JPH07155099A - 農産物害虫の殺虫方法及び装置 - Google Patents

農産物害虫の殺虫方法及び装置

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JPH07155099A
JPH07155099A JP33920693A JP33920693A JPH07155099A JP H07155099 A JPH07155099 A JP H07155099A JP 33920693 A JP33920693 A JP 33920693A JP 33920693 A JP33920693 A JP 33920693A JP H07155099 A JPH07155099 A JP H07155099A
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gas
exhaust gas
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agricultural
carbon dioxide
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JP33920693A
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Masao Seki
昌夫 関
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 農産物に付着した害虫を、殺虫剤及び燻蒸剤
処理による弊害を起すことなく殺虫する。 【構成】 農産物輸送媒体に有する原動機の燃焼排ガス
をスクラバー4で清浄化する。清浄化した排ガスをガス
冷却器5で所定温度まで冷却する。冷却した排ガスをガ
スレシーバータンク6に蓄える。農産物輸送媒体上の農
産物積込室内に、ガスレシーバータンク6内の排ガスを
ガス送給装置7により導入する。農産物積込室内を排ガ
ス雰囲気として所要期間置く。排ガスの低濃度酸素によ
る窒息作用と炭酸ガスによる殺虫作用で農産物12に付
着している害虫を殺虫する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は穀物、豆類、果実、野
菜、花木等の各種農産物に付着侵食する害虫の駆除をそ
の輸送途上で効率的に行うことができるようにした農産
物害虫の殺虫方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の地球規模での農産物の輸出入ビジ
ネス拡大趨勢を背景に、各国の植物検疫制度による害虫
の侵入防止上の規制をクリヤすべく、輸出国側及び輸入
国側の殺虫対策は繁雑を極めている。
【0003】我が国における輸入農産物の場合、その植
物防疫法(完全殺虫主義)により、収穫地又は集荷地で
の接触性殺虫剤散布及び燻蒸剤処理後、船積み輸送され
た荷揚げ港でも検疫により燻蒸処理が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記殺虫剤
としては、人畜に低毒性のものが許可されるとはいえ残
留毒性があり、捕食した人畜への蓄積の影響が心配され
る。一方、燻蒸剤としては、臭化メチル、ホスフィン、
青酸等が主流であるが、大気汚染性、残留性、発癌性等
の問題があり、特に、臭化メチルは発癌性のみならずオ
ゾン層破壊物質として問題視されている。又、殺虫剤に
しろ燻蒸剤にしろ耐性虫の出現は避けられず使用量の増
大や暴露時間の延長等が問題を大きくしている。
【0005】そこで、本発明は、農産物の害虫は各種
昆虫を主体としており、昆虫は酸素が3%以下の酸欠状
態で窒息死すること及び炭酸ガスの持つ殺虫作用により
数十%の炭酸ガス雰囲気中で致死すること(所要暴露期
間は昆虫の種類により数日から十数日である)、農産
物輸送船の原動機であるディーゼルエンジンの燃焼排ガ
ス(成分:酸素が2〜3%、炭酸ガスが12〜15%、
水分が10%、残りが窒素等)が大量に大気放出されて
いること、諸外国から我が国までの海上輸送のために
日数を要する(たとえば、北米で12日、フィリピンで
5日、台湾・中国で3日、オーストラリア・東南アジア
で5〜12日)こと、の3点に着目し、従来における殺
虫剤及び燻蒸剤処理の弊害を一挙に解決できるような農
産物害虫の殺虫方法及び装置を提供しようとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、農産物輸送媒体に搭載されている原動機
で発生した燃焼排ガスを、清浄化してから所定温度まで
冷却し、しかる後、上記清浄化された排ガスを、輸送媒
体上の農産物積込室に導入し、農産物を排ガス雰囲気下
に所要期間置くようにする農産物害虫の殺虫方法及び装
置とする。
【0007】又、排気ガス雰囲気とした農産物積込室
に、炭酸ガスを補給して炭酸ガス濃度を高めるようにし
てもよい。
【0008】
【作用】原動機で発生した燃焼排ガスの成分には、低濃
