JPH07184622A - 葉タバコ用昇降装置 - Google Patents

葉タバコ用昇降装置

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JPH07184622A
JPH07184622A JP33557693A JP33557693A JPH07184622A JP H07184622 A JPH07184622 A JP H07184622A JP 33557693 A JP33557693 A JP 33557693A JP 33557693 A JP33557693 A JP 33557693A JP H07184622 A JPH07184622 A JP H07184622A
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JP
Japan
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tobacco
pipe
screw rod
leaf tobacco
screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP33557693A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Ueno
弘昭 上野
Isao Sekiguchi
勲 関口
Shozo Kokubu
正三 国分
Kazuhiko Takoi
和彦 蛸井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 葉タバコなどの高所への吊り上げ作業を容易
にかつ安全に行うことのできる葉タバコ用昇降装置を得
る。 【構成】 支持枠10に対して、チェーン20などによ
り同期して回転し得るように軸支されたネジ杆A〜Dを
配置し、該ネジ杆のそれぞれに螺合されて同時に上下移
動するパイプ受け具30、40間に葉タバコ吊り下げ用
のパイプP1、P2を着脱自在に取り付ける。 【効果】 パイプP1、P2が低位置にある状態で葉タ
バコを吊り下げた後、必要な高さだけパイプ受け具30
を上昇させる工程を繰り返すことにより、多段に亘葉タ
バコの吊り下げ作業を終えることができるので、高所で
の作業を必要とせず安全にかつ容易に必要な作業を行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は葉タバコ用昇降装置に関
し、特に、葉タバコの乾燥作業において葉編みした葉タ
バコなどの高所での吊り上げ、吊り下ろし作業を容易に
かつ安全に行うことのできる葉タバコ用昇降装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】葉タバコは、その種類あるいは収穫期に
応じて、成熟の進んだ下位葉から順に葉分けごとに収穫
されるかあるいは葉をつけたままの幹を刈り取ることに
より行われる。収穫された葉あるいは幹は、連縄葉編機
などにより葉編みされあるいは所定の吊具に挟持された
後に、乾燥室内に吊り下げれて所定の乾燥を受ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、この乾燥室内で
の葉タバコの吊り下げあるいは乾燥後の吊り下ろしは多
くの場合手作業で行われており、作業効率の改善が求め
られている。また、共同乾燥施設の普及により施設その
ものが大形化する傾向にあり、特にそのような施設にお
いては、多段に葉タバコを吊り下げて乾燥処理を行うこ
とが乾燥室内空間の有効利用の観点から必須となる。そ
のために、乾燥室内に脚立あるいは昇降装置を持ち込ん
で手作業により高所への多段の吊り下げ作業を行ってい
るが、数mの高さにまで及ぶ吊り下げ、吊り下ろし作業
は危険を伴っている。
【0004】そのための改善策として、キャスターを持
つ支持枠体に対して乾燥室外において安全な環境下で葉
タバコの吊り下げ作業を行い、吊り下げ後に支持枠体を
乾燥室内に導入るすることが一部行われているが、高所
での吊り下げ、吊り下ろし作業のすべてを回避すること
は不可能であり、依然として危険性を伴っているといえ
る。
【0005】乾燥室内に移動自在の巻き上げ機を備え、
平地において葉タバコの吊り下げ作業を終えた葉タバコ
支持枠を該巻き上げ機により順次高所に吊り上げていく
ようにしたものも提案されているが(実公昭55-2796 号
公報参照)、この装置においては乾燥施設の躯体自体を
巻き上げ機が移動可能なように再構築するか、あるいは
巻き上げ機を備えた乾燥施設を新たに設立することが必
