JPH07152539A - データ処理システムへオペレーティングシステムをインストールする方法とシステム - Google Patents
データ処理システムへオペレーティングシステムをインストールする方法とシステムInfo
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- JPH07152539A JPH07152539A JP6227474A JP22747494A JPH07152539A JP H07152539 A JPH07152539 A JP H07152539A JP 6227474 A JP6227474 A JP 6227474A JP 22747494 A JP22747494 A JP 22747494A JP H07152539 A JPH07152539 A JP H07152539A
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】オペレーティングシステムの導入を中止または
途中終了できる方法とシステムを提供する。 【構成】データ処理システム上の新しいオペレーティン
グシステムの導入を中止することができ、データ処理シ
ステム上にすでに存在する古いオペレーティングシステ
ムを再使用できる。新しいオペレーティングシステムの
インストールの最中に、ユーザによって提供された情報
をもとにデータ処理システム上に新しいオペレーティン
グシステムの一時的なファイルが構築される。この情報
は音声入力によって提供できる。一時的なファイルの構
築の後、ユーザはインストール中止の機会が与えられ
る。もしユーザがインストール中止を選べばその一時的
なファイルは削除されそして古いオペレーティングシス
テムの使用が継続される。もしユーザがインストールの
続行を選べばその新しいオペレーティングシステムはデ
ータ処理システム上にインストールされる。。
途中終了できる方法とシステムを提供する。 【構成】データ処理システム上の新しいオペレーティン
グシステムの導入を中止することができ、データ処理シ
ステム上にすでに存在する古いオペレーティングシステ
ムを再使用できる。新しいオペレーティングシステムの
インストールの最中に、ユーザによって提供された情報
をもとにデータ処理システム上に新しいオペレーティン
グシステムの一時的なファイルが構築される。この情報
は音声入力によって提供できる。一時的なファイルの構
築の後、ユーザはインストール中止の機会が与えられ
る。もしユーザがインストール中止を選べばその一時的
なファイルは削除されそして古いオペレーティングシス
テムの使用が継続される。もしユーザがインストールの
続行を選べばその新しいオペレーティングシステムはデ
ータ処理システム上にインストールされる。。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はデータ処理システムへＯ
／Ｓ（オペレーティングシステム）をインストールする
方法とシステムに関する。
／Ｓ（オペレーティングシステム）をインストールする
方法とシステムに関する。
【従来の技術】Ｏ／Ｓとはワークステーションやコンピ
ュータのようなデータ処理システムへインストールする
コンピュータソフトウェアである。Ｏ／Ｓはデータ処理
システム上のプログラムの実行を制御する。さらに、Ｏ
／Ｓは入出力制御、データマネージメント、そしてリソ
ース配分のようなサービスを典型的に提供する。
ュータのようなデータ処理システムへインストールする
コンピュータソフトウェアである。Ｏ／Ｓはデータ処理
システム上のプログラムの実行を制御する。さらに、Ｏ
／Ｓは入出力制御、データマネージメント、そしてリソ
ース配分のようなサービスを典型的に提供する。
【０００２】Ｏ／Ｓはしばしばアップデートされる。新
しいバージョンのＯ／Ｓをインストールするには、ユー
ザは本来、そのユーザのワークステーションに載ってい
る古いバージョンをその新しいバージョンで置き換え
る。従来のインストール方法では、新しいバージョンの
Ｏ／Ｓのインストールはそのデータ処理システム上にあ
る古いバージョンのＯ／Ｓに損傷を与える。従って、も
しユーザがその新しいＯ／Ｓのインストールを中止した
いと思っても、ユーザは中断することができない。
しいバージョンのＯ／Ｓをインストールするには、ユー
ザは本来、そのユーザのワークステーションに載ってい
る古いバージョンをその新しいバージョンで置き換え
る。従来のインストール方法では、新しいバージョンの
Ｏ／Ｓのインストールはそのデータ処理システム上にあ
る古いバージョンのＯ／Ｓに損傷を与える。従って、も
しユーザがその新しいＯ／Ｓのインストールを中止した
いと思っても、ユーザは中断することができない。
【０００３】
【０００４】たとえ新しいＯ／Ｓのインストールを中止
できても、その古いＯ／Ｓは新しいＯ／Ｓのインストー
ル中に受けた損傷により使用することができない。これ
