JPH07154780A - 映像情報送信システム - Google Patents

映像情報送信システム

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Publication number
JPH07154780A
JPH07154780A JP5300707A JP30070793A JPH07154780A JP H07154780 A JPH07154780 A JP H07154780A JP 5300707 A JP5300707 A JP 5300707A JP 30070793 A JP30070793 A JP 30070793A JP H07154780 A JPH07154780 A JP H07154780A
Authority
JP
Japan
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signal
circuit
transmission
video
audio signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5300707A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Ezaki
正 江崎
Tamon Ikeda
多聞 池田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP5300707A priority Critical patent/JPH07154780A/ja
Publication of JPH07154780A publication Critical patent/JPH07154780A/ja
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ビデオカメラ装置1の底面部1aに発光ダイ
オードを1つ設け、記録再生系5で再生された映像信号
及び音声信号に応じて発光駆動する。そして、テレビジ
ョン受像機に予めライン接続されているステーション2
に設けられた受光回路13で受光することにより、近接
伝送を行う。 【効果】 ビデオカメラ装置1とテレビジョン受像機と
をライン接続する面倒な手間を省くことができるうえ、
上記発光ダイオードを1つしか用いないため、低消費電
力化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオカメラ装
置及び上記ビデオカメラ装置が装着され該ビデオカメラ
装置からの映像情報等をテレビジョン受像機等に供給す
るビデオカメラステーション等に設けて好適な映像情報
送信システムに関し、特に、映像情報を微弱な赤外線信
号にして近接伝送するようにして、端子を用いた接続の
省略等を図った映像情報送信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】今日において、軽量小型で持ち運び簡単
なことから、携帯用のビデオカメラ装置が普及しつつあ
る。このビデオカメラ装置は、撮像光に応じた撮像信号
を形成して出力する撮像系と、上記撮像系からの撮像信
号をビデオテープに記録する記録系と、上記記録系によ
りビデオテープに記録された撮像信号を再生する再生系
とからなっている。
【0003】上記撮像系は、対物レンズを介して入射さ
れる撮像光をアイリスにより光量制御し、これをCCD
イメージセンサに照射する。上記CCDイメージセンサ
は、上記撮像光の光量に応じた電荷を蓄積し、これを撮
像信号として出力する。この映像信号は、プロセス回路
により同期信号が付加される等のプロセス処理が施さ
れ、電子ビューファインダ及び上記記録系に供給される
とともに、映像信号を外部に出力するための映像出力端
子に供給される。
【0004】これにより、上記電子ビューファインダに
現在撮像中の被写体が表示される。ユーザは、この電子
ビューファインダに表示される被写体像を確認しながら
撮像を行う。
【0005】また、上記撮像系は、マイクロホンを有し
ており、このマイクロホンにより外部の音声を右チャン
ネル及び左チャンネルに分けて集音して右チャンネル用
の音声信号及び左チャンネル用の音声信号を形成する。
そして、この各音声信号を上記記録系に供給する。ま
た、上記右チャンネル用の音声信号を外部に出力するた
めの右音声出力端子に該右チャンネル用の音声信号を供
給し、上記左チャンネル用の音声信号を外部に出力する
ための左音声出力端子に該左チャンネル用の音声信号を
供給する。
【0006】上記記録系は、ユーザにより記録が指定さ
れると、上記映像信号及び音声信号をビデオテープにい
わゆる斜め記録する。これにより、撮像している被写体
像及びそのときの音声を上記ビデオテープに記録するこ
とができる。
【0007】このようにビデオテープに記録された映像
信号及び音声信号は、上記再生系により再生される。上
記再生系は、ユーザにより再生が指定されると、上記ビ
デオテープに記録されている映像信号及び音声信号を再
生し、これを電子ビューファインダ及び上記各出力端子
に供給する。
【0008】ユーザは、この再生時には、例えば当該ビ
デオカメラ装置の上記映像出力端子をテレビジョン受像
機の映像入力端子に接続ラインを用いて接続するととも
に、各チャンネルの音声出力端子を該テレビジョン受像
機の音声入力端子に接続ラインを用いてそれぞれ接続す
る。
【0009】これにより、上記再生系により再生された
映像信号及び音声信号が、上記テレビジョン受像機に供
給され、該テレビジョン受像機に映像信号に応じた画像
を表示することができる。また、上記テレビジョン受像
機のスピーカ装置を介して上記音声信号に応じた音声出
力を得ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のビデオ
カメラ装置は、上記ビデオテープに記録した映像信号等
の再生を行う場合、該ビデオカメラ装置に設けられてい
る各外部出力端子を接続ラインを介してテレビジョン受
像機等に接続する必要があり、大変面倒であった。
【0011】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、映像信号等の再生を行う場合に接続ライン
を用いてテレビジョン受像機と接続しなくても簡単に映
像信号等を伝送することができるような映像情報送信シ
ステムの提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る映像情報送
信システムは、映像情報を微弱な赤外線信号に変換して
送信する近接伝送用送信部と、上記近接伝送用送信部が
所定の位置となるように位置制御を行う第1の位置制御
部と、上記第1の位置制御部により上記近接伝送用送信
部が所定の位置となるように位置制御されると上記赤外
線信号に変換された映像情報が送信されるように上記近
接伝送用送信部を制御する送信制御手段とからなる送信
手段と、上記第1の位置制御部に合致して上記送信手段
を位置制御する第2の位置制御部と、上記第1,第2の
位置制御部により位置制御された送信手段の上記近接伝
送用送信部の近傍に設けられ、該近接伝送用送信部から
送信される上記赤外線信号を受信して映像情報を再生し
て出力する受信部とからなる受信手段とを有することを
特徴として上述の課題を解決する。
【0013】また、本発明に係る映像情報送信システム
は、上記送信手段は、映像情報を空間伝送用の強い赤外
線信号に変換して送信する空間伝送用送信部を有するこ
とを特徴として上述の課題を解決する。
【0014】また、本発明に係る映像情報送信システム
は、上記空間伝送用送信部は、音声情報を複数の周波数
の搬送波により周波数変調し、この複数の周波数の搬送
波により周波数変調された音声情報のうち、指定された
周波数の搬送波で周波数変調した音声情報を空間伝送用
の強い赤外線信号に変換して送信する音声送信部を有す
ることを特徴として上述の課題を解決する。
【0015】
【作用】本発明に係る映像情報送信システムは、第1の
位置制御部が第2の位置制御部に合致するように送信手
段が受信手段に装着されると、これを送信制御手段が検
出し、映像情報が送信されるように近接伝送用送信部を
制御する。上記近接伝送用送信部は、映像情報を微弱な
赤外線信号に変換して送信する。この近接伝送用送信部
からの赤外線信号は、上記送信手段が受信手段に装着さ
れたときに上記近接伝送用送信部の近傍に位置するよう
に該受信手段に設けられた受信部により受信される。上
記受信部は、上記赤外線信号を受信して映像情報を再生
し、これを出力する。上記受信部の出力端子は、例えば
テレビジョン受像機等の入力端子に接続されており、上
記受信部からの映像信号に応じた画像を上記テレビジョ
ン受像機に表示することができる。
【0016】上記送信手段からの映像情報は、該送信手
段を受信手段に装着するだけの近接伝送により送信する
ことができるため、該送信手段からの映像情報を例えば
テレビジョン受像機等に供給する場合に、該送信手段と
テレビジョン受像機とをケーブルで接続するような面倒
な接続作業を省略することができる。
【0017】また、上記送信手段に設けられている送信
部により、上記映像情報を微弱な赤外線信号にして伝送
し、これを上記受信手段の受信部で受信する近接伝送を
するようにしているため、該映像情報を赤外線信号に変
換するための消費電力を削減することができる。
【0018】次に、本発明に係る映像情報送信システム
は、上記送信手段は、上記近接伝送用の近接伝送用送信
部の他に、映像情報を空間伝送用の強い赤外線信号に変
