JPH07162724A - 撮像装置の操作パネル取付構造 - Google Patents

撮像装置の操作パネル取付構造

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JPH07162724A
JPH07162724A JP5306529A JP30652993A JPH07162724A JP H07162724 A JPH07162724 A JP H07162724A JP 5306529 A JP5306529 A JP 5306529A JP 30652993 A JP30652993 A JP 30652993A JP H07162724 A JPH07162724 A JP H07162724A
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JP
Japan
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mounting
panel
operation panel
plate
image pickup
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Application number
JP5306529A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Tsutsui
達也 筒井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH07162724A publication Critical patent/JPH07162724A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネル取付作業の簡素化,装置全体の小型化
およびコストの低廉化を図る。 【構成】 スイッチ押圧子74を有する操作パネル70
にカメラ筐体3に接触するシールド板72を一体化し
た。このため、パネル取り付けが操作パネル70をパネ
ル取付用窓5a内に装着することにより行われるから、
パネル取付時に従来必要としたハーネス等が不要にな
り、部品点数と取付工数を削減することができると共
に、カメラ筐体3内の収納スペースを縮小することがで
きる。また、操作パネル70がスイッチ押圧子74を有
するパネルであることは、従来のようにマウント基板9
aに対するマウント精度を高くする必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクトリーオ
ートメーション装置等に使用して好適な撮像装置の操作
パネル取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年における撮像装置は、単一撮像板式
のビデオカメラのみならず3撮像板式のカラービデオカ
メラが多用されている。
【0003】これは、色分解プリズムを使って3原色に
分け、各々に光電変換素子を付けて撮像するものであ
る。
【0004】従来、この種の撮像装置には、前後方向に
開口する筐体と、この筐体の前方開口部に装着され光軸
方向に開口する貫通孔を有するフロントパネルと、この
フロントパネルの貫通孔に挿通固定されレンズ筒被取付
基準面をその前方開口端面に有するレンズマウントリン
グと、このレンズマウントリング内に取り付けられ撮影
レンズを内蔵するレンズ筒と、このレンズ筒の後方に設
けられかつ筐体の後方開口部に装着されたリアパネル
と、このリアパネルとレンズマウントリングとの間に設
けられかつ筐体内に収納され近赤外線の波長より大きい
波長の光を遮断する光学フィルタと、この光学フィルタ
の後方に設けられ撮影レンズによる光学像を三原色に分
解する色分解プリズムと、この色分解プリズムに固定さ
れ各色の成分光を受光する3板式の固体撮像素子と、こ
れら固体撮像素子の後方に設けられ筐体外に露呈する操
作スイッチを有する操作パネルとを備えたものが採用さ
れている。
【0005】このように構成されたカラービデオカメラ
を使用するには、筐体外から各種の操作スイッチを操作
することにより行われる。
【0006】ところで、この種の撮像装置における操作
パネル取付構造には、スイッチパネルとスイッチ取付用
