JPH07186109A - 曲板器 - Google Patents

曲板器

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JPH07186109A
JPH07186109A JP35494793A JP35494793A JPH07186109A JP H07186109 A JPH07186109 A JP H07186109A JP 35494793 A JP35494793 A JP 35494793A JP 35494793 A JP35494793 A JP 35494793A JP H07186109 A JPH07186109 A JP H07186109A
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Japan
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plate
contact plate
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long groove
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Yasuaki Wada
康昭 和田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 運搬及び収納作業が簡便化し、低コスト化を
図る曲板器を提供する。 【構成】 一端に各別に当板嵌入孔4を有し、他端には
受台6を設け、該受台6と前記当板嵌入孔4との間には
長手方向に沿って長溝孔7を形成し、該長溝孔7に前記
受台6より挿通した螺棒8を取り付けた取付台1を上下
1対に形成すると共に複数設けて前記当板嵌入孔4外側
壁と隣接する当板嵌入孔4外側壁とを互いに枢着して横
方向に連繋し、対設する上下当板嵌入孔4、4に当板の
両端を夫々嵌入取付けし、前記長溝孔7、7の底部に押
圧板15の両端を挿入して前記当板14と前記押圧板と
の間に挾着部を形成し、上下いずれか一方の取付台1を
左右に拡開することにより、前記上下取付台を同期に拡
開せしめ、前記挾着部に挾着された被処理部材が前記取
付台1の拡開に対応して彎曲形成可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集成板、単板若しくは
合板等を成形するための装置に関するものであって、更
に詳しく説明すれば当板と押圧板との間の挾着部に被処
理部材である接着剤を塗着した集成板、合板等を挿入
し、螺棒による加圧状態を保持しつつ、取付台を拡開し
て集成板、合板等を所望の形状に彎曲するのに使用する
曲板器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、接着剤にて重合接着された集成
板、合板等を彎曲する場合、凹凸プレスにより挾着し、
これをバンドで締着して製作していたが、この方法であ
ると手数を要し非能率的で、且つ一定の形状のみしか製
作できないという欠点があった。
【0003】そこで、近年、複数の取付台を支軸を中心
として回動可能に取り付け、取付台に設けた当板と押圧
板間に被処理部材を挾着して円弧状に被処理部材を形成
する曲板器が存在する(例えば、実公昭58−4808
7号公報参照)。
【0004】又、当板と隣接当板との間に螺番附けによ
り連繋し、当板と押圧板との間に挾着加圧された被処理
部材を所望の形状に形成する曲板器が存在する(例え
ば、実公昭58−48088号公報参照)。
【0005】更に、L形基台の摺動台にラックとガイド
を設け、該摺動台上に押圧板の螺棒を螺挿した受台を載
置して当板の方向に押圧板を前後運動させると共に基台
の枢着部を支点として連繋した複数の基台をガイド杆に
沿わせて円弧状に折り曲げるように構成し、当板と押圧
板との間の挟着部に接着剤を塗着した合板を挿入して基
台の拡狭調節を行い、挾着部に挾着加圧された合板を所
望の円弧状に形成する曲板器が存在している(例えば、
実公昭58−50967号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術で述べ
た曲板器のうち実公昭58−48087号公報開示のも
のにおいて支軸を中心として複数の取付台が放射状に回
動し、支軸から当板迄の距離が一定しているので、常に
一定半径の曲板しか形成されないという問題点があっ
た。
【0007】実公昭58−48088号公報開示の曲板
器においては当板を取付台に、押圧板を螺棒の先端に取
り付けており、当板及び押圧板の取り外しが不可能なた
め、広い収納場所を要し、且つ運搬作業が面倒であり、
又、螺番附けにより連繋されているので曲板の彎曲度合
にも限度があり、更に、使用部品点数が多いため結果的
に曲板器の製造コストが高くつくという問題点があっ
た。
【0008】実公昭58−50967号公報開示の曲板
器においては摺動台に設けられたラックに突出部が係合
されるように構成されているので、螺捧の前進圧力に対
して常に受台は固定されてバックすることなく合板に一
定加圧状態を保持しつつ挾着作用をなすという長所があ
る反面、部品点数が多いため重く、製造コストが高くつ
き、当板は基台に取り付けられ、押圧板は螺棒に取り付
けられているので、上下基台間に設けられた当板、押圧
板を容易に取り外すことができず、場所をとり、運搬作
業等に手間を要するという問題点があった。
【0009】更に、実公昭58−48087号公報、実
公昭58−48088号公報、実公昭58−50967
号公報開示の曲板器は、いずれも当板を容易に取り外す
ことができないため、長さの異なる合板を彎曲する場合
は、長さ別に各別の曲板器を必要とし、1つの曲板器で
種々の長さの合板を彎曲できず、不経済であるという問
題点があった。
【0010】そこで本発明は従来の技術の有する問題点
を除去するために、被処理部材である合板等を挾着する
当板と押圧板を着脱自在に形成すると共に極めて簡単な
構造にすることにより、容易に分解してコンパクト化し
運搬及び収納作業が簡便化し、低コスト化を図る曲板器
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明曲板器においては、一端に各別に当板嵌入孔を
有し、他端には受台を設け、該受台と前記当板嵌入孔と
の間には長手方向に沿って長溝孔を形成し、該長溝孔に
前記受台より螺挿した螺棒を取り付けた取付台を上下1
対に形成すると共に複数設けて前記当板嵌入孔外側壁と
隣接する当板嵌入孔外側壁とを互いに枢着して横方向に
連繋し、対応する上下当板嵌入孔に当板の両端を夫々嵌
入取付けし、前記長溝孔の底部に押圧板の両端を挿入し
て前記当板と前記押圧板との間に挾着部を形成し、上下
いずれか一方の取付台を左右に拡開することにより、前
記上下取付台を同期に拡開せしめ、前記挾着部に挾着さ
れた被処理部材が前記取付台の拡開に対応して彎曲形成
されるように形成されている。
【0012】
【作用】本発明は上下対設された取付台の当板嵌入孔に
被処理部材の長さに対応した当板の両端を嵌入し、長溝
孔の底部に前記当板と同一若しくはそれ以上の長さの押
圧板の両端を挿入し、前記当板と押圧板との間に接着剤
を塗着して重合された集成板等の被処理部材を挾着して
使用するものである。
【0013】螺棒の回転運動により螺捧は下降し、押圧
板を加圧し、被処理部材を加圧する。
【0014】隣接する当板嵌入孔の外側壁を互いに枢着
しているので、所望の形状に被処理部材を彎曲し得る。
【0015】
【実施例】以下、図を参照にして本発明の好適な実施例
について説明する。
【0016】図1〜図4において、取付台1の一端左右
外側に取付部2を連設し、該取付部2には軸孔3を穿設
している。取付台1の一端には当板嵌入孔4を形成し、
他端には長手方向に貫通する螺孔5を設けた受台6を一
体的に形成する。取付台1には、当板嵌入孔4と受台6
との間に長溝孔7を長手方向に沿って形成している。螺
棒8は受台6の螺孔5に螺入し、螺棒8外端にはハンド
ル9を着脱自在に取り付けている。受台6には左右に貫
通する貫通孔10を穿設している。以上のように構成さ
れている取付台1を複数並設し、隣接する取付部2、2
の軸孔3、3を互いに重合して枢軸11を軸孔3、3に
嵌挿し、隣接する取付台1を取付部2で枢着して一群の
取付台群12、13を形成する。図3に示すように取付
台群12、13を上下に対設し、対向する当板嵌入孔
4、4に当板14の両端部を嵌入して対向する取付台
1、1間に当板14を架設する。対設されている取付台
1、1の対向する長溝孔7、7の底部に押圧板15の両
端を挿入載置し、取付台1、1間に押圧板15を架設す
る。受台6の貫通孔10には、例えばピアノ線等より成
るガイド杆16を貫通し、例えばボルトとナット等の締
着具17でガイド杆16を受台6に締着している。取付
台1の位置保持作用をなすガイド杆16は上方に位置す
る取付台群12に取り付けたので足りる。
【0017】次に本実施例の作用について説明する。本
実施例において取付台群12、13を対設し、対向する
当板嵌入孔4、4に順次当板14の両端を嵌入して取り
付け、取り付けられた複数の当板4の上面に接着剤にて
重合塗着された例えば集成板等の被処理部材18を載置
したる後、押圧板15の両端を長溝孔7の底部に挿入載
置し、螺棒8の外端に取り付けたハンドル9を回転させ
て螺捧8を長溝孔7の長手方向に沿って移動し、押圧板
15を加圧する。次に、取付台群13が下方に取付台群
12が上方に位置した状態で取付台群12を構成する取
付台1を枢着部を中心として回動し、所定時間拡開状態
を保持後、接着剤を固化せしめ、固化後、各押圧板15
を順次取り出して彎曲された被処理部材を得るものであ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明は、従来の曲板器と比較して単純
な構造であるので部品点数の少なさを理由に低コスト化
を図り得るという効果がある。
【0019】又、当板及び押圧板を着脱自在に形成して
いるので、当板や押圧板を取り外すことにより、容易に
分解されコンパクト化し得るので場所を取らず、運搬作
業性も向上するという効果がある。
【0020】更に、当板及び押圧板の長さを変化させる
だけで、あらゆる幅の板を本発明曲板器で彎曲し得ると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例において、取付台の並設状態
を示す平面図である。
【図2】取付台が枢着部を中心として連繋した状態を示
す平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】取付台を円弧状態に配列した状態を示す説明図
である。
【図5】本発明曲板器により製造された集成板の斜視図
である。
【符号の説明】
1 取付台 4 当板嵌入孔 6 受台 7 長溝孔 8 螺棒 14 当板 15 押圧板 18 被処理部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に各別に当板嵌入孔4を有し、他端
    には受台6を設け、該受台6と前記当板嵌入孔4との間
    には長手方向に沿って長溝孔7を形成し、該長溝孔7に
    前記受台6より螺挿した螺棒8を取り付けた取付台1を
    上下1対に形成すると共に複数設けて前記当板嵌入孔4
    外側壁と隣接する当板嵌入孔4外側壁とを互いに枢着し
    て横方向に連繋し、対設する上下当板嵌入孔4、4に当
    板14の両端を夫々嵌入取付けし、前記長溝孔7、7の
    底部に押圧板15の両端を挿入して前記当板14と前記
    押圧板15との間に挟着部を形成し、上下いずれか一方
    の取付台1を左右に拡開することにより、前記上下取付
    台1、1を同期に拡開せしめ、前記挾着部に挾着された
    被処理部材18が前記取付台1の拡開に対応して彎曲形
    成可能にしたことを特徴とする曲板器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103395103A (zh) * 2013-07-30 2013-11-20 苏州香山工坊营造工程有限公司 一种异型胶合木加工设备
CN112277107A (zh) * 2020-09-18 2021-01-29 无锡职业技术学院 一种可调式家具原料弯曲装置
CN113199577A (zh) * 2021-05-06 2021-08-03 博海威玛(烟台)机械有限公司 一种板材弯曲加工装置

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CN113199577B (zh) * 2021-05-06 2022-06-14 博海威玛(烟台)机械有限公司 一种板材弯曲加工装置

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