換して送信する空間伝送用送信部を有している。
【0019】このため、上記映像情報の近距離伝送のみ
ならず、該映像情報の遠距離伝送も行うことができる。
【0020】また、上記空間伝送用送信部は、音声情報
を周波数変調して上記映像情報とともに空間伝送する。
【0021】ここで、例えば上記空間伝送用送信部から
の映像情報及び音声情報をテレビジョン受像機に送信
し、該テレビジョン受像機側に設けられている受信部で
上記映像情報及び音声情報を受信し、該テレビジョン受
像機から上記受信した音声情報を、受信部の設けられて
いるヘッドホン装置に空間伝送する場合、上記空間伝送
用送信部から送信される音声情報の搬送波の帯域と、上
記テレビジョン受像機からヘッドホン装置に伝送される
音声情報の搬送波の帯域とが同じ帯域であると、ビート
の干渉を生ずる問題がある。
【0022】このため、上記空間伝送用送信部は音声送
信部において、該音声情報を複数の周波数の搬送波によ
り周波数変調し、この複数の周波数の搬送波により周波
数変調された音声情報のうち、指定された周波数の搬送
波で周波数変調した音声情報を空間伝送用の強い赤外線
信号に変換して送信する。
【0023】具体的には、上記音声送信部は、例えば上
記音声情報のうち、左チャンネルの音声情報を2.3M
HZの搬送波で周波数変調し、右チャンネルの音声情報
を2.8MHZの搬送波で周波数変調するとともに、左
チャンネルの音声情報を4.3MHZの搬送波で周波数
変調し、右チャンネルの音声情報を4.8MHZの搬送
波で周波数変調して、2種類の搬送波で変調された音声
情報を形成する。
【0024】そして、上記テレビジョン受像機からヘッ
ドホン装置に伝送される音声情報が例えば上記4.3M
HZ,4.8MHZの搬送波を用いて周波数変調された
ものである場合、上記2.3MHZ,2.8MHZの搬
送波で周波数変調した音声情報を上記テレビジョン受像
機に向けて伝送する。また、上記テレビジョン受像機か
らヘッドホン装置に伝送される音声情報が例えば上記
2.3MHZ,2.8MHZの搬送波を用いて周波数変
調されたものである場合、上記4.3MHZ,4.8M
HZの搬送波で周波数変調した音声情報を上記テレビジ
ョン受像機に向けて伝送する。
【0025】これにより、上述のようなビートの干渉を
防止することができ、良好な音声の聴取を可能とするこ
とができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明に係る映像情報送信システムの
好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の第1の実施例に係る映像情報送信システ
ムは、図1に示すように当該映像情報送信システムの送
信手段を適用したビデオカメラ装置1と、当該映像情報
送信システムの受信手段を適用したステーション2とで
構成されている。
【0027】上記ビデオカメラ装置1は、撮像光を受光
して撮像信号を形成するCCDイメージセンサ3と、撮
像時の音声を右チャンネル及び左チャンネルに分けて集
音して右チャンネル用音声信号及び左チャンネル用音声
信号を形成して出力するマイクロホンユニット4と、上
記映像信号及び各音声信号の記録再生を行う記録再生系
5とを有している。
【0028】また、上記ビデオカメラ装置1は、上記C
CDイメージセンサ3からの映像信号及び上記マイクロ
ホンユニット4からの各音声信号、或いは、記録再生系
5により再生された映像信号及び各音声信号にそれぞれ
所定の変調処理を施す変調回路6と、上記変調回路6に
より変調された映像信号及び各音声信号に応じて赤外線
発光する発光回路7と、上記記録再生系5からの映像信
号及び各音声信号、上記CCDイメージセンサ3からの
映像信号,上記マイクロホンユニット4からの各音声信
号をそれぞれ外部に出力するための映像出力端子16
V,右音声出力端子16R,左音声出力端子16Lとを
有している。
【0029】また、上記ビデオカメラ装置1は、図2に
示すように該ビデオカメラ装置1の底面部1aに設けら
れた三脚装着用の螺子孔8と、上記発光回路7からの赤
外線光のみを透過させる赤外線透過フィルタ10と、当
該ビデオカメラ装置1内に設けられているバッテリに電
力を供給するための充電用端子9とを有している。
【0030】また、上記ビデオカメラ装置1は、図1に
示すように上記充電用入力端子9の接続状態を検出し、
この検出結果に応じて上記発光回路7を発光駆動する接
続検出回路19を有している。
【0031】次に、上記ステーション2は、上記ビデオ
カメラ装置1の充電用入力端子9と合致して該ビデオカ
メラ装置1を当該ステーション2に保持する充電用出力
端子18と、上記ビデオカメラ装置1を当該ステーショ
ン2に装着された状態において、上記ビデオカメラ装置
1の赤外線透過フィルタ10と相対向する位置に設けら
れる赤外線透過フィルタ12と、上記赤外線透過フィル
タ12を透過した赤外線光を受光する赤外線光を受光し
上記映像信号を形成して出力する受光回路13と、上記
受光回路13からの映像信号に所定の復調処理を施す復
調回路14とを有している。
【0032】また、上記ステーション2は、上記復調回
路14により復調された映像信号及び各音声信号を外部
に出力するための映像出力端子15V,右音声出力端子
15R,左音声出力端子15Lと、例えば家庭用コンセ
ントに接続される電源プラグ17とを有している。な
お、上記ステーション2に設けられている各出力端子1
5V,15R,15Lは、それぞれ例えばテレビジョン
受像機の映像入力端子,右音声入力端子,左音声入力端
子に接続ラインを介して予め接続されている。
【0033】次に、この第1の実施例に係る映像情報送
信システムの動作説明をする。まず、上記ビデオカメラ
装置1に設けられているビデオテープには、撮像時にお
いて上記記録再生系5により映像信号及び左右の音声信
号が記録されている。この映像信号及び各音声信号の再
生を行う場合、ユーザは、上記ビデオカメラ装置1をス
テーション2に装着する。
【0034】すなわち、上記ステーション2に設けられ
ている充電用出力端子18は、突起状の形状を有してお
り、また、ビデオカメラ装置1に設けられている充電用
入力端子9は、上記突起状の充電用出力端子18と合致
する孔状の形状を有している。ユーザは、上記充電用出
力端子18に上記充電用入力端子9が合致するように、
該ステーション2にビデオカメラ装置1を載置すること
により、該ステーション2にビデオカメラ装置1が簡単
に装着される。
【0035】上記ステーション2にビデオカメラ装置1
が装着されると、該ステーション2から上記ビデオカメ
ラ装置1に電力の供給が開始される。上記ビデオカメラ
装置1側に設けられている接続検出回路19は、例えば
上記充電用入力端子9に現れる電圧値を検出することに
より、該ビデオカメラ装置1がステーション2に接続さ
れたか否かを検出する。そして、上記ビデオカメラ装置
1がステーション2に接続されたことを検出すると、上
記発光回路7が発光を行えるように該発光回路7を制御
する。
【0036】次に、ユーザは、上記ステーション2にビ
デオカメラ装置1を装着すると、上記記録再生系5に再
生を指定する。これにより、上記記録再生系5は、ビデ
オテープに記録されている映像信号及び各音声信号を再
生し、上記映像信号をいわゆるコンポジット映像信号と
して映像出力端子16V及び変調回路6に供給するとと
もに、各チャンネル用の音声信号を右音声出力端子16
R,左チャンネル音声出力端子16Lに供給するととも
に、上記変調回路6に供給する。
【0037】なお、上記各出力端子16V,16R,1
6Lは接続ラインを用いて他の機器に接続を行う場合に
用いられる。
【0038】上記変調回路6は、例えば図3に示すよう
な構成を有しており、上記記録再生系5からのコンポジ
ット映像信号、入力端子10を介してクランプ回路21
に供給され、上記各音声信号は、それぞれ入力端子28
L,28Rを介してALC回路29,35に供給され
る。
【0039】上記クランプ回路21は、上記コンポジッ
ト映像信号の帯域制限をしこれをハードクリップ回路2
2に供給する。上記ハードクリップ回路22は、上記帯
域制限された上記映像信号のレベル制御を行い、これプ
リエンファシス回路23に供給する。上記プリエンファ
シス回路23は、上記映像信号に高域強調処理を施し、
これをW/Dクリップ回路24に供給する。上記W/D
クリップ回路24は、上記映像信号の白レベル及び黒レ
ベルをクリッピング処理し、これをFM変調回路25に
供給する。上記FM変調回路25は、上記コンポジット
映像信号を、例えば図4に示すように6〜20MHzの
帯域にFM変調してバンドパスフィルタ26を介して加
算器27に供給する。
【0040】一方、上記ALC回路29は、左チャンネ
ル用の音声信号のレベル制御を行い、これをプリエンフ
ァシス回路30に供給する。上記プリエンファシス回路
30は、上記音声信号の高域強調処理を行い、これをリ
ミッタ回路31に供給する。上記リミッタ回路31は、
上記高域強調処理の施され音声信号のレベル制御を行
い、これをFM変調回路32に供給する。上記FM変調
回路32は、上記左チャンネル用の音声信号を図4に示
すように例えば2.3MHZの帯域にFM変調し、これ
をバンドパスフィルタ33を介して加算器34に供給す
る。
【0041】上記ALC回路35は、右チャンネル用の
音声信号のレベル制御を行い、これをプリエンファシス
回路36に供給する。上記プリエンファシス回路36
は、上記音声信号の高域強調処理を行い、これをリミッ
タ回路37に供給する。上記リミッタ回路37は、上記
