JPH07157220A - エレベータの位置検出装置 - Google Patents
エレベータの位置検出装置Info
- Publication number
- JPH07157220A JPH07157220A JP5307689A JP30768993A JPH07157220A JP H07157220 A JPH07157220 A JP H07157220A JP 5307689 A JP5307689 A JP 5307689A JP 30768993 A JP30768993 A JP 30768993A JP H07157220 A JPH07157220 A JP H07157220A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- car
- detector
- elevator
- codes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】乗りかご１に設けた位置検出器７により乗場敷
居９に設けた各階床毎に異なる階床コード１０Ａ，１０
Ｂを読み、制御盤１３内の位置検出演算部１２でパルス
発生器１１からのパルス数と比較，補正しエレベータの
位置検出を行う。 【効果】各階床毎に異なる階床コード（バーコード）を
検出することで、スペースをとらず安価で、信頼性の高
い位置検出が得られ、かつ、停電，誤検出が発生して
も、最寄階運転により、正常運転に復帰する。
居９に設けた各階床毎に異なる階床コード１０Ａ，１０
Ｂを読み、制御盤１３内の位置検出演算部１２でパルス
発生器１１からのパルス数と比較，補正しエレベータの
位置検出を行う。 【効果】各階床毎に異なる階床コード（バーコード）を
検出することで、スペースをとらず安価で、信頼性の高
い位置検出が得られ、かつ、停電，誤検出が発生して
も、最寄階運転により、正常運転に復帰する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの位置検出装
置に係り、特に、昇降路内で乗りかご位置を検出するも
のに関する。
置に係り、特に、昇降路内で乗りかご位置を検出するも
のに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の位置検出装置は、特許第1524392
号に記載のように、光センサ，磁気センサ等で接点の開
閉で位置検出する方法と検出器と被検出部を複数個設け
階床位置を検出する構成であった。このため、接点の開
閉ではマイコン等を介して階床位置の信号を出力する方
法のため、接点の接触不具合では誤った階床位置の信号
となったり、検出器と被検出部の複数個の組合わせで
は、スペース，コスト増の問題があった。
号に記載のように、光センサ，磁気センサ等で接点の開
閉で位置検出する方法と検出器と被検出部を複数個設け
階床位置を検出する構成であった。このため、接点の開
閉ではマイコン等を介して階床位置の信号を出力する方
法のため、接点の接触不具合では誤った階床位置の信号
となったり、検出器と被検出部の複数個の組合わせで
は、スペース，コスト増の問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、階床位
置の検出を信頼性の高い、取付けスペースを必要としな
く、安価な構成とすることを目的とする。
置の検出を信頼性の高い、取付けスペースを必要としな
く、安価な構成とすることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するため、階床コード（バーコード）を有するプレ
ートを各階床の乗場枠の昇降路側の一部分に設け、この
階床コードのプレートに対向した乗りかごの一部に階床
コードを読取る検出器とによる構成とした。
達成するため、階床コード（バーコード）を有するプレ
ートを各階床の乗場枠の昇降路側の一部分に設け、この
階床コードのプレートに対向した乗りかごの一部に階床
コードを読取る検出器とによる構成とした。
【０００５】
【作用】各階床に対応して異なる階床コードのため、階
床信号等は直接信号として取り込みでき、停電時の記憶
用バッテリ不要と、階床通過時の停電等でスリップ発生
により階床検出ができなかった場合でも次の階床で確実
に階床を検出することが可能となり、エレベータの速度
制御の効率も向上できる。
床信号等は直接信号として取り込みでき、停電時の記憶
用バッテリ不要と、階床通過時の停電等でスリップ発生
により階床検出ができなかった場合でも次の階床で確実
に階床を検出することが可能となり、エレベータの速度
制御の効率も向上できる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１，図２により
説明する。図１は全体構成を示すブロック図、図２は位
置検出装置と乗りかご出入口部を示す斜視図である。
説明する。図１は全体構成を示すブロック図、図２は位
置検出装置と乗りかご出入口部を示す斜視図である。
【０００７】エレベータ乗りかご１とつり合いおもり２
がロープ３を介して、電動機４に直結した巻上機シーブ
５につるべ状に吊り下げられている、乗りかご１の床枠
６の一部には位置検出器（階床コード読取装置）７を設
け、一方、乗場扉８の乗場敷居９の一部には先述の位置
検出器７と対向した位置には階床毎に異なった階床コー
ド（バーコード）を表示したプレート１０Ａ，１０Ｂを
設けている。また、電動機４の軸にはパルス発生器１１
