JPH07177750A - 電圧形インバータの出力電圧制御方式 - Google Patents
電圧形インバータの出力電圧制御方式Info
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- JPH07177750A JPH07177750A JP5320690A JP32069093A JPH07177750A JP H07177750 A JPH07177750 A JP H07177750A JP 5320690 A JP5320690 A JP 5320690A JP 32069093 A JP32069093 A JP 32069093A JP H07177750 A JPH07177750 A JP H07177750A
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Abstract
/力率が変動しても電動機端の電圧を一定にすることが
できるインバータ装置の出力電圧制御方式を提供するこ
とにある。 【構成】本発明は、インバータと個々あるいは複数の電
動機間に出力フィルタ回路を設け、前記インバータの出
力により前記電動機を並列運転する電圧形インバータ装
置の電圧制御方式において、前記インバータの出力電
圧、出力電流及び電流の力率を検出する検出手段と、こ
の検出した出力電流の大きさと力率から前記出力フィル
タ回路での電圧ドロップを演算する演算手段と、前記電
圧ドロップに応じて前記インバータ出力電圧を補正し、
前記電動機端の出力電圧を一定に制御する電圧制御手段
を備えているので、負荷電流/力率の変動に影響するこ
となく、電動機端の電圧を一定に制御することができ
る。
Description
る電源装置、特にヒステリシスモータを駆動するための
電源装置である電圧形インバータ装置の出力電圧制御方
式に関するものである。
源装置であるインバータの出力電圧制御方式の従来例を
図2の回路構成図を参照して説明する。同図において、
交流入力電源1の交流電圧は整流器2で整流され、チョ
ッパ回路3に入力される。チョッパ回路3の出力電圧は
電圧制御回路4で電圧制御され、インバータ回路5へ入
力される。インバータ回路5はチョッパ回路3の出力電
圧のレベルに応じたV/F一定の交流電圧を出力し、電
動機7l 〜7n を駆動する。6l 〜6n は力率と歪率改
善用の出力フィルタ回路、電動機7l 〜7n はヒステリ
シスモータ、8はインバータ出力電圧の電圧検出器であ
る。
圧の電圧基準発生回路9とPI制御回路10と、インバー
タ出力電圧を検出する電圧検出回路11と、加算器12とか
ら構成されている。
御方式について説明する。まず、インバータ回路5の出
力電圧Vinv を電圧検出器8と電圧検出回路11で検出す
る。この検出したインバータ出力電圧検出値Vfbと電圧
基準発生回路9の基準電圧Vref * とを比較加算器12で
比較し、その差分Verr をPI制御回路10に入力する。
PI制御回路10の出力Ec でチョッパ回路3の出力電圧
を制御し、インバータの出力電圧Vinv を制御する。
クトル6la〜6naとコンデンサ6lb〜6nbで構成されて
いる。このフィルタ回路6l 〜6n は力率改善と出力波
形改善のための出力フィルタで、インバータが定格運転
する時に投入される。
電動機(ヒステリシスモータ)7l〜7n に一括して一
定のインバータ出力電圧Vinv を供給するためと、個々
の電動機端の電圧検出を行うと回路構成が複雑になるこ
とから、個々の電動機端での電圧検出は行わず、インバ
ータ回路5の出力電圧Vinv を検出し、電圧制御のフィ
ードバック電圧としている。
て、インバータの運転時に、フィルタ回路6l 〜6n が
投入されると、交流リアクトル6la〜6naのリアクタン
スLによる電圧ドロップが発生し、インバータの出力電
圧Vinv に比べ、電動機端の電圧Vm1〜Vmnが低下す
る。
荷電流/力率が変動することがある。例えばインバータ
の出力電圧を減少させた場合、ヒステリシスモータが過
励磁状態となり、電流は通常の10%程度減少し、力率は
通常の2倍程度良くなる。つまりヒステリシスモータの
負荷変動によってフィルタ回路6l 〜6n での電圧ドロ
ップが変わるため、電動機端の電圧Vm1〜Vmnが変動す
る。
タ出力回路以降の電圧(電動機端の電圧Vm1〜Vmn)が
監視できないことから、電動機端の電圧Vm1〜Vmnを一
定に制御することができないという欠点があった。
たもので、その目的はフィルタ回路が投入され、負荷電
流/力率が変動しても、電動機端の電圧を一定にするこ
とができるインバータ装置の出力電圧制御方式を提供す