高域強調処理の施され音声信号のレベル制御を行い、こ
れをFM変調回路38に供給する。上記FM変調回路3
8は、上記右チャンネル用の音声信号を図4に示すよう
に例えば2.8MHZの帯域にFM変調し、これをバン
ドパスフィルタ39を介して上記加算器34に供給す
る。
【0042】上記加算器34は、上記搬送波で変調され
た各チャンネル用の音声信号を加算処理し、これを上記
加算器27に供給する。
【0043】上記加算器27は、上記コンポジット映像
信号と上記加算器34からの音声信号とを加算処理し、
これを出力端子40を介して図1に示す発光回路7に供
給する。
【0044】上述のように、上記発光回路7は、上記接
続検出回路9が、ビデオカメラ装置1とステーション2
との接続を検出することにより、発光可能な状態に制御
されている。上記発光回路7は、例えば1つの発光ダイ
ードで構成されており、上記変調回路7からのコンポジ
ット映像信号及び各音声信号に応じて赤外線発光する。
【0045】このように電気信号から赤外線光に変換さ
れた上記映像信号等は、ビデオカメラ装置1に設けられ
ている赤外線透過フィルタ10及びステーション2に設
けられている赤外線透過フィルタ12を介して該ステー
ション2の受光回路13に近接伝送される。
【0046】上記受光回路13は、上記赤外線光を受光
しこれを電気信号に変換することにより、上記コンポジ
ット映像信号及び各音声信号を再生し、これを復調回路
14に供給する。
【0047】上記復調回路14は、例えば図5に示すよ
うな構成を有しており、上記コンポジット映像信号及び
各音声信号は、入力端子45を介して各バンドパスフィ
ルタ46,52,58に供給される。
【0048】上記バンドパスフィルタ46の信号通過帯
域は、6〜20MHZに設定されている。このため、上
記バンドパスフィルタ46は、上記入力端子45を介し
て供給されるコンポジット映像信号及び各音声信号の中
から該コンポジット映像信号のみを抽出し、これをリミ
ッタ47に供給する。上記リミッタ47は、上記コンポ
ジット映像信号に所定のレベル制御処理を施し、これを
FM復調回路48に供給する。上記FM復調回路48
は、上記コンポジット映像信号にFM復調処理を施し、
これをディエンファシス回路49に供給する。上記ディ
エンファシス回路49は、上記コンポジット映像信号に
高域復調処理を施し、これを増幅回路50及び出力端子
51を介して図1に示す映像出力端子15Vに供給す
る。
【0049】また、上記バンドパスフィルタ52の信号
通過帯域は、2.3MHZに設定されている。このた
め、上記バンドパスフィルタ52は、上記入力端子45
を介して供給されるコンポジット映像信号及び各音声信
号の中から左チャンネル用の音声信号のみを抽出し、こ
れをリミッタ53に供給する。上記リミッタ53は、上
記左チャンネル用の音声信号に所定のレベル制御処理を
施し、これをFM復調回路54に供給する。上記FM復
調回路54は、上記音声信号にFM復調処理を施し、こ
れをディエンファシス回路55に供給する。上記ディエ
ンファシス回路55は、上記音声信号に高域復調処理を
施し、これを増幅回路56及び出力端子57を介して図
1に示す左音声出力端子15Lに供給する。
【0050】また、上記バンドパスフィルタ58の信号
通過帯域は、2.8MHZに設定されている。このた
め、上記バンドパスフィルタ58は、上記入力端子45
を介して供給されるコンポジット映像信号及び各音声信
号の中から右チャンネル用の音声信号のみを抽出し、こ
れをリミッタ59に供給する。上記リミッタ59は、上
記右チャンネル用の音声信号に所定のレベル制御処理を
施し、これをFM復調回路60に供給する。上記FM復
調回路60は、上記音声信号にFM復調処理を施し、こ
れをディエンファシス回路61に供給する。上記ディエ
ンファシス回路61は、上記音声信号に高域復調処理を
施し、これを増幅回路62及び出力端子63を介して図
1に示す右音声出力端子15Rに供給する。
【0051】上述のように、上記ステーション2に設け
られている映像出力端子15V,右音声出力端子15R
及び左音声出力端子15Lは、それぞれ例えばテレビジ
ョン受像機の映像入力端子,右音声入力端子,左音声入
力端子に接続ケーブルで接続されているため、上記ビデ
オカメラ装置1からのコンポジット映像信号,左右の音
声信号は、該ステーション2を介してテレビジョン受像
機に供給されることとなる。これにより、上記コンポジ
ット映像信号に応じた画像を上記テレビジョン受像機に
表示することができ、また、左右の音声信号に応じた音
響出力を得ることができる。
【0052】このように、本発明の第1の実施例に係る
映像情報送信システムは、ステーション2にビデオカメ
ラ装置1を装着するだけで、上記テレビジョン受像機を
介して映像信号に応じた画像等を得ることができる。こ
のため、ビデオカメラ装置1とテレビジョン受像機とを
接続ラインを用いて接続する面倒な接続作業を省略する
ことができ、簡単に再生を行うことができる。
【0053】また、当該映像情報送信システムは、上記
ビデオカメラ装置1の底面部1aに設けられた発光回路
7と、該ビデオカメラ装置1がステーション2に装着さ
れたときに、上記発光回路7からの赤外線光を受光する
ように該ステーション2側に設けられた受光回路13と
で近接伝送するようにしているため、上記発光回路7と
して、例えば発光ダイオードを1つ設け微弱な赤外線で
送受信することができ、構成の簡略化及び部品点数の削
減を通じてローコスト化を図ることができる。
【0054】次に、本発明の第2の実施例に係る映像情
報送信システムの第2の実施例の説明をする。上述の第
1の実施例の説明では、上記ビデオカメラ装置1に設け
られている記録再生系5は、上記映像信号をコンポジッ
ト映像信号として出力するため、これに対応して上記ビ
デオカメラ装置1に設けられている変調回路6は変調処
理を行い、また、上記ステーション2に設けられている
復調回路14は、上記コンポジット映像信号に対応して
復調処理を行うようにしたが、この第2の実施例に係る
映像情報送信システムでは、上記記録再生系5は、上記
映像信号を輝度信号及びクロマ信号に分けて出力するよ
うにした。このため、上記変調回路6及び復調回路14
は、上記輝度信号及びクロマ信号に対応して変調,復調
処理を行うようになっている。
【0055】なお、この第2の実施例に係る映像情報送
信システムでは、上記記録再生系5,変調回路6及び復
調回路14以外の部分は、上述の第1の実施例と同じ動
作を示すため、該記録再生系5,変調回路6及び復調回
路14のみの説明を行い他の部分の説明は省略する。
【0056】すなわち、この第2の実施例に係る映像情
報送信システムのビデオカメラ装置1に設けられている
記録再生系5は、上述のように上記ビデオカメラ装置1
がステーション2に装着され再生が指定されると、映像
信号を輝度信号及びクロマ信号に分け、これらを上記変
調回路6に供給する。
【0057】上記変調回路6は、例えば図6に示すよう
な構成を有しており、上記クロマ信号は入力端子70C
を介してバンドパスフィルタ71に供給され、上記輝度
信号は入力端子70Yを介してクランプ回路76に供給
され、左チャンネル用の音声信号は入力端子76Lを介
してALC回路76Lに供給され、右チャンネル用の音
声信号は入力端子76Rを介してALC回路76Rに供
給される。
【0058】上記クロマ信号の処理を行うバンドパスフ
ィルタ71及び以下に説明するプリエンファシス回路7
2,FM変調回路73には、制御信号入力端子70Sを
介して制御信号が供給されており、上記各回路71〜7
3は、この制御信号に応じて各処理を行う。
【0059】上記バンドパスフィルタ71は、上記クロ
マ信号の帯域制限を行い、これをプリエンファシス回路
72に供給する。上記プリエンファシス回路72は、上
記クロマ信号に高域強調処理を施し、これをFM変調回
路73に供給する。上記FM変調回路73は、上記クロ
マ信号を例えば図4に示すように20MHZ〜30MH
Zの帯域にFM変調処理し、これをハイパスフィルタ7
4を介して加算器75に供給する。
【0060】上記輝度信号は、クランプ回路76及びハ
ードクリップ回路77によりレベル制御され、プリエン
ファシス回路78に供給される。上記プリエンファシス
回路78は、上記輝度信号に高域強調処理を施し、これ
をW/Dクリップ回路79に供給する。上記W/Dクリ
ップ回路79は、上記輝度信号の白レベル及び黒レベル
をクリップ処理し、これをFM変調回路80に供給す
る。上記FM変調回路80は、上記輝度信号を、図4に
示すように6MHZ〜20MHZの帯域にFM変調し、
これをバンドパスフィルタ81を介して上記加算器75
に供給する。
【0061】一方、上記左チャンネル用の音声信号は、
上記ALC回路77Lによりレベル制御されプリエンフ
ァシス回路78Lに供給される。上記プリエンファシス
回路78Lは、上記音声信号に高域強調処理を施し、こ
れをリミット回路79Lに供給する。上記リミット回路
79Lは、上記音声信号のレベル制御を行い、これをF
M変調回路80Lに供給する。上記FM変調回路80L
は、図4に示すように上記左チャンネル用の音声信号を
2.3MHZの帯域にFM変調し、これをバンドパスフ
ィルタ81Lを介して加算器82に供給する。
【0062】上記右チャンネル用の音声信号は、上記A
LC回路77Rによりレベル制御されプリエンファシス
回路78Rに供給される。上記プリエンファシス回路7
8Rは、上記音声信号に高域強調処理を施し、これをリ
ミット回路79Rに供給する。上記リミット回路79R