を設け、このパルス発生器１１のパルスカウントの位置
検出演算部（マイコン）１２はエレベータの制御盤１３
内に内蔵されている。
がロープ３を介して、電動機４に直結した巻上機シーブ
５につるべ状に吊り下げられている、乗りかご１の床枠
６の一部には位置検出器（階床コード読取装置）７を設
け、一方、乗場扉８の乗場敷居９の一部には先述の位置
検出器７と対向した位置には階床毎に異なった階床コー
ド（バーコード）を表示したプレート１０Ａ，１０Ｂを
設けている。また、電動機４の軸にはパルス発生器１１
を設け、このパルス発生器１１のパルスカウントの位置
検出演算部（マイコン）１２はエレベータの制御盤１３
内に内蔵されている。
【０００８】エレベータ乗りかご１は巻上機シーブ５と
ロープ３との間の摩擦力を利用して、電動機４の回転力
により乗りかご１を昇降動作する。この乗りかご１を安
全に確実に走行させるため乗りかご１の正確な位置を常
に検出するため、電動機４の回転軸に取り付けたパルス
発生器１１によって電動機４の回転数に比例したパルス
数を制御盤１３内にある位置検出演算部１２でカウント
することにより走行距離を割り出して乗りかご１の正確
な位置を得る。
ロープ３との間の摩擦力を利用して、電動機４の回転力
により乗りかご１を昇降動作する。この乗りかご１を安
全に確実に走行させるため乗りかご１の正確な位置を常
に検出するため、電動機４の回転軸に取り付けたパルス
発生器１１によって電動機４の回転数に比例したパルス
数を制御盤１３内にある位置検出演算部１２でカウント
することにより走行距離を割り出して乗りかご１の正確
な位置を得る。
【０００９】乗りかご１が走行し、乗りかご１に設けた
位置検出器７が階床コードを表示したプレート１０Ａ，
１０Ｂと対向するとその位置信号は制御盤１３内の位置
検出演算部１２にてパルス発生器１１からのパルス信号
数と比較し補正を行い、乗りかご１の正確な位置を検出
する。この位置検出信号により、エレベータの速度制
御，位置表示などを行う。このような動作の中で、万
一、乗りかご１が階床レベル手前（位置検出器とバーコ
ードが対向していない位置）を走行中に停電が発生した
場合、乗りかご１は巻上機シーブ５に設けたブレーキ
（図示しない）の動作遅れ等によりスリップして停止す
る。このため、位置検出器７は階床コードを表示したプ
レート１０Ａ，１０Ｂのバーコードを読取ることが出来
ない（ただし、停電時のバッテリを設置すれば読取りは
可能）。また、パルス発生器１１からの信号も停電時対
応が必要となる。したがって、停電復帰後、エレベータ
を危険のない低速運転で最寄階まで走行し、位置検出器
７が階床コードのバーコードを読取り、その信号で位置
検出演算部１２で停電で走行したパルス数分を補正し、
エレベータの走行を高速運転可能な状態とする。また、
ある階床で読取り不具合が発生しても、次の階床で先述
と同様な方法で元に復帰し、不具合の少ないエレベータ
とすることができる。
位置検出器７が階床コードを表示したプレート１０Ａ，
１０Ｂと対向するとその位置信号は制御盤１３内の位置
検出演算部１２にてパルス発生器１１からのパルス信号
数と比較し補正を行い、乗りかご１の正確な位置を検出
する。この位置検出信号により、エレベータの速度制
御，位置表示などを行う。このような動作の中で、万
一、乗りかご１が階床レベル手前（位置検出器とバーコ
ードが対向していない位置）を走行中に停電が発生した
場合、乗りかご１は巻上機シーブ５に設けたブレーキ
（図示しない）の動作遅れ等によりスリップして停止す
る。このため、位置検出器７は階床コードを表示したプ
レート１０Ａ，１０Ｂのバーコードを読取ることが出来
ない（ただし、停電時のバッテリを設置すれば読取りは
可能）。また、パルス発生器１１からの信号も停電時対
応が必要となる。したがって、停電復帰後、エレベータ
を危険のない低速運転で最寄階まで走行し、位置検出器
７が階床コードのバーコードを読取り、その信号で位置
検出演算部１２で停電で走行したパルス数分を補正し、
エレベータの走行を高速運転可能な状態とする。また、
ある階床で読取り不具合が発生しても、次の階床で先述
と同様な方法で元に復帰し、不具合の少ないエレベータ
とすることができる。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、階床コード（バーコー
ド）を直接信号として取り込みできるため停電時対応が
簡単で、効率のよい運転と速度制御が可能。又、バーコ
ードの設置も安価で、かつ、スペースも少なくて可能と
なる。
ド）を直接信号として取り込みできるため停電時対応が
簡単で、効率のよい運転と速度制御が可能。又、バーコ
ードの設置も安価で、かつ、スペースも少なくて可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の全体構成を示すブロック図。
【図２】位置検出装置と乗りかご出入部を示す斜視図。
１…乗りかご、７…位置検出器（階床コード読取り装
置）、９…乗場敷居、１０Ａ，１０Ｂ…バーコードプレ
ート、１１…パルス発生器、１２…位置検出演算部（マ
イコン）。
置）、９…乗場敷居、１０Ａ，１０Ｂ…バーコードプレ
ート、１１…パルス発生器、１２…位置検出演算部（マ
イコン）。
Claims (5)
- 【請求項１】エレベータ昇降路内を昇降するエレベータ
乗りかごと、前記エレベータ乗りかごおよび昇降路のう
ち、いずれか一方に検出器、他方に被検出部を設け、検
出器と前記被検出部の対向を利用して前記乗りかごの位
