JPH07167308A - 弁装置 - Google Patents

弁装置

Info

Publication number
JPH07167308A
JPH07167308A JP31807593A JP31807593A JPH07167308A JP H07167308 A JPH07167308 A JP H07167308A JP 31807593 A JP31807593 A JP 31807593A JP 31807593 A JP31807593 A JP 31807593A JP H07167308 A JPH07167308 A JP H07167308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
opening
shaft
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31807593A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyosaku Masuda
豊作 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSAKA KIKI SEIZO KK
Original Assignee
OSAKA KIKI SEIZO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OSAKA KIKI SEIZO KK filed Critical OSAKA KIKI SEIZO KK
Priority to JP31807593A priority Critical patent/JPH07167308A/ja
Publication of JPH07167308A publication Critical patent/JPH07167308A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lift Valve (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁体の一方側だけが弁軸で支持するようにし
て、即ち他方側に支持軸を有しない所謂片持支持構造に
することによって、弁体の回転し開口部が開放されたと
きに前記支持軸により開口部の流通路が阻害されずスム
ーズに流体物が流通することを目的とする。 【構成】 弁体7の一方側が取付部12を介して弁軸8に
固着され、且つ該弁軸8に連結されたアクチュエータ13
の偏心揺動且つ回転作動により前記弁体7が開口部2を
有する弁座3に対して接離自在に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弁体を弁座に対して弁
開閉動作を行うように構成される弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の様な弁装置としては、図5
(イ)に示す如く流体物が混入されたコンテナ本体30の
開口部31に周設された弁座32に対面して配置されてなる
弁体33が、その一方側を支持軸34で且つ他方側を弁軸35
で揺動及び回転自在に支持され、しかも前記弁軸35には
アクチュエータ(図示省略)が連結されて前記弁体33は
揺動及び回転して開口部31に周設された弁座32に当接又
は離間するように構成された無摺動式バルブがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の弁装置は、弁体33の一方側が支持軸34で且つ他方側
を弁軸35で夫々支持された所謂両持支持構造であるた
め、弁体33を回転させ開口部31が開放されたとき、図5
(ロ)に示す如く開口部31から流通する粉流体等の流体
物が前記弁体33及び支持軸34に阻害されスムーズに流通
しない重大な欠点がある。
【0004】本発明は、上記の如き従来の問題点に鑑み
てなされたもので、弁体で閉塞された開口部が開放され
て流体物が流通するとき、該弁体及び支持軸に流体物が
滞積せず、即ち前記開口部を塞がず流通路が確保されて
スムーズに流体物を流通させることができるできるよう
にすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が上記課題を解決
するために講じた技術的手段としては、弁体7の一方側
が取付部12を介して弁軸8に固着され、且つ他方側が支
持軸を有しない自由端であり、しかも前記弁軸8に連結
されたアクチュエータ13の偏心揺動且つ回転作動により
前記弁体7が開口部2を有する弁座3に対して接離自在
に設けてなることにある。
【0006】また、前記取付部12において、前記弁体7
の下面から弁軸8の軸芯までの長さが前記開口部2の最
大長の約半分に延設されてなることにある。
【0007】
【作用】本発明の弁装置において、弁体7の一方側だけ
が取付部12を介して弁軸8に固着され、且つ他方側が支
持軸を有しない自由端である所謂片持支持構造であるた
め、アクチュエータ13の偏心揺動且つ回転作動により弁
体7が回転し開口部2が開放された場合、前記支持軸に
よって開口部2の流通路が阻害されることもなく、流体
物をスムーズに流通させることができる。
【0008】また、前記取付部12を開口部2の最大長の
約半分の長さにすることにより弁体7が回転した場合、
該弁体7は開口部2の側方に位置するので回転後の弁体
7によって開口部2の流通路が阻害されず、よりスムー
ズに流体物を流通させることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を粉粒体用バタフライ弁に適用
した場合の一例について、図面を参照しながら説明す
る。図1及び図2において、1は流体物としての粉粒体
の流体通過用の開口部2を形成した弁ケーシング本体1a
及びその側部に接続された補助弁ケーシング1bからなる
弁ケーシングを示し、該弁ケーシング本体1aは粉粒体が
収容された容器6の下部に取付けられている。
【0010】3は前記開口部2の周縁に形成された弁座
で、該弁座3は耐熱性と弾力性の両機能を兼備したシー
ルリング4をリング体5にて挟装固定させたものであ
る。
【0011】7は弁座3に対面して配置され且つ前記開
口部2を下方から開閉自在な弁体で、薄肉の円板状を呈
している。8は前記補助弁ケーシング1bに形成された軸
受用穴9に挿通された球面状膨出部10を有する弁軸で、
該弁軸8は、その球面状膨出部10が軸受用穴9内に介装
されたグランドシール11に嵌合されると共に、Oリング
(図示省略)にて軸シールされた状態で該球面状膨出部