は、上記音声信号のレベル制御を行い、これをFM変調
回路80Rに供給する。上記FM変調回路80Rは、図
4に示すように上記左チャンネル用の音声信号を2.8
MHZの帯域にFM変調し、これをバンドパスフィルタ
81Rを介して上記加算器82に供給する。
【0063】上記加算器82は、上記各チャンネル用の
音声信号を加算処理し、これを上記加算器75に供給す
る。上記加算器75は、上記クロマ信号,輝度信号,左
右の音声信号をそれぞれ加算処理し、これを出力端子8
2を介して上記図1に示す発光回路7に供給する。
【0064】これにより、上記発光回路7が上記クロマ
信号,輝度信号等に応じて発光駆動され、該クロマ信
号,輝度信号等が赤外線信号に変換されて上記ステーシ
ョン2側に伝送される。
【0065】上記ステーション2側に伝送される上記光
変換されたクロマ信号,輝度信号等は、該ステーション
2に設けられている受光回路14により受光されて電気
信号に変換され上記復調回路14に供給される。
【0066】上記復調回路14は、例えば図7に示すよ
うな構成を有しており、上記電気信号に変換されたクロ
マ信号,輝度信号等は、入力端子85を介して各バンド
パスフィルタ86Y,86C,86L,86Rに供給さ
れる。
【0067】上記バンドパスフィルタ86Yの信号通過
帯域は、6MHZ〜20MHZに設定されている。この
ため、上記バンドパスフィルタ86Yは、上記クロマ信
号,輝度信号等が供給される中から、該輝度信号のみを
抽出し、これをリミット回路87Yに供給する。上記リ
ミット回路87Yは、上記輝度信号にレベル制御を施
し、これをFM復調回路88Yに供給する。上記FM復
調回路88Yは、上記輝度信号にFM復調処理を施し、
これをディエンファシス回路89Yに供給する。上記デ
ィエンファシス回路89Yは、上記輝度信号に高域復調
処理を施し、これを加算器92に供給するとともに、増
幅回路90Yを介して輝度信号出力端子91Yに供給す
る。
【0068】上記バンドパスフィルタ86Cの信号通過
帯域は、20MHZ〜30MHZに設定されている。こ
のため、上記バンドパスフィルタ86Cは、上記クロマ
信号,輝度信号等が供給される中から、該クロマ信号の
みを抽出し、これをリミット回路87Cに供給する。上
記リミット回路87Cは、上記クロマ信号にレベル制御
を施し、これをFM復調回路88Cに供給する。上記F
M復調回路88Cは、上記クロマ信号にFM復調処理を
施し、これをディエンファシス回路89Cに供給する。
上記ディエンファシス回路89Cは、上記クロマ信号に
高域復調処理を施し、これを加算器92に供給するとと
もに、増幅回路90Cを介してクロマ信号出力端子91
Cに供給する。
【0069】上記加算器92は、上記輝度信号とクロマ
信号とを加算処理することによりコンポジット映像信号
を形成し、これを増幅回路93を介して映像出力端子9
4に供給する。
【0070】次に、上記バンドパスフィルタ86Lの信
号通過帯域は、2.3MHZに設定されている。このた
め、上記バンドパスフィルタ86Lは、上記クロマ信
号,輝度信号等が供給される中から、左チャンネル用の
音声信号のみを抽出し、これをリミット回路87Lに供
給する。上記リミット回路87Lは、上記音声信号にレ
ベル制御を施し、これをFM復調回路88Lに供給す
る。上記FM復調回路88Lは、上記音声信号にFM復
調処理を施し、これをディエンファシス回路89Lに供
給する。上記ディエンファシス回路89Lは、上記音声
信号に高域復調処理を施し、これを増幅回路90Lを介
して左音声出力端子91Lに供給する。
【0071】また、上記バンドパスフィルタ86Rの信
号通過帯域は、2.8MHZに設定されている。このた
め、上記バンドパスフィルタ86Rは、上記クロマ信
号,輝度信号等が供給される中から、右チャンネル用の
音声信号のみを抽出し、これをリミット回路87Rに供
給する。上記リミット回路87Rは、上記音声信号にレ
ベル制御を施し、これをFM復調回路88Rに供給す
る。上記FM復調回路88Rは、上記音声信号にFM復
調処理を施し、これをディエンファシス回路89Rに供
給する。上記ディエンファシス回路89Rは、上記音声
信号に高域復調処理を施し、これを増幅回路90Rを介
して右音声出力端子91Rに供給する。
【0072】このように、上記映像信号を輝度信号及び
クロマ信号に分けて処理することにより、映像信号を輝
度信号及びクロマ信号にわけて取り扱うテレビジョン受
像機等にも対応することができる。なお、上記加算器9
2において、輝度信号及びクロマ信号からコンポジット
映像信号をも形成しているため、同時に該コンポジット
映像信号を取り扱うテレビジョン受像機等にも対応する
ことができる。
【0073】次に、本発明の第3の実施例に係る映像情
報送信システムの説明をする。上述の第1,第2の実施
例の説明では、当該映像情報送信システムは、上記発光
回路7及び受信回路13とからなる近接伝送用の送受信
部のみ設けられていることとしたが、この第3の実施例
に係る映像情報送信システムでは、図8に示すように上
記ビデオカメラ装置1に空間伝送用の送信部(第2の発
光部100)を設け、この空間伝送した音声信号等をテ
レビジョン受像機に設けられた受信部で受信するように
した。
【0074】なお、この第3の実施例に係る映像情報送
信システムは、上記ビデオカメラ装置1に第2の発光部
100を設けた以外は、上述の第1,第2の実施例に係
る映像情報送信システムと同じである。このため、この
第3の実施例の説明では、上記第2の発光部100の説
明のみを行い、他の部分の詳細な説明は省略する。
【0075】すなわち、この第3の実施例に係る映像情
報送信システムのビデオカメラ装置1に設けられている
第2の発光部100は、図9に示すように第1〜第3の
計3つの発光ダイオード100a〜100cと、該各発
光ダイオード100a〜100cに映像信号等を供給す
る増幅回路103a〜103cとで構成されている。
【0076】上記各増幅回路103a〜103cは、そ
れぞれ上記変調回路6に接続されている。また、上記各
増幅回路103a〜103cには、入力端子101を介
して空間伝送を指示する制御信号が供給されるようにな
っており、この制御信号に応じてオンオフ制御されるよ
うになっている。
【0077】なお、上記変調回路6には、増幅回路及び
1つの発光ダイオード7aからなる上記発光回路7も接
続されている。この発光回路7は、入力端子102を介
して供給される、上記接続検出回路19からの検出信号
に応じてオンオフ制御されるようになっている。
【0078】このような第3の実施例に係る映像情報送
信システムにおいて、ユーザは、空間伝送を行う場合
は、上記ビデオカメラ装置1を上記ステーション2に装
着せずに、図示しない近接伝送指定スイッチをオン操作
して該近接伝送を指定する。この近接伝送を指定する信
号は、制御信号として上記各増幅回路103a〜103
cに供給される。これにより、上記各増幅回路103a
〜103cは、動作可能な状態に制御される。
【0079】この状態で、上記変調回路6からの映像信
号及び音声信号が上記各増幅回路103a〜103cを
介して各発光ダイオード100a〜100cに供給され
るため、該各発光ダイオード100a〜100cが上記
映像信号及び音声信号に応じて発光駆動され、該映像信
号及び音声信号が赤外線光に変換されて空間伝送され
る。
【0080】なお、この場合、上記ビデオカメラ装置1
は上記ステーション2に装着されていないため、上記接
続検出回路19により上記発光回路7の増幅回路102
は停止状態に制御される。このため、上記発光回路7の
発光ダイオード7aは発光駆動されない。
【0081】このように、空間転送される上記映像信号
及び音声信号は、図10に示すように例えばテレビジョ
ン受像機110側に設けられた受信部111により受信
される。
【0082】この受信部111は、上記空間伝送される
映像信号及び音声信号を受信し易い位置である、例えば
テレビジョン受像機110の上面部に設けられている。
【0083】上記受信部111は、図11(a)に示す
ように透明板112,反射ミラー113,赤外線透過フ
ィルタ114を積層するかたちで構成されており、上記
赤外線透過フィルタ114の裏面側にはテレビジョン受
像機の映像信号処理系及び音声信号処理系に接続されて
いる受光回路115が設けられている。
【0084】上記透明板112は、一方の端部のみが回
転軸112aで支持されており、この回転軸112aを
軸として上記テレビジョン受像機110の外方向に約9
0度程回転できるようになっている。
【0085】また、上記反射ミラー113aは、上記透
明板112と反対の端部のみが回転軸113aで支持さ
れており、この回転軸113aを軸として上記テレビジ
ョン受像機の外方向に、上記透明板112とは逆の方向
に約45度程回転できるようになっている。
【0086】また、上記赤外線フィルタ114は、動か
ないように固定されており、この赤外線フィルタ114
の裏面に近接する位置に上記受光回路115が設けられ
ている。
【0087】このような受光部111において、上記空
間転送される映像信号等を受信する場合、ユーザは、図
11(b)に示すように上記透明板112及び反射ミラ
ー113を引き出すことにより、約90度程度に上記透
明板112が立ち、これを支えるようなかたちで上記反
射ミラー113が約45度の角度で立つ。
【0088】これにより、上記空間伝送される映像信号
等が上記透明板112を介して反射ミラー113により
反射され、赤外線透過フィルタ114を介して受光回路
115に照射される。