のマウント基板を一体化してなるものあるいは信号処理
用のマウント基板に実装してなる操作スイッチを筐体の
側壁板を挿通させてなるものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前者にあっ
ては、スイッチ取付用のマウント基板をスイッチパネル
に取付ねじによって機械的に固定すると共に、信号処理
用のマウント基板にハーネスあるいはフレキシブル基板
等によって電気的に接続するものであるため、部品点数
および取付工数が嵩み、操作パネルの取付作業を煩雑に
するという問題があった。
【0008】また、スイッチ取付用のマウント基板やハ
ーネス,フレキシブル基板を用いることは、筐体内に広
い収納スペースが必要になり、装置全体が大型化すると
いう問題もあった。
【0009】一方、後者にあっては、筐体の側壁板に操
作スイッチが挿通する開口部を設ける構造であるため、
信号処理用のマウント基板に対する操作スイッチのマウ
ント精度を高くする必要が生じ、コストが嵩むという不
都合があった。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、操作パネルの取付作業を簡単に行うことができ
ると共に、装置全体の小型化およびコストの低廉化を図
ることができる撮像装置の操作スイッチ取付構造を提供
するものである。
【0011】本発明の別の第2発明(請求項2)は、機
械的なコネクタ接続を強固に行うことができ、もってコ
ネクタ接続能力を保証することができる撮像装置の操作
パネル取付構造を提供するものである。
【0012】本発明の別の第3発明(請求項3)は、シ
ールド板によるシールド効果を確実に得ることができ、
もってシールド上の信頼性を高めることができる撮像装
置の操作パネル取付構造を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る撮像装置の
操作パネル取付構造は、押釦スイッチを実装してなる信
号処理用の回路基板およびこの回路基板に接続する撮像
素子を内蔵し側方に開口するパネル取付用窓を有する筐
体と、この筐体のパネル取付用窓内に装着され前記押釦
スイッチを押圧可能なスイッチ押圧子を有する操作パネ
ルとを備え、この操作パネルに前記筐体に接触するシー
ルド板を一体化し、このシールド板は前記パネル取付用
窓の開口部を閉塞するような位置に位置付けられている
ものである。
【0014】本発明の別の第2発明(請求項2)に係る
撮像装置の操作パネル取付構造は、撮像素子と回路基板
を各コネクタによって接続し、これらコネクタのうち一
方のコネクタに対して他方のコネクタを押圧可能な弾性
片をシールド板に延設したものである。
【0015】本発明の別の第3発明(請求項3)に係る
撮像装置の操作パネル取付構造は、シールド板に筐体に
押圧接触する突子を一体に設けたものである。
【0016】
【作用】本発明においては、パネル取り付けが操作パネ
ルをパネル取付用窓内に装着することにより行われる。
【0017】請求項2においては、弾性片の接続コネク
タへの押圧によってコネクタ同士の離脱が阻止される。
【0018】請求項3においては、突子がシールド板の
一部を弾性変形させた状態で筐体に接触することにな
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の構成等を図に示す実施例によ
って詳細に説明する。
【0020】図1(A)および(B)は本発明に係る撮
像装置の操作パネル取付構造を示す分解斜視図と要部断
面図、図2は同じく本発明における撮像装置の操作パネ
ル取付構造の操作パネルを示す分解斜視図、図3(A)
および(B)は操作パネルの側面板を示す正面図と背面
図、図4(A)および(B)は図3(A)のA−A線断
面図とB−B線断面図、図5(A)〜(C)は操作パネ
ルのスイッチ板を示す正面図と断面図と背面図、図6
(A)および(B)は操作パネルのシールド板を示す正
面図と底面図、図7(A)および(B)は図6(A)の
A−A線断面図とB−B線断面図、図8は撮像装置のリ
アパネルを示す分解斜視図、図9(A)〜(C)はリア
パネルのリアカバーを示す正面図と断面図(正面図のB
−B線断面図)と背面図、図10(A)および(B)は
