JPH07152507A - プリント指示システムおよびその方法 - Google Patents

プリント指示システムおよびその方法

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JPH07152507A
JPH07152507A JP5269258A JP26925893A JPH07152507A JP H07152507 A JPH07152507 A JP H07152507A JP 5269258 A JP5269258 A JP 5269258A JP 26925893 A JP26925893 A JP 26925893A JP H07152507 A JPH07152507 A JP H07152507A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プリンタ、あるいは複写機等の出力装置に対す
るプリント指示の機能指定がユーザが理解しやすいかた
ちで、しかも簡略化され、さらに出力装置の新規機能付
加に対してもその変更作業も簡便とする。 【構成】1または複数の出力装置ごとに該出力装置の出
力装置名と該出力装置の所定の機能に対する所定の機能
名とを管理する機能管理テーブル2a,3aと、ユーザ
から使用可能なプリンタ名の問合せに対し、機能管理テ
ーブル2a,3aを参照して該出力装置の機能の機能名
を組み合わせた複数の機能出力装置名を生成して指示装
置1に通知し、指示装置1から選択指示された機能出力
装置名をもとに該機能出力装置名を構成する機能名に対
する機能の指示を含めて前記指示された出力装置に対し
てプリント指示を行うジョブ管理部2b,3bとを具備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1または複数の出力装
置の中から所望の機能を指定して所望の出力装置に対し
てプリント指示を行い、該プリント指示に従ってプリン
ト処理を実行させるプリント指示システムおよびその方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリントシステム等のネットワー
クシステムにおいては、複数のプリンタがネットワーク
に接続されており、ネットワークに接続されたワークス
テーション等の端末装置からユーザが所望のプリンタに
対してプリント指示を行う場合、そのプリンタのもつ機
能、例えばどのような出力サイズの出力が可能か等の拡
張機能を知っている必要があり、その拡張機能を指定す
るための指定機能を各プリンタごとに作成しておく必要
がある。
【0003】この場合、プリンタのもつ機能の全てにつ
いて指定することは、ユーザにとって煩わしく、その指
定手続に多大な時間を必要とした。
【0004】また、その指示された機能がプリンタにな
い場合、エラーとなってさらにプリント指示手続に時間
を要することもある。
【0005】ここで、特開平3−29019号公報に
は、プリンタ装置が持つ機能の問合せを行い、通知され
た機能の範囲内で印刷制御を行う応用処理部と、システ
ムの提供したプリンタ装置ごとの最大機能に関するプリ
ンタ情報を管理するプリンタ情報制御部と、このプリン
タ情報をもとに、このプリンタ情報制御部が管理するプ
リンタ情報をもとに、プリンタ装置の最大機能の範囲内
で、外部からの環境設定により、ある機能だけを選択し
て、それを仮想プリンタ情報として管理するとともに、
上記応用処理部からの問合せに対して、管理している仮
想プリンタ情報を通知する仮想プリンタ情報制御部とを
備えた仮想プリンタ制御方式が記載されている。
【0006】これによれば、ユーザの利用できるプリン
タの機能を限定し、簡略化されたプリント指示を行うこ
とができる。
【0007】なお、特開平3−240124号公報に
は、プリンタ装置に新たな機能が付加された場合、プリ
ンタ装置が、ホスト機器から出力される印字動作命令情
報によらず、プリンタ装置自体により該新機能を指定す
ることにより、容易に対応する処理を行うことができる
印字動作制御装置が記載されている。
【0008】また、特開平3−251915号公報に
は、プリントサーバに少なくとも1種類のプリントデー