はデータ処理システムをＯ／Ｓ無しの状態にしてしま
う。
できても、その古いＯ／Ｓは新しいＯ／Ｓのインストー
ル中に受けた損傷により使用することができない。これ
はデータ処理システムをＯ／Ｓ無しの状態にしてしま
う。
【０００５】もう１つの問題は、Ｏ／Ｓのインストール
は本来、複雑で難しい仕事であるということである。な
ぜならＯ／Ｓは自由度が高く設計されており、従って多
くの可能な設定環境が提供されるからである。Ｏ／Ｓの
インストールの最中に、ユーザはインストールに対して
使用される情報を提供するよう催促される。例えばユー
ザはワークステーションにあるハードディスクドライブ
をどのように構築するかを尋ねられる。そのような複雑
さはＯ／Ｓを正しくインストールする事を難しくしてい
る。
は本来、複雑で難しい仕事であるということである。な
ぜならＯ／Ｓは自由度が高く設計されており、従って多
くの可能な設定環境が提供されるからである。Ｏ／Ｓの
インストールの最中に、ユーザはインストールに対して
使用される情報を提供するよう催促される。例えばユー
ザはワークステーションにあるハードディスクドライブ
をどのように構築するかを尋ねられる。そのような複雑
さはＯ／Ｓを正しくインストールする事を難しくしてい
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の１つの目的は、
Ｏ／Ｓのインストールに中止または途中終了を許す方法
とシステムを提供することである。
Ｏ／Ｓのインストールに中止または途中終了を許す方法
とシステムを提供することである。
【０００７】本発明のもう１つの目的は、新しいＯ／Ｓ
のインストールが中止された後、データ処理システム上
の現存するＯ／Ｓの再使用を許す方法とシステムを提供
することである。
のインストールが中止された後、データ処理システム上
の現存するＯ／Ｓの再使用を許す方法とシステムを提供
することである。
【０００８】本発明のもう１つの目的は、インストール
中に音声データ入力をインストーラに提供することによ
りデータ処理システム上のＯ／Ｓのインストールを簡単
にする方法とシステムを提供することである。
中に音声データ入力をインストーラに提供することによ
りデータ処理システム上のＯ／Ｓのインストールを簡単
にする方法とシステムを提供することである。
【０００９】本発明の方法とシステムはデータ処理シス
テムにＯ／Ｓをインストールする。Ｏ／Ｓの複数のファ
イルはデータ処理システム中に構築される。
テムにＯ／Ｓをインストールする。Ｏ／Ｓの複数のファ
イルはデータ処理システム中に構築される。
【００１０】Ｏ／Ｓのインストールが継続されるか中止
されるかが決定される。もしＯ／Ｓのインストールが中
止されれば、そのＯ／Ｓの複数のファイルは削除され
る。もしＯ／Ｓのインストールが継続されると、Ｏ／Ｓ
の複数のファイルは恒久的にデータ処理システム上に記
憶される。
されるかが決定される。もしＯ／Ｓのインストールが中
止されれば、そのＯ／Ｓの複数のファイルは削除され
る。もしＯ／Ｓのインストールが継続されると、Ｏ／Ｓ
の複数のファイルは恒久的にデータ処理システム上に記
憶される。
【００１１】本発明の方法とシステムにより、ユーザは
データ処理システム上にＯ／Ｓインストールに対する情
報を提供できるようになる。この情報は、とりわけどの
ようにＯ／ＳがインストールされてそのＯ／Ｓの何の機
構がインストールされるのかを決定する。
データ処理システム上にＯ／Ｓインストールに対する情
報を提供できるようになる。この情報は、とりわけどの
ようにＯ／ＳがインストールされてそのＯ／Ｓの何の機
構がインストールされるのかを決定する。
【００１２】ユーザが情報を提供した後、Ｏ／Ｓのイン
ストールが始められる。しかしながら、初期インストー
ルはデーター処理システム上に既に存在している古いＯ
／Ｓを損傷することなく達成される。初期インストール
ステップの後、ユーザはインストールを中止する機会が
与えられる。例えば、ユーザは不適当な情報を提供した
かも知れない。そのインストールは中止され、データ処
理システム上に既に存在している古いＯ／Ｓは再使用さ
れる。望めば、ユーザによって提供されている異なった
情報により、新しいＯ／Ｓの再インストールは試行され
る。
ストールが始められる。しかしながら、初期インストー
ルはデーター処理システム上に既に存在している古いＯ
／Ｓを損傷することなく達成される。初期インストール
ステップの後、ユーザはインストールを中止する機会が
与えられる。例えば、ユーザは不適当な情報を提供した
かも知れない。そのインストールは中止され、データ処
理システム上に既に存在している古いＯ／Ｓは再使用さ
れる。望めば、ユーザによって提供されている異なった
情報により、新しいＯ／Ｓの再インストールは試行され
る。
【００１３】その情報は、キーボード、タッチスクリー
ン、マウスまたは音声認識システムのような多様な入力