リアパネルのリアカバーを示す左側面図と右側面図、図
11(A)および(B)はリアパネルのリアカバーを示
す平面図と底面図、図12(A)および(B)はリアパ
ネルのリアシャーシを示す正面図と背面図、図13
(A)および(B)はリアパネルのリアシャーシを示す
左側面図と右側面図、図14(A)および(B)はリア
パネルのリアシャーシを示す平面図と底面図である。
【0021】同図において、符号Mで示すものは撮像装
置としてのビデオカメラで、全体が略直方体の外観を呈
する本体1と、この本体1の前面部に着脱自在に設けら
れ撮影レンズ2aを内蔵するレンズ筒2とによって構成
されている。
【0022】「ビデオカメラMの本体1」このビデオカ
メラMの本体1は、前後方向に開口するカメラ筐体3
と、このカメラ筐体3の前方開口部に装着され光軸方向
に開口する貫通孔4aを有する前面板4と、この前面板
4の後方に設けられかつ前記カメラ筐体3の後方開口部
に装着され外部に露呈する複数のコネクタ50,51を
有する後面板52と、この後面板52の前方に設けられ
前記カメラ筐体3の右方側壁一部を構成する操作パネル
70とからなる例えばアルミ等の金属ケースを外筐とす
るカメラ機器本体である。
【0023】〔カメラ筐体3〕このカメラ筐体3は、各
々が互いに対向する左右2つの側板5およびこれら両側
板5に連接する天井板6を有する断面視略コ字状のアッ
パーカバー7と、このアッパーカバー7の下方開口部を
閉塞するロウパネル8とからなり、内部には左右方向に
所定の間隔をもって並列する信号処理用のマウント基板
9,9aおよびこれらマウント基板9,9aを搭載する
マザーボード10が収納されている。
【0024】このカメラ筐体3のアッパーカバー7に
は、前記両側板5のうち右側側板の後方端部において側
方に開口するパネル取付用窓5aが切欠き形成されてい
る。
【0025】このアッパーカバー7には、前記両側板5
の下方側縁において前後方向に所定の間隔をもって位置
し取付ねじa1,a2が挿通するねじ挿通孔5b,5cお
よび前記両側板5の後方端縁において側方に開口し取付
ねじa3が挿通するねじ挿通孔5dが設けられている。
【0026】また、このアッパーカバー7の天井板6に
は、カバー中央部前方において上下方向に開口する三脚
取付用の貫通孔6aおよびカバー後方端縁において上下
方向に開口し取付ねじa4が挿通するねじ挿通孔6bが
設けられている。
【0027】一方、このカメラ筐体3のロウパネル8に
は、パネル両側部において左右方向に開口し前記取付ね
じa1〜a3とAが螺合するねじ孔11a〜11dおよび
前後方向に開口し取付ねじb,cが螺合するねじ孔11
e,11fを有し前後方向に延在する取付部11が設け
られている。
【0028】〔前面板4〕この前面板4は全体が後方
(裏側)に開口する有底角箱状のフロントパネルによっ
て形成されており、パネル開口端部の上方端縁裏側には
上下方向に開口し取付ねじdが螺合する2つのねじ孔1
2aを有し後方に突出するステー取付片12が一体に設
けられている。
【0029】この前面板4の貫通孔4aの裏側開口周縁
には、円周方向に所定の間隔をもって位置し取付ねじ
e,fが挿通する上下2組のねじ挿通孔4b,4cおよ
びこれら各組の両ねじ挿通孔4b,4c間に位置し後方
に突出する位置決めピン4d,4eが設けられている。
【0030】また、この前面板4の下方角部には、前後
方向に開口し取付ねじbが挿通するねじ挿通孔4fが設
けられている。
【0031】13は光軸方向に開口するレンズ取付用の
ねじ部13aをその内周面に有するレンズマウントリン
グで、前記前面板4内に設けられ、かつ前記貫通孔4a
に挿通固定されており、後方開口端部には前記位置決め
ピン4d,4eが臨むピン孔14a,14bおよび前記
取付ねじe,fが螺合するねじ孔14c,14dを有す
る突出片付きのフランジ14が設けられている。
【0032】このレンズマウントリング13のフランジ
14には、前記両左方ねじ孔14c間と前記両右方ねじ
孔14d間の周方向中央部に位置し取付ねじgが螺合す
るねじ孔14eおよびこれら各ねじ孔14eの近傍に位
置し後方に突出する位置決めピン(図示せず)が設けら
れている。
【0033】また、このレンズマウントリング13のフ
