JPH07154015A - レーザダイオード駆動回路 - Google Patents

レーザダイオード駆動回路

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JPH07154015A
JPH07154015A JP5301645A JP30164593A JPH07154015A JP H07154015 A JPH07154015 A JP H07154015A JP 5301645 A JP5301645 A JP 5301645A JP 30164593 A JP30164593 A JP 30164593A JP H07154015 A JPH07154015 A JP H07154015A
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JP
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delay
laser diode
signal
time
inversion
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JP5301645A
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English (en)
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Hiromitsu Horie
拓光 堀江
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/04Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping, e.g. by electron beams
    • H01S5/042Electrical excitation ; Circuits therefor

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発光パワーのオーバシュートを除去し、か
つ、レーザダイオードの発光時間を設定時間に等しくす
る。 【構成】 反転部102においてレーザダイオード駆動
信号LDSの極性を反転し、遅延部103において極性
反転に要する時間分、レーザダイオード駆動信号LDS
を遅延し、反転信号*LDSと遅延信号LDDにより第
1、第2のスイッチング素子104、105の導通度を
差動的に制御する。そして、第1のスイッチング素子が
導通(オン)、第2のスイッチング素子が非導通(オ
フ)の時、駆動電流Idをレーザダイオード101に流
して発光させ、第1のスイッチング素子がオフ、第2の
スイッチング素子がオンの時、インピーダンス素子10
6に電流を流し、駆動電流Id=0としてレーザダイオ
ードを消光させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザダイオード駆動回
路に係わり、特に、発光パワーのオーバシュートをなく
せ、しかも、発光時間を設定時間と等しくできるレーザ
ダイオード駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザダイオードは電子写真式プリンタ
の像形成用光源として、あるいは光通信における光送信
機の光源として、その他種々の分野で利用されている。
図9はレーザダイオード駆動回路の構成図である。3a
はレーザダイオード、11はレーザダイオード発光信号
(レーザダイオード駆動信号)LDSの極性を反転する
インバータ、12は反転信号*LDSによりオン・オフ
するNPNの第1のスイッチングトランジスタ、13は
レーザダイオード発光信号LDSにより、スイッチング
トランジスタ12と差動的にオン・オフする第2のスイ
ッチングトランジスタ、14はレーザダイオード3aと
ほぼ等価なインピーダンス特性を備えたインピーダンス
素子、15はレーザダイオード3a及びインピーダンス
素子14に電流を供給する定電流源、16、17は抵抗
である。レーザダイオード3aは第1のスイッチングト
ランジスタ12のコレクタと定電流源15間に設けら
れ、インピーダンス素子14は第2のスイッチングトラ
ンジスタ13のコレクタと定電流源15間に設けられて
いる。
【0003】レーザダイオード駆動回路は以上のように
差動構成になっており、各トランジスタ12,13を流
