JPH0718596A - ソフトティッシュ抄紙機のヤンキープレスの性能向上方法および装置 - Google Patents

ソフトティッシュ抄紙機のヤンキープレスの性能向上方法および装置

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JPH0718596A
JPH0718596A JP5163367A JP16336793A JPH0718596A JP H0718596 A JPH0718596 A JP H0718596A JP 5163367 A JP5163367 A JP 5163367A JP 16336793 A JP16336793 A JP 16336793A JP H0718596 A JPH0718596 A JP H0718596A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ソフトティッシュ抄紙機におけるヤンキープ
レスの作動を改善もしくは増強する。 【構成】 送風装置50用の吹出し空気は、ヤンキーフー
ド15の通気装置の排気口/熱回収装置から取り出され、
また送風装置50からの排気は、ヤンキーフード15の通気
装置の排気口/熱回収部へ戻される。ヤンキーシリンダ
10と第1のプレスロール14との間に形成されるニップに
近接して、第1のプレスニップの手前ならびにその付近
で、ウエブ(W) の走行方向にウエブ(W) に対して空気を
吹き付ける。また、ソフトティッシュ抄紙機におけるヤ
ンキープレスの性能向上方法を実行するための装置にお
いて、ヤンキープレスは、ヤンキーシリンダ10と、1個
または数個のプレスロール13、 14と、ヤンキーフード15
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフトティッシュ抄紙
機のヤンキープレスの性能向上方法に関するものであ
り、ヤンキープレスでは、ウエブをヤンキーシリンダと
プレスロールの間に形成される1個または数個のニップ
にて加圧し、ウエブに対しヤンキーフードを介して導入
される熱気を吹き付けることによってウエブをヤンキー
シリンダ上で乾燥し、本方法では、ウエブに対し熱湿気
を吹き付けるための送風装置を用いる。
【0002】さらに本発明は、ソフトティッシュ抄紙機
のヤンキープレスの性能向上のための本発明による方法
を実施するための装置に関するものであり、ヤンキープ
レスは、ヤンキーシリンダ、および1個または数個のプ
レスロール、ならびにヤンキーフードからなり、前記装
置は送風装置であり、吹出しチャンバと、排気チャンバ
と、熱湿気をウエブに対して吹き付けるための吹出しノ
ズルと、その空気の除去用の排気ダクトとからなる。
【0003】
【従来の技術】紙の製造において、繊維ウエブは抄紙機
のワイヤ部のエンドレスワイヤの上、あるいは2つのワ
イヤ間で成形される。次に、原則として、その繊維ウエ
ブをサクションボックスとおそらくはサクションロール
とが設けられたワイヤ区域を通過させることによって、
まず繊維ウエブから水分が脱水されるが、その区域では
サクションボックスおよび(あるいは)サクションロー
ルが陰圧によってウエブから水分を吸い出す。これに続
いて、繊維ウエブはプレス部へ送られ、そこでウエブ
は、プレスロール間で圧縮されることによって水分がウ
エブから除去される。プレス部において、水分は通常は
フェルト上に保持されているが、そのフェルトからも同
時に水分が、例えば陰圧で作動するフェルト吸着装置を
用いて除去される。プレス部の後で、ウエブは、通常は
抄紙機の乾燥部において蒸発によって乾燥され、そこで
ウエブは、ヤンキーフードが設けられたヤンキーシリン
ダを通過する。エネルギー節約の観点から、ウエブを抄
紙機のプレス部で機械による圧縮によって脱水すること
は、実質的には乾燥部で蒸発によって乾燥を行なうより
も有利である。
【0004】紙ウエブから水分を脱水する場合、ウエブ
は原則として冷却され、そこで繊維ウエブに含有された
水分の粘度が高くなり、そのため圧縮以降の工程では脱
水が困難になる。このため、ウエブを適切な温度に加熱
してウエブに含まれる水分の粘度を低下させ、それによ
ってウエブからの水の絞りだしを容易にする解決法を探
究する試みがなされてきた。
【0005】抄紙機において、スチームシリンダ、スチ