デバイスにより提供される。
ン、マウスまたは音声認識システムのような多様な入力
デバイスにより提供される。
【００１４】図１に本発明が実施できるデータ処理シス
テムが示されている。そのシステムはプロセッサ１３を
持ち、そのプロセッサ自身は中央演算処理装置１５とＲ
ＡＭとＲＯＭを配置したメモリ１７を持つ。複数の周辺
装置がそのプロセッサに接続されている。表示スクリー
ンを含んだディスプレイ１９はプロセッサ１３に接続さ
れる。キーボード２１、マウス２３、そしてマイクロフ
ォン２５などの入力デバイスもプロセッサ１３へ接続さ
れる。スピーカ２７も提供される。ハードディスクドラ
イブ２９とフロッピーディスクドライブ３１などのメモ
リデバイスはプロセッサ１３へ接続される。そのフロッ
ピーディスクドライブ３１はコンピュータの読み取り可
能メディアであるフロッピーディスク３３を受け取る。
メモリデバイス２９，３１はアプリケーションプログラ
ムやデータファイルのようなオブジェクトを記憶する。
そのオブジェクトはデータ処理システム１１のユーザに
よって間欠的にアクセスされる。プロセッサ１３に接続
されたプリンタ３５も提供される。
テムが示されている。そのシステムはプロセッサ１３を
持ち、そのプロセッサ自身は中央演算処理装置１５とＲ
ＡＭとＲＯＭを配置したメモリ１７を持つ。複数の周辺
装置がそのプロセッサに接続されている。表示スクリー
ンを含んだディスプレイ１９はプロセッサ１３に接続さ
れる。キーボード２１、マウス２３、そしてマイクロフ
ォン２５などの入力デバイスもプロセッサ１３へ接続さ
れる。スピーカ２７も提供される。ハードディスクドラ
イブ２９とフロッピーディスクドライブ３１などのメモ
リデバイスはプロセッサ１３へ接続される。そのフロッ
ピーディスクドライブ３１はコンピュータの読み取り可
能メディアであるフロッピーディスク３３を受け取る。
メモリデバイス２９，３１はアプリケーションプログラ
ムやデータファイルのようなオブジェクトを記憶する。
そのオブジェクトはデータ処理システム１１のユーザに
よって間欠的にアクセスされる。プロセッサ１３に接続
されたプリンタ３５も提供される。
【００１５】データ処理システムはスタンドアローンシ
ステムでもよいし、または他のデータ処理システムを含
むネットワークの１部でもよい。
ステムでもよいし、または他のデータ処理システムを含
むネットワークの１部でもよい。
【００１６】Ｏ／Ｓはデータ処理システムへインストー
ルされる。Ｏ／Ｓの１例はＯＳ／２（ＯＳ／２はＩＢＭ
Ｃｏｒｐ．の商標）である。Ｏ／Ｓはハードディスク
２９もしくはフロッピーディスク３３へ典型的に置かれ
る。Ｏ／Ｓはデータ処理システム上のプログラムの実行
を制御し、入出力制御を提供し、リソース管理やその他
のサービスを提供するコンピュータソフトウェアであ
る。データ処理システムの電源が切られている時、Ｏ／
Ｓはハードディスクドライブ２９に典型的に含まれてい
る。電力を供給することによりデータ処理システムの電
源をオンにするとデータ処理システムはブートアップし
Ｏ／Ｓがハードディスク２９からメモリ１７へコピーさ
れる。もしくはＯ／Ｓはフロッピーディスク３３からメ
モリへコピーされる。
ルされる。Ｏ／Ｓの１例はＯＳ／２（ＯＳ／２はＩＢＭ
Ｃｏｒｐ．の商標）である。Ｏ／Ｓはハードディスク
２９もしくはフロッピーディスク３３へ典型的に置かれ
る。Ｏ／Ｓはデータ処理システム上のプログラムの実行
を制御し、入出力制御を提供し、リソース管理やその他
のサービスを提供するコンピュータソフトウェアであ
る。データ処理システムの電源が切られている時、Ｏ／
Ｓはハードディスクドライブ２９に典型的に含まれてい
る。電力を供給することによりデータ処理システムの電
源をオンにするとデータ処理システムはブートアップし
Ｏ／Ｓがハードディスク２９からメモリ１７へコピーさ
れる。もしくはＯ／Ｓはフロッピーディスク３３からメ
モリへコピーされる。
【００１７】新しいＯ／Ｓのデータ処理システム１１へ
のインストールは１枚以上のフロッピディスク３３か
ら、またはデータ処理システムに接続されたネットワー
クを通して行える。本発明は新しいＯ／Ｓがデータ処理
システムへコピーされている間、データ処理システムに
ある古いＯ／Ｓを保つ。従って、新しいＯ／Ｓが古いＯ
／Ｓを置き換える前に、ユーザは新しいＯ／Ｓのインス
トールを中止する機会が与えられる。もし新しいＯ／Ｓ
のインストールが中止されると古いＯ／Ｓはデータ処理
システムで使用される。もし新しいＯ／Ｓのインストー
ルが続行され、中止されないと、その新しいＯ／Ｓは古
いＯ／Ｓを置き換える。
のインストールは１枚以上のフロッピディスク３３か
ら、またはデータ処理システムに接続されたネットワー
クを通して行える。本発明は新しいＯ／Ｓがデータ処理
システムへコピーされている間、データ処理システムに
ある古いＯ／Ｓを保つ。従って、新しいＯ／Ｓが古いＯ
／Ｓを置き換える前に、ユーザは新しいＯ／Ｓのインス
