JPH07163434A - デュアルレッグレストアッセンブリ - Google Patents
デュアルレッグレストアッセンブリInfo
- Publication number
- JPH07163434A JPH07163434A JP6184703A JP18470394A JPH07163434A JP H07163434 A JPH07163434 A JP H07163434A JP 6184703 A JP6184703 A JP 6184703A JP 18470394 A JP18470394 A JP 18470394A JP H07163434 A JPH07163434 A JP H07163434A
- Authority
- JP
- Japan
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- link
- assembly
- panel
- leg rest
- leg
- Prior art date
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- Granted
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/031—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
- A47C1/034—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts including a leg-rest or foot-rest
- A47C1/0342—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts including a leg-rest or foot-rest in combination with movable backrest-seat unit or back-rest
- A47C1/0345—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts including a leg-rest or foot-rest in combination with movable backrest-seat unit or back-rest characterised by foot-rests actuated by lazy-tongs
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C17/00—Sofas; Couches; Beds
- A47C17/86—Parts or details for beds, sofas or couches only not fully covered in a single one of the sub-groups A47C17/02, A47C17/04, A47C17/38, A47C17/52, A47C17/64, or A47C17/84; Drawers in or under beds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C20/00—Head -, foot -, or like rests for beds, sofas or the like
- A47C20/04—Head -, foot -, or like rests for beds, sofas or the like with adjustable inclination
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C7/00—Parts, details, or accessories of chairs or stools
- A47C7/50—Supports for the feet or the legs coupled to fixed parts of the chair
- A47C7/506—Supports for the feet or the legs coupled to fixed parts of the chair of adjustable type
Landscapes
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Nursing (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
- Cereal-Derived Products (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
- Ladders (AREA)
- Prostheses (AREA)
- Table Devices Or Equipment (AREA)
- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】全体の複雑さ及びコストを解消、低減しスムー
スな動作で働き着座者の快適性を向上させる。 【構成】ハンドル22を回転させるとドライブロッド2
3が一対のリンク機構24に働きかけ一対のリンク機構
24が引込位置と伸展位置の間で同期的に動作する。こ
のことにより第1レッグレストパネル26と第2レッグ
レストパネル28がそれぞれの引込位置と伸展位置の間
で同時関節運動を行う。引込位置にある場合第2レッグ
レストパネル28は第1レッグレストパネル26の後方
で且つ第1レッグレストパネル26にほぼ平行な位置に
維持される。
スな動作で働き着座者の快適性を向上させる。 【構成】ハンドル22を回転させるとドライブロッド2
3が一対のリンク機構24に働きかけ一対のリンク機構
24が引込位置と伸展位置の間で同期的に動作する。こ
のことにより第1レッグレストパネル26と第2レッグ
レストパネル28がそれぞれの引込位置と伸展位置の間
で同時関節運動を行う。引込位置にある場合第2レッグ
レストパネル28は第1レッグレストパネル26の後方
で且つ第1レッグレストパネル26にほぼ平行な位置に
維持される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は進展可能なレッグレスト
アッセンブリを有するタイプの家具に係り、特に、引込
位置と伸展位置との間で同時関節動作(concurrent arti
culated movement) ができるようにリンク機構によって
相互連結された第1レッグレストパネルと第2レッグレ
ストパネルを有するデュアルレッグレストアッセンブリ
に関する。
アッセンブリを有するタイプの家具に係り、特に、引込
位置と伸展位置との間で同時関節動作(concurrent arti
culated movement) ができるようにリンク機構によって
相互連結された第1レッグレストパネルと第2レッグレ