ームボックス、および電気/ガス赤外線乾燥器がウエブ
の加熱に用いられてきた。これらの従来技術の共通の特
徴は、ウエブの適切な温度を得るのにかなりのエネルギ
ーを必要とすることである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】よく知られているよう
に、スチームシリンダがこのような従来の抄紙機に用い
られてきたが、この場合、抄紙機の速度によりその使用
が制約されることはない。スチームボックスの利用分野
は主として、ウエブのプロファイル形成にあった。スチ
ームボックスによる従来技術の解決法において、抄紙機
の性能向上は水分のプロファイルを均一にすることによ
って間接的に得られており、それによっていわゆる過剰
乾燥が回避されてきた。しかしスチームボックスを使用
したのでは、プロファイルが均一であると、抄紙機の性
能向上は得られない。スチームボックスは、多重ニップ
「Sym-Press 」(商標)型プレスのプレスニップ間にも
ウエブを加熱するために用いられている。抄紙機のプレ
ス部を使用する状況において、ウエブ加熱用の電気ある
いはガス赤外線乾燥器を用いるのは、前記器具がこの区
域ではすぐ汚染されてしまいその効果が低下することに
なるため、問題となっている。
【0007】よく知られているように、ヤンキープレス
は内部から加熱される大径のヤンキーシリンダと、1個
または数個のブロックからなりシリンダの外周の一部に
まで及んで形成されるヤンキーフードとを有し、暖気を
このフードを介してウエブに対して吹き付けてウエブを
乾燥させる。フード部の手前のヤンキープレスは通常、
ヤンキーシリンダとともにプレスニップを形成する1個
または数個のプレスロールからなり、そのニップにおい
て水分は、圧縮されることによってウエブから除去され
る。従来技術のヤンキープレスにおいては、プレスニッ
プの効率を十分に高い段階に向上させることは必ずしも
可能ではなかった。なぜなら、前工程でウエブを冷却す
る時間が必要であり、それによって水分の粘度がより高
くなり、プレスニップにおける水分の除去がさほど効率
的ではなかったからである。このことはまた、ヤンキー
シリンダとフードの乾燥能力の観点からはエネルギーを
より多く必要とする結果となっている。
【0008】従来技術からはまた、空気の吹き付けに基
づく方法と装置が知られており、それにおいては、温暖
な湿気をウエブに対し吹き付けてウエブを乾燥し、また
それによって圧縮と乾燥をともに強化している。しか
し、これらの従来技術の解決法においては、非常に低い
数値の空気の温度と湿度が用いられているため、その効
率は低い。紙、板あるいはパルプの抄紙機において脱水
を増強するために空気を吹き付ける方法による一つの従
来技術の解決法は、フィンランド特許第54,956号に説明
されている。この従来技術の解決法においては、乾燥部
からの温暖な湿った排気またはそれに代るものとして、
加工熱処理によるパルプ製造プラントの加圧工程からの
温暖な湿った排気が用いられている。
【0009】本発明はソフトティッシュ抄紙機における
ヤンキープレスの作動を改善もしくは増強することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述および後述の目的を
達成するため、本発明による方法は主として、送風装置
の吹出し空気をヤンキーフードの通気装置の排気口もし
くは熱回収部から取り入れ、送風装置の排気をヤンキー
フードの通気装置の排気口もしくは熱回収部へ戻し、ヤ
ンキーシリンダと第1のプレスロールとの間に形成され
るニップに近接して第1のプレスニップの手前ならびに
その付近で空気をウエブの走行方向に吹き付けることを
特徴とする。
【0011】他方、本発明による装置は主として、送風
装置の吹出しチャンバをその吹出し空気の取り入れ用の
ヤンキーフードの通気装置の排気口もしくは熱回収部に
連通させ、送風装置の排気チャンバは、使用済の空気を
送り返すためのヤンキーフードの通気装置の排気口もし
くは熱回収部に連通し、送風装置は、ヤンキーシリンダ
と第1のプレスロールとの間に形成されるニップに近接
して第1のプレスニップの手前かつその付近に設けられ
ていることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明による方法において、ウエブは熱湿気を
