JPH07185675A - ヘミング加工装置 - Google Patents

ヘミング加工装置

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JPH07185675A
JPH07185675A JP5336113A JP33611393A JPH07185675A JP H07185675 A JPH07185675 A JP H07185675A JP 5336113 A JP5336113 A JP 5336113A JP 33611393 A JP33611393 A JP 33611393A JP H07185675 A JPH07185675 A JP H07185675A
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JP
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outer plate
hemming
work
cam
heating
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JP5336113A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Horimuki
俊之 堀向
Toshio Nakazato
敏雄 中里
Kaoru Abe
馨 阿部
Toshio Emori
利夫 江守
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/141Feedstock

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  • General Induction Heating (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ヘミング加工の際にヘミング加工部に予め介在
させた熱硬化性接着剤を加熱するにあたって、加熱時間
を長くとることができるようにして高温で急激に加熱す
る必要をなくし、金型や外板への熱歪み等の悪影響を減
らしたヘミング加工装置を提供する。 【構成】外板2と内板3とを組付けた状態のワーク1を
下部金型9の載置部11に載置する。載置部11上にお
いて、予備曲げパンチ20が外板2の端部4のフランジ
部4aを側方から押圧して内板3の端部5の表面に向け
て折り返す。予備曲げパンチ20が載置部11の側方に
退避した後、折り返されたフランジ部4aを本曲げパン
チ10が上方から押圧して内板3の端部5の表面に握着
する。ワーク1が載置部11に載置されている間の任意
の時間に、載置部11の端部に設けられた絶縁処理を施
した高周波誘導加熱用コイル13に通電することによ
り、コイル13の発生する磁束内にある外板2の端部4
が誘導加熱され、外板2の端部4と内板3の端部5との
間に予め介在させた熱硬化性接着剤6が加熱硬化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のエンジンフ
ード、ドア等のワークの外板と内板とを接合する際のヘ
ミング加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンフード等の製造におい
てワークの外板と内板とを接合する場合には、外板の端
部を内板の端部の表面に向けて折り返して握着するヘミ
ング加工を行うことが多いが、握着しただけでは外板と
内板とが位置ずれを起こすおそれがあり、また、外板と
内板との間隙に水等が侵入するおそれがある。そのた
め、予め外板の端部と内板の端部との間に熱硬化性接着
剤を介在させて外板と内板とを組付けた状態のワークを
ヘミング加工装置によりヘミング加工した後に、加熱手
段によってヘミング加工部を加熱することにより該熱硬
化性接着剤を半硬化させてワークの外板と内板とを仮接
着し、更に塗装工程に移行してからオーブン内でワーク
全体を加熱して該接着剤を本硬化させて本接着すること
が行われている。
【0003】そして、従来、特開平2−254070号
のように、外板の端部と内板の端部との間に熱硬化性接
着剤を介在させてヘミング加工した後に、ヘミング加工
装置とは独立した別体の熱風送風装置によってヘミング