れる電流Id,Iiの和が一定となるように制御され
る。すなわち、レーザダイオード3aを発光すべくレー
ザダイオード発光信号LDSをロ−レベルにすると、第
1のスイッチングトランジスタ12が導通し、第2のス
イッチングトランジスタ13が非導通となる。この結
果、レーザダイオード3aに駆動電流Idが流れ、電流
Iiが零となり、レーザダイオードは発光する。又、レ
ーザダイオード3aを消光すべくレーザダイオード発光
信号LDSをハイレベルにすると、第1のスイッチング
トランジスタ12が非導通となり、第2のスイッチング
トランジスタ13が導通する。この結果、インピーダン
ス素子14に電流Iiが流れ、レーザダイオード駆動電
流Id=0となって消光する。この場合、駆動電流Id
の立上り時にオーバシュートしようとするが、インピー
ダンス素子側がアンダーシュートしようとして互いに相
殺され、オーバシュートのない駆動電流波形が得られ
る。このように差動構成とすることにより、差動構成と
しないレーザダイオード駆動回路において生じていた駆
動電流のオーバシュート、アンダーシュートをなくすこ
とができ、安定した発光量を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のレー
ザダイオード駆動回路ではインバータ11でレーザダイ
オード発光信号LDSを反転し、互いに相補的な信号L
DS,*LDSにより2つのスイッチングトランジスタ
12,13を差動的にオン・オフ制御している。しか
し、極性反転に時間を要するため、反転信号*LDSに
時間遅れが生じ、この遅延時間のために電流切り換えの
タイミング、すなわち第1、第2のトランジスタのスイ
ッチングのタイミングがずれる。そして、このタイミン
グのずれにより差動機能が十分に働かなくなり駆動電流
Idにオーバシュートが生じ、結果的に発光パワーにオ
ーバシュートを生じる。又、このスイッチングのタイミ
ングのずれにより、発光時間が設定時間より短くなりト
ータル的に所望の発光パワーが得られなくなる。
【0005】図10は発光時間が短くなることを説明す
るためのレーザダイオード駆動回路の各部信号波形図で
ある。反転信号*LDSはレーザダイオード発光信号L
DSの立上りあるいは立ち下がり時刻から所定時間td
遅れて立ち下がり、あるいは立上がる。レーザダイオー
ド3aには、第1のスイッチングトランジスタ12のみ
が導通している時、発光に必要な駆動電流Idが流れ
る。従って、レーザダイオード3aは反転信号*LDS
の立上りにより発光を開始し、LD発光信号LDSの立
上りにより消光する。この結果、発光時間は(T−t
d)となり設定時間Tより遅延時間tdだけ短くなる。
以上から本発明の目的は、第1、第2のスイッチング素
子におけるオン・オフ(スイッチング)のタイミングを
一致させることができるレーザダイオード駆動回路を提
供することである。本発明の第2の目的は、発光パワー
にオーバシュートが生じることがなく、しかもレーザダ
イオードの発光時間を設定時間に等しくできるレーザダ
イオード駆動回路を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。101はレーザダイオード、102はレーザ
ダイオード駆動信号の極性を反転する反転部、103は
レーザダイオード発光信号(レーザダイオード駆動信
号)LDSを遅延する遅延部、104はレーザダイオー
ドが接続され、反転信号*LDSにより導通を制御され
る第1のスイッチング素子、105は遅延信号LDDに
より第1のスイッチング素子と差動的に導通を制御され
る第2のスイッチング素子、106は第2のスイッチン
グ素子に接続されたインピーダンス素子、107はレー
ザダイオード及びインピーダンス素子に電流を供給する
定電流源である。
【0007】
【作用】反転部102においてレーザダイオード駆動信
号LDSの極性を反転し、遅延部103において極性反
転に要する時間分、レーザダイオード駆動信号LDSを
遅延し、反転信号*LDSと遅延信号LDDにより第
1、第2のスイッチング素子104、105の導通を差
動的に制御する。そして、第1のスイッチング素子が導
通(オン)、第2のスイッチング素子が非導通(オフ)
の時は、駆動電流Idをレーザダイオード101に流し
て発光し、第1のスイッチング素子がオフ、第2のスイ
ッチング素子がオンの時は、インピーダンス素子106
に電流を流し、駆動電流Id=0としてレーザダイオー
ドを消光する。このように、遅延部を設け、反転信号の