タ変換機能を持たせることにより、プリンタの機種等を
全く考慮に入れることなく、単に自装置より出力するプ
リンタフォーマットに対応するプリンタ機種名をデータ
の出力に先立って送るのみで、所望の位置のプリンタよ
りプリントアウトすることができるプリントサーバが記
載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のプリントシステム等のネットワークシステムにおいて
プリント指示を行う際の該プリンタのもつ機能の指定に
対する簡略化方式が考えられたが、この簡略化方式は、
プリンタの持つ機能を制限することにより実現している
のみであり、このプリンタの機能指定は、従来と同様に
各機能毎に指定する必要があり、機能指定のための手続
そのものは、煩雑であるという問題点があった。
【0010】しかも、この場合ワークステーション等の
端末装置のそれぞれに、各プリンタごとの指定機能を持
たせる必要があり、プリンタに新たな拡張機能が付加さ
れた場合、この拡張機能を全ての端末装置のもつ指定機
能を変更する必要があるため、その変更処理に時間がか
かるという問題点があった。
【0011】また、一般に各プリンタのもつ拡張機能を
問い合わせることはできず、拡張機能を問い合わせるこ
とができても、上述したような問題点があった。
【0012】そこで、本発明は、かかる問題点を除去
し、プリンタ、あるいは複写機等の出力装置に対するプ
リント指示の機能指定がユーザが理解しやすいかたち
で、しかも簡略化され、さらに出力装置の新規機能付加
に対してもその変更作業が簡便なプリント指示システム
およびその方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、クライアント
装置が1または複数の出力装置の中から所望の機能を指
定して所望の出力装置に対するプリント指示を行い、該
プリント指示に従ってプリント処理を実行させるプリン
ト指示システムにおいて、前記1または複数の出力装置
ごとに該出力装置の出力装置名と該出力装置の所定の機
能に対する所定の機能名とを管理するテーブルと、前記
クライアント装置から出力可能な前記出力装置の問合せ
に対し、前記テーブルを参照して出力装置毎に該出力装
置の機能の機能名を組み合わせた複数の機能出力装置名
を生成して前記クライアント装置に通知し、該クライア
ント装置が選択指定した機能出力装置名をもとに該機能
出力装置名を構成する機能名に対する機能の指示を含め
て該選択指定された機能出力装置に対応する出力装置に
対してプリント指示を行う管理手段とを具備したことを
特徴とする。
【0014】
【作用】本発明は、ネットワークに接続されたクライア
ント装置から該ネットワークに接続された1または複数
の出力装置の中から所望の機能を有する出力装置に対し
てプリント指示を行う際、前記1または複数の出力装置
のそれぞれは、該出力装置の出力装置名と該出力装置の
所定の機能に対する所定の機能名とを管理する管理手段
を有し、前記クライアント装置から出力可能な出力装置
名を前記管理手段に問い合わせ、前記管理手段のそれぞ
れが前記クライアント装置からの問合せに対し、出力装
置の機能の機能名を組み合わせた複数の機能出力装置名
を生成して前記クライアント装置に該複数の機能出力装
置名を通知し、前記クライアント装置が前記通知された
複数の機能出力装置名の中から所望の機能出力装置名を
選択し、該選択した機能出力装置名を含むプリント指示
を該機能出力装置名に対応する出力装置に行い、該出力
装置が該機能出力装置名に対応する機能を指定してプリ
ント処理を行う。
【0015】これにより、ユーザは理解しやすい機能名
の組合せからなる機能プリンタ名を指定するのみで所望
の機能の指定を含むプリント指示を一度に行える。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例であるネットワ
ークシステムの概略構成を示す図である。
【0018】図1において、このネットワークシステム
は、指示装置1、およびジョブ処理実行装置2,3がネ
ットワークN1に接続されて構成される。なお、指示装
置1は、ネットワークN1に1または複数接続されるも
