JPH07159163A - 多軸地中変位計 - Google Patents

多軸地中変位計

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JPH07159163A
JPH07159163A JP30827893A JP30827893A JPH07159163A JP H07159163 A JPH07159163 A JP H07159163A JP 30827893 A JP30827893 A JP 30827893A JP 30827893 A JP30827893 A JP 30827893A JP H07159163 A JPH07159163 A JP H07159163A
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昌幸 小杉
Akio Tamai
昭雄 玉井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地盤全体の組織的な多点計測を簡便、経済的
かつ効率的に行なうことができるとともに、一孔井内の
複数の固定測点の変位を高精度に計測することのできる
多軸地中変位計を提供する。 【構成】 岩盤11に穿孔した孔井12内に複数設置し
た測点部13と、孔口14に設けた計測部16との間の
相対位置の変化を、各測点部13と各々接続するととも
に孔口14まで延長する高剛性ロッド15を介してレー
ザ変位計24により検出することによって、岩盤11の
変位を計測する多軸地中変位計10であって、各測点部
13が、孔井12の径方向に進退することにより、各測
点部13を孔井12内に着脱自在に固定する固定シリン
ダ18と、孔井12の軸方向に開口する挿通孔であって
当該測点部13より前方に位置する測点部13から延長
する各高剛性ロッド15を各々干渉させることなく挿通
保持する保持孔とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多軸地中変位計に関
し、特に、地盤に穿孔した孔井内に複数設置した測点部
と、孔口に設けた計測部との間の相対位置の変化を計測
部により検出することによって、地盤の変位を計測する
多軸地中変位計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、土木工学・鉱山学の分野にお
いて、あるいは地球物理学の分野において、岩盤の挙動
や地殻の挙動を適正に評価すべく、または、土質工学の
分野において土質挙動監視モニターの資料を得るため、
地盤の変位計測が行われている。そして、かかる地盤の
変位計測の方法として、一般に、エクステンソメータに
よるものが採用されている。すなわち、この方法は、岩
盤やその他の地盤に穿孔した孔井内に固定測点を設け、
この固定測点と孔口に設けた測点との間の孔軸方向に沿
った相対位置の変動を固定測点から延長するワイヤーや
ロッドを介して孔口まで伝達し、これを孔口に固定した
差動トランスなどの変位計によって検出・計測するもの
である。
【0003】そして、この方法では、孔井内の固定測点
をモルタルや接着剤などによって孔井内に固着する一方
で、かかる固定測点を一つの孔井内に複数設置すること
により、組織的な多点計測が可能になって精度良く地盤
の変位計測を行なうことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記エ
クステンソメータによって、一つの孔井内に複数設けた
固定測点の各変位を測定するには以下のような問題があ
った。
【0005】すなわち、従来の方法によれば、複数設け
た固定測点の各変位の測定は、各固定測点に接続した各
々のワイヤーやロッドにそれぞれ変位計を接続して行わ
れるとともに、各固定測点は孔井内に固着されて移動す
ることができないため、例えばトンネルの支保設計や施
工評価を目的とした地盤変形計測において、地盤全体の
組織的な多点計測を簡便、経済的かつ効率的に高精度計
測する必要がある場合になどには、かかる要望に十分に
対応することができないという問題があった。
【0006】そこで、この発明は、このような従来の問
題点を鑑みてなされたものであり、地盤全体の組織的な
多点計測を簡便、経済的かつ効率的に行なうことができ
るとともに、一孔井内の複数の固定測点の変位を高精度
に計測することのできる多軸地中変位計を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するためになされたもので、その要旨は、地盤に穿孔
した孔井内に複数設置した測点部と、孔口に設けた計測
部との間の相対位置の変化を、各測点部と各々接続する
とともに孔口まで延長する線形部材を介して計測部によ
り検出することによって、地盤の変位を計測する多軸地
中変位計であって、各測点部が、油圧シリンダ、スプリ
ング等の伸縮手段によって孔井の径方向に進退すること