10を支点として偏心揺動且つ回転可能である。また、該
弁軸8の先端は前記弁体7の一方側の下面に突設された
取付け部12に挿通され且つ固定されている。尚、弁体7
の他方側は支持軸を有しない自由端となっている。
【0012】13は球面状膨出部10を支点として前記弁軸
8を偏心揺動且つ回転を行うためのアクチュエータで、
該アクチュエータ13は、例えば図3に示す如くシリンダ
ー14内に円筒カム15を空気の導入により往復移動自在に
設け、円筒カム15の一方の螺旋状のカム溝16にはシリン
ダー14に固定されたピン17を摺動自在に挿入して円筒カ
ム15の往復移動の際には回転動作を伴うようにし、又他
方の直線部と屈曲部を連接したカム溝18には前記弁軸8
に連結されたロッド19のカムフォロア20が、カム溝18の
直線部に位置する際にはロッド19及び弁軸8を回転させ
るが、仮想線の如くカム溝18の屈曲部に位置する際には
ロッド19及び弁軸8を偏心揺動させるのである。
【0013】21は前記弁座3の上方位置に設けられたリ
ング状のエアー導入部で、弁ケーシング本体1aの全周に
わたって設けられていると共に、シールリング4の周面
及び弁体7の外周にエアーを噴出するための噴出口部22
が形成されている。従って、該エアー導入部21内にはエ
アー供給管23を介して供給されたエアーは、噴出口部22
から噴出され、シールリング4及び弁体7に付着した粉
粒体を離脱させることができる。
【0014】本実施例は以上の構成からなり、次にその
使用例について説明する。先ず図1に示す如く弁体7の
閉塞状態においては、弁体7はシールリング4に押圧さ
れ、開口部2を閉塞する。
【0015】次に、弁体7を開放する際には、アクチュ
エータ13を作動させると、弁軸8が偏心揺動しその先端
が下降するため、図1の2点鎖線の如く弁体7が弁座3
のシールリング4から下方に離間し、その後、弁体7は
弁座3側とは何ら摺接することなく鉛直方向に90°回転
して開口部2を開放し(図2参照)、粉粒体の流通が可
能となる。このとき、開口部2は弁軸8による片持支持
構造であるため、即ち従来の様な両持支持構造と異なり
弁体7の他方側に支持軸を有しない片持支持構造である
ため、開口部2の流通路が該支持軸によって何ら阻害さ
れず、スムーズに粉粒体が流通する。
【0016】再び弁体7を閉塞する際には、前記の操作
手順と全く逆の工程で行えば良く、アクチュエータ13の
作動により弁体7をシールリング4に押圧し、開口部2
を閉塞する。
【0017】更に、シールリング4の内周面及び弁体7
の外周部分に粉粒体が付着した場合には、エアー供給管
23からエアー導入部21にエアーを供給し噴出口部22から
エアーを噴出することにより、弁体7等に付着した粉粒
体を除去できる。従って、弁体7及びシールリング4の
粉粒体の付着を防止できると共に、粉粒体が弁体7とシ
ールリング4との間に噛み込まれるおそれもなく、弁体
7の閉塞が確実となる。
【0018】尚、上記実施例に於いては、弁体7と弁軸
8を連結する取付部12は、図4(イ)に示す如くその弁
体7の下面から弁軸8の軸芯までの長さが、開口部2の
最大長の約半分に延設されたものであってもよい。この
ように、弁体7を形成させた場合、図4(ロ)に示す如
く開口部2を開放時、即ち弁体7が鉛直方向に90°回転
後、該弁体7は開口部2の側方に位置するため、前記弁
体7の肉厚部7aによって開口部2の流通路が阻害される
こともなく、よりスムーズに粉粒体が流通する。更に、
弁体7の形状も円板状に限られず、方形・多角形その他
任意に形成可能である。
【0019】また、アクチュエータ13は上記実施例に限
らず、弁軸8を偏心揺動且つ回転させることができるも
のであればその構造は問はない。
【0020】また、流体物は粉粒体に限らず気体,液体
であっても良く、その他、本発明は各部の具体的な構成
は全て本発明の意図する範囲内で任意に設計変更自在で
ある。
【0021】
【発明の効果】本発明の弁装置は、アクチュエータの偏
心揺動且つ回転作動により弁体が回転し開口部が開放さ
れた場合、弁体の一方側が弁軸に固着され、且つ他方側
が支持軸を有しない自由端である所謂片持支持構造であ
るため、従来の様に、支持軸によって開口部の流通路が
阻害されることも少なく、流体物をスムーズに流通させ
ることができる。
【0022】また、弁体が挿通された取付部の長さが開
口部の最大長の約半分に延設されたものに於いては、回
転後前記弁体は開口部の側方に位置するため、該回転後
の弁体によって開口部の流通路が阻害されず、よりスム
ーズに流体物を流通させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面正面図。
【図2】同半裁断面の平面図。
【図3】アクチュエータの要部断面図。
【図4】(イ)は他実施例に於ける弁体の断面正面図、
(ロ)は同半裁断面の平面図。
【図5】(イ)は従来例を示す断面図、(ロ)は同平面
図。
【符号の説明】
2…開口部、3…弁座、7…弁体、8…弁軸、12…取付
部、13…アクチュエータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁体(7)の一方側が取付部(12)を介
    して弁軸(8)に固着され、且つ他方側が支持軸を有し
    ない自由端であり、しかも前記弁軸(8)に連結された
    アクチュエータ(13)の偏心揺動且つ回転作動により前
    記弁体(7)が開口部(2)を有する弁座(3)に対し
    て接離自在に構成されてなることを特徴とする弁装置。
  2. 【請求項2】 前記取付部(12)において、前記弁体
    (7)の下面から前記弁軸(8)の軸芯までの長さが前
    記開口部(2)の最大長の約半分に延設されてなること
    を特徴とする請求項1記載の弁装置。
JP31807593A 1993-12-17 1993-12-17 弁装置 Pending JPH07167308A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31807593A JPH07167308A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31807593A JPH07167308A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 弁装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07167308A true JPH07167308A (ja) 1995-07-04