加工部に熱風を当てることにより該接着剤を加熱硬化さ
せるものが知られている。しかし、このように加熱装置
をヘミング加工装置と独立した別体として設けた場合に
は、工場の製造ラインにおいてその分の設置場所がヘミ
ング加工装置とは別に必要となり、設備費用も多くかか
るという不都合があった。また、このような熱風による
加熱の場合には、所定温度に加熱するまで時間がかかる
他、加熱手段の発熱量がワークに対して与える熱量の効
率、即ち、熱エネルギー効率が悪く、量産において実用
的でなかった。
【0004】一方、実開昭62−193918号のよう
に、上部金型によって外板の端部を押圧して内板の端部
の表面に折り返して握着するヘミング加工を行う際に、
上部金型の外板押圧部に設けたニクロム線を熱源として
ヘミング加工部の外板の折り返した端部を加熱して、予
めヘミング加工部に介在させた該熱硬化性接着剤を加熱
硬化するものもある。しかし、このように上部金型の外
板押圧部に加熱手段を設けた場合には、上部金型が外板
を押圧している間の時間しか加熱できないため、上部金
型の外板押圧部に熱歪み等の悪影響を与えることなく該
接着剤を加熱硬化するためには、温度センサー等により
加熱温度と加熱時間を調整することを必要として温度管
理が煩雑となる不都合があった。また、加熱手段をニク
ロム線とした場合には、ニクロム線の熱が周囲に伝導す
るため、周囲の金型に熱歪み等の悪影響を与える不都合
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の不都
合を解決することを目的とするものであり、ヘミング加
工の際にヘミング加工部に予め介在させた熱硬化性接着
剤を加熱するにあたって、工場の製造ラインにおいてヘ
ミング加工装置とは別に加熱手段の設置場所を必要とせ
ず、また加熱時間を長くとることができるようにして高
温で急激に加熱する必要をなくし、金型や外板への熱歪
み等の悪影響を減らしたヘミング加工装置を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のヘミング加工装
置は、上記の不都合を解決するために、外板の端部と内
板の端部との間に熱硬化性接着剤を介在させて外板と内
板とを組付けた状態のワークを載置する載置部を備える
下部金型と、該外板の端部を該内板の端部の表面に折り
返して握着するヘミング加工を行うパンチを備える上部
金型と、載置部に設けられて、ヘミング加工部の外板の
端部を加熱して該熱硬化性接着剤を加熱硬化させる加熱
手段とを有することを特徴とする。
【0007】前記ヘミング加工装置は、前記加熱手段が
絶縁処理を施した高周波誘導加熱用コイルであることが
好適である。
【0008】
【作用】本発明によれば、外板の端部と内板の端部との
間に予め熱硬化性接着剤を介在させて外板と内板とを組
付けた状態のワークがヘミング加工装置の載置部に載置
される。次に、上部金型に設けられたパンチが載置部上
のワークの該外板の端部を内板の端部の表面に折り返し
て握着するヘミング加工を行う。そして、ワークが載置
部に載置されている間、ワークの外板の端部が載置部に
設けられた加熱手段により加熱され、その熱により外板
の端部と内板の端部との間に予め介在された該熱硬化性
接着剤が半硬化し、外板と内板とが仮接着される。
【0009】なお、加熱手段が絶縁処理を施した高周波
誘導加熱用コイルである場合には、通電されたコイルが
発生する磁束内に位置する該外板の端部のみが誘導加熱
され、誘導加熱により該外板の端部に生じた熱が該熱硬
化性接着剤に伝導し、金型が加熱されない。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本実施例のヘミング加工前の外板と内板を組
付けた状態のワークの一部を示す説明的断面図である。
図2は本実施例の全体構成を示す説明的断面図である。
図3は本実施例のヘミング加工時のワークの一部を示す
説明的断面図である。図4は上部金型が最上昇位置にあ
るときの本実施例の一部の説明的断面図である。図5は
予備曲げ加工時の本実施例の一部の説明的断面図であ
る。図6は本曲げ加工時の本実施例の一部の説明的断面
図である。
【0011】図1において、ワーク1はエンジンフード
等の外板2と内板3とを組付けた状態のものであり、外
板2の端部4はフランジ部4aを有し、外板2と内板3
