JPH0715750U - 両面粘着テープ - Google Patents

両面粘着テープ

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JPH0715750U
JPH0715750U JP4737793U JP4737793U JPH0715750U JP H0715750 U JPH0715750 U JP H0715750U JP 4737793 U JP4737793 U JP 4737793U JP 4737793 U JP4737793 U JP 4737793U JP H0715750 U JPH0715750 U JP H0715750U
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JP
Japan
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double
adhesive tape
sensitive adhesive
pressure
sided
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Pending
Application number
JP4737793U
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English (en)
Inventor
一磨 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断部分の厚みや形状が変化せず下地材に対
する一定の接着力が得られ、粘着テープの使用量に過不
足を生じることのない手切れ性のよい両面粘着テープを
提供することを目的とする。 【構成】 基材である架橋ポリエチレン発泡シート11
(発泡倍率10倍,厚み1mm)にアクリル系粘着剤層
12、13がそれぞれ厚さ100μmで積層され、粘着
剤層13には離型紙2が積層されてなる。上記両面粘着
テープ1には幅方向にわたり発泡シート11、粘着剤層
12、13及び離型紙2を貫通するミシン孔3、3が長
手方向において280mmの間隔で繰り返し形成されて
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、合成樹脂発泡シートを基材とし、その両面に粘着剤層が設けられて なる手切れ性にすぐれた両面粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】
建築物のシャワー室やクリーンルームなどの壁や天井に用いられる化粧板等の 建築内装材は、コンクリート壁や鉄骨に取付けられた石膏ボードに接着剤を用い て貼り合わされている。これは、釘やボルトを使用すると室内の外観が悪くなり 、錆や埃の発生原因となるからである。
【0003】 このため、接着剤に代えて両面粘着テープを用いて建築内装材を下地材に貼り 付けることが行われている。例えば特開平4−312671号公報には、発泡体 を基材とする両面粘着テープで化粧板を下地材に仮固定し、無溶剤型接着剤で永 久固定する化粧板の接着方法が記載されている。 このように化粧板を両面粘着テープを用いて下地に貼り合わせるのは、ビルな どの工事現場での施工で行われることが多く、化粧板裏側の所要長さに両面粘着 テープを貼り付け、作業能率を高めるために余分の粘着テープを手で切り取る作 業によって行われることが多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、発泡体を基材とする両面粘着テープを手で切り離すと、切断部 分が伸びたり発泡構造が潰れて厚みが薄くなり、その部分の下地材に対する接着 性が悪くなる。 又、発泡倍率の高い発泡体を用いた粘着テープは手で切り離し難く、作業者に より切断長さが異なる。その結果下地材に対する内装材の接着力が安定せず、更 に内装材の量に対する両面粘着テープの量に過不足を生じて全体の施工工程に支 障をきたすという問題がある。
【0005】 本考案は上記従来の問題点を解消し、切断部分の厚みや形状が変化せず下地材 に対する一定の接着力が得られ、粘着テープの使用量に過不足を生じることのな い手切れ性のよい両面粘着テープを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案両面粘着テープは、発泡シートの両面に粘着剤層が設けられ、少なくと も一方の粘着剤層面に離型紙が積層されてなる両面粘着テープにおいて、該両面 粘着テープの長手方向に適宜間隔で幅方向にわたり該両面粘着テープと離型紙と を貫通するミシン孔が設けられてなることを特徴とするものである。
【0007】 本考案両面粘着テープに用いられる発泡シートの材質としては、ポリエチレン 、ポリウレタン、塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の合成樹脂、ゴ ム等が用いられる。発泡シートの発泡倍率は5倍よりも低いと硬すぎて粗面に対 する接着性が悪くなり、30倍を超えると貼付け時の圧着応力が発泡シートに吸 収され、粘着剤層と被着体との間に充分な圧着力が作用しないので却って粗面に 対する接着力が低下する。従って、発泡シートの発泡倍率は5〜30倍の範囲が 好ましい。
【0008】 粘着剤としては一般に使用されているアクリル系、ゴム系のものが使用できる が、低温接着性の面では粘着付与樹脂を含まないアクリル系粘着剤が好ましい。
【0009】 離型紙はクラフト紙、上質紙、グラシン紙等の両面にポリエチレン樹脂がコー ティングされ、該コーティング面がシリコン樹脂で離型処理された一般に使用さ れているものや、ポリエチレンテレフタレートフイルム等の合成樹脂フイルム等 が使用される。
【0010】 本考案両面粘着テープは、基材である発泡シートとその両面に設けられた粘着 剤層、及び離型紙を貫通するミシン孔が幅方向にわたり線状に設けられる。幅方 向におけるミシン孔の間隔は特に限定しないが、手で容易に切り離すことができ る程度であればよい。
【0011】 上記線状のミシン孔は両面粘着テープの長手方向に適宜間隔で設けられる。こ の間隔は規則的でもよく、又、不規則であってもよいが、建築内装材は一般に9 00mm×1800mm、600mm×2400mmのサイズであるから、この 約数である300mm程度の間隔で規則的に設けられるのが好ましい。
