JPH07153554A - 発熱装置 - Google Patents

発熱装置

Info

Publication number
JPH07153554A
JPH07153554A JP29985493A JP29985493A JPH07153554A JP H07153554 A JPH07153554 A JP H07153554A JP 29985493 A JP29985493 A JP 29985493A JP 29985493 A JP29985493 A JP 29985493A JP H07153554 A JPH07153554 A JP H07153554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
radiator
hollow
generating device
ptc heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29985493A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kaimoto
隆 貝本
Kazuo Ariki
一夫 有木
Osamu Nakano
修 中野
Kenichiro Niimi
健一郎 新美
Akio Mitomo
明夫 三友
Teruo Abe
輝男 阿部
Fumimasa Anami
文政 阿南
Masanobu Hachimure
正信 八牟礼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu Electric Power Co Inc
Nippon Tungsten Co Ltd
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Kyushu Electric Power Co Inc
Nippon Tungsten Co Ltd
Hitachi Home Tech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyushu Electric Power Co Inc, Nippon Tungsten Co Ltd, Hitachi Home Tech Ltd filed Critical Kyushu Electric Power Co Inc
Priority to JP29985493A priority Critical patent/JPH07153554A/ja
Publication of JPH07153554A publication Critical patent/JPH07153554A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 床暖房等に使用するPTCヒータによる発熱
装置を低コストで提供する。 【構成】 主たる放熱面側に空隙部形成用凹部を持つ中
空の放熱体(2)内に、PTCヒータ(1)を、耐熱電
気絶縁材(3)を介し当該中空の放熱体(2)の主たる
放熱面の内側面へバネ(8)等の機械的圧力で圧着し、
さらには、PTCヒータ(1)の電極を片面からのみ電
源と接続できるようにし、かつ当該電極と接続する電極
板をバネ性と導電性を兼ね備えた材料で構成した発熱装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主に床下の根太間に設置
し、床暖房等に使用する、PTCヒータ(正特性サーミ
スタ発熱体)を用いた発熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のPTCヒータを用いた発熱装置に
おいて、例えば実公昭45−32202号公報に記載さ
れているように、PTCヒータ素子からの熱を有効に放
熱させるため、平板状あるいは平板を折り曲げた例えば
アルミ板等の放熱板に耐熱電気絶縁材を介してPTCヒ
ータを固着する方法が採られていた。
【0003】前述のような方法では、床下の根太間に床
暖房用に設置する長尺(たとえば長さ1700mm幅2
50mm)の発熱装置をPTCヒータで製作するとき、
複数のPTCヒータを一定の取付けピッチで平板状のア
ルミ板等の放熱板に耐熱電気絶縁材を介して連続的に配
置固定することは、構造が複雑になり組立に多くの時間
を要し価格的にも限界があった。
【0004】実開昭63−192695号公報には、角
筒状の中空金属体の内部に、複数のPTC素子を配設す
るに際し、PTC素子の一面が中空金属体の内面に圧接