立上り、立ち下がり時刻と遅延信号の立ち下がり、立上
り時刻を同じにし、該反転信号と遅延信号とで第1、第
2のスイッチング素子をオン・オフ制御すれば駆動電流
にオーバシュートが発生せず、従って発光パワーにオー
バシュートが発生せず、しかもレーザダイオードの発光
時間を設定時間に等しくできる。
【0008】尚、遅延部103は例えば、種々の遅延時
間を設定するための複数の遅延素子と、遅延時間が反転
時間と等しくなる遅延素子出力を遅延信号LDDとして
選択する選択部とで構成する。この場合、反転素子の反
転時間を測定する反転時間測定部を設け、選択部で反転
時間に基づいて所定の遅延素子出力を遅延信号として出
力するようにすれば、自動的に反転信号の立上り、立ち
下がり時刻と遅延信号の立ち下がり、立上り時刻を同じ
にできる。
【0009】
【実施例】
(a) 本発明の第1の実施例 図2は本発明の第1の実施例であるレーザダイオード駆
動回路の構成図である。図中、101はレーザダイオー
ド、102はレーザダイオード発光信号LDSの極性を
反転するインバータ等の反転部、103はレーザダイオ
ード発光信号LDSを遅延する非反転素子、104はレ
ーザダイオードが接続され、反転信号*LDSにより導
通を制御されるNPNの第1のスイッチングトランジス
タ、105は遅延信号LDDにより第1のスイッチング
素子と差動的に導通を制御されるNPNの第2のスイッ
チングトランジスタ、106は第2のスイッチングトラ
ンジスタに接続され、レーザダイオード101とほぼ等
価なインピーダンス特性を備えたインピーダンス素子、
107はレーザダイオード及びインピーダンス素子に電
流を供給する定電流源、108,109は抵抗である。
レーザダイオード101は第1のスイッチングトランジ
スタ104のコレクタと定電流源107間に設けられ、
インピーダンス素子106は第2のスイッチングトラン
ジスタ105のコレクタと定電流源107間に設けられ
ている。
【0010】非反転素子103はバッファアンプ等で構
成され、反転部102の反転に要する時間分レーザダイ
オード発光信号LDSを遅延するようになっている。電
子写真式プリンタの制御部(図示せず)から印刷画像に
応じてオン・オフ変調されたレーザダイオード発光信号
(LD発光信号)LDSが発生すると、反転部102は
該LD発光信号LDSの極性を反転し、又、遅延部10
3はLD発光信号を所定時間遅延する。この結果、反転
信号*LDSの立上り、立ち下がり時刻と遅延信号LD
Dの立ち下がり、立上り時刻が略同じになる。反転信号
*LDSにより第1のスイッチングトランジスタ104
がオンすると、第2のスイッチングトランジスタ105
は遅延信号LDDにより同時にオフする。この結果、駆
動電流Idの立上り時にオーバシュートしようとする
が、インピーダンス素子側の電流Iiがアンダーシュー
トしようとして互いに相殺され、オーバシュートのない
駆動電流波形が得られ、この駆動電流Idによりレーザ
ダイオード101は発光する。
【0011】かかる状態で、反転信号*LDSにより第
1のスイッチングトランジスタ104がオフすると、第
2のスイッチングトランジスタ105は遅延信号LDD
により同時にオンし、電流源107からの電流はインピ
ーダンス素子106に流れ、駆動電流Idは零となって
レーザダイオード101は消光する。以上のように、第
1の実施例では非反転素子で構成した遅延部を設け、反
転信号の立上り、立ち下がり時刻と遅延信号の立ち下が
り、立上り時刻を略同じにし、該反転信号と遅延信号と
で第1、第2のスイッチングトランジスタ104,10
5をオン・オフ制御するようにしたから、駆動電流Id
にオーバシュートが発生せず、従って発光パワーにオー
バシュートが発生せず、しかもレーザダイオードの発光
時間を設定時間に略等しくできる。ところで、反転素子
102と非反転素子とでは、素子のバラツキ、その他の
理由により数ナノ秒〜10数ナノ秒の遅延時間差が存在
することがある。かかる場合には、正確に、反転信号*
LDSの立上り、立ち下がり時刻と遅延信号LDDの立
ち下がり、立上り時刻を一致させることができず、オー
バシュートの抑圧が不十分となり、又、発光時間を正確
に設定時間に等しくできなくなる。
【0012】図3は第1実施例における発光時間を説明
するための各部の信号波形図であり、立上り、立ち下が
り時刻の差が明確になるように若干誇張して示してい
る。反転部(反転素子)102では時間td遅延し、非
反転素子103では時間td′(<td)遅延する。こ