ランジ14には、裏側開口下方一部を閉塞する平面視略
弓形状のカバー片15が固定されている。
【0034】16は前記撮影レンズ2aの撮影による光
学像を赤色(R),緑色(G)および青色(B)の三原
色の成分光に分解する色分解プリズムで、屈折率1.7
06の屈折率をもつ3つの第1プリズム〜第3プリズム
(図示せず)からなり、前記レンズマウントリング13
の裏側端面にプリズムベース17を介して固定されてい
る。
【0035】18は前記プリズムベース17の貫通孔1
7a内に臨む光学フィルタで、前記色分解プリズム16
の各プリズムのうち第1プリズム(図示せず)の光入射
面に接着されている。
【0036】19はレンズ透過光の一部を遮断するマス
クで、前記レンズ筒2の後方に設けられ、かつ前記貫通
孔17a内に臨み前記光学フィルタ18のフィルタ面に
接着されており、前記色分解プリズム16の基準位置す
なわち第3プリズム(図示せず)の光透過面前方位置に
は縦横寸法が各々6.2mmと6.6mmの寸法からな
る開口部19aが設けられている。
【0037】20〜22は後述する3つ固体撮像素子に
対応する第1バイアス基板〜第3バイアス基板で、ベー
ス板20a〜22aおよびフレキシブル基板Fからな
り、前記色分解プリズム16の各プリズム(図示せず)
に取付片23〜25を介して固定されている。
【0038】これら第1バイアス基板20〜第3バイア
ス基板22のうち第3バイアス基板22のフレキシブル
基板Fには、先端部に前記マウント基板9のうち最右方
のマウント基板9a上のコネクタ26に接続するコネク
タ27を有する延在部28が設けられている。
【0039】29はR,G,Bの各色の成分光を受光す
る1/3インサイズの第1CCD撮像素子〜第3CCD
撮像素子(第1CCD撮像素子のみ図示)で、前記各プ
リズム(図示せず)と前記各取付片23〜25との間に
設けられ、かつ前記各バイアス基板20〜22に半田付
け固定されている。
【0040】30は下方に開口する断面視略コ字状のス
テーで、前記マウント基板9,9aの上方に設けられ、
かつ前記アッパーカバー7内に収納されており、前後両
方端縁には左右方向に所定の間隔をもって位置し前記取
付ねじdおよび取付ねじhが各々挿通するねじ挿通孔3
0a,30bが設けられている。
【0041】〔後面板52〕この後面板52は、前記コ
ネクタ50,51が挿通する取付孔53a,53bを有
する板金製のリアシャーシ53と、このリアシャーシ5
3に被冠され外部に露呈する表示部54aを有する合成
樹脂製のリアカバー54と、このリアカバー54の前方
に前記リアシャーシ53を介して設けられかつ前記マウ
ント基板9に接続されたマウント基板55とからなるリ
アパネルによって構成されている。
【0042】この後面板52のリアシャーシ53は、前
記取付孔53a,53bを有する基部板53Aおよびこ
の基部板53Aに連接し各々が互いに対向する側部板5
3Bからなる断面視略コ字状のシャーシによって形成さ
れている。
【0043】このうちリアシャーシ53の基部板53A
の上方端縁には、シャーシ左右方向に所定の間隔をもっ
て位置し前記取付ねじhが螺合するねじ孔56aを有す
る取付片56およびこの取付片56の左右側方に各々が
左右方向に所定の間隔をもって並列し前記取付ねじa4
が螺合するねじ孔57aを有する取付片57が折り曲げ
形成されており、これら取付片56,57のうち左右両
取付片57の下方において前後方向に開口し前記リアカ
バー54をシャーシ(基部板)面方向に移動規制する位
置決め孔58が設けられている。
【0044】また、このリアシャーシ53の下方端縁に
は各々が左右方向に所定の間隔をもって並列し前記取付
ねじcが挿通するねじ挿通孔59aを有する取付片59
が折り曲げ形成されている。
【0045】そして、このリアシャーシ53の基部板5
3Aの右側側縁には、前記右側部板53Bの上方に位置
し前記取付ねじa3が螺合するねじ孔60aを有する取
付片60が折り曲げ形成されている。
【0046】さらに、このリアシャーシ53には、前記
基部板53Aの両方側縁略中央部においてシャーシ表裏
面に開口し取付ねじiが螺合するねじ孔61が設けられ
ている。
【0047】さらにまた、このリアシャーシ53の基部
板53Aには、前記各取付片58,59の上方に位置し