【0089】上記受光回路115は、上記赤外線光とし
て伝送された映像信号等を電気信号に変換し、これらに
復調処理を施し、上記映像信号処理系及び音声信号処理
系に供給する。これにより、上記空間伝送された映像信
号等を受信して、上記テレビジョン受像機の表示画面等
に表示することができる。
【0090】なお、この受信部111は、例えば図12
(a)に示すような構成としてもよい。この図2に示す
受信部111は、外観が箱型形状を有しており、その中
に受光回路117を設け、赤外線フィルタ116により
蓋をしたようなかたちとなっている。また、一端がのみ
が支持軸118で支持されており、この支持軸118を
軸として例えば90度程度回転するようになっている。
【0091】このような受信部111により上記空間伝
送された映像信号等を受信する場合、ユーザは、上記受
信部111をテレビジョン受像機の外側に引き出すよう
にすることにより、上記受信部111が図12(b)に
示すように90度程度回転し、立つような状態となる。
これにより、上記空間伝送された映像信号が赤外線フィ
ルタ116を介して上記受光回路117で受光される。
【0092】上記受光回路117は、上記テレビジョン
受像機の映像信号処理系及び音声信号処理系に接続され
ている。このため、上記空間伝送された映像信号に応じ
た画像を上記テレビジョン受像機の表示画面に表示等す
ることができる。
【0093】また、このように上記テレビジョン受像機
等に上記受光回路111等を設けることにより、図13
(a)に示すように上記受光回路111上に上記ビデオ
カメラ装置1の近接伝送用の発光回路7を合わせるよう
して載置し、該発光回路7を強制的に発光駆動すること
により近接伝送も行うことができる。また、同図(b)
に示すように上述の空間伝送も行うことができる。
【0094】ここで、例えば図14に示すようにビデオ
カメラ装置210から空間伝送した映像信号等をテレビ
ジョン受像機の受光ユニット211で受信し、発光ユニ
ット212から音声信号のみを空間伝送しコードスヘッ
ドホン213で受信する場合、上記ビデオカメラ装置2
10から空間伝送された音声信号が2.3MHZ及び
2.8MHZの帯域でFM変調されており、上記テレビ
ジョン受像機からコードスヘッドホン213に空間伝送
される音声信号が、同じく2.3MHZ及び2.8MH
Zの帯域でFM変調されていたとすると、この2つの音
声信号がビートの干渉を生じ、上記コードスヘッドホン
213で良好な音声の聴取が行えなくなってしまう。
【0095】なお、上記発光ユニット212としては、
図15(a)に示すようにトランスミッタと発光ユニッ
トが分離されているタイプのものや、同図(b)に示す
ようにトランスミッタと発光ユニットが一体で構成され
ているものが知られている。
【0096】このため、本発明の第4の実施例に係る映
像情報送信システムでは、例えば2種類の搬送波を用い
て音声信号をFM変調し、このうち指定された搬送波を
用いてFM変調した音声信号を選択的に伝送するように
した。
【0097】なお、この第4の実施例に係る映像情報送
信システムは、上記2種類の搬送波を用いて音声信号を
FM変調すること以外は、上述の第1〜第3の実施例に
係る映像情報送信システムと同じである。このため、こ
の第4の実施例の説明では、上記2種類の搬送波を用い
て音声信号のFM変調を行うことのみを説明し、他の部
分の詳細な説明は省略する。
【0098】すなわち、この第4の実施例に係る映像情
報送信システムのビデオカメラ装置1に設けられている
変調回路6の音声処理系は、図16に示すようになって
おり、上記記録再生系5からの左チャンネル用の音声信
号は入力端子120Lを介してプリエンファシス回路1
21Lに供給され、右チャンネル用の音声信号は入力端
子120Rを介してプリエンファシス回路121Rに供
給される。
【0099】上記プリエンファシス回路121Lは、上
記左チャンネル用の音声信号に高域強調処理を施し、こ
れをFM変調回路122Lに供給する。上記FM変調回
路122Lの搬送波は、該FM変調回路122Lに印加
される電圧に応じて可変されるようになっている。すな
わち、入力端子134を介して切り換えパルスが供給さ
れると、切り換えスイッチ132Lがオン制御され、上
記FM変調回路122Lに、抵抗130L及び抵抗13
1Lで分圧された電圧が印加される。また、上記切り換
えパルスが供給されないときには、切り換えスイッチ1
32Lがオフ制御され、上記抵抗130Lに応じた電圧
が上記FM変調回路122Lに印加される。
【0100】これにより、上記FM変調回路122L
は、例えば上記切り換えパルスが供給されたときには、
2.3MHZの搬送波を用いて上記左チャンネル用の音
声信号をFM変調し、また、上記切り換えパルスが供給
されないときには、図4に示す4.3MHZの搬送波を
用いて上記音声信号をFM変調する。このFM変調回路
122Lからの音声信号は、ローパスフィルタ123L
に供給される。
【0101】上記ローパスフィルタ123Lは、上記F
M変調回路122Lの高次高調波を除去し、これをロー
パスフィルタ124L及び切り換えスイッチ125の被
選択端子125bに供給する。上記ローパスフィルタ1
24Lは、上記ローパスフィルタ123Lからの音声信
号からさらに高次高調波を除去し、これを上記切り換え
スイッチ125の被選択端子125aに供給する。
【0102】上記切り換えスイッチ125には、上記入
力端子134を介して上記切り換えパルスが供給されて
おり、上記切り換えパルスが供給されたときには、選択
端子125cで上記被選択端子125bを選択する。こ
れにより、上記2.3MHZの搬送波でFM変調された
左チャンネル用の音声信号が、上記切り換えスイッチ1
25を介して加算器126に供給される。
【0103】また、上記切り換えスイッチ125は、上
記切り換えパルスが供給されないときには、選択端子1
25cで上記被選択端子125aを選択する。これによ
り、上記4.3MHZの搬送波でFM変調された左チャ
ンネル用の音声信号が、上記切り換えスイッチ125を
介して加算器126に供給される。
【0104】一方、 上記プリエンファシス回路121
Rは、上記右チャンネル用の音声信号に高域強調処理を
施し、これをFM変調回路122Rに供給する。上記F
M変調回路122Rの搬送波は、該FM変調回路122
Rに印加される電圧に応じて可変されるようになってい
る。すなわち、入力端子134を介して切り換えパルス
が供給されると、切り換えスイッチ132Rがオン制御
され、上記FM変調回路122Rに、抵抗130R及び
抵抗131Rで分圧された電圧が印加される。また、上
記切り換えパルスが供給されないときには、切り換えス
イッチ132Rがオフ制御され、上記抵抗130Rに応
じた電圧が上記FM変調回路122Rに印加される。
【0105】これにより、上記FM変調回路122R
は、例えば上記切り換えパルスが供給されたときには、
2.8MHZの搬送波を用いて上記右チャンネル用の音
声信号をFM変調し、また、上記切り換えパルスが供給
されないときには、図4に示す4.8MHZの搬送波を
用いて上記音声信号をFM変調する。このFM変調回路
122Rからの音声信号は、ローパスフィルタ123R
に供給される。
【0106】上記ローパスフィルタ123Rは、上記F
M変調回路122Rの高次高調波を除去し、これをロー
パスフィルタ124R及び切り換えスイッチ133の被
選択端子133bに供給する。上記ローパスフィルタ1
24Rは、上記ローパスフィルタ123Rからの音声信
号からさらに高次高調波を除去し、これを上記切り換え
スイッチ133の被選択端子133aに供給する。
【0107】上記切り換えスイッチ133には、上記入
力端子134を介して上記切り換えパルスが供給されて
おり、上記切り換えパルスが供給されたときには、選択
端子133cで上記被選択端子133bを選択する。こ
れにより、上記2.8MHZの搬送波でFM変調された
右チャンネル用の音声信号が、上記切り換えスイッチ1
33を介して加算器126に供給される。
【0108】また、上記切り換えスイッチ133は、上
記切り換えパルスが供給されないときには、選択端子1
33cで上記被選択端子133aを選択する。これによ
り、上記4.8MHZの搬送波でFM変調された右チャ
ンネル用の音声信号が、上記切り換えスイッチ133を
介して加算器126に供給される。
【0109】上記加算器126は、上記右チャンネル用
の音声信号及び上記左チャンネル用の音声信号を加算処
理し、これを加算器127に供給する。上記加算器12
7は、上記加算処理された音声信号と入力端子128を
介して供給される映像信号とを加算処理し、これを出力
端子129を介して上記図8に示すような空間伝送用の
発光部100に供給する。これにより、上記映像信号と
ともに2.3MHZ,2.8MHZの搬送波でFM変調
された音声信号、或いは、上記映像信号とともに4.3
MHZ,4.8MHZの搬送波でFM変調された音声信
号が空間伝送される。
【0110】ユーザは、上記切り換えパルスにより音声
信号がビートの干渉を生じない搬送波を選択することが
できる。このため、上記コードスヘッドホン213で良
好な音声の聴取を行うことができる。
【0111】次に、本発明の第5の実施例に係る映像情
報送信システムの説明をする。上述の第4の実施例の説
明では、上記各FM変調回路122L,122Rに印加
する電圧を切り換えパルスで可変制御することにより、
搬送波の切り換えを行うようにしたが、この第5の実施
例に係る映像情報送信システムは、図17に示すように
