JPH07186430A - 感熱プリンタ - Google Patents

感熱プリンタ

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Publication number
JPH07186430A
JPH07186430A JP28901192A JP28901192A JPH07186430A JP H07186430 A JPH07186430 A JP H07186430A JP 28901192 A JP28901192 A JP 28901192A JP 28901192 A JP28901192 A JP 28901192A JP H07186430 A JPH07186430 A JP H07186430A
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JP
Japan
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print head
print
thermal
correction
data
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Pending
Application number
JP28901192A
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English (en)
Inventor
Steven J Sasson
ジェイ サッソン スティーブン
Donald J Hodge
ジェイ ホッジ ドナルド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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Publication of JPH07186430A publication Critical patent/JPH07186430A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
    • B41J2/36Print density control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/34Bodily-changeable print heads or carriages

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  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷ヘッド・アセンブリ・ユニットの変更、
交換を簡単に安価に行うことのできる感熱プリンタを提
供する。 【構成】 感熱プリンタは、印刷媒体を指示するドラム
と、取り外し可能な印刷ヘッド・ユニット14と、回路
モジュール22と、を有する。印刷ヘッド・ユニット1
4は、加熱素子34−1〜34−nを有する感熱印刷ヘ
ッド32と、均一に印刷動作を行うための補正数を記憶
する記憶装置38と、を有する。回路モジュール22
は、電源56と、画像データ・ユニット54からの画像
データより印刷すべきデータを送信するデータ処理装置
52と、記憶装置38からロードされる補正数とデータ
処理装置52からのデータを記憶する補正回路及びデー
タ記憶装置50と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業利用上の分野】この発明は感熱プリンタ、特に低
価格で容易にプログラム可能な永久記憶装置を用いて、
ヘッド・ユニットの多数の加熱素子の不均一性の補正に
対する全体的な補償における取り外し可能な感熱印刷ヘ
ッド・ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】ある種の感熱プリンタは、感熱ヘッド・
アセンブリを使用している。このアセンブリは、密接し
て設けられた多数の加熱素子を有しており、これらの素
子は別々に励起され、入力情報に基づいて、熱に反応す
る染料素子から印刷媒体あるいはページに、小さなドッ
ドあるいは画素を印刷する。データは2進語(例えば、
8ビット語)であり、印刷中の個々の画素の位置と密度
を定義し、文字や画像にも同様に定義する。原画像に視
覚的に鮮明にそして忠実であるために、印刷された画素
は、非常に小さく、広い範囲の密度について、略均一な
色調スケールを持っていなければならない。感熱ヘッド
・アセンブリは、通常、直線的な、一次元の厚い(薄
い)フィルムの加熱素子のアレイであり、金属棒の如き
ヒート・シンク(熱溜まり)に取り付けられたセラミッ
ク基板の上に個々に形成されている。現在、横方向に1