トールを中止する機会が与えられる。もし新しいＯ／Ｓ
のインストールが中止されると古いＯ／Ｓはデータ処理
システムで使用される。もし新しいＯ／Ｓのインストー
ルが続行され、中止されないと、その新しいＯ／Ｓは古
いＯ／Ｓを置き換える。
【００１８】本発明は、インストールを簡単にするため
に、ユーザが音声命令（ボイスコマンド）を用いてＯ／
Ｓのインストールをすることもできる。
に、ユーザが音声命令（ボイスコマンド）を用いてＯ／
Ｓのインストールをすることもできる。
【００１９】図１と図２を参照しながら、本発明のイン
ストールの方法について説明する。図２のフローチャー
トにおいて次のように約束することとする。四角形はプ
ロセッサ機能を表し、菱形はユーザ入力についての決定
を表す。これらの約束はＯ／Ｓやユーザインターフェー
スの技術に卓越したプログラマにはよく理解されてい
る。そしてそのフローチャートによって、技術に卓越し
たプログラマであればどのようなコンピュタープログラ
ミング言語（ＩＢＭ ＰＳ／２ファミリがサポートして
いるようなＢＡＳＩＣやＰＡＳＣＡＬまたはＣ等）を用
いても十分にコードを書くことができる。（ＩＢＭおよ
びＰＳ／２は ＩＢＭ Ｃｏｒｐ．の商標である。）
ストールの方法について説明する。図２のフローチャー
トにおいて次のように約束することとする。四角形はプ
ロセッサ機能を表し、菱形はユーザ入力についての決定
を表す。これらの約束はＯ／Ｓやユーザインターフェー
スの技術に卓越したプログラマにはよく理解されてい
る。そしてそのフローチャートによって、技術に卓越し
たプログラマであればどのようなコンピュタープログラ
ミング言語（ＩＢＭ ＰＳ／２ファミリがサポートして
いるようなＢＡＳＩＣやＰＡＳＣＡＬまたはＣ等）を用
いても十分にコードを書くことができる。（ＩＢＭおよ
びＰＳ／２は ＩＢＭ Ｃｏｒｐ．の商標である。）
【００２０】インストール手順は、データ処理システム
のユーザによってその手順が呼び出されるかまたは実行
された時（図２のステップ４１）に開始する。呼び出し
は例えばよく知られたキー（Ｆ１０キーのような）を押
すことによって、またはディスプレイ上に表示されたイ
ンストール手順を表すアイコンを選択することによって
行われる。ステップ４３においてユーザが音声入力を用
いてインストールに関する質問に答えたいかどうかを決
める。これはユーザにスピーカ２７、またはディスプレ
イ１９のどちらかを通して指示を出し、そしてキーボー
ド２１又はマウス２３からの返答を待つことにより達成
される。もしステップ４３の結果が「ＹＥＳ」であれば
ステップ４５においてマイクロフォン２５が使用可能に
なる。ステップ４５の後、手順はステップ４７へ進む。
もしステップ４３の結果が「ＮＯ」であればステップ４
５は迂回され手順は直接、ステップ４７へ進む。
のユーザによってその手順が呼び出されるかまたは実行
された時（図２のステップ４１）に開始する。呼び出し
は例えばよく知られたキー（Ｆ１０キーのような）を押
すことによって、またはディスプレイ上に表示されたイ
ンストール手順を表すアイコンを選択することによって
行われる。ステップ４３においてユーザが音声入力を用
いてインストールに関する質問に答えたいかどうかを決
める。これはユーザにスピーカ２７、またはディスプレ
イ１９のどちらかを通して指示を出し、そしてキーボー
ド２１又はマウス２３からの返答を待つことにより達成
される。もしステップ４３の結果が「ＹＥＳ」であれば
ステップ４５においてマイクロフォン２５が使用可能に
なる。ステップ４５の後、手順はステップ４７へ進む。
もしステップ４３の結果が「ＮＯ」であればステップ４
５は迂回され手順は直接、ステップ４７へ進む。
【００２１】ステップ４７においてユーザにインストー
ルに関する質問が（スピーカ２７の方式により）音声に
よって尋ねられる。別の実施例ではユーザはディスプレ
イ１９に表示されたインストールに関する質問により尋
ねられる。ステップ４９ではユーザは適切な入力デバイ
スを用いてインストール質問に答える。例えばもし指定
された入力デバイスがマイクロフォン２５であれば、ユ
ーザは音声応答を入力することができる。その音声応答
は音声認識システムにより電気的なデータ信号に変換さ
れる。音声認識システムはよく知られた技術である。そ
れとは別にユーザはキーボード２１、マウス２３または
タッチディスプレイにより応答入力に用いることができ
るし、またはユーザは１つ以上の入力デバイスを用いる
ことができる。タッチディスプレイ認識システムはよく
知られた技術である。
ルに関する質問が（スピーカ２７の方式により）音声に
よって尋ねられる。別の実施例ではユーザはディスプレ
イ１９に表示されたインストールに関する質問により尋
ねられる。ステップ４９ではユーザは適切な入力デバイ
スを用いてインストール質問に答える。例えばもし指定
された入力デバイスがマイクロフォン２５であれば、ユ
