JPH07169489A - 燃料電池の冷却システム - Google Patents
燃料電池の冷却システムInfo
- Publication number
- JPH07169489A JPH07169489A JP5317188A JP31718893A JPH07169489A JP H07169489 A JPH07169489 A JP H07169489A JP 5317188 A JP5317188 A JP 5317188A JP 31718893 A JP31718893 A JP 31718893A JP H07169489 A JPH07169489 A JP H07169489A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- temperature system
- fuel cell
- waste heat
- high temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、燃料電池の排熱を効率的に
利用できる冷却システムを得ることである。 【構成】 本発明の燃料電池発電プラントにおける燃料
電池の冷却システムは、高温系と低温系との2系統の冷
却装置を有し、高温系の冷却装置に、高絶縁性・高沸点
の流体を使用するようにしたものである。
利用できる冷却システムを得ることである。 【構成】 本発明の燃料電池発電プラントにおける燃料
電池の冷却システムは、高温系と低温系との2系統の冷
却装置を有し、高温系の冷却装置に、高絶縁性・高沸点
の流体を使用するようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料電池発電プラント
における燃料電池の冷却システムに関する。
における燃料電池の冷却システムに関する。
【0002】
【従来の技術】燃料電池発電プラントは、自家用発電と
して電力源として利用されるほかに、需用地に近い点を
生かし、排熱を給湯,冷暖房,その他熱利用に使用され
ている。
して電力源として利用されるほかに、需用地に近い点を
生かし、排熱を給湯,冷暖房,その他熱利用に使用され
ている。
【0003】燃料電池を使用した発電プラントは、小型
サイズでも高効率であること、燃料の多様化が計れるこ
と、排熱の有効利用が実施しやすいこと、特にオンサイ
ト型はビルの地下等需用地近くに設置できること、等い
くつかのすぐれた特徴を持っている。そのため、各分野
で積極的に導入が計画されており、実証プラントの設配
も盛んである。排気中のNOX,SOX,ばいじん等も
他発電設備に比較して、極めて低い値であることも、将
来の発電装置として有望である。
サイズでも高効率であること、燃料の多様化が計れるこ
と、排熱の有効利用が実施しやすいこと、特にオンサイ
ト型はビルの地下等需用地近くに設置できること、等い
くつかのすぐれた特徴を持っている。そのため、各分野
で積極的に導入が計画されており、実証プラントの設配
も盛んである。排気中のNOX,SOX,ばいじん等も
他発電設備に比較して、極めて低い値であることも、将
来の発電装置として有望である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】燃料電池プラントで
は、冷却システムでの排熱を利用している。この場合、
電池本体の運転温度が低いので、その排熱の温度も低く
なり、既設のボイラー生成蒸気と同一温度とならず、既
設の冷暖設備との混用が困難である。
は、冷却システムでの排熱を利用している。この場合、
電池本体の運転温度が低いので、その排熱の温度も低く
なり、既設のボイラー生成蒸気と同一温度とならず、既
設の冷暖設備との混用が困難である。
【0005】そのため、排熱利用のために専用の冷暖房
機器を使用する必要があった。そこで、本発明の目的
は、燃料電池の排熱を効率的に利用できる冷却システム
を得ることにある。
機器を使用する必要があった。そこで、本発明の目的
は、燃料電池の排熱を効率的に利用できる冷却システム
を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の燃料電池発電プ
ラントにおける燃料電池の冷却システムは、高温系と低
温系との2系統の冷却装置を有し、高温系の冷却装置
に、高絶縁性・高沸点の流体を使用するようにしたもの
である。
ラントにおける燃料電池の冷却システムは、高温系と低
温系との2系統の冷却装置を有し、高温系の冷却装置
に、高絶縁性・高沸点の流体を使用するようにしたもの
である。
【0007】
【作用】これにより、電池本体内では高温系及び低温系
の電池冷却水が適宜に冷却管の配置することにより混合
され、従来の冷却と同一の効果が得られるが、取り出す
側には、熱の質レベルが異なる排熱を取り出すことが可
能になった。
の電池冷却水が適宜に冷却管の配置することにより混合
され、従来の冷却と同一の効果が得られるが、取り出す
側には、熱の質レベルが異なる排熱を取り出すことが可
能になった。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を図1に示す。電池本体1
には、高温系、低温系2種の冷却管が収納され、それぞ
れ、電池の温度分布等に従って適宜に配列されている。
高温系電池冷却水は、循環ポンプ2、スチームセパレー
タ3から構成され冷却水が電池本体1も含めて冷却水を
循環している。
には、高温系、低温系2種の冷却管が収納され、それぞ
れ、電池の温度分布等に従って適宜に配列されている。
高温系電池冷却水は、循環ポンプ2、スチームセパレー
タ3から構成され冷却水が電池本体1も含めて冷却水を
循環している。
【0009】ここで得られる高質の排熱は、熱交換器4
より取り出すことが出来る。低温系電池冷却水も同様に
循環ポンプ5、スチームセパレータ6、熱交換器7より
構成され、同一の操作を行なう。低温系の排熱は、比較
的高温を必要としない機器に使用する。
より取り出すことが出来る。低温系電池冷却水も同様に
循環ポンプ5、スチームセパレータ6、熱交換器7より
構成され、同一の操作を行なう。低温系の排熱は、比較
的高温を必要としない機器に使用する。
【0010】高温系はやく200 ℃で運用され、その排熱
は蒸気として取り出す方法となる。この排熱は2重効用
の吸収式冷凍器まで使用可能である。低温系排熱はプラ
ントの改質蒸気の供給及び給湯、暖房に使用するレベル
である。
は蒸気として取り出す方法となる。この排熱は2重効用
の吸収式冷凍器まで使用可能である。低温系排熱はプラ
ントの改質蒸気の供給及び給湯、暖房に使用するレベル
である。
【0011】すなわち、従来、一系列であった電池冷却
水ループを2系列以上としてそれぞれ要求される温度レ
ベルの冷却を行なう。高質の排熱を必要とする機器は、
高温系電池冷却水ループより取り出し、それほど高温を
必要としない機器には低温系より熱を取り出す。
水ループを2系列以上としてそれぞれ要求される温度レ
ベルの冷却を行なう。高質の排熱を必要とする機器は、
高温系電池冷却水ループより取り出し、それほど高温を
必要としない機器には低温系より熱を取り出す。
【0012】従来の技術では、排熱は一系列でその温度
もある上限におさえられていたが、この発明により、必
要とされる温度レベルの排熱別用も可能となった。この
発明による電池冷却装置では、蒸気を取り出す必要のな
い系が可能な場合、その系を水以外の流体とすることも
可能である。
もある上限におさえられていたが、この発明により、必
要とされる温度レベルの排熱別用も可能となった。この
発明による電池冷却装置では、蒸気を取り出す必要のな
い系が可能な場合、その系を水以外の流体とすることも
可能である。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、電
池本体の運転温度に近い排熱が得られ、その温度レベル
を自由に設定できるため、排熱を利用する機器の温度レ
ベルに合致する排熱を取り出すことが可能になった。
池本体の運転温度に近い排熱が得られ、その温度レベル
を自由に設定できるため、排熱を利用する機器の温度レ
ベルに合致する排熱を取り出すことが可能になった。
【図1】本発明の実施例を示す構成図
