JPH07182537A - 図形描画装置および図形描画方法 - Google Patents

図形描画装置および図形描画方法

Info

Publication number
JPH07182537A
JPH07182537A JP5322853A JP32285393A JPH07182537A JP H07182537 A JPH07182537 A JP H07182537A JP 5322853 A JP5322853 A JP 5322853A JP 32285393 A JP32285393 A JP 32285393A JP H07182537 A JPH07182537 A JP H07182537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polygon
vertex
information
divided
small
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5322853A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Nagashima
一郎 長嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5322853A priority Critical patent/JPH07182537A/ja
Priority to US08/356,736 priority patent/US5664071A/en
Priority to DE69427809T priority patent/DE69427809T2/de
Priority to EP94120113A priority patent/EP0663651B1/en
Priority to KR1019940035581A priority patent/KR0180253B1/ko
Publication of JPH07182537A publication Critical patent/JPH07182537A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T17/00Three dimensional [3D] modelling, e.g. data description of 3D objects
    • G06T17/20Finite element generation, e.g. wire-frame surface description, tesselation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 透視変換(パース)の掛かったスムーズシェ
ーディング及びテクスチャーマッピング付きの三次元コ
ンピュータグラフィックス画像をリアルタイムで描画す
ることができると共に、計算量を小さくすることができ
る図形描画装置を提供する。 【構成】 設定された頂点の組の情報によって定義され
る多角形を描画するための図形描画装置において、上記
多角形の頂点情報より上記多角形が十分に小さいか否か
を判定する判定手段と、上記判定手段により上記多角形
が十分に小さくないと判定された場合、上記多角形を複
数のより小さな多角形に分割する分割手段と、上記分割
手段により分割された小さな多角形が十分に小さいと判
定された場合、その多角形に対応する画素を描画する描
画手段とを具備した構成をなしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、三次元コンピュータグ
ラフィックスにおいてスムーズシェーディングやテクス
チャーマッピングを行う図形描画装置に関し、特に、計
算を簡単に出来ると共に、遠方の部分が詰まって行く透
視変換(パース)の掛かった描画を行うことができる図
形描画装置および図形描画方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、三次元コンピュータグラフィッ
クス用の図形描画装置においては、三次元図形情報を座
標変換処理して二次元(平面)の頂点情報を得、その得
られた頂点情報で定義された多角形内の画素毎の輝度
値、奥行き値を算出し、その画素毎の輝度値、奥行き値
を画素に対応した描画メモリに書き込む処理を行ってい
る。
【0003】ここで、上記二次元(平面)へ座標変換し
て得られた三角形の頂点情報を描画メモリに描画する処
理について図5を参照して説明する。
【0004】まず、図5(a)に示す頂点情報5−1,
5−2,5−3で定義された三角形5−0から、図5
(b)に示す様に、その三角形5の陵辺上の点の輝度
値、奥行き値、二次元パターンの対応位置の値を算出
し、図5(c)に示す様に、上記陵辺上の点を水平スキ
ャンラインに沿って、投影面上で線形補間し、上記三角
形5−0内の画素毎の輝度性、奥行き値を得、図5
(d)に示す様に、上記画素毎の輝度値、奥行き値を画