ストパネルを有するデュアルレッグレストアッセンブリ
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】伝統的
に、リクライニング式の家具(例えば、椅子,ソファ,
ラブシート(loveseat:二人掛けの椅子),ユニット式ソ
ファ(sectional) は、シートアッセンブリを固定フレー
ム構造に選択的に連結して、「直立」位置と種々の「リ
クライニング」位置の間でリクライニング動作をするた
めのアクチュエーション機構を具備している。快適さを
付与するために、アクチュエーション機構は伸展可能な
レッグレストアッセンブリを引込位置と伸展位置の間で
動かすことができるように構成されている。典型的なア
クチュエーション機構は色々な機械式リンクの組合せを
具備しており、これらリンクを選択的に作動することに
より、レッグレストアッセンブリの伸展動作からは独立
させた形で、もしくは伸展動作に対し調整された形(coo
rdinated) で、シートアッセンブリをリクライニングさ
せることができた。
に、リクライニング式の家具(例えば、椅子,ソファ,
ラブシート(loveseat:二人掛けの椅子),ユニット式ソ
ファ(sectional) は、シートアッセンブリを固定フレー
ム構造に選択的に連結して、「直立」位置と種々の「リ
クライニング」位置の間でリクライニング動作をするた
めのアクチュエーション機構を具備している。快適さを
付与するために、アクチュエーション機構は伸展可能な
レッグレストアッセンブリを引込位置と伸展位置の間で
動かすことができるように構成されている。典型的なア
クチュエーション機構は色々な機械式リンクの組合せを
具備しており、これらリンクを選択的に作動することに
より、レッグレストアッセンブリの伸展動作からは独立
させた形で、もしくは伸展動作に対し調整された形(coo
rdinated) で、シートアッセンブリをリクライニングさ
せることができた。
【0003】公知のように、ほとんどの従来のレッグレ
ストアッセンブリは詰物・外装の施された(upholstere
d) レッグレストパネルと、このレッグレストパネルを
アクチュエーション機構に連結する一対のはさみ型(sci
ssor-type)リンクとを有している。一対のはさみ型リン
クはレッグレストパネルを引込位置と伸展位置との間で
動かすためのものである。伸展位置にあっては、着座者
の足と下部脚部のみがレッグレストパネル上に支持され
るように、シートのフロントエッヂとレッグレストパネ
ルのリアエッヂとの間にギャップが形成される。別のレ
ッグサポートを構成するために、次の構成が提案され
た。即ち、第2のレッグレストパネル(中間オットマ
ン:mid-ottoman)をレッグレストアッセンブリ内に設
け、且つ、シートと第1レッグレストパネルの間に位置
するようにして、実質的にレッグサポート面が途切れな
いようにした。本質的には、このような「デュアル」レ
ッグレストアッセンブリを用いることにより、リクライ
ニングチェアを長椅子・寝椅子(chaise lounge chair)
に変えることができる。デュアルレッグレストアッセン
ブリを備えたリクライニングチェアの種々の例が米国特
許第2,774,412 号(発明者:Luckhardt)、同第2,871,91
7 号(発明者:Schliephacke) 、同第2,914,114 号(発
明者:Fletcher) 、同第3,537,747 号(発明者:Rodger
s)、同第4,674,794 号(発明者:Pine) 及び同第5,090,
768 号(発明者:Re) に開示されている。しかしなが
ら、ほとんどの従来のデュアルレッグレストアッセンブ
リのリンク機構は、比較的複雑で、大きく、且つ製造費
用が高い。通常、上記複雑さは、2つのレッグレストパ
ネルの同時関節運動の間、2つのレッグレストパネルの
間に適当な(十分な)クリアランスを形成してそれを維
持しなければならないという要求のために生ずる。ま
た、幾つかの従来のデュアルレッグレストアッセンブリ
では、第2レッグレストパネルが第1レッグレストパネ
ルより薄くなくてはならない。これもまた、関節運動の
間、2つのレッグレストパネルの間に適当なクリアラン
スを維持しなければならないからである。
ストアッセンブリは詰物・外装の施された(upholstere
d) レッグレストパネルと、このレッグレストパネルを
アクチュエーション機構に連結する一対のはさみ型(sci
ssor-type)リンクとを有している。一対のはさみ型リン
クはレッグレストパネルを引込位置と伸展位置との間で
動かすためのものである。伸展位置にあっては、着座者
の足と下部脚部のみがレッグレストパネル上に支持され
るように、シートのフロントエッヂとレッグレストパネ
ルのリアエッヂとの間にギャップが形成される。別のレ
ッグサポートを構成するために、次の構成が提案され
た。即ち、第2のレッグレストパネル(中間オットマ
ン:mid-ottoman)をレッグレストアッセンブリ内に設
け、且つ、シートと第1レッグレストパネルの間に位置
するようにして、実質的にレッグサポート面が途切れな
いようにした。本質的には、このような「デュアル」レ
ッグレストアッセンブリを用いることにより、リクライ
ニングチェアを長椅子・寝椅子(chaise lounge chair)
に変えることができる。デュアルレッグレストアッセン
ブリを備えたリクライニングチェアの種々の例が米国特
許第2,774,412 号(発明者:Luckhardt)、同第2,871,91
7 号(発明者:Schliephacke) 、同第2,914,114 号(発
明者:Fletcher) 、同第3,537,747 号(発明者:Rodger
s)、同第4,674,794 号(発明者:Pine) 及び同第5,090,
768 号(発明者:Re) に開示されている。しかしなが
ら、ほとんどの従来のデュアルレッグレストアッセンブ
リのリンク機構は、比較的複雑で、大きく、且つ製造費
用が高い。通常、上記複雑さは、2つのレッグレストパ
ネルの同時関節運動の間、2つのレッグレストパネルの
間に適当な(十分な)クリアランスを形成してそれを維
持しなければならないという要求のために生ずる。ま
た、幾つかの従来のデュアルレッグレストアッセンブリ
では、第2レッグレストパネルが第1レッグレストパネ
ルより薄くなくてはならない。これもまた、関節運動の
間、2つのレッグレストパネルの間に適当なクリアラン
スを維持しなければならないからである。
【0004】したがって、幾つかの従来のデュアルレッ
グレストアッセンブリは本来の目的を充分達成できるわ
けだが、家具製造業者はより簡素で、構造上の信頼性が
高く、スムースな動作で動くと共に、着座者がより心地
良く且つ便利に感ずるリンク機構を切望し続けていた。
さらに、製造及び組立コストを低減すると共に、製品の
品質を向上できるリンク機構の提案も望まれていた。
グレストアッセンブリは本来の目的を充分達成できるわ
けだが、家具製造業者はより簡素で、構造上の信頼性が