ーザは音声応答を入力することができる。その音声応答
は音声認識システムにより電気的なデータ信号に変換さ
れる。音声認識システムはよく知られた技術である。そ
れとは別にユーザはキーボード２１、マウス２３または
タッチディスプレイにより応答入力に用いることができ
るし、またはユーザは１つ以上の入力デバイスを用いる
ことができる。タッチディスプレイ認識システムはよく
知られた技術である。
【００２２】インストールに関する質問はユーザのニー
ズとデータ処理システムに対するＯ／Ｓのインストール
をカスタマイズするために尋ねられる。例えばＯＳ／２
のインストールは２つのタイプのインストール手順を提
供する。１つのインストールタイプは手を介さずにまた
は自動的に行うもので、その他のインストールタイプは
手を介してまたはメニューにしたがって行うものであ
る。
ズとデータ処理システムに対するＯ／Ｓのインストール
をカスタマイズするために尋ねられる。例えばＯＳ／２
のインストールは２つのタイプのインストール手順を提
供する。１つのインストールタイプは手を介さずにまた
は自動的に行うもので、その他のインストールタイプは
手を介してまたはメニューにしたがって行うものであ
る。
【００２３】手を介さないインストールのタイプの場
合、ユーザは、適切なプロンプトまたはインストール質
問がなされた後、次のような情報を入力する。インスト
ールする基本Ｏ／Ｓ（もし複数のバージョンが使用可能
ならば）、ユーザがハードディスク２９をフォーマット
することを望むかどうか、端末エミュレーションを望む
か（もしデータ処理システムがメインフレームコンピュ
ータに接続されている場合）、そしてローカルエリアネ
ットワーク（ＬＡＮ）リクエスタをインストールするか
どうか。ユーザの名前その他の識別情報のような他の情
報もユーザによって提供される。手を介さないインスト
ールの間では、多くのデフォルト（暗黙）の値が設定さ
れる。例えばデフォルトプリンタドライバーが提供され
る。インストール後、ステップ６９で、ユーザはデフォ
ルトの値を含んだファイルを編集することによりこれら
のデフォルト値を変更することができる。例えば、もし
ＬＡＮリクエスタがインストールされると、ユーザはそ
のユーザのコンピュータ名と定義域を指定するために適
切なＬＡＮリクエスタファイルを編集できる。もしコミ
ュニケーション・マネージャがインストールされると、
ユーザは適切な名前、ゲートウェイアドレスそしてネッ
トワーク名を提供できる。
合、ユーザは、適切なプロンプトまたはインストール質
問がなされた後、次のような情報を入力する。インスト
ールする基本Ｏ／Ｓ（もし複数のバージョンが使用可能
ならば）、ユーザがハードディスク２９をフォーマット
することを望むかどうか、端末エミュレーションを望む
か（もしデータ処理システムがメインフレームコンピュ
ータに接続されている場合）、そしてローカルエリアネ
ットワーク（ＬＡＮ）リクエスタをインストールするか
どうか。ユーザの名前その他の識別情報のような他の情
報もユーザによって提供される。手を介さないインスト
ールの間では、多くのデフォルト（暗黙）の値が設定さ
れる。例えばデフォルトプリンタドライバーが提供され
る。インストール後、ステップ６９で、ユーザはデフォ
ルトの値を含んだファイルを編集することによりこれら
のデフォルト値を変更することができる。例えば、もし
ＬＡＮリクエスタがインストールされると、ユーザはそ
のユーザのコンピュータ名と定義域を指定するために適
切なＬＡＮリクエスタファイルを編集できる。もしコミ
ュニケーション・マネージャがインストールされると、
ユーザは適切な名前、ゲートウェイアドレスそしてネッ
トワーク名を提供できる。
【００２４】手を介して行うインストールのタイプの場
合、Ｏ／Ｓの個々の機能は１つ１つインストールされ
る。特定の入力指示またはインストールに関する質問が
ユーザに尋ねられる。ユーザ名と他の識別情報はデータ
処理システムにより要求され、そしてユーザにより入力
される。ユーザによって提供される他の情報は次のよう
なものを含んでいる。Ｏ／Ｓをインストールする指定ド
ライブ、インストール区域のフォーマット、ファイルシ
ステムの選択（ハイパフォーマンス・ファイルシステム
またはＦＡＴファイルシステムのどちらか）、そしてプ
リンタ・マネージャ、ＬＡＮマネージャ、コミュニケー
ション・マネージャのような選択機能。これら後で行う
機能は正しいインストールのためにユーザから追加の情
報を要求する。
合、Ｏ／Ｓの個々の機能は１つ１つインストールされ
る。特定の入力指示またはインストールに関する質問が
ユーザに尋ねられる。ユーザ名と他の識別情報はデータ
処理システムにより要求され、そしてユーザにより入力
される。ユーザによって提供される他の情報は次のよう
なものを含んでいる。Ｏ／Ｓをインストールする指定ド
ライブ、インストール区域のフォーマット、ファイルシ