インチあたり300個の小型加熱素子(8インチ幅のペ
ージでは、2400素子)を持つプリント・ヘッドが、
一般に使われている。これらの素子は十分に小さいた
め、視覚的に鮮明さをもたらすことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
個々の加熱素子の印刷作用に少々の変動があるために、
視覚的に不快な不均一さが(等しいはずである密度につ
いて)、印刷されたページのライン上で画素に発生する
傾向がある。この不均一さ自体は、感熱ヘッドが移動す
るページの動きに平行して、目に見える線、縞、帯とし
て現れる。
【0004】上記のような感熱ヘッド・アセンブリの極
小加熱素子の物理的、電気的及び熱的特性には非常に小
さなランダムな差異がある。その結果、最新の製造技術
を駆使して、個々の素子が高い均一性を持つ印刷ヘッド
・アセンブリを制作しても、印刷されたページに目に見
える歪みや汚れの発生を避けることは、不可能ではなく
とも、非常に困難である。この点を鑑みて、感熱プリン
タの印刷ヘッドの不均一性を電子的に補償する回路が、
開発され、現在使用されている。アメリカ特許第4,8
27,279号(本願の譲受人に譲渡済み)に、感熱印
刷ヘッドの加熱素子間の印刷作用の不均一性を補正する
方法と装置が記載されている。この特許に開示された補
償方法では、ヘッド・アセンブリの各加熱素子の補正数
は、印刷行のマイクロ密度計の測定により得られる。す
なわち、補正数は所定の数式に基づき計算される。特定
のヘッド・アセンブリに固有の補正数は、感熱プリンタ
装置全体の高速電子記憶回路に入力される。記憶された
数は、それ以降プリンタの通常の動作中に使用され、所
望の品質の印刷を行う。与えられたヘッド・アセンブリ
用の補正数は、そのアセンブリに固有であるので、プリ
ンタ(前記アメリカ特許に記載)のヘッド・アセンブリ
の変更や交換は困難である。一方、ヘッド・アセンブリ
を現場で交換したい時、新しいヘッドに関する補正値
を、個別にプリンタの電子メモリと補正回路に入力せね
ばならない。この作業を特別の電子機器が手元になかっ
たり、技術者がいないときに行うことは困難である。さ
らに、プリンタ全体を、新しいヘッドの装着あるいは再
調整のために修理工場に送るのは、かなりの時間と費用
を要することになる。
【0005】従って、本発明の目的は、上記の問題を簡
単に費用をかけずに解決することである。本発明におい
ては、永久的であり、そして独特の調整を行った各印刷
ヘッド・アセンブリ・ユニットを供給することであり、
その結果、調整されたヘッドをいかなるプリンタにも使
用できるようにすることである。特定のプリンタに装備
されると、特定のヘッド・ユニットをさらに調整する必
要がなくなる。本発明は、また、プリンタの最終組立作
業と同様に、先ず第一にヘッド・ユニットの製作と試験
作業にも簡単でかつ効率的に行うことができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、多素子
抵抗印刷ヘッド、取付基板、及び電子的に消去可能なリ
ード・オンリー・メモリ(EEPROM)装置を有する
感熱プリンタの物理的に分離可能な印刷ヘッド・ユニッ
トが提供される。これらの構成要素は、全プリンタの一
体ユニットとして一つにまとめられるが、分離可能でも
ある。
【0007】
【作用】組立工程中、ヘッド・ユニットは検査され、ヘ
ッドの個々の加熱素子が励起され、各素子の個々の印刷
特性が決定される。このようにして得られた印刷データ
は、コンピュータに入力される。コンピュータは、各加
熱素子に対応する補償データ(補正数)を次に計算す
る。その結果、均一密度を要求する同一のデータ語によ
って起動されると、それぞれの素子は残らず均一な密度
で印刷する。コンピュータによって得られるこれらの個
々の補正数は、以後、その特定の印刷ヘッドに対応する
EEPROM装置内に永久に記憶され、印刷ヘッド・ユ
ニットの永久部分を構成する。従って、印刷ヘッド・ユ
ニットはあらゆる点で、製造中の他の全てのヘッド・ユ
ニットと同じになる。各印刷ヘッド・ユニットに組み込
まれるEEPROM装置は、比較的速度が遅く安価な装
置である。EEPROM装置に永久に記憶される補正数
は、プリンタに電源が投入されると、プリンタに対応す
る高速補正回路に出力される。この工程は数秒かかる。
従って、EEPROM装置に記憶された補正数は、順次
非常に低速でプリンタの高速印刷補正回路のメモリに送
られる。この構成により、各印刷ヘッド・ユニットは、
正確に永久的にそして安価に調整され、所定のプリンタ
で使用される場合、略均一の印刷を行うことができる。
これにより、本発明における感熱プリンタの初期の製作
費を節減し、その後の使用現場での保守の効率を向上
し、保守費を節減できる。
【0008】本発明によれば、使用されるEEPROM