高く、スムースな動作で動くと共に、着座者がより心地
良く且つ便利に感ずるリンク機構を切望し続けていた。
さらに、製造及び組立コストを低減すると共に、製品の
品質を向上できるリンク機構の提案も望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題に鑑
み本発明は、チェアフレームによって支持されたシート
アッセンブリと、引込位置と伸展位置の間でレッグレス
トアッセンブリが動くことができるようにするためのア
クチュエーション手段とを備える家具において、上記レ
ッグレストアッセンブリが第1レッグレストパネルを有
し、上記レッグレストアッセンブリが上記第1レッグレ
ストパネルと上記アクチュエーション手段を連結する第
1リンクアッセンブリを有し、上記第1リンクアッセン
ブリによって、上記第1レッグレストパネルが引込位置
から伸展位置に関節運動することができ、上記レッグレ
ストアッセンブリが第2レッグレストパネルを有し、上
記レッグレストアッセンブリが上記第2レッグレストパ
ネルと上記第1リンクアッセンブリを連結する第2リン
クアッセンブリを有し、上記第2リンクアッセンブリに
よって、上記第2レッグレストパネルが上記第1レッグ
レストパネルに対して調整されながら引込位置から伸展
位置へ関節運動することができることを特徴とするレッ
グレストアッセンブリを提供する。
み本発明は、チェアフレームによって支持されたシート
アッセンブリと、引込位置と伸展位置の間でレッグレス
トアッセンブリが動くことができるようにするためのア
クチュエーション手段とを備える家具において、上記レ
ッグレストアッセンブリが第1レッグレストパネルを有
し、上記レッグレストアッセンブリが上記第1レッグレ
ストパネルと上記アクチュエーション手段を連結する第
1リンクアッセンブリを有し、上記第1リンクアッセン
ブリによって、上記第1レッグレストパネルが引込位置
から伸展位置に関節運動することができ、上記レッグレ
ストアッセンブリが第2レッグレストパネルを有し、上
記レッグレストアッセンブリが上記第2レッグレストパ
ネルと上記第1リンクアッセンブリを連結する第2リン
クアッセンブリを有し、上記第2リンクアッセンブリに
よって、上記第2レッグレストパネルが上記第1レッグ
レストパネルに対して調整されながら引込位置から伸展
位置へ関節運動することができることを特徴とするレッ
グレストアッセンブリを提供する。
【0006】
【発明の概要】よって、本発明は広くは、家具に用いら
れる「デュアル」レッグレストアッセンブリの改良品を
提供するものである。したがって、本発明の第1の目的
は、全体の複雑さ及びコストを解消・低減し、スムース
な動作で動き、着座者に対する快適性を向上することが
できるデュアルレッグレストアッセンブリ用改良リンク
機構を提供することである。
れる「デュアル」レッグレストアッセンブリの改良品を
提供するものである。したがって、本発明の第1の目的
は、全体の複雑さ及びコストを解消・低減し、スムース
な動作で動き、着座者に対する快適性を向上することが
できるデュアルレッグレストアッセンブリ用改良リンク
機構を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、家具に大きな改造を
施さなくても家具に取付けることができ、且つ、本質的
に従来のレッグレストアッセンブリの代わりとなるデュ
アルレッグレストアッセンブリ用リンク機構を提供する
ことである。
施さなくても家具に取付けることができ、且つ、本質的
に従来のレッグレストアッセンブリの代わりとなるデュ
アルレッグレストアッセンブリ用リンク機構を提供する
ことである。
【0008】本発明の好適態様にあっては、リクライニ
ングチェアは、引込位置と伸展位置との間で同時関節運
動することができるように新規なリンク機構により連結
された第1レッグレストパネルと第2レッグレストパネ
ルを有するデュアルレッグレストアッセンブリを具備し
ている。
ングチェアは、引込位置と伸展位置との間で同時関節運
動することができるように新規なリンク機構により連結
された第1レッグレストパネルと第2レッグレストパネ
ルを有するデュアルレッグレストアッセンブリを具備し
ている。
【0009】本発明のその他の目的、特徴及び効果は、
添付図面と特許請求の範囲と共に以下の詳細な説明(実
施例)を読めば当業者には明らかになるであろう。
添付図面と特許請求の範囲と共に以下の詳細な説明(実
施例)を読めば当業者には明らかになるであろう。
【0010】
【実施例】本発明の教示に基づいて、改良デュアルレッ
グレストアッセンブリは一人及び二人以上用の家具(例
えば、椅子,ユニット式ソファ,通常のソファ,ラブシ
ート)に適用できる構成で開示されている。より詳しく
は、本実施例の改良リンク機構は、第1レッグレストパ
ネルと第2レッグレストパネル(中間オットマン)を調
整しながら(coordinated) 関節運動させるものである。
さらに、本実施例は周知のハンドル型アクチュエーショ
ン機構を介してリンク機構を手動操作することも開示し
ているが、本発明の原理は当業者であれば公知のその他
のアクチュエーションシステムにも同様に適用可能であ
る。例えば、本発明のリンク機構はシートアッセンブリ
のリクライニング動作に応答する形式で、あるいは、モ
ータ駆動されるアクチュエーションシステムを介して動
かすことができる。また、本発明の新規なデュアルレッ
グレストアッセンブリは、実質上どのようなタイプのリ
クライニング式の家具にも組込んだり取付けたりするこ
とができ、リクライニング式家具を長椅子・寝椅子に変
えることができる。尚、実施例に示された家具の特定の
構造・形態そのものが本発明を示しているわけではな
い。本発明の理解を容易にするために必要な実施例が以
下に詳細に説明されるにすぎない。
グレストアッセンブリは一人及び二人以上用の家具(例
えば、椅子,ユニット式ソファ,通常のソファ,ラブシ
ート)に適用できる構成で開示されている。より詳しく
は、本実施例の改良リンク機構は、第1レッグレストパ
ネルと第2レッグレストパネル(中間オットマン)を調
整しながら(coordinated) 関節運動させるものである。
さらに、本実施例は周知のハンドル型アクチュエーショ
ン機構を介してリンク機構を手動操作することも開示し
ているが、本発明の原理は当業者であれば公知のその他
のアクチュエーションシステムにも同様に適用可能であ
る。例えば、本発明のリンク機構はシートアッセンブリ
のリクライニング動作に応答する形式で、あるいは、モ
ータ駆動されるアクチュエーションシステムを介して動
かすことができる。また、本発明の新規なデュアルレッ
グレストアッセンブリは、実質上どのようなタイプのリ
クライニング式の家具にも組込んだり取付けたりするこ
とができ、リクライニング式家具を長椅子・寝椅子に変
えることができる。尚、実施例に示された家具の特定の
構造・形態そのものが本発明を示しているわけではな
い。本発明の理解を容易にするために必要な実施例が以