素に対応した描画メモリに書き込み描画を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
様な従来の図形描画装置による描画処理では、三次元座
標系から平面に透視投影された図形は投影面に対して奥
にある部分が狭くなるため、投影面上で線形補間する
と、その結果得られた画素の輝度値、奥行き値と、本来
の三次元座標系上で線形補間して得られた画素の輝度
値、奥行き値との間にずれが生じてしまう欠点があっ
た。
【0006】上記ずれは、特にテクスチャーマッピング
の際顕著であり、線形補間では多角形上で奥にある部分
が詰まる透視変換(パース)の掛かった描画はできなか
った。
【0007】上記パースの掛かったテクスチャーマッピ
ングを行うためには、一つまたは小数の画素単位で投影
面から三次元座標系への逆変換を行なうか、多角形をパ
ースが掛かっていないことが十分気にならない程度に三
次元座標系上で細分化する必要があるが、膨大な割り算
を主体とする計算を必要とし、リアルタイムアニメーシ
ョンには不向きである欠点があった。
【0008】また、以上従来の図形描画装置による描画
処理では、DDAを用いてスムーズシェーディングを行
う場合等に、差分値の算出などの前処理が必要となり、
計算量が多くなる欠点もあった。
【0009】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、透視変換(パ
ース)の掛かったスムーズシェーディング及びテクスチ
ャーマッピング付きの三次元コンピュータグラフィック
ス画像をリアルタイムで描画することができると共に、
計算量を小さくすることができる図形描画装置を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の特徴は、設定された頂点の組の情報
によって定義される多角形を画像記憶に描画する図形描
画装置において、多角形の頂点情報を保持するレジスタ
と、多角形の頂点情報を複数保持するスタックと、前記
レジスタに記憶されている多角形が十分に小さいか否か
を判定する判定手段と、前記多角形が小さいと判定され
た場合は多角形を画像記憶へ書き込む描画手段と、前記
多角形が小さいと判定された場合は前記スタックから別
の多角形の頂点情報を読み出して前記レジスタに書き込
み、前記多角形が小さくないと判定された場合は多角形
を複数のより小さな多角形に分割してその内の一つの多
角形の頂点情報を前記レジスタに書き込み残りの多角形
の頂点情報を前記スタックへ書き込む分割手段とを具備
することである。
【0011】本発明の第2の特徴は、上記第1の特徴に
おいて、上記多角形を定義する情報に頂点の各奥行き値
を含み、多角形を分割する際に新たに定義される頂点の
奥行き値を分割される辺の両端の頂点の奥行き値の平均
とする分割手段をさらに具備することである。
【0012】本発明の第3の特徴は、上記第2の特徴に
おいて、さらに、上記多角形を分割する際に辺をそれぞ
れの両端の頂点の奥行き値の比率で分割する分割手段を
さらに具備することである。
【0013】本発明の第4の特徴は、上記第1の特徴に
おいて、上記多角形を定義する情報に頂点の各輝度値を
含み、多角形を分割する際に新たに定義される頂点の輝
度値を分割される辺の両端の頂点の輝度値の平均とする
分割手段をさらに具備することである。
【0014】本発明の第5の特徴は、上記第1の特徴に
おいて、上記多角形を定義する情報に多角形に射影する
二次元パターンの頂点に対応する位置を含み、多角形を
分割する際に新たに定義される頂点の対応する二次元パ
ターン位置を分割される辺の両端の頂点に対応する二次
元パターン位置の中点とする分割手段をさらに具備する
ことである。
【0015】
【作用】上記第1の特徴によれば、例えば、図1に示す
様な二次元の表示スクリーン上に投影された多角形(四
角形)1を描画するとした場合、四角形1を各辺上の点
1−1−5,1−1−6,1−1−7,1−1−8と、
1−1−5と1−1−6,1−1−7と1−1−8の交
点1−1−9で、四角形1−2,1−3,1−4,1−
5に分割する。
【0016】さらに、四角形1−5を定義している四点
1−1−9,1−1−8,1−1−7,1−1−4,四
角形1−4を定義している四点1−1−6,1−1−
9,1−1−3,1−1−7,四角形1−3を定義して
いる四点1−1−5,1−1−2,1−1−9,1−1
−8の情報をスタックにプッシュする。
【0017】つぎに、四角形1−2についてこれを定義
している四点1−1−1,1−1−5,1−1−6,1
−1−9の情報を元に1画素に対応する程小さいか否か
を判定し、小さくない場合はさらに分割及びスタックへ
のプッシュを繰り返す。
【0018】分割が四角形1−6まで進み、これを定義
している四点1−1−1,1−1−10,1−1−1
1,1−1−12の情報から小さいと判定した場合、四
角形1−6に対応する画素P−1を四点の情報を元に描
画する。
【0019】そして画素P−1を描画すると共に、スタ
ックをポップして四角形1−7を定義する四点1−1−
10,1−1−13,1−1−12,1−1−14の情