要であり、大きな経費負担となるのを避けられない。
【0006】本発明の目的は葉タバコの乾燥処理に伴っ
ている上記のような不都合を解消した葉タバコ用の処理
装置を提供することにあり、より具体的には、危険を伴
うことなくかつ容易に高所の位置にかつ必要に応じて多
段の状態で葉タバコを吊り下げることができまた乾燥後
に吊り下ろすことのできる葉タバコ用昇降装置を提供す
ることにある。また、本発明の他の目的は既存の乾燥施
設に特別の改築を加えることなしに施設内に設置するこ
とのできる葉タバコ用昇降装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は新たな乾燥施設を設立すると
きにはその躯体を利用することにより容易に施設内に設
置することのできる葉タバコ用昇降装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決しかつ
目的を達成するための本発明による葉タバコ用昇降装置
は、基本的に、支持枠に同期して回転し得るように軸支
された複数本のネジ杆と、該ネジ杆のそれぞれに螺合さ
れるパイプ受け具と、パイプ受け具間に着脱自在に取り
付けられる葉タバコ吊り下げ用のパイプとを有すること
を特徴とする。各ネジ杆には乾燥室内の高さ方向空間に
応じて必要個数のパイプ受け具が取り付けられる。
【0008】また、各ネジ杆に同期回転を生じさせるた
めの手段は任意であるが、例えは、各ネジ杆に取り付け
たスプロケットに共通のチェーンを巻き掛けるなどのい
わゆる巻き掛け伝動手段により、あるいは各ネジ杆にウ
ォームギアを取り付けてそれに噛み合うウォームをベベ
ルギアなどを介して同期回転させるなどによるいわるる
歯車伝動手段により行ってよく、いずれにおいても、1
のネジ杆にのみ駆動力としての回転運動を与えることに
より、他のネジ杆は同期して一斉に回転するようにされ
る。1つのネジ杆に駆動力を与える手段も任意であり、
チェーンブロックを取り付け手動により駆動してもよ
く、適宜の電動モーターの回転力を駆動源とすることも
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明による葉タバコ用昇降装置を図
面を参照した実施例の説明に基づきさらに詳細に説明す
る。図1は本発明による葉タバコ用昇降装置の一実施例
を示す斜視図であり、4本のネジ杆A、B、C、Dが互
いに平行に方形の4隅部となる位置に立設されている。
各ネジ杆の上下の端部は、支持枠10(なお、図1にお
いては図解を容易とするためにその一部のみが示され
る)に対して回動のみ自在となるようにスラスト軸受け
11・・を介してそれぞれ支持されている。4本のネジ
杆のうち、1つのネジ杆Aは駆動用のネジ杆であり、他
の3つのネジ杆B、C、Dは遊転するネジ杆である。後
記するように、4本のネジ杆のうち駆動用のネジ杆Aは
駆動のためのベベルギア装置50を追加的に有している
点を除き、4本のネジ杆は同じ構成を有している。
【0010】図2を参照しつつ、駆動用のネジ杆Aにつ
いて説明する。ネジ杆Aは前記のようにスラスト軸受け
11、11を介してその上下端部を支持枠10に回動自
在に支持されており、その上下両端部1a、1bを除き
全長に亘りネジ2が刻設されている。なお、下方の非ネ
ジ端部1bはネジ2が刻設されている部分の径よりも幾
分小径に構成されている。上方の非ネジ端部1aには適
宜の手段によりスプロケット3が固設されており、さら
にその下方にはベベルギア4が固設されている。該ベベ
ルギア4にはベベルギア5が噛み合っており、その支軸
6は支持枠10に設けた軸受け12を介して延出してい
る。支軸6の延出端にはスプロケット7が固設されてお
り、該スプロケット7には駆動用チェーン8が巻装され
ている。
【0011】従って、駆動用チェーン8を手動によりあ
るいは電動モーター等の適宜の駆動手段により任意の方
向に回動することによってスプロケット7が回転し、そ
の回転はベベルギア5、ベベルギア4を介してネジ杆A
に伝えられ、ネジ杆Aは時計方向、反時計方向のいずれ
の方向にも回動する。図1に示すように、各ネジ杆A、
B、C、Dに固設したスプロケット3・・には1本の駆
動チェーン20が巻装されている。従って、前記した駆
動用のネジ杆Aの回動は駆動チェーン20を介してすべ
てのネジ杆B、C、Dに同時に伝達され、4本のネジ杆
は同期して回動する。なお、図1において、21は駆動
チェーン20にテンションを付与するための従来知られ
た構成を持つテンション用スプロケットであり、支持枠
10に図示しない適宜の手段により固設されている。