下に詳細に説明されるにすぎない。
【0011】添付図面を参照すると、特に図1及び図2
には例示的なロッキング/リクライニングチェア10が
示されており、このチェア10は詰物・外装の施された
チェアフレーム12を有している。チェアフレーム12
は、ロッキング動作のために固定プラットフォーム型ベ
ースアッセンブリ14により支持されている。クッショ
ン付(内蔵)のシート部材16とクッション付のシート
バック(背もたれ)部材18がチェアフレーム12によ
って支持されてシートアッセンブリを形成している。シ
ートアッセンブリは適当なリクライニング機構を介して
チェアフレーム12上に支持されて、直立位置と完全リ
クライニング位置との間でリクライニング動作をするこ
とができる。チェア10はまた、伸展可能なレッグレス
トアッセンブリ20を有している。このレッグレストア
ッセンブリ20は、適当なアクチュエーション機構を手
動操作(例えば、ハンドル22を回転)することにより
引込位置(図1)と完全伸展位置(図2)の間で動かす
ことができる。後述するように、ハンドル22を回転さ
せると、アクチュエーション機構(例えば、ドライブロ
ッド23(図4))が一対のリンク機構24に働きか
け、一対のリンク機構24が引込位置と伸展位置の間で
同期的に動作する。このことにより、第1レッグレスト
パネル26と第2レッグレストパネル28が、それぞれ
の引込位置と伸展位置の間で同時関節運動を行う。引込
位置にある場合、第2レッグレストパネル28は第1レ
ッグレストパネル26の後方で且つ第1レッグレストパ
ネル26にほぼ平行な位置に維持される。したがって、
引込状態では第2レッグレストパネル28は見えない。
しかし、ハンドル22を回転してリンク機構24をそれ
らの伸展状態に向かって同期駆動すると、第2レッグレ
ストパネル28は折畳み状態から開く(伸びる・ぽんと
持上がる)。その結果、シートクッション16のフロン
トエッヂと第1レッグレストパネル26のリアエッジと
の間にほぼ切れ目のないレッグ支持面が形成される。
には例示的なロッキング/リクライニングチェア10が
示されており、このチェア10は詰物・外装の施された
チェアフレーム12を有している。チェアフレーム12
は、ロッキング動作のために固定プラットフォーム型ベ
ースアッセンブリ14により支持されている。クッショ
ン付(内蔵)のシート部材16とクッション付のシート
バック(背もたれ)部材18がチェアフレーム12によ
って支持されてシートアッセンブリを形成している。シ
ートアッセンブリは適当なリクライニング機構を介して
チェアフレーム12上に支持されて、直立位置と完全リ
クライニング位置との間でリクライニング動作をするこ
とができる。チェア10はまた、伸展可能なレッグレス
トアッセンブリ20を有している。このレッグレストア
ッセンブリ20は、適当なアクチュエーション機構を手
動操作(例えば、ハンドル22を回転)することにより
引込位置(図1)と完全伸展位置(図2)の間で動かす
ことができる。後述するように、ハンドル22を回転さ
せると、アクチュエーション機構(例えば、ドライブロ
ッド23(図4))が一対のリンク機構24に働きか
け、一対のリンク機構24が引込位置と伸展位置の間で
同期的に動作する。このことにより、第1レッグレスト
パネル26と第2レッグレストパネル28が、それぞれ
の引込位置と伸展位置の間で同時関節運動を行う。引込
位置にある場合、第2レッグレストパネル28は第1レ
ッグレストパネル26の後方で且つ第1レッグレストパ
ネル26にほぼ平行な位置に維持される。したがって、
引込状態では第2レッグレストパネル28は見えない。
しかし、ハンドル22を回転してリンク機構24をそれ
らの伸展状態に向かって同期駆動すると、第2レッグレ
ストパネル28は折畳み状態から開く(伸びる・ぽんと
持上がる)。その結果、シートクッション16のフロン
トエッヂと第1レッグレストパネル26のリアエッジと
の間にほぼ切れ目のないレッグ支持面が形成される。
【0012】概して本発明は、新規な構成を有するリン
ク機構24に関している。デュアルレッグレストアッセ
ンブリ20の機械的構造や作用・動作のより詳しい説明
は以下に述べるが、その動作についてここで簡単に説明
する。まず、チェア10の着座者がハンドル22を反時
計回りに上方に引くと、上方ドライブロッド23が回転
する。このドライブロッド23の回転により、リンク機
構24が伸展位置に向かって前方へ強制される(図2,
図4及び図5)。レッグレストアッセンブリ20を引込
むためには、着座者は単にハンドル22を時計回りに下
方に押せばよい。このようにハンドル22を動かすと、
リンク機構24が完全引込位置(図1及び図3)に向か
って動く。もし着座者がいくらかリクライニングしたい
のであれば、単に自分の足で第1レッグレストパネル2
6に下方の力を加えればよい。この下方の力により、リ
ンク機構24が引込み動作を行う。典型的には、バネ付
勢されたトグル機構(toggle mechanism)(図示せず)が
設けられており、このトグル機構がアクチュエーション
機構及び/又はリンク機構24に作用して、リンク機構
24、そして結果的にレッグレストパネル26と28を
完全伸展・引込するのを補助(アシスト)する。
ク機構24に関している。デュアルレッグレストアッセ
ンブリ20の機械的構造や作用・動作のより詳しい説明
は以下に述べるが、その動作についてここで簡単に説明
する。まず、チェア10の着座者がハンドル22を反時
計回りに上方に引くと、上方ドライブロッド23が回転
する。このドライブロッド23の回転により、リンク機
構24が伸展位置に向かって前方へ強制される(図2,
図4及び図5)。レッグレストアッセンブリ20を引込
むためには、着座者は単にハンドル22を時計回りに下
方に押せばよい。このようにハンドル22を動かすと、
リンク機構24が完全引込位置(図1及び図3)に向か
って動く。もし着座者がいくらかリクライニングしたい
のであれば、単に自分の足で第1レッグレストパネル2
6に下方の力を加えればよい。この下方の力により、リ
ンク機構24が引込み動作を行う。典型的には、バネ付
勢されたトグル機構(toggle mechanism)(図示せず)が
設けられており、このトグル機構がアクチュエーション
機構及び/又はリンク機構24に作用して、リンク機構
24、そして結果的にレッグレストパネル26と28を
完全伸展・引込するのを補助(アシスト)する。
【0013】次に図3−図5を特に参照して、デュアル
レッグレストアッセンブリ20に付随する部品の構造及
び作用を詳述する。添付図面には1つのリンク機構24
しか描かれていないが、ほぼ同一のリンク機構がチェア
10の反対側の側部に設けられている。各リンク機構2
4は、第1レッグレストパネル26の伸展動作を引起こ
すための第1リンクアッセンブリ30と、第2レッグレ
ストパネル28の同時・調整動作(concurrent and coor
dinated movement) を引起こすための第2リンクアッセ