報を読みだし、判定,分割及びスタックへのプッシュ処
理を行なう。以上の処理をスタックが空になるまで再帰
的に繰り返し、スクリーン上に四角形1に対応する画素
群を描画する。
【0020】上記第2,第4,第5の特徴によれば、上
記第1の特徴によって図1に示す四角形を描画する場合
において、四角形1を分割する際に新たに生成される四
角形定義点1−1−5,1−1−6,1−1−7,1−
1−8,1−1−9の奥行き値,輝度値,対応する二次
元パターン位置の情報を、1−1−1と1−1−2,1
−1−1と1−1−3,1−1−3と1−1−4,1−
1−2と1−1−4,1−1−1と1−1−2と1−1
−3と1−1−4の各値の平均値とすることによって決
定し、さらに他の四角形についても同じ処理を繰り返し
て、1画素に対応する小さな四角形を定義する四点の奥
行き値,輝度値,対応する二次元パターン位置の情報を
算出する。
【0021】そして、これらの奥行き値,輝度値,対応
する二次元パターン位置の情報を元に対応する画素を塗
りつぶして描画する。
【0022】上記第3の特徴によれば、図2に示す様な
三次元座標系上の多角形の辺2を例に取って説明すれ
ば、辺2の端点2−1,2−2は面S上のS−1,S−
2へ投影される。
【0023】今、辺2の中点2−3を面Sへ投影する
と、投影された点S−3と点S−1,S−2の関係は以
下の通りとなる。
【0024】d1*z1=d2*z2 z1:視点Iから点2
−1までの奥行き値 z2:視点Iから点2−2までの奥行き値 d1:点S−3から点S−1までの距離 d2:点S−3から点S−2までの距離 よって、三次元座標系上の1:1の分割点は、投影面上
のz2:z1の分割点へ投影される。
【0025】したがって、透視変換された後の多角形の
辺を両端点の奥行き値の比率で分割した点は変換前の多
角形の辺の中点に対応し、この点の奥行き値,輝度値,
対応する二次元パターン位置は両端点の各値の単純平均
で求められる。
【0026】以上により、パースの掛かったスムーズシ
ェーディング,テクスチャーマッピングが可能となる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0028】図3に本発明による図形描画装置の一実施
例の要部を示す。
【0029】図3において、この図形描画装置の要部
は、二次元へ座標変換して得られた四角形(図1参照)
の頂点情報から四角形内の画素描画を行うもので、上記
四角形の頂点情報を記憶する四角形記憶器3と、上記四
角形の大きさを判定するため上記四角形記憶器3に接続
された判定器8と、上記四角形を分割するために上記四
角形記憶器3に接続された分割器9と、上記分割された
四角形の情報を一時的に保持するために上記分割器9,
四角形記憶器3,および判定器8に接続されたスタック
記憶部15と、上記四角形の画素を描画メモリ(図示省
略)に描画するために上記四角形記憶器3に接続された
描画器16とを有している。
【0030】そして、上記四角形記憶器3中の各々1個
分の頂点情報を保持するレジスタ4,5,6,7に描画
する四角形を定義する第一,第二,第三,第四頂点の水
平,垂直,奥行き,輝度,対応するテクスチャーパター
ンの水平,垂直位置関係を記憶させる。
【0031】上記判定器8では、四角形記憶器3に保持
されている四頂点の水平垂直情報から、四角形が表示ス
クリーン上の1画素分の大きさであるか否かを判定す
る。この際の判定は、第一頂点に対し第二,第三,第四
頂点が1画素以下の距離にあることで決定する。
【0032】上記分割器9では、上記四角形が1画素分
以上の大きさであると判定された場合、四角形分割のた
めに生成する新たな五点の情報を算出する。即ち、辺分
割器10,11,12,13において、第一頂点と第二
頂点、第一頂点と第三頂点、第二頂点と第四頂点、第三
頂点と第四頂点を結ぶ四角形の辺をそれぞれの両端点の
奥行き値の比で分割するように第一,第二,第三,第四
の分割点の水平、垂直座標を算出し、奥行き,輝度,対
応するテクスチャーパターンの水平,垂直位置について
は両端点の単純平均で算出する。このとき、奥行き値の
比による辺の分割は割算を伴うため、短時間で終了する
よう近似計算によって行なう。
【0033】さらに、加算器14によって、辺分割器1
0,11,12,13で算出した四分割点の水平,垂
直,奥行き,輝度,対応するテクスチャーパターンの水
平,垂直位置の単純平均を行ない、第五分割点の情報を
算出する。
【0034】次に、図4の動作フローチャート図を参照
して上記図3に示す図形描画装置の動作について説明す
る。
【0035】まず、図4のステップ101において、上
記四角形の頂点情報から上記判定器8によって上記四角
形が十分に小さいか否かが判定される。
【0036】そして、上記ステップ101において、判
定器8の判定結果が1画素分の大きさに至っていない場
合、続くステップ102,103,104において、上
記四角形を上記分割器9によって分割し、上記分割した
四角形の内1個を処理対象の四角形とし、残りの四角形