【0012】各ネジ杆には、後記する一方向パイプ受け
具30と、二方向パイプ受け具40とが所要個数、図1
に示す例においては一方向パイプ受け具30が3個、二
方向パイプ受け具40が1個、それぞれ取り付けられて
いる。一方向パイプ受け具30は、前記ネジ杆Aに螺合
するネジ穴部分31と断面U字状の樋部分34とからな
り、また、二方向パイプ受け具40は、一方向パイプ受
け具30の構成に加えてその樋部分34に直交する方向
に第2の樋部分41をさらに有している。
【0013】これらのパイプ受け具30、40は、各ネ
ジ杆の組み立て時に、すべてのネジ杆A、B、C、Dに
対して所要個数及び所要の順序で、各ネジ杆に螺入され
る。ネジ杆の組付け後において、ネジ部2と螺合した位
置においては各パイプ受け具30、40はネジ杆との相
対回転により拘束を受けた状態でネジ部2に沿い任意距
離上下に移動することができ、また下方端と上方端の非
ネジ端部1a、1bの部分においてはネジ部2との係合
がはずれてネジ杆の回転とは無関係に自由に移動でき
る。
【0014】この実施例においては、図1に示すよう
に、各ネジ杆A、B、C、Dには、上から順に、一方向
パイプ受け具30、二方向パイプ受け具40、一方向パ
イプ受け具30、一方向パイプ受け具30とがこの順で
螺合しており、最も下位に位置する一方向パイプ受け具
30はネジ杆のネジ部2との螺合がはずれその小径部と
なった非ネジ端部1bに位置している状態が図示されて
いる。
【0015】以上の説明から、各ネジ杆A、B、C、D
に螺合された各パイプ受け具30、40はネジ杆との間
で相対回転をすることにより、そのネジ部2の任意の位
置に移動することができ、それにより、対向する2本の
ネジ杆、例えば、ネジ杆Bとネジ杆Cとに螺合されたパ
イプ受け具30bと30cとをほぼ同じ高さにセット
し、かつそれぞれの樋部分34b、34cとを相対向し
た状態に位置させることができることは理解されよう。
そして、そのように相対向した樋部分34b、34Cと
の間にパイプP1を嵌入することにより、パイプ受け具
30b、30cがネジ杆B、ネジ杆Cに対して自由回転
することは拘束されることとなる。
【0016】この実施例による葉タバコ用昇降装置は上
記の構成であり、次のように作用する。作業に先立ち、
各ネジ杆A、B、C、Dに螺合されているパイプ受け具
30、40を個々に回転させて、そのすべてを各ネジ杆
の下方の非ネジ部1b内に位置させておく。作業開始に
際して、最上位に位置するパイプ受け具30a〜30d
(図1参照)を回転して各ネジ杆のネジ部2の下端部に
螺合させ、ほぼ等しい高さとなった状態で、相対向する
2本のネジ杆、図1においては、ネジ杆Bとネジ杆C及
びネジ杆Aとネジ杆Dとに螺合されたパイプ受け具30
bと30c及びパイプ受け具30aと30dとのそれぞ
れの樋部分34b、34c及び樋部分34a、34dと
を水平状態とし、そこにパイプP1及びパイプP2とを
嵌入する。それにより、各パイプ受け具のネジ杆に対す
る自由回動は阻止される。
【0017】次に、駆動用のネジ杆Aに取り付けてある
駆動用チェーン8を手作業により回動する。なお、特に
図示しないが、電動モーターなどの他の適宜の駆動手段
により駆動してもよい。駆動用チェーン8の作動は前記
のようにスプロケット7、ベベルギア5、ベベルギア4
を介して駆動用のネジ杆Aに伝えられ、ネジ杆Aの回転
はスプロケット3に巻装した駆動チェーン20を介し
て、他の3本のねじ杆に同時に伝達される。それによ
り、全てのネジ杆A、B、C、Dは同期して回転し、そ
の回転により各ネジ杆に螺合されたパイプ受け具30a
〜30dは回転を拘束された状態で(すなわち、そこに
嵌入したパイプP1、P2と共に)、等しい速度で上昇
する。
【0018】所定高さまでパイプP1、P2が上昇した
時点でネジ杆の回動を停止し、作業者はパイプP1、P
2間に編み込まれた葉タバコの編み紐の端部を係止する
等の手段により葉タバコを吊り下げる。パイプP1、P
2間に必要な量の葉タバコの吊り下げを終えた時点で、
再度駆動用チェーン8を回動する。それにより、葉タバ
コをパイプP1、P2間に吊り下げた状態で、4つのパ
イプ受け具30a〜30dは等しい速度で上昇してい
く。吊り下げられた葉タバコの乾燥に必要とされる距離
だけ上昇した時点で、2段目のパイプ受け具に対して同
様な作業を繰り返す。
【0019】なお、図1に示したものにおいては、2段
目に位置するパイプ受け具は二方向パイプ受け具40で
ある。二方向パイプ受け具40の場合には、一方の樋部
分34は一方向パイプ受け具30の場合と同様に葉タバ
