JPH0718003Y2 - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH0718003Y2 JPH0718003Y2 JP19475187U JP19475187U JPH0718003Y2 JP H0718003 Y2 JPH0718003 Y2 JP H0718003Y2 JP 19475187 U JP19475187 U JP 19475187U JP 19475187 U JP19475187 U JP 19475187U JP H0718003 Y2 JPH0718003 Y2 JP H0718003Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic head
- winding
- terminals
- diode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Digital Magnetic Recording (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は信号の入出力となる磁気コアの巻線の両端末に
互に極性が逆となる２個のダイオードを並列に接続した
磁気カードの読み出し用の磁気ヘッドに関する。
互に極性が逆となる２個のダイオードを並列に接続した
磁気カードの読み出し用の磁気ヘッドに関する。
〈従来の技術〉 磁気記録媒体が塗布されて信号の書き込み，または読み
出しが磁気ヘッドでできる磁気カードが多く使用されて
いる。従来この種の磁気カードは一般に偽造されやすく
その防止には信号の書き込み方法，または磁気ヘッドの
変化などで行なわれている。
出しが磁気ヘッドでできる磁気カードが多く使用されて
いる。従来この種の磁気カードは一般に偽造されやすく
その防止には信号の書き込み方法，または磁気ヘッドの
変化などで行なわれている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし従来の磁気カードの偽造防止は書き込み，読み出
し方法などを複合しなければならず，磁気ヘッド単独で
万全な偽造防止を行なうことは困難である。
し方法などを複合しなければならず，磁気ヘッド単独で
万全な偽造防止を行なうことは困難である。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は従来のかかる欠点を除き，磁気コアに信号の入
出力線となる巻線を施した磁気コアを突き合わせ磁気ギ
ャップとする磁気ヘッドの巻線端末リード線間または信
号の入力回路間に極性を逆にする２個のダイオードを並
列に設けた読み取り専用の磁気ヘッドである。
出力線となる巻線を施した磁気コアを突き合わせ磁気ギ
ャップとする磁気ヘッドの巻線端末リード線間または信
号の入力回路間に極性を逆にする２個のダイオードを並
列に設けた読み取り専用の磁気ヘッドである。
〈作用〉 従来は巻線に誘起される電圧が小さい読取りの場合はダ
イオードは大きな抵抗値で入出力の端子間は殆んど開放
となり信号は出力されるが，書き込みのように大きな電
圧が端子に印加されるとダイオードは順方向電圧に制限
されるか，またはダイオードは破壊され書き込みを不能
とする。
イオードは大きな抵抗値で入出力の端子間は殆んど開放
となり信号は出力されるが，書き込みのように大きな電
圧が端子に印加されるとダイオードは順方向電圧に制限
されるか，またはダイオードは破壊され書き込みを不能
とする。
〈実施例〉 本考案の磁気ヘッドの実施例を第１図の原理図，および
第２図の分解斜視図および第３図の組立縦断側面図に示
す。
第２図の分解斜視図および第３図の組立縦断側面図に示
す。
図面に示すように巻線２が施された磁気コア１の前端部
分４を突き合わせ磁気ギャップ５を設けてなる磁気ヘッ
ドの巻線端末６の間に極性が異なる２個のダイオード3,
3′を並列に接続する。これらの磁気ヘッドはダイオー
ド3,3′とともに点線で示す磁気シールドケース７内に
組立て樹脂を充たし外部回路との接続のための端子8,
8′を巻線端末６と接続して読み出し専用の磁気ヘッド
が形成される。また第２図および第３図のように同じ２
個の磁気コア１を突き合わせ磁気ギャップ５を形成させ
る実施例も得られる。
分４を突き合わせ磁気ギャップ５を設けてなる磁気ヘッ
ドの巻線端末６の間に極性が異なる２個のダイオード3,
3′を並列に接続する。これらの磁気ヘッドはダイオー
ド3,3′とともに点線で示す磁気シールドケース７内に
組立て樹脂を充たし外部回路との接続のための端子8,
8′を巻線端末６と接続して読み出し専用の磁気ヘッド
が形成される。また第２図および第３図のように同じ２
個の磁気コア１を突き合わせ磁気ギャップ５を形成させ
る実施例も得られる。
いま磁気カードより信号を読み出すときは通常巻線２の
両端に誘起される電圧は数百ミリボルトである。しかし
ダイオード3,3′の順方向の電圧は一般に0.7ボルト程度
であるので２個のダイオード3,3′のうち出力電圧に対