の端部5との間には熱硬化性接着剤6が介在している。
図示しないコンベアによって後述するヘミング加工装置
に搬送されてきたワーク1はヘミング加工装置に投入さ
れ、ヘミング加工装置によって後述のように予備曲げさ
れ(仮想線X)、次いで本曲げされて(仮想線Y)ヘミ
ング加工された後、再び図示しないコンベアに払い出さ
れて次の工程等に搬送される。
【0012】図2、図3及び図4を参照してヘミング加
工装置7の構成を説明する。
【0013】図3に示すように、ヘミング加工装置7は
上部金型8と下部金型9とを有し、上部金型8は、図示
しないクランク機構により下部金型9に向かって上下方
向に往復運動する。
【0014】上部金型8の底部には、下部金型9に載置
されるワーク1の外周の形状に沿って下方に突出した本
曲げパンチ10が設けられている。本曲げパンチ10は
上部金型8と共に下部金型9に向かって下降し、図2に
示すように本曲げパンチ10の底面10aが下部金型9
に載置されたワーク1の外板2のフランジ部4aを押圧
して内板3の端部5の表面に握着する。上部金型8が最
下降位置にあるとき、本曲げパンチ10は上記握着を完
了する。
【0015】下部金型9には、ヘミング加工装置7に投
入されたワーク1を収容して載置する載置部11が設け
られている。載置部11の端部には、ワーク1の外周の
形状に沿って加熱手段12が配設されている。図2に示
すように、加熱手段12は、絶縁処理を施した高周波誘
導加熱用コイル13を熱源としており、コイル13の周
囲は上端面を除いて磁気遮蔽材14で覆われていて、コ
イル13に通電した際に発生する磁束が上方向以外に漏
れるのを防止している。載置部11の周囲には、図示し
ないコンベアから搬送されてきたワーク1を案内して載
置部11に載置させるガイド部15が設けられており、
ガイド部15は外側から予備曲げパンチ20が挿通する
ためのスリット16を備えている。
【0016】ガイド部15の外側の周囲には、下部金型
9側に設けられた支持台17と、互いに平行な第1リン
ク18及び第2リンク19によって支持台17に枢支さ
れた予備曲げパンチ20とが配設されている。予備曲げ
パンチ20は、第1リンク18及び第2リンク19が各
支持台側軸21,22を中心として回動するのに応じ
て、ガイド部15のスリット16の中を進退自在に動く
ようになっている。予備曲げパンチ20は、ガイド部1
5のスリット16を挿通して載置部11上に突出する
際、載置部11に載置されたワーク1の外板2の端部4
のフランジ部4aを押圧し、内板3の端部5の表面に向
けて折り返す。支持台17は、予備曲げパンチ20が載
置部11上に最も突出したとき予備曲げパンチ20の底
部20aが当接する下部ストッパ17aと、予備曲げパ
ンチ20が載置部11から外側へ最も退避したとき第2
リンクの上縁19aが当接する側部ストッパ17bとを
備えている。第2リンク19の予備曲げパンチ側軸23
は、第1リンク18の支持台側軸21と戻しバネ24で
連結されていて、第1リンク18の支持台側軸21方向
に常時付勢されており、従って、予備曲げパンチ20は
載置部11から外側へ退避する方向に常時付勢されてい
る。第1リンク18には軸25に支持されたカムローラ
26が備えられている。
【0017】上部金型8の底部の支持台17と相対する
部分の外側には、カム頂部27aとカム頂部27aを挟
んで上下にテーパ状に広がったカム上斜面27b及びカ
ム下斜面27cとを備えたカムを有するカムドライバ2
8が下方に突出して設けられている。上部金型8が最上
昇位置から下降する際に、カムドライバ28のカム下斜
面27cはカムローラ26に当接して、予備曲げパンチ
20を載置部11方向へ押し出して載置部11上に突出
させる。カムドライバ28のカム頂部27aは、予備曲
げパンチ20が載置部11上に最も突出したときカムロ
ーラ26に当接する。
【0018】上部金型8の底部のカムドライバ28の内
側の部分には、カムドライバ28のカム頂部27aより
も上方に位置してカム上斜面27bと並行な戻し下斜面
29aを備えるカム戻し29が設けられている。カム頂
部27aがカムローラ26に当接する位置にあるときよ
りも下方へカムドライバ28が下降する際に、戻し下斜
面29aはカムローラ26の軸25に当接し、カムロー