のであるが、説明の便宜上1つとしている。また、ジョ
ブ処理実行装置2,3も、ネットワークN1に1または
複数接続されるものであるが、説明の便宜上2つとして
いる。
【0019】指示装置1は、ワークステーション等の端
末装置であり、ここで、作成、編集した文書等のプリン
ト指示をディスプレイ等の表示部1aに表示された表示
画面を参照して、マウスあるいはキーボード等の指示手
段を用い、該文書等のプリント指示を、ネットワークN
1を介してジョブ処理実行装置2,3に対して行う。ま
た、ジョブ処理実行装置2,3からの応答等も、表示部
1aに表示される。
【0020】ジョブ処理実行装置2,3は、それぞれ機
能管理テーブル2a、3a、ジョブ管理部2b,3b、
ジョブ制御部5,50、および複数のジョブ出力部30
−1〜30−n,40−1〜40−nを有する。
【0021】ここで、ジョブ処理実行装置2の詳細構成
について説明する。なお、ジョブ処理実行装置3もジョ
ブ処理実行装置2と同様な構成である。
【0022】図2は、ジョブ処理実行装置2の詳細構成
を示す図である。
【0023】図2において、ジョブ処理実行装置2は、
ネットワークN1に接続された受付部4、ジョブ制御部
5、およびジョブ実行部6から構成される。
【0024】受付部4は、複数のジョブ受付部10−1
〜10−nからなり、各ジョブ受付部10−1〜10−
nは、指示装置1がネットワークN1に対して用いる所
定のネットワークプロトコルに対応するものを少なくと
も1つ有している。ここでは、指示装置1が用いるネッ
トワークプロトコルに対応して、ジョブ受付部10−1
がプリント指示等の処理要求を受け付けることができ
る。そして、各ジョブ受付部10−1〜10−nは、ジ
ョブ制御部が制御できる共通の型に正規化する機能を有
している。
【0025】ジョブ制御部5は、ジョブ受付部10−1
〜10−nから受け付けた正規化された処理要求に対し
て、該処理要求に対する処理をジョブ実行部6に対して
実行させる制御を行う。
【0026】ジョブ実行部6は、各種の処理あるいは処
理の実行を行うことができる。ジョブ実行部6は、複数
のジョブ処理部20−1〜20−nと複数のジョブ出力
部30−1〜30−nからなる。ジョブ処理部20−1
〜20−nは、各種の処理を行う。例えば、ジョブ処理
部20−1は、フォーマットコンバータであり、処理要
求された文書等のフォーマットを他のフォーマットに変
換する機能を有している。ジョブ処理部20−2は、イ
メージプロセッサであり、拡大、縮小、回転などの画像
処理機能や、ノイズ除去等の機能を有している。ジョブ
処理部20−3では、ファイルの送受信を行うことがで
き、リトリーブ処理を行うことができる。また、ジョブ
処理部20−nは、ノティファイアであり、ノティファ
イ処理を行う。一方、ジョブ出力部30−1〜30−n
は、複数の記憶装置等に対応して設けられ、出力処理を
行う。例えば、ジョブ出力部30−1は、プリンタであ
り、ジョブ出力部30−nは、リダイレクタであり、図
示しないリモートにあるジョブ実行装置3内の出力装置
にネットワークN1を介して出力処理するものである。
その他、ジョブ出力部はプリンタではなく複写機であっ
てもよい。ここで、図示しないジョブ実行装置は、ジョ
ブ実行部6と同様に、ジョブ処理部20−1〜20−
n、あるいはジョブ実行部30−1〜30−nと同等の
機能を有するものである。
【0027】ところで、ジョブ受付部10−1〜10−
nは、プロトコル制御部2c、ジョブ管理部2b、ジョ
ブ制御部入出力部2d、および機能管理テーブル2aを
有している。
【0028】プロトコル制御部2cは、指示装置1が用
いる所定のネットワークプロトコルに対して処理するこ
とができる。
【0029】ここで、機能管理テーブル2aについて説
明する。
【0030】図3は、機能管理テーブル2aに記憶され
る内容を示す図である。なお、機能管理テーブル2aに
は、ジョブ処理実行装置2が管理する全ての出力装置毎
に作成されているものであり、図2はその1つの出力装
置に関するテーブル内容を示している。この1つの出力
装置は、プリンタ30−1であり、そのプリンタ名は
「PRINTER-B」である。
【0031】図2において、テーブルT1には、プリン
