JPH07167242A - 記録媒体カートリッジ搬送装置 - Google Patents

記録媒体カートリッジ搬送装置

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Publication number
JPH07167242A
JPH07167242A JP5342801A JP34280193A JPH07167242A JP H07167242 A JPH07167242 A JP H07167242A JP 5342801 A JP5342801 A JP 5342801A JP 34280193 A JP34280193 A JP 34280193A JP H07167242 A JPH07167242 A JP H07167242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
rail
gear
recording medium
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP5342801A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumasa Yokoyama
勝正 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Electronics Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Priority to JP5342801A priority Critical patent/JPH07167242A/ja
Publication of JPH07167242A publication Critical patent/JPH07167242A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カートリッジ搬送装置において、搬送ロボッ
トが走行する際に発生する騒音を効果的に低減できるよ
うにする。 【構成】 走行手段7は、記録媒体カートリッジを着脱
式に保持した搬送ホルダを伴ってレール8に沿って走行
可能になっている。走行手段のラック噛合ギア19は、
レールに形成されたラック8aと噛合している。駆動手
段12,Mは、ラック噛合ギアを回転駆動することによ
って、走行手段をレールに対して移動する。また、弾性
軸受手段20は、ラック噛合ギアの軸を弾性的に軸受け
している。この弾性軸受手段は、ラックとラック噛合ギ
アとの間のバックラッシュによってラック噛合ギアの
軸、および、この軸に関係する各々の要素に発生するが
たつきを、弾性的に吸収緩和する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録媒体カートリッ
ジ搬送装置に関し、特に、搬送ロボットが走行する際に
発生する騒音を効果的に低減できるようにしたことに関
する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープカートリッジライブラリ装置
は、磁気テープカートリッジ(以下、単にカートリッジ
という)の収納および駆動(読み書き)を行うものであ
る。図2にその全体構成を略示するように、磁気テープ
カートリッジライブラリ装置は、それぞれの収納位置に
複数(簡略化のため1つだけ図示)のカートリッジCを
収納する収納体2と、カートリッジCを駆動、すなわ
ち、読み書きするドライブ3と、収納体2、ドライブ3
等の間でカートリッジCを搬送するカートリッジ搬送装
置4とで構成されている。より詳しくは、前記搬送装置
4は、搬送すべきカートリッジCを着脱式に保持した状
態の搬送ホルダ5を上下方向(Y方向)および左右方向
(X方向)に移動することによって、カートリッジCの
搬送を行う搬送ロボット6を備えたものである。搬送ホ
ルダ5の上下方向への移動は、例えば、無端ベルトBか
らなる上下移動機構によって行われるようになってい
る。
【0003】図3は、前記搬送装置4において搬送ロボ
ット6を左右方向に移動する左右移動機構の従来例を示
す断面図である。すなわち、この左右移動機構におい
て、左右方向(図3では、紙面に垂直な方向)に延びた
レール8は、レールサポート9を介して、搬送装置4の
床部またはフレーム等の固定ベース10に対して固定さ
れている。前記レール8の一方側(図の左側)面には、
レール8の長手方向にラック8aが形成されている。搬
送ロボット6は、前記搬送ホルダ5を前記上下移動機構
共々固定支持した走行台車7を備えている。該走行台車
7は、その下方部分において、前記レール8の上面およ
び下面に回転可能に接した1対のローラ11a、11b
を介して、レール8上に支持され、該レール8に沿って
走行可能になっている。また、図示しないが、搬送ロボ
ット6の上方部分も、同様に、ローラ等を介して上方の
レールに走行可能に支持されている。
【0004】搬送ロボット6の前記走行台車7は、モー
タMと、該モータMによって回転駆動される駆動ギア1
2を一体的に備えている。該駆動ギア12は、前記レー
ル8のラック8aと直接的に噛合している。前記駆動ギ
ア12がモータMによって回転され、ラック8aに対し
て相対的に移動することにより、前記走行台車7、従っ
て、搬送ロボット6の全体が、前記レール8に沿って走
行するようになっている。この搬送ロボット6は、以上
のように自己の駆動系によって走行するので、当該分野