ステムの選択（ハイパフォーマンス・ファイルシステム
またはＦＡＴファイルシステムのどちらか）、そしてプ
リンタ・マネージャ、ＬＡＮマネージャ、コミュニケー
ション・マネージャのような選択機能。これら後で行う
機能は正しいインストールのためにユーザから追加の情
報を要求する。
【００２５】ステップ５１ではユーザによって提供され
た情報は一時的に記憶される。そしてステップ５３にお
いて、ユーザがＯ／Ｓのインストールを中止したいかど
うか決定する。これはユーザに指示を出してユーザによ
る答えを待つことにより達成される。インストールのこ
のステップにおいて、ユーザはインストールを中止する
機会を与えられる。インストールプロセスの続行はデー
タ処理システムを少しのあいだ束縛する。ステップ５３
ではユーザが直ぐにデータ処理システムを他の仕事のた
めに再使用できるようにする。もしステップ５３の結果
が「ＮＯ」であれば手順はステップ５７へ進む。
た情報は一時的に記憶される。そしてステップ５３にお
いて、ユーザがＯ／Ｓのインストールを中止したいかど
うか決定する。これはユーザに指示を出してユーザによ
る答えを待つことにより達成される。インストールのこ
のステップにおいて、ユーザはインストールを中止する
機会を与えられる。インストールプロセスの続行はデー
タ処理システムを少しのあいだ束縛する。ステップ５３
ではユーザが直ぐにデータ処理システムを他の仕事のた
めに再使用できるようにする。もしステップ５３の結果
が「ＮＯ」であれば手順はステップ５７へ進む。
【００２６】ステップ５７では、新しいＯ／Ｓの複数の
ファイルを構築し始める。ファイルはソース（例えばフ
ロッピーディスク）からプロセッサ１３のメモリ１７
（ＲＡＭ）へ 移される。実行コードを含んでいるファ
イルは圧縮されたフォーマットで構築されている。メモ
リ中にファイルを構築する代わりに、別に新しいＯ／Ｓ
のファイルをハードディスク２９上の一時的なスペース
または他の記憶デバイスへ構築することができる。この
別ステップでは、新しいＯ／Ｓの複数のファイルは古い
Ｏ／Ｓのファイルを傷つけないようにハードディスク上
に構築される。付け加えて、ステップ５７では、キーボ
ード（および他の活動状態の入力デバイス）はＯ／Ｓフ
ァイルの構築の干渉から入力動作を守るようにロックさ
れる。キーボードをロックすることはキーボードからの
割り込みを抑止して、入力されたデータを見えなくする
ことによって達成される。キーボードによって提供され
るデータはこのようにしてブロックされ無視される。し
かしながら、ステップ５９、６１、６７で記述されてい
る特定のコマンドはそのまま通される。
ファイルを構築し始める。ファイルはソース（例えばフ
ロッピーディスク）からプロセッサ１３のメモリ１７
（ＲＡＭ）へ 移される。実行コードを含んでいるファ
イルは圧縮されたフォーマットで構築されている。メモ
リ中にファイルを構築する代わりに、別に新しいＯ／Ｓ
のファイルをハードディスク２９上の一時的なスペース
または他の記憶デバイスへ構築することができる。この
別ステップでは、新しいＯ／Ｓの複数のファイルは古い
Ｏ／Ｓのファイルを傷つけないようにハードディスク上
に構築される。付け加えて、ステップ５７では、キーボ
ード（および他の活動状態の入力デバイス）はＯ／Ｓフ
ァイルの構築の干渉から入力動作を守るようにロックさ
れる。キーボードをロックすることはキーボードからの
割り込みを抑止して、入力されたデータを見えなくする
ことによって達成される。キーボードによって提供され
るデータはこのようにしてブロックされ無視される。し
かしながら、ステップ５９、６１、６７で記述されてい
る特定のコマンドはそのまま通される。
【００２７】ステップ５９において、ユーザがインスト
ールを中止するかどうかを決定する。これはユーザに指
示を出し、ユーザによる答えを待つことよって達成され
る。ユーザは新しいＯ／Ｓのインストールの中止を多様
な理由により望める。例えば、ステップ４９において異
なった情報を与えたいと望むとか、または古いＯ／Ｓを
使用するために元に戻りたいと望むとかである。もしス
テップ５９の結果が「ＹＥＳ」であれば、ステップ６１
において、ユーザはロック解除（アンロック）のパスワ
ードをキーボード（および他の入力デバイス）のロック
を解除するために入力する。ステップ６３において、新
しいＯ／Ｓのインストールは途中終了される。ステップ
５７において構築されたすべてのファイルはメモリから
削除されそして古いＯ／Ｓが継続して使用される。
ールを中止するかどうかを決定する。これはユーザに指
示を出し、ユーザによる答えを待つことよって達成され
る。ユーザは新しいＯ／Ｓのインストールの中止を多様
な理由により望める。例えば、ステップ４９において異
なった情報を与えたいと望むとか、または古いＯ／Ｓを
使用するために元に戻りたいと望むとかである。もしス
テップ５９の結果が「ＹＥＳ」であれば、ステップ６１