タ30−1の機能と、この機能のパラメータID(パラ
メータ識別子)、この機能の使用可能について記憶され
ている。使用可能の欄では、システムとして使用しない
機能に対しては「NULL」が設定され、使用する機能に対
しては、その機能の詳細なテーブルT2,T3のアドレ
スが指定されている。
【0032】テーブルT2は、「出力面数」の機能に関
する詳細なテーブルであり、機能「出力面数」の詳細な
機能に関する情報が記録されている。すなわち、「両
面」と「片面」に関する情報が記憶されている。そし
て、この詳細な機能の中で指定可能な機能に対しては、
ユーザにとって、この詳細機能を識別し、かつ理解しや
すいかたちの文字列が使用識別子として記憶されてい
る。例えば、「両面」出力である場合は、使用識別子
「DUP」として記憶されている。そして、この文字列
は、そのまま組み合わせられてユーザに通知される文字
列である。一方、指定する必要のない機能、すなわちデ
フォルトの機能に対しては、使用識別子「DEFAULT」と
して記憶され、このデフォルトの機能は、ユーザに通知
する組合せには、用いられない。
【0033】なお、パラメータとは、ジョブ制御部5が
プリンタに対する処理制御を行う際に用いる制御パラメ
ータであり、テーブル1のパラメータIDおよびテーブ
ルT2,T3のパラメタ値の組合せによりジョブ制御部
5に指示される。
【0034】また、テーブルT3もテーブルT2と同様
に、機能「複数面出力」に対する詳細な機能を示してお
り、「複数面出力」の詳細な機能である「1−up」、
「2−up」および「4−up」機能に関する情報が記
憶されている。この場合も、「1−up」機能は、デフ
ォルトとして、ユーザに通知する組合せには、用いられ
ない。
【0035】なお、「複数面出力」機能とは、例えば
「2−up」機能の場合、2枚の「A4縦」の原稿を縮
小した「A5縦」2枚の原稿を左右に並べた「A4横」
として出力するものである。
【0036】次に、プリント指示処理のシーケンス図に
基づき、ジョブ管理部2bの動作を中心としてプリント
指示について説明する。
【0037】図4は、実施例におけるプリンタ名の問合
せのシーケンスを示す図である。
【0038】まず、指示装置1の表示部1a内のプリン
ト指示ウィンドウにおいて、ユーザがマウスあるいはキ
ーボード等の指示手段によりプリンタ名の問合せ指示を
行うと、指示装置1は、ネットワークN1を介してネッ
トワークN1に接続されたジョブ処理実行装置2および
ジョブ処理実行装置3に対してプリンタ名の問合せ指示
を送出する(100,101)。
【0039】これに対し、ジョブ処理実行装置2,3
は、それぞれ機能プリンタ名を指示装置1に通知する
(102−1〜102−6,103)。
【0040】例えば、ジョブ処理実行装置2において
は、プロトコル制御部2cを介してジョブ管理部2bに
プリンタ名の問合せ指示が入力されると、ジョブ管理部
2bは、機能管理テーブル2aを参照し、ジョブ処理実
行装置内にあるプリンタ例えばプリンタ名「PRINTER-
B」のジョブ出力部30−1に関するテーブル、すなわ
ち図3に示したテーブルT1〜T3を参照して、機能の
組合せとした機能プリンタ名を使用識別子である文字列
を用いて作成する。この際、テーブルT1の使用可能の
欄が「NULL」の機能、および使用可能の欄が「NULL」で
なくても、その詳細な機能のテーブルT2,T3の使用
識別子が「DEFAULT」であるものは、組合せを行わな
い。そして、全てがデフォルトを指定する場合のため
に、このデフォルトの機能指定として文字列「PRINTE
R」を作成する。そして、この組み合わせられた機能プ
リンタ名を順次、プロトコル制御部2c、ネットワーク
N1を介して指示装置1に送出する(101−1〜10
1−6)。もちろん、ジョブ処理実行装置2内の全ての
プリンタに対する機能プリンタ名も通知されるが説明の
都合上省略する。
【0041】そして、ジョブ処理実行装置3において
も、同様な処理が行われ、機能プリンタ名が指示装置1
に通知されるが、ここでは、テーブルT1に相当するテ
ーブル内の「使用可能」欄がすべて「NULL」に設定され