前記コネクタ51のアース端子51aに当接するコネク
タ位置決め(回転防止)用の突出片62が切り起こし形
成されている。
【0048】一方、後面板52のリアカバー54は、前
記リアシャーシ53の基部板53Aに対向する主面板5
4Aおよびこの主面板54Aの各端縁に連接し前記両側
部板53Bに対向する側面板54Bからなる有底角箱状
のカバーによって形成されている。
【0049】このリアカバー54の主面板54Aには、
カバー表裏面に開口し前記取付ねじiおよび前記コネク
タ50,51が挿通するねじ挿通孔63と開口窓64,
65が設けられている。
【0050】また、この主面板54Aの上方端縁には、
前記位置決め孔58に遊嵌するカバー移動規制片66が
一体に突設されている。
【0051】そして、このリアカバー54の側面板54
Bの端縁には、前記カメラ筐体3の後方開口部内面およ
び前記操作パネル70の縁部に対接する縁部67,68
が一体に設けられている。
【0052】〔操作パネル70〕この操作パネル70
は、外部に露呈する表示部71aおよび前後方向に所定
の間隔をもって並列する突出片71b,71cを有する
側面板71と、この側面板71の裏側に設けられ前記両
突出片71b,71cのうち前方の突出片71bに対接
する突出片72aを有する弾性変形可能なシールド板7
2と、このシールド板72と前記側面板71との間に介
装され表裏面に突出し前記マウント基板9a上の押釦ス
イッチ73を押圧可能なスイッチ押圧子74を有するゴ
ム製のスイッチ板75とからなり、前記パネル取付用窓
5a内に装着されている。
【0053】この操作パネル70の側面板71は、縦横
方向に所定の間隔をもって位置し表裏面に開口する複数
の貫通孔76を有するプラスチック板によって形成され
ている。
【0054】この側面板71には、前記パネル取付用窓
5aの裏側開口端縁と前記右取付部11の後方端縁に対
接する第1縁部71Aと第2縁部71Bおよび前記リア
カバー54の縁部68に対接する第3縁部71Cが一体
に設けられている。
【0055】また、この側面板71の上方端縁裏側には
前後方向に所定の間隔をもって並列し前記カメラ筐体3
内に突出する取付ピン77が一体に設けられており、後
方端縁下側角部には表裏面に開口し前記取付ねじAが挿
通するねじ挿通孔78が設けられている。
【0056】一方、シールド板72の前方端縁上側部に
は前記側板5の内面と前記フレキシブル基板Fの延在部
28との間に介在し前記コネクタ26に対して前記コネ
クタ27を押圧可能な弾性片としての切り起こし片79
aを有し前後方向に延在する延在部79が一体に設けら
れており、前方端縁下側部には前記取付ねじa2が挿通
するねじ挿通孔80aを有する取付片80が突設されて
いる。
【0057】このシールド板72の上方端縁には前記右
側側板5の内面に押圧接触する突子81aを有する折曲
片81が一体に設けられており、この折曲片81の下方
には前後方向に所定の間隔をもって位置し前記取付ピン
77が挿通するピン孔82が設けられている。
【0058】また、このシールド板72には、前記各貫
通孔76に対応し表裏面に開口する複数の貫通窓83お
よび同じく表裏面に開口し前記取付ねじAが挿通するね
じ挿通孔84が設けられている。
【0059】そして、このシールド板72は、前記ピン
孔82に前記取付ピン77を挿通させこのピン挿通端部
を熱溶融することにより前記側面板71に対して一体化
されており、前記パネル取付用窓5aの開口部を閉塞す
るような位置に位置付けられている。
【0060】また、操作パネル70のスイッチ板75
は、前記貫通孔76および前記貫通窓83を閉塞する平
面視略矩形状のスイッチ板によって形成されている。
【0061】このスイッチ板75のスイッチ押圧子74
は、前記貫通孔76を挿通する平面視略矩形状の操作部
74aおよび前記貫通窓83を挿通する平面視略円形状
の押圧部74bによって形成されている。
【0062】「ビデオカメラMのレンズ筒2」このビデ
オカメラMのレンズ筒2は、前後方向に連接し各口径が
互いに異なる大小2つの筒体2b,2cによって形成さ
れている。
【0063】このレンズ筒2の両筒体2b,2cのうち
後方の筒体2cの外周面には、前記レンズマウントリン
グ13のねじ部13aに螺合するねじ部85が設けられ
