JPH0715811A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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Publication number
JPH0715811A
JPH0715811A JP5142438A JP14243893A JPH0715811A JP H0715811 A JPH0715811 A JP H0715811A JP 5142438 A JP5142438 A JP 5142438A JP 14243893 A JP14243893 A JP 14243893A JP H0715811 A JPH0715811 A JP H0715811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link mechanism
mechanism part
transparent plate
link
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5142438A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Nihei
尚三 二瓶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5142438A priority Critical patent/JPH0715811A/ja
Publication of JPH0715811A publication Critical patent/JPH0715811A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 絶縁性ガスを封入した断路器本体1が連結リ
ンク5を介してリンク機構部4に接続され、リンク機構
部4が操作装置2に接続されている。リンク機構部4の
容器の上面には透明板11が配設されている。 【効果】 日光がリンク機構部の内部に当たるため鳥が
巣を作らなくなり、操作機構部の信頼性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁ガスを封入したガ
ス絶縁開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電力需要の安定供給化の要請に伴
い、高い信頼性が電力機器に期待されている。この要求
に沿うものとして、開閉機器にあっては、絶縁性、消弧
性にすぐれたSF6 ガスをタンク内に封入し、遮断器、
断路器をこれらガスタンク内に収納したガス絶縁開閉機
器が、多く用いられるようになってきている。一方これ
らの開閉装置を設置する変電所、開閉所は、都市近郊で
の立地条件の困難さ、周囲環境とのかね合いから、いき
おい、人里離れた場所に建設せざるを得なくなり、従っ
て、山間地を切り開いたような元来自然環境が豊富な環
境に設置されている。ところで、ガス絶縁開閉機器のう
ち断路器あるいは接地開閉器等にあっては、従来図3の
ごとく開閉機構部3を動作させるために、操作装置2の
出力を方向変換、回転変換させるためのリンク機構部が
用いられる。特に3相を一括してリンク動作させるため
には、このリンク機構部4は、3相の1相の断路器タン
ク部分に、支えを設けて取付けられる。また、このリン
ク機構部に開閉動作を円滑にするためのダンパ9を収納
することもあり、従ってこの機構部を収納する容器は、
箱状の形状となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような周囲環境
において、箱状で日光、雨、風をしのぎやすい物がある
と、変電所等にかかわらず鳥類、特に多くの雀が内部に
巣を作ることがある。もちろん鳥自身は機器に対しては
無害と考えられるが、巣の形成に必要な小枝、雑草等
を、周囲からこの機構部に持ち込むため、リンク機構部
4の動作時に、障害となる恐れがある。特に周辺の環境
が開発されてくると、針金等を持ち込んで来ることも考
えられ、そのような場合、動作不具合により開閉操作が
できず、変電所の運用、ひいては電力供給に支障をきた
す場合も想定される。
【0004】もちろん、このような事態を想定して変電
所内では定期的に巡視を行い、巣を取り除いているのが
現状である。基本的には、この機構部の構造を鳥が入れ
ない構造、すなわち密閉構造とすれば万全であるが、前
述のごとく1つの操作装置で、各相の機器を連結リンク
を介して操作するような場合には、機構部の他の相間の
すべてを覆う必要があり、また、全てを密閉構造にする
ことは、メインテナンス上からも好ましくない。また、
機構部のみを覆うとしても、リンクの動作は立体的な動
きをするため、動作部を完全に覆うことはできず開口部
10が生じる。この小さな間隙から鳥が中に入ることが可
能でレバー7、補強8等に巣6を作る。
【0005】以上のように、雀が入るような隙間は避け
られず、巣は必ずと言ってよい程作られるものと考えら
れる。 (目的)本発明は、上記の様な従来技術の欠点を解消す
るために提案されたもので、その目的はリンク機構部の
容器における鳥の巣(特に雀の巣)対策として、従来構
造を大きく変えることなく、かつ従来の設置機器に対し
ても有効なガス絶縁開閉装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の問題点を
解決するため容器となっているリンク機構部4の上面あ
るいは側の少なくとも一方に透明板又は開口部を形成し
たものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、日光が容器内部に当るため
に、鳥(特に雀)は巣を作らなくなる。また開口部を形
成することにより風が容器内に入るようになるため巣が
形成されにくくなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面を参照しながら説明す
る。 (実施例の構成)本発明の一実施例を図1に示す。
【0009】断路器1の開閉機構部3を動作させるため
に、操作装置2の出力をレバー7等により方向変換、回
転変換させ、開閉動作を円滑にするためのダンパー9を
収納したリンク機構部4が、3相の内の1相の断路本体
