JPH0718149U - 集塵ダクトの清掃装置 - Google Patents

集塵ダクトの清掃装置

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JPH0718149U
JPH0718149U JP5226193U JP5226193U JPH0718149U JP H0718149 U JPH0718149 U JP H0718149U JP 5226193 U JP5226193 U JP 5226193U JP 5226193 U JP5226193 U JP 5226193U JP H0718149 U JPH0718149 U JP H0718149U
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JP
Japan
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advancing
retreating rod
retreating
rod
tip
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Withdrawn
Application number
JP5226193U
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English (en)
Inventor
裕文 中根
和夫 田中
裕司 伊藤
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Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
Original Assignee
Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
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  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気炉々蓋の直引孔に付着したスプラッシュ
や粉塵などの付着物を遠隔操作によって容易に除去す
る。 【構成】 架台2に首振り機構を介して連結された進退
用ロッド17と、進退用ロッド17に設けられたバイブ
レーター19と、進退用ロッド17の先端部に設けられ
た先細状金物20とからなり、先細状金物20には先端
で開口した冷却水吐出孔21及び先端部と尾端部を連通
する複数の排出孔22が設けられていること特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気炉々蓋の直引孔などの集塵ダクトに付着したスプラッシュや粉 塵を除去するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気炉の操業においては、炉蓋の直引孔などの集塵ダクトにスプラッシュや粉 塵が付着すると集塵性能が低下する。このため付着物は速やかに除去する必要が あるが、従来の除去作業は人手によっていたため多大な労力を要していた。 また集塵ダクト周辺は高温のため作業環境面及び安全面からも改善が望まれて いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、電気炉々蓋の直引孔などの集塵ダクトに付着したスプラッシュや粉 塵を遠隔操作によって機械的に容易に除去することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本考案の集塵ダクトの清掃装置は、架台に連結された進退 用ロッドと、該進退用ロッドに設けられたバイブレーターと、該進退用ロッドの 先端部に設けられた先細状金物とからなり、前記先細状金物には先端で開口した 冷却水吐出孔及び先端部と尾端部を連通する複数の排出孔が設けられていること を特徴とする。
【0005】 また前記進退用ロッドは首振り機構を介し架台に連結されていることを特徴と する。
【0006】 さらには、前記進退用ロッドは架台に旋回可能に連結されていることを特徴と する。
【0007】
【作用】
電気炉々蓋の直引孔などの集塵ダクトに挿入される進退用ロッドの先端部には 先細状金物が設けられており、先細状金物には先端で開口した冷却水吐出孔が設 けられている。このロッド先端部を集塵ダクトに挿入しながら冷却水吐出孔から 冷却水を吐出させると、集塵ダクト内面に付着した高温のスプラッシュや粉塵は 急冷されて剥離容易な状態になる。先細状金物を集塵ダクト内に押し進めながら バイブレーターで振動させると、付着物は先細状金物によって破壊され、破壊さ れた付着物はされた先細状金物に設けられた排出孔から集塵ダクトの下方に排出 される。
【0008】 また進退用ロッドが首振り機構を介して架台に取り付けられている場合は、ロ ッドを集塵ダクトに挿入するための位置決めが容易である。また進退用ロッドが 架台を中心として旋回可能に取り付けられている場合は進退用ロッドを退避させ て格納することができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照しながら、実施例により本考案の装置を具体的に説明する。 図1は集塵ダクトとしての電気炉々蓋直引孔を清掃するための本清掃装置1の側 面図を示し、本清掃装置1は電気炉々蓋3の旋回軌跡の略下方位置に設置されて いる。 図2は清掃装置1を拡大して示し、架台2の側面に取り付けられた旋回用軸4 には旋回フレーム5が架台2を中心に旋回可能に取り付けられている。旋回フレ ーム5の上部は円弧動作用軸6を介して、下部は連結ロッド7を介してそれぞれ ブラケット8と連結されている。連結ロッド7にはバネ9が嵌合されて、ブラケ ット8は円弧動作用軸6を中心にして矢印A方向の円弧動作が可能である。ブラ ケット8と架台2との間には、図3に詳細を示すように、進退用ロッド17を退 避格納するための旋回用油圧シリンダー10が連結されている。
【0010】 ブラケット8の上部及び下部には揺動動作用軸11,11が貫通し、各揺動動 作用横軸11,11の両側には図3に示す(上側のみ示す)ようにバネ12,1 2が嵌合され、その外側には支持部材13との連結部14が嵌合され、その外側 にはナット15が取り付けられて支持部材13は矢印B方向への揺動動作が可能 である。支持部材13の矢印B方向への揺動動作と、ブラケット8の矢印A方向 の円弧動作とで進退用ロッド17の首振り機構が構成されている。
【0011】 支持部材13には図2に示すように進退用油圧シリンダー16が取り付けられ ており、そのシリンダーロッド16Aは進退用ロッド17と連結されている。 進退用ロッド17は、支持部材13に設けられたガイド孔24にガイドされてお り、進退用油圧シリンダー16によって電気炉々蓋3の直引孔18の方向に進退 可能である。進退用ロッド17にはバイブレーター19が内蔵されており、また 進退用ロッド17の先端部には先細状金物20が設けられている。先細状金物2 0には先端で開口した冷却水吐出孔21が設けられており、また図4に示すよう に先端側と尾端側を連通した複数(図では4個)の排出孔22が設けられており 、排出孔22を通してスプラッシュや粉塵などを下方へ排出することができる。 23は冷却水の導管を示す。