ているため、デフォルトのプリンタ名「PRINTER-A」が
機能プリンタ名として通知されている(103)。な
お、ジョブ処理実行装置2と同様にジョブ処理実行装置
3内の全てのプリンタ名に対する機能プリンタ名も通知
されるが説明の都合上省略する。
【0042】また、指示装置1に機能プリンタ名を通知
する際、ネットワークアドレスも当然付加される。
【0043】そして、この指示装置1に送出された機能
プリンタ名の文字列は、図5に示すように、指示装置1
の表示部1a内のプリント指示ウィンドウ上に表示出力
される。このウィンドウには、ジョブ処理実行装置2内
のプリンタ名「PRINTER-B」のプリンタに対する6つの
機能プリンタ名(E1)が表示出力されているとともに
ジョブ処理実行装置3内のプリンタ名「PRINTER-A」の
プリンタに対する機能プリンタ名(E2)も表示されて
いる。ここで、例えば機能プリンタ名「PRINTER-DUP-2U
P」とは、機能「出力面数」が「両面」で、機能「複数
面出力」が「2−up」の機能を有したプリンタである
ことを示している。
【0044】これにより、使用可能なプリンタ名の問合
せ指示が完了する。
【0045】次に、この機能プリンタ名の中から所望の
機能を有する機能プリンタ名を選択してプリント指示す
る処理について説明する。
【0046】ここで、機能プリンタ名は、ユーザが理解
しやすい機能の文字列の組合せで表示されているため、
所望の機能を有する機能プリンタ名の選択が容易とな
る。
【0047】さて、図6は、機能プリンタ名の選択指示
によるプリント指示のシーケンスを示す図である。
【0048】まず、ユーザが、図6に示すプリント指示
ウィンドウ上に表示出力された7つの機能プリンタ名の
中から、例えば機能プリンタ名「PRINTER-DUP-2UP」を
選択指示すると、この機能プリンタ名「PRINTER-DUP-2U
P」は、プリントすべき本体であるドキュメントデータ
等と共に、ジョブ処理実行装置2のネットワークアドレ
スをもとに、ネットワークN1を介して、ジョブ処理実
行装置2内のプロトコル制御部2cに入力され、さらに
ジョブ管理部2bに入力される(200)。すなわち、
指示装置1から送出される情報は、プリント命令と機能
プリンタ名とドキュメントデータが含まれる(D1)。
【0049】これに対し、ジョブ受付部10−1のジョ
ブ管理部2bは、入力された機能プリンタ名を機能毎の
文字列に分解し、該文字列に対応するパラメータIDと
パラメータ値を機能管理テーブル2aから取り出して、
ジョブ制御部5に共通の制御データとしてプリント指示
を行う(201)。このジョブ制御部5に対するプリン
ト指示は、実際には図4のD2に示すように、ジョブ制
御部5が解釈できるようなプリント命令、プリント機能
の指定、ドキュメントデータ等からなる。
【0050】ジョブ制御部5は、このプリント指示を受
け取ると、このプリント指示をもとに、ジョブ実行部6
のジョブ出力部30−1であるプリンタ名「PRINTER-
B」のプリンタに対し、ドキュメントデータを「両面」
で、かつ「2−up」で出力するように指示し、ジョブ
出力部30−1は、指示された通りに出力する。
【0051】このプリント処理が終了すると、ジョブ出
力部30−1は、ジョブ制御部5を介し、ジョブ受付部
10−1にプリント処理の終了通知を行う(202)。
【0052】さらに、この終了通知を受け取ったジョブ
受付部10−1のジョブ管理部2bは、プロトコル制御
部2c、ネットワークN1を介してプリント処理の完了
通知を指示装置1に送出する(203)。
【0053】これにより、一連のプリント指示の処理が
完了する。
【0054】なお、指示装置1が直接ジョブ処理実行装
置2,3にプリンタ名を問い合わせるのではなく、ネー
ムサーバを設けてプリンタ名を集中管理し、指示装置1
がネームサーバに問い合わせるようにしてもよい。
【0055】すなわち、図7は、ネームサーバを設けた
場合のネットワークシステムの概略構成を示す図であ
る。なお、図1と同様な構成部分については、説明の便
宜上同一符号を使用している。
【0056】図7においては、ネットワークN1にネー
ムサーバ11が追加接続された構成となっている。この