により、各測点部を孔井内に着脱自在に固定する固定手
段と、孔井の軸方向に開口する挿通孔であって当該測点
部より前方に位置する測点部から延長する各線形部材を
各々干渉させることなく挿通保持する保持孔とを有する
ことを特徴とする多軸地中変位計にある。
【0008】ここで、この発明の多軸地中変位計は、前
記孔口に設けた計測部が、前記孔口まで延長した複数の
線形部材の後端面との距離を、レーザ光、電磁波等を介
して計測する非接触距離測定手段を有することが好まし
い。
【0009】また、この発明の多軸地中変位計は、前記
孔口まで延長した複数の線形部材の後端面を孔口部にお
いて一の円周上に配置するとともに、該円周上に配置さ
れた後端面と対向して前記非接触距離測定手段を配置
し、前記レーザ光、電磁波等を前記円周に沿って回転走
査させることにより、複数の後端面の変位を前記非接触
距離測定手段によって連続計測することが好ましい。
【0010】さらに、この発明の多軸地中変位計は、前
記孔口まで延長した複数の線形部材の各後端面には、該
線形部材の軸方向に伸縮調整可能な面部材を取り付ける
こともできる。
【0011】そして、この発明の多軸地中変位計は、さ
らに、前記非接触距離測定手段の回転・計測とデータ記
録を制御するCPU、レーザ光、電磁波等のパワーコン
トロール付き変位信号増幅器、AD変換器及びデータ記
録メモリーを一体にしたデータロガーを備えることもで
きる。
【0012】
【作用】この発明の多軸地中変位計によれば、孔井内に
複数設置した測点部は、各々着脱自在な固定手段を有す
るとともに、各測点部に接続して孔口まで延長する線形
部材は、後続する測点部の各保持孔に保持されて互いに
干渉することなく整然と孔口まで延長する。したがっ
て、固定手段を開放するとともに線形部材を介して進退
移動させることにより、各測点部を適宜個所に容易に再
設置することができるとともに、各測点部を固定した後
の、地盤の変位に伴なう複数の測点部の各変位量を精度
良く孔口に伝達することができる。
【0013】また、孔口まで延長した前記線形部材の各
後端面との距離を、レーザ光、電磁波等による非接触距
離測定手段を用いて計測すればより迅速に変位の計測を
行なうことができる。
【0014】さらに、孔口まで延長した複数の線形部材
の各後端面を孔口部において一の円周上に配置するとと
もに、該円周上に配置された各後端面と対向して前記非
接触距離測定手段を配置し、前記レーザ光、電磁波等を
前記円周に沿って回転走査させれば、一の測定手段によ
って複数の後端面の変位を容易に連続計測することがで
きる。
【0015】さらにまた、孔口まで延長した線形部材の
後端面に、該線形部材の軸方向に伸縮調整可能な面部材
を取り付ければ、地盤の変位に伴なう測点部の変位量が
多大になって接触距離測定手段による計測範囲を越える
場合でも、測定面の位置を調整することにより引続き変
位の測定を行なうことができる。
【0016】そして、この発明の多軸地中変位計は、さ
らに、前記非接触距離測定手段の回転・計測とデータ記
録を制御するCPU、レーザ光、電磁波等のパワーコン
トロール付き変位信号増幅器、AD変換器及びデータ記
録メモリーを一体にしたデータロガーと接続することに
より、地盤変位の長期間の自動計測が可能になる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照しつ
つ詳細に説明する。図1は、この実施例にかかる多軸地
中変位計を用いて地盤の変位を計測する状況を示す概略
断面図である。すなわち、この実施例にかかる多軸地中
変位計10は、主として、岩盤11に穿孔形成した孔井
12内において、複数箇所に設置される測点部13と、
各測点部13に各々接続するとともに孔井12に沿って
孔口14まで延長する線形部材としての高剛性ロッド1
5と、孔口14から突出した高剛性ロッド15の端面と
対向して孔口部に配置された計測部16とによって構成
される。
【0018】各測点部13は、図2に拡大して示すよう
に、孔井12内に挿入可能な断面を有する筒状の測点部
本体17と、この測点部本体17を横断して設けられる
とともに孔井12の径方向に進退する固定シリンダ18
とからなるものである。そして、固定シリンダ18は、
第一の隔室19に設けたスプリング20によって、先端
の固定ピン30が径方向外方に突出するよう付勢される
とともに、圧力供給ライン21を介して第二の隔室22
に送り込まれる油圧力により、スプリング20の付勢力
に抗して固定ピン30を径方向内方に後退する。すなわ
ち、この固定シリンダ18の先端に設けた固定ピン30
は、圧力供給ライン21からの油圧力を制御することに
よって孔井12の径方向に適宜摺動進退し、これによっ
て各測点部13の孔井12への固定及びその解除を任意
に行なうことができる。
【0019】また、各測点部13には、測点部本体17
の後端部と接続して高剛性ロッド15が取り付けられて
