JPH0718730U - 手動指圧器及び電動指圧機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、疲れたときににつぼに当てつぼを
刺激するための手動指圧器及び電動指圧機の改良に関す
る考案である。 【構成】 本考案は、凹凸部を備えた取っ手の上部に先
端に略円錐形状に形成された押圧部を備えたことを特徴
とする手動指圧器及び乾電池収納部を備えた取っ手の上
部に、回転板を回転させることにより振動する振動部を
先端に備えた湾曲部材を取り付けたことを特徴とする電
動指圧機の構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、疲れたときににつぼに当てつぼを刺激するための手動指圧器及び電 動指圧機の改良に関する考案である。

【０００２】

【従来の技術】

従来、電動指圧機としては、特開昭５２−７５８８４号に記載の発明である電 気信号式電動指圧機及び実開昭５７−３２０３２号に記載の電動指圧機のように 上下動に振動させて指圧を行なう機械であった。

【０００３】 しかしながら、従来のような上下動に振動させてつぼを刺激させる方法では効 果的ではないとの欠点があった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、疲れた時につぼを的確且つ効果的に刺激し疲れを取り除き、製造コ ストが易く、携帯に便利な手動指圧器及び電動指圧機を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、凹凸部を備えた取っ手の上部に先端に略円錐形状に形成された押圧 部を備えたことを特徴とする手動指圧器及び乾電池収納部を備えた取っ手の上部 に、回転板を回転させることにより振動する振動部を先端に備えた湾曲部材を着 脱可能に取り付けたことを特徴とする電動指圧機の構成とした。

【０００６】

【実施例】

次に、本考案について図面を参照して説明する。 図１は、手動指圧器及び電動指圧機を示した正面図である。まず、手動指圧器 の実施例について説明する。 符合１は取っ手を示し、取っ手１には握持の際に滑るのを防止するための凹凸部 ６が形成されており、取っ手１の上部には先端に略円錐形状に形成されている押 圧部３を備えた湾曲部材２が固定されている。湾曲部材の素材には、復元力があ る素材を用いることが好ましい。 図１には、スイッチ５及び開閉蓋７が示されているが、本実施例にあってはこれ らは必要がない。

【０００７】 次に、電動指圧機である場合について説明する。図１は、本考案である電動指 圧機の正面図であり、本考案は手で取っ手１を握った時に滑り落ちることがない ようにするための凹凸部６が形成されている取っ手１と先端に略円錐形状に形成 された振動部３を先端に備えた湾曲部材２から成る。符号５は振動の強弱の切り 替えができるとともにＯＮ・ＯＦＦの切り替えもできるスイッチ、符号７は開閉 蓋であり、この開閉蓋７は乾電池を交換する際に開閉し、乾電池９・９ａを取り 替えるためのものである。 使用方法は、振動部３の先端４をつぼに当て、スイッチ５を入れると振動部３及 び先端４が振動して、つぼを刺激することにより疲れを除去するものである。

【０００８】 図２は、図１に示した本考案の縦断面図を示したものであり、取っ手１の内部 には乾電池９・９ａを収納することができる乾電池収納中空部１ａが形成されて いるとともに、取っ手１の下部には乾電池９・９ａを入れ替えるための開閉蓋７ があり、開閉蓋７の内側には乾電池９ａの−極接触する陰極板８が取り付けられ ており、収納中空部１ａ内の上部には乾電池９のプラス極が接触するための陽極 板１０が取り付けられている。 陽極板１０及び陰極板８には、導線１１・１２が接続されているとともに、導線 １１・１２は切り替えスイッチ５に接続ている。前記導線１１と導線１２が束ね られ、束ねられた導線２ａは湾曲部材２内を挿通し、振動部３内に形成されてい る中空１８内に設けられているモ−タ１５に接続されている。 湾曲部材２の素材としては、復元力があるとともに弾力性のある素材を用いるの がよい。例えば、鋼鉄である。また、振動部３の素材は木製・ゴム製又は合成樹 脂製等であればよい。また、取っ手１の素材としては、弾力性のある合成樹脂が 好ましいが、硬質の素材を用いてもよい。

【０００９】 図３は、振動部３の拡大縦断面図であり、振動を発生させるためのモ−タ１５ を振動部３内に形成されている中空１８に取り付け状態をしめしている。 モ−タ１５の上部には上取付輪１３が、下部には下取付輪１４が着脱可能に取り 付けられている。そして、振動部３の中空１８には、中空１８内方に突出形成さ れている突条１９と突条２０間に形成されているかん合溝３ｂに、モ−タ１５の 上部の前記上取付輪１３をかん合させ、同様に、中空１８内方に突出形成されて いる突条２１と突条２２間に形成されるかん合溝３ｃに、モ−タ１５の下部の前 記下取付輪１４をかん合させるることによりモ−タ１５を中空１８に固定する。 スイッチ５を入れることにより振動部３及び振動部先端４が振動する機構はモ− タ１５のシャフト１６の先端に固定されている回転板１７がシャフト１６に偏心 して、即ち、シャフト１６が回転板１７の中心ではなく、偏った位置に取付られ ているために、シャフト１６が回転し回転板１７が回転すると振動が発生し振動 部３及び先端４に振動を生じさせるのである。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は、以上説明したような電動指圧機であるから以下の効果が得られる。 第１に、低廉に製造することができるとともに、何処でも使用することができる との効果がある。 第２に、疲れた時に指圧すべきつぼを的確にしかもより効果的に振動により刺激 を与えることができるとともに、指圧の強弱を調節することができるので必ず疲 れを取り除くことができるとの効果が得られる。 第３に、本考案である電動指圧機は部品点数が少なく軽量であるとともに製造コ ストが易く、携帯に便利であるとの効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案である手動指圧器及び電動指圧機の正面
図。

【図２】本考案である電動指圧機の縦断面図。

【図３】本図は振動部の拡大縦断面図。

【符号の説明】

１ 取っ手 １ａ 収納中空部 ２ 湾曲部材 ２ａ 導線 ３ 振動部及び押圧部 ３ａ 肉厚部 ３ｂ・３ｃ かん合溝 ４ 先端 ５ 切り替えスイッチ ６ 凹凸部 ７ 開閉蓋 ８ 陰極板 ９・９ａ 乾電池 １０ 陽極板 １１・１２ 導線 １３・１４ 取付輪 １５ モ−タ １６ シャフト １７ 回転板 １８ 中空 １９〜２２ 突条

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【手続補正書】

【提出日】平成６年４月１９日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 手動指圧器において、凹凸部を備えた取
   っ手の上部に先端に略円錐形状に形成された押圧部を備
   えたことを特徴とする手動指圧器。
2. 【請求項２】 電動指圧機において、乾電池収納部を備
   えた取っ手の上部に、回転板を回転させることにより振
   動する振動部を先端に備えた湾曲部材を着脱可能に取り
   付けたことを特徴とする電動指圧機。