を上記スタック記憶部15に記憶する。
【0037】すなわち、より具体的に説明すると、スタ
ック記憶部15は、加算器14の出力する第五分割点を
第一頂点、辺分割器12の出力する第三分割点を第二頂
点、辺分割器13の出力する第四分割点を第三頂点、レ
ジスタ7に保持されている第四頂点を第四頂点として定
義される四角形の情報をプッシュし、つぎに辺分割器1
1の出力する第二分割点を第一頂点、加算器14の出力
する第五分割点を第二頂点、レジスタ6に保持されてい
る第三頂点を第三頂点、辺分割器13の出力する第四分
割点を第四頂点として定義される四角形の情報をプッシ
ュし、さらに辺分割器10の出力する第一分割点を第一
頂点、レジスタ5に保持されている第一頂点を第一頂
点、加算器14の出力する第五分割点を第三頂点、辺分
割器12の出力する第三分割点を第四頂点として定義さ
れる四角形の情報をプッシュする。
【0038】その上で、レジスタ5,6,7は、辺分割
器10の出力する第一分割点、辺分割点11の出力する
第二分割点、加算器14の出力する第五分割点の情報に
更新され、四角形記憶器3は、第一頂点を第一頂点、第
一分割点を第二頂点、第二分割点を第三頂点、第五分割
点を第四頂点として定義される四角形の情報を保持す
る。
【0039】次に、上記ステップ101において判定器
8の判定結果が1画素分の大きさとなった場合、ステッ
プ105において、描画器16は、四角形記憶器3に保
持されている四角形に対応する画素を描画メモリ(図示
省略)描画書き込みする。これは、レジスタ4に保持さ
れている水平,垂直位置の画素を、同じくレジスタ4に
保持されている奥行き値が描画対象画素の元の奥行き値
よりも手前であった場合に、同じくレジスタ4に保持さ
れている輝度値と対応するテクスチャーパターンの水
平,垂直位置から読みだした値を掛け合わせた色で塗り
つぶすことによって行われる。
【0040】次に、ステップ106において、上記スタ
ック記憶部15が空であるか否かが判定され、上記スタ
ック記憶部15が空でない場合、ステップ107におい
て、上記スタック記憶部15から四角形を1個読みだし
て処理対象の四角形とし、上記ステップ101へ戻る。
【0041】以上の処理を再帰的に行ない、判定器8の
判定結果が1画素分の大きさとなって描画器16が画素
描画をした後に、上記ステップ106において、スタッ
ク記憶部15が空である場合は、元来描画指定された四
角形の描画を完了する。
【0042】次に、本発明による図形描画装置の第1変
形例について説明する。
【0043】この第1変形例においては、四角形記憶
器,分割器,スタック記憶は、先に第3図を基に示した
実施例と同じであり、それぞれ、処理中の四角形情報の
保持、四角形分割、分割で新たに発生した四角形情報の
記憶を行なう。
【0044】そして、判定器では、四角形記憶器に保持
されている四頂点の水平垂直情報から、四角形が十分に
小さいか否かを判定する。この際の判定は、四角形の第
一頂点に対し第二,第三,第四頂点がある特定の数画素
以下の距離にあることで決定する。
【0045】そして、描画器は、判定器で四角形記憶器
に保持されている四角形が十分に小さいと判定された場
合、この四角形に対応する画素を従来の方法で描画す
る。
【0046】この第1変形例によれば、元の四角形の大
きさに対する分割回数を減らすことが出来るため、より
高速の処理が可能となる。
【0047】次に、本発明による図形描画装置の第2変
形例について説明する。
【0048】この第2変形例においては、四角形記憶
器,分割器,スタック記憶は、先に第3図を基に示した
実施例と同じであり、それぞれ、処理中の四角形情報の
保持、四角形分割、分割で新たに発生した四角形情報の
記憶を行なう。
【0049】そして、判定器では、四角形記憶器に保持
されている四頂点の水平垂直情報から、四角形が表示ス
クリーン上の1画素よりも更に小さい領域分の大きさで
あるか否かを判定する。この際の判定は、四角形の第一
頂点に対し第二,第三,第四頂点が、前記1画素よりも
更に小さい領域の一辺以下の距離にあることで決定す
る。
【0050】そして、描画器は、判定器で四角形記憶器
に保持されている四角形が前記1画素よりも更に小さい
領域分の大きさであると判定された場合、前記領域を含
む画素に対し領域分の輝度値,奥行き値,テクスチャー
パターン情報を保持し、前記領域への書き込みを行なっ
たことを示すフラグを立てる。
【0051】元の四角形全体の分割処理が終了してか
ら、各画素毎に、内包するすべての領域の輝度値,奥行
き値,テクスチャーパターン情報を平均し、領域書き込
みフラグを調べて元の四角形が画素を覆っている比率を
生成して、輝度値を背景と混合して描画する。
【0052】この第2変形例によれば、画素に対する輝
度値,奥行き値,対応するテクスチャーパターンの精度
が向上するとともに、ラスターライズ描画の際、四角形
の辺に発生するギザギザを除去することが可能となる。
【0053】次に、本発明による図形描画装置の第3変
形例について説明する。
【0054】この第3変形例においては、四角形記憶