いる。高剛性ロッド15は、好ましくは温度差による伸
縮の少ない例えば炭素鋼,ニッケル鋼等の材料からな
り、各高剛性ロッド15は後方に位置する各測点部13
に設けられた、孔井12の軸方向に開口する保持孔に挿
通保持されつつ孔口14まで延長する。すなわち、各測
点部13の測点部本体17には、これの外縁部に沿って
円周状に、前方の測点部13への高剛性ロッド15の取
り付け位置と対応する位置に前記保持孔が開口形成され
ているので、後方に位置する測点部13の、前記取り付
け位置と対応する各保持孔に、順次高剛性ロッドを挿通
して行くことにより、各高剛性ロッド15は互いに干渉
することなく並行して整然と孔口14まで延長する。な
お、図1及び図2において、23はガイド部材で、測点
部13と同様に孔井12の軸方向に開口する保持孔を有
し、隣接する測点部13の設置間隔が大きい場合等に測
点部13の間に配置されて、これの保持孔により測点部
13とともに高剛性ロッド15を保持するものである
が、このガイド部材23の保持孔を測点部13の保持孔
として用いることもできる。
【0020】そして、孔井12の孔口部に配設された計
測部には、基準点として、図3に拡大して示すように、
孔口14から突出する高剛性ロッド15の後端面と対向
して配置された非接触距離測定手段としてのレーザ変位
計24が設けられている。レーザ変位計24は公知のも
ので、孔口部の岩盤壁面に固定された支持フレーム25
によって、高剛性ロッド15の前記端面と対向支持され
るとともに、モータ26によって回転駆動することによ
り、照射レーザ29を、一の円周上に配設された複数の
高剛性ロッド15の後端面に沿って回転走査させる。す
なわち、各高剛性ロッド15は、測点部13あるいはガ
イド部材23の外縁部に沿って円周状に配設された前記
各保持孔に各々挿通保持されて孔口14まで延長するの
で、各高剛性ロッド15の端面は、図4に示すように一
の円周上に整然と配設されることになる。したがって、
この円周に沿ってレーザ変位計24からの照射レーザ2
9を所定の周期で回転走査させることにより、複数の測
点部13の変位すなわち各高剛性ロッド15の端面の変
位が連続して多点計測される。
【0021】なお、各高剛性ロッド15の後端部には面
部材27が取り付けられている。この面部材27は測定
面としての高剛性ロッド15の後端面を形成するととも
に、例えば高剛性ロッド15の後端部に設けた雄ネジと
面部材27の内周面に設けた雌ネジとによって、高剛性
ロッド15の軸方向に伸縮調整可能な構成を有してい
る。
【0022】また、レーザ変位計24は、当該レーザ変
位計24の回転・計測とデータ記録を制御するCPU、
レーザ光、電磁波等のパワーコントロール付き変位信号
増幅器、AD変換器及びデータ記録メモリーを一体にし
たデータロガー28と接続している。
【0023】そして、この実施例の多軸地中変位計10
によれば、各測点部13は、固定シリンダ18による孔
井12への固定を解除するとともに、高剛性ロッド15
を介して進退移動することにより、孔井12内の任意の
箇所に容易に再設置することができる。また、各測点部
13に接続する高剛性ロッド15は、後続する測点部1
3あるいはガイド部材23の各保持孔に挿通保持されて
互いに干渉することなく整然と孔口14まで延長すの
で、地盤の変位に伴なう測点部13の孔軸に沿った変位
量を的確に孔口14まで伝達する。
【0024】また、高剛性ロッド15の後端面の変位の
計測をレーザ光を用いて迅速に行なうことができるとと
もに、各後端面が配された一の円周に沿ってレーザ光を
回転走査させることにより複数の測点部13の変位を一
台のレーザ変位計24によって容易に連続計測すること
ができる。
【0025】さらに、高剛性ロッド15の後端面は、高
剛性ロッド15の軸方向に伸縮調整可能な面部材27に
よって構成されているので、後端面の変位が大きくなっ
て照射レーザ29の回転走査によるレーザ変位計24の
計測範囲を越える場合でも、後端面の位置を伸縮調整す
ることにより、引き続き連続して変位の計測を行なうこ
とができる。
【0026】そして、高剛性ロッド15の後端面の変位
は、レーザ変位計24に接続したデータロガー28内の
レーザパワーコントロール付き変位信号増幅器によって
電圧アナログ信号として出力させ、AD変換器を介して
電圧デジタル信号に変換してCPUに取り込む。また、
岩盤内測点の変位を孔口2の基準点からの相対的変化と
して検出するため、CPUによる初期値補正を行った
後、各測点の時系列データファイルにしてデータ記録メ
モリーに記録する。データロガー28内のCPUには併
せて計測インターバル制御、レーザ変位計の回転制御お
よびデータファイル入出力制御を組み込み、フィールド
における長期間の自動計測を実現する。したがって、岩
盤壁面や斜面などの破壊や崩落に至る現象の予知モニタ
ーを得ることもできる。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明の