ラ26を戻し下斜面29aとカム上斜面27bとの間に
沿って載置部11から遠ざかる方向に押し戻して、予備
曲げパンチ20を載置部11から側方へ退避させて不動
とする。上部金型8が最下降位置にあるとき、カムロー
ラ26はカム戻し29とカムドライバ28との間にあっ
て、カム戻し29の戻し下斜面29aに連なる内壁面2
9bに接している。
【0019】本実施例の作動を説明すると次の通りであ
る。
【0020】図4に示すように、上部金型8は図示しな
いクランク機構により上下方向に往復運動するものであ
るが、上部金型8が最上昇位置にあるとき、上部金型8
に設けられた本曲げパンチ10は下部金型9の載置部1
1の上方に退避している。また、第2リンク19が戻し
バネ24の張力により引っ張られて支持台17に設けら
れた側部ストッパ17bに当たる位置に保持されてお
り、これにより第1リンク18及び第2リンク19に枢
支された予備曲げパンチ20は載置部11の側方に退避
している。
【0021】上部金型8が上記の位置にあるとき、外板
2の端部4と内板3の端部5との間に予め熱硬化性接着
剤6を介在させて組付けられて且つ外板2の端部をフラ
ンジ状に立ち上げた状態のワーク1がコンベアによりヘ
ミング加工装置7に搬送されてきて、下部金型9のガイ
ド部15に案内されて載置部11に載置される。
【0022】次に、図5に示すように、上部金型8が下
降を開始すると、上部金型8のカムドライバ28も下降
してゆき、カムドライバ28のカム下斜面27cがカム
ローラ26を載置部11方向へ押し出し、第1及び第2
リンク18,19が支持台側軸21,22を中心として
載置部11方向へ回転し、予備曲げパンチ20が載置部
11の側方からガイド部15のスリット16を斜め下方
へ挿通して、載置部11に載置されたワーク1の外板2
の端部4のフランジ部4aを外側上方から斜め下方へ押
圧して内板3の端部5の表面に向けて折り返してゆく。
上部金型8のカムドライバ28のカム頂部27aがカム
ローラ26に接する位置にあるとき、予備曲げパンチ2
0はガイド部15のスリット16から載置部11上に最
も突出し、予備曲げパンチ20の底部20aが支持台1
7の下部ストッパ17aに当接する。
【0023】図6に示すように、更に上部金型8が下降
してゆくと、上部金型8に設けたカム戻し29の戻し下
斜面29aがカムローラ26の軸25に当接して、カム
ローラ26をカム戻し29の戻し下斜面29aとカムド
ライバ28のカム上斜面27bとの間に沿って載置部1
1から遠ざかる方向に押し戻し、第1及び第2リンク1
8,19が支持台側軸21,22を中心として載置部1
1から遠ざかる方向に回転し、予備曲げパンチ20が載
置部11上からガイド部15のスリット16を通って斜
め上方へ退避してゆく。
【0024】そして、予備曲げパンチ20が載置部11
の側方へ退避するのと入れ替わりに、本曲げパンチ10
が載置部11上のワーク1へ向かって下降してゆき、本
曲げパンチ10が外板2の端部4の折り返されたフラン
ジ部4aを上方から押圧し、内板3の端部5の表面に握
着してゆく。上部金型8が最下降位置にあるとき、本曲
げパンチ10が最も下降して上記握着が完了し、ヘミン
グ加工が完了する。
【0025】その後再び、上部金型8が上昇を開始す
る。上部金型8が最上昇位置まで上昇したとき、本曲げ
パンチ10及び予備曲げパンチ20は共に載置部11の
上方及び側方に退避しており、この位置において、ヘミ
ング加工されたワーク1が載置部11から図示しないコ
ンベアに払い出されて次の工程へ搬送され、代わりに新
たなワーク1が載置部11に載置される。
【0026】そして上記のヘミング加工工程において、
図2に示すように、ワーク1が載置部11に載置されて
から払いだす迄の間に載置部11の端部に設けられた絶
縁処理を施した高周波誘導加熱用コイル13に通電する
ことにより、通電されたコイル13の発生する磁束内に
位置するワーク1の外板2の端部4が誘導加熱され、誘
導加熱された該外板2の端部4に発生した熱によって該
熱硬化性接着剤6が半硬化し、外板2と内板3とが仮接
着される。コイル13の周囲には磁気遮蔽材14が配置
されており、漏れ磁束による下部金型9への影響が防止
される。
【0027】次に、本発明の実施例2について説明す
る。図7は、本実施例2の絶縁処理を施した高周波誘導
加熱用コイル13の位置を示す説明的断面図である。
