JPH07180687A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents

密閉型電動圧縮機

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Publication number
JPH07180687A
JPH07180687A JP32459793A JP32459793A JPH07180687A JP H07180687 A JPH07180687 A JP H07180687A JP 32459793 A JP32459793 A JP 32459793A JP 32459793 A JP32459793 A JP 32459793A JP H07180687 A JPH07180687 A JP H07180687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
temperature
compressor
sensor
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32459793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Nishibatake
秀男 西畠
Norio Yoshida
則夫 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP32459793A priority Critical patent/JPH07180687A/ja
Publication of JPH07180687A publication Critical patent/JPH07180687A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動機要素のステータのコイル温度を検出可
能なセンサを内蔵することにより、過負荷運転時におい
ても、圧縮機運転を停止させることなく、運転が可能で
あるため、自動車の窓ガラスが曇って、運転に重大な支
障を来すことになったり、カーエアコンとしてのフィー
リングが極端に悪くなることがなく、また、コイル温度
を確実に制御するため、電動機の寿命が延び、圧縮機の
信頼性が向上する。 【構成】 圧縮機要素及び、電動機要素を内蔵した、密
閉型電動圧縮機において、前記電動機要素のステータの
コイル温度を検出可能なセンサを内蔵したことを特長と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】主にカーエアコン用圧縮機に利用
されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の密閉型電動圧縮機(以
下、圧縮機)は、主なコイル温度保護方法として、コイ
ル間にサーモスタットを設置し、コイル温度が設定値以
上になると、サーモスタットを動作させて回路をOFF
させて、圧縮機運転を停止させているだけであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧縮機は、図
6、7に示すように過負荷運転時において、電動機1の
コイル2焼損防止のために、コイル温度が上昇した場
合、コイル2に卷かれているサーモスタット3を動作さ
せることにより、電動機1への通電を止めたり、また、
吐出管4上に設置された吐出温度サーミスタ5により、
吐出温度が基準以上となった場合に電動機1への通電を
止めたり、電動機1の回転周波数を落とし、吐出温度を
落とし、コイル温度異常上昇保護を行っていた。
【0004】しかし、上記のような構成において、以下
のような問題点が存在していた。例えばサーモスタット
3を動作させて電動機1への通電を停止させた場合、サ
ーモスタット3が復帰して、運転を開始するまでに十数
分程度必要である。すなわち、十数分間は、エアコンが
止まった状態であることから、カーエアコンなどの場合
には、内外空気の状態によっては、窓ガラスの内面が曇
ってしまい、運転に重大な支障を来すことになったり、
カーエアコンとしてのフィーリングが極端に悪くなって
いた。
【0005】また、吐出温度センサにより、電動機1へ
の通電を止めたり、回転周波数を落として負荷を軽減さ
せた場合、通常圧縮機運転時には、圧縮されたガスによ
りコイル2は冷却され、吐出ガスの温度とコイル2の温
度差は5〜10degに、収まっているが、実際のコイ
ル温度と吐出温度との差は、負荷条件により大きく変動
するため、実際にはコイル温度が基準値を、越えて運転
されて、電動機1の寿命が著しく低下し、コイル2が焼
損してしまうことがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、圧縮機内に電動機要素のステータのコイ
ル温度を検出可能なセンサを内蔵したことを特長とする
ものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、電動機要素のステータのコイ
ル温度を検出可能なセンサを内蔵することにより、過負
荷運転時においても、圧縮機運転を停止させることなく
運転可能であるため、自動車の窓ガラスが曇って、運転
に重大な支障を来すことになったり、カーエアコンとし
てのフィーリングが極端に悪くなることがなく、また、
コイル温度を確実に制御するため、電動機の寿命が延
び、圧縮機の信頼性が向上するのである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1、2、
3、4、5にて説明する。
【0009】図3は一般的なヒートポンプエアコンの冷
凍サイクル図である。冷房運転の場合、圧縮機にて断熱
圧縮された冷媒ガスは高温高圧のガス状態となり、室外
熱交換器にて凝縮され高温高圧の液状態となる。さらに
膨張弁にて絞られ低温低圧の液となり、室内熱交換器に