ネームサーバ11がネットワークN1に接続されるジョ
ブ処理実行装置2,3のプリンタ名を集中管理する。
【0057】図8は、指示装置1、ネームサーバ11、
およびジョブ処理実行装置の間のプリンタ名問合せ処理
のシーケンスを示す図である。
【0058】図8(a)は、プリンタ名のネームサーバ
への登録シーケンスを示すものであり、ジョブ処理実行
装置2あるいは該装置内のプリンタ等のジョブ出力部の
登録起動時に、ネームサーバ11は、ジョブ処理実行装
置2に使用可能なプリンタ名の問合せを行う(30
0)。これに対し、ジョブ処理実行装置2のジョブ管理
部2bは、機能管理テーブル2aを参照して現在使用可
能な機能プリンタ名をネームサーバ11に通知する(3
01−1〜301−6)。なお、ネームサーバ11から
の問合せを点線で示しているのは、ジョブ処理実行装置
2側の登録起動時に自動的に現在使用可能な機能プリン
タ名を通知するようにしてもよいからである。また、ジ
ョブ処理実行装置3とネームサーバ11との間も同様な
プリンタ名の通知処理が行われる。これにより、ネーム
サーバ11は、ネットワークに接続された現在使用可能
な全てのプリンタ名を機能プリンタ名として管理するこ
とになる。
【0059】図8(b)は、指示装置1とネームサーバ
との間のプリンタ名の問合せ処理のシーケンスを示す図
であり、指示装置1は、プリント指示を行う場合、使用
可能なプリンタ名の問合せをネームサーバ11に対して
行う(302)。ここで、図8(a)で示したように、
ネームサーバ11は、ネットワークN1に接続されて現
在使用可能な全てのプリンタ名を管理しており、ネーム
サーバ11は、指示装置11の問合せに対し、現在使用
可能な全てのプリンタ名を機能プリンタ名として通知す
る(303−1〜303−7)。そして、指示装置1内
の表示部1aにこれらの機能プリンタ名が表示出力され
る。
【0060】その後、上述したように選択指示した機能
プリンタ名を選択し、この機能プリンタ名に対応するプ
リンタを有するジョブ処理実行装置にプリント指示を直
接行うことになる。
【0061】このように、ネームサーバがネットワーク
に接続されて現在使用可能なプリンタ名を管理し、この
ネームサーバに対し、指示装置がプリンタ名を問い合わ
せるようにしてもよい。
【0062】なお、使用可能なプリンタ名の問合せのタ
イミングは、指示装置が用いるプロトコル、あるいは指
示装置の実装等により異なる。例えば、アイコンを用い
る場合、文書アイコンを選択し、プリンタアイコンに重
ねたタイミングで、プリンタ名の問合せが行われる。
【0063】このようにして、上述した実施例によれ
ば、ユーザのプリンタ名の問合せ指示により全ての使用
可能なプリンタ名を機能を示す文字列の組合せとして表
現されており、しかも1回のプリンタ名の問合せによ
り、ネットワークに接続された全ての使用可能な機能プ
リンタ名が通知され、この機能プリンタ名を選択指示の
みで、プリンタの選択と該プリンタに対する機能指示を
1度で行うことができる。
【0064】また、各プリンタの機能が拡張された場合
においても、このジョブ処理実行装置の変更作業のみで
該拡張機能を使用することができる。
【0065】なお、上記実施例においては、プリンタに
対する拡張機能のみについて説明したが、その他の装
置、例えば複写機の拡張機能に対しても同様なシステム
を構築することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ネッ
トワークに接続されたクライアント装置から該ネットワ
ークに接続された1または複数の出力装置の中から所望
の機能を有する出力装置に対してプリント指示を行う
際、前記1または複数の出力装置のそれぞれは、該出力
装置の出力装置名と該出力装置の所定の機能に対する所
定の機能名とを管理する管理手段を有し、前記クライア
ント装置から出力可能な出力装置名を前記管理手段に問
い合わせ、前記管理手段のそれぞれが前記クライアント
装置からの問合せに対し、出力装置の機能の機能名を組
み合わせた複数の機能出力装置名を生成して前記クライ
アント装置に該複数の機能出力装置名を通知し、前記ク
ライアント装置が前記通知された複数の機能出力装置名