電圧可変型発振器(VCO)141に印加する電圧を可
変制御して搬送波の切り換えを行うようにした。
【0112】すなわち、この第5の実施例における上記
変調回路6の左チャンネルの音声処理系は、上記図17
に示すような構成となっており、入力端子140及び加
算器149を介してVCO141に、上記記録再生系5
からの左チャンネル用の音声信号が供給される。
【0113】上記VCO141は、上記左チャンネル用
の音声信号に応じた電圧で発振する。このVCO141
からの音声信号は、分周器143及びローパスフィルタ
142に供給される。
【0114】上記分周器143には、ユーザの切り換え
操作により、搬送波を上記2.3MHZ或いは4.3M
HZに切り換えるための切り換えパルスが入力端子14
4を介して供給されるようになっている。上記分周器1
43は、上記切り換えパルスに応じて上記VCO141
からの音声信号を分周し、これを比較器146に供給す
る。上記比較器146には、基準クロック発生回路14
7からの所定の周波数の基準クロックが供給されてい
る。上記比較器146は、上記基準クロックと上記分周
された音声信号の周波数とを比較し、この誤差分を示す
誤差信号をローパスフィルタ145を介して上記加算器
149に供給する。
【0115】上記加算器149は、上記左チャンネル用
の音声信号と上記誤差信号を加算処理し、この加算信号
を上記VCO141に供給する。上記VCO141は、
上記加算信号の電圧に応じて発振する。従って、上記切
り換えパルスにより指定した搬送波でFM変調した音声
信号を得ることができる。この音声信号は、ローパスフ
ィルタ142及び出力端子148を介して上記空間伝送
用の発光部100に供給され、空間伝送される。これに
より、上記ビートの干渉を防止して上記コードスヘッド
ホン213で良好な音声の聴取を行うことができる。
【0116】なお、この第5の実施例における上記変調
回路6の右チャンネルの音声処理系は、分周器が2.8
MHZ或いは4.8MHZの搬送波を得られるようにV
COからの音声信号を分周する以外は、上記図17に示
した左チャンネル用の音声処理系と同様の構成を有して
いるため、その説明は省略する。
【0117】次に、本発明の第6の実施例に係る映像情
報送信システムの説明をする。上述の第4の実施例の説
明では、上記各FM変調回路122L,122Rに印加
する電圧を切り換えパルスで可変制御することにより、
搬送波の切り換えを行うようにしたが、この第6の実施
例に係る映像情報送信システムは、図18に示すように
2.3MHZ,2.8MHZの搬送波でFM変調された
各チャンネルの音声信号に2MHZの搬送波を乗算処理
して4.3MHZ,4.8MHZの搬送波でFM変調さ
れた音声信号を形成するようにした。
【0118】すなわち、図18において、上記記録再生
系5からの各チャンネル用の音声信号は、それぞれ入力
端子150L,150Rを介してプリエンファシス回路
151L,151Rに供給される。
【0119】上記プリエンファシス回路151Lは、上
記左チャンネル用の音声信号に高域強調処理を施し、こ
れをFM変調回路152Lに供給する。上記FM変調回
路152Lは、上記左チャンネル用の音声信号を例えば
2.3MHZの搬送波でFM変調し、これをローパスフ
ィルタ153Lを介して加算器154に供給する。
【0120】一方、上記プリエンファシス回路151R
は、上記右チャンネル用の音声信号に高域強調処理を施
し、これをFM変調回路152Rに供給する。上記FM
変調回路152Rは、上記右チャンネル用の音声信号を
例えば2.8MHZの搬送波でFM変調し、これをロー
パスフィルタ153Rを介して上記加算器154に供給
する。
【0121】上記加算器154は、上記FM変調された
左チャンネル用の音声信号及び右チャンネル用の音声信
号を加算処理し、これを切り換えスイッチ158の被選
択端子158a及び乗算器155に供給する。
【0122】上記乗算器155には、発振器157から
の2MHZの搬送波が供給されており、この搬送波と上
記加算処理された音声信号とを乗算処理することによ
り、4.3MHZ及び4.8MHZの搬送波でFM変調
された音声信号を形成し、これをハイパスフィルタ15
6に供給する。
【0123】このような乗算処理を行うと、音声信号と
しては、上記4.3MHZ及び4.8MHZの搬送波で
FM変調された音声信号の他に、0.3MHZ及び0.
8MHZの搬送波でFM変調された音声信号が発生す
る。このため、上記ハイパスフィルタ156は、上記
0.3MHZ及び0.8MHZの搬送波でFM変調され
た音声信号をカットし、これを上記切り換えスイッチ1
58の被選択端子158bに供給する。
【0124】上記切り換えスイッチ158は、ユーザの
搬送波切り換え操作により、入力端子159を介して供
給される切り換えパルスにより切り換え制御されるよう
になっており、上記2.3MHZ及び2.8MHZでF
M変調された音声信号を選択する切り換えパルスが供給
された場合、選択端子158cで被選択端子158aを
選択し、上記4.3MHZ及び4.8MHZでFM変調
された音声信号を選択する切り換えパルスが供給された
場合、選択端子158cで被選択端子158bを選択す
る。この切り換えスイッチ158を介した音声信号は、
出力端子160を介して上記空間伝送用の発光部100
に供給され、空間伝送される。これにより、上記ビート
の干渉を防止して上記コードスヘッドホン213で良好
な音声の聴取を行うことができる。
【0125】なお、この第6の実施例に係る映像情報送
信システムにおいて、上記図18に示す各FM変調回路
152L,152Rにより、4.3MHZ,4.8MH
Zの搬送波でFM変調する構成としてもよい。この場
合、上記乗算器155で2MHZの搬送波が乗算処理さ
れることにより、4.3MHZ,4.8MHZの搬送波
でFM変調された音声信号の他に、2.3MHZ,2.
8MHZの搬送波でFM変調された音声信号、及び、
6.3MHZ,6.8MHZの搬送波でFM変調された
音声信号が形成されるため、上記ハイパスフィルタ15
6により上記6.3MHZ,6.8MHZの搬送波でF
M変調された音声信号をカットする構成とすればよい。
これにより、上記2.3MHZ,2.8MHZの搬送波
でFM変調された音声信号及び上記4.3MHZ,4.
8MHZの搬送波でFM変調された音声信号を切り換え
て出力することができる。
【0126】次に、本発明に係る第7の実施例に係る映
像情報送信システムの説明をする。この第7の実施例に
係る映像情報送信システムでは、図19に示すように
3.3MHZ,3.8MHZでFM変調した音声信号に
1MHZの搬送波を乗算し、2.3MHZ,2.8MH
ZでFM変調した音声信号及び4.3MHZ,4.8M
HZでFM変調した音声信号を形成し、これらを切り換
えて出力するようにした。
【0127】すなわち、図18において、上記記録再生
系5からの左チャンネル用の音声信号及び右チャンネル
用の音声信号は、それぞれ入力端子170Lを介してプ
リエンファシス回路171Lに供給され、入力端子17
0Rを介してプリエンファシス回路171Rに供給され
る。
【0128】上記プリエンファシス回路171Lは、上
記左チャンネル用の音声信号に高域強調処理を施し、こ
れをFM変調回路172Lに供給する。上記FM変調回
路172Lは、上記左チャンネル用の音声信号を3.3
MHZの搬送波でFM変調し、これをローパスフィルタ
174Lを介して加算器175に供給する。
【0129】また、上記プリエンファシス回路171R
は、上記右チャンネル用の音声信号に高域強調処理を施
し、これをFM変調回路172Rに供給する。上記FM
変調回路172Rは、上記右チャンネル用の音声信号を
3.3MHZの搬送波でFM変調し、これをローパスフ
ィルタ174Rを介して加算器175に供給する。
【0130】上記加算器175は、上記3.3MHZの
搬送波でFM変調された各チャンネル用の音声信号を加
算処理し、これを乗算器176に供給する。
【0131】上記乗算器176には、基準クロック発振
回路177からの1MHZの搬送波が供給されている。
上記乗算器176は、上記加算処理された音声信号と上
記1MHZの搬送波とを乗算処理して出力する。これに
より、2.3MHZ,2.8MHZの搬送波でFM変調
された各チャンネル用の音声信号と、4.3MHZ,
4.8MHZの搬送波でFM変調された各チャンネル用
の音声信号が形成される。この各音声信号は、それぞれ
ハイパスフィルタ178及びローパスフィルタ179に
供給される。
【0132】上記ハイパスフィルタ178は、4.3M
HZ〜4.8MHZの信号通過帯域を有しており、上記
乗算器176からの音声信号のうち、上記4.3MHZ
〜4.8MHZの搬送波でFM変調された音声信号を抽
出し、これを切り換えスイッチ180の被選択端子18
0aに供給する。
【0133】上記ローパスフィルタ179は、2.3M
HZ〜2.8MHZの信号通過帯域を有しており、上記
乗算器176からの音声信号のうち、上記2.3MHZ
〜2.8MHZの搬送波でFM変調された音声信号を抽
出し、これを切り換えスイッチ180の被選択端子18
0bに供給する。
【0134】上記切り換えスイッチ180は、ユーザが
搬送波の切り換え操作により切り換え制御されにように
なっており、ユーザが4.3MHZ〜4.8MHZの搬
送波を選択した場合、選択端子180cで上記被選択端
子180aを選択し、ユーザが2.3MHZ〜2.8M
HZの搬送波を選択した場合、選択端子180cで上記
被選択端子180bを選択する。これにより、上記4.