置を検出する装置において、前記検出器を前記乗りかご
の乗り場出入口側の一部に設け、前記被検出部を乗り場
出入口のかご側に面した部分に設けたことを特徴とする
エレベータの位置検出装置。 - 【請求項２】請求項１において、前記検出器は、光学式
コード読取り装置であり、前記被検出部は、バーコード
としたエレベータの位置検出装置。 - 【請求項３】請求項２において、前記検出器を前記乗り
かごの乗り場出入口側床側面部の凹部に設け、前記被検
出部のバーコードプレートを乗り場出入口のかご側に面
した床側面部の凹部に設けたエレベータの位置検出装
置。 - 【請求項４】請求項２において、前記被検出部であるバ
ーコードは各階床毎に異なった階床コードとしたエレベ
ータの位置検出装置。 - 【請求項５】請求項１において、前記位置検出装置の出
力と巻上機の一部に設けたパルス発生器の出力とをマイ
コンにて比較，補正したエレベータの位置検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5307689A JPH07157220A (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | エレベータの位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5307689A JPH07157220A (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | エレベータの位置検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07157220A true JPH07157220A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=17972043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5307689A Pending JPH07157220A (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | エレベータの位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07157220A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2380184A (en) * | 2001-08-09 | 2003-04-02 | Sematic Italia Spa | Lift equipped with a door-detection device |
| EP1634841A1 (de) * | 2004-08-12 | 2006-03-15 | Inventio Ag | Aufzuganlage mit einer Kabine und einer Einrichtung zur Ermittlung einer Kabinenposition sowie Verfahren zum Betreiben einer solchen Aufzugsanlage |
| KR100714941B1 (ko) * | 2004-09-24 | 2007-05-07 | 오티스 엘리베이터 컴파니 | 엘리베이터 카의 위치 검출 장치 |
| US7537092B2 (en) | 2004-08-12 | 2009-05-26 | Inventio Ag | Elevator installation and method for detecting a car position |
| CN101992981A (zh) * | 2009-08-11 | 2011-03-30 | 东芝电梯株式会社 | 电梯的停靠检测装置 |
| JP2011102163A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Hitachi Ltd | エレベーターシステム及びエレベーターシステムの制御方法 |
| CN102849551A (zh) * | 2011-06-28 | 2013-01-02 | 塞德斯股份公司 | 电梯装置、建筑物和位置确定装置 |
| CN102985348A (zh) * | 2010-07-12 | 2013-03-20 | 奥的斯电梯公司 | 速度和位置检测*** |
| JP2015013731A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 株式会社日立製作所 | エレベーターの安全システム |
| CN105293237A (zh) * | 2010-07-12 | 2016-02-03 | 奥的斯电梯公司 | 速度和位置检测*** |
| CN107539857A (zh) * | 2017-08-30 | 2018-01-05 | 顺德职业技术学院 | 一种双稳态感应的教学实训电梯 |
-
1993
- 1993-12-08 JP JP5307689A patent/JPH07157220A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2380184A (en) * | 2001-08-09 | 2003-04-02 | Sematic Italia Spa | Lift equipped with a door-detection device |