ウエブに対して吹き付けることによって加熱され、一方
では、それによりウエブは強制対流により加熱される
が、他方では、吹出し空気中に含まれる水分の蒸発エネ
ルギーが発散される時にウエブの表面繊維に凝縮され
る。その結果、ウエブに含まれる水分の粘度が低下し、
ウエブに含まれる水分の絞り出しが容易になる。
【0013】
【実施例】次に添付図面の図を参照して本発明をより詳
細に説明するが、本発明はこれらの説明に厳密に限定さ
れることは全くない。
【0014】図1は、2つのニップを有するヤンキープ
レスに適用した本発明の実施例を概念的に示し、前記プ
レスは、内部から加熱される大径のヤンキーシリンダ10
を含み、ヤンキーシリンダ10のフード15は、2つのブロ
ック、すなわちブロック11および12からなっている。フ
ードブロック11、12用の吹出し空気はそれぞれ、ヒータ
23、24によって加熱される。ヒータ23、24の燃料タンク
はそれぞれ、参照番号25、26で示す。フード15の第1の
ブロック11のブロワは参照番号21で、またフード15の第
1のブロック12のブロワは参照番号22で示す。フード15
の排気27の温度は約200 〜3500C であり、湿度は単位キ
ログラムの乾気についてH2O が約0.2 〜0.7kg である。
排気27の調整用部材は28で示す。排気27はフード15の熱
回収部29へ送られ、そこから排気は、必要に応じて調整
部材31および32とブロワ33を経て除去され、あるいは望
ましい場合は、フード15のブロック11および12の空気の
循環へと戻される。
【0015】図1に示すヤンキープレスの実施例は2つ
のニップを有し、その中でプレスロール13および14がヤ
ンキーシリンダ10とともに2つの連続するニップを形成
している。本発明によれば、送風装置50は、第1のプレ
スロール14に近接して、前記プレスロール14の手前に、
紙ウエブW の走行方向に設けられている。紙ウエブWと
フェルトF はガイドロール17の上を通され、送風装置50
を通過し、第1のプレスロール14とヤンキーシリンダ10
との間の第1のニップにはいり、さらにそこから第2の
プレスロール13とヤンキーシリンダ10との間に形成され
ている第2のニップにはいる。吹出しボックス50用のエ
ネルギー源として、すなわち吹出し空気としては、ヤン
キーフード15からの排気が用いられ、この排気は、吹出
し速度調整部材35とブロワ36とを通り抜けて送風装置50
の吹出し空気チャンバ51へはいり、またこの排気は、吹
出しボックス50の排気チャンバ52から排気34を経て熱回
収部29へ送り戻される。送風装置50によって温暖な湿気
がノズル、望ましくは円形ノズルを介して紙ウエブW に
対して吹き付けられ、さらに冷却乾燥された空気が吹出
しボックス50内に設けられたサクションダクトもしくは
排気管53を介して回収され、ヤンキーフード15の通気装
置へ戻されるが、そこからさらに熱回収部29へ送られる
ことがある。送風装置50の出力は、空気ダクトもしくは
分配ダクトに設けられた調整部材35によって調整され
る。送風装置50においては、比較的高い吹出し速度を用
いて、装置50の汚染を防止している。送風装置50によっ
て、紙ウエブの不均一な湿度のプロファイルを、吹出し
チャンバ51をブロック56に分割することによって修正す
ることも可能であり(図4)、この場合、吹出し速度は
調整部材37によって個々に調整することができる。図1
において、参照番号60は送風装置50の他の入排気位置を
示す。
【0016】図2(A) から(C) は、本発明による設備に
使用可能な空気循環の種々の選択可能な方式を示す。
【0017】図2(A) に示す選択路A およびB におい
て、ヤンキーフードブロック11と12における空気の循環
は並列に接続され、空気は吹出しボックス50へ次のよう
に送られる。
【0018】A. 吹出しボックス50用の吹出し空気はブ
ロック11の排気口から、場合に応じて熱回収部29の手前
で取り出され、また吹出しボックス50からの排気はフー
ド15の通気装置のブロック11の排気口へ、場合によって
は熱回収部29の手前で送り返される。
【0019】B. 吹出しボックス50用の吹出し空気は、
ブロック11の排気口から、場合に応じて熱回収部29の手
前で取り出され、また吹出しボックス50からの排気はフ
