JPH07171190A

JPH07171190A - 健康器具

Info

Publication number: JPH07171190A
Application number: JP13016193A
Authority: JP
Inventors: Ietatsu Ono; 家建大野
Original assignee: HATSUMEI TOKKYO KK
Current assignee: HATSUMEI TOKKYO KK
Priority date: 1993-04-21
Filing date: 1993-04-21
Publication date: 1995-07-11

Abstract

(57)【要約】【目的】浴槽や家庭の内外の可能なところに設置し、
人体の首、肩、背中等をローラー状又は凹凸状、波状、
線状等の圧接部を設けて合理的な圧接を行う健康器具を
提供する。【構成】浴槽又は屋内、屋外の適当な場所に設置し、
人体の首、背中、腰等を圧接する任意材質からなる器具
本体Ａに、突起５、噴射ノズル６、ローラー５ａ等を設
けた圧接部を設けたことを特徴とする

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は浴槽の中や家庭の中、又
は屋外で適当に設置し、首や背中、腰等を指圧する健康
器具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、健康器具は各種提供されており、
人体の各部を指圧したり、刺激を与えるものとして足踏
み式の竹や、ゴム草履、サンダル等の上面に多数の突起
を設けたもの等があり、又、人体の首、背中、腰、臀部
等を押圧するものとしては機械的に行う電気マッサージ
器等が広く提供されている。

【０００３】

【発明が解決Ｌようとする課題】しかし、これらの器具
は足の裏や手の掌のツボを刺激して疾患を治す効果はあ
るが、首、背中、腰、臀部等、広い範囲の指圧には殆ど
効果はなかった。又、機械的に行う電気マッサージ器は
高価であるばかりでなく、重いため、屋内に設置した状
態で使用しなければならず、期待するほどの効果はな
く、利用の仕方によって逆効果になることも報告されて
いる。本発明は浴槽や家庭の内外の可能なところに設置
し、人体の首、肩、背中等をローラー状又は凹凸状、波
状、線状等の圧接部を設けて合理的な圧接を行う健康器
具を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、浴槽又は家庭内外の適所に設置し、人体の
首、背中、腰等を圧接する任意材質からなる器具本体Ａ
に圧接部２を設けたものである。

【０００５】

【作用】上記のように構成した本発明を実際に使用する
場合は次のようになる。図１に示したように首圧接部
２、背中圧接部３、腰部圧接部４からなる器具本体Ａを
浴槽又は屋内や屋外の適所に取付部１を掛けた後、後頭
部から首の部分を首圧接部２に乗せ、背中は背中圧接部
３に当接するようにし、腰から臀部は腰部圧接部４に圧
接させる。このようにすると首、肩、背中、腰等は自然
に適度の圧接力がかかり、無理のない指圧が行われる。
又、図２に示したように、複数の突起の他に適宜間隔を
おいて複数の噴射ノズル６を設け、この噴射ノズル６か
ら空気、水、泡等を噴出させると更に指圧効果が高くな
る。噴出ノズルから噴出される空気、水、泡等は図２に
示したように、加圧装置Ｂによってホース７を介して器
具本体Ａ内に圧入され、各噴射ノズル６から噴出されて
人体の各部に刺激を与えるようになっている尚、図３に
示した器具本体Ａは後頭部及び後首部を指圧するもの
で、図（ａ）は圧接する部分が複数個のローラーを並べ
たもので、ローラーの回転を利用して後頭部と後首部を
前後に移動させる。図（ｂ）は首圧接部に突起を設けた
もので、後頭部と後首部を乗せると頭の重みで後頭部、
後首部が指圧される。図（ｃ）は圧接部に線状の細かい
凹凸を設けたもので後頭部、後首部を乗せると指圧とい
うよりはマッサージ的効果が得られる。

【０００６】

【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図１は本発明の斜視図、図２は噴射ノズルを設けた
本発明の一実施例で、図中の符号Ａは器具本体、Ｂは加
圧装置を示す。１は器具本体Ａを浴槽の縁又は屋内外の
適所に設置する際に使用する取付部で、背中を凭れさせ
るため、高い位置に掛けることができるようになってい
る。２は首圧接部で、器具本体Ａを使用した際、図４に
示したように、後頭部と後首部が圧接し、複数の突起５
及び噴射ノズル６から噴出する空気、水、泡等によって
指圧、刺激されるようになっている。３は背中圧接部
で、器具本体Ａを使用した際、図５に示したように、背
中の部分に圧接し、複数の突起５によって背中が刺激さ
れると共に、噴射ノズル６から噴出する空気、水、泡等
によって背中全体が指圧、刺激されるようになってい
る。４は腰部圧接部で、器具本体を使用した際、腰部が
圧接し、複数の突起５によって腰部が刺激されると共
に、噴射ノズル６から噴出する空気、水、泡等によって
腰部全体が指圧、刺激されるようになっている。突起５
は先端が丸みを帯びたもので、ゴム、合成樹脂等の弾性
材を使用してしるので、人体に悪影響を及ぼすようなこ
とはない。噴射ノズル６は噴出する空気、水、泡等の噴
出量を制御することができるようになっているので、使
用する人の体質、年齢に応じて自由に調節できる。８は
浴槽を示す。加圧装置Ｂは特定の装置ではなく、コンプ
レッサー等を利用し、空気、水、泡等を噴出させる機械
である。本発明は以上のように構成されているので、浴
槽内、屋内、屋外を問わず利用できるものであり、特に
図３に示したものは手軽に持ち運びすることができるの
で、場所を選ばずに利用することができる。又、図５に
示した健康器具は、浴槽内に設置し、背中、腰部、臀部
を刺激するもので、簡単に設置位置を変えることができ
る。

【０００７】

【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、屋
内、屋外を問わず容易に設置できると共に手軽に使用で
きるので、長距離のドライブの際に携帯すれば、何時で
も利用でき、疲れや凝りをほぐすことができる。本発明
の中で最も効果があるのは、複数の突起と噴射ノズルを
設けた健康器具で、特に浴槽内に設置して使用すると指
圧効果は倍増する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す斜視図である。

【図２】噴射ノズルを併設した本発明の一実施例図であ
る。

【図３】本発明のローラー式、突起式、線状式の実施例
図である。

【図４】本発明の使用状態を示した図である。

【図５】浴槽に設置した本発明の使用状態を示した図で
ある。

【図６】本発明の他の実施例図と使用状態の斜視図であ
る。

【符号の説明】

１取付部２首圧接部３背中圧接部４腰部圧接部５突起６ノズル７ホース８浴槽Ａ器具本体Ｂ加圧装置

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】浴槽又は家庭内外の適所に設置し、人体
の首、背中、腰等を圧接する任意材質からなる器具本体
に圧接部を設けたことを特徴とする健康器具゜
【請求項２】浴槽又は家庭内外の適所に設置し、人体
の首、背中、腰等を圧接する任意材質からなる器具本体
の圧接部がローラー機構、突起機構、線状機構又は泡発
生機構であることを特徴とする請求項１記載の健康器具
。
【請求項３】浴槽又は家庭内外の適所に設置し、人体
の首、背中、腰等を圧接する任意材質からなる器具本体
の圧接部に噴射ノズルを複数個設けたことを特徴とする
請求項１又は２記載の健康器具。
【請求項４】浴槽の内底部又は内側面部に設置可能に
した任意材質からなり、複数個の噴射ノズルを設けて空
気、水等を噴出させ、人体の任意部分を圧接する器具本
体を、ホースを介して噴出加圧発生器に連結したことを
特徴とする健康器具。