器,分割器,スタック記憶は、先に第3図を基に示した
実施例と同じであり、それぞれ、処理中の四角形情報の
保持,四角形分割,分割で新たに発生した四角形情報の
記憶を行なう。
【0055】そして、判定器では、四角形記憶器に保持
されている四頂点の情報から、四角形が十分に小さいか
否かを判定する。この際の判定は、四角形の第一頂点に
対応するテクスチャーパターンの位置に対し第二,第
三,第四頂点に対応する位置がテクスチャーパターン上
の1画素以下の距離にあることで決定する。
【0056】そして、描画器は、判定器で四角形記憶器
に保持されている四角形が十分に小さい領域分の大きさ
であると判定された場合、四角形が1画素よりも大きい
場合は従来の方法で画素の輝度値,奥行き値を算出し、
四角形が1画素の大きさであった場合には本発明第1の
実施例で示す描画器と同じ方法で画素の輝度値,奥行き
値を算出し、四角形が1画素よりも小さい場合には本発
明第3実施例で示す描画器と同じ方法で画素の輝度
値,奥行き値を算出して、画素を描画する。
【0057】この第3変形例によれば、テクスチャーマ
ップを行なった場合に発生するパターンの抜けなどのサ
ンプリングエラーを除去することが可能となる。
【0058】なお、上記実施例においては四角形を例に
とって説明したが、他の種類の多角形にも本発明を適用
できることは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、多
角形にテクスチャーマッピングを行なう際に遠方の部分
が詰まって行くパース付きの描画をリアルタイムに実行
できると共に、奥行き値や輝度値にもパースを効かせる
ことが出来、投影面上で単純に線形補間するよりも正し
い補間が行なわれる。
【0060】さらに、DDAを用いてスムーズシェーデ
ィングを行なう場合差分値の算出など前処理が必要だ
が、本発明による図形描画装置では多角形の頂点の情報
を設定するだけで描画が実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した図形描画装置により二次元上
に投影された四角形を描画する場合の説明図である。
【図2】本発明を実施した図形描画装置により三次元座
標系上の多角形の辺を描画する場合の説明図である。
【図3】本発明を実施した図形描画装置の要部の構成図
である。
【図4】図3に示した図形描画装置の要部の動作フロー
チャートである。
【図5】従来の図形描画処理の説明図である。
【符号の説明】
1 四角形 2 辺 3 四角形記憶器 4,5,6,7 レジスタ 8 判定器 9 分割器 10,11,12,13 辺分割器 14 加算器 15 スタック記憶部 16 描画器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定された頂点の組の情報によって定義
    される多角形を描画するための図形描画装置において、
    上記多角形の頂点情報に基づいて上記多角形が十分に小
    さいか否かを判定する判定手段と、上記判定手段により
    上記多角形が十分に小さくないと判定された場合、上記
    多角形を複数のより小さな多角形に分割する分割手段
    と、上記分割手段により分割された小さな多角形が十分
    に小さいと判定された場合、その多角形に対応する画素
    を描画する描画手段とを具備することを特徴とする図形
    描画装置。
  2. 【請求項2】 設定された頂点の組の情報によって定義
    される多角形を画像記憶に描画する図形描画装置におい
    て、 多角形の頂点情報を保持するレジスタと、多角形の頂点
    情報を複数保持するスタックと、前記レジスタに記憶さ
    れている多角形が十分に小さいか否かを判定する判定手
    段と、前記判定手段により多角形が小さいと判定された
    場合は、その多角形に対応する画素を画像記憶へ書き込
    む描画手段と、前記判定手段により多角形が小さいと判
    定された場合は前記スタックから別の多角形の頂点情報
    を読み出して前記レジスタに書き込み、前記多角形が小
    さくないと判定された場合は多角形を複数のより小さな
    多角形に分割してその内の一つの多角形の頂点情報を前
    記レジスタに書き込み残りの多角形の頂点情報を前記ス
    タックへ書き込む分割手段とを具備することを特徴とす
    る図形描画装置。
  3. 【請求項3】 上記多角形を定義する情報に頂点の各奥
    行き値を含み、多角形を分割する際に新たに定義される
    頂点の奥行き値を分割される辺の両端の頂点の奥行き値
    の平均とする分割手段をさらに具備することを特徴とす
    る請求項2記載の図形描画装置。
  4. 【請求項4】 上記多角形を分割する際に辺をそれぞれ
    の両端の頂点の奥行き値の比率で分割する分割手段をさ
    らに具備することを特徴とする請求項3に記載の図形描
    画装置。
  5. 【請求項5】 上記多角形を定義する情報に頂点の各輝
    度値を含み、多角形を分割する際に新たに定義される頂