度酸素による窒息作用と炭酸ガスによる殺虫作用とを有
することから、この排ガスを清浄化して所定温度まで冷
却してから農産物積込室に導入して所要期間置くと、農
産物を輸送している期間中に、農産物に付着侵食してい
る害虫を殺虫できることになる。
【0009】又、農産物積込室に炭酸ガスを補給して炭
酸ガス濃度を高めるようにすると、害虫を殺虫する期間
を短くすることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図1は本発明の農産物害虫の殺虫装置の一
実施例を示すもので、農産物輸送媒体の一つである貨物
船1への適用例について示す。すなわち、貨物船1の原
動機である舶用ディーゼルエンジン2で発生して煙突3
から大気放出される高温の燃焼排ガスの一部を取り出し
て洗浄するようにした燃焼排ガス洗浄用スクラバー4
と、該スクラバー4で洗浄した後の清浄ガスを冷却する
熱交換器の如きガス冷却器5と、該ガス冷却器5で冷却
した清浄ガスを蓄えておくようにするガスレシーバータ
ンク6と、該ガスレシーバータンク6内に蓄えておいた
清浄ガスを農産物12が積み込まれている農産物積込室
としてのコンテナ13や船倉14等へ送給するガス送給
装置7とを備えた構成とする。
【0012】上記ガス送給装置7は、ガスレシーバータ
ンク6から船内に張り巡らしたヘッダー管9と、該ヘッ
ダー管9の基端部に設けた送風機8と、上記ヘッダー管
9より分岐させてコンテナ13へ導けるようにした枝管
10及びヘッダー管9に開口させたノズル11等とから
なる。
【0013】本発明においては、貨物船1による農産物
海上輸送中に、ディーゼルエンジン2の燃焼排ガスを利
用して、排ガス成分中の低濃度酸素による窒息作用と炭
酸ガスによる殺虫作用との相乗効果により、農産物12
に付着している害虫を殺虫させるようにする。
【0014】詳述すると、今、農産物12が貨物船1の
甲板上や船倉14内のコンテナ13に積み込まれた状
態、あるいは、船倉14内に直接ばら積みされた状態で
輸送されるときに殺虫処理を行う場合には、先ず、低質
重油を燃料とするディーゼルエンジン2の高温燃焼排ガ
スを取り出してスクラバー4へ入れ、該スクラバー4に
より、排ガスを水洗浄してSO2 や媒塵を除去すると共
に予冷却させるようにする。次に、上記スクラバー4で
洗浄されて清浄化された排ガスを、ガス冷却器5へ入れ
て殺虫適温近くまで冷却してからガスレシーバータンク
6へ送って蓄えさせるようにする。
【0015】次いで、上記ガスレシーバータンク6内に
蓄えておいた排ガスを、ガス送給装置7により、農産物
12が積まれているコンテナ13や船倉14内に送給す
る。すなわち、ガスレシーバータンク6内の排ガスを送
風機8により昇圧してヘッダー管9を通してコンテナ1
3内や船倉14内に送給する。これにより、コンテナ1
3内や船倉14内の空気が排ガスで置換されて排ガス雰
囲気となる結果、殺虫雰囲気となる。この殺虫雰囲気を
所要期間保持させることによって、排ガス成分中の低濃
度酸素による窒息作用と炭酸ガスによる殺虫作用との相
乗効果により農産物12に付着している害虫を殺虫する
ことができる。なお、この際、コンテナ13及び船倉1
4からのガス漏洩相当分を補充して系内のガス圧力バラ
ンスを維持するために、ガスレシーバータンク6からの
排ガス量を適宜調整させるようにする。
【0016】このように、貨物船1の輸送期間という物
流上の待ち時間を利用して、ディーゼルエンジン2の燃
焼排ガスという廃棄物を再利用するだけで、何等の有害
物質を用いず、新たな環境汚染もなく、極めて経済的に
害虫を防除することができる。
【0017】又、図1において、二点鎖線で示す如く、
たとえば、ガスレシーバータンク6に、別途炭酸ガス供
給源31から導いた炭酸ガス補給ライン30を接続し
て、ディーゼルエンジン2の燃焼排ガスによる炭酸ガス
に加えて、コンテナ13内や船倉14内に炭酸ガスを炭
酸ガス補給ライン30より補給して炭酸ガス濃度をより
高めるようにすると(濃度計は図示せず)、害虫を殺虫
する期間を更に短縮することができる。なお、この場
合、炭酸ガス補給ライン30はガス送給装置7の途中に
接続してもよい。
【0018】次に、本発明者等により実機を模擬して行
った実験例を図2を参照して説明する。
【0019】図2は実機を模擬したモデルの概要を示す
もので、15は重油ポンプ16により供給された燃料と
しての重油を空気ポンプ17により送給された空気の雰
囲気で燃焼させるようにした原動機に相当する燃焼炉、
18は水ポンプ19より送られた水を洗浄剤として燃焼
炉15で発生した燃焼排ガスを洗浄するようにしたスク
ラバー、20はスクラバー18で洗浄した後の清浄ガス
を冷却するようにしたガス冷却器、21はコンテナ13
又は船倉14等の農産物積込室に相当する殺虫容器、2
2は排風機、23は殺虫容器21内の温度を検出する温
度検出器、24は殺虫容器21内の圧力を検出する圧力
計、25は該圧力計24の検出値に基づいて冷却器20