するようにPTC素子の他面をバネ端子の屈曲部で押圧
した発熱装置が開示されている。
【0005】実開平4−119989号公報には、PT
C素子を給電用電極層を内側にして絶縁板で挟み込み、
これらの部材をバネ部材により筒状ケース内で弾性的に
保持した発熱装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
実開昭63−192695号公報に記載されたものは、
外側の中空金属体がPTCヒータと絶縁されておらず、
電極板自体が固定用のバネとなっているため、感電のお
それがあり、使用範囲に制限が生じる。
【0007】また、実開平4−119989号公報に記
載されたものは、特にPTC素子の間隔が大きい場合、
バネの当たりが悪くなりやすく、電気的接触不良が生じ
やすいという問題が生じる。
【0008】本発明が解決すべき課題は、長尺形状の床
暖房用に適したPTCヒータユニットを簡単な合理的構
造にし、組立も簡素化し、できるだけ低価格でかつ床下
の塵埃の多い高湿度の空気から保護するため気密封止性
に優れた構造とし、さらには温度分布が均一な発熱装置
を提供することにある。
【0009】さらに本発明の他の課題は、絶縁性に優
れ、かつ電気的接触不良が生じにくい発熱装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の発熱装置は、前
記課題を解決するため、主たる放熱面側に空隙部形成用
凹部を持つ中空の放熱体(一体又は組み合わせて中空に
なる放熱体)内に、PTCヒータを耐熱電気絶縁材を介
し当該中空の放熱体の主たる放熱面の内側面へバネ等の
機械的圧力で圧着したものである。
【0011】またもう一つの解決手段として、中空の放
熱体の主たる放熱面側にPTCヒータを圧着装着する構
成において、PTCヒータの電極を片面からのみ電源と
接続できるようにし、かつ当該電極と接続する電極板を
バネ性と導電性を兼ね備えた材料で構成したものであ
る。
【0012】さらに本発熱装置を防塵気密化構造にする
ため、当該中空の放熱体両端部に取り付けるカバー固定
用溝を設けたものである。
【0013】
【作用】中空の放熱体は、長尺形状の連続成型が容易で
かつ複雑な断面形状の成型も可能であるためこの種の放
熱体には最適である。当該放熱体の主たる放熱面側に空
隙部形成用凹部を設けたのは、最終放熱面例えば床材の
表面等における温度分布の均一性を考慮したものであ
る。またバネ等の機械的圧力で中空の放熱体の主たる放
熱面の内側面へPTCヒータおよび耐熱電気絶縁材を圧
着する構成は、PTCヒータからの放熱をばらつきなく
安定的に得るためである。カバーにより防塵気密化構造
としたのは、塵埃の多い高湿状態雰囲気中の床下に設置
する床暖房用発熱装置に適した仕様とするため、特に中
空の放熱体の両端部を防塵気密化した構造はその製造上
の特性を生かしたものである。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を示す図面に従い説明す
る。
【0015】図1は本発明一実施例の長尺形状の床暖房
用発熱装置の長さ方向側面断面図、図2は同じく幅方向
のA−A断面図、図3、図4、図5、図6、図7および
図8はその他の実施例説明用の幅方向の断面図である。
【0016】図1〜図8において、1A、1BはPTC
ヒータ、1a,1b,1cおよび1dはPTCヒータの
電極とその位置を示す。2は中空の放熱体、3、3aお
よび4は耐熱電気絶縁材、5は中空の放熱体2すなわち
本発明発熱装置の主たる放熱面、6は図4の実施例の空
隙部7を必要に応じ設けるための放熱面凹部、8はバネ
性材料、9は図1および図2の実施例における左右の端
末部10および11のカバー、12はPTCヒータ電極
1aおよび1bに接続されたリード線等の接続体、13
は図3の実施例における背面14が開放された別の構造
の中空の放熱体2aに設けた気密構造用のカバー、15
は図4および図5の実施例における補助放熱体、16は
図1のカバー9を固定するための固定溝、17は被加熱
体となる床材を仮想的に示し、18はPTCヒータ1用
の熱拡散体、19は背面放熱体、20および21はバネ
性を持った電極板、22は内蔵部品の無い空間部であ
る。上記のように構成された本発明発熱装置の構成概要
は、主たる放熱面5側におけるPTCヒータ1直上部付
近を、空隙部7形成用の凹部6を適宜持たせた断面形状
の中空の放熱体2に、PTCヒータ1を直接あるいは熱
抵抗の小さい耐熱電気絶縁材3、4を介し、あるいはさ