装置の価格は、比較的安価である。これは、この装置は
感熱プリンタの高速データ経路に直接入っていないの
で、高速の能力を持っていないからである。EEPRO
M装置からの補正数は、非常に低速で出力可能である。
プリンタの電源が先ず投入される(種々の他の素子と回
路が均衡状態に達するには多少時間がかかる)と、上記
のことが実行される。EEPROM装置自体は、単純な
8ピン・デュアル・イン・ライン(DIP)パッケージ
であり、回路基板のほんの少しのスペースしか占有しな
い。さらに、素子毎に不可避の変動があるにも拘らず、
印刷ヘッドの各々の加熱素子は、印刷特性が似通ってい
るので、EEPROM装置に記憶されている補正数は、
ほんの限られた範囲の数でほとんど完全に近い均一な補
償を行える。従って、感熱プリンタによって画素として
印刷されるデータ語が、0〜255(8ビット)の範囲
である場合には、印刷ヘッドの個々の加熱素子の補償範
囲は、0〜63(6ビット)の範囲の数しか必要としな
い。2400(300画素/インチ×8インチ幅のペー
ジ)素子の印刷ヘッドの場合、低価格な2048バイト
位置(8ビット)を持つ一つのEEPROMが、適切な
回路で連続して読み出すのに必要な6ビット補正数(6
×2400あるいは14400)の記憶に十分あるいは
それ以上の単一ビット位置を持っている。
【0009】以下の説明と添付図面を参照することによ
り、本発明をよりよく理解できよう。
【0010】
【実施例】図1は、感熱プリンタ10の概略構成を示し
ており、部分的に仮想線で示されている。感熱プリンタ
10は、感熱印刷媒体(図示せず)を支持し、感熱印刷
媒体を印刷ヘッド・ユニット14を通過させるようにし
たドラム12を有する。ドラム12は、ハウジングとフ
レーム16(破線にて図示)内に取り付けられ、曲線矢
印18で示すように回転する。印刷ヘッド・ユニット1
4は、図示されない手段によってフレーム16に固定さ
れ、ドラム12に近接している。図2に関連して詳細に
説明されているが、印刷ヘッド・ユニット14は、図1
に示されるように、回路モジュール22にケーブル・コ
ネクタ20によって電気的に接続されている。モジュー
ル22内に取り付けられている(ここでは図示せず)の
は、プリンタ10の各種データと制御回路(後述する)
である。印刷ヘッド・ユニット14は、プリンタ10の
他の要素から物理的に電気的に容易に分離される。
【0011】図2を参照すると、印刷ヘッド・ユニット
14が、プリンタ10の他の部分から物理的にそして電
気的に分離された状態で図示されている。印刷ヘッド・
ユニット14は、説明を分かりやすくするために、逆に
して示されている。電気ケーブル・コネクタ20(破線
で示す)の端部20aは、印刷ヘッドユニット14の永
久的な部分である。ケーブル・コネクタ20の他端20
bは、回路モジュール22の永久的な部分である。印刷
ヘッド・ユニット14は、取付台30を有し、この取付
台30に多数素子の感熱印刷ヘッド32が取り付けられ
ている。印刷ヘッド32は、多数の加熱素子34−1か
ら34−n(縮小比が一定でないが)を有しており、こ
れらの素子は,同数の個々に密接した画素を印刷媒体の
ページに印刷するようになっている。これらの画素は3
6−1〜36−n(縮小比は一定ではない)として図示
されている。印刷ヘッド32とその加熱素子34−1〜
34−nの構成及び動作は、上記アメリカ特許第4,8
27,279号に記載の通りである。記憶装置38は、
取付台30上のヘッド32に近接しており、電子的に消
去可能なプログラマブル・リード・オンリー・メモリ
(EEPROM)装置である。この記憶装置38は、印
刷ヘッド・ユニット14の必須な部分として取り付けら
れており、特定の印刷ヘッド32(日付と連番により識
別)に付帯していて、その印刷ヘッド・ユニット14に
特有の補償データを電気的に印刷する。希望するなら
ば、回路モジュール22から送られてくる印刷データに
応じて、ヘッド32の加熱素子34−1〜34−nに電
力を供給するヘッド駆動回路40を、ユニット14の取
付台30に取付可能である。
【0012】印刷ヘッド・ユニット14の右側には、こ
のユニットの一部ではないが、次のように使用される別
のコンピュータ44が示されている。印刷された画素3
6−1〜36ーnの密度測定値から得られる実際のヘッ
ドの印刷データが、破線46で示されるように、コンピ
ュータ44に送られる。これらの実際のデータに基づ
き、コンピュータ44はヘッド32の加熱素子34−1
〜34−nの各々に対応する個々の印刷補償データを計
算する。2進補正数であるこれらの補償データは、破線
48で示されるように、ヘッド・ユニット14の必須部
分であるEEPROMにロードされ、永久に記憶され
る。補正数の計算は、上記アメリカ特許第4,827,