の中から所望の機能出力装置名を選択し、該選択した機
能出力装置名を含むプリント指示を該機能出力装置名に
対応する出力装置に行い、該出力装置が該機能出力装置
名に対応する機能を指定してプリント処理を行うように
している。
【0067】これにより、ユーザは理解しやすい機能名
の組合せからなる機能プリンタ名を指定するのみで所望
の機能の指定を含むプリント指示を一度に行うことがで
き、簡略化されたプリント指示が実現できるという利点
を有する。
【0068】しかも、1回の選択指示で多くの機能を選
択指示することができるという利点を有する。
【0069】また、出力装置に新規機能が追加された場
合でも、各クライアント装置側で機能に関する情報は保
持せず、複数の出力装置の管理手段で該情報を保持して
いるため、その変更作業に時間がかからず、簡易である
という利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるネットワークシステム
の概略構成を示す図。
【図2】ジョブ処理実行装置2の詳細構成を示す図。
【図3】機能管理テーブル2aに記憶される内容を示す
図。
【図4】プリンタ名の問合せのシーケンスを示す図。
【図5】プリンタ名の問合せ結果を表示した表示部の一
例を示す図。
【図6】機能プリンタ名の選択指示によるプリント指示
のシーケンスを示す図。
【図7】ネームサーバを設けた場合のネットワークシス
テムの概略構成を示す図。
【図8】指示装置1、ネームサーバ11、およびジョブ
処理実行装置の間のプリンタ名問合せ処理のシーケンス
を示す図。
【符号の説明】
1 指示装置 1a 表示部 2,3 ジョブ処理実行
装置 2a,3a 機能管理テーブル 2b,3b ジョブ管
理部 5,50 ジョブ制御部 30−1〜30−n,40−1〜40−n ジョブ出力
部 N1 ネットワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント装置が1または複数の出力
    装置の中から所望の機能を指定して所望の出力装置に対
    するプリント指示を行い、該プリント指示に従ってプリ
    ント処理を実行させるプリント指示システムにおいて、 前記1または複数の出力装置ごとに該出力装置の出力装
    置名と該出力装置の所定の機能に対する所定の機能名と
    を管理するテーブルと、 前記クライアント装置から出力可能な前記出力装置の問
    合せに対し、前記テーブルを参照して出力装置毎に該出
    力装置の機能の機能名を組み合わせた複数の機能出力装
    置名を生成して前記クライアント装置に通知し、該クラ
    イアント装置が選択指定した機能出力装置名をもとに該
    機能出力装置名を構成する機能名に対する機能の指示を
    含めて該選択指定された機能出力装置に対応する出力装
    置に対してプリント指示を行う管理手段とを具備したこ
    とを特徴とするプリント指示システム。
  2. 【請求項2】 ネットワークに接続されたクライアント
    装置から該ネットワークに接続された1または複数の出
    力装置の中から所望の機能を有する出力装置に対してプ
    リント指示を行うプリント指示方法において、 前記1または複数の出力装置のそれぞれは、該出力装置
    の出力装置名と該出力装置の所定の機能に対する所定の
    機能名とを管理する管理手段を有し、 前記クライアント装置から出力可能な出力装置名を前記
    管理手段に問い合わせるステップと、 前記管理手段のそれぞれが前記クライアント装置からの
    問合せに対し、出力装置の機能の機能名を組み合わせた
    複数の機能出力装置名を生成して前記クライアント装置
    に該複数の機能出力装置名を通知するステップと、 前記クライアント装置が前記通知された複数の機能出力
    装置名の中から所望の機能出力装置名を選択し、該選択
    した機能出力装置名を含むプリント指示を該機能出力装
    置名に対応する出力装置に行うステップとを具備したこ
    とを特徴とするプリント指示方法。
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