【0028】図7を参照して、実施例2では、絶縁処理
を施した高周波誘導加熱用コイル13が、載置部11の
端部のうち、外板2の端部4の屈曲部4bと対向する位
置に設けられており、コイル13の周囲は外板2の屈曲
部4bと対向する面を除いて磁気遮蔽材14で覆われて
おり、屈曲部4bの方向以外に漏れ磁束が発生するのを
防止している。コイル13に通電したとき、コイル13
が発生した磁束内に位置する外板2の端部4の屈曲部4
bが誘導加熱されることとなるため、外板2の表側を加
熱する面積が減り、外板2に与える熱歪み等の悪影響を
減らすことができる。また、外板2の屈曲部4bが加熱
されるので、スプリングバックを減らすことができ、ヘ
ミング加工を容易にすることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ワークがヘミング加工
装置の載置部に載置された時から払い出される時までの
時間においてヘミング加工部の外板の端部を加熱するこ
とができるので、加熱時間を長くとることができて高温
で急激に加熱する必要がなく、金型や外板への影響を減
らすことができる。
【0030】また、ヘミング加工装置のワークの載置部
にヘミング加工部の加熱手段を設けるので、工場の製造
ラインにおいて加熱手段の設置場所をヘミング加工装置
とは別に用意する必要がない。
【0031】また、特に、加熱手段を絶縁処理を施した
高周波誘導加熱用コイルとした場合には、通電した絶縁
処理を施した高周波誘導加熱用コイルの発生する磁束内
の電磁誘導が起こる部分のみを集中的に且つ高温急速に
加熱することができるので、金型や外板への熱歪み等の
悪影響を効果的に防止できると共に、昇温時間が短くて
熱エネルギー効率がよく、短時間で作業を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のヘミング加工前の外板と内板を組付
けた状態のワークの一部を示す説明的断面図である。
【図2】本実施例1のヘミング加工時のワークの一部を
示す説明的断面図である。
【図3】本実施例1の全体構成を示す説明的断面図であ
る。
【図4】上部金型が最上昇位置にあるときの本実施例1
の一部の説明的断面図である。
【図5】予備曲げ加工時の本実施例1の一部の説明的断
面図である。
【図6】本曲げ加工時の本実施例1の一部の説明的断面
図である。
【図7】図7は、本実施例2の高周波誘導加熱用コイル
13の位置を示す説明的断面図である。
【符号の説明】
1─ワーク、2─外板、3─内板、4─外板の端部、5
─内板の端部、6─熱硬化性接着剤、7─ヘミング加工
装置、8─上部金型、9─下部金型、10─本曲げパン
チ、11─載置部、12─加熱手段、13─絶縁処理を
施した高周波誘導加熱用コイル、20─予備曲げパンチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 6/10 331 (72)発明者 江守 利夫 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外板の端部と内板の端部との間に熱硬化性
    接着剤を介在させて外板と内板とを組付けた状態のワー
    クを載置する載置部を備える下部金型と、 該外板の端部を該内板の端部の表面に折り返して握着す
    るヘミング加工を行うパンチを備える上部金型と、 載置部に設けられて、ヘミング加工部の外板の端部を加
    熱して該熱硬化性接着剤を加熱硬化させる加熱手段とを
    有することを特徴とするヘミング加工装置。
  2. 【請求項2】前記加熱手段が絶縁処理を施した高周波誘
    導加熱用コイルであることを特徴とする請求項1記載の
    ヘミング加工装置。
JP5336113A 1993-12-28 1993-12-28 ヘミング加工装置 Pending JPH07185675A (ja)

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KR101434840B1 (ko) * 2014-04-01 2014-09-02 (주)대성사 탄소섬유 열가소성수지 프리프레그용 헤밍장치

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