279号に記載の通りに実行される。これらの補正数
は、印刷ヘッド32の加熱素子34−1〜34−nの各
々に固有である。この補正数の組(所定のヘッド・ユニ
ット14に固有)は、次にプリンタ10の高速メモリと
補正回路に自動的に入力され使用される。所定のプリン
タ10により使用される多数の印刷ヘッド・ユニット1
4のどれが使用されたかに関係なく、加熱素子34−1
〜34−nまでの各々の印刷動作の不均一性が、これら
の補正数と個々の回路によって除去される。別の印刷ヘ
ッド・ユニット14が取り付けられても、さらにプリン
タを調整する必要はない。
【0013】印刷ヘッド・ユニット14は、図1に示さ
れるケーブル・コネクタ20の端部20aを含む。両端
部20aと20bは、ケーブル・コネクタ20(図2で
は、破線の引出し線で示されている)で接続され、プリ
ンタ10(図1参照)で動作するヘッド・ユニット14
に取り付けられると、回路モジュール22は電気接続さ
れる。回路モジュール22をプリンタ10から取り外す
必要はないが、説明を明確にするために図2には外した
状態で示されている。回路モジュール22(ブロック図
で図2に示されている)は、補正回路及びデータ記憶装
置50(CCDM)、データ処理装置52、画像データ
・ユニット54と電源ユニット56を有する。(プリン
タ10に、印刷ヘッド・ユニット14が取り付けられる
と)EEPROM装置38からの1組の補正数が、EE
PROM装置38からのバス57を介し、さらにケーブ
ル・コネクタ20(図2に、破線で示す)を介して、C
CDMユニット50に送られる。プリンタ10への電源
がオンされると、CCDMユニット50への補正数のロ
ードが開始される。これは、オン−オフ・スイッチ58
が、電源56を外部電源(図示せず)に接続されている
入力端子60に接続することにより行われる。他の入力
電源端子62は、外部電源と、電源56に直接接続され
ている。電源56からのリード線64は、ケーブル・コ
ネクタ20を介して、EEPROM装置38に接続さ
れ、装置38に起動信号を送って、装置38に永久記憶
された補正数をCCDMユニット50にロードさせる。
CCDMユニット50内の回路は、個々の補正数をEE
PROM装置38からバス57を介して順番に低速で送
らせ、高速CCDMユニット50中の適切な記憶位置へ
ロードさせる。画像データ・ユニット54からの画像デ
ータは、データ処理装置52に送られ、そして処理装置
52により印刷すべきデータをCCDMユニット50へ
送る。次に、プリンタ10は、上記アメリカ特許第4,
827,279号に記載された方法における電子印刷補
償(すなわち、印刷ヘッド32は、高度の均一性で印刷
画素を印刷する)により動作する。
【0014】図3は、番号を付けた加熱素子34−1〜
34−nに対応する印刷画素密度を示すグラフである。
線70は、印刷画素36−1〜36ーnの実際の密度を
示しており、これは、各加熱素子34−1〜34−nが
同じ電源を使用した個々の加熱素子によって印刷され
る。線70は、破線72から少し上下にそれているのが
分かる。破線72は、所望の均一密度レベルを表してい
る。しかし、線70に沿って描かれる実際の密度は、均
一密度線72からほんの少しずれているが、縦座標軸に
沿って示される全体の密度からは、たいしてずれていな
い。各加熱素子が印刷された画素の破線72で示される
所望の密度レベルからの偏移を補償するための補正数
は、密度の全領域に対するデータ数よりもずっと小さ
い。例えば、図3において“0”から最大値で示される
全領域は、8ビット数(データ語)で表され、補正数
は、線70と平らで均一な線72に沿う値との間の小さ
な偏差のため、6ビット数で表すことができる。前述の
ように、8インチ幅のページに2400個もの加熱素子
34−1〜34−nがある。従って、6ビットのみの各
加熱素子に一個の補正数が必要であるということによ
り、2048バイト位置を有する1つのEEPROM装
置38を使用するだけで、2400個の加熱素子(24
00×6=14,400、これは2048×8=16,
384より少ない)の全てを補償することを可能にす
る。EEPROM装置38に記憶され、プリンタ10の
CCDMユニット50に供給される各加熱素子34−1
〜34−nに対する補正数によって、印刷画素36−1
〜36−nが、破線72に沿って略所望の均一な密度を
持つということになる。
【0015】以上説明した印刷装置の実施例は、本発明
の一般的な原理を表したものであることが理解される。
当業者には、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱するこ
となく種々の変形が可能であろう。例えば、本発明を特
定のEEPROM装置や、一台の装置のみへの使用に限
定されることはない。更に、8ビット語以外のデータ数