Family

ID=18095199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31807593A Pending JPH07167308A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07167308A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100362968B1 (ko) * 1999-10-06 2002-11-29 주식회사 케피코 공회전시 차량에 공급되는 공기의 양을 조절하는 유량제어엑츄에어터
WO2012014335A1 (ja) 2010-07-28 2012-02-02 株式会社パウレック 円板状部材の反転機構
JP2018080834A (ja) * 2014-06-30 2018-05-24 愛三工業株式会社 二重偏心弁

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS591998U (ja) * 1982-06-28 1984-01-07 リズム自動車部品製造株式会社 グリ−ス供給弁制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS591998U (ja) * 1982-06-28 1984-01-07 リズム自動車部品製造株式会社 グリ−ス供給弁制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100362968B1 (ko) * 1999-10-06 2002-11-29 주식회사 케피코 공회전시 차량에 공급되는 공기의 양을 조절하는 유량제어엑츄에어터
WO2012014335A1 (ja) 2010-07-28 2012-02-02 株式会社パウレック 円板状部材の反転機構
US9458939B2 (en) 2010-07-28 2016-10-04 Kabushiki Kaisha Powrex Mechanism for moving circular plate-shaped member
JP2018080834A (ja) * 2014-06-30 2018-05-24 愛三工業株式会社 二重偏心弁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3191906A (en) Flow control valve with a v-shaped opening
JP2729916B2 (ja) 平板栓
JP3811443B2 (ja) ハーフボール弁
JP2750221B2 (ja) 枢動ダイヤフラム式流量制御弁
JPH07167308A (ja) 弁装置
CN218780776U (zh) 一种四偏心蝶阀
JP2000337550A (ja) バルブ装置
CN205618790U (zh) 一种蝶阀
JP2559371Y2 (ja) 弁装置
JPS5828061A (ja) 無摺動式ストツプバタフライ弁
CN208169564U (zh) 偏心型底球面密封闸
CN208348553U (zh) 一种旋塞阀
KR19990045849A (ko) 버터플라이밸브의시트수명유지방법과그장치
CN220396530U (zh) 一种双向密封盘阀
JP2565430Y2 (ja) 弁装置用粉粒体除去装置
JPS591998Y2 (ja) 無摺動式粉粒体用切出弁
JP3025989B2 (ja)
JP2721939B2 (ja) 回転調節弁
JPS60132177A (ja) コントロ−ル弁
JP2004084694A (ja) 偏芯バタフライ弁のシール構造
JP2505936Y2 (ja) 流量調整機構付ボ―ル弁
JP2001289335A (ja) 粉体用バルブ
JPS632704Y2 (ja)
JPH0242283A (ja) スイング式逆止弁
JP2000346212A (ja) 液体容器用排出バルブ