| GB2380184B (en) * | 2001-08-09 | 2004-12-01 | Sematic Italia Spa | Lift equipped with a door-detection device |
| EP1634841A1 (de) * | 2004-08-12 | 2006-03-15 | Inventio Ag | Aufzuganlage mit einer Kabine und einer Einrichtung zur Ermittlung einer Kabinenposition sowie Verfahren zum Betreiben einer solchen Aufzugsanlage |
| US7537092B2 (en) | 2004-08-12 | 2009-05-26 | Inventio Ag | Elevator installation and method for detecting a car position |
| KR100714941B1 (ko) * | 2004-09-24 | 2007-05-07 | 오티스 엘리베이터 컴파니 | 엘리베이터 카의 위치 검출 장치 |
| CN101992981A (zh) * | 2009-08-11 | 2011-03-30 | 东芝电梯株式会社 | 电梯的停靠检测装置 |
| JP2011102163A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Hitachi Ltd | エレベーターシステム及びエレベーターシステムの制御方法 |
| CN102985348A (zh) * | 2010-07-12 | 2013-03-20 | 奥的斯电梯公司 | 速度和位置检测*** |
| CN105293237A (zh) * | 2010-07-12 | 2016-02-03 | 奥的斯电梯公司 | 速度和位置检测*** |
| US9399562B2 (en) | 2010-07-12 | 2016-07-26 | Otis Elevator Company | Elevator speed and position detection system using an optical sensor |
| CN102849551A (zh) * | 2011-06-28 | 2013-01-02 | 塞德斯股份公司 | 电梯装置、建筑物和位置确定装置 |
| JP2015013731A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 株式会社日立製作所 | エレベーターの安全システム |
| CN107539857A (zh) * | 2017-08-30 | 2018-01-05 | 顺德职业技术学院 | 一种双稳态感应的教学实训电梯 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5602613B2 (ja) | エレベータ装置 | |
| ES2344111T3 (es) | Sistema de inspeccion de ascensor. | |
| JP3247874B2 (ja) | エレベータカーの位置決定方法および装置 | |
| JPH07157220A (ja) | エレベータの位置検出装置 | |
| US8006808B2 (en) | Managing an encoder malfunction in an elevator drive system | |
| CN104860148B (zh) | 电梯*** | |
| JP6987255B2 (ja) | エレベータ診断システム | |
| US4673062A (en) | Position control system for elevator | |
| JP6997680B2 (ja) | エレベーター異常監視システム及びエレベーター異常監視方法 | |
| JP4412175B2 (ja) | エレベーター用調速器 | |
| JPS60223770A (ja) | エレベ−タ−の位置検出装置 | |
| JPH0543159A (ja) | エレベータかご位置修正装置 | |
| JP2583642B2 (ja) | エレベータドアの制御装置 | |
| CN113767059B (zh) | 电梯的打滑检测*** | |
| JPH09301650A (ja) | エレベータ昇降路異常検出装置 | |
| WO2023228385A1 (ja) | 異常検知システム及びエレベーターシステム | |
| JP5460712B2 (ja) | エレベーター装置 | |
| JP2752542B2 (ja) | エレベータ乗りかご内の異常振動検出装置 | |
| JP2018184224A (ja) | エレベーター制御システム | |
| JP3008362B2 (ja) | エレベータの異常検出装置 | |
| JPH05246676A (ja) | エスカレータの移動手すり | |
| JP2021116148A (ja) | ロープ式エレベータの摩耗検査システム、および、摩耗検査方法 | |
| JPH0687574A (ja) | エレベータの端階安全装置 | |
| JPH06144744A (ja) | エレベータのロープ伸び量検出装置 | |
| JP4098961B2 (ja) | エレベータの救出運転方法 |