の結果、反転信号*LDSの立上り、立ち下がり時刻と
遅延信号LDDの立ち下がり、立上り時刻に時間(td
−td′)の差が生じる。さて、レーザダイオード10
1には、第1のスイッチングトランジスタ104のみが
導通している時、発光に必要な駆動電流Idが流れる。
従って、レーザダイオード101は反転信号*LDSの
立上りにより発光を開始し、遅延信号LDDの立上りに
より消光する。この結果、発光時間は{T−(td−t
d′)}となり設定時間Tより遅延時間差(td−t
d′)だけ短くなる。尚、図9の従来例に比べると発光
時間は遅延時間td′改善されている。
【0013】(b) 本発明の第2の実施例 図4は本発明の第2の実施例であるレーザダイオード駆
動回路の構成図であり、図2の第1の実施例と同一相当
部分には同一符号を付している。第1の実施例と異なる
点は、非反転素子103に代えて遅延時間可変の遅延部
121を設けた点である。図5は遅延部121の構成図
であり、(a)は遅延素子として複数の遅延線(インダクタ
ンス素子)を用いた例、(b)は遅延素子として複数の非反
転素子を用いた例である。図5(a)において、121a
は複数の遅延時間を設定する遅延時間設定部、121b
はセレクタ、121cは遅延時間が反転素子102の反
転時間tdと等しい遅延素子出力をセレクタにより選択
させ、遅延信号LDDとして出力させる遅延時間選択指
示部である。遅延時間設定部121aは種々の遅延時間
を設定する複数の遅延素子(遅延線あるいはインダクタ
ンス素子)DL1〜DLnを並列に配置し、各遅延素子
の一端を共通にLD発光信号入力部に接続し、他端をセ
レクタ121bに接続して構成されている。
【0014】予め、反転素子102における反転時間t
dを測定する。そして、LD発光信号LDSと遅延信号
LDD間の遅延時間td′がtdと等しくなるような遅
延素子DLiを決定し、遅延時間選択指示部121cよ
り該遅延素子DLiの選択を指示する。セレクタ121
bは指示された遅延素子出力を遅延信号LDDとして出
力する。尚、セレクタ121bや遅延時間選択指示部1
21cを用いず、所定の遅延時間が得られる遅延素子D
Liの出力端子と遅延信号出力端子間のみを配線するよ
うに構成することもできる。又、各遅延素子の出力端子
を遅延信号出力端子と接続しておき、所望の遅延素子以
外の接続を切断するように構成することもできる。
【0015】図5(b)において、121a′は複数の遅
延時間を設定する遅延時間設定部、121bはセレク
タ、121cは遅延時間が反転素子102の反転時間t
dと等しい遅延素子出力をセレクタにより選択させ、遅
延信号LDDとして出力させる遅延時間選択指示部であ
る。遅延時間設定部121a′は種々の遅延時間を設定
する複数の非反転素子B1〜Bnを直列に接続し、先頭
の非反転素子B1にLD発光信号LDSを入力し、各非
反転素子の出力部をセレクタ121bに接続して構成さ
れている。(a)と同様に、予め、反転素子102におけ
る反転時間tdを測定する。そして、LD発光信号LD
Sと遅延信号LDD間の遅延時間td′がtdと等しく
なるような非反転素子Biを決定し、遅延時間選択指示
部121cにより該遅延素子出力の選択をセレクタ12
1bに指示させる。これにより、セレクタ121bは指
示された非反転素子Biの出力を遅延信号LDDとして
出力する。以上のように遅延部121を構成すれば、正
確に、反転信号*LDSの立上り、立ち下がり時刻と遅
延信号LDDの立ち下がり、立上り時刻を同じにできる
ため、駆動電流Idにオーバシュートが発生せず、従っ
て発光パワーにオーバシュートが生じず、しかもレーザ
ダイオードの発光時間を設定時間に等しくできる。
【0016】(c) 第3の実施例 図4は本発明の第3の実施例であるレーザダイオード駆
動回路の構成図であり、第2の実施例と同一部分には同
一符号を付している。図中、121は図5に示す構成を
備えた遅延部、122は反転素子102の反転に要する
遅延時間(反転時間)tdを測定する遅延時間測定部で
ある。遅延時間測定部122は反転素子102の反転時
間(反転遅延時間)tdを測定し、測定した遅延時間t
dを遅延部121の遅延時間選択指示部121cに入力
する。遅延時間選択指示部121cは反転遅延時間td
に応じた遅延素子出力を決定し、該遅延素子出力を選択
するようにセレクタ121bに選択信号を入力する。セ
レクタ121bは選択信号に基づいて所定の遅延素子出
力を選択し、該遅延素子出力を遅延信号TDDとして出