【0012】 次に、本清掃装置の使用方法について説明する。図1に示す電気炉々蓋3を旋 回させて、直引孔18を進退用ロッド17の略上方で停止させた後、図3に示す 旋回用油圧シリンダー10を作動させて進退用ロッド17を旋回させ、直引孔1 8の下方に到達したとき停止させる。次に、進退用油圧シリンダー16を作動さ せて進退用ロッド17を前進させ、先細状金物20を直引孔18に挿入する。 このとき先細状金物20と直引孔18との軸芯がずれていても先細状金物20が 先細状であること、及びブラケット8は回転軸6を中心にして矢印A方向の円弧 動作可能であること、及び支持部材13はバネ9によって矢印B方向へ(図3) 揺動動作が可能であることによって、先細状金物20は直引孔18の周縁にガイ ドされて直引孔18内に案内される。
【0013】 次に、冷却水吐出孔21から冷却水を噴出させ、直引孔18内面のスプラッシ ュや粉塵などの付着物Sを急冷して剥離しやすい状態にするとともに、バイブレ ーター19によって先細状金物20を振動させながら直引孔18内に押し進める と、直引孔18内面の付着物Sは破壊されて排出孔22を通過して排出される。 直引孔18の清掃を終了した後は、進退用油圧シリンダー16によって進退用ロ ッド17を後退させるとともに旋回用油圧シリンダー10によって進退用ロッド 17を矢印C方向へ(図3)へ旋回させて退避させ、他の作業の支障にならない ようにする。
【0014】 なお、先細状金物の材質はスプラッシュや粉塵などの付着物Sを振動によって 破壊させるに必要な強度を有する材料、例えばSS400などである。また集塵 ダクトとして電気炉の炉蓋直引孔の例をあげたが、本考案は、この他に可動する 集塵ダクトにも適用することができる。
【0015】 上記動作の遠隔動作は、次のように行う。図1に示す電気炉々蓋3を旋回させ て、直引孔18を進退用ロッド17の作業位置の上方で停止させた後、退避位置 にある図3に示す旋回用油圧シリンダー10を作動させて進退用ロッド17を旋 回させる。進退用ロッド17は直引孔18の下方に到達したとき、リミットスイ ッチ25によって停止する。
【0016】 次に、リミットスイッチ25の信号を受けて進退用油圧シリンダー16が作動 し、進退用ロッド17が前進する。先細状金物20が直引孔18に到達したとき 、リミットスイッチ27の信号によって冷却水吐出孔21から冷却水が噴出する 。進退用ロッド17が更に前進するとリミットスイッチ28の信号によってバイ ブレーター19が作動する。進退用ロッド17は上限まで前進するとリミットス イッチ29の信号によって停止し、リミットスイッチ29の信号によってタイマ ー(図示せず)がカウントダウンした後に後退する。 進退用ロッド17が下限まで降下するとリミットスイッチ30がこれを検知し 、この信号によって旋回用油圧シリンダー10が作動し進退用ロッド17は退避 位置まで旋回する。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、電気炉々蓋の直引孔などの集塵ダクトに付着したスプラッシ ュや粉塵を遠隔操作によって容易に除去することができるため省力効果が得られ る。また高温で且つ粉塵の立ちこめる集塵ダクト周辺の作業が機械化されるため 作業環境及び安全性の改善にも大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の集塵ダクトの清掃装置の実施例を示す
側面図(一部断面図)である
【図2】図1の清掃装置を拡大して示す図である
【図3】図2のY−Y視線の平面図である
【図4】本考案に用いる先細状金物図の平面図である
【符号の説明】
1 集塵ダクトの清掃装置 2 架台 3 電気炉々蓋 4 旋回用軸 5 旋回フレーム 6 円弧用動作用軸 7 連結ロッド 8 ブラケット 9 バネ 10 旋回用油圧シリンダー 11 揺動動作用軸 12 バネ 13 支持部材 14 連結部 15 ナット 16 進退用油圧シリンダー 17 進退用ロッド 18 直引孔 19 バイブレーター 20 先細状金物 21 冷却水吐出孔 22 排出孔 23 冷却水の導管 24 ガイド孔 25〜30 リミットスイッチ S 付着物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊藤 裕司 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地の59 日鐵プラント設計株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】架台(2)に連結された進退用ロッド(1
    7)と、進退用ロッド(17)に設けられたバイブレー
    ター(19)と、進退用ロッド(17)の先端部に設け
    られた先細状金物(20)とからなり、先細状金物(2
    0)には先端で開口した冷却水吐出孔(21)及び先端
    部と尾端部を連通する複数の排出孔(22)が設けられ
    ていることを特徴とする集塵ダクトの清掃装置。
  2. 【請求項2】前記進退用ロッド(17)は首振り機構を
    介し架台(2)に連結されていることを特徴とする請求
    項1に記載の集塵ダクトの清掃装置
  3. 【請求項3】前記進退用ロッド(17)は架台(2)に
    旋回可能に連結されていることを特徴とする請求項1に
    記載の集塵ダクトの清掃装置
JP5226193U 1993-09-02 1993-09-02 集塵ダクトの清掃装置 Withdrawn JPH0718149U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009008256A1 (ja) * 2007-07-10 2009-01-15 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho 回転炉床式還元炉の排ガス処理装置および方法
WO2019117521A1 (ko) * 2017-12-14 2019-06-20 주식회사 포스코 덕트 청소 장치
KR102321874B1 (ko) * 2020-06-04 2021-11-04 (주)달성 전로 집진덕트의 지금 제거장치
KR102321873B1 (ko) * 2020-06-04 2021-11-04 (주)달성 전로 집진덕트의 지금 제거장치

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KR20190071477A (ko) * 2017-12-14 2019-06-24 주식회사 포스코 덕트 청소 장치
KR102321874B1 (ko) * 2020-06-04 2021-11-04 (주)달성 전로 집진덕트의 지금 제거장치
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