3MHZ〜4.8MHZの搬送波でFM変調された音声
信号、及び、2.3MHZ〜2.8MHZの搬送波でF
M変調された音声信号を切り換えて出力することができ
る。
【0135】この音声信号は、それぞれ出力端子181
を介して上記空間伝送用の発光部100に供給され、空
間伝送される。従って、上記ビートの干渉を防止して上
記コードスヘッドホン213で良好な音声の聴取を行う
ことができる。
【0136】このように搬送波が切り換えられてFM変
調された音声信号は、上記受光回路111で受光され
る。上記受光回路111の信号処理系は、図20に示す
ような構成となっており、上記各搬送波でFM変調され
た音声信号は、入力端子185を介して各バンドパスフ
ィルタ186〜189に供給される。
【0137】上記バンドパスフィルタ186の信号通過
帯域は、2.3MHZとなっており、上記各搬送波で変
調された音声信号のうち、2.3MHZの搬送波でFM
変調された左チャンネル用の音声信号を抽出し、これを
切り換えスイッチ193の被選択端子193aに供給す
るとともに、検出回路191に供給する。
【0138】また、上記バンドパスフィルタ187の信
号通過帯域は、4.3MHZとなっており、上記各搬送
波で変調された音声信号のうち、4.3MHZの搬送波
でFM変調された左チャンネル用の音声信号を抽出し、
これを切り換えスイッチ193の被選択端子193bに
供給するとともに、検出回路190に供給する。
【0139】また、上記バンドパスフィルタ188の信
号通過帯域は、2.8MHZとなっており、上記各搬送
波で変調された音声信号のうち、2.8MHZの搬送波
でFM変調された右チャンネル用の音声信号を抽出し、
これを切り換えスイッチ194の被選択端子194aに
供給する。
【0140】また、上記バンドパスフィルタ189の信
号通過帯域は、4.8MHZとなっており、上記各搬送
波で変調された音声信号のうち、4.8MHZの搬送波
でFM変調された右チャンネル用の音声信号を抽出し、
これを切り換えスイッチ194の被選択端子194bに
供給する。
【0141】上記検出回路190は、上記2.3MHZ
でFM変調された左チャンネル用の音声信号が供給され
るとハイレベルの信号を比較器192に供給し、上記検
出回路191は、上記4.3MHZでFM変調された左
チャンネル用の音声信号が供給されるとハイレベルの信
号を上記比較器192に供給する。
【0142】上記比較器192は、上記検出回路190
からハイレベルの信号が供給されると、選択端子193
cで被選択端子193aを選択するように上記切り換え
スイッチ193を切り換え制御し、選択端子194cで
被選択端子194aを選択するように上記切り換えスイ
ッチ194を切り換え制御するとともに、以下に説明す
るスイッチ198及びスイッチ201をオン制御する。
【0143】また、上記比較器192は、上記検出回路
190からローレベルの信号が供給されると、選択端子
193cで被選択端子193bを選択するように上記切
り換えスイッチ193を切り換え制御し、選択端子19
4cで被選択端子194bを選択するように上記切り換
えスイッチ194を切り換え制御するとともに、以下に
説明するスイッチ198及びスイッチ201をオフ制御
する。
【0144】上記各切り換えスイッチ193,194を
介した左チャンネル用の音声信号及び右チャンネル用の
音声信号は、それぞれリミット回路195,204に供
給される。上記リミット回路195,204は、それぞ
れ上記左チャンネル用の音声信号及び右チャンネル用の
音声信号のレベル制御を行い、これをFM復調回路19
6,205に供給する。
【0145】上述のように、上記スイッチ198及びス
イッチ201は、上記検出回路190で2.3MHZの
左チャンネル用の音声信号の供給が検出された場合はオ
ン制御される。このため、上記FM復調回路196は、
抵抗199,200で分圧された電圧でFM復調を行う
ことにより、2.3MHZの左チャンネル用の音声信号
を形成し、これをディエンファシス回路197及び出力
端子207を介して上記テレビジョン受像機の左スピー
カに供給する。これにより、上記2.3MHZでFM変
調された左チャンネル用の音声信号に応じた左音声出力
を得ることができる。
【0146】また、上記FM復調回路205は、抵抗2
02,203で分圧された電圧でFM復調を行うことに
より、2.8MHZの左チャンネル用の音声信号を形成
し、これをディエンファシス回路206及び出力端子2
08を介して上記テレビジョン受像機の右スピーカに供
給する。これにより、上記2.8MHZでFM変調され
た右チャンネル用の音声信号に応じた右音声出力を得る
ことができる。
【0147】また、上述のように、上記スイッチ198
及びスイッチ201は、上記検出回路191で4.3M
HZの左チャンネル用の音声信号の供給が検出された場
合はオン制御される。このため、上記FM復調回路19
6は、抵抗200に応じた電圧でFM復調を行うことに
より、4.3MHZの左チャンネル用の音声信号を形成
し、これをディエンファシス回路197及び出力端子2
07を介して上記テレビジョン受像機の左スピーカに供
給する。これにより、上記4.3MHZでFM変調され
た左チャンネル用の音声信号に応じた左音声出力を得る
ことができる。
【0148】また、上記FM復調回路205は、抵抗2
03に応じた電圧でFM復調を行うことにより、4.8
MHZの左チャンネル用の音声信号を形成し、これをデ
ィエンファシス回路206及び出力端子208を介して
上記テレビジョン受像機の右スピーカに供給する。これ
により、上記4.8MHZでFM変調された右チャンネ
ル用の音声信号に応じた右音声出力を得ることができ
る。
【0149】なお、このFM復調の例では、伝送されて
くる音声信号の搬送波を検出することとしたが、上記空
間伝送する際に、図21(a)に示す1MHZ〜2MH
Zの帯域を用い、同図(b)に示すように搬送波の周波
数を示すコードを付加し、これを上記FM変調された音
声信号とともに同図(c)に示すようにAM変調して伝
送するようにしてもよい。
【0150】これにより、例えば上記搬送波が2.3M
HZ,2.8MHZである場合(0,0)のコードをA
M変調して伝送し、上記搬送波が3.2MHZ,3.7
MHZである場合(0,1)のコードをAM変調して伝
送し、上記搬送波が4.3MHZ,4.8MHZである
場合(1,0)のコードをAM変調して伝送し、上記搬
送波が5.2MHZ,5.7MHZである場合(1,
1)のコードをAM変調して伝送することができる。従
って、復調側で上記コードを検出することにより、その
音声信号の搬送波を即座に検出することができる。
【0151】次に、本発明の第8の実施例に係る映像情
報送信システムの説明をする。上述の第3の実施例に係
る映像情報送信システムでは、上記近接伝送用の発光回
路7と空間伝送用の発光部100とを別々に設けること
としたが、この第8の実施例に係る映像情報送信システ
ムでは、図22(a)に示すようにビデオカメラ装置2
20のカメラレンズが設けられている正面部と対向する
背面部に3つの発光ダイオード222a〜222c及び
赤外線透過フィルタ223を設けるとともに、ステーシ
ョン221を側面から見て略々L字状の形状とし、上記
ビデオカメラ装置220を装着した場合において上記各
発光ダイオード222a〜222cと相対向する位置に
赤外線透過フィルタ224と受光回路225を設ける構
成とした。
【0152】このような第8の実施例に係る映像情報送
信システムにおいて、近接伝送を行う場合は、図22
(a)に示すように上記各発光ダイオード222a〜2
22cのうち、例えば発光ダイオード222b1つのみ
を点灯駆動する。これにより、上記発光ダイオード22
2bからの映像信号等が上記ステーション221側の受
光回路225で受信され、上記近接伝送を行うことがで
きる。
【0153】また、空間伝送を行う場合は、図22
(b)に示すようにビデオカメラ装置220をステーシ
ョン221から取り外し、上記各発光ダイオード222
a〜222cを上記図10に示したような受光回路11
1に向け、該各発光ダイオード222a〜222cを点
灯駆動する。これにより、上記各発光ダイオード222
a〜222cからの映像信号等が上記受光回路111で
受信され、上記空間伝送を行うことができる。
【0154】次に本発明の第9の実施例に係る映像情報
送信システムの説明をする。上述の第8の実施例に係る
映像情報送信システムでは、上記近接伝送用の発光部と
空間伝送用の発光部とをビデオカメラ装置220の背面
部に設けることとしたが、この第9の実施例に係る映像
情報送信システムでは、ステーション226は、第1の
実施例に係る映像情報送信システムのステーション2と
同じ構成とし、図23(a)に示すように第1〜第3の
発光ダイオード227a〜227cをビデオカメラ装置
225の底面部に設ける構成とした。
【0155】この第9の実施例に係る映像情報送信シス
テムにおいて、近接伝送を行う場合は、図23(a)に
示すように上記ビデオカメラ装置225をステーション
226に装着する。これにより、ビデオカメラ装置22
5の電源供給用の入力端子227がステーション226
の電源供給用の出力端子に合致し、上記第2の発光ダイ
オード227bのみが点灯可能に制御せれる。そして、
第2の発光ダイオード227bのみが点灯駆動され、赤
外線光に変換された映像信号等が赤外線透過フィルタ2
28,229を介して受光回路230で受光される。こ
れにより、近接伝送を行うことができる。
【0156】次に、空間伝送を行う場合、図23(b)
に示すように上記ステーション226に上記ビデオカメ
ラ装置225を立てて装着する。これにより、上記各発
光ダイオード227a〜227cが全て点灯可能な状態
に制御される。そして、上記各発光ダイオード227a
〜227cが全て点灯駆動され、赤外線光に変換された
映像信号等が赤外線透過フィルタ228を介して空間伝
送される。この映像信号等は、上記図10に示したよう
な受光回路111で受信される。これにより、空間伝送
を行うことができる。
【0157】なお、上述の第3〜第9の実施例の説明で
は、空間伝送を行う場合にビデオカメラ装置側から映像