ることにある。
に、本発明の請求項1は、インバータと個々あるいは複
数の電動機間に出力フィルタ回路を設け、前記インバー
タの出力により前記電動機を並列運転する電圧形インバ
ータ装置の電圧制御方式において、前記インバータの出
力電圧、出力電流及び電流の力率を検出する検出手段
と、この検出した出力電流の大きさと力率から前記出力
フィルタ回路での電圧ドロップを演算する演算手段と、
前記電圧ドロップに応じて前記インバータ出力電圧を補
正し、前記電動機端の出力電圧を一定に制御する電圧制
御手段を備えたことを特徴とする。
は複数の電動機間に出力フィルタ回路を設け、前記イン
バータの出力により前記電動機を並列運転する電圧形イ
ンバータ装置の電圧制御方式において、前記インバータ
の出力電圧、出力電流を検出する検出手段と、この検出
した出力電流の大きさから前記出力フィルタ回路での電
圧ドロップを演算する演算手段と、前記電圧ドロップに
応じて前記インバータ出力電圧を補正し、前記電動機端
の出力電圧を一定に制御する電圧制御手段を備えたこと
を特徴とする。
電圧と前記補正電流と電圧基準値を加算器に入力して、
その加算器の出力をPI制御して電動機端の出力電圧を
一定に制御する電圧制御手段である。
によると、負荷電流/力率の変動に影響することなく、
電動機端の電圧を一定に制御することができる。
る。図1は本発明の一実施例の回路図であり、既に説明
した従来例である図2と同一部分には同一符号を付して
その説明は省略する。
基準発生回路9、PI制御回路10、電圧検出回路11、比
較加算器12、電流検出回路13、力率(位相)検出回路14
及び出力電圧補正回路15から構成されており、16はイン
バータ回路5の出力電流を検出する電流検出器である。
バータ出力電圧Vinv とインバータ出力電流Iinv (リ
アクトル電流IL )から力率(位相)を検出する。出力
電圧補正回路15は、電流検出器16と電流検出回路13によ
って検出したインバータ出力電流検出値Ifbと、力率
(位相)検出回路14の力率Pf とから、変動による電圧
ドロップ分の出力電圧の補正量Vc を出力する。補正量
Vc とインバータの出力電圧検出値Vfbは電圧基準発生
回路9からの電圧基準値Vref * とともに比較加算器12
に入力し、その差分Verr をPI制御回路10に入力し、
PI制御回路10の出力Ec でチョッパ回路3の出力電圧
を制御し、インバータ回路5の出力電圧Vinv を制御す
る。
・電流ベクトル図を図3に示す。同図において、Vinv
=インバータ出力電圧、Vm =電動機端の電圧、Im =
電動機の電流、VL =フィルタ回路のリアクトル電圧、
IL =フィルタ回路のリアクトル電流、Ic =フィルタ
回路のコンデンサ電流、L=リアクトルのリアクタンス
とすると、電動機端の電圧Vm は下記のようになる。
(なお、ここではベクトル表示のドットは省略する)
リアクトルに流れる電流(=インバータ出力電流IL )
と、位相θ(力率fp)を検出し、上記(1)式を演算す
れば電動機端の電圧Vm1〜Vmnが求まり、フィルタ回路
による電圧ドロップ分の電圧補正量Vc を設定すること
ができる。
ると、出力電圧補正回路15から電圧補正量Vc がフィー
ドバックされ、PI制御回路10が働き、インバータ出力
電圧Vinv がフィルタ回路6l 〜6n での電圧ドロップ
の変動分だけ上/下し、電動機端での電圧が一定に保た
れる。
出力電流linv のみで力率検出回路を設けることなくフ
ィルタ回路の電圧ドロップを補正し、電動機端の電圧V
m1〜Vmnを一定にすることができる。また個々の電動機
に対しフィルタ回路一括して設けている場合も本発明の
制御方式で電動機端の電圧を一定にすることができる。
負荷電流/力率の変動に影響することなく、電動機端の
電圧を一定に制御することができ、電動機に安定した電
圧を供給することができる。
構成図。
トル図。
…電圧制御回路、5…インバータ回路、6l 〜6n …フ
ィルタ回路、7l 〜7n …電動機(ヒステリシスモー
タ)、8…電圧検出器、9…電圧基準発生回路、10…P
I制御回路、11…電圧検出回路、12…加算器、13…電流
検出回路、14…力率(位相)検出回路、15…出力電圧補
正回路、16…電流検出器。
Claims (3)
- 【請求項1】 インバータと個々あるいは複数の電動機
間に出力フィルタ回路を設け、前記インバータの出力に
より前記電動機を並列運転する電圧形インバータ装置の
電圧制御方式において、前記インバータの出力電圧、出
力電流及び電流の力率を検出する検出手段と、この検出
した出力電流の大きさと力率から前記出力フィルタ回路
