JPH0715947Y2 - 寒冷地用縦樋装置 - Google Patents

寒冷地用縦樋装置

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JPH0715947Y2
JPH0715947Y2 JP1989150916U JP15091689U JPH0715947Y2 JP H0715947 Y2 JPH0715947 Y2 JP H0715947Y2 JP 1989150916 U JP1989150916 U JP 1989150916U JP 15091689 U JP15091689 U JP 15091689U JP H0715947 Y2 JPH0715947 Y2 JP H0715947Y2
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JP
Japan
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downspout
cold regions
opening
downspout device
gutter
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JP1989150916U
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JPH0390737U (ja
Inventor
光成 牧田
Original Assignee
マキタ板金工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は縦樋の中で水分が寒さのために凍結して当該縦
樋の出口は勿論のこと、場合によっては縦樋の内部まで
塞いでしまうような地方で用いて有効な寒冷地用縦樋装
置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の縦樋の下端開放口は一般的には水平にカ
ットされており、僅かに例外として、例えば断面が四辺
形を呈し、前後の二辺の下端縁が段差のある水平状であ
って両側の二辺の下端縁が傾斜状に構成された縦樋が実
開昭63−198756号公報などによって公知となっている。
(考案が解決しようとする問題点) 然しながら、このように下端開放口の全体若しくは一部
が水平状を呈しえいるものは、当該水平部に水滴がとど
まる時間が長く口縁の全周若しくは一部に凍り着きを起
し易い。そしてこのような口縁の全周に凍結が生じると
当該凍結が縦樋内を登るように進んで同内を塞いでしま
う。また好ましくないことに、次の日の日中の暖かさで
樋内の氷が解け切れないで残ってしまった時には次の夜
間に凍結が更に進んで何日目かには入口のルーフドレン
まで達してしまい、このような状態になると縦樋が長期
に亘って殆ど其の機能を果さなくなるという問題があっ
た。
(問題点を解決するための手段) 本考案は家屋に取付けられた縦樋であって下端が積雪面
よりも高い浮いた位置に下向きとして開放され且つ当該
開放口の全周が傾斜した口縁で形成されたことを特徴と
する寒冷地用縦樋装置を提供することによってこのよう
な問題点を解決しようとするものである。
(実施例) 軒樋1にルーフドレン2、集水器3、傾斜の急な呼び樋
4および継手5を介して連結された縦樋6の下端が仮想
積雪面7よりも高い浮いた位置に下向きとして開放され
且つ当該開放口8の全周が傾斜した口縁9で形成された
ものである。
尚、第1図に示す実施例は一つの傾斜面上でカットした
開放口8をもつものであり、第2図に示す実施例は二つ
の傾斜面上でカットした開放口8をもつものであり、第
3図に示す実施例は鋸歯状の口縁9をもつものである。
また、前記傾斜の急な呼び樋4は水を急速に下降させて
凍結し難くしたものである。
(考案の作用及び効果) 本考案は叙上のように家屋に取付けられた縦樋であって
下端が積雪面よりも高い浮いた位置に下向きとして開放
され且つ当該開放口の全周が傾斜した口縁で形成された
ことを特徴とするので、縦樋の内面を降りて来た水滴は
口縁の傾斜をつたわって同傾斜の最下端に集まり、そし
て地上の落ちるのであるが、この場合、落ちる重さ(大
きさ)の水滴となる時間が前記従来例よりも極端に短く
なり、この結果、これらの水滴は凍結するまでに至らず
水滴のままで落下する。
本考案はこのようにして縦樋の下端開口縁の凍結を防止
し、その結果同部の凍結に基因する縦樋内の凍結をも確
実に防止するを得るものであって、本考案はこのように
して前記の問題点を充分に解決することができる効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案寒冷地用縦樋装置の第1実施例を示す全
体の断面図、第2図は第2実施例を示す要部の断面図、
第3図は第3実施例を示す要部の断面図である。 1…軒樋、2…ルーフドレン、3…集水器、4…呼び
樋、5…継手、6…縦樋、7…仮想積雪面、8…開放
口、9…口縁、10…垂下壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】家屋に取付けられた縦樋であって下端が積
    雪面よりも高い浮いた位置に下向きとして開放され且つ
    当該開放口の全周が傾斜した口縁で形成されたことを特
    徴とする寒冷地用縦樋装置。
JP1989150916U 1989-12-29 1989-12-29 寒冷地用縦樋装置 Expired - Lifetime JPH0715947Y2 (ja)

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JPH0390737U JPH0390737U (ja) 1991-09-17
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JP5228127B1 (ja) 2011-12-26 2013-07-03 株式会社ヨシダアニー 排水管の設置構造及び排水管の閉塞防止方法
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JPH0520837Y2 (ja) * 1987-06-15 1993-05-28

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JPH0390737U (ja) 1991-09-17

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