や、6ビット語以外の補正数も使用可能である。更にま
た、印刷ヘッド23は、インチ当たりあるいは特定のペ
ージ幅あたりの特定の加熱素子数を特有の数に限定され
るものではない。
【0016】
【発明の効果】特定の印刷ヘッドに対応する対応する補
正数を永久的に記憶する記憶装置を印刷ヘッド・アセン
ブリ・ユニットに搭載することにより、この印刷ヘッド
・アセンブリ・ユニットをいかなるプリンタに使用して
も、印刷ヘッドの装着あるいは再調整をすることなく、
所望の均一な密度で印刷することが可能となる。 ま
た、印刷ヘッド・アセンブリ・ユニットを最終組み立て
作業と同様に製作及び試験作業においても効率的に行う
ことが可能となる。
【0017】更に、印刷ヘッド・アセンブリ・ユニット
の調整作業においても安価に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る感熱プリンタの概略図である。
【図2】本発明に係る好適な実施例におけるプリンタの
印刷ヘッドユニットの概略図であり、プリンタから取り
外した状態で示されており、縮尺はまちまちである。さ
らに、図2は、印刷ヘッドユニットに永久記憶される補
正数をえるために外部にあるコンピュータも示す。
【図3】1ページ上のヘッドの番号を付いた加熱素子に
従って、感熱ヘッドによって印刷された画素の密度の実
際の変化を示す図である。
【符号の説明】
10 感熱プリンタ 12 ドラム 14 印刷ヘッド・ユニット 16 フレーム 20 ケーブルコネクタ 22 回路モジュール 30 取付台 32 感熱印刷ヘッド 34 加熱素子 38 記憶装置(EEPROM) 40 ヘッド駆動回路 44 コンピュータ 50 補正回路及びデータ記憶装置(CCDM) 52 データ処理装置 54 画像データ・ユニット 56 電源ユニット 57 バス 60、62 入力端子 64 リード線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、 前記フレームに搭載され、印刷すべき媒体を支持し、こ
    の媒体を印刷位置まで移動させる支持手段と、 感熱プリンタを駆動し、前記フレームに搭載された回路
    モジュール手段と、 この回路モジュール手段は、電源手段と、画像及びデー
    タ処理手段と、感熱印刷ヘッドの複数の加熱素子の印刷
    動作を制御するための記憶印刷データ補正手段と、を含
    んでおり、 基板と、前記基板に搭載され前記印刷媒体上に個々の画
    素を熱的に印刷するための多数の小さな加熱素子を有す
    る感熱ヘッドと、前記基板に搭載され前記感熱ヘッドの
    複数の加熱素子にそれぞれ対応するマルチ・ビット補正
    数を永久に記憶する電子記憶装置と、を含み、各マルチ
    ・ビット補正数には印刷補償データを個々の加熱素子に
    供給させ、均一画像データに応じて励起された場合に全
    ての加熱素子を均一の密度で印刷させる印刷ヘッド・ユ
    ニットと、 前記印刷媒体に画像を印刷するために、印刷位置にある
    前記支持手段の近傍において、前記フレームに前記印刷
    ヘッドを搭載し、前記印刷ヘッドユニットを前記フレー
    ム及びプリンタから容易に取り外すことを可能とするた
    めの搭載手段と、 前記電子記憶装置に永久に記憶されている補正数を前記
    記憶印刷データ補正手段に出力するためのデータ・バス
    を有し、前記感熱プリンタが起動され、そのプリンタは
    所定のヘッド・ユニットを用いて均一に印刷し、そのヘ
    ッド・ユニット搭載後の調整を必要としないように、前
    記電子記憶装置から前記記憶印刷データ補正手段に、補
    正数を自動的に転送させる手段と、 を含むことを特徴とする感熱プリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の感熱プリンタにおい
    て、 前記印刷ヘッド・ユニットにおける記憶装置は、電子的
    に消去可能なプログラマブル・リード・オンリー・メモ
    リ(EEPROM)あり、前記個々の加熱素子の補正数
    は、EEPROM装置の順次アドレスに記憶されること
    を特徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の感熱プリンタにおい
    て、 前記感熱プリンタが起動されたときに、前記記憶印刷デ
    ータ補正手段に順次低速で前記EEPROM装置に記憶
    された補正数を出力するためのデータ・バスを有するこ
    とを特徴とする。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の感熱プリンタにおい
    て、 前記EEPROMに記憶された各補正数は、画像データ