    点の輝度値を分割される辺の両端の頂点の輝度値の平均
    とする分割手段をさらに具備することを特徴とする請求
    項2に記載の図形描画装置。
  6. 【請求項6】 上記多角形を定義する情報に多角形に射
    影する二次元パターンの頂点に対応する位置を含み、多
    角形を分割する際に新たに定義される頂点の対応する二
    次元パターン位置を分割される辺の両端の頂点に対応す
    る二次元パターン位置の中点とする分割手段をさらに具
    備することを特徴とする請求項2に記載の図形描画装
    置。
  7. 【請求項7】 設定された頂点の組の情報によって定義
    される多角形を描画するための図形描画方法において、
    上記多角形の頂点情報より上記多角形が十分に小さいか
    否かを判定するステップと、上記判定ステップにより上
    記多角形が十分に小さくないと判定された場合、上記多
    角形を複数のより小さな多角形に分割するステップと、
    上記分割ステップにより分割された小さな多角形が十分
    に小さいと判定された場合、その多角形に対応する画素
    を描画するステップとを具備することを特徴とする図形
    描画方法。
  8. 【請求項8】 多角形の頂点情報を保持するレジスタ
    と、多角形の頂点情報を複数保持するスタックと、前記
    レジスタに記憶されている多角形が十分に小さいか否か
    を判定する判定手段と、前記判定手段により多角形が小
    さいと判定された場合は、その多角形に対応する画素を
    画像記憶へ書き込む描画手段とを有する図形描画装置に
    おいて、設定された頂点の組の情報によって定義される
    多角形を画像記憶に描画する図形描画方法であって、 上記多角形の頂点情報より上記多角形が十分に小さいか
    否かを判定するステップと、上記判定ステップにより上
    記多角形が十分に小さくないと判定された場合、上記多
    角形を複数のより小さな多角形に分割してその内の一つ
    の多角形の頂点情報を前記レジスタに書き込み残りの多
    角形の頂点情報を前記スタックへ書き込むステップと、
    上記判定ステップにより上記多角形が小さいと判定され
    た場合、その多角形に対応する画素を描画し、前記スタ
    ックから別の多角形の頂点情報を読み出して前記レジス
    タに書き込むステップとを具備することを特徴とする図
    形描画方法。
JP5322853A 1993-12-21 1993-12-21 図形描画装置および図形描画方法 Pending JPH07182537A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5322853A JPH07182537A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 図形描画装置および図形描画方法
US08/356,736 US5664071A (en) 1993-12-21 1994-12-15 Graphics plotting apparatus and method
DE69427809T DE69427809T2 (de) 1993-12-21 1994-12-19 Vorrichtung und Verfahren zur graphischen Darstellung
EP94120113A EP0663651B1 (en) 1993-12-21 1994-12-19 Graphics plotting apparatus and method
KR1019940035581A KR0180253B1 (ko) 1993-12-21 1994-12-21 도형 묘화 장치 및 도형 묘화 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5322853A JPH07182537A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 図形描画装置および図形描画方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07182537A true JPH07182537A (ja) 1995-07-21

Family

ID=18148336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5322853A Pending JPH07182537A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 図形描画装置および図形描画方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5664071A (ja)
EP (1) EP0663651B1 (ja)
JP (1) JPH07182537A (ja)
KR (1) KR0180253B1 (ja)