力する。以上のようにすれば、自動的に反転時間tdと
遅延部121の遅延時間td′を等しくでき、素子のバ
ラツキや経年変化による反転時間の変化に対応できる。
【0017】以上の説明では、スイッチング素子として
NPNトランジスタを用いた例を示したが、PNPトラ
ンジスタ、FET、その他のスイッチング素子を用いる
ことができる。又、以上では、LD発光信号LDSがロ
ーレベルの時、レーザダイオードに駆動電流Idを流す
ものとして説明したがハイレベルの時に駆動電流を流す
ように構成することもできる。かかる場合には、第1〜
第3の実施例においてレーザダイオード101とインピ
ーダンス素子106の位置を入れ替える。
【0018】(d) 本発明を適用した電子写真式プリンタ 図7は露光源としてレーザ光を用い該レーザを印刷情報
によりオン・オフ変調して感光ドラム表面にドットイメ
ージの静電潜像を形成する電子写真式プリンタの全体構
成図である。図中、1は光導電体(感光体)を表面に有
する感光ドラムで、A矢印方向に一定速度で回転するも
の、2は感光ドラム表面を一様に帯電する前帯電器、3
は感光ドラム上に光学像を照射して静電潜像を形成する
露光用の光学ユニット、4は静電潜像に対応したトナー
像を形成する現像ユニットで、トナー供給部4a、現像
部4bを備えている。5はトナー像を用紙CPに転写す
る転写帯電器、6は光を照射して感光ドラム上の帯電荷
を除去する光除電器、7は感光ドラム上に残留するトナ
ーを除去・清掃するクリーナで、ブラシ7a,ブレード
7bを備えている。8、9は用紙搬送用のローラ、10
は用紙に転写されたトナー像を定着させる定着部であ
り、例えば熱定着ローラ10a等で構成されている。用
紙CPは図示しない右方のホッパーから1枚づつ繰り出
され、矢印B方向に搬送され、転写帯電器5、定着部1
0を介して左方の図示しないスタッカーに排出される。
【0019】前帯電器2により一様に例えばプラス帯電
された感光ドラム1表面に光学像を照射すると光があた
った部分の電荷が抜け、静電潜像が形成される。つい
で、現像ユニット部3において、所定の現像電圧でバイ
アスされたマグネットロール(現像ロール)MGRを回
転してプラス帯電したトナーを感光ドラム表面に擦り付
けると該トナ−は静電潜像上に移動してトナー像が形成
される。しかる後、転写帯電器5でトナー像の帯電電位
と逆極性(マイナス)の電位でコロナ放電を用紙CPの
裏面から行えばトナー像は用紙CPに転写される。転写
帯電器5でトナー像を転写された用紙CPは搬送されて
定着部10に到り、ここで熱定着されて左方の図示しな
いスタッカーに排出される。又、トナー像が用紙に転写
された後、感光ドラム1は更に回転し、光除電器6で除
電され、クリーナ7で残留トナーを除去され、次の静電
潜像の形成に備えられる。
【0020】図8は露光用光学ユニット3の構成図であ
り、100は本発明のレーザダイオード駆動回路、10
1aはレーザダイオード、200はページ毎に印刷情報
(文字コード等)をドットイメージの画像に展開し、該
ドットイメージの画像データに基づいてレーザをオン・
オフ変調するレーザダイオード発光信号LDSを出力す
る発光信号発生部である。301はコリメートレンズ、
302はレーザ光を感光ドラム1の長手方向(C矢印方
向)に走査させるポリゴンミラー、303はF−θレン
ズ(結像レンズ)、304はポリゴンミラーを一定速度
で回転するスピンドルモータである。発光信号発生部2
00よりドットイメージの画像データに基づいてレーザ
の走査と同期してレーザダイオード発光信号LDSを出
力する。レーザダイオード駆動回路100はレーザダイ
オード発光信号LDSに基づいてレーザダイオード10
1aをオン・オフ制御してレーザ光をオン・オフ変調す
る。
【0021】オン・オフ変調されたレ−ザ光はコリメー
トレンズ301を介してポリゴンミラー302に到る。
ポリゴンミラー302はスピンドルモータ304により
一定速度で回転しているから、入射レーザ光をF−θレ
ンズ303を介して感光ドラム1の長手方向に繰返し移
動させる。従って、感光ドラム1をA矢印方向に回転さ
せながら、ドットイメージの画像データによりオン・オ
フ変調されたレーザ光をドラム長手方向に走査させれ
ば、ドットイメージの光学像が照射されたことになり、
感光ドラム表面にドットイメージの静電潜像が形成され
る。以上のように、本発明のレーザダイオード駆動回路
で電子写真式プリンタのレーザ光をオン・オフ変調する
と、600dpi(ドット/インチ)の高品質の印字が