コの吊り下げ用のパイプPを係止するのに用いるが、図
1に示されるように、他方の樋部分41は必要に応じて
補強用パイプPa1、Pa2を支持するために用いられ
る。この補強用パイプPa1、Pa2は吊り下げられた
葉タバコの重みにより葉タバコ用昇降装置が変形するの
を防ぐために用いられるものであり、葉タバコの吊り下
げ段数に応じて必要本数配置すればよい。
【0020】以下、最も下位に位置する一方向パイプ受
け具30についてまで同じ作業を繰り返すことにより、
所定の葉タバコの吊り下げ作業は終了する。必要な乾燥
を終えた時点でネジ杆を逆方向に回転する。それにより
パイプ受け具30、40は順次降下してくる。作業が最
も容易に行える高さにまで降下した時点で降下を止め
て、吊り下げ用パイプPからの葉タバコの取り外しを行
う。最上段に位置する葉タバコを取り外した時点で一連
の作業は終了する。
【0021】上記のように、本発明による葉タバコ用昇
降装置においては、昇降装置への葉タバコの吊り下げ作
業あるいは乾燥後の取り外し作業は常に作業者が所望す
る低い位置で行うことができ、例え多段に葉タバコを吊
り下げて乾燥処理を行う場合であっても従来のように高
所での作業を必要としない。それにより、乾燥施設の高
さが高い場合であっても作業者は安全に吊り下げあるい
は取り外し作業を遂行することができる。
【0022】また、ネジ杆の長さを既存の乾燥室の躯体
の高さに合わせて調整し、必要数の一方向パイプ受け具
30及び二方向パイプ受け具40とをネジ杆に螺合して
おくことにより、乾燥室の高さに応じた任意の段数に葉
タバコを吊り下げて乾燥することができる。また、その
際に、支持枠10として既存の乾燥施設の躯体を利用す
ることも容易である。さらに、新たに乾燥施設を構築す
る場合にはその躯体を支持枠10として用いて容易に昇
降装置全体を組み立てることもできる。それにより、乾
燥室内の空間の利用効率は向上する。さらに、各パイプ
受け具30、40は個々に独立してネジ杆上を移動でき
ることから、各葉タバコ吊り下げ用パイプPの上下方向
の間隔を任意に調節することができ、葉タバコの種類や
大きさに応じて適切な間隔にパイプ間隔を調整すること
により、乾燥室内のに空間を一層有効に利用することが
できる。
【0023】以上の説明は本発明による葉タバコ用昇降
装置の一実施例を示したものにすぎず、他に多くの変形
例が存在する。例えは、パイプ受け具30、40として
図1においてはネジ穴部分31と樋部分34(41)と
が一体に成形されているものを説明したが、これはあく
までも例示であって、要はネジ杆に螺合し得る部分と葉
タバコ吊り下げ用のパイプを支持する部分とを有するも
のであれば任意の形状であってよい。図3、図4はパイ
プ受け具30、40の他の実施例を示しており、図3に
示す一方向パイプ受け具30においては、前記ネジ杆A
に螺合するネジ穴31を持つ本体部分32と、該本体部
分32の突出部33に該ネジ穴31の方向に垂直な位置
と平行な位置とに係止可能なように枢着された断面U字
状の樋部分34とからなっており、また、図4に示す二
方向パイプ受け具40は、図3に示す第1のパイプ受け
具30の構成に加えて、樋部分34に直交する方向に第
2の樋部分41をさらに有しており、第2の樋部分41
もネジ穴31の方向に垂直な位置と平行な位置とに係止
可能なように枢着されている。この実施例によるパイプ
受け具30、40においてはその樋部分34、41を上
方に回動して起立状態とすることにより半径方向の寸法
を縮減することができるので、位置決めなどの目的で自
由回動させるときなどに安全にそれを行うことができま
た周囲の空間も節約できる効果がある。
【0024】また、上記の実施例では、支持枠10は乾
燥室の躯体に固定したものあるいは躯体そのものである
として説明したが、これは必ずしも必須でなく、支持枠
10を独立の構造物として構成してもよく、また、その
際に底面にキャスターを取り付けるようにしてもよい。
その場合には、乾燥室外で葉タバコの吊り下げ作業を終
えた昇降装置を乾燥室内に移動させるようにすることが
でき、作業性が一層向上する。
【0025】また、特に図示しないが、ネジ杆を同期回
転させる手段としてスプロケットとチェーンによる手段
に変えて、ウオームとウオームホイールの組み合わせに
よるネジ伝動手段を用いてもよい。さらに、ネジ杆の本
数も4本に限ることはなく、図5にその上面図を示すよ
うに2本づつのネジ杆組N1、N2、N3、・・を平行
に複数組立設し、それぞれに設けたパイプ受け具に葉タ
バコ吊り用パイプPを取り付け、チェーン20により各