において、ユーザはロック解除（アンロック）のパスワ
ードをキーボード（および他の入力デバイス）のロック
を解除するために入力する。ステップ６３において、新
しいＯ／Ｓのインストールは途中終了される。ステップ
５７において構築されたすべてのファイルはメモリから
削除されそして古いＯ／Ｓが継続して使用される。
【００２８】もしステップ５９の結果が「ＮＯ」なら、
手続きはステップ６５へ進む。ステップ６５において、
データ処理システムのＯ／Ｓは再構成される。ハードデ
ィスク２９はフォーマットされ、それにより古いＯ／Ｓ
は削除される。続いてメモリからハードディスク上に新
しいＯ／Ｓがロードされる。新しいＯ／Ｓの複数のファ
イルがロードされる時に、それらのファイルは圧縮が解
かれる。再構成の後、新しいＯ／Ｓは操作可能状態にな
る、
手続きはステップ６５へ進む。ステップ６５において、
データ処理システムのＯ／Ｓは再構成される。ハードデ
ィスク２９はフォーマットされ、それにより古いＯ／Ｓ
は削除される。続いてメモリからハードディスク上に新
しいＯ／Ｓがロードされる。新しいＯ／Ｓの複数のファ
イルがロードされる時に、それらのファイルは圧縮が解
かれる。再構成の後、新しいＯ／Ｓは操作可能状態にな
る、
【００２９】ステップ６７において、キーボード（また
は他のロックされた入力デバイス）はデータまたはコマ
ンドの入力がユーザによってできるようにロックが解除
される。
は他のロックされた入力デバイス）はデータまたはコマ
ンドの入力がユーザによってできるようにロックが解除
される。
【００３０】ステップ６９でインストール手順が終了す
る。
る。
【００３１】前述の開示と図面中に示されたものは単に
本発明の本質を分かりやすく表したものであって、なん
ら制限を意味するもではない。
本発明の本質を分かりやすく表したものであって、なん
ら制限を意味するもではない。
【００３２】
【発明の効果】初期インストールステップの後、ユーザ
にインストール中止の機会が与えられることにより、デ
ータ処理システム上に既に存在している古いＯ／Ｓを再
使用できるようになる。望めば、再び新しいＯ／Ｓの再
インストールが行える。
にインストール中止の機会が与えられることにより、デ
ータ処理システム上に既に存在している古いＯ／Ｓを再
使用できるようになる。望めば、再び新しいＯ／Ｓの再
インストールが行える。
【図１】図１は本発明が実施されるデータ処理システム
のブロック図である。
のブロック図である。
【図２】図２は好ましい実施例に従った、本発明の方法
のフロ−チャートである。
のフロ−チャートである。
１３ − プロセッサ １５ − 中央演算処理装置 １７ − メモリ １９ − ディスプレイ ２１ − キーボード ２３ − マウス ２５ − マイクロフォン ２７ − スピーカ ２９ − ハードディスク ３１ − フロッピーディスクドライブ ３３ − フロッピーディスク ３５ − プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エディ・ロジャース アメリカ合衆国75007、テキサス州カロル トン、アビィー・ロード3100 (72)発明者 リンダ・ジョン・スコット アメリカ合衆国76248、テキサス州ケラー、 メスクイット・レーン798 (72)発明者 ケイス・ティー・スコット アメリカ合衆国76248、テキサス州ケラー、 メスクイット・レーン798
Claims (18)
- 【請求項１】データ処理システム上でオペレーティング
システム（以下Ｏ／Ｓと記述する）のインストールを行
う方法であって、 （ａ）前記データ処理システムにおいて前記Ｏ／Ｓの複
数のファイルを構築することと、 （ｂ）前記Ｏ／Ｓのインストールを続けるか中止するか
を決定することと、 （ｃ）もし前記Ｏ／Ｓのインストールが中止された場
合、前記Ｏ／Ｓの複数のファイルを削除することと、 （ｄ）もし前記Ｏ／Ｓのインストールを続行する場合、
前記データ処理システム上の前記Ｏ／Ｓの複数のファイ
ルを恒久的に記憶すること、 を含むインストール方法、 - 【請求項２】請求項１の方法において、前記データ処理
システムが古いＯ／Ｓをその中に持つ場合、前記複数の
ファイルを恒久的に記憶するステップがさらに前記古い
Ｏ／Ｓを削除することを含むインストール方法。 - 【請求項３】請求項１の方法において、前記データ処理
システムが古いＯ／Ｓをその中に持つ場合、 （ａ）前記古いＯ／Ｓに損傷を与えることなく前記複数
のファイルを構築することと、 （ｂ）もし前記Ｏ／Ｓが削除された場合、前記データ処
理システムの後の操作において前記古いＯ／Ｓを使用す
ることと、 を含むインストール方法。 - 【請求項４】請求項１の方法において、前記データ処理
システムが揮発性データ記憶域および不揮発性データ記
憶域を持ち、 （ａ）前記揮発性データ記憶域内に前記Ｏ／Ｓの複数の
ファイルを記憶することと、 （ｂ）前記不揮発性データ記憶域に前記Ｏ／Ｓを恒久的