ード15の通気装置の共通の排気口へ、場合によっては熱
回収部29の後で送り返される。
【0020】図2(B) に示すような選択路A およびB に
おいて、ヤンキーフードブロック11と12の空気の循環が
直列に接続されている。その空気は50へ次のように送ら
れる。
【0021】A. 吹出しボックス50用の吹出し空気はブ
ロック11の排気口から、場合に応じて熱回収部29の手前
で取り出され、また吹出しボックス50からの排気はフー
ド15の通気装置の排気口へ、場合に応じて熱回収部29の
手前で送り戻される。
【0022】B. 吹出しボックス50用の吹出し空気はブ
ロック11の排気口から、場合に応じて熱回収部29の後で
取り出され、また吹出しボックス50からの排気はフード
15の通気装置の排気口へ、場合に応じて熱回収部29の後
で送り戻される。
【0023】図2(C) に示す選択路A およびB におい
て、ヤンキーフードブロック11と12の空気の循環は並列
に接続されている。空気は吹出しボックス50へ次のよう
に送られる。
【0024】A. 吹出しボックス50用の吹出し空気はフ
ードブロック11と12の共通の排気口から、場合に応じて
熱回収部29の手前で取り出され、また吹出しボックス50
からの排気はフード15の通気装置の共通の排気口へ、場
合に応じて熱回収部29の手前で送り返される。
【0025】B. 吹出しボックス50用の吹出し空気はフ
ードブロック11と12の共通の排気口から、場合に応じて
熱回収部29の後で取り出され、また吹出しボックス50か
らの排気はフード15の通気装置の共通の排気口へ、場合
に応じて熱回収部29の後で送り返される。
【0026】上述したすべての選択方式において、選択
路A とB はまた交差接続することができる。すなわち、
吹出しボックス50用の空気を熱回収部29の手前で取得
し、また吹出しボックス50からの排気をフード15の通気
装置へ熱回収部29の後で送り戻す。
【0027】図に示した変形に加えて、もちろんまた3
個のブロックからなるフード15を用いて、空気を1個、
2個、あるいは3個のブロックから吹出しボックス50に
取り入れることも可能である。空気を1個のブロックの
みから取る場合、なるべくは湿った端部の隣に置かれて
いるブロックから取る。
【0028】本発明によれば、送風装置50においては次
のパラメータが用いられる。即ち、吹出し空気の温度は
130 〜4500C 、望ましくは200 〜3500C 、また吹出し空
気の湿度は単位キログラムの乾気についてH2O が0.100
〜1.000kg 、望ましくは単位キログラムの乾気について
H2O が0.200 〜0.700kg 、送風装置50の吹出し速度は毎
秒0 〜130 メートル、望ましくは毎秒60〜120 メートル
である。
【0029】図3は送風装置50をウエブの方向から見た
概略断面図である。フェルトは参照符号F で、ウエブは
参照符号W で示す。吹出しボックス50は、吹出しチャン
バ51と排気チャンバ52とからなる。ヤンキーフード15か
らの排気P1は、装置50へ送られて吹出しチャンバ51へは
いり、前記排気は、ウエブに対してノズル面54に設けら
れれたノズル、望ましくは円形ノズルを介して送風P と
して吹き付けられる。排気P2はサクションダクトの排気
管53を介して排気チャンバ52へ送られ、そこから排気P2
はさらに、ヤンキーフード15の通気装置の排気口へ送ら
れる。
【0030】図4は送風装置をウエブの側面から見た概
略横断面図である。フェルトは参照符号F で、またウエ
ブは参照符号W で示す。図4に示す実施例において、吹
出しチャンバ51は、いわゆるプロファイリングチャンバ
56に分割されており、そこでは各チャンバ56の空気の流
れを別個に調整することが可能である。空気は、流れP
としてウエブW に対して、吹出しチャンバ51のプロファ
イリングチャンバ56からノズル面54のノズルを介して吹
き付けられる。排気P2は吹出しボックス50とウエブW の
間の空間から排気管53を介して排気チャンバ52の中へ送
られ、そこから空気はさらにダクト55の中へ、その後は
ヤンキーフード15の通気装置の排気口の中へ送られる。
【0031】図5(A) および(B) は、送風装置50の他の
2種類のノズル面を例示している。吹出しノズルは参照