ネジ杆を同期回転させるようにしてもよい。
【0026】また、上記の実施例においてはネジ杆の上
端部に非ネジ部1aが設けられていることにより、最上
位に位置するパイプ受け具の上方への移動はその部位で
阻止され、過上昇による損傷は回避されるが、リミット
スイツチなどを配置することによりさらに安全性を高め
るようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】上記の構成を有する本発明による葉タバ
コ用昇降装置にあっては、多段状態に葉タバコの吊り下
げる場合であっても常にその作業を低位置で行うことが
できるので、安全にかつ高効率で吊り下げ作業を行うこ
とができる。また、建物側の躯体を昇降装置を組み立て
ることも容易でありコスト的にも有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による葉タバコ用昇降装置の一実施例を
示す斜視図。
【図2】駆動用のネジ杆を示す図。
【図3】一方向パイプ受け具の一実施例を示す斜視図。
【図4】二方向パイプ受け具の一実施例を示す斜視図。
【図5】本発明による葉タバコ用昇降装置の他の実施例
を示す概略図。
【符号の説明】
A…駆動用ネジ杆、B、C、D…遊転用ネジ杆、P1、
P2…葉タバコ吊り下げ用パイプ、Pa1、Pa2…補
強用パイプ、3…同期回転のためのスプロケット、8…
駆動用チェーン、10…支持枠、20…チェーン、30
…一方向パイプ受け具、40…二方向パイプ受け具、5
0…駆動のためのベベルギア装置50
フロントページの続き (72)発明者 蛸井 和彦 福島県郡山市堤下町1−26 日本たばこ産 業株式会社郡山原料本部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持枠に同期して回転し得るように軸支
    された複数本のネジ杆と、該ネジ杆のそれぞれに螺合さ
    れるパイプ受け具と、パイプ受け具間に着脱自在に取り
    付けられる葉タバコ吊り下げ用のパイプとを有すること
    を特徴とする葉タバコ用昇降装置。
  2. 【請求項2】 ネジ杆に複数個のパイプ受け具が取り付
    けられることを特徴とする請求項1記載の葉タバコ用昇
    降装置。
JP33557693A 1993-12-28 1993-12-28 葉タバコ用昇降装置 Pending JPH07184622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33557693A JPH07184622A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 葉タバコ用昇降装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33557693A JPH07184622A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 葉タバコ用昇降装置

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JPH07184622A true JPH07184622A (ja) 1995-07-25

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JP33557693A Pending JPH07184622A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 葉タバコ用昇降装置

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JP (1) JPH07184622A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103919259A (zh) * 2014-04-29 2014-07-16 南平市烟草公司建阳分公司 折叠式晾烟架
CN105249517A (zh) * 2015-11-18 2016-01-20 贵州大学 一种新型烤烟烘房上料机构
CN106954877A (zh) * 2017-03-22 2017-07-18 南平市烟草公司建阳分公司 多功能晾烟装置
CN115039902A (zh) * 2022-07-28 2022-09-13 安徽信息工程学院 一种烟叶多层烘烤调节装置

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