1に支えを設けて取付けられる。リンク機機部4と開閉
機構部3を連結リンク5により連結することで3相一括
操作する構成となっている。
【0010】リンク機構部4の支えは箱形状(筐体)と
なっており、開口部10は連結リンク5の立体的動作のた
めに設けられており、リンク機構部4の上面部には透明
板11を設けて、内部に日光が積極的に入り込む様になっ
ている。透明板11は、ガラスやアクリル樹脂でも良い
が、耐衝撃性、耐熱・耐寒・耐候性等にすぐれたプラス
チック例えばポリカーボネート樹脂を使用することが安
全性、長期信頼性の観点から好まれる。
【0011】(実施例の作用)雀等の鳥類がリンク機構
部4の内部に巣を作るということは、産卵、孵化期にあ
っては、自然界の条件よりも、巣を作る条件に良い環境
にあるということに他ならない。すなわち 1.この機構部の内部が薄暗く産卵、孵化が安心して営
める。
【0012】2.雨、風がれ凌げる。 3.機構部が箱状に覆われているので、外敵から発見さ
れにくい。 4.機構部が比較的高所にあり、ヘビ等の外敵侵入がな
い。 等の条件が整っているからである。
【0013】本発明は、リンク機構部4の上面部に透明
板を設けて、内部に日光が積極的に入り込む様にしたこ
とで、鳥(特に雀)が巣を作らなくなる。 (実施例の効果)以上の様に、本発明によれば、リンク
機構部の上面部に透明板を取付けることで、リンク機構
内部に日光を積極的に入り込ませて、鳥(特に雀)が巣
を作らない様にした断路器を提供できる。
【0014】(他の実施例)図1は、上面部に透明板11
を取付けた例であるが、側面部に取付けても同様の効果
を得ることが出来る。
【0015】図2は透明板11の変わりに、穴付板12を側
面部に取付た例であるが、これにより雨・風を内部に侵
入させることにより同様の効果を得ることが出来る。図
1の透明板1ケ所配置の例は筐体が機械的強度を十分に
必要とする場合であったが、さほどの機械的強度を期待
しなくて良い場合は、筐体全体を透明としても良い。本
発明は、ガス絶縁開閉機器のみに適用される物ではな
く、一部開口部を有する筐体における防雀構造として適
用される。
【0016】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明によれば、リン
ク機構部の容器において、上面もしくは側面に透明板を
あるいは開口部を少なくとも1ケ所以上形成することに
より、鳥が巣を作らない様にしたガス絶縁開閉装置を提
供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における断路器外観図
【図2】本発明の他の実施例における断路器外観図
【図3】従来の断路器外観図
【符号の説明】
1…断路器本体 2…操作装置 3…開閉機構部 4…リンク機構部 5…連結リンク 6…巣 7…レバー 8…補強 9…オイルダンパー 10…開口部 11…透明板 12…穴付板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性ガスを封入したガス絶縁機器が連
    結リンクを介してリンク機構部に接続され、このリンク
    機構部が操作装置に接続されているガス絶縁開閉装置に
    おいて、 前記リンク機構部の容器の上面あるいは側面の少なくと
    も一方に透明板が配設されていることを特徴とするガス
    絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 絶縁性ガスを封入したガス絶縁機器が連
    結リンクを介してリンク機構部に接続され、このリンク
    機構部が操作装置に接続されているガス絶縁開閉装置に
    おいて、 前記リンク機構部の容器の上面あるいは側面の少なくと
    も一方に開口部が形成されていることを特徴とするガス
    絶縁開閉装置。
JP5142438A 1993-06-15 1993-06-15 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH0715811A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5142438A JPH0715811A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 ガス絶縁開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5142438A JPH0715811A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 ガス絶縁開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0715811A true JPH0715811A (ja) 1995-01-17

Family

ID=15315323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5142438A Pending JPH0715811A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 ガス絶縁開閉装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0715811A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010129466A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Chugoku Electric Power Co Inc:The 線路開閉器における鳥害防止構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010129466A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Chugoku Electric Power Co Inc:The 線路開閉器における鳥害防止構造

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