て蒸発し、低温低圧のガスとなって圧縮機へ戻る。
【0010】図1、2は圧縮機であり内部に圧縮機要素
6、電動機1要素を備えている。2は電動機要素のステ
ータのコイルであり、温度検出センサ7(以下、セン
サ)はコイル2とともに、縛り糸にてコイル2上又はコ
イル2間に巻き込まれている。通常圧縮機運転時には、
圧縮されたガスによりコイル2は冷却され、吐出ガスの
温度とコイル2の温度差は5〜10deg程度に、収ま
っているが、過負荷運転時や圧縮比が大きい場合には、
ガス循環量が極端に減少し、吐出ガスによるステータの
コイル2の冷却が不十分となるため、吐出温度とコイル
温度との差が、20deg以上になることがある。その
場合においても、温度検出センサ7はコイル2上又は、
コイル2間に巻き込まれているため、確実に、コイル2
の温度を検出し、制御回路を通じて、電動機1の回転数
を低減させるため、圧縮機の負荷は軽減し、コイル2の
温度が、圧縮機の運転を停止させることなく低下され
る。
【0011】このため、たとえば自動車の窓ガラスの内
面が曇って、運転に重大な支障を来すことになったり、
カーエアコンとしてのフィーリングが極端に悪くなるこ
とがなく、また、コイル温度を確実に制御するため、電
動機1の寿命が延び、圧縮機の信頼性が向上するのであ
る。
【0012】また図4、5に示すようにセンサ7はサー
モスタット8と直列に結線され、共にコイル間、又は表
面に設置されてもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明は、電動機要素のステータにコイ
ル温度を検出可能なセンサを内蔵することにより、過負
荷運転時においても、圧縮機運転を停止させることなく
運転可能であるため、自動車の窓ガラスが曇って、運転
に重大な支障を来すことになったり、カーエアコンとし
てのフィーリングが極端に悪くなることがなく、また、
コイル温度を確実に制御するため、電動機の寿命が延
び、圧縮機の信頼性が向上するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す圧縮機の断面図
【図2】本発明の第1の実施例を示す圧縮機の電気回路
【図3】一般的なヒートポンプ冷凍サイクル図
【図4】本発明の第2の実施例を示す圧縮機の断面図
【図5】本発明の第2の実施例を示す圧縮機の電気回路
【図6】従来例を示す圧縮機の断面図
【図7】従来例を示す圧縮機の電気回路図
【符号の説明】
1 電動機 2 コイル 3 サーモスタット 4 吐出管 5 吐出温度サーミスタ 6 圧縮機要素 7 温度検出センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機要素及び、電動機要素を内蔵した、
    密閉型電動圧縮機において、前記電動機要素のステータ
    のコイル温度を検出可能なセンサを内蔵したことを特長
    とする密閉型電動圧縮機。
  2. 【請求項2】センサがサーミスタであることを特長とす
    る請求項1記載の密閉型電動圧縮機。
  3. 【請求項3】センサが熱電対温度計であることを特長と
    する請求項1記載の密閉型電動圧縮機。
  4. 【請求項4】センサが圧力式温度計であることを特長と
    する請求項1記載の密閉型電動圧縮機。
  5. 【請求項5】センサが、前記電動機要素のステータのコ
    イル内又は、コイルの表面部に設置されていることを特
    長とする請求項1記載の密閉型電動圧縮機。
  6. 【請求項6】センサとサーモスタットが直列に結線さ
    れ、前記電動機要素のステータのコイルとコイルの間、
    又はコイルの表面部に、共に設置されていることを特長
    とする請求項1記載の密閉型電動圧縮機。
JP32459793A 1993-12-22 1993-12-22 密閉型電動圧縮機 Pending JPH07180687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32459793A JPH07180687A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 密閉型電動圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32459793A JPH07180687A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 密閉型電動圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07180687A true JPH07180687A (ja) 1995-07-18

Family

ID=18167601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32459793A Pending JPH07180687A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 密閉型電動圧縮機

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JP (1) JPH07180687A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107869456A (zh) * 2017-11-16 2018-04-03 广东美的制冷设备有限公司 运行控制方法、运行控制装置和压缩机
CN113565760A (zh) * 2021-08-19 2021-10-29 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 压缩机滑片组件、压缩机和空调***

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