では、一般的に、自走型の搬送ロボットと称されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記レール8
は、その使用年月が長くなるのにつれて、かなりの摩耗
や変形等が生じるものであり、その影響は、ラック8a
にも現れることになる。このため、前記駆動ギア12と
ラック8aとの間の歯の隙間、すなわち、バックラッシ
ュが大きくなり、その結果、従来のカートリッジ搬送装
置にあっては、前記駆動ギア12を介してその軸12
a、および、該軸12aに関係する各々の要素にがたつ
き(振動)が発生し、このため、比較的大きな騒音が発
生していた。この発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、搬送ロボットが走行する際に発生する騒音を効果的
に低減できるようにしたカートリッジ搬送装置を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係る記録媒体カートリッジ搬送装置は、
所定の方向に延びており、その長手方向にラックを備え
たレールと、記録媒体カートリッジを前記所定の方向に
搬送するため、前記カートリッジを着脱式に保持した搬
送ホルダを伴って前記レールに沿って走行する走行手段
を有する搬送ロボットとを備えた記録媒体カートリッジ
搬送装置であって、前記走行手段が、前記ラックと噛合
したラック噛合ギアと、前記ラック噛合ギアを回転駆動
する駆動手段と、前記ラックとラック噛合ギアとの間の
バックラッシュによって発生するガタツキを弾性的に吸
収緩和することができるよう、前記ラック噛合ギアの軸
を弾性的に軸受けした弾性軸受手段とを具備したもので
ある。
【0007】
【作用】走行手段のラック噛合ギアは、レールの長手方
向に形成されたラックと噛合している。駆動手段は、前
記ラック噛合ギアを回転駆動することによって、前記走
行手段をレールに対して移動する。また、弾性軸受手段
は、前記ラック噛合ギアの軸を弾性的に支持、すなわ
ち、弾性的に軸受けしている。この弾性軸受手段は、前
記ラックとラック噛合ギアとの間のバックラッシュによ
って前記軸、および、該軸に関係する各々の要素に発生
するがたつきを、弾性的に吸収緩和する。これにより、
前記がたつきに伴う騒音が効果的に軽減される。
【0008】なお、この発明の一実施態様によると、前
記駆動手段は、モータと、該モータによって回転される
駆動ギアとからなり、前記ラック噛合ギアは、前記駆動
ギアとラックとの間に設けられていて、前記駆動ギアの
回転を前記ラックに伝達するギアであり、さらに、前記
弾性軸受手段は、前記ラック噛合ギアの軸に作用する弾
性材料(例えばゴム)製のダンパ部材である。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照してこの発明の一実施
例を説明する。図1は、図2に示したような全体構成を
有する磁気テープカートリッジライブラリ装置のカート
リッジ搬送装置において、搬送ロボット6Aを左右方向
(図1の紙面に垂直な方向)に移動する左右移動機構の
一実施例を示す図である。また、図1において図3と同
じ符号を付した構成要素は、図3の構成要素と同等の機
能を有するものである。
【0010】従来例と略同様に、図1の移動機構におい
て、左右方向に延びたレール8は、レールサポート9を
介して、カートリッジ搬送装置4の固定ベース部10に
対して固定されている。レール8の一側(左側)面に
は、長手方向にラック8aが形成されている。また、搬
送ロボット6Aは、搬送すべきカートリッジCを着脱式
に保持する搬送ホルダ等を固定支持した(図2参照)走
行台車7を備え、該走行台車7の下方部分において、レ
ール8の上面および下面に回転可能に接したローラ11
aおよび11bを介して、レール8上に走行可能に支持
されている。また、図示しないが、搬送ロボット6A
は、上方部分においても、同様に、ローラ等を介して上
方のレールに走行可能に支持されている。搬送ロボット
6Aは、このように下方部分および上方部分において支
持されることにより略垂直な姿勢に保持された状態で、
後述のようにしてレール8上を走行するようになってい
る。
【0011】前記走行台車7は、該台車7と一体に設け
られたモータハウジング14内に固定されたモータMを
有している。該モータMは、走行台車7の下端において
連結された駆動ギア16を回転するものである。また、
モータハウジング15の外方側には、前記ローラ11
a、11bが回転可能に固定連結されている。
【0012】前記駆動ギア16は、レール8のラック8
aと直接的に噛合しているのではなく、駆動ギア16と
ラック8aと中間に設けられた伝達2段ギア19を介し
て、間接的に前記ラック8aと噛合している。つまり、
前記伝達2段ギア19は、一方側の下方歯部が駆動ギア
16と噛合しており、他方側の上方歯部がラック8aと
噛合している。伝達2段ギア19は、後述する構成によ
って軸受けされる軸20に対して相対的に回転可能に取
り付けられており、走行台車7の一体要素として構成さ
れている。
【0013】駆動ギア16がモータMによって回転され
ると、前記伝達2段ギア19が、前記駆動ギア16の回
転に伴なって前記軸20を中心として回転する。これに
より、前記伝達2段ギア19がこれと噛合関係にあるラ
ック8aに対して移動し、走行台車7(故に、前記搬送
ホルダを含む搬送ロボット6A全体)がレール8に沿っ
て移動するようになっている。