    語の最大重み付け値よりもかなり小さい最大重み付け語
    を含むディジタル・データ語であることを特徴とする。
  5. 【請求項5】 フレームと、 感熱印刷媒体を印刷位置まで移動させる手段と、 感熱印刷ヘッドの複数の加熱素子を駆動するための電子
    補正データ記憶手段と、を有する回路モジュールを含む
    感熱プリンタにおいて、 感熱印刷ヘッド・ユニットは、 前記感熱印刷媒体上に印刷するために、長さ方向に沿っ
    て近接されほぼ同一の加熱素子を多数有する印刷ヘッド
    と、 前記印刷ヘッドが搭載され、前記感熱印刷媒体に対応し
    て印刷する前記印刷ヘッド及びその加熱素子の印刷位置
    において前記フレームに脱着可能に取り付けられる基板
    と、 前記基板及び印刷ヘッドと一体であり、その印刷ヘッド
    の前記加熱素子の各々に対応する補正数の形式で印刷補
    償データを永久に記憶する記憶手段と、 前記補正数は、前記印刷ヘッドの加熱素子の印刷特性の
    多少の変化に関係なく前記感熱プリンタに略均一の密度
    で印刷させ、 前記回路モジュール手段を前記印刷ヘッド・ユニットの
    前記記憶手段に接続し、前記プリント・ヘッドは、前記
    感熱プリンタに搭載され、その感熱プリンタが起動され
    ると、前記記憶手段に記憶されている補正数を前記電子
    補正データ記憶手段にダウンロードし、その結果、あら
    ゆる印刷ヘッド・ユニットを所定のプリンタに搭載さ
    せ、前記感熱プリンタを所望の同一で均一な密度で印刷
    させる回路手段と、 を有することを特徴とする感熱プリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の感熱印刷ヘッド・ユニ
    ットにおいて、 前記記憶手段は、電子的に消去可能なプログラマブル・
    リード・オンリー・メモリ(EEPROM)であり、補
    正数は前記EEPROM装置中に6ビット語として記憶
    されることを特徴とする。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の感熱印刷ヘッド・ユニ
    ットにおいて、 前記記憶手段には、別個に設置されたコンピュータによ
    って補正数がロードされ、前記感熱プリンタが起動され
    ると、その補正数を順次低速で前記電子補正データ記憶
    手段にダウンロードされることを特徴とする。
  8. 【請求項8】 フレームと、 感熱印刷媒体を印刷位置まで移動させる手段と、 感熱印刷ヘッドの複数の加熱素子を駆動するための電子
    補正データ記憶手段と、を有する回路モジュールを含む
    感熱プリンタにおいて、 感熱印刷ヘッド・ユニットは、 前記感熱印刷媒体上に印刷するために、長さ方向に沿っ
    て近接されほぼ同一の加熱素子を多数有する印刷ヘッド
    と、 前記印刷ヘッドが搭載され、前記感熱印刷媒体に対応し
    て印刷する前記印刷ヘッド及びその加熱素子の印刷位置
    において前記フレームに脱着可能に取り付けられる基板
    と、 前記基板及び印刷ヘッドと一体であり、その印刷ヘッド
    の前記加熱素子の各々に対応する補正数の形式で印刷補
    償データを永久に記憶する電子的に消去可能なプログラ
    マブル・リード・オンリー・メモリ(EEPROM)装
    置と、 前記補正数は、前記印刷ヘッドの加熱素子の印刷特性の
    多少の変化に関係なく前記感熱プリンタに略均一の密度
    で印刷させ、 前記回路モジュール手段を前記印刷ヘッド・ユニットの
    前記EEPROM装置に接続し、前記プリント・ヘッド
    は、前記感熱プリンタに搭載され、その感熱プリンタが
    起動されると、前記EEPROM装置に記憶されている
    補正数を前記電子補正データ記憶手段にダウンロード
    し、その結果、あらゆる印刷ヘッド・ユニットを所定の
    プリンタに搭載させ、前記感熱プリンタを所望の同一で
    均一な密度で印刷させる回路手段と、 を有することを特徴とする感熱プリンタ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の感熱印刷ヘッドユニッ
    トにおいて、 前記加熱素子は、300個/インチで位置決めされてお
    り、前記EEPROM装置は2048バイト位置を有
    し、前記印刷ヘッドの加熱素子の各々の為の補正数は、
    それぞれ6ビット・データ語として記憶されることを特
    徴とする。
JP28901192A 1991-11-04 1992-10-27 感熱プリンタ Pending JPH07186430A (ja)

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