での電圧ドロップを演算する演算手段と、前記電圧ドロ
ップに応じて前記インバータ出力電圧を補正し、前記電
動機端の出力電圧を一定に制御する電圧制御手段を備え
たことを特徴とする電圧形インバータ装置の出力電圧制
御方式。 - 【請求項2】 インバータと個々あるいは複数の電動機
間に出力フィルタ回路を設け、前記インバータの出力に
より前記電動機を並列運転する電圧形インバータ装置の
電圧制御方式において、前記インバータの出力電圧、出
力電流を検出する検出手段と、この検出した出力電流の
大きさから前記出力フィルタ回路での電圧ドロップを演
算する演算手段と、前記電圧ドロップに応じて前記イン
バータ出力電圧を補正し、前記電動機端の出力電圧を一
定に制御する電圧制御手段を備えたことを特徴とする電
圧形インバータ装置の出力電圧制御方式。 - 【請求項3】 前記インバータの出力電圧と前記補正電
流と電圧基準値を加算器に入力して、その加算器の出力
をPI制御して電動機端の出力電圧を一定に制御する電
圧制御手段である請求項1または請求項2記載のインバ
ータ装置の出力電圧制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32069093A JP3217564B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 電力変換装置の出力電圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32069093A JP3217564B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 電力変換装置の出力電圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07177750A true JPH07177750A (ja) | 1995-07-14 |
JP3217564B2 JP3217564B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=18124257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32069093A Expired - Lifetime JP3217564B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 電力変換装置の出力電圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3217564B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102005953A (zh) * | 2010-11-17 | 2011-04-06 | 特变电工新疆新能源股份有限公司 | 一种并网逆变器及其交流输出滤波方法 |
WO2021039415A1 (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 駆動装置 |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP32069093A patent/JP3217564B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102005953A (zh) * | 2010-11-17 | 2011-04-06 | 特变电工新疆新能源股份有限公司 | 一种并网逆变器及其交流输出滤波方法 |
WO2012065348A1 (zh) * | 2010-11-17 | 2012-05-24 | 特变电工新疆新能源股份有限公司 | 一种并网逆变器及其交流输出滤波方法 |
US9042134B2 (en) | 2010-11-17 | 2015-05-26 | Tbea Sunoasis Co., Ltd. | Grid-connected inverter and method for filtering AC output thereof |
WO2021039415A1 (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 駆動装置 |
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---|---|
JP3217564B2 (ja) | 2001-10-09 |
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