して順方向となるダイオード３も出力電圧が十分低い場
合は大抵抗となりしかも極性が互に逆向に並列に接続さ
れているため出力回路は開放状態であり出力信号はその
まま端子8,8′に出力される。
両端に誘起される電圧は数百ミリボルトである。しかし
ダイオード3,3′の順方向の電圧は一般に0.7ボルト程度
であるので２個のダイオード3,3′のうち出力電圧に対
して順方向となるダイオード３も出力電圧が十分低い場
合は大抵抗となりしかも極性が互に逆向に並列に接続さ
れているため出力回路は開放状態であり出力信号はその
まま端子8,8′に出力される。
しかし逆に端子8,8′より書き込みを行なうときは端子
8,8′に高い書き込み信号が印加されても正負両極の電
圧に対し端子2,2′間電圧は0.7ボルト以上にはならず，
さらに高い電圧を印加すればダイオード3,3′あるいは
電源回路素子の一部が破壊される。したがって磁気ヘッ
ドの巻線２への電圧が0.7ボルト以上の書き込みできな
いような巻線２とすることによって書き込みはできず偽
造防止となる。
8,8′に高い書き込み信号が印加されても正負両極の電
圧に対し端子2,2′間電圧は0.7ボルト以上にはならず，
さらに高い電圧を印加すればダイオード3,3′あるいは
電源回路素子の一部が破壊される。したがって磁気ヘッ
ドの巻線２への電圧が0.7ボルト以上の書き込みできな
いような巻線２とすることによって書き込みはできず偽
造防止となる。
なお，順方向の一方向のみのダイオード3,3′を逆向き
に並列と接続することなく１個の相方向性ダイオードを
接続しても，また端子8,8′からの入力される増幅回路
に抵抗コンデンサ，ツエナーダイオード，トランジスタ
を使用してもよい。
に並列と接続することなく１個の相方向性ダイオードを
接続しても，また端子8,8′からの入力される増幅回路
に抵抗コンデンサ，ツエナーダイオード，トランジスタ
を使用してもよい。
〈考案の効果〉 以上に述べたように本考案によれば簡単に磁気ヘッドの
入出力端にダイオード3,3′を接続するだけで磁気カー
ドなどへ書き込みをできなくし，偽造の防止に効果があ
る。
入出力端にダイオード3,3′を接続するだけで磁気カー
ドなどへ書き込みをできなくし，偽造の防止に効果があ
る。
第１図は本考案の磁気ヘッドの実施例の原理図，第２図
は本考案の実施例による分解斜視図，第３図は第２図を
組み立てた組立縦断側面図である。 なお、 1:磁気コア,2:巻線,3,3′：ダイオード,4:前端部分,5:
磁気ギャップ,6:巻線端末,7:磁気シールドケース,8,
8′：端子。
は本考案の実施例による分解斜視図，第３図は第２図を
組み立てた組立縦断側面図である。 なお、 1:磁気コア,2:巻線,3,3′：ダイオード,4:前端部分,5:
磁気ギャップ,6:巻線端末,7:磁気シールドケース,8,
8′：端子。
Claims (1)
- 【請求項１】信号の入出力線となる巻線２が施された磁
気コア１を突き合わせて磁気ギャップ５を形成させた磁
気ヘッドにおける前記巻線２の引き出し線間に２個のダ
イオード3,3′を極性を異にして接続してなる読み取り
専用の磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19475187U JPH0718003Y2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19475187U JPH0718003Y2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 磁気ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01103004U JPH01103004U (ja) | 1989-07-12 |
| JPH0718003Y2 true JPH0718003Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=31485462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19475187U Expired - Lifetime JPH0718003Y2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718003Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5886546B2 (ja) * | 2011-06-29 | 2016-03-16 | パナソニック デバイスＳｕｎｘ竜野株式会社 | 電流センサ |
-
1987
- 1987-12-24 JP JP19475187U patent/JPH0718003Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01103004U (ja) | 1989-07-12 |
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