らに熱拡散体18を介し当該放熱体2の主たる放熱面側
5へ圧着したものである。また気密化構造とするため中
空の放熱体2の左右の両端末部10および11あるいは
背面14にカバー9および13を設けたものである。
【0017】すなわちPTCヒータ1は、一定温度のキ
ュリー点をもつチタン酸バリウム等の組成からなる正特
性の半導体サーミスタで、図2のごとく厚み方向1対の
電極1aおよび1bあるいは図8のごとくPTCヒータ
1の片面に電極1c、もう一方の片面に電極1d、1e
をもち、当該電極1aおよび1bは接続体12と、1
d、1e電極は電極板20、21と電気的に接続され電
源を供給する。1a、1b、1c、1d、1e等の電極
形成構成位置は、本実施例のようにPTCヒータ素子の
厚み方向の対向面あるいは同一平面等、放熱量、印加電
圧仕様、構成寸法仕様などにより適宜選ばれる。
【0018】中空の放熱体2は、アルミニウム等の軟質
金属やアルミナ等のセラミックス、ガラス繊維を含んだ
プラスチックを成型したもので、できる限り熱伝導度の
高い材料が望まれ、内蔵するPTCヒータ1等部品の構
成形状によりその断面形状は適宜設計され、必要に応じ
さらに二次機械加工され完成する。図1のごとき長さ方
向の両端部を封止構造とするときは中空断面形状にな
る。組立加工上図3のごとく背面14にカバー13を設
ける場合は開口スリット形状の断面とする。さらに、被
加熱面の温度分布の均一化および放熱量の調節をはかる
ため、PTCヒータ1の直上近傍の主たる放熱面5側は
床等の被加熱物設置時の空隙部7形成用の凹部6形状と
する。また防塵気密化構造に伴いカバー9を当該放熱体
2の左右両端末部10および11に設けるとき、その固
定方法にたとえばセルフタッピングネジを使う場合、ネ
ジの脚部を嵌合させるため図4に示す固定溝16を持た
せることもできる。
【0019】耐熱電気絶縁材3、3a、4は、通電され
るPTCヒータ1の電気絶縁を保つと同時に、当該ヒー
タ1の発熱を速やかに外部に伝熱させる機能を持つ。し
たがって加熱中の電気絶縁特性が良いだけでなく熱抵杭
の小さい伝熱特性と耐熱特性の優れた材料が選ばれる。
その具体例としてはシリコンゴムやガラス繊維を主体と
したシート状のもの、あるいはマイカを主体とした板状
のものや厚さの薄いセラミック質のもの等がある。伝熱
性能を充分得てそれを保つ手段として、グリス状あるい
は接着剤状の耐熱伝熱材をそれら部材間に塗布する方法
がある。またこの耐熱電気絶縁材3、3a、4は、使用
される部分により熱伝導度、耐熱温度、厚さ等の寸法、
機械的強度等は適宜選択される。
【0020】PTCヒータ1直上部付近中空の放熱体2
の主たる放熱面5側の断面形状において凹部6を設けた
のは、たとえば図4のごとく補助放熱体15や被加熱体
となる床材17との間で空隙部7を形成させ、最終放熱
面例えば床材17の表面温度分布の均一性あるいは放熱
量の調節を考慮したものである。
【0021】バネ性材料8は、PTCヒータ1からの放
熱をばらつきなく安定的に得るため、バネ等の機械的圧
力で中空の放熱体2の主たる放熱面5の内側面へ、PT
Cヒータ1および耐熱電気絶縁材3、4、場合によって
はPTCヒータ1用の熱拡散体18等を圧着する構成と
する。
【0022】カバー9は、本発明発熱装置を防塵化ある
いは気密化構造とするときのもので、高湿度雰囲気中の
床下に設置する床暖房用発熱装置に適した仕様とするた
め、特に中空の放熱体2の両端部10、11にカバー9
を設ける気密構造化は、当該放熱体2の製造上の特性を
生かしたもので、僅かな封止面積で済む。図3の実施例
のごとく組立加工上等の理由で中空の放熱体2aの背面
14にカバー13を設ける場合は開口スリット形状の断
面とする。カバー9の材質は耐熱性プラスチックあるい
はセラミック等が選ばれ、中空の放熱体2の開口断面形
状に合わせて成型したものが、封止用耐熱接着剤(図示
せず)とともに中空の放熱体2に設けられたスリット形
状の固定溝16を利用しネジ止め固定される。
【0023】接続体12は、PTCヒータ電極1aおよ
び1bに電源を供給するもので、カバー9を貫通したリ
ード線等により電源あるいは隣接した発熱装置と接続さ
れる。本接続体12は全体が同一のものでなく、内部接
続用と外部接続用に分割し途中で接続しても良い。また
接続体12の途中に、必要に応じ電流ヒューズあるいは
温度ヒューズを設けることができる。
【0024】補助放熱体15は、施工に関わる構造上の
構成、最終被加熱面の温度分布の調節あるいは放熱量調
節のため、図4および図5の実施例に示すごとく、中空
