JPH071863U

JPH071863U - 高さ調節自在まくら

Info

Publication number: JPH071863U
Application number: JP3987293U
Authority: JP
Inventors: 朝太郎岩佐
Original assignee: 朝太郎岩佐
Priority date: 1993-06-16
Filing date: 1993-06-16
Publication date: 1995-01-13

Abstract

(57)【要約】【目的】凹凸の連なったマット状のものを、折りまげ
たり丸めたりして、形を変えることによって、高さを自
由に調節できるまくらにし、健康性と多用性を提供す
る。【構成】長方形の二枚の布（１）を重ねて、一方向に
並列に縫い合わせた細長い袋（２）の中に、棒状のクッ
ション材（３）を入れ、凹凸の連なったマット状のもの
にする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、まくらの高さを自由に調節できる、高さ調節自在まくらに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、まくらは、ある一定の形をした一体型のもので、中に詰めるクッション材などの弾力性や詰める量によって、すでに高さが固定されたものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べたように、ある一定の形をした一体型のもので、中のクッションなどの材質をいろいろ変えたまくらはあるが、まくらそのものの使い方で、高さを自由に調節できるものはなかった。本考案は、これらの欠点を解決するために考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

長方形の二枚の布（１）を重ねて、これを一方向に並列に縫い合わせて細長い袋（２）ができるようにする。この細長い袋（２）の中に、棒状のクッション材（３）を入れ、凹凸の連なったマット状のものにする。本考案は、以上のような構成よりなる高さ調節自在まくらである。

【０００５】

【作用】

棒状のクッション材（３）の入った細長い袋（２）が、凹凸の連なったマット状のものになるので、二つ折りや三つ折りにしたり、丸めたりして、形を変えることによって、まくらとしての高さを自由に調節することができる。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。長方形の二枚の布（１）を重ねて、これを一方向に並列に縫い合わせて、細長い袋（２）ができるようにする。この細長い袋（２）の中に、別に作った棒状のクッション材（３）を入れ、凹凸の連なったマット状のものにする。本案は以上のような構造で、これを使用するときは、二つ折りや三つ折りにしたり、丸めたりして、使用する人の好みの厚さに形を変えて、まくらの高さを自由に調節することができる。また、広げた状態のままでマットとか、丸めたりしてクッションなどとしても使用できる多用性がある。更に、棒状のクッション材（３）については、素材そのままのものや、粒状のものを袋詰めしたものなどの選び方によって、感触や、硬さなど、多くの変化のあるものが得られる。

【０００７】

【考案の効果】

まくら全体の形が凹凸の連なったマット状のものなので、容易に折りまげることができ、二つ折りや三つ折りにしたり、丸めたりすることで厚さの調節に多くの変化が得られ、使う人の好みに合わせて安眠を得るのに効果的である。また、凹凸の隙間からの通気性も良く衛生的である。更に、中の棒状のクッション材を抜き取って、表面の布の洗濯も容易にできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【図３】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【図４】本考案の平面図である。

【図５】本考案の断面図である。

【符号の説明】

１長方形の二枚の布２細長い袋３棒状のクッション材

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】長方形の二枚の布（１）を重ねて、並列
に縫い合わせた細長い袋（２）の中に、棒状のクッショ
ン材（３）を入れた、高さ調節自在まくら。