DE (1) DE69427809T2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9518695D0 (en) * 1995-09-13 1995-11-15 Philips Electronics Nv Graphic image rendering
US5896882A (en) * 1996-06-27 1999-04-27 Northrop Grumman Corporation Pressure control valve
AU5686299A (en) * 1998-08-20 2000-03-14 Raycer, Inc. Method and apparatus for generating texture
US6771264B1 (en) 1998-08-20 2004-08-03 Apple Computer, Inc. Method and apparatus for performing tangent space lighting and bump mapping in a deferred shading graphics processor
US6437791B1 (en) * 1999-06-11 2002-08-20 Creative Technology Ltd. Method and apparatus for supporting texture patterns larger than supported natively by a graphics chip
CN100492403C (zh) * 2001-09-27 2009-05-27 佳能株式会社 文字图像分行方法和装置以及文字图像识别方法和装置
US20050132408A1 (en) * 2003-05-30 2005-06-16 Andrew Dahley System for controlling a video display
US7599044B2 (en) 2005-06-23 2009-10-06 Apple Inc. Method and apparatus for remotely detecting presence
US7577930B2 (en) 2005-06-23 2009-08-18 Apple Inc. Method and apparatus for analyzing integrated circuit operations
US9298311B2 (en) * 2005-06-23 2016-03-29 Apple Inc. Trackpad sensitivity compensation
US7433191B2 (en) 2005-09-30 2008-10-07 Apple Inc. Thermal contact arrangement
US7598711B2 (en) 2005-11-23 2009-10-06 Apple Inc. Power source switchover apparatus and method
KR100738107B1 (ko) * 2006-02-15 2007-07-12 삼성전자주식회사 3차원 포인트 기반 모델링 장치 및 방법
US9747663B2 (en) * 2014-12-22 2017-08-29 Here Global B.V. Method and apparatus for providing mapping of geo locations on schematic maps
GB2572619B (en) * 2018-04-05 2020-06-17 Imagination Tech Ltd Hardware Tessellation Units
GB2572625B (en) 2018-04-05 2020-06-17 Imagination Tech Ltd Ordering in tessellation operations

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3889107A (en) * 1972-10-16 1975-06-10 Evans & Sutherland Computer Co System of polygon sorting by dissection
US4620287A (en) * 1983-01-20 1986-10-28 Dicomed Corporation Method and apparatus for representation of a curve of uniform width
US4974177A (en) * 1985-10-04 1990-11-27 Daikin Industries Ltd. Mapping circuit of a CRT display device
JPH0812705B2 (ja) * 1986-09-29 1996-02-07 株式会社東芝 画像処理装置
JP2618951B2 (ja) * 1988-02-16 1997-06-11 株式会社東芝 三次元図形処理装置