ており、リング側開口端面には前記レンズマウントリン
グ13のレンズ側開口端面に対接する偏平なレンズ筒取
付面(図示せず)が形成されている。
【0064】このように構成された撮像装置において
は、パネル取り付けがパネル取付用窓5a内に操作パネ
ル70をカメラ筐体3の右側側方から装着することによ
り行われる。
【0065】すなわち、パネル取付用窓5a内に操作パ
ネル70を取り付けるには、側面板71の第1縁部71
Aおよび第2縁部71Bをパネル取付用窓5aの裏側開
口端縁と右側取付部11の後方端縁に対接させると共
に、第3縁部71Cをリアカバー54の縁部68に対接
させ、取付ねじAをねじ挿通孔78,84に挿通させ右
側取付部11のねじ孔11dに螺合する。
【0066】このとき、スイッチ板75のスイッチ押圧
子74がマウント基板9a上の押釦スイッチ73を押圧
可能な位置に位置付けられている。
【0067】また、シールド板72は取付片80および
折曲片81を側板5と取付部11に接触させパネル取付
用窓5aの開口部を閉塞するような位置に位置付けられ
ている。
【0068】したがって、本実施例においては、パネル
取付時に従来必要としたスイッチ取付用のマウント基板
やハーネス,フレキシブル基板が不要になるから、部品
点数および取付工数を削減することができると共に、カ
メラ筐体3内の収納スペースを縮小することができる。
【0069】また、本実施例においては、パネル取付用
窓5a内にスイッチ板75(スイッチ押圧子74)を有
する操作パネル70を装着する構造であるから、従来の
ようにマウント基板に対するマウント精度を高くする必
要がない。
【0070】さらに、本実施例においては、CCD撮像
素子29とマウント基板9aを各コネクタ26,27に
よって接続し、これらコネクタ26,27のうち一方の
コネクタ26に対して他方のコネクタ27を押圧可能な
切り起こし片79aを有する延在部79をシールド板7
2に一体に設けたから、コネクタ同士の離脱を阻止する
ことができ、これらコネクタ26,27の機械的な接続
を強固に行うことができる。
【0071】さらにまた、本実施例においては、シール
ド板72に側板5の内面に押圧接触する突子81aを有
する折曲片81を一体に設けたから、この折曲片81が
弾性変形した状態で突子81aを側板5の内面に接触さ
せることができ、シールド板72によるシールド効果を
確実に得ることができる。
【0072】この他、本実施例においては、コネクタ5
0,51を実装してなるリアシャーシ53を板金によっ
て形成すると共に、このリアシャーシ53に被冠される
リアカバー54を合成樹脂によって形成したから、パネ
ル製作時にリアシャーシ成形用の金型とリアカバー成形
用の金型を用いることができ、各金型の構造を簡単な構
造とすることができる。
【0073】また、本実施例において、後面板52がリ
アシャーシ53とリアカバー54からなることは、パネ
ル塗装時にリアカバー54にのみ塗装することができ、
シールド性を確保する上で従来必要としたマスキングが
不要になる。
【0074】なお、本実施例においては、3撮像板式の
カラービデオカメラに適用する例を示したが、本発明は
これに限定適用されるものではなく、単一撮像板式のビ
デオカメラにも実施例と同様に適用可能である。
【0075】また、本発明における各パネル構成部品の
形状や個数等は、前述した実施例に限定されるものでな
いことは勿論である。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、押
釦スイッチを実装してなる信号処理用の回路基板および
この回路基板に接続する撮像素子を内蔵し側方に開口す
るパネル取付用窓を有する筐体と、この筐体のパネル取
付用窓内に装着され押釦スイッチを押圧可能なスイッチ
押圧子を有する操作パネルとを備え、この操作パネルに
筐体に接触するシールド板を一体化し、このシールド板
はパネル取付用窓の開口部を閉塞するような位置に位置
付けられているので、パネル取り付けが操作パネルをパ
ネル取付用窓内に装着することにより行われる。
【0077】したがって、パネル取付時に従来必要とし
たスイッチ取付用のマウント基板やハーネス,フレキシ
ブル基板が不要になるから、部品点数および取付工数を