番号55で、排気管もしくは排気スロットは参照番号53で
示す。流れ方向は参照矢印Y で表わす。
【0032】図5(A) において、小径の吹出しノズル孔
55と大径の排気管53は平らなノズル面54の上でウエブの
走行方向に平行して均一な間隔になるように配置されて
いる。図5(B) において、ノズル面54はブロックに分割
され、吹出しノズル55が設けられた部分と排気管もしく
は排気スロット53が設けられた部分とが交互に配されて
いる。
【0033】吹出しノズル55の直径は約 5〜10mmであ
り、また排気管53の直径は約50〜100mm である。排気ス
ロット53が使用される場合、その幅は約20〜100mm であ
る。吹出しノズル55のノズル面の面積に対する開講部の
比率は約 1〜5%であり、また吹出し距離は約15〜50mmで
ある。
【0034】図6は単ニップのヤンキープレスにおける
本発明による方法の原理についての第2の実施例の説明
図である。その他の点において、図6の記載は図1に示
すものと同様である。ヤンキーシリンダ10が取り付けら
れてプレスロール14とともにニップを形成している。
【0035】上述のように、本発明をその好ましいつく
つつかの実施例についてのみ説明した。しかしこれは、
本発明をこれらの特徴のみに限定することなく、特許請
求の範囲に明記する発明の概念の範囲内で多くの変更な
らびに修正が可能である。
【0036】
【発明の効果】紙の乾燥工程は抄紙機の速度を制約する
要因になることが多く、またプレス後の紙ウエブの乾燥
固形物の含有量が乾燥に重大な影響を与えるため、本発
明は、非常にわずかのエネルギーの増加で抄紙機の速度
の増加を可能にしている。エネルギーの増加には、送風
装置の電気モータだけしか必要としない。
【0037】本発明によれば、ヤンキープレスの性能を
向上でき、それにより紙の乾燥は全体のエネルギー節約
の点で、有利になる。なぜなら、エネルギー節約の面
で、圧縮により行なわれる脱水は実質的に蒸発による脱
水よりも有利であるからである。
【0038】本発明によれば、装置の吹出しボックスに
は送風チャンバと排気チャンバとが設けられ、さらにヤ
ンキーフードの排気は吹出しボックス用のエネルギー源
(吹出し空気)として利用される。温暖な湿気はノズル
を介してウエブに対し吹き付けられ、さらに冷却乾燥さ
れた空気は吹出しボックス内に設けられたサクションダ
クトからヤンキーフードの通気装置へと戻され、そこか
らさらに熱回収部へと送られることが可能である。本発
明の装置によれば、比較的高い吹出し速度を用い、それ
によって装置の汚染を防止することができ、またそれゆ
えに本発明の装置は抄紙機のプレス部の問題の多い使用
状況には非常に適している。
【0039】本発明の装置によれば、吹出しチャンバを
ブロックに分割することによって不均一な水分のプロフ
ァイルを調節することが可能であり、そのブロックにお
いて吹出し速度を必要に応じて個々に調節することが可
能である。
【0040】抄紙機の能力を増加させることが好ましく
ない場合は、本発明によれば、乾燥部で必要な追加エネ
ルギーを減らすことも可能であり、それゆえにプレス後
のウエブの乾燥固形物の含有量が高くなり、またそれに
よって乾燥能力の要求条件が低くなる。
【0041】本発明による方法と装置は、毎分600 〜22
00メートルの速度で作動する抄紙機のプレス部に用いら
れ、また本発明から得られる利点が走行の高速化の手法
に利用された場合には、この発明により走行速度が約 3
〜10% 、原則的には約5%増加する。
【0042】本発明による方法と装置は、ヤンキープレ
スに関連する用途、とくにソフトティッシュ製造用のガ
ス燃焼式または高温式ヤンキープレスに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の原理を2つのニップを有するヤ
ンキープレスに適用した概略説明図である。
【図2】本発明に関する空気循環の種々の方式について
の概略説明図である。
【図3】本発明による装置をウエブの方向から見た概略
断面図である。
【図4】本発明による装置をウエブの横断面方向から見
た概略断面図である。
【図5】装置のノズル面の種々の実施例の概略説明図で
ある。
【図6】本発明の方法の原理を単ニップのヤンキープレ
スに適用した概略説明図である。
【符号の説明】