の放熱体2に直接あるいは耐熱電気絶縁材3a等を介し
て間接的に溶接、ネシ止め、かしめ等の方法で固着され
る。その際電気的異極間や対アース間を絶縁することは
当然である。
【0025】熱拡散体18は、図6のような構成でPT
Cヒータ1から中空の放熱体2に至る熱流回路の熱抵抗
を全体として小さくし、より効率的にPTCヒータ1の
放熱を得るために用いるもので、図1、図2等の構成で
は放熱量が足りない場合、あるいは図5のようなPTC
ヒータ1を直接中空の放熱体2に固着できないような場
合有効である。この項に関連し別な構成として、PTC
ヒータ1の背面(バネ性材料8側)からの放熱も有効に
得るため、この部分に別な熱拡散体(図示せず)を介し
て中空の放熱体2に伝熱させる方法もある。さらには図
7に示すごとく、PTCヒータ1の背面(耐熱電気絶縁
材4側)に中空の放熱体2と同様な製造方法により造ら
れた背面放熱体19を設ける方法もある。もちろん放熱
量や温度等の仕様により熱拡散体を片面あるいは両面に
介しても良い。
【0026】別の実施例として図8に示すごとく、PT
Cヒータ1の片面に電極1c、もう一方の片面に電極1
d、1eをもち、当該電極は電極板20、21と主たる
放熱面5側とは反対側の面のみで電気的に接続され電源
を供給することができる。本実施例に使用する電極板2
0、21は、他の実施例と異なり、例えば図1等のバネ
性材料8の働きと接続体12の働きを兼ねることができ
る。すなわち電極板20、21はバネ性と導電性を兼ね
備えた材料、例えばステンレススチール板あるいは防錆
処理されたりん青銅板等が適している。これらの材料を
中空の放熱体2内に配置される複数のPTCヒータ1の
電極形状や配置ピッチに合わせて成形する。したがって
電極板20、21はPTCヒータ1、熱拡散体18、耐
熱電気絶縁材3等を中空の放熱体2の主たる放熱面5側
に圧着するとともにPTCヒータ1の電極1d、1eと
接触できる。他の実施例でも同様であるが、内蔵部品の
無い空間部22は必要に応じ各部品の移動防止や電気絶
縁のため、スペーサ(図示せず)や耐熱絶縁充填材(図
示せず)を用いても良い。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、主たる放
熱面側に空隙部形成用の放熱面凹部を持つ中空の放熱体
内に、PTCヒータを耐熱電気絶縁材を介し当該中空の
放熱体の主たる放熱面の内側面へバネ等の機械的圧力で
圧着し、当該中空の放熱体両端部に取り付けるカバー固
定用溝を設けたことにより、床暖房用等の長尺形状発熱
装置として製造上の組立が簡素化され、床下の塵埃が多
くかつ高湿度の空気から保護できる気密封止性に優れた
構造となり、さらには最終被加熱面の温度分布が均一化
され、かつ放熱性に優れた発熱装置を低価格で提供でき
る。
【0028】また、PTC素子とバネ性材料との間に電
気絶縁材を介在させているため、絶縁性に優れ、かつ電
気的接触不良が生じにくい発熱装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す長さ方向の側面部分
断面図である。
【図2】 本発明の一実施例を示す図1のA−A断面図
である。
【図3】 本発明の一実施例のうち、背面の封止部説明
用の幅方向断面図である。
【図4】 本発明の一実施例のうち、カバーをネジ止め
固定するための、中空の放熱体に設けられたスリット形
状の固定溝説明用の幅方向断面図である。
【図5】 本発明の一実施例のうち、中空の放熱体にP
TCヒータを直接圧着しかつ補助放熱体とは間接的に固
着した構成説明用の幅方向断面図である。
【図6】 本発明の一実施例のうち、熱拡散体をPTC
ヒータと中空の放熱体間に設けたことを説明する幅方向
断面図である。
【図7】 本発明の一実施例のうち、背面放熱体を中空
の放熱体の背面に設けたことを説明する幅方向断面図で
ある。
【図8】 本発明の一実施例のうち、電源と接続するP
TCヒータの電極を片面取り出しとし、当該電極と接触
するバネ性を持つ電極板との構成配置を説明する幅方向
断面図である。
【符号の説明】
1 PTCヒータ、2 中空の放熱体、3,3a,4
耐熱電気絶縁材、6 放熱面凹部、8 バネ性材料、
9,13 カバー、10,11 両端部、12 接続
体、15 補助放熱体、16 固定溝、17 床材、1