ンブリ(中間オットマンリンクアッセンブリ)32とを
有している。第2リンクアッセンブリ32が第1リンク
アッセンブリ30によって支持されると、第1リンクア
ッセンブリ30の運動に応答して関節運動を行うことが
できる。
レッグレストアッセンブリ20に付随する部品の構造及
び作用を詳述する。添付図面には1つのリンク機構24
しか描かれていないが、ほぼ同一のリンク機構がチェア
10の反対側の側部に設けられている。各リンク機構2
4は、第1レッグレストパネル26の伸展動作を引起こ
すための第1リンクアッセンブリ30と、第2レッグレ
ストパネル28の同時・調整動作(concurrent and coor
dinated movement) を引起こすための第2リンクアッセ
ンブリ(中間オットマンリンクアッセンブリ)32とを
有している。第2リンクアッセンブリ32が第1リンク
アッセンブリ30によって支持されると、第1リンクア
ッセンブリ30の運動に応答して関節運動を行うことが
できる。
【0014】第1リンクアッセンブリ30は、アングル
状ブラケット34を有し、このブラケット34は適当な
締結具によって、強固なフレームボード36の一つの側
エッヂに取付けられている。フレームボード36は第1
レッグレストパネル26に付随している。また、フレー
ムボード36は、リアピボット38とフロントピボット
40とにおいて、長いリンク機構24のリアボードリン
ク42の一端と短いフロントボードリンク44の一端と
をそれぞれ旋回可能に支持している。フロントボードリ
ンク44の他端は符号46の所でコネクタリンク48の
一端に旋回可能にピボット連結され、コネクタリンク4
8の中央は符号50の所でリアボードリンク42の広く
なっている部分52に旋回可能にピボット取付けされて
いる。また、コネクタリンク48の他端は符号54の所
で長いサポートリンク56の頂端に旋回可能にピボット
取付けされている。同様に、リアボードリンク42の他
端は符号58の所で湾曲スイングリンク60の一端に旋
回可能にピボット連結されている。湾曲スイングリンク
60は中央ピボット62の所で長いサポートリンク56
の中間部分に旋回可能に取付けられている。湾曲スイン
グリンク60の他端は、フロントサポートシャフト64
によって回転可能に支持され、ピボット66の回りを回
転することができる。図示実施例においては、サポート
シャフト64はチェアフレーム12の両サイドフレーム
部分に回転不能に固定されて、強固な上部クロスレール
部材として作用する。尚、図示されてはいないが、適当
なクリップが、サポートシャフト64上で一対のリンク
機構24の関節に所望の側方向隙間を維持するために設
けられている。
状ブラケット34を有し、このブラケット34は適当な
締結具によって、強固なフレームボード36の一つの側
エッヂに取付けられている。フレームボード36は第1
レッグレストパネル26に付随している。また、フレー
ムボード36は、リアピボット38とフロントピボット
40とにおいて、長いリンク機構24のリアボードリン
ク42の一端と短いフロントボードリンク44の一端と
をそれぞれ旋回可能に支持している。フロントボードリ
ンク44の他端は符号46の所でコネクタリンク48の
一端に旋回可能にピボット連結され、コネクタリンク4
8の中央は符号50の所でリアボードリンク42の広く
なっている部分52に旋回可能にピボット取付けされて
いる。また、コネクタリンク48の他端は符号54の所
で長いサポートリンク56の頂端に旋回可能にピボット
取付けされている。同様に、リアボードリンク42の他
端は符号58の所で湾曲スイングリンク60の一端に旋
回可能にピボット連結されている。湾曲スイングリンク
60は中央ピボット62の所で長いサポートリンク56
の中間部分に旋回可能に取付けられている。湾曲スイン
グリンク60の他端は、フロントサポートシャフト64
によって回転可能に支持され、ピボット66の回りを回
転することができる。図示実施例においては、サポート
シャフト64はチェアフレーム12の両サイドフレーム
部分に回転不能に固定されて、強固な上部クロスレール
部材として作用する。尚、図示されてはいないが、適当
なクリップが、サポートシャフト64上で一対のリンク
機構24の関節に所望の側方向隙間を維持するために設
けられている。
【0015】別のピボット68も設けられており、ピボ
ット68によってサポートリンク56の湾曲底端とドラ
イブリンク70の第1端が連結されている。ドライブリ
ンク70の他端には四角形(正方形)の孔72が形成さ
れており、この孔72を通って四角形のドライブロッド
23が延びる。したがって、ドライブロッド23が角度
運動(回転)すると、ドライブリンク70も同時に角度
運動を行う(逆の場合も同じ)。よって、ハンドル22
を介してドライブロッド23を選択的に回転させると、
ドライブリンク70が回転する。その結果、ピボット6
8を介して、長いサポートリンク56が動く。サポート
リンク56が動くと、湾曲リンク60がピボット接続部
62により「固定」ピボット66の回りを旋回する。ピ
ボット接続部62は、湾曲リンク60が長いサポートリ
ンク56と共有する部分である。湾曲リンク60が固定
ピボット66を中心にして旋回すると、リアボードリン
ク42が外方且つ上方に動く。さらに、長いサポートリ
ンク56の頂端のピボット54によって、コネクタリン
ク48がピボット50の回りを旋回する。よって、フロ
ントボードリンク44も外方且つ上方へ動く。第1リン
クアッセンブリ30のこのような伸展動作は、ドライブ
ロッド23が充分回転すれば、左側及び右側リンク機構
24の双方において同時に起こる。このように、フレー
ムボード36と第1レッグパネル26はそれらの引込垂
直位置と伸展位置との関節で動くことができる。
ット68によってサポートリンク56の湾曲底端とドラ
イブリンク70の第1端が連結されている。ドライブリ
ンク70の他端には四角形(正方形)の孔72が形成さ
れており、この孔72を通って四角形のドライブロッド
23が延びる。したがって、ドライブロッド23が角度
運動(回転)すると、ドライブリンク70も同時に角度
運動を行う(逆の場合も同じ)。よって、ハンドル22
を介してドライブロッド23を選択的に回転させると、
ドライブリンク70が回転する。その結果、ピボット6
8を介して、長いサポートリンク56が動く。サポート
リンク56が動くと、湾曲リンク60がピボット接続部
62により「固定」ピボット66の回りを旋回する。ピ
ボット接続部62は、湾曲リンク60が長いサポートリ
ンク56と共有する部分である。湾曲リンク60が固定
ピボット66を中心にして旋回すると、リアボードリン
ク42が外方且つ上方に動く。さらに、長いサポートリ
ンク56の頂端のピボット54によって、コネクタリン
ク48がピボット50の回りを旋回する。よって、フロ
ントボードリンク44も外方且つ上方へ動く。第1リン
クアッセンブリ30のこのような伸展動作は、ドライブ
ロッド23が充分回転すれば、左側及び右側リンク機構