削減することができると共に、筐体内の収納スペースを
縮小することができ、パネル取付作業の簡素化および装
置全体の小型化を図ることができる。
【0078】また、操作パネルがスイッチ押圧子を有す
るパネルであることは、従来のように回路基板に対する
マウント精度を高くする必要がないから、コストの低廉
化を図ることができる。
【0079】請求項2において、撮像素子と回路基板を
各コネクタによって接続し、これらコネクタのうち一方
のコネクタに対して他方のコネクタを押圧可能な弾性片
をシールド板に延設したので、弾性片の接続コネクタへ
の押圧によってコネクタ同士の離脱が阻止される。
【0080】したがって、機械的なコネクタ接続を強固
に行うことができるから、コネクタ接続能力を保証する
ことができる。
【0081】請求項3において、シールド板に筐体に押
圧接触する突子を一体に設けたことは、シールド板の一
部を弾性変形した状態で筐体に突子を接触させることが
できるから、シールド板によるシールド効果を確実に得
ることができ、シールド上の信頼性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)および(B)は本発明に係る撮像装置の
操作パネル取付構造を示す分解斜視図と要部断面図。
【図2】同じく本発明における撮像装置の操作パネル取
付構造の操作パネルを示す分解斜視図。
【図3】(A)および(B)は操作パネルの側面板を示
す正面図と背面図。
【図4】(A)および(B)は図3(A)のA−A線断
面図とB−B線断面図。
【図5】(A)〜(C)は操作パネルのスイッチ板を示
す正面図と断面図と背面図。
【図6】(A)および(B)は操作パネルのシールド板
を示す正面図と底面図。
【図7】(A)および(B)は図6(A)のA−A線断
面図とB−B線断面図。
【図8】撮像装置のリアパネルを示す分解斜視図。
【図9】(A)〜(C)はリアパネルのリアカバーを示
す正面図とそのB−B線断面図と背面図。
【図10】(A)および(B)はリアパネルのリアカバ
ーを示す左側面図と右側面図。
【図11】(A)および(B)はリアパネルのリアカバ
ーを示す平面図と底面図。
【図12】(A)および(B)はリアパネルのリアシャ
ーシを示す正面図と背面図。
【図13】(A)および(B)はリアパネルのリアシャ
ーシを示す左側面図と右側面図。
【図14】(A)および(B)はリアパネルのリアシャ
ーシを示す平面図と底面図。
【符号の説明】
3…カメラ筐体 5…側板 5a…パネル取付用窓 9a…マウント基板 29…CCD撮像素子 70…操作パネル 71…側面板 72…シールド板 73…押釦スイッチ 74…スイッチ押圧子 75…スイッチ板 M…ビデオカメラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押釦スイッチを実装してなる信号処理用
    の回路基板およびこの回路基板に接続する撮像素子を内
    蔵し側方に開口するパネル取付用窓を有する筐体と、こ
    の筐体のパネル取付用窓内に装着され前記押釦スイッチ
    を押圧可能なスイッチ押圧子を有する操作パネルとを備
    え、この操作パネルに前記筐体に接触するシールド板を
    一体化し、このシールド板は前記パネル取付用窓の開口
    部を閉塞するような位置に位置付けられていることを特
    徴とする撮像装置の操作パネル取付構造。
  2. 【請求項2】 前記撮像素子と前記回路基板を各コネク
    タによって接続し、これらコネクタのうち一方のコネク
    タに対して他方のコネクタを押圧可能な弾性片を前記シ
    ールド板に延設したことを特徴とする請求項1記載の撮
    像装置の操作パネル取付構造。
  3. 【請求項3】 前記シールド板には前記筐体に押圧接触
    する突子が一体に設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の撮像装置の操作パネル取付構造。
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Cited By (3)

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