に記憶することと、 を含むインストール方法。 - 【請求項５】請求項１の方法において、前記データ処理
システムが入力デバイスを持ち、前記Ｏ／Ｓの複数のフ
ァイルを構築する間データの入力を防ぐように前記入力
デバイスをロックすることを含むインストール方法。 - 【請求項６】請求項１の方法において、前記Ｏ／Ｓがオ
プションを持ちさらに、 （ａ）前記データ処理システムのユーザに前記オプショ
ンに関する情報ついて指示を出し、 （ｂ）前記ユーザに音声による返答を許すこと、 を含むインストール方法。 - 【請求項７】請求項６の方法において、前記ユーザに音
声を用いて指示を出すことを含むインストール方法。 - 【請求項８】請求項１の方法において、前記Ｏ／Ｓがオ
プションを持ちさらに、 （ａ）前記データ処理システムのユーザに前記オプショ
ンに関する情報ついて指示を出し、 （ｂ）前記ユーザが、音声、タッチディスプレイ、マウ
ス、キーボードから返答方法を選択できること、 を含むインストール方法。 - 【請求項９】請求項１の方法において、前記複数のファ
イルが構築される前に前記Ｏ／Ｓのインストールに関す
る情報を受け取ることを含むインストール方法。 - 【請求項１０】データ処理システム上でＯ／Ｓのインス
トールを行うシステムであって、 （ａ）前記データ処理システムにおいて前記Ｏ／Ｓの複
数のファイルを構築する手段と、 （ｂ）前記Ｏ／Ｓのインストールを続けるか中止するか
を決定する手段と、 （ｃ）もし前記Ｏ／Ｓのインストールが中止された場
合、前記Ｏ／Ｓの複数のファイルを削除する手段と、 （ｄ）もし前記Ｏ／Ｓのインストールを続行する場合、
前記データ処理システム上の前記Ｏ／Ｓの複数のファイ
ルを恒久的に記憶する手段と、 を含むシステム。 - 【請求項１１】請求項１０のシステムにおいて、前記デ
ータ処理システムが古いＯ／Ｓをその中に持つ場合、前
記複数のファイルを恒久的に記憶する手段がさらに前記
古いＯ／Ｓを削除する手段を含むシステム。 - 【請求項１２】請求項１０のシステムにおいて、前記デ
ータ処理システムが古いＯ／Ｓをその中に持つ場合、 （ａ）前記複数のファイルを構築する手段が前記古いＯ
／Ｓに損傷を与えることなく前記複数のファイルを構築
し、 （ｂ）もし前記Ｏ／Ｓが削除された場合、前記データ処
理システムの後の操作において前記古いＯ／Ｓを使用す
る手段、 を含むシステム。 - 【請求項１３】請求項１０のシステムにおいて、前記デ
ータ処理システムが揮発性データ記憶域および不揮発性
データ記憶域を持ち、 （ａ）前記複数のファイルを構築する手段が前記揮発性
データ記憶域内に前記Ｏ／Ｓの複数のファイルを記憶
し、 （ｂ）前記複数のファイルを恒久的に記憶する手段が前
記不揮発性データ記憶域に前記Ｏ／Ｓを記憶する、 システム。 - 【請求項１４】請求項１０のシステムにおいて、前記デ
ータ処理システムが入力デバイスを持ち、前記複数のフ
ァイルを構築する手段が前記複数のファイルを構築して
いる間データの入力を防ぐように前記入力デバイスをロ
ックする手段を含むシステム。 - 【請求項１５】請求項１０のシステムにおいて、前記Ｏ
／Ｓがオプションを持ちさらに、 （ａ）前記データ処理システムのユーザに前記オプショ
ンに関する情報ついて指示を出す手段と、 （ｂ）前記ユーザに音声による返答を許す手段と、 を含むシステム。 - 【請求項１６】請求項１５のシステムにおいて、前記指
示を出す手段が前記ユーザに音声を用いて指示を出す手
段を含むシステム。 - 【請求項１７】請求項１０のシステムにおいて、前記Ｏ
／Ｓがオプションを持ちさらに、 （ａ）前記データ処理システムのユーザに前記オプショ
ンに関する情報ついて指示を出す手段と、 （ｂ）前記ユーザが、音声、タッチディスプレイ、マウ
ス、キーボードから返答方法を選択できるようにする手
段と、 を含むシステム。 - 【請求項１８】請求項１０のシステムにおいて、前記複
数のファイルが構築される前に前記Ｏ／Ｓのインストー
ルに関する情報を受け取る手段を含むシステム。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| US138328 | 1993-10-18 | ||
| US08/138,328 US5481714A (en) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | Method and system for installing an operating system on a data processing system with abort capability and voice input feature |
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1994
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