多軸地中変位計によれば、地盤に穿孔した孔井内に複数
設置した各測点部を容易に移動して適宜個所に再設置す
ることができるとともに、各測点部に接続されて孔口ま
で延長する線形部材は、保持孔により挿通保持されて各
々干渉することなく整然と孔口まで延長することによ
り、各測点部の変位を的確に孔口に伝達することができ
るので、地盤全体の組織的な多点計測を簡便、経済的か
つ効率的に行なうことのできとともに、一孔井内の複数
の測点部の変位を高精度に計測することができる。
【0028】また、孔口まで延長した前記線形部材の各
後端面との距離を、レーザ光、電磁波等による非接触距
離測定手段を用いて計測すればより迅速に変位の計測を
行なうことができる。
【0029】さらに、複数の線形部材の各後端面を孔口
部において一の円周上に配置するとともに、前記レーザ
光、電磁波等を前記円周に沿って走査させれば、一の測
定手段によって複数の後端面の変位を容易に連続計測す
ることができる。
【0030】さらにまた、線形部材の後端面に、該線形
部材の軸方向に伸縮調整可能な面部材を取り付ければ、
測点部の変位量が接触距離測定手段による計測範囲を越
える場合でも、測定面の位置を調整することにより引続
き変位の連続測定を行なうことができる。
【0031】そして、この発明の多軸地中変位計は、さ
らに、前記非接触距離測定手段の回転・計測とデータ記
録を制御するCPU、レーザ光、電磁波等のパワーコン
トロール付き変位信号増幅器、AD変換器及びデータ記
録メモリーを一体にしたデータロガーと接続することに
より、地盤変位の長期間の自動計測が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる多軸地中変位計を
用いて地盤の変位を計測する状況を示す概略断面図であ
る。
【図2】孔井内に設置した測点部の構成を示す断面図で
ある。
【図3】孔口に設けた計測部の構成を示す断面図であ
る。
【図4】図3のA−Aに沿った側面図である。
【符号の説明】
10 多軸地中変位計 11 岩盤 12 孔井 13 測点部 14 孔口 15 高剛性ロッド(線形部材) 16 計測部 18 固定シリンダ(固定手段) 20 スプリング 23 ガイド部材 24 レーザ変位計(非接触距離測定手段) 27 面部材 28 データロガー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉井 昭雄 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地盤に穿孔した孔井内に複数設置した測
    点部と、孔口に設けた計測部との間の相対位置の変化
    を、各測点部と各々接続するとともに孔口まで延長する
    線形部材を介して計測部により検出することによって、
    地盤の変位を計測する多軸地中変位計であって、各測点
    部が、油圧シリンダ、スプリング等の伸縮手段によって
    孔井の径方向に進退することにより、各測点部を孔井内
    に着脱自在に固定する固定手段と、孔井の軸方向に開口
    する挿通孔であって当該測点部より前方に位置する測点
    部から延長する各線形部材を各々干渉させることなく挿
    通保持する保持孔とを有することを特徴とする多軸地中
    変位計。
  2. 【請求項2】 前記孔口に設けた計測部が、前記孔口ま
    で延長した複数の線形部材の後端面との距離を、レーザ
    光、電磁波等を介して計測する非接触距離測定手段を有
    することを特徴とする請求項1に記載の多軸地中変位
    計。
  3. 【請求項3】 前記孔口まで延長した複数の線形部材の
    後端面を孔口部において一の円周上に配置するととも
    に、該円周上に配置された後端面と対向して前記非接触
    距離測定手段を配置し、前記レーザ光、電磁波等を前記
    円周に沿って回転走査させることにより、複数の後端面
    の変位を前記非接触距離測定手段によって連続計測する
    ことを特徴とする請求項2に記載の多軸地中変位計。
  4. 【請求項4】 前記孔口まで延長した複数の線形部材の
    各後端面には、該線形部材の軸方向に伸縮調整可能な面
    部材を取り付けたことを特徴とする請求項2又は請求項
    3に記載の多軸地中変位計。
  5. 【請求項5】 前記非接触距離測定手段の回転・計測と
    データ記録を制御するCPU、レーザ光、電磁波等のパ
    ワーコントロール付き変位信号増幅器、AD変換器及び
    データ記録メモリーを一体にしたデータロガーをさらに
    備えることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の
    多軸地中変位計。
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