【0012】 ミシン孔を形成するには如何なる方法を採用してもよく、例えば円周方向に一 定間隔で軸方向に針を線状に多数植設したロールを回転させながら離型紙に積層 された両面粘着テープを通過させる方法が挙げられる。
【0013】 本考案の両面粘着テープは、離型紙に積層されたまゝ内装材又は下地材に所定 の長さで貼り合わされ、必要以外の部分は離型紙とともにミシン孔の位置で切り 離される。その後、離型紙は剥離されて他方の被着体と貼り合わされる。
【0014】
【作用】
本考案の両面粘着テープは、ミシン孔の位置で離型紙とともに容易に手で切り 離すことができる。切り離した部分の発泡シートの厚みが変化しないので安定し た接着力が得られる。
【0015】
【実施例】
次に、本考案両面粘着テープの実施例を図面を参照して説明する。 (実施例) 図1は本考案両面粘着テープの実施例を示す長手方向の断面図であり、11は 基材である架橋ポリエチレン発泡シート(積水化学工業社製 商品名「ソフトロ ン#1001」発泡倍率10倍,厚み1mm)で、その両面は表面張力が40d yn/cm以上となるようにコロナ放電処理され、該処理面にアクリル系粘着剤 層12、13がそれぞれ厚さ100μmで積層され、粘着剤層13には離型紙2 が積層されてなる。 離型紙はグラシン紙の両面にシリコン樹脂が塗布されて離型層となされたもの である。 上記両面粘着テープは幅20mm、長さ10mのものがロール状に巻重体とな されている。
【0016】 上記両面粘着テープ1には幅方向にわたり発泡シート11、粘着剤層12、1 3及び離型紙2を貫通するミシン孔3、3が長手方向において280mmの間隔 で繰り返し形成されてなる。
【0017】 (比較例) ミシン孔が形成されていない他は実施例と同様の両面粘着テープとした。
【0018】 上記実施例と比較例の両面粘着テープを用いて作業者A、Bの2人により、9 00mm×1800mmの大きさの内装材4(積水化学工業社製 商品名「アス ベール」)に、離型紙2を積層したまゝ粘着剤層12面を図2に示すような形で 貼付け作業を行った。離型紙及び両面粘着テープの切り離し作業はすべて手で行 った。 貼付け作業時の作業性、手切れ性、切り離した部分の端部の断面形状、 貼付け面積を調べた結果を表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】 表1から明らかなように、実施例の両面粘着テープ1は手切れ性がよく、切り 離した部分の断面形状がくずれることなく、2人の作業者の貼付け面積は同じで あった。これに対し、比較例のものは手で切り離すことはできるが、切り離した 端部1aの断面形状は図3に示すように厚みが薄くなったり、又、図4に示すよ うに端部1bが伸びて内装材4から浮き上がったりした。
【0021】
【考案の効果】
本考案両面粘着テープは以上の構成であり、両面粘着テープの長手方向に適宜 間隔で幅方向にわたり該両面粘着テープと離型紙とを貫通するミシン孔が設けら れてなるので、離型紙とともに両面粘着テープを手で容易に切り離すことができ 、切り離した端部の形状がくずれないので安定した接着力が得られる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案両面粘着テープの実施例を示す断面図。
【図2】本考案両面粘着テープの実施態様を示す平面
図。
【図3】従来の両面粘着テープの実施態様を示す断面
図。
【図4】従来の両面粘着テープの実施態様を示す断面
図。
【符号の説明】
1 :両面粘着テープ 2 :離型紙 3 :ミシン孔 4 :内装材 11:発泡シート 12,13:粘着剤層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡シートの両面に粘着剤層が設けら
    れ、少なくとも一方の粘着剤層面に離型紙が積層されて
    なる両面粘着テープにおいて、該両面粘着テープの長手
    方向に適宜間隔で幅方向にわたり該両面粘着テープと離
    型紙とを貫通するミシン孔が設けられてなることを特徴
    とする両面粘着テープ。
JP4737793U 1993-08-31 1993-08-31 両面粘着テープ Pending JPH0715750U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4737793U JPH0715750U (ja) 1993-08-31 1993-08-31 両面粘着テープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4737793U JPH0715750U (ja) 1993-08-31 1993-08-31 両面粘着テープ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0715750U true JPH0715750U (ja) 1995-03-17

Family

ID=12773412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4737793U Pending JPH0715750U (ja) 1993-08-31 1993-08-31 両面粘着テープ

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JP (1) JPH0715750U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012072347A (ja) * 2010-09-03 2012-04-12 Nitomuzu:Kk 表面保護シート
JP2012213455A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Mizuno Corp アイアンゴルフクラブヘッドおよびアイアンゴルフクラブ
JP2016027135A (ja) * 2014-06-27 2016-02-18 日東電工株式会社 長尺状の粘着フィルムの製造方法
JP2016089082A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 日昌株式会社 シーリング材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04312671A (ja) * 1991-04-11 1992-11-04 Konishi Kk 化粧板の接着方法

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