【0014】さらに、この実施例によると、前記軸20
における伝達2段ギア19の上方および下方に突出した
部分は、上方延長軸部20aおよび下方延長軸部20b
となっている。これら上方延長軸部20aおよび下方延
長軸部20bの周囲には、それぞれ、ゴム等の弾性材料
からなる例えば4角形ドーナッツ状のダンパ部材22
が、伝達2段ギア19から離隔した状態に固着されてい
る。各前記ダンパ部材22は、その両側において、前記
モータハウジング14に対して圧接されている。こうし
て、前記軸20は、これらダンパ部材22によって、弾
性的に支持、つまり、軸受けされている。
【0015】従来例に関して前述したように、レール8
は、その使用年月が長くなるのにつれて、かなりの摩耗
や変形等が生じるものであり、その摩耗や変形等の影響
はラック8aにも現れることになる。このため、この実
施例においても、ラック8aと、これに噛合した伝達2
段ギア19との間のバックラッシュが大きくなる。
【0016】しかし、以上のような構成を有するこの実
施例にあっては、ラック8aと伝達2段ギア19との間
のバックラッシュが大きくなったとしても、このバック
ラッシュに起因して伝達2段ギア19の軸20に加わる
がたつき力が、前記ダンパ部材22によって、弾性的に
吸収緩和される。このため、前記軸20に関係する搬送
ロボット6Aの各々の要素にも、がたつき力がほとんど
加わらない。その結果、搬送ロボット6Aが走行する際
において、搬送ロボット6Aのがたつきによる騒音が効
果的に低減可能になる。なお、この発明は、磁気テープ
カートリッジライブラリ装置に限らず、光ディスクカー
トリッジその他の記録媒体カートリッジを取り扱うその
他の種類のカートリッジライブラリ装置に適用してもよ
い。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明は、レールのラ
ックと噛合するラック噛合ギアの軸を弾性的に軸受けす
るようにしたので、前記ラックとラック噛合ギアとの間
のバックラッシュによって発生するがたつき力を弾性的
に吸収緩和することができ、その結果、搬送ロボットが
走行する際に発生する騒音を効果的に低減できる、とい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るカートリッジ搬送装
置の特徴部分を抽出して示す断面図。
【図2】 一般的な磁気テープカートリッジライブラリ
装置の全体構成例を示す正面図。
【図3】 磁気テープカートリッジライブラリ装置にお
ける従来のカートリッジ搬送装置の課題を説明する断面
図。
【符号の説明】
6A 搬送ロボット 7 走行台車 8 レール 8a ラック 16 駆動ギア 19 伝達2段ギア 22 ダンパ部材 M モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の方向に延びており、その長手方向
    にラックを備えたレールと、記録媒体カートリッジを前
    記所定の方向に搬送するため、前記カートリッジを着脱
    式に保持した搬送ホルダを伴って前記レールに沿って走
    行する走行手段を有する搬送ロボットとを備えた記録媒
    体カートリッジ搬送装置であって、前記走行手段が、 前記ラックと噛合したラック噛合ギアと、 前記ラック噛合ギアを回転駆動する駆動手段と、 前記ラックとラック噛合ギアとの間のバックラッシュに
    よって発生するガタツキを弾性的に吸収緩和することが
    できるよう、前記ラック噛合ギアの軸を弾性的に軸受け
    した弾性軸受手段とを具備した記録媒体カートリッジ搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段が、モータと、該モータに
    よって回転される駆動ギアとからなり、前記ラック噛合
    ギアが、前記駆動ギアとラックとの間に設けられてい
    て、前記駆動ギアの回転を前記ラックに伝達するギアで
    あり、さらに、前記弾性軸受手段が、前記ラック噛合ギ
    アの軸に作用する弾性材料製のダンパ部材からなる請求
    項1に記載の記録媒体カートリッジ搬送装置。
JP5342801A 1993-12-16 1993-12-16 記録媒体カートリッジ搬送装置 Pending JPH07167242A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5342801A JPH07167242A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 記録媒体カートリッジ搬送装置

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JPH07167242A true JPH07167242A (ja) 1995-07-04

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ID=18356608

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JP5342801A Pending JPH07167242A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 記録媒体カートリッジ搬送装置

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