信号等を伝送するようにしたが、これは、例えば図24
に示すように端子間伝送でビデオカメラ装置からステー
ションに映像信号等を伝送し、ステーション側が上記伝
送された映像信号等を赤外線光に変換して空間伝送する
ようにしてもよい。
【0158】また、図25に示すように、ビデオカメラ
装置からステーションに映像信号等を近接伝送し、ステ
ーション側が上記伝送された映像信号等を赤外線光に変
換して空間伝送するようにしてもよい。
【0159】また、上記ビデオカメラ装置及びステーシ
ョンは、テレビジョン受像機に映像信号等を空間伝送す
ることとしたが、これは、例えば図26(a)に示すよ
うにプロジェクタに空間伝送するようにしてもよいし、
同図(b)に示すように携帯ようビデオテープレコーダ
に空間伝送するようにしてもよいし、同図(c)に示す
ようにバイザートロンに空間伝送するようにしてもよい
し、同図(d)に示すようにモニタTV付きリモートコ
ントローラに空間伝送するようにしてもよい。
【0160】最後に、上述の各実施例の説明では、例え
ばFM変調のための搬送波が2.3MHZ,4.8MH
Z等のように具体的な数値をあげて説明したが、これ
は、より詳細に説明するために例示した数値に過ぎな
い。このため、本発明に係る映像情報送信システムは、
このような実施例に限定されることはなく、本発明に係
る技術的思想を逸脱しない範囲であれば種々の変更が可
能であることは勿論である。
【0161】
【発明の効果】本発明に係る映像情報送信システムは、
送信手段からの映像情報は、該送信手段を受信手段に装
着するだけの近接伝送により送信することができるた
め、該送信手段からの映像情報を例えばテレビジョン受
像機等に供給する場合に、該送信手段とテレビジョン受
像機とをケーブルで接続するような面倒な接続作業を省
略することができる。
【0162】また、上記送信手段に設けられている送信
部により、上記映像情報を微弱な赤外線信号に変換して
伝送するようにしているため、該映像情報を赤外線信号
に変換するための消費電力を削減することができる。ま
た、上記映像情報を微弱な赤外線信号に変換して伝送す
るようにしているため、例えば上記映像信号を発光ダイ
オード(LED)を用いて電気−光変換する場合、該L
EDを設ける数を削減することができ、構成の簡略化及
び部品点数の削減を通じてローコスト化を図ることがで
きる。
【0163】次に、本発明に係る映像情報送信システム
は、上記送信手段は、上記近接伝送用の近接伝送用送信
部の他に、映像情報を空間伝送用の強い赤外線信号に変
換して送信する空間伝送用送信部を有しているため、上
記映像情報の近距離伝送のみならず、該映像情報の遠距
離伝送も行うことができる。
【0164】また、上記空間伝送を行う際に、上記音声
信号を異なる搬送波で周波数変調し、この異なる搬送波
で周波数変調した音声信号のうち、所望の搬送波で周波
数変調した音声信号を選択的に送信することができるた
め、例えば上記空間伝送用送信部からの映像情報及び音
声情報をテレビジョン受像機に送信し、該テレビジョン
受像機側に設けられている受信部で上記映像情報及び音
声情報を受信し、該テレビジョン受像機から上記受信し
た音声情報を、受信部の設けられているヘッドホン装置
に空間伝送する場合、上記空間伝送用送信部から送信さ
れる音声情報の搬送波の帯域と、上記テレビジョン受像
機からヘッドホン装置に伝送される音声情報の搬送波の
帯域とを異ならせることができ、ビートの干渉を防止す
ることができ、良好な音声の聴取を可能とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る映像情報送信シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記第1の実施例に係る映像情報送信システム
を構成するビデオカメラ装置の底面部を示す図である。
【図3】上記第1の実施例に係る映像情報送信システム
を構成するビデオカメラ装置に設けられている変調回路
のブロック図である。
【図4】上記第1の実施例に係る映像情報送信システム
により伝送される映像信号及び音声信号の伝送帯域を説
明するための図である。
【図5】上記第1の実施例に係る映像情報送信システム
を構成するステーションに設けられている復調回路のブ
ロック図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る映像情報送信シス
テムのビデオカメラ装置に設けられている変調回路のブ
ロック図である。
【図7】上記第2の実施例に係る映像情報送信システム
を構成するステーションに設けられている復調回路のブ
ロック図である。
【図8】本発明の第3の実施例に係る映像情報送信シス
テムの構成を示す図である。
【図9】上記第3の実施例に係る映像情報送信システム
のビデオカメラ装置に設けられている第1,第2の発光
部の構成図である。
【図10】空間伝送される映像信号等を受信する受信部
をテレビジョン受像機に設けた場合の図である。
【図11】上記受信部の構成を示す図である。
【図12】上記受信部の他の構成を示す図である。
【図13】上記第3の実施例に係る映像情報送信システ
ムの使用状態を示す図である。
【図14】FM変調に使用した搬送波の違いにより生ず
る音声信号のビートの干渉を説明するための図である。
【図15】音声信号を光伝送するための光伝送装置を示
す図である。
【図16】本発明の第4の実施例に係る映像情報送信シ
ステムのビデオカメラ装置に設けられている変調回路の
音声信号処理系のブロック図である。
【図17】本発明の第5の実施例に係る映像情報送信シ
ステムのビデオカメラ装置に設けられている変調回路の
音声信号処理系のブロック図である。
【図18】本発明の第6の実施例に係る映像情報送信シ
ステムのビデオカメラ装置に設けられている変調回路の
音声信号処理系のブロック図である。
【図19】本発明の第7の実施例に係る映像情報送信シ
ステムのビデオカメラ装置に設けられている変調回路の
音声信号処理系のブロック図である。
【図20】FM変調を行う搬送波が切り換えられて空間
伝送された音声信号を受信してFM復調を行う受信回路
の音声処理系のブロック図である。説明するための図で
ある。
【図21】FM変調を行う搬送波毎にコードを付加して
音声信号とともに空間伝送する例を説明するための図で
ある。
【図22】本発明の第8の実施例に係る映像情報送信シ
ステムの構成を示す図である。
【図23】本発明の第9の実施例に係る映像情報送信シ
ステムの構成を示す図である。
【図24】本発明に係る映像情報送信システムの他の変
形例を説明するための図である。
【図25】本発明に係る映像情報送信システムの他の変
形例を説明するための図である。
【図26】本発明に係る映像情報送信システムの他の変
形例を説明するための図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・・・・・ビデオカメラ装置 1a・・・・・・・・・・・・・・・ビデオカメラ装置
の底面部 2・・・・・・・・・・・・・・・・ステーション 3・・・・・・・・・・・・・・・・CCDイメージセ
ンサ 4・・・・・・・・・・・・・・・・マイクロホンユニ
ット 5・・・・・・・・・・・・・・・・記録再生系 6・・・・・・・・・・・・・・・・変調回路 7・・・・・・・・・・・・・・・・発光回路 8・・・・・・・・・・・・・・・・三脚用の螺子孔 9・・・・・・・・・・・・・・・・接続検出回路 10,12・・・・・・・・・・・・赤外線透過フィル
タ 13・・・・・・・・・・・・・・・受光回路 14・・・・・・・・・・・・・・・復調回路 15V,16V・・・・・・・・・・映像出力端子 15L,16L・・・・・・・・・・左音声出力端子 15R,16R・・・・・・・・・・右音声出力端子
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/22 10/00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像情報を微弱な赤外線信号に変換して
    送信する近接伝送用送信部と、上記近接伝送用送信部が
    所定の位置となるように位置制御を行う第1の位置制御
    部と、上記第1の位置制御部により上記近接伝送用送信
    部が所定の位置となるように位置制御されると上記赤外
    線信号に変換された映像情報が送信されるように上記近
    接伝送用送信部を制御する送信制御手段とからなる送信
    手段と、 上記第1の位置制御部に合致して上記送信手段を位置制
    御する第2の位置制御部と、上記第1,第2の位置制御
    部により位置制御された送信手段の上記近接伝送用送信
    部の近傍に設けられ、該近接伝送用送信部から送信され
    る上記赤外線信号を受信して映像情報を再生して出力す
    る受信部とからなる受信手段とを有することを特徴とす
    る映像情報送信システム。
  2. 【請求項2】 上記送信手段は、映像情報を空間伝送用
    の強い赤外線信号に変換して送信する空間伝送用送信部
    を有することを特徴とする請求項1記載の映像情報送信
    システム。
  3. 【請求項3】 上記空間伝送用送信部は、音声情報を複
    数の周波数の搬送波により周波数変調し、この複数の周
    波数の搬送波により周波数変調された音声情報のうち、
    指定された周波数の搬送波で周波数変調した音声情報を
    空間伝送用の強い赤外線信号に変換して送信する音声送
    信部を有することを特徴とする請求項2記載の映像情報
    送信システム。
JP5300707A 1993-11-30 1993-11-30 映像情報送信システム Withdrawn JPH07154780A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5300707A JPH07154780A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 映像情報送信システム

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