24の双方において同時に起こる。このように、フレー
ムボード36と第1レッグパネル26はそれらの引込垂
直位置と伸展位置との関節で動くことができる。
【0016】ドライブリンク70は好ましくはU字形状
であり、平行な短い脚部と長い脚部とを有し、これら脚
部が基部により連結されている。この基部がドライブロ
ッド23に重なっている。上記脚部の双方共、四角形
(正方形)の整列した孔を有し、これら整列孔を通って
四角形のドライブロッド23が延びている。デュアルレ
ッグレストアッセンブリ20がその完全伸展位置に伸展
するとドライブリンク70の長い脚部に冷間変形された
ストップタブ74が長いサポートリンク56の下端に形
成されたストップ肩部76に接触する(図5)。このと
き、ドライブリンク70の長い脚部とサポートリンク5
6がほぼ同一直線状の整列状態になる。ストップタブ7
4とストップ肩部76が係合すると、第1リンクアッセ
ンブリ30はそれ以上伸展することができない。よっ
て、第1レッグレストパネル26は上昇したほぼ水平の
位置に保持される。
であり、平行な短い脚部と長い脚部とを有し、これら脚
部が基部により連結されている。この基部がドライブロ
ッド23に重なっている。上記脚部の双方共、四角形
(正方形)の整列した孔を有し、これら整列孔を通って
四角形のドライブロッド23が延びている。デュアルレ
ッグレストアッセンブリ20がその完全伸展位置に伸展
するとドライブリンク70の長い脚部に冷間変形された
ストップタブ74が長いサポートリンク56の下端に形
成されたストップ肩部76に接触する(図5)。このと
き、ドライブリンク70の長い脚部とサポートリンク5
6がほぼ同一直線状の整列状態になる。ストップタブ7
4とストップ肩部76が係合すると、第1リンクアッセ
ンブリ30はそれ以上伸展することができない。よっ
て、第1レッグレストパネル26は上昇したほぼ水平の
位置に保持される。
【0017】上記構造に加え、各リンク機構24は第2
リンクアッセンブリ32を有している。第2リンクアッ
センブリ32は第1リンクアッセンブリ30によって支
持され、相互作用的に第1リンクアッセンブリ30に付
随している。よって、第1レッグレストパネル26の関
節運動に応答して、第2レッグレストパネル28が関節
運動を行う。第2リンクアッセンブリ32はボードリン
ク82を有し、ボードリンク82はアングル状部分84
を有している。アングル状部分84は、第2レッグレス
トパネル28に付随する強固なフレームボード86の一
つの側方エッヂに取付けることができる。ボードリンク
82の遠い方の端部はピボット88により湾曲コネクタ
リンク90の一端に旋回可能に接続されている。コネク
タリンク90の他端はピボット46によりフロントボー
ドリンク44とコネクタリンク48に接続されている。
また、ボードリンク82の中間オフセット部分92はピ
ボット94によりリアボードリンク42の中央部分に旋
回可能に接続されている。
リンクアッセンブリ32を有している。第2リンクアッ
センブリ32は第1リンクアッセンブリ30によって支
持され、相互作用的に第1リンクアッセンブリ30に付
随している。よって、第1レッグレストパネル26の関
節運動に応答して、第2レッグレストパネル28が関節
運動を行う。第2リンクアッセンブリ32はボードリン
ク82を有し、ボードリンク82はアングル状部分84
を有している。アングル状部分84は、第2レッグレス
トパネル28に付随する強固なフレームボード86の一
つの側方エッヂに取付けることができる。ボードリンク
82の遠い方の端部はピボット88により湾曲コネクタ
リンク90の一端に旋回可能に接続されている。コネク
タリンク90の他端はピボット46によりフロントボー
ドリンク44とコネクタリンク48に接続されている。
また、ボードリンク82の中間オフセット部分92はピ
ボット94によりリアボードリンク42の中央部分に旋
回可能に接続されている。
【0018】図3−図5を続けて見直すと最もはっきり
とわかるが、ドライブロッド23が回転すると、第1リ
ンクアッセンブリ30が第1レッグレストパネル26を
ほぼ垂直の整列状態(引込状態)とほぼ水平の整列状態
(伸展状態)との間で動かす。図示されるように、シー
ト部材16のフロントエッヂは本実施例ではリンク機構
24の関節運動に同調して前方に動く。つまり、両者の
関節に所定の関係がある。本実施例では、したがって、
リクライニング機構はレッグレストアッセンブリ20の
伸展動作と調和して動くように構成されている。さら
に、第2リンクアッセンブリ32は第2レッグレストパ
ネル28に作用して、その結果、第2レッグレストパネ
ル28が第1レッグレストパネル26の後方で且つ第1
レッグレストパネル26とほぼ平行な位置(引込位置)
から第1レッグレストパネル26に対しほぼ同一平面に
整列する位置(伸展位置)に動く。また、第2レッグレ
ストパネル28はピボット94の回りを円弧状に旋回す
る。第2レッグレストパネル28の上記旋回運動は、コ
ネクタリンク90によるボードリンク82とフロントボ
ードリンク44との連結によって生ずる。本発明のこの
ように新規で且つ簡略化されたリンク構造によって、レ
ッグレストパネル同士の間に所望のクリアランスが維持
される。したがって、詰物・外装の施されたレッグレス
トパネル26と28の厚さを同一にすることができる。
よって、より美しい外観とすることができると共に、着
座者の足の支持を強力にし、快適さを向上することがで
きる。
とわかるが、ドライブロッド23が回転すると、第1リ
ンクアッセンブリ30が第1レッグレストパネル26を
ほぼ垂直の整列状態(引込状態)とほぼ水平の整列状態
(伸展状態)との間で動かす。図示されるように、シー
ト部材16のフロントエッヂは本実施例ではリンク機構
24の関節運動に同調して前方に動く。つまり、両者の
関節に所定の関係がある。本実施例では、したがって、
リクライニング機構はレッグレストアッセンブリ20の
伸展動作と調和して動くように構成されている。さら
に、第2リンクアッセンブリ32は第2レッグレストパ
ネル28に作用して、その結果、第2レッグレストパネ
ル28が第1レッグレストパネル26の後方で且つ第1
レッグレストパネル26とほぼ平行な位置(引込位置)
から第1レッグレストパネル26に対しほぼ同一平面に
整列する位置(伸展位置)に動く。また、第2レッグレ
ストパネル28はピボット94の回りを円弧状に旋回す
る。第2レッグレストパネル28の上記旋回運動は、コ
ネクタリンク90によるボードリンク82とフロントボ
ードリンク44との連結によって生ずる。本発明のこの
ように新規で且つ簡略化されたリンク構造によって、レ
ッグレストパネル同士の間に所望のクリアランスが維持
される。したがって、詰物・外装の施されたレッグレス
トパネル26と28の厚さを同一にすることができる。
よって、より美しい外観とすることができると共に、着
座者の足の支持を強力にし、快適さを向上することがで
きる。
【0019】本発明のその他の特徴は、上記リンクの幾