1…電池本体 2,5…循環ポンプ 3,6…スチームセパレータ 4,7…熱交換器
Claims (2)
- 【請求項1】 燃料電池発電プラントにおける燃料電池
の冷却システムにおいて、高温系と低温系の2系統の冷
却装置を有すること特徴とする燃料電池の冷却システ
ム。 - 【請求項2】 高温系の冷却装置に、高絶縁性・高沸点
の流体を使用することを特徴とする請求項1に記載の燃
料電池の冷却システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5317188A JPH07169489A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 燃料電池の冷却システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5317188A JPH07169489A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 燃料電池の冷却システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07169489A true JPH07169489A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18085440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5317188A Pending JPH07169489A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 燃料電池の冷却システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07169489A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0823743A2 (en) * | 1996-08-07 | 1998-02-11 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Fuel cell stack with dual cooling system |
EP1172873A3 (en) * | 2000-07-14 | 2004-03-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell system having cooling apparatus |
JP2005353470A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 燃料電池システム |
JP2005353467A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 燃料電池システム |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP5317188A patent/JPH07169489A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0823743A2 (en) * | 1996-08-07 | 1998-02-11 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Fuel cell stack with dual cooling system |
EP0823743A3 (en) * | 1996-08-07 | 1998-03-11 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Fuel cell stack with dual cooling system |
EP1172873A3 (en) * | 2000-07-14 | 2004-03-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell system having cooling apparatus |
JP2005353470A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 燃料電池システム |
JP2005353467A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 燃料電池システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Cao et al. | Waste heat recovery of a combined solid oxide fuel cell-gas turbine system for multi-generation purposes | |
KR101436002B1 (ko) | 전기 및 열 생산량 증대를 위한 흡수식 히트펌프가 구비된 지역 난방시스템 | |
CN109915220B (zh) | 集成燃料电池与超临界二氧化碳循环的分布式供能***及方法 | |
CN109375018B (zh) | 海洋温差能发电模拟测试*** | |
JPH08226335A (ja) | 水素燃焼ガスタービンプラント | |
JPH086608B2 (ja) | 熱回収装置およびその運転方法 | |
JP2007064049A (ja) | ガスタービンコージェネレーション設備の廃熱回収システム | |
RU2653055C1 (ru) | Энергоустановка на основе твердооксидных топливных элементов | |
KR20170045021A (ko) | 복수의 열원을 활용한 초임계 이산화탄소 발전 시스템 | |
Liu et al. | Progress of closed-cycle OTEC and study of a new cycle of OTEC | |
Kong et al. | Design and thermodynamic analysis of supercritical CO2 reheating recompression Brayton cycle coupled with lead‐based reactor | |
US6862330B2 (en) | Systems and methods of producing hydrogen using a nuclear reactor | |
RU2122642C1 (ru) | Электростанция с комбинированным паросиловым циклом | |
JPH07169489A (ja) | 燃料電池の冷却システム | |
Wang et al. | The roadmap towards the efficiency limit for supercritical carbon dioxide coal fired power plant | |
JPH0766829B2 (ja) | 排熱エネルギ回収装置付きの燃料電池システム | |
KR102100552B1 (ko) | 비상시 원자력 발전소 냉각 및 전기 공급장치 | |
KR100506817B1 (ko) | 열병합 발전에서 발생되는 폐열을 이용한 초임계수산화법에 의한 폐수처리시스템. | |
JP2606728B2 (ja) | 熱エネルギー有効利用システム | |
KR20160066539A (ko) | 초임계 이산화탄소 발전시스템 | |
CN209130999U (zh) | 废气回收供暖装置 | |
JPH07324809A (ja) | 排熱回収給湯システム | |
CN110748391A (zh) | 超临界二氧化碳耦合lng冷能发电***及方法 | |
RU2302674C1 (ru) | Система отвода тепла из защитной оболочки | |
JP2002100382A (ja) | 燃料電池発電装置 |