8 熱拡散体、19背面放熱体、20,21 電極板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 貝本 隆 福岡県福岡市南区清水2丁目20番31号 日 本タングステン株式会社内 (72)発明者 有木 一夫 福岡県福岡市南区清水2丁目20番31号 日 本タングステン株式会社内 (72)発明者 中野 修 福岡県福岡市南区清水2丁目20番31号 日 本タングステン株式会社内 (72)発明者 新美 健一郎 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 (72)発明者 三友 明夫 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 (72)発明者 阿部 輝男 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 (72)発明者 阿南 文政 福岡県福岡市南区塩原2丁目1番47号 九 州電力株式会社総合研究所内 (72)発明者 八牟礼 正信 福岡県福岡市南区塩原2丁目1番47号 九 州電力株式会社総合研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の放熱体2に、間隔をおいて設けた
    複数個のPTCヒータ1A、1Bを直接あるいは熱抵抗
    の小さい耐熱電気絶縁材3を介し、あるいはさらに熱拡
    散体18を介し間接的に、当該放熱体2の主たる放熱面
    側5へ圧着装着したことを特徴とする発熱装置。
  2. 【請求項2】 中空の放熱体2の主たる放熱面5側にP
    TCヒータ1を圧着装着する構成において、PTCヒー
    タ1の電極1d、1eを前記放熱面5側と反対側の片面
    からのみ電源と接続し、かつ当該電極1d、1eと接続
    する電極板20、21をバネ性と導電性を兼ね備えた材
    料で構成したことを特徴とする請求項1記載の発熱装
    置。
  3. 【請求項3】 中空の放熱体2の主たる放熱面5側にお
    けるPTCヒータ1直上部付近断面形状を、空隙部7形
    成用の凹部6を適宜持たせた請求項1記載の発熱装置。
  4. 【請求項4】 主たる放熱面5側へのPTCヒータ1お
    よび耐熱電気絶縁材3、4の圧着に、PTCヒータ1の
    背面側からバネ性材料8の弾力性により耐熱電気絶縁材
    4を介して加圧する構成の請求項1記載の発熱装置。
  5. 【請求項5】 中空の放熱体2に、補助放熱体15を直
    接あるいは間接的に設けた請求項1記載の発熱装置。
  6. 【請求項6】 請求項1の本発明発熱装置組立品の両端
    末部10、11あるいは背面部14を、カバー9、13
    の装着により気密構造とした発熱装置。
  7. 【請求項7】 両端末部10、11に、カバー9を固定
    するため、中空の放熱体2の中空の断面形状をスリット
    形状の固定用溝16を持たせた請求項6記載の発熱装
    置。
  8. 【請求項8】 中空の放熱体2の主たる放熱面5側の背
    面に、背面放熱体19を設けた請求項1記載の発熱装
    置。
JP29985493A 1993-11-30 1993-11-30 発熱装置 Pending JPH07153554A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29985493A JPH07153554A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 発熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29985493A JPH07153554A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 発熱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07153554A true JPH07153554A (ja) 1995-06-16

Family

ID=17877755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29985493A Pending JPH07153554A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 発熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07153554A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100850476B1 (ko) * 2005-09-23 2008-08-07 카템 게엠베하 운트 캄파니 카게 난방 장치의 열 생성 부재