つかをシールド(shield:防御物)として作用するように
構成していることである。このシールドは、リンク機構
24が伸展動作する間、リンク同士の関節で及び/又は
レッグレストパネル同士の間のいかなるピンチポイント
(pinch point) へのアクセスも阻止するためのものであ
る。この特徴は図3−図5に最も良く示されている。こ
れらの図にあっては、アングル状ブラケット34の一
部、リアボードリンク42の大きい部分52の一部及び
コネクションリンク48の一部がオーバーラップするよ
うに描かれている。
つかをシールド(shield:防御物)として作用するように
構成していることである。このシールドは、リンク機構
24が伸展動作する間、リンク同士の関節で及び/又は
レッグレストパネル同士の間のいかなるピンチポイント
(pinch point) へのアクセスも阻止するためのものであ
る。この特徴は図3−図5に最も良く示されている。こ
れらの図にあっては、アングル状ブラケット34の一
部、リアボードリンク42の大きい部分52の一部及び
コネクションリンク48の一部がオーバーラップするよ
うに描かれている。
【0020】上述の記載は本発明の例示的実施例を説明
したものである。当業者であれば上述の記載並びに添付
図面及び特許請求の範囲の記載から以下のことに容易に
気付くであろう。即ち、特許請求の範囲により定義され
た本発明の正しく且つ公平な技術的範囲から離れること
なく、上記実施例に対して種々の変形・変更・改良が成
され得る。
したものである。当業者であれば上述の記載並びに添付
図面及び特許請求の範囲の記載から以下のことに容易に
気付くであろう。即ち、特許請求の範囲により定義され
た本発明の正しく且つ公平な技術的範囲から離れること
なく、上記実施例に対して種々の変形・変更・改良が成
され得る。
【図1】本発明のデュアルレッグレストアッセンブリを
有するリクライニングチェアの一例の斜視図であって、
完全引込位置の状態で描かれている。
有するリクライニングチェアの一例の斜視図であって、
完全引込位置の状態で描かれている。
【図2】本発明のリクライニングチェアの別の斜視図で
あり、デュアルレッグレストアッセンブリが完全伸展位
置に伸展された状態を示している。
あり、デュアルレッグレストアッセンブリが完全伸展位
置に伸展された状態を示している。
【図3】本発明のリクライニングチェアの拡大部分断面
図であり、完全引込状態にあるリンク機構を示してい
る。
図であり、完全引込状態にあるリンク機構を示してい
る。
【図4】少し伸展された状態のリンク機構を示す図であ
る。
る。
【図5】完全伸展状態のリンク機構を示す図である。
10 チェア 12 チェアフレーム 14 ベースアッセンブリ 16 シート部材 18 シートバック部材 20 レッグレストアッセンブリ 22 ハンドル 23 ドライブロッド 24 リンク機構 26 第1レッグレストパネル 28 第2レッグレストパネル 30 第1リンクアッセンブリ 32 第2リンクアッセンブリ 34 アングル状ブラケット 36 フレームボード 38 リアピボット 40 フロントピボット 42 リアボードリンク 44 フロントボードリンク 46 ピボット 48 コネクタリンク 50 ピボット 52 長い部分 54 ピボット 56 サポートリンク 58 ピボット 56 サポートリンク 58 ピボット 60 湾曲スイングリンク 62 中央ピボット 64 フロントサポートシャフト 66,68 ピボット 70 ドライブリンク 72 孔 74 ストップタブ 76 ストップ肩部 82 ボードリンク 84 アングル状部分 86 フレームボード 88 ピボット 90 湾曲コネクタリンク 92 中間オフセット部分 94 ピボット
フロントページの続き (72)発明者 ジョナサン・ロバート・ソール アメリカ合衆国 ミシガン州 ラサール サウス・オッター・クリーク 4752 (72)発明者 カール・ジョウゼフ・カモロスキー アメリカ合衆国 ミシガン州 ピータース バーグ ルールー・ロード 15696
Claims (7)
- 【請求項1】チェアフレームによって支持されたシート
アッセンブリと、引込位置と伸展位置の間でレッグレス
トアッセンブリが動くことができるようにするためのア
クチュエーション手段とを備える家具において、 上記レッグレストアッセンブリが第1レッグレストパネ
ルを有し、 上記レッグレストアッセンブリが上記第1レッグレスト
パネルと上記アクチュエーション手段を連結する第1リ
ンクアッセンブリを有し、上記第1リンクアッセンブリ
によって、上記第1レッグレストパネルが引込位置から
伸展位置に関節運動することができ、 上記レッグレストアッセンブリが第2レッグレストパネ
ルを有し、 上記レッグレストアッセンブリが上記第2レッグレスト
パネルと上記第1リンクアッセンブリを連結する第2リ
ンクアッセンブリを有し、上記第2リンクアッセンブリ
によって、上記第2レッグレストパネルが上記第1レッ
グレストパネルに対して調整されながら引込位置から伸
展位置へ関節運動することができることを特徴とするレ
ッグレストアッセンブリ。 - 【請求項2】 上記第2リンクアッセンブリが上記第2
レッグレストパネルに取付けられた第2パネルリンクを
有し、上記第2パネルリンクが上記第1リンクアッセン
ブリに旋回運動可能に取付けられ、 上記第2リンクアッセンブリが第2コネクタリンクを有
し、上記第2コネクタリンクの第1端が上記第2パネル
リンクに旋回可能に取付けられ、上記第2コネクタリン
クの第2端が上記第1リンクアッセンブリに旋回可能に
取付けられた請求項1記載のレッグレストアッセンブ
リ。 - 【請求項3】 上記第1リンクアッセンブリが第1主要
パネルリンクを有し、上記第1主要パネルリンクが上記
第1レッグレストパネルに旋回可能に取付けられ、 上記第2リンクアッセンブリの第2パネルリンクの第1
端に上記第2レッグレストパネルが取付けられ、上記第
2パネルリンクの第2端が上記第2コネクタリンクに旋
回可能に取付けられ、上記第2パネルリンクの中間部分
が上記第1主要パネルリンクに旋回可能に取付けられた
請求項2記載のレッグレストアッセンブリ。 - 【請求項4】上記第2パネルリンクがアングル状ブラケ
ットフランジを有し、上記アングル状ブラケットフラン
ジが、上記第2レッグレストパネルが取付けられた上記
第1端から延び、 上記中間部分が上記第1及び第2端により決定される軸
からオフセットされた請求項3記載のレッグレストアッ
センブリ。 - 【請求項5】 上記第1リンクアッセンブリが第1及び
第2主要パネルリンクを有し、上記第1及び第2主要パ
ネルリンクが上記第1レッグレストパネルに旋回可能に
取付けられ、上記第1リンクアッセンブリが上記第1主
要パネルリンクを上記チェアフレームに旋回運動可能に
連結するスイングリンクを有し、上記第1リンクアッセ
ンブリが上記第2主要パネルリンクをサポートリンクの
一端に旋回運動可能に連結する第1コネクタリンクを有
し、上記第1リンクアッセンブリが上記アクチュエーシ