US5142617A (en) * 1988-10-27 1992-08-25 Tektronix, Inc. Method of shading a graphics image
US5276783A (en) * 1989-11-21 1994-01-04 International Business Machines Corporation Tessellating complex polygons in modeling coordinates
US5163126A (en) * 1990-05-10 1992-11-10 International Business Machines Corporation Method for adaptively providing near phong grade shading for patterns in a graphics display system
JP2800404B2 (ja) * 1990-11-20 1998-09-21 ダイキン工業株式会社 多角形分割方法およびその装置
US5408598A (en) * 1991-05-23 1995-04-18 International Business Machines Corporation Method for fast generation of parametric curves employing a pre-calculated number of line segments in accordance with a determined error threshold

Also Published As

Publication number Publication date
KR0180253B1 (ko) 1999-05-15
DE69427809T2 (de) 2002-04-04
EP0663651A1 (en) 1995-07-19
EP0663651B1 (en) 2001-07-25
DE69427809D1 (de) 2001-08-30
KR950020221A (ko) 1995-07-24
US5664071A (en) 1997-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7280121B2 (en) Image processing apparatus and method of same
US7884825B2 (en) Drawing method, image generating device, and electronic information apparatus
KR102101626B1 (ko) 스크린 위치에 따라 달라지는 분해능을 가진 다수의 렌더 타겟을 위한 텍스처 매핑을 위한 그라디언트 조정
JPH07182537A (ja) 図形描画装置および図形描画方法
US6654020B2 (en) Method of rendering motion blur image and apparatus therefor
US8059119B2 (en) Method for detecting border tiles or border pixels of a primitive for tile-based rendering
JP3466661B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
KR19980071435A (ko) 그래픽 표면 모델 맵핑을 위한 방법 및 장치
JPH0950537A (ja) ボリューム・レンダリング装置及び方法
JPH0251786A (ja) 走査変換方法
JPH04220783A (ja) 表示装置及び表示方法
US20050068326A1 (en) Image processing apparatus and method of same
US5666472A (en) Image processing apparatus and method for generating polygons for use in rendering an object
JP2738588B2 (ja) 立体モデル描画方法
CN110033507B (zh) 模型贴图的内描线绘制方法、装置、设备及可读存储介质
JP2837584B2 (ja) 地形データの作成方法
KR100429092B1 (ko) 그래픽영상처리방법및장치
KR100633029B1 (ko) 풋프린트의 분석 및 수정 방법
JP2002260003A (ja) 映像表示装置
US20100141649A1 (en) Drawing device
JPH11195134A (ja) 画像処理装置
JP3490169B2 (ja) 三次元アニメーション処理システム及び処理方法
JP2716570B2 (ja) 画像生成装置
JPH0477882A (ja) 三角形ポリゴン描画方法およびその装置
JPH04229784A (ja) 映像信号の発生方法