10 ヤンキーシリンダ 11,12 ヤンキーフードブロック 13,14 プレスロール 15 ヤンキーフード 29 熱回収部 34,35 調整部材 50 送風装置 51 吹出しチャンバ 52 排気チャンバ 53 排気管 54 ノズル面 55 吹出しノズル孔 56 プロファイリングチャンバ P 吹出し空気 W ウエブ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトティッシュ抄紙機のヤンキープレ
    スの性能向上方法であって、該ヤンキープレスでは、ウ
    エブをヤンキーシリンダとプレスロールとの間に形成さ
    れる1個または数個のニップにおいて圧縮し、該ウエブ
    に対しヤンキーフードを介して導入される熱気を吹き付
    けることによって該ウエブをヤンキーシリンダ上で乾燥
    し、該方法では、該ウエブに対して熱湿気を吹き付ける
    送風装置を使用する性能向上方法において、該送風装置
    用の吹出し空気は、前記ヤンキーフードの通気装置の排
    気口もしくは熱回収部から取り出され、該送風装置の排
    気は、該ヤンキーフードの通気装置の排気口もしくは熱
    回収部に戻され、前記ヤンキーシリンダと第1のプレス
    ロールとの間に形成されるニップに近接して第1のプレ
    スニップの手前ならびにその付近で前記ウエブに対して
    該ウエブの走行方向に空気を吹き付けることを特徴とす
    るソフトティッシュ抄紙機のヤンキープレスの性能向上
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、該方法
    で、前記ウエブに対して熱湿気を吹き付けることによっ
    て該ウエブを加熱し、これによって一方では、該ウエブ
    が強制対流によって加熱され、他方では、該吹出し空気
    中に含まれる水分の蒸発エネルギーが発散される時に該
    ウエブ表面に凝縮され、それによって該ウエブに含まれ
    る水分の粘度が低下し、該ウエブに含まれる水分の圧縮
    度が改善されることを特徴とする性能向上方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の方法におい
    て、前記ヤンキーフードブロックの空気の循環は並列に
    接続され、前記送風装置用の吹き出し空気は該フードの
    通気装置の第1のブロックの排気口から、場合に応じて
    熱回収部の手前で取り出され、該送風装置からの排気は
    該フードの通気装置の第1のブロックの排気口へ、場合
    に応じて熱回収部の手前で送り返されることを特徴とす
    る性能向上方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の方法におい
    て、前記ヤンキーフードブロックの空気の循環は並列に
    接続され、前記送風装置用の吹出し空気は該ヤンキーフ
    ードの通気装置の第1のブロックの排気口から、場合に
    応じて熱回収部の手前で取り入れられ、さらに該送風装
    置からの排気は該ヤンキーフードの通気装置の共通の排
    気口へ、場合に応じて熱回収部の後で送り戻されること
    を特徴とする性能向上方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の方法におい
    て、前記ヤンキーフードブロックの空気循環は直列に接
    続され、前記送風装置用の吹出し空気は該ヤンキーフー
    ドの第1のブロックの排気口から、場合に応じて熱回収
    部の手前で取り入れられ、さらに該送風装置からの排気
    は該ヤンキーフードの通気装置の排気口へ、場合に応じ
    て熱回収部の手前で送り戻されることを特徴とする性能
    向上方法。
  6. 【請求項6】 請求項1または2に記載の方法におい
    て、前記ヤンキーフードブロックの空気循環は直列に接
    続され、前記送風装置用の吹出し空気は該ヤンキーフー
    ドの第1のブロックの排気口から、場合に応じて熱回収
    部の後で取り入れられ、さらに該送風装置からの排気は
    該ヤンキーフードの通気装置の排気口へ、場合に応じて
    熱回収部の後で送り戻されることを特徴とする性能向上