ョン手段を上記サポートリンクの他端に連結するドライ
ブリンクを有し、 上記第2コネクタリンクが上記第1主要パネルリンクに
旋回運動可能に取付けられ、 上記第2パネルリンクが上記第2主要パネルリンクに旋
回可能に取付けられた請求項2記載のレッグレストアッ
センブリ。 - 【請求項6】 上記レッグレストアッセンブリが引込位
置にあるとき、上記第2レッグレストパネルが上記第1
レッグレストパネルの後方且つ上記第1レッグレストパ
ネルにほぼ平行に位置されることに、上記第2レッグレ
ストパネルが見えなくなり、 上記レッグレストアッセンブリが伸展位置にあるとき、
上記第1及び第2レッグレストパネルがほぼ同一平面上
に位置する請求項1記載のレッグレストアッセンブリ。 - 【請求項7】 上記第1及び第2レッグレストパネルが
ほぼ同一の厚さを有する詰物・外装の施された部材であ
る請求項1記載のレッグレストアッセンブリ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/100,915 US5388886A (en) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | Dual leg rest assembly |
US08/100,915 | 1993-08-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07163434A true JPH07163434A (ja) | 1995-06-27 |
JP3400554B2 JP3400554B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=22282184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18470394A Expired - Fee Related JP3400554B2 (ja) | 1993-08-09 | 1994-08-05 | デュアルレッグレストアッセンブリ |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5388886A (ja) |
EP (1) | EP0638266B1 (ja) |
JP (1) | JP3400554B2 (ja) |
KR (1) | KR100279669B1 (ja) |
AT (1) | ATE179312T1 (ja) |
AU (1) | AU670202B2 (ja) |
CA (1) | CA2129264C (ja) |
DE (1) | DE69418113T2 (ja) |
DK (1) | DK0638266T3 (ja) |
ES (1) | ES2132346T3 (ja) |
MY (1) | MY111290A (ja) |
NZ (1) | NZ264196A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101232076B1 (ko) * | 2011-06-09 | 2013-02-12 | 현대다이모스(주) | 차량 시트용 레그 레스트 장치 |
Families Citing this family (21)
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---|---|---|---|---|
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WO1997014336A1 (en) * | 1995-10-18 | 1997-04-24 | La-Z-Boy Incorporated | Glider chair |
WO1997047219A1 (en) * | 1996-06-14 | 1997-12-18 | L & P Property Management Company | Three-way reclining furniture item |
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KR100273737B1 (ko) * | 1998-06-12 | 2000-12-15 | 장형수 | 고속분해발효기 |
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US6896323B2 (en) * | 2003-06-20 | 2005-05-24 | La-Z-Boy Incorporated | Actuation mechanism for reclining chair |
KR100821101B1 (ko) * | 2006-11-20 | 2008-04-08 | 한일이화주식회사 | 차량용 시트의 다리받침대 |
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US8752890B2 (en) * | 2010-11-03 | 2014-06-17 | Ultra-Mek, Inc. | Reclining seating unit with extendable footrest |
US9101221B2 (en) | 2013-07-23 | 2015-08-11 | La-Z-Boy Incorporated | Furniture member with center support leg rest |
US8926009B1 (en) | 2013-07-23 | 2015-01-06 | La-Z-Boy Incorporated | Covered leg rest linkage for furniture member |
US9808090B2 (en) * | 2014-06-19 | 2017-11-07 | Ciar S.P.A. | Footrest device for armchairs or sofas |
DE202016104976U1 (de) | 2016-09-09 | 2016-10-11 | Michael Schuster | Sitzmöbel mit ausschwenkbarer Fußstütze |
KR102463832B1 (ko) * | 2018-01-29 | 2022-11-07 | 현대자동차주식회사 | 차량용 수납식 풋레스트 장치 |
CN108634651A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-10-12 | 杨丹 | 一种可调式电动气动小腿部以及足部支撑装置 |
Family Cites Families (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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