JP2009528655A (ja) * 2006-10-25 2009-08-06 エーベルスパッヒャー・カテム・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディットゲゼルシャフト 電気加熱装置のための熱発生素子とその製造方法
KR101599218B1 (ko) * 2014-08-29 2016-03-03 우리산업 주식회사 차량용 히터의 히트 로드 조립체
JP2023120978A (ja) * 2022-02-18 2023-08-30 旭イノベックス株式会社 壁取付型電気式ヒータ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100850476B1 (ko) * 2005-09-23 2008-08-07 카템 게엠베하 운트 캄파니 카게 난방 장치의 열 생성 부재
JP2009528655A (ja) * 2006-10-25 2009-08-06 エーベルスパッヒャー・カテム・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディットゲゼルシャフト 電気加熱装置のための熱発生素子とその製造方法
JP4871961B2 (ja) * 2006-10-25 2012-02-08 エーベルスパッヒャー・カテム・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディットゲゼルシャフト 電気加熱装置のための熱発生素子とその製造方法
US8395088B2 (en) 2006-10-25 2013-03-12 Catem Gmbh & Co., Kg Heat generating element and electric auxiliary heater for a motor vehicle with heat generating element
KR101599218B1 (ko) * 2014-08-29 2016-03-03 우리산업 주식회사 차량용 히터의 히트 로드 조립체
JP2023120978A (ja) * 2022-02-18 2023-08-30 旭イノベックス株式会社 壁取付型電気式ヒータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2698318B2 (ja) ヒータ
US4037082A (en) Positive temperature coefficient semiconductor heating device
JP2532502Y2 (ja) 発熱ユニット
JPH07153555A (ja) 正特性サーミスタヒータ及びそれを用いた正特性サーミスタヒータ装置
JPH07153554A (ja) 発熱装置
KR200235499Y1 (ko) 정 특성 서미스터 소자를 이용한 히터
US5831251A (en) Heater unit having increased dielectric strength
JP2846244B2 (ja) ヒータ
KR200214981Y1 (ko) 정 특성 서미스터 소자를 이용한 히터
US20200338961A1 (en) Ptc heater
JPS6297284A (ja) 発熱装置
JP3222324U (ja) 絶縁型ヒータおよびヒータ装置
JP7301427B2 (ja) 絶縁型ヒータおよびヒータ装置
JPH07153552A (ja) Ptc発熱装置
JPH084717Y2 (ja) フレキシブルヒータ
JP3066135U (ja) 正特性サ―ミスタ素子を利用したヒ―タ
JPS6143821B2 (ja)
JPS5910712Y2 (ja) 正特性サ−ミスタを用いた発熱体装置
JP2518847Y2 (ja) フィンヒータ
JP3183196B2 (ja) 正特性サーミスタ発熱体
JPH09293581A (ja) 正特性サーミスタ発熱体
JPH044391Y2 (ja)
JPS6338556Y2 (ja)
JPH0945503A (ja) 正特性サーミスタ発熱装置
JP2501370Y2 (ja) ヒ―タ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010928