lifetime JPH0719024Y2 (ja)

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JPH0390093U JPH0390093U (ja) 1991-09-13
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