可能となる。以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々
の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するもので
はない。
【0022】
【発明の効果】以上本発明によれば、遅延部を設け、反
転信号の立上り、立ち下がり時刻と遅延信号の立ち下が
り、立上り時刻を同じにし、該反転信号と遅延信号とで
第1、第2のスイッチング素子を差動的にオン・オフ制
御するようにしたから、駆動電流にオーバシュートが発
生せず、従って発光パワーにオーバシュートが発生せ
ず、しかもレーザダイオードの発光時間を設定時間と等
しくできる。又、本発明によれば、遅延時間を設定する
複数の遅延素子と、遅延時間が反転時間と等しくなる遅
延素子出力を遅延信号として選択する選択部により遅延
部を構成したから、正確に遅延時間を反転時間に一致さ
せることができ、確実に発光パワーのオーバシュートを
除去でき、しかも、正確にレーザダイオードの発光時間
を設定時間と一致させることができる。更に、本発明に
よれば、反転素子の反転時間を測定する反転時間測定部
を設け、該反転時間に基づいて所定の遅延素子出力を遅
延信号として出力するように構成したから、自動的に遅
延部の遅延時間を反転時間に一致させることができ、素
子のバラツキや経年変化による反転時間の変化に対応す
ることができる。又、本発明のレーザダイオード駆動回
路で電子写真式プリンタのレーザ光をオン・オフ変調す
ると、600dpi(ドット/インチ)の高品質の印字
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1実施例であるレーザダイオード駆
動回路の構成図である。
【図3】第1実施例の各部の信号波形図である。
【図4】本発明の第2実施例であるレーザダイオード駆
動回路の構成図である。
【図5】遅延部の構成図である。
【図6】本発明の第3実施例であるレーザダイオード駆
動回路の構成図である。
【図7】電子写真式プリンタの全体構成図である。
【図8】本発明を適用した露光用の光学ユニットの構成
図である。
【図9】従来のレーザダイオード駆動回路の構成図であ
る。
【図10】従来のレーザダイオード駆動回路の動作説明
用の波形図である。
【符号の説明】
101・・レーザダイオード 102・・反転部 103・・遅延部 104・・第1のスイッチング素子 105・・第2のスイッチング素子 106・・インピーダンス素子 107・・定電流源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザダイオード駆動信号の極性を反転
    する反転部と、 レーザダイオード駆動信号を遅延する遅延部と、 レーザダイオードが接続され、反転信号と遅延信号のう
    ち一方の信号により導通を制御される第1のスイッチン
    グ素子と、 反転信号と遅延信号のうち他方の信号により、前記第1
    のスイッチング素子と差動的に導通を制御される第2の
    スイッチング素子と、 第2のスイッチング素子に接続されたインピーダンス素
    子と、 レーザダイオード及びインピーダンス素子に電流を供給
    する電流源とを備えたレーザダイオード駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記遅延部は遅延時間を設定する複数の
    遅延素子と、遅延時間が前記反転時間と等しくなる遅延
    素子出力を遅延信号として選択する選択部を備えた請求
    項1記載のレーザダイオード駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記遅延素子は遅延線である請求項2記
    載のレーザダイオード駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記遅延素子は非反転素子であり、非反
    転素子を直列に接続し、各非反転素子から遅延信号を前
    記選択部に入力する請求項2記載のレーザダイオード駆
    動回路。
  5. 【請求項5】 前記反転素子の反転時間を測定する反転
    時間測定部を備え、 前記選択部は反転時間に基づいて所定の遅延素子出力を
    遅延信号として出力する請求項2記載のレーザダイオー
    ド駆動回路。
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