と殺虫容器21との間のガス供給管路26に設けてある
弁27を開閉制御するためのコントローラを示す。
【0020】又、共試害虫としては、我が国の輸入青果
物のうち、輸入量第1位のバナナ(約80万トン/平成
3年度)及び第3位のパインアップル(約13万トン/
平成3年度)等に付着する主要な害虫であるカイガラム
シ28を用い、カイガラムシ28の成虫及び卵を、餌2
9となるカボチャに付着させた状態で殺虫容器21内に
入れて保持させた。
【0021】上記の状態において、燃焼排ガス中の炭酸
ガス濃度を12.5%、酸素濃度を2.5%、殺虫容器
21内の温度を20℃の条件で、所定日数連続運転後、
成虫の生死を即判別し、卵はふ化するかどうかを判別す
る試験を行ったところ、カイガラムシの成虫については
暴露期間3日で致死率が99%、カイガラムシの卵につ
いては暴露期間5日で致死率が95%であったという結
果が得られた。
【0022】又、上記において、炭酸ガスを補給して炭
酸ガス濃度を60%として同様な実験を行ったところ、
カイガラムシの成虫については暴露期間1日で致死率が
99%、カイガラムシの卵については暴露期間3日で致
死率が95%であったという結果が得られた。
【0023】カイガラムシはろう殻(ワックス、樹脂
等)で覆われていて昆虫の中でも大気環境変化に非常に
強い虫であり、上記試験結果は燃焼排ガスの殺虫性能の
優秀性を示しているものといえる。
【0024】なお、図1の実施例では、農産物輸送媒体
としての貨物船1により農産物を海上輸送する場合につ
いて示したが、自動車又は鉄道により長距離輸送する場
合についても、自動車エンジン又はディーゼル機関の排
ガスを積み荷コンテナ等の農産物積込室に導入すること
によって同様に実施できること、その他本発明の要旨を
逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿
論である。
【0025】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、農産
物を海送又は陸送する輸送媒体自体に搭載されている原
動機の燃焼排ガスを利用して、排ガス成分中の低濃度酸
素による窒息作用と炭酸ガスによる殺虫作用との相乗効
果により、農産物に付着侵食している害虫を殺虫するよ
うにしたので、輸送という物流上の待ち時間と排気ガス
という廃棄物の有効活用を行うことができると共に、従
来における殺虫剤及び燻蒸剤の大量使用を不要にできて
地球環境及び人類健康の保全に寄与することができ、且
つ経済的な害虫殺虫装置とすることができることから、
世界的見地での農産物貿易の円滑化に寄与し得る、等の
優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の農産物害虫の殺虫装置の一実施例を示
すもので、貨物船への適用例を示す概略図である。
【図2】実機を模擬したモデルの概要図である。
【符号の説明】
1 貨物船(農産物輸送媒体) 2 舶用ディーゼルエンジン(原動機) 4 スクラバー 5 ガス冷却器 6 ガスレシーバータンク 7 ガス送給装置 12 農産物 13 コンテナ(農産物積込室) 14 船倉(農産物積込室) 30 炭酸ガス補給ライン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農産物輸送媒体に搭載されている原動機
    で発生した燃焼排ガスを、清浄化してから所定温度まで
    冷却し、しかる後、上記清浄化された排ガスを、輸送媒
    体上の農産物積込室に導入し、農産物を排ガス雰囲気下
    に所要期間置くようにすることを特徴とする農産物害虫
    の殺虫方法。
  2. 【請求項2】 農産物積込室に炭酸ガスを補給し、排ガ
    ス雰囲気中の炭酸ガス濃度を高めるようにする請求項1
    記載の農産物害虫の殺虫方法。
  3. 【請求項3】 農産物輸送媒体に搭載されている原動機
    で発生した燃焼排ガスを取り出して洗浄するスクラバー
    と、該スクラバーで清浄化した排ガスを冷却するガス冷
    却器と、該ガス冷却器で冷却した排ガスを蓄えるガスレ
    シーバータンクと、該ガスレシーバータンク内の排ガス
    を輸送媒体上の農産物積込室へ送給するためのガス送給
    装置とを有する構成としたことを特徴とする農産物害虫
    の殺虫装置。
  4. 【請求項4】 ガスレシーバータンク又はガス送給装置
    の途中に炭酸ガス補給ラインを接続してなる請求項3記
    載の農産物害虫の殺虫装置。
JP33920693A 1993-12-06 1993-12-06 農産物害虫の殺虫方法及び装置 Pending JPH07155099A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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