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1または2に記載の方法におい
    て、前記ヤンキーフードブロックの空気の循環は並列に
    接続され、前記送風装置用の吹出し空気は該ヤンキーフ
    ードの第1と第2のブロックの共通の排気口から、場合
    に応じて熱回収部の手前で取り入れられ、さらに該送風
    装置からの排気は該ヤンキーフードの通気装置の共通の
    排気口へ、場合に応じて熱回収部の手前で送り返される
    ことを特徴とする性能向上方法。
  8. 【請求項8】 請求項1または2に記載の方法におい
    て、前記ヤンキーフードブロックの空気の循環は並列に
    接続され、前記送風装置用の吹出し空気は該フードブロ
    ックの共通の排気口から、場合に応じて熱回収部の後で
    取り入れられ、さらに該送風装置からの排気は該ヤンキ
    ーフードの通気装置の共通の排気口へ、場合に応じて熱
    回収部の後で送り返されることを特徴とする性能向上方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項1または2に記載の方法におい
    て、前記送風装置用の吹出し空気は前記ヤンキーフード
    の通気装置の熱回収部の手前で取り入れられ、さらに該
    送風装置からの排気は該ヤンキーフードの通気装置へ、
    熱回収部の後で返送されることを特徴とする性能向上方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    ソフトティッシュ抄紙機のヤンキープレスの性能向上方
    法を実施するための装置であって、該ヤンキープレス
    は、ヤンキーシリンダと、1個または数個のプレスロー
    ルと、ヤンキーフードとからなり、該装置は送風装置で
    あり、該送風装置は、吹出しチャンバと、排気チャンバ
    と、熱湿気をウエブに対して吹き付けるための吹出しノ
    ズルと、該空気の除去用の排気ダクトとからなるソフト
    ティッシュ抄紙機のヤンキープレスの性能向上装置にお
    いて、該送風装置の吹出しチャンバは、吹出し空気取り
    入れ用の該ヤンキーフードの通気装置の排気口および
    (または)熱回収部に連通し、該送風装置の排気チャン
    バは、使用済み空気を返送するためのヤンキーフードの
    通気装置の排気口および(または)熱回収部に連通し、
    該送風装置は、該ヤンキーシリンダと第1のプレスロー
    ルとの間に形成されるニップに近接して、第1のプレス
    ニップの手前ならびにその近くに設けられることを特徴
    とするソフトティッシュ抄紙機のヤンキープレスの性能
    向上方法および装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の性能向上装置におい
    て、前記送風装置の平らなノズル面は、前記ウエブの走
    行と平行し、多数の小径の吹出しノズル孔と、多数の大
    径の排気孔とを含むことを特徴とする性能向上装置。
  12. 【請求項12】 請求項10または11に記載の性能向上装
    置において、前記送風装置のノズル面はブロック構成と
    して形成されて、該ノズル面は、吹出しノズルが設けら
    れた部分と、排気管もしくは排気スロットが設けられた
    部分とで交互になっていることを特徴とする性能向上装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項10ないし12のいずれかに記載の
    性能向上装置において、前記送風装置の吹出しチャンバ
    はプロファイリングチャンバに分割され、各チャンバの
    空気の流れは別個に調整可能であり、ウエブの水分のプ
    ロファイルの調整が可能であることを特徴とする性能向
    上装置。
  14. 【請求項14】 請求項10ないし13のいずれかに記載の
    性能向上装置において、前記送風装置は吹出し空気の速
    度もしくは圧力の調